オーディオ用ようNAS「DELA N1」、USB DACとの接続せつぞく互換ごかん性せいを改善かいぜんするβべーた版ばんファーム

　メルコシンクレッツは28日にち、オーディオ向むけNAS「DELA N1シリーズ」のベータ版ばんファームウェア「3.22B」を公開こうかい。USB DACと接続せつぞくした際さいの互換ごかん性せいが向上こうじょうしており、問題もんだいがあったマランツの「SA-11S3」、TEAC「UD-501V2/UD-503」にも対応たいおう。「UD-501V2」と接続せつぞくしてのDSD 11.2MHz再生さいせいにも対応たいおうした。

「DELA N1シリーズ」のN1A(左ひだり)とN1Z(右みぎ)

　USB-DAC接続せつぞくでは、データの1/3を使つかい、DSD信号しんごうであることを示しめすDoPマーカーを加くわえて再生さいせいするDoP(DSD over PCM)方式ほうしきに加くわえ、マーカーレスで再生さいせいするモードを備そなえているが、そのマーカーレスDSD対応たいおう機種きしゅを追加ついか。

　Oppo Digitalの「Sonica DAC」、マランツ「SA-10」、ラックスマン「D-08u」、エソテリック「K-01X」などに新あらたに対応たいおうした。さらに、再生さいせい開始かいし前後ぜんこうのノイズを抑制よくせいしている。また、Sonica DAC ではDSD 11.2MHzのローカルプレイ(フロントパネルでの再生さいせい)も可能かのうになっている。

　iPhone向むけの「mConnect Player」など、従来じゅうらい互換ごかん性せい問題もんだいが生しょうじていたアプリとの互換ごかん性せいも向上こうじょう。外部がいぶNASとのDSDファイル再生さいせい互換ごかん性せいや、CDリッピング時じに、複数ふくすう候補こうほを表示ひょうじする際さいの内容ないようも一部いちぶ改善かいぜんされている。