Help:テンプレート

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複数ふくすうのページにふくめたい共通きょうつうテキストがある場合ばあいは、MediaWiki のテンプレート機能きのう役立やくだちます。 拡張かくちょうファイルやメディアファイルとはことなり、テンプレートのための中央ちゅうおうリポジトリはありません。テンプレートは、あらたにむか既存きそん作業さぎょうかえしを節約せつやくしたり、のwikiたとえばウィキペディアからエクスポートしたり、そのあとターゲットのwikiにインポートしたりできます。

作成さくせい

テンプレートとは内容ないようのページに参照さんしょう (トランスクルード) できるよう設計せっけいされた標準ひょうじゅんウィキページです。命名めいめい規則きそくにより、テンプレートめい接頭せっとうTemplate:」ではじまり名前なまえ空間くうかん紐付ひもつきけされます。そののウィキページのように作成さくせいすることもできます。

テンプレートのもっと簡単かんたん使つかかた以下いかのようになります。れいとして「Template:Welcome」という名前なまえのページを作成さくせいする場合ばあい想定そうていしています。

こんにちは! ウィキへようこそ。

はじめてのテンプレートが作成さくせいできました! つぎにコードを挿入そうにゅうします。

{{Welcome}}

のページでは{{Welcome}}表示ひょうじするわりに「こんにちは!ウィキへようこそ」というぶん表示ひょうじされます。テンプレートの内容ないようのページに「み」、つまり表示ひょうじさきのページに統合とうごうされます。

任意にんいページの任意にんい位置いち歓迎かんげいぶん{{Welcome}}挿入そうにゅうすることもできます。100ページで使用しようされていると仮定かていします。テンプレートの内容ないようつぎのように変更へんこうした場合ばあい

こんにちは、みなさん! この素敵すてきなウィキへようこそ。

その、このテンプレートを使用しようした前出ぜんしゅつの100ページのどれかをひらいて確認かくにんすると、もとぶんではなくあたらしいぶん表示ひょうじします。かくページにテンプレートがまれているため、この方法ほうほうだと100ページぶん内容ないよう編集へんしゅうすることなく、一括いっかつ変更へんこうできます。

これが基本きほんてき仕組しくみです。みにはこのほか、テンプレートを拡充かくじゅうしたりのテンプレートをとても便利べんりにしたりする機能きのうがあります。

使用しようほう

テンプレートは、のページない以下いかのように使用しようします。

  • {{名前なまえ}}上記じょうき説明せつめいしたように、このテキスト (一般いっぱんてきには「テンプレートし」とばれます) は、ページめいが Template:名前なまえ となっているページの内容ないよう動的どうてき 置換ちかんされます (「参照さんしょうみ」(トランスクルージョン) とばれるプロセス)。これはテンプレートしをふくむページが まれる たびにおこなわれます (つまり、ウィキの読者どくしゃがそのページを閲覧えつらんするときに)。 Because the template call remains in the pages's source, any subsequent change to Template:Name will be seen on the page containing the template call. Also, the page will be listed among those that "link to" the template.
  • {{subst:名前なまえ}} — この種類しゅるいのテンプレートしが使用しようされると、それはテンプレートしをふくむページが 保存ほぞんされる 時点じてんでの Template:名前なまえ内容ないよう静的せいてきなコピー置換ちかんされます。 That is, a copy of the contents of Template:Name will be substituted for the template call. No link is maintained between the page and the template, so each can be edited further without affecting the other. In effect, there is little difference between substituting the content in this way and simply typing it into the page's source "manually".
  • {{safesubst:名前なまえ}} — これは、テンプレートがのテンプレートやパーサー関数かんすう場合ばあい再帰さいきてき置換ちかん許可きょかするために導入どうにゅうされました。 詳細しょうさい情報じょうほうHelp:Subst展開てんかい 参照さんしょうしてください。
  • {{msgnw:名前なまえ}} — これは、それをふくむページが表示ひょうじされるさいに、テンプレートの内容ないようなまのウィキ構文こうぶんとして表示ひょうじします (‎<nowiki> がするのとおな方法ほうほう)。

