(Translated by https://www.hiragana.jp/)
☆homin小説 チャユノの部屋☆ | 2017年02月
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プラトニック 17

2017.02.28 (Tue)






おれのどうしようもない
感情かんじょうになんて
がつかないチャンミンさんは



「んー、
こうかな。…、」

とかいながら
まだスマホの角度かくどえたりしてる。






平常へいじょうしん



平常へいじょうしんたもたないとって



おれ必死ひっし自分じぶんにいいきかせた。








それにしても



セルカいちまいでこんなに
一生懸命いっしょうけんめいになっちゃってさ。





"可愛かわいい"


その言葉ことば
おれあたまなかをぐるぐると
エンドレスリピート。



こううのを
あいおしいって
おもうんだななんて

おもっていたら

不意ふい



ブー
ブー
ブー



おれのスマホのバイブおん
しずかな視聴覚しちょうかくしつひびいた。



電話でんわだ。
だれからだろ。」





画面がめんると
ドンへのやつからで


「ちょ、ごめん。
チャンミンさん、ってて。」


「あ、うん。」
チャンミンさんはいち
セルカを中断ちゅうだん




それで電話でんわると


「おい、ユノ。
いまどこにいるんだよ?」




「え?
あー…、…。視聴覚しちょうかくしつ
なになによう?」




なにようじゃないだろ?

