5月22日に岩手県一関市の親戚から送って来たタケノコを測ってほしいとの測定依頼がありました。
水煮したタケノコを包丁で細かくスライスした試料をお持ち頂いたので、早速、測定しました。
1098g のタケノコ30分間測定では
Cs-137 下限値以下 (測定下限値2.91Bq/Kg)ピークあり
Cs-134 下限値以下 (測定下限値2.73Bq/Kg)
同じ1098gのタケノコを3時間測定したところ
Cs-137 検出 2.91Bq/Kg(測定下限値1.25Bq/Kg) ピークあり
Cs-134 下限値以下 (測定下限値1.17Bq/Kg)
という結果でした。
半減期の違いからCs-134とCs-137の比率は現在では、1:5になっています。
Cs-134の値は下限値以下となり、得られまませんでした。
Cs-137の値にピークが見られたことから、セシウムが含まれる可能性が高いと判断しましたが、
確認するために、ゲルマニウム測定器で測ってみたいところです。
測定員 梅村浄