USツアー2004

【米国べいこく便たより22】バイコンってこんな感かんじ！

　私わたしは、バイコンの前日ぜんじつからミネアポリスに行いきました。バイコン提供ていきょうのホテルのお部屋へや、京都きょうとの私わたしの家いえよりも広ひろいお部屋へやでした！！すっご〜い！（基調きちょう講演こうえんに呼よばれた身みなので、宿泊しゅくはく場所ばしょは主催しゅさい者しゃが用意よういしてくれたのです）ミネアポリスの空港くうこうについたのが夜よる遅おそかったので、バイコンの方ほうが車くるまで迎むかえに来きてくれました。

【米国べいこく便たより21】私わたしにとってのバイコン

　実じつはわたし、バイコンのことは日本にっぽんの友人ゆうじんであるルカさんに教おしえてもらいました。バイの仲間なかまで、1999年ねんに一緒いっしょに「ぽこあぽこ12号ごう　特集とくしゅう『バイセクシュアル』である/ない、ということ」をつくった人ひとです。このバイ特集とくしゅう号ごうにもルカさんのバイコン参加さんかレポートが載のっています。

【米国べいこく便たより20】バイコンでの分科ぶんか会かい一覧いちらん

バイコンでは、80以上いじょうの企画きかくや分科ぶんか会かいがありました。
その概要がいようをプログラムから紹介しょうかいします（abc順じゅん）。

【米国べいこく便たより19のオマケ】オススメ映画えいが

ひびのの独断どくだんによるクイアシネマのご紹介しょうかい！

【米国べいこく便たより19】Queer クイア ってなぁに？

　先日せんじつ、ある読者どくしゃの方ほうに【米国べいこく便たより】の感想かんそうをお聞ききしたところ、「Queer クイア の意味いみが分わからない」と言いわれました。また、最近さいきんわたしのまわりからも、「Queer クイア の意味いみが分わからない」という声こえを時々ときどき聞ききます。ちょっとショックを受うけました。私わたしはこれまでの【米国べいこく便たより】で当あたり前まえのように「クイア」と書かいてきたけれど、意味いみが伝つたわっていなかったかも、と少すこし反省はんせいです。ということで、簡単かんたんに言葉ことばの（恣意しい的てきな！）解説かいせつをします。

【米国べいこく便たより18】アジアにおける植民しょくみん地ち主義しゅぎ、もしくは15年ねん戦争せんそうと米国べいこく

　今回こんかいの米国べいこく滞在たいざいは、わたしにとって、米国べいこくと日本にっぽんとの関係かんけいを考かんがえ直なおす、とてもいい機会きかいになりました。

【米国べいこく便たより17】自民党じみんとうの改憲かいけん試案しあん

以下いかは、【米国べいこく便たより16】に（少すこしだけ）関連かんれんする余談よだんです。

【米国べいこく便たより16】suicide bomb（自爆じばく）と書かいたら逮捕たいほされた

　米国べいこくで、ある日本人にっぽんじん旅行りょこう者しゃが飛行機ひこうきの機内きないで英語えいごの勉強べんきょうのために「suicide bomb（自爆じばく）」とメモしたところ、それが乗客じょうきゃくと乗務じょうむ員いんに見みつかって騒さわぎになり、結局けっきょくその飛行機ひこうきはもと来きた空港くうこうに引ひき返かえし、その日本人にっぽんじんは逮捕たいほされた。こんなニュースを聞きいたのはわたしがポートランドを発たってミネアポリスに向むかう数日すうじつ前まえのことでした。
記事きじのリンク　(日本語にほんご)　(英語えいご）

【米国べいこく便たより15-2】バイコンの基調きちょう講演こうえん（日本語にほんご訳やく）

バイコンについてのことを詳くわしく書かこうと思おもったんだけど、私わたしの基調きちょう講演こうえんの内容ないようにも関係かんけいするところもあり、また何人なんにんかから基調きちょう講演こうえんの和訳わやくの要望ようぼうがあったので、和訳わやくしました。
せっかく訳やくしたんだし、読よんだらぜひ感想かんそうを聞きかせてくださいね。