実際じっさいたんにページめいふく名前なまえ空間くうかん指定していすることで、通常つうじょうのwikiページをテンプレートとして使用しようすることもできます。たとえば

  • {{Template:ページめい}} は「Template:Pagename」という名前なまえのページを参照さんしょうみします ({{ページめい}}同等どうとう)。
  • {{Talk:ページめい}} は「Talk:ページめい」という名前なまえのページを参照さんしょうみします
  • {{:ページめい}} は「ページめい」という名前なまえのページ (標準ひょうじゅん名前なまえ空間くうかんない) を参照さんしょうみします
    • {{subst::ページめい}} は「ページめい」という名前なまえのページを参照さんしょうみします

指定していされた名前なまえ空間くうかん存在そんざいしない場合ばあい完全かんぜんページめいのテンプレートであると仮定かていされます。

  • {{Foo:Bar}} は Template:Foo:Bar を参照さんしょうみします

パラメータ

MediaWikiは、参照さんしょうみの機能きのう豊富ほうふにするために、テンプレートを参照さんしょうみするときにパラメータをわたします。パラメータによって、テンプレートからさまざまなことなるコンテンツを生成せいせいしたり、ことなる挙動きょどうをさせることができます。

つぎのような、ちょっとした感謝かんしゃ言葉ことば利用りようしゃトークページ挿入そうにゅうしたい場合ばあい


感謝かんしゃをこめて... あなたの尽力じんりょくに。 わたし より


この感謝かんしゃぶんには理由りゆう(この場合ばあいは「あなたの尽力じんりょくに」)と署名しょめい(「わたし」)があります。目的もくてきはすべてのユーザーが理由りゆうにかかわらずほかのユーザーに感謝かんしゃできるようにすることです。

ノートがどこで使用しようされても同様どうようえるようにするために、たとえば Template:Thankyou というテンプレートを定義ていぎすることができます。 利用りようしゃ利用りようしゃ感謝かんしゃするときには、ノートは同様どうようえるはずですが、その特定とくてい内容ないよう(すなわち、理由りゆう署名しょめい)はことなります。 そのため、パラメータとしてわた必要ひつようがあります。 のこりの要素ようそ無視むししてボックスをフォーマットして画像がぞう配置はいちすると、テンプレートのコアコンテンツはつぎのようになります。

'''感謝かんしゃをこめて...'''
{{{1}}}{{{2}}}より。

{{{1}}}{{{2}}}使用しようには注意ちゅういしてください。これはテンプレートを使用しようしたときにわたすパラメータをテンプレートない識別しきべつするための使用しようほうです。テンプレートないではかくパラメータが3たいのブラケット{{{ }}}かこまれている、ということに注意ちゅういしてください。これは通常つうじょうのテンプレートめい使用しようほうとはことなります。

ページからテンプレートをすときはかくパラメータを「パイプ」文字もじ(|)で区切くぎって記述きじゅつします。MediaWikiはパラメータを名前なまえなし、数値すうちき、名前なまえきという3とおりの方法ほうほうでテンプレートにわたすことができます。