きゅうにおまえらがいなくなったから
後輩こうはい女子じょしたち
ユノ先輩せんぱいはどこにった
ってさがまわってるぞ。

あと、ボアも
チャンミンさんのことさがしてる。」

「え?
なんで?」

「なんか、
ボアが個人こじんてき連絡れんらくりたいってさ。

あいつ、チャンミンさんの写真しゃしん
りたいってってたけど
それだけじゃないかも。

な、ユノ。
めんどくさいことにならないうちに
チャンミンさんには
もうかえってもらったほうがいいよ。
まえ目立めだちすぎ。

あー、ちょ、ごめっ…、
ボアにばれたっ。


とにかくっ
そううことだからっ


わかったな?ユノっ。
じゃ、るな。」


「あー…、うん。
わかった。」






ドンへとの電話でんわったのち


ボアのことをチャンミンさんには
わなかった。



だって



ボアがチャンミンさんに
があるなんてつたえて

恋人こいびとのいないチャンミンさんが
ボアに好意こういつかもしれないし。






その可能かのうせいはあるよな。


…、










たりまえだけど
チャンミンさんはおとこなんだから
おとこおれ好意こういたれるより
おんなのボアに好意こういたれたほう
うれしいにまってる。



今日きょうのボアは
メイクして
いつもよりおんなっぽかった。



それにくらべて


おれなんてトラだしっ。






…、




そんなモヤっとしたおれ


チャンミンさんが

「ドンへきみ
なにだって?」

いてくるから






べつに、なんでもないよ。
つぎおれ担当たんとう時間じかんまでに
もどっていって。」



「そっか。
でもまだ大丈夫だいじょうぶだよね?
ね、じゃ、
セルカろ?」


「うん。」


なんでもないふりをしたんだけど




モヤモヤしたおれ
気持きもちがすこへこんで


ボヤッとしていたら






「ユンホくん
どっちむかいてるの?
画面がめんてよ。」

いきなり


チャンミンさんが
おれかおのぞむように
こっちに身体しんたいけた。

すると


たがかたちになってしまった。


わっ…



かお

ちかっ…。





動揺どうようしたおれ
おもわずあとずさってしまった。




それで



あっ…、





その拍子ひょうし中途半端ちゅうとはんぱいだ
トラのぐるみがあしからまって
もつれてしまって


ドサッと


ゆかしりもちをついてしまった。


やめっ…、」



「ゆ、ユンホくんっ?
大丈夫だいじょうぶ?」



それをたチャンミンさんは
あわててしゃがみんで
おれたせようと
べてくれたんだけど

チャンミンさんが
こごんだもんだから
サマーニットのふかいVネックから

のぞ鎖骨さこつあらわになった。





っ…、


しかもかたからさら
ニットがずりちて
かたしになってしまって。




おれはそのしになった
かたからはなせない。






っ…、






LINEのテレビ電話でんわ上半身じょうはんしんはだか
湯上ゆあが姿すがたのチャンミンさんを
ことがあったし

おとこにしては華奢きゃしゃだって
わかってたけどっ




おとこなのに



おれってるおとこ友達ともだち
やっぱり全然ぜんぜんちがうっ…、。




「ユンホくん
どうしたの?
ほら、。」


「う、うん。」





それで
チャンミンさんのると

そのすこつめたくて。



トクンッ


あ、また

また


心臓しんぞうる。



「ユンホくん
ね、

ほら、って。」


「う、うん。」



それで


チャンミンさんはおれ
つかんでグイッと
おれげようとしたんだけど



ちからがないのか


ぎゃくおれがチャンミンさんを
かたちになってしまって




あっ…




あぶないっ




そうおもったと同時どうじ





チャンミンさんが




おれおおいかぶさるように





ってきて




おれ




チャンミンさんを




きとめた






つぎ瞬間しゅんかん







「っん…、。」













チャンミンさんのくちびる




おれくちびる







れてしまったんだ。

















-----------------------------------------------

☆チャユノです☆

みなさん♡こんばんは♡
前回ぜんかい更新こうしんにあと4かい
更新こうしん拍手はくしゅが20まんかいになりそうと
きましたが
すでに到達とうたつしました*\(^o^)/*
このところ拍手はくしゅっていたから
もっとかかるとおもっていたので
うれしかったです(*^^*)
本当ほんとういままでたくさんの拍手はくしゅ
ありがとうございました(≧∇≦)
感謝かんしゃしてます♡
大切たいせつおもにしますね☆彡


☆20まんかいのキリばんしてくださった
ちゃ◯◯ゃみさん♡☆
コメントしてくださって
スクショまでしてくださって
ありがとうございます٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
きなおはなしもけてうれしかったです♡
「I know」と「あいをもっと」は
わたしもおりのにんなんです(*´そうこう`*)
なのでずっときでいてくださいね(*´ωおめが`*)♡
いつかそのくので
っていてくださいね♡
本当ほんとうにありがとう(*^o^*)♡



拍手はくしゅコメントをくださった
くみちゃんさん♡
le◯nさん♡
Miy○さん♡
いつもたのしくてあったかいコメントを
ありがとう(*´そうこう`*)
笑顔えがおになってます(*´ωおめが`*)♡



(なかなか
一人ひとりいちにんにお返事へんじ
できなくてごめんなさい>_<
ゆっくりお返事へんじができるとき
コメらんはオープンにしますね☆彡)



視聴覚しちょうかくしつでのつづきは明後日みょうごにちになります。
ではまた木曜日もくようびに(*^^*)













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今日きょうんでくださって
ありがとうございます(*^_^*)



プラトニック 16

2017.02.26 (Sun)










「とりあえずここなら
だれないから。」



チャンミンさんのいて
れてたのは学園がくえんさいのイベントをしてる
教室きょうしつからすこはなれた視聴覚しちょうかくしつ




「うん。
でも勝手かってはいって大丈夫だいじょうぶ?」


チャンミンさんは
不安ふあんそうなかお

大丈夫だいじょうぶだよ。
普段ふだんだって勝手かってはいっても
おこられないから。

ね、チャンミンさん。
おれ制服せいふく着替きがえてくるから
ここでっててよ。」

「え?ここで?」

「うん。」

一人ひとりでこんなところになんて
いたくないよ。」

「けど一人ひとりあるいてたら
また女子じょしたち写真しゃしんられるよ?」


おれ心配しんぱいでそうったんだけど
チャンミンさんは

「…、。ちがうよ。
ユンホくん一緒いっしょにいたからでしょう?
ぼくいちにんだったら
写真しゃしんなんてられないよ。

それより
さっきボアちゃんがってた
写真しゃしん写真しゃしんってどこでれるの?」


はあ。まったく。

自分じぶんのビジュアルを
全然ぜんぜんわかってないんだな。


写真しゃしん?」


「うん。
ぼく、カメラが趣味しゅみだから
興味きょうみあるんだ。


…、それとユンホくん。」


「ん?なに?」

、そろそろ
はなして?」

「えっ?