【米国べいこく便たより15】バイコンの基調きちょう講演こうえんのtext

　ほとんど英語えいごですが、バイコンでの基調きちょう講演こうえんのtextをお送おくりします。
　はじめの挨拶あいさつの部分ぶぶん以外いがいは全すべて英語えいごです。
　英語えいごについては、エミさんにチェックを入いれて頂いただくなどご協力きょうりょくを頂いただきました。
　複数ふくすうの方ほうからのリクエストがあれば日本語にほんご訳やくをつくってもいいですが、ちょっと大変たいへんな作業さぎょうではあるので、できれば英語えいごで読よんでくださいね。
　この内容ないようになったいわくなどは、また別便べつびんで書かかせてもらいます。
　ひびの まこと

【米国べいこく便たより14】銃声じゅうせい

　ユージンのプライドの日ひ、企画きかくから戻もどって、Portlandのエミさんのおうちに戻もどってきてくつろいでいた時ときのことです。窓まどの外そとで「タタタタン」と乾かわいた音おとがしました。なんかき覚きおぼえがあるな、、、そう、これって銃声じゅうせいじゃない？パレスチナ以来いらい二に年ねんぶりの銃声じゅうせいでした。「あぁ、なつかしい」。

【米国べいこく便たより13】ビアンバー/ゲイバーとミックスジェンダーと人種じんしゅ

　米国べいこくのビアンバーには「男おとこの人ひと」も当然とうぜんのように入いれるし、ゲイバーにも「女おんなの人ひと」がお客きゃくさんとして普通ふつうにいます。という事実じじつを知しって、私わたしはとってもびっくり！

【米国べいこく便たより12】Eugeneのプライド

　エミさんのうちのすぐそばのカフェでお茶ちゃをしていたら、クイア系けいの新聞しんぶんを発見はっけん。で見みてみると、８月がつ１日にちにEugeneでプライドセレブレーションのイベントがあることを発見はっけん。実じつはこっちの企画きかくに全然ぜんぜん顔かおを出だしていなかったので、ちょっと行いってみることにしました。
●当日とうじつの写真しゃしん

【米国べいこく便たより11】ポートランドの「同性どうせい婚こん」

　ポートランドのあるオレゴン州しゅうマルトノマ郡ぐんでは、今年ことし2004年ねん3月がつ、法的ほうてき書類しょるい上じょうの同性どうせい同士どうしの結婚けっこんが公式こうしきに認みとめられました。でもその後ごこれが問題もんだいとなり、現在げんざいは裁判さいばんによって差さし止とめられています。そして、今年ことし11月がつには、法的ほうてき書類しょるい上じょうの同性どうせい同士どうしの結婚けっこんを禁止きんしするためのオレゴン州しゅう憲法けんぽうの改正かいせいの是非ぜひを問とう住民じゅうみん投票とうひょうが行おこなわれるという話はなしです。

【米国べいこく便たより10】「彼女かのじょ」「彼かれ」・人称にんしょう代名詞だいめいし

　日常にちじょうの会話かいわの中なかで第三者だいさんしゃを指さし示しめす言葉ことば、それが三人称さんにんしょうの人称にんしょう代名詞だいめいし。具体ぐたい的てきには「彼女かのじょ」「彼かれ」とかです。でもこれ、考かんがえてみるとすごいことで、「性別せいべつ」で人ひとを表あらわすのね。つまり、「私わたしたちの文化ぶんか」においては、「その人ひとの性別せいべつ」に対たいしてこそ一番いちばん関心かんしんが持もたれているってこと。

【米国べいこく便たより９】日系にっけい人じん　Homo a Go Go 2004
　　（7/23@Olympia）

　オリンピアでは、「Traditions」というフェアトレード系けい・エコ系けいのお店みせで、集あつまりをもって頂いただくことが出来できました。（写真しゃしんあります）
　エミさんの事前じぜんの予想よそうでは、ヒッピー系けいや社会しゃかい運動うんどう系けいの人ひとが来くるかも（例たとえばISMに参加さんかしてイスラエル軍ぐんに殺ころされたレイチェル・コリーさん【注ちゅう1】はオリンピア出身しゅっしんだったりする）、ということだったのですが、結局けっきょくはクイア系けいの人ひとがたくさん来きてくれました。やっぱり、はじめから議論ぎろんになりそうな、少すこし毛色けいろが違ちがう人ひとが集あつまるのって、どこでも難むずかしいのかも、と思おもいました。

