1951年ねんにNHK第だい一いち回かい「紅白こうはく歌合戦うたがっせん」（ラジオ）が始はじまり、美空みそらひばりや鶴田つるた浩二こうじなど映画えいがスターが活躍かつやく。53年ねんNHKテレビが放送ほうそう開始かいし。55年ねん、島倉しまくら千代子ちよこ、三橋みつはし美よし智也ともやがデビューし、石原いしはら裕次郎ゆうじろうが人気にんき者しゃに、フランク永井ながいの「有楽町ゆうらくちょうで逢あいましょう」が大だいヒット。

1956年ねん、SP盤ばんから17cm45回転かいてんシングルレコードへ移行いこうするこの時期じき、当時とうじ人気にんきのウエスタンバンド小坂こさか一也かずやとワゴン・マスターズが「ハートブレーク・ホテル」を発売はつばいし、小坂こさか一也かずやが和製わせいプレスリーとして、十じゅう代だいの女性じょせいを中心ちゅうしんに絶大ぜつだいな人気にんきを博はくした。その後ご、平尾ひらお昌晃まさあき、ミッキー・カーチス、山下やました敬二けいじ郎ろうが「ロカビリー三さん人にん男おとこ」と呼よばれ超ちょう人気にんき者しゃになり、ロカビリーブームが巻まき起おこった。彼かれらの出だすレコードはほとんどが、米べい英えいのヒット曲きょくの日本語にほんごカヴァーであった。