ああ。

ご、ごめっ。

ごめんっ。

なんてつないでごめんっ。」

「ふふ。
モフモフしてて可愛かわいい。

…、べつにあやまらなくていいよ。
いやだったわけじゃないし…。」


「え?」



"いやだったわけじゃないし…"


それってどう意味いみ

いやふか意味いみはないのか。


きっとそう。



さっきからおれ
チャンミンさんの言葉ことば
がったりがったりといそがしい。




そんなおれ

「ね、ユンホくん
一緒いっしょにセルカろうよ?」

チャンミンさんは
またドキドキするようことう。



「セルカ?」



「うん。
さっき教室きょうしつられたのは
ちゃんとれてないとおもうから。」




そうってチャンミンさんは
くろ細身ほそみのパンツのポケットから
スマホをしておれす。

「ね、ユンホくんして。
あ、
そのじゃムリだね。ふふ。

とらユンホくん、ホントに可愛かわいい。」


なんだかたのしそうなチャンミンさんに
おれたのしくなってきて。


可愛かわいいってわれてもなー。
…、あ、ね、おれ
ぐるみでるのヤダから
うえだけいでいい?」

「えっ?
どうして?
とらくんりたいのに。」


「…だから、
トラはずかしんだって。」

おれはまず
あたまこうむったかぶりものはずしてから

上半身じょうはんしんぐるみのファスナーを
ろしてウエストのところで
ストップした。




それ以上いじょうげたら
ボクサーパンツだからな。





すると


チャンミンさんが

「…、ちょっと
ユンホくんっ、
いきなりがないでっ…、」


さっきのボアみたいに
かおあかくてしていて。


え?


なんで?




…、へんなの。
どうしたんだろ?



べつTてぃーシャツてるし
いいだろ?

ほら、写真しゃしんろう?」



「う、うん。」




それでチャンミンさんは
おれよこならんで
ばしてスマホをおれらにける。






画面がめんうつったおれとチャンミンさん。



はじめてのセルカ。







ドキドキする気持きもちを
バレないようにしないと。





「…、
ユンホくん
ちょっとしゃがんで。」

「うん。
こんなかんじ?」

「ん。
そんなかんじ。」

そういつつも
なかなかシャッターさない
チャンミンさん。



…、あれ?



もしかして


もしかしてだけど
可愛かわいうつろうとしてる?


してるんだ。

だってチャンミンさんは
画面がめんながら
おおきなひとみさらおおきくしたり。








そんなことしなくても
そのままで可愛かわいいのに。



おれぐるみ姿すがた
可愛かわいいなんてってるけど
どっちが可愛かわいいんだよ。


ホント

チャンミンさんって可愛かわいい。



可愛かわいぎて


画面がめんではなく
となりのチャンミンさんにかおけると



っ…、うわっ…、



あまりの至近しきん距離きょりうら
心臓しんぞうねる。








横顔よこがお綺麗きれいなんだ。




…、はだ綺麗きれい







ほおあかくしたままで。



…、





トンっと




れるかた
あつくて


ドクンッと

むねる。





きしめてみたい。





そのくちびるれてみたい。




ダメだ。



そんなことをしたらダメだ。




だけど




すべてにれてみたい。












おれ



どうしていいかわからない



この感情かんじょう




おさえるのに必死ひっしだった。





















------------------------------------------------

☆チャユノです☆

初恋はつこいユンホくん
ドキドキしてます(*´そうこう`*)


拍手はくしゅコメントをくださった
le◯nさん♡
k○i○oさん♡
いつも本当ほんとうにありがとね(*^_^*)
またまたたのしくみました♡



※☆それからみなさんへ☆※
もうすこしでうれしいこと
拍手はくしゅが20まんかいになりそうです*\(^o^)/*
ってもこのおはなしを再開さいかいしてから
拍手はくしゅ激減げきげんしてるので^_^;
あと4かい更新こうしんときになるとおもいます。

そのときにもしよかったらキリばん
されたほう拍手はくしゅコメントから
らせていただけたらうれしいです(*^_^*)
それときなおはなしもかせてもらえたらうれしいです(*^^*)
よろしくおねがいしますね☆彡
ってますね♡


明日あしたはおやすみです。
今日きょうんでくださって
ありがとうございました(*^^*)




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プラトニック 15

2017.02.25 (Sat)









ねたかおしたとおもった
チャンミンさんは



すぐにいつもの
フワフワマシュマロ笑顔えがおになって



「…、なんてね。
ふふ。
冗談じょうだんだから。
はなもとなんてびてなかったよ。


でもほら、ユンホくん写真しゃしんりたくて
ならんでた可哀想かわいそうだよ?
ってあげて。」

そんなことうから

「…いいよ。
大丈夫だいじょうぶ大丈夫だいじょうぶ
それよりおれへんことってごめん。」

そうこたえたんだけど



「…、

なんかごめんね。
はやちゃって。
どうしても、ユンホくんとら
たくて…。

でも
わるくさせちゃちゃったみたいだね。

…、
もうかえるから。

ストロベリーラテは
ユンホくんにあげる。」



チャンミンさんは

やっぱりねてるんだか
すこしほっぺをふくらませ気味ぎみ
せきとうとした

そのとき



「おまたせしました!
ストロベリーラテです。

あのっ、クッキーおまけなんで
べてくださいっ///////。」


ボアがおれとなりかおあかくしたまま
やってきて

「ね、ユノ。
いなの?
紹介しょうかいしてよ。」

そんなことをいいだして。


は?なにってんの?
紹介しょうかいなんてしないけどっ。
そうおもったんだけど

おれこたえるまえにボアは


「あのっ…
ユノの友達ともだちですか?