【米国べいこく便たより８】インターセックス

　サンフランシスコでは、ISNA/北米ほくべいインターセックスソサイエティ・The Intersex Society of North America（注ちゅう1）のDavid Iris Cameronさん（注ちゅう2）のおうちをエミさんと一緒いっしょに訪問ほうもんしました。早口はやくちの英語えいごは分わからないことも多おおかったんだけど、私わたしにはインパクトのある訪問ほうもんでした。

【米国べいこく便たより７】カストロストリート

　サンフランシスコといえばゲイの街まち、ゲイの街まちと言いえばカストロストリート。お約束やくそくの観光かんこうに行いってきました。バス停ばすていを降おりるといきなりキスしている「ゲイ」カップル（ただし白人はくじん）が。あちこちにレインボーフラッグが掲かかげられ、ある銀行ぎんこうでは、カストロストリートの支店してんで何なん十じゅう年ねんもゲイの人ひとたちに奉仕ほうししてきたことを誇ほこりに思おもう、みたいな趣旨しゅしの掲示けいじが店内てんないに大おおきく掲かかげてあって、その手てのポジティブな雰囲気ふんいきやメッセージにあふれていました。

【米国べいこく便たより６】バスと鉄道てつどう

　米国べいこくの長距離ちょうきょりバスは「グレイハウンド」といって、充実じゅうじつしています。いろんな都市としを結むすんでいます。私わたしは、ロサンゼルスからサンフランシスコの間あいだなどで利用りようしました。
　でね、バス乗のり場ばで係員かかりいんに対たいして大おおきな声こえで何なにかを主張しゅちょうしている人ひとがいたの。なんで？チケットも持もっているし、何なにかごねると得とくすることでもあるの？と思おもってエミさんに聞きいたら、バス会社かいしゃは座席ざせき数すうよりもたくさんのチケットを売うっている、らしいです。ひどい話はなしですね！飛行機ひこうきのオーバーブッキングは聞きいたことがあったけど、長距離ちょうきょりバスのオーバーブッキングなんて聞きいたことない。

【米国べいこく便たより５】サパティスタ民族みんぞく解放かいほう軍ぐんの声明せいめい
　　（7/19@Oakland　その２）

Oaklandでは、サパティスタ民族みんぞく解放かいほう軍ぐんのマルコス副ふく司令しれい官かんの声明せいめいを題材だいざいにしてお話はなしをしました。
　サパティスタとは、メヒコ（英語えいご名めいでメキシコ）の先住民せんじゅうみんを主体しゅたいとする組織そしきです。1994年ねんにメヒコと米国べいこくとの間あいだで「自由じゆう貿易ぼうえき協定きょうてい」が発効はっこうするのに伴ともない、「自由じゆう貿易ぼうえき協定きょうていは先住民せんじゅうみんへの死刑しけい宣告せんこくだ」などと主張しゅちょうして武装ぶそう蜂起ほうきをしました。

【米国べいこく便たより４】トイレ、そしてインスタント・ドラァグショー
　　（7/19@Oakland　その１）

　San Franciscoのすぐそば、Oaklandでは、SMAAC Youth Centerというところで企画きかくをさせて頂いただきました。行いくまでどんなところか知しらなかったんですが、玄関げんかんを入はいるといきなり「ＬＧＢＴＱＩのホームレス」のことを扱あつかうバナーが掲かかげてあったりして、びっくり。そのセンターは、踊おどりの練習れんしゅうをするスペースやミーティングスペース、ビリヤードなど交流こうりゅうスペース、飲のみ物ものの販売はんばいなどがあって、地域ちいきのクイア・ユースがたまり場ば的てきに集あつまってきていました。非ひ営利えいりの民間みんかん団体だんたいだそうです。
（念ねんのために言いうと、Ｌ：lesbian　Ｇ：gay　Ｂ：bisexual　Ｔ：transgender　Ｑ：queer または/および questioning　Ｉ：intersex）

【米国べいこく便たより３】英語えいごでの初はじめてのプレゼンテーション
　　（7/17@LosAngeles）

　これがまた、なんとも、しどろもどろになってしまいました。この日ひは、会場かいじょうの手配てはいに行いき違ちがいがあったようのですが、結局けっきょく７〜８人にんの人ひとが参加さんかしてくれました。いきなりトランス系けい多おおし。「the Camp Trans」（http://www.camptrans.org/）の人ひとも来きてくれた。日本にっぽんでやっているように、要点ようてんを書かいたメモから、その場ばでアドリブで話はなそうとするのですが、日本語にほんごで思考しこうして、それから英語えいごにすると、翻訳ほんやく過程かていでもう一度いちど意味いみを作つくり直なおす作業さぎょうが自分じぶんの中なかで必要ひつようになり、「言いいたいことはあるのに、言葉ことばにならない状態じょうたい」にしばしば突入とつにゅう。それでも、みんな気長きながに待まってくれていて、なんとかお話はなしをすることが出来できました。

【米国べいこく便たより２】ダーリーンとドナ

　今回こんかいの米国べいこく行いきの目的もくてきは、バイコン（国際こくさいバイセクシャリティ会議かいぎ）への参加さんか、エミさんとの西海岸にしかいがん講演こうえんツアー、そしてそれに並ならんで、パレスチナで国際こくさい連帯れんたい運動うんどう（ISM）に参加さんかし一緒いっしょに裁判さいばんを闘たたかったダーリーンさんに会あうことでした。ダーリーンさんは、米国べいこく籍せきのユダヤ人じんで、イスラエル政府せいふによる強制きょうせい退去たいきょ命令めいれいに「ユダヤ人じんであるわたしが退去たいきょさせられるのは絶対ぜったい受うけ入いれられない」と極きわめて強つよく異議いぎを唱となえていた人ひとです。

・パレスチナでISMに参加さんかした記録きろく
・現地げんち写真しゃしん集しゅう
・ダーリーンさんとの再開さいかいの写真しゃしん

【米国べいこく便たより１】米国べいこくに無事ぶじ入国にゅうこく出来できるかな？

　実じつは、ちょっと不安ふあんでした。
　というのも、米国べいこくの入国にゅうこくビザ免除めんじょの基準きじゅんに、「有罪ゆうざいになったかどうかにかかわらず逮捕たいほされた経験けいけんがあるか」というのがあり、逮捕たいほ歴れきのある人ひとはビザ免除めんじょが適用てきようされない（ビザ申請しんせいが必要ひつよう）と米国べいこく大使館たいしかんのＨＰに書かいてあったからです。
　心配しんぱいならちゃんとビザ申請しんせいをしておけということなのですが、ちゃんとＨＰを読よんでいなかったのでした。

「米国べいこくツアーの写真しゃしん集しゅう」です！

-ダーリーンとドナ（San Jose）
-オークランド（S.M.A.A.C. Youth Center　7月がつ19日にち）
-オリンピア（Traditions　7月がつ23日にち）
-ポートランド（In Other Words Women's Books and Resources　7月がつ28日にち）
-ユージンのプライド（8月がつ1日にち）
-国際こくさいバイセクシュアリティ会議かいぎ（Minneapolis　8月がつ6日にち）

【米国べいこく便たより】について

2004年ねん7月がつに、米国べいこく西海岸にしかいがん各かく都市としで講演こうえんツアーをしました。
当初とうしょはパネル企画きかくを予定よていしていたのですが、私わたしの英語えいご力りょくの問題もんだいで、私わたしの講演こうえんという形かたちになりました。
今回こんかいのツアーは、米国べいこくポートランド在住ざいじゅうのエミ・コヤマさん（インターセックス・イニシアティヴ代表だいひょう・「フェミニズムへの不忠ふちゅう」の著者ちょしゃ）と一緒いっしょのツアーです。
また、さらに、8月がつ6日にちには、米国べいこくMinneapolisでの国際こくさいバイセクシャリティ会議かいぎに参加さんかし、基調きちょう講演こうえんを行おこないました。
このサイトは、今回こんかいの米国べいこくツアーにおける、私的してきなレポートです。
ツアー日程にっていの詳細しょうさいは「続つづきを読よむ→」をご覧らん下ください。
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ツアーのタイトル
Tumbling Down the Empires Within:
Quest for Justice in Queer Politics and in Our Lives
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