名前なまえなしパラメータ

名前なまえなしパラメータをわたすには、パラメータを順番じゅんばんにリストしてください。

{{Thankyou|あなたの尽力じんりょくに|わたし}}

この場合ばあい{{Thankyou}}テンプレートが{{{1}}}=あなたの尽力じんりょく{{{2}}}=わたしというパラメータをって、つぎのようにかえします。


感謝かんしゃをこめて... あなたの尽力じんりょくに。 わたし より


名前なまえなしパラメータをわた順番じゅんばん動作どうさ影響えいきょうします。パラメータの順序じゅんじょぎゃくにしてみます。

{{Thankyou|わたし|あなたの尽力じんりょくに}}

以下いかのように出力しゅつりょくされます。


感謝かんしゃをこめて... わたし。 あなたの尽力じんりょくに より


順番じゅんばん ({{{1}}} など) によるパラメータの識別しきべつ機能きのう名前なまえなしパラメータだけ動作どうさします。 ページが名前なまえ識別しきべつした任意にんいのパラメータは、以下いかしめすように、じょすう使用しようしてテンプレートにアクセスできなくなります。
匿名とくめいのテンプレートのパラメーターの引数ひきすうなか等号とうごう (=) があらわれた場合ばあい、そのパラメーターはあやまって名前なまえきパラメーター (この文書ぶんしょ後述こうじゅつ) と解釈かいしゃくされ、等号とうごうまえぶんをパラメーターめい、そのぶん引数ひきすうとしてあつかってしまう可能かのうせいがあります。 これは外部がいぶリンクまたは属性ぞくせいつHTML要素ようそふくめる必要ひつようがある場合ばあい、よくある問題もんだいです (タスク T16235参照さんしょう)。 この問題もんだい回避かいひするには、名前なまえきのパラメータを使用しようするか、つぎふし説明せつめいするように数値すうちきのパラメータを使用しようします。

数値すうちパラメーター

数値すうちによるパラメータの場合ばあいはパラメータによって識別しきべつされます。

{{Thankyou|2=わたし|1=あなたの友情ゆうじょうに}}

今回こんかい、テンプレート{{Thankyou}}は、パラメータ{{{1}}}=your friendship{{{2}}}=Me逆順ぎゃくじゅんり、生成せいせいしている。

感謝かんしゃをこめて... your friendship。 Me より

これは、番号ばんごうきパラメータのいずれかに =記号きごうふくまれている場合ばあいにも便利べんりです。
れい
{{Thankyou|1=adding “=”|2=Me}}

出力しゅつりょく


感謝かんしゃをこめて... 「=」を追加ついかしていただいたことに。 わたし より

警告 警告けいこく: また、これにものパラメータに番号ばんごうける必要ひつようがあります。

名前なまえきパラメータ

パラメータをわただい3の方法ほうほうとして数字すうじわりに名前なまえ使用しようします。この場合ばあいはテンプレートの内容ないようをこのように変更へんこうしてください。

{{{reason}}}に'''感謝かんしゃをこめて...'''。
ありがとうございます。{{{signature}}}より

テンプレートないかくパラメータを識別しきべつするために、数字すうじわりに{{{reason}}}{{{signature}}}使用しようしています。名前なまえでパラメーターをわたすと、わたしたときにかくパラメータが識別しきべつされます。

{{Thankyou|signature=わたし|reason=ありのままのあなたに}}

この場合ばあい{{Thankyou}}テンプレートが{{{reason}}}=ありのままのあなたに{{{signature}}}=わたしというパラメータをって、つぎのようにかえします。


感謝かんしゃをこめて... ありのままのあなたに。 わたし より


名前なまえきパラメーターの名前なまえ大文字おおもじ小文字こもじ区別くべつされないため:

{{Thankyou|signature=わたし|Reason=ありのままのあなたに|reason=大文字おおもじ小文字こもじ区別くべつをしてくれて}}

出力しゅつりょく結果けっか:

感謝かんしゃをこめて... being case-sensitive。 Me より

テンプレートに名前なまえきパラメータを使つか利点りてんは、パラメータをわた順番じゅんばん柔軟じゅうなんになることにくわえ、多数たすうのパラメータをわせてもテンプレートのコード読解どっかいがとても容易よういになることです。

既定きてい

パラメータをるテンプレートなのに、そのパラメータの引数ひきすう指定していせずに参照さんしょうみするには、以下いかのようにします:

{{Thankyou}}

数値すうちパラメータのれいつぎのようになります。


感謝かんしゃをこめて... {{{1}}}。 {{{2}}} より


引数ひきすうわたさなかったため、テンプレートはパラメータのそれぞれのわりにパラメータ自身じしん提示ていじします。この場合ばあい、パラメータの既定きてい定義ていぎ、つまりわたさなかったさい使用しようされる定義ていぎすると有用ゆうようかもしれません。たとえばテンプレートの内容ないよう以下いかのように変更へんこうします:

'''感謝かんしゃをこめて...'''
{{{reason|すべてに}}}{{{signature|わたし}}}より。

{{{reason|すべてに}}} は、パラメータ {{{reason}}}引数ひきすう指定していしなかった場合ばあい定義ていぎしており、そのとして すべてに使用しようされます。同様どうよう{{{signature|わたし}}} では、パラメータ {{{signature}}}既定きていわたし になります。さて、任意にんい引数ひきすうわたさずにふたたびテンプレートを参照さんしょうみすると、以下いかのようになります:


感謝かんしゃをこめて... すべてに。 わたし より


The value of a parameter can be an empty string. For example, in {{foo|bar=}} or {{foo|bar=|baz=qux}}, the foo template considers the bar parameter to be "". This is different from omitting the parameter altogether, which leaves it undefined and triggers the default value mechanism described above.
If you need to treat an empty string the same way as a missing parameter, you can use a conditional operator through an extension like ParserFunctions. For instance, {{#if:{{{1|}}}|{{{1|}}}|undefined}} returns undefined if the parameter is either undefined or empty, while {{{1|undefined}}} does so only if the parameter is undefined.

おおくの場合ばあい、パラメーターの代替だいたいめい指定していするために、既定きてい使用しようされます。 たとえば {{{a|{{{b|}}} }}}場合ばあい、テンプレートはまず「a」という名前なまえのパラメーターをさがします。 それが設定せっていされていない場合ばあい、「b」という名前なまえのパラメーターを使用しようします。 「a」も「b」も設定せっていされていない場合ばあいなに出力しゅつりょくされません。

評価ひょうか

これは高度こうど話題わだいなので、必要ひつようではないかぎりはばしてかまいません。

一般いっぱんに、テンプレート パラメーターはトークンされたのち、そのままテンプレートに代入だいにゅうされます。 それらのパラメーターは、使用しようするまで評価ひょうかされません。

This has a few consequences. First of all, if you have a Template:Start containing {{mytemplate, and a Template:End containing |foo=bar}}, and put {{start}}{{end}} on a page, mytemplate isn't transcluded, because tokens like "|" cannot be added by a template and keep their special meaning in templates. You can still use templates to control the name of a parameter or template, but you cannot split a template call amongst multiple templates.

The second consequence of this is dead-code elimination. If you make a template call like {{foo|{{DISPLAYTITLE:Bar}} }}, and Template:Foo does not contain {{{1}}}, then the displaytitle is not used, since it is only evaluated when needed, and there is no parameter to substitute it into, so it is never evaluated. This usually comes into play when using Extension:ParserFunctions, and can be especially noticed when used in combination with the int: magic word that varies by user language.

Template calls starting with the magic word subst: or safesubst: are evaluated in a separate first pass that only happens at save time, along with ~~~~ and links using the pipe trick. If they cannot be evaluated during the first pass, subst: calls are ignored, and safesubst: are treated as if a normal template.

Many but not all parser functions, parser tags and trancluded special pages are not directly included like templates but instead are replaced by a "strip marker". This means you cannot manipulate the results with parser functions like padleft: or similar functions from extensions, as they see the strip marker instead of the result of the parser function.

テンプレートの再帰さいき

テンプレート自体じたいすテンプレートはMediaWikiに永久えいきゅうかえしを要求ようきゅうしたりしません。 MediaWiki は名前なまえ太字ふとじ (ボールドたい) のテンプレートを再帰さいき (recursion) しません。 たとえば、Template:Aaaaの内容ないようa {{Aaaa}} zであれば、"a a Template loop detected: Template:Aaaa z z "と表示ひょうじされます。

Forbidden idiom

This safeguard precludes a potentially useful template idiom where a template self-normalizes its own calling arguments. In this forbidden example template:d can either be called {{d|20200311}} or {{d|y=2020|m=3|d=11}}. If called in the first manner, it recurses into itself with the second argument structure (obtained using string parser functions), which then follows a unified processing path.

{{#if:{{{1|}}}|{{d|y={{#sub:{{{1}}}|0|4}}|m={{#sub:{{{1}}}|4|2}}|d={{#sub:{{{1}}}|6|2}}}}|<!-- processing path with arguments y,m,d regardless of original call pattern -->}}

If template:d is modified to recurse into template:d/2 and template:d/2 is an identical manual copy of template:d this idiom works fine as the self-recursion safeguard operates dynamically and not statically.

A feasible way for the MediaWiki software to loosen the self-recursion rule would be to require that each recursive call have a distinct argument count from all previous active calls, at most once recursing with the argument count non-decreasing. That would provide a strong guarantee against infinite self-recursion while enabling useful idioms such as the one described here in a flexible manner.

If the processing path is of low complexity, a simple solution using only one template is to handle each calling convention on a separate if/else branch, duplicating the logic of the processing path within each case. If the processing path is more complex, each call-structure case can delegate to an implementation template with a unified call structure which provides the final template behaviour.

Tables in parameters

Since the pipe character (|) and equality sign (=) have different meanings in template calls and wikitables, in order to use table markup in the value of a template parameter one generally needs to "escape" those characters (i.e., protect them from interpretation as template markup) using special sequences:

  • the built-in magic word {{!}} provides an "escaped" version of | since MediaWiki 1.24
  • the built-in magic word {{=}} provides an "escaped" version of = since MediaWiki 1.39

Before the introduction of these magic words, many wikis used templates to accomplish the same things. On such a wiki, the magic words take precendence over the same-named templates.

Example table

A B C
A1 B1 C1
A2 B2 C1

Table code:

{| class=wikitable
!A!!B!!C
|-
|A1||B1||C1
|-
|A2||B2||C1
|}

Escaped table code:

{{{!}} class{{=}}wikitable
!A!!B!!C
{{!}}-
{{!}}A1{{!}}{{!}}B1{{!}}{{!}}C1
{{!}}-
{{!}}A2{{!}}{{!}}B2{{!}}{{!}}C2
{{!}}}

Note that the first left-brace ({) is interpreted as a literal left-brace character because it is immediately followed by the {{!}} magic word. Similarly, the last right-brace (}) is interpreted as a literal right-brace character because it is immediately preceeded by the same magic word. However, in some cases these brace characters do cause problems, so some wikis provide templates for escaping these characters, as well:

  • the template call {{(}} might provide an "escaped" version of {
  • the template call {{)}} might provide an "escaped" version of }

Some wikis go even further and provide other convenience templates like {{(!}}, {{!)}}, {{!!}}. On such a wiki, the code can be simplified a bit to this form:

{{(!}} class{{=}}wikitable
!A!!B!!C
{{!}}-
{{!}}A1{{!!}}B1{{!!}}C1
{{!}}-
{{!}}A2{{!!}}B2{{!!}}C2
{{!)}}

テンプレートの参照さんしょうみの制御せいぎょ

既定きていでは、テンプレートの内容ないよう直接ちょくせつ表示ひょうじしたときもべつのページからしたときも完全かんぜん表示ひょうじされます。ただし‎<noinclude>‎<includeonly>‎<onlyinclude>のタグを使用しようすることでテンプレートのどの部分ぶぶん表示ひょうじむか管理かんりできます。

‎<noinclude>‎</noinclude>あいだにあるものはすべてページが直接ちょくせつ閲覧えつらんされるときのみ表示ひょうじされ、みされる場合ばあい表示ひょうじされません。これは、すべてのページで展開てんかいされることをのぞまないテンプレートにぶんやコードをふくませたい場合ばあい有用ゆうようです。実行じっこうできるおう用例ようれいつぎとおりです:

  • テンプレート自体じたいをカテゴリするさい使用しようするカテゴリ
  • 言語げんごばん類似るいじしたテンプレートへの言語げんごあいだリンク
  • テンプレートの使用しようほう説明せつめいぶん

ぎゃく‎<includeonly>です。‎<includeonly>‎</includeonly>あいだのテキストは、テンプレートのページを直接ちょくせつひらいて閲覧えつらんしても処理しょりされず、ページがインクルードされたときのみ処理しょりされ表示ひょうじされます。明確めいかくおう用例ようれい下記かきふくみます。

  • テンプレートをふくむページのカテゴリちゅう:この方法ほうほうひとつのテンプレートがてる複数ふくすうのカテゴリを変更へんこうした場合ばあいでも、参照さんしょうページのカテゴリはすぐには更新こうしんされないことにご注意ちゅういください。ジョブ キュー によって処理しょりされるからです。特定とくていのページのカテゴリを強制きょうせいてき更新こうしんするには、ページを編集へんしゅうモードでひらき、なに修正しゅうせいしないまま保存ほぞんなおします。
  • テンプレートのページ自体じたい閲覧えつらんしても、コードが処理しょりされないようにします。パラメータをあたえないとコードが処理しょりされない仕組しくみのため、パラメータをあたえられないままテンプレートが作動さどうするとのぞましくない結果けっかをもたらします。

‎<noinclude>タグと‎<includeonly>タグの外側そとがわ部分ぶぶんは(テンプレートページで直接ちょくせつ閲覧えつらんしていても、テンプレートがページでされていても)通常つうじょうページ同様どうよう表示ひょうじされます。 重視じゅうしすべきは、2つのタグがどんな内容ないようはさんでいるかというてんです。

‎<onlyinclude>タグの外側そとがわ部分ぶぶん内容ないようはいっていません。 includeonlyのタグがいたふしでも、参照さんしょうみのときに処理しょり対象たいしょうからはずされるため、あらためてonlyincludeのタグをつける必要ひつようがあります。 要点ようてんは、このタグではさんでいない、外側そとがわ部分ぶぶんがどんな内容ないようかというてんです。

これらのタグはにすることもできます。

以上いじょう、3しゅ部分ぶぶんみタグは処理しょり、レンダリングされる内容ないようのあらゆるえを可能かのうにします。 コメントも役割やくわりあたえられています。

テンプレートの整理せいり

テンプレートが有効ゆうこう使つかわれるには、ユーザーにとってテンプレートがつけやすく、利用りようほう理解りかいできる必要ひつようがあります。

以下いか方法ほうほうつけられます:

  1. 特別とくべつページ > ぜんページをクリックし、
  2. 名前なまえ空間くうかん: 一覧いちらんTemplate選択せんたくして表示ひょうじをクリック。

使用しようほう情報じょうほうしめすには、テンプレートページにこのようなれいふくめてください。

<noinclude>
== 使つかかた ==
利用りようしゃ歓迎かんげいする記述きじゅつ:
{{Thankyou|reason=あなたの理由りゆう|signature=あなたの署名しょめい}}
</noinclude>

その、ほかの編集へんしゅうしゃはこのれいをコピー&ペーストして、テンプレートを使つかえるようにします。

While editing a page, a list of all templates used is available under the editing form, in a collapsible section titled "このページで使用しようされているテンプレート:" (also named "このプレビューで使用しようされているテンプレート:", or "このせつ使用しようされているテンプレート:" depending on the context). This list provides a convenient link to the template's page, as well as information about its protection status. Redirected templates are shown in italics, with the redirect target added as a separate list item.

テンプレートへのリンク

テンプレートページはほかのウィキページ同様どうよう、リンクすることができます。いちれいとしてTemplate:Navbarというリンクを作成さくせいするには、ウィキコードの [[Template:Navbar]]使つかいます。

おおくのウィキでTemplate:Tl使つかうと、「なみカッコ」きのウィキコード(参照さんしょう形式けいしき)を明示めいじするフォーマットにまとめたテンプレートを、実際じっさいまずにリンクをることができます。たとえば {{tl|Navbar}} というコードを使つかうと、{{Navbar }} というリンクが生成せいせいできます。

この構造こうぞうはテンプレートの説明せつめい文書ぶんしょ、ヘルプページまたはトークページでテンプレートについてべるとき、よく使用しようされます。 おな効果こうかるのに、{{[[Template:Navbar|Navbar]]}}使用しようできますが、{{Tl }} のほうが入力にゅうりょくする文字数もじすうすくなくてすみます。 Tl テンプレートが用意よういされている場合ばあい、どんなウィキでもぶんを「code」の要素ようそまたはとうはばフォントでレンダリングするとはかぎりません。 (このウィキのように) うまく作動さどうしない場合ばあいは、名称めいしょうのテンプレートが有効ゆうこうかもしれません。 たとえば、このウィキの Template:Tl の "See also" ぶし参照さんしょうしてください。

べつのウィキへのコピー

テンプレートはCSSかそのテンプレートをようするため、利用りようしゃはウィキからウィキへのテンプレート複製ふくせいにトラブルをかかえることになります。以下いか手順てじゅんはほとんどのテンプレートで有効ゆうこうとされています。

MediaWiki のコード

あたらしいウィキでインポート権限けんげんとくにimportupload)がある場合ばあい:

  1. もとのウィキのSpecial:Export移動いどうし、必要ひつようなすべてのテンプレートの完全かんぜん履歴りれきふくむ.xmlファイルをつぎのようにダウンロードします。
    • おおきなテキストボックスにテンプレートの名前なまえ入力にゅうりょくします(れい:「Template:Welcome」)。大文字おおもじ特殊とくしゅ文字もじとく注意ちゅういしてください。テンプレートめい正確せいかくでない場合ばあい、エクスポートはつづおこなわれますが、.xmlファイルには予期よきされたデータがふくまれません。
    • 「テンプレートをふくめる」を選択せんたくする。
    • 項目こうもく完全かんぜん履歴りれきふくめず、最新さいしんばんのみをふくめる」を選択せんたくする。
    • し」をクリック。
  2. あたらしいウィキの Special:Import移動いどうして、.xml ファイルをアップロードします。

あたらしいウィキの権限けんげんってない場合ばあい:

  1. もととなるウィキから複製ふくせいしたいテンプレートに移動いどうします。編集へんしゅう画面がめん移動いどうし、ウィキテキスト全体ぜんたいをコピーします。
  2. あらたなウィキにて、コピーしたテンプレートとおな名称めいしょうのページへ移動いどうします。作成さくせい編集へんしゅうしてコピーしたソースをけします。かくテンプレートの編集へんしゅう要約ようやくらんでは、帰属きぞくよう複製ふくせいもとのページへリンクさせてください。
  3. 編集へんしゅう画面がめんでの複製ふくせいもとウィキにもどり、編集へんしゅうらんしたにある「このページで使つかわれているテンプレート」の一覧いちらんをご確認かくにんください。そこに列挙れっきょされたテンプレート1けんごとに、上記じょうき処理しょりかえします。また、一覧いちらんのテンプレートからされるテンプレートにも、それぞれおな処理しょり必要ひつようです。

上記じょうき必要ひつようなコードすべての複写ふくしゃができ、テンプレートの種類しゅるいによってはこれで十分じゅうぶんです。 Note that only page elements parsed in rendering the page get exported, consequently documentation subpages are not exported as part of this process. うまく動作どうさしない場合ばあいは、編集へんしゅうボックスのしたにある「Pages transcluded onto the current version of this page:」のしたあかいリンクが表示ひょうじされていないか確認かくにんしてください。いずれかの場合ばあいには、上記じょうき手順てじゅんかえしモジュールないのコードをコピーします。

のウィキからテンプレートおよびそれにリンクするテンプレートぐんのインポートに成功せいこうしたら、ご利用りようのウィキに適合てきごうするように、カスタマイズする部分ぶぶん編集へんしゅうします。たとえばロゴの変更へんこう廃止はいししたカテゴリあるいは赤字あかじリンクの削除さくじょなどが必要ひつようかもしれません。

拡張かくちょう機能きのう

テンプレートで多用たようされる拡張かくちょう機能きのうには ParserFunctions があります。 Extension:ParserFunctions のページをひらき、一覧いちらんにある機能きのうのうち、さきほど複写ふくしゃしたテンプレートない使用しようしているものがないかたしかめましょう。 もしつかったら ParserFunctions 拡張かくちょう機能きのうをインストールする必要ひつようがあります。 インストールの処理しょりは、MediaWiki インストレーションのサーバーでシステム管理かんりしゃ権限けんげん必要ひつようです。

テンプレート、とくにウィキペディアのテンプレートで使用しようされる可能かのうせいのあるもうひとつの依存いぞん関係かんけいは、Luaです。テンプレートコードに {{#invoke: }}ふくまれていれば、その兆候ちょうこうであるといえるでしょう。 このコードをつけたら Scribunto 拡張かくちょう機能きのうをインストールするのですが、これには管理かんりしゃ権限けんげん必要ひつようです。 インストールと使つかかたは、拡張かくちょう機能きのうのリンクをひらいてページを参照さんしょうしてください (訳注やくちゅう: Lua参照さんしょう)。

CSS および JavaScript のコード

MediaWikiコードのほかにも、テンプレートのおおくでCSSを使つかい、JavaScriptに依拠いきょして完全かんぜん機能きのうするものもあります。もし複写ふくしゃしたテンプレートが予想よそうどおりに機能きのうしない場合ばあいには、原因げんいんはそこにあるのかもしれません。必要ひつようなCSSやJavaScriptをご利用りようのウィキに複写ふくしゃするには、通常つうじょう管理かんりしゃ権限けんげんもとめられます。「MediaWiki:」名前なまえ空間くうかんのシステムメッセージを編集へんしゅうする必要ひつようがあるからです。

  1. テンプレートのぶんないにCSSクラスが使つかわれているかどうか確認かくにんれい: class="foobar")。もとのウィキの「MediaWiki:Common.css」ないしは「MediaWiki:Monobook.css」のなかにCSSクラスがある場合ばあいは、これらを複写ふくしゃさきのウィキの「MediaWiki:Common.css」に複写ふくしゃ、テンプレートが予想よそうどおりに作動さどうするかどうか確認かくにんをおねがいします。
  2. それでも複写ふくしゃしたテンプレートが予想よそうどおりに作動さどうしない場合ばあいには、もとのウィキの「MediaWiki:Common.js」もしくは「MediaWiki:Monobook.js」にコードがないかどうかたしかめます。コードがつかったら、それらをテンプレートの複写ふくしゃさきのウィキの「MediaWiki:Common.js」に複写ふくしゃすることもできます。通常つうじょう信頼しんらいできる情報じょうほうげんからのみコードを複写ふくしゃすることが良識りょうしきてきで、まず関連かんれんのある部分ぶぶん特定とくていするためにコードをウェブで検索けんさくしてみましょう。コメントから、コードのかく部分ぶぶん機能きのう見極みきわめるヒントがつかるかもしれません。

関連かんれん項目こうもく

General template usage

  • w:Help:Template – a little more detail than here
  • m:Help:Template – テンプレートがどう機能きのうするか、よりくわしく具体ぐたいてきしめした説明せつめい文書ぶんしょ
  • m:Help:Advanced templates – さらに高度こうど技術ぎじゅつ動的どうてきテンプレートしや可変かへんパラメーターめいなど(訳注やくちゅう: テンプレートないにテンプレートやパラメータをひとし

Special constructs used in templates

Other relevant information

外部がいぶリンク