ちょうキレイですね?

あ、あのっ、写真しゃしんらせてもらっても
いいですか?」


勝手かってにどんどんチャンミンさんに
はなしかける。



「え?
ぼく写真しゃしん?」


びっくりしてるチャンミンさんにも
かまわず



「はいっ。
あたし、写真しゃしんなんです。
キレイなものをるのが趣味しゅみで。

…ダメですか?」


ボアのヤツは暴走ぼうそうちゅう

「…、っ、
ちょっ、おまえなにってんだよ?
いきなり失礼しつれいだろっ?
チャンミンさんこまってるだろ?」


「ごめーん。ユノっ。
わかってる。
失礼しつれいなのわかってるよ。

わかってるけど、こんな綺麗きれい中性ちゅうせいてきひと
はじめてたからっ。」

「だからって…、

あ、チャンミンさん、
にしないで。
こいつちょっとへんやつで…」



おれはこれ以上いじょうへん方向ほうこう
いかないようにさえぎったんだけど


「ふふ。
面白おもしろだね?

…、写真しゃしんなんだ?」


チャンミンさんは
ボアにやさしくこたえて。





「はいっ。
あ、よかったら写真しゃしん写真しゃしん
学園がくえんさい展示てんじしてるので
ってくださいっ。

あ、あたし
ボアっています。
よろしくおねがいしますっ。」


「ふっ。
元気げんきだね。

んー…、写真しゃしん

…、
いいけど

でもぼくからもおねがい。」


「え?おねがいですか?」


「…、うん。

…、
ユンホくん一緒いっしょ
ってもらえないかな?


ね、ユンホくん
一緒いっしょろ?」



えっ?


チャンミンさんっ?

おれ一緒いっしょ写真しゃしんって
マジで?



なにこの展開てんかい



ねて
かえるってったくせに


おれをズキュンってさせること
うなんてズルイ。



マジでズルイよ。






またきな気持きもちが
加速かそくしちゃうじゃんっ。















だけど




その大変たいへんだった。


それをいていた
まわりにいた女子じょしたちさわぎだして


「ボアだけズルイっ。
あたしもりたい。」


「あたしにも
らせてください。」


二人ふたりともヤバイっ。
可愛かわいいっ。」


「ホントヤバイっ。」

一体いったいなにかヤバイのか


おれとチャンミンさんをかこんで
勝手かって写真しゃしんをカシャカシャはじめて


「ちょっ、
まえ勝手かってるなよッ。」


おれがチャンミンさんのまえふさがって
写真しゃしんらせないようにしようとしても

無視むし


その状況じょうきょうにクラス委員いいんのボアも
マズイとかんじたのか


「あ、ちょっと
みんな、
ここはカフェだからっ。
さわがないでっ。

さわぐと先生せんせいぶよ?

あたしも写真しゃしんらないからっ。
写真しゃしんるのめてっ!

ほらっ、クラスメイトは接客せっきゃく
客様きゃくさませきいてくださいっ。」



でもすぐにはこといてくれなくて



チャンミンさんも

「ゆ、ユンホくんっ。
ど、どうしよう?
あの、ぼくかえるね。」


あわてたようにして
せきって教室きょうしつようとした。


するとそこに


「あれ?
なんかめちゃくちゃ
大盛おおもりきょうじゃんっ!

って、あっ!
チャンミンさんっ!
てくれたんですね?

今日きょう綺麗きれいですねー!」


呑気のんきなライオンのぐるみを
ドンへの登場とうじょう


ホッとして

たすけをもとめて



「ちょっと面倒めんどうくさいことになってて。

こうたのむっ。」



状況じょうきょう簡単かんたんつたえてから










「チャンミンさん
ぎょうこうっ。」







おれはトラのぐるみの
モコモコした





チャンミンさんのって








そのまま教室きょうしつのちにしたんだ。



















--------------------------------------------------



ユノの怪我けが心配しんぱいですね>_<
ねがことしかできないけど
ユノの怪我けがはやくよくなりますように…☆彡

チャユノ








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プラトニック 14

2017.02.24 (Fri)








このまえ





おれがトラのぐるみで
カフェの接客せっきゃくするってったら

チャンミンさんは

仮装かそうカフェなんておもしろそうだね。
学園がくえんさいって一般いっぱんひとおこなっていいの?
もしけるならきたいな。」


そうってきて。


おれさそうにさそえなかったから
チャンミンさんからきたいなんて
ってくれて
チャンスだとおもった。









「うんっ。
もちろんっ。

一般いっぱんひと大丈夫だいじょうぶ
…、ってうか
チャンミンさんのこと

いざなおうとおもってたんだ。

でも学園がくえんさいなんて
子供こどもっぽいかななんて…。」



本当ほんとう
さそってくれればいいのに。

…、そんなことないよ?
子供こどもっぽいなんておもわないよ。」


ヤバい。


チャンミンさんと学園がくえんさいなんて
うれぎるって。


さっきのチャンミンさんの

"すぐにおにいさんが
カルボナーラつくっちゃうからね"


その言葉ことばむねきしんだおれだけど

今度こんどうれぎて

かおがニヤけるっ。






「よかった。
ね、チャンミンさん、

おれあさからひるちかくまでは
カフェで接客せっきゃくしなくちゃいけないけど
午後ごごすこくから一緒いっしょ学校がっこうまわらない?」

「え?
…、でも。ユンホくん
友達ともだち一緒いっしょまわりたいんじゃない?

ぼく一人ひとりでも大丈夫だいじょうぶだよ?」


「クラスのやつなんていつもってるし
べつ一緒いっしょまわりたいとかないよ。

…、でもおれ、トラのぐるみ
られたくないかも。」



「え?
どうして?
…、それがたくてきたいのに。」


「…、ハハ。
なくていいって。
ずかしいからっ。

ね、チャンミンさん。
ねがいだからぐるみいだのち
てよ。」



「…うん。
わかった。

じゃあ、午後ごごこうかな。」


そうってたのに。







今朝けさだってモーニングコールくれたとき

チャンミンさんに
おれのカフェの担当たんとう時間じかんわって
ぐるみをいでたのちてって
ねんしておいたのに。




はあ…。

なんでこんなはやるんだよっ。


トラられたしっ。


…、トラユノと写真しゃしん女子じょしとのれつ
まだつづいてるしっ。



「ユノ先輩せんぱい
どうしたんですか?

画面がめんてくださいっ。

はい、チーズっ。」


「え?
あ、ああ。

チーズ…。」


カシャっと

スマホのシャッターおん




おれはとりあえずスマイル。


で、またつぎならんでた女子じょしばん


仕方しかたなく一緒いっしょ写真しゃしんりながらも




チャンミンさんに視線しせんけると

ホール担当たんとうのボアが
おれがいるがわせき案内あんないしていて

チャンミンさんは
いつものやさしいふわふわした
笑顔えがおをボアにりまいていた。


それで
写真しゃしんりながらもにん会話かいわ
きみみをたててると





仮装かそうカフェへようこそー!
メニューはこちらです。

えっと、あ、あのっ…。

…オーダーまったら
んでくださいね…////////。」

チャンミンさんは
ボアにそうわれて


「ありがとう。
いろいろ種類しゅるいあるんだね。
…、なにがオススメ?」


またいつもの
おおきなひとみ上目遣うわめづかい。



だからっ



相変あいかわらず可愛かわいぎるって。



そんなことおもっててたら


「あ、はい。
お、オススメは
ストロベリーラテです。」

「ストロベリー?
あまそうだね?」


「あ、は、はいっ。
あまいですけど
美味おいしいです///////。」


「…、ふふ。
そうなんだ?

じゃあ、それで。」


やさしくボアにってて。



「かしこまりました。
少々しょうしょうちくださいね/////。」



…っ、





しかもっ…、





なんだよ。



あれ。



ボアのやつ
かお


メイドの格好かっこうしてるから
いつものボアとはちがうのは
たりまえなんだけど
それはおいといてもなんか
やけにおんなになってるがする。



なんで?
…、

って

あれ?


クラスの女子じょし
チャンミンさんのこと
ヒソヒソってる?



あ…。



勝手かって写真しゃしんってるヤツまでいる。




っ…、




「ユノ先輩せんぱい
どうしたんですか?
あの、スマホください。」




「…わるい。
おれ接客せっきゃくしないといけないから
ここまでな?」


「えー!
あたしも
ユノ先輩せんぱい一緒いっしょりたかったのにー。」


そんな後輩こうはい女子じょしこえ無視むしして



おれはトラの格好かっこうでいそいそと
チャンミンさんのせきへとおこなって




「チャンミンさんっ。
てくれてありがと。

おれ、すぐ着替きがえてくるから。

学校がっこう案内あんないするよ。
ってて。」



そうったんだけど


「え?
だって午前ごぜんちゅうはユンホくん
接客せっきゃく当番とうばんでしょ?

ひるまでまだあと30ふんくらいあるよ?」


「いいよ。それくらい。
ドンへにわってもらうから。」


「そんなのダメだよ。
ちゃんとめられた仕事しごとはしないと。


それよりユンホくん
トラ、可愛かわいいね?
ふふ。
似合にあってるよ。」




おれ心配しんぱいをよそになんだかうれしそうな
チャンミンさんは

最強さいきょう可愛かわい笑顔えがお




いや、だから



チャンミンさんっ。




その笑顔えがお

こんクラスちゅう女子じょしてるから。


みんながハートになってるの
がつかないわけ?



はあ…。



失敗しっぱいした。




こうなること予期よきしなかった。




だけどかんがえてみたら


おれ綺麗きれいだって

可愛かわいいっておもった
チャンミンさんなんだ。


女子じょしをつけないわけないよな。








ぎゃくにチャンミンさんだって

メイクして綺麗きれいになった女子じょし
よろこんでたりして。



だいたいおれなんかと
学校がっこうまわるなんて
チャンミンさんにとっては
つまらないことかもしれない。



もしかして
メイド女子じょし目的もくてきたとか?



…そうなのかもしれない。






おれいにたわけないか。








「…だよな?
ごめんっ。
おれとなんて学校がっこうまわりたくないよな。

なんならクラスの女子じょし
紹介しょうかいしようか?」

「え?
なにって…、」


「チャンミンさんなら
どのよろこぶよ。」


あ、


ヤバい。


せっかく
てくれたチャンミンさんに
こんな台詞せりふ






あわててあやまろうとおもったら


「…、よろこんでるのはユンホくんでしょ?
さっき、おんなたち写真しゃしんってるとき
はなしたびてたよ?


…、ほら、あのたち
みんなユンホくんことてる。

写真しゃしん一緒いっしょってあげたら?」




そうって




チャンミンさんは







はじめておれ






本気ほんきねたかおをみせたんだ。























---------------------------------------------------

☆チャユノです☆

みなさん♡こんばんは♡
チャンミンさん何故なぜ
ねてます(*´そうこう`*)

拍手はくしゅコメントをくださった
le◯nさん♡ (12にも♡)
mi◯hi◯onさん♡
k○i○oさん♡
コメントをありがとう(*^^*)
たのしいコメントにわらっちゃいました(*´ωおめが`*)♡


今日きょうさむかったですね。
でもサクラミチのぶしはるはもうすぐ(*^_^*)
ユノのかえりがどおしいな♡







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プラトニック 13

2017.02.23 (Thu)






カルボナーラをべたのち
チャンミンさんは
美味おいしそうなショートケーキを
ローテーブルにならべながら




学園がくえんさい準備じゅんび
すすんでる?」



そういてきた。




「え?
あ、うん。

まあまあ。」


今頃いまごろ学園がくえんさいなんてめずらしいね。
ぼく高校こうこうあきだったよ。」





そうなんだよな。

"はる学園がくえんさい"
学校がっこうではそうばれてるけど

いまは5がつなかばで
もうぶし初夏しょか

いま時期じき学園がくえんさい
めずらしい。






「うん。
クラスえしたばかりだから
まだ団結だんけつりょくないんだけど
学園がくえんさいがキッカケで仲良なかよくなるんだ。」

「へえ。
うん。でもそれもいいね。」

「うん。」



チャンミンさんを学園がくえんさい
さそえてはいないけど
学園がくえんさいがあることすでってある。


それで今度こんど



「カフェなんだよね?
ユンホくん、もしかして
ロングエプロンとかするの?」


って。





「え?
ロングエプロン?」

「ほら
カフェの店員てんいんさんがしてる格好かっこうあるでしょ?

しろのシャツに
こしから足首あしくびまであるながいエプロン。」

「あー!
あれね。

カフェ店員てんいんてる。てる。
カッコイイよなー。」

「うん。
ユンホくん似合にあいそうだよね。」



「…、んー…、
そうだったらよかったんだけど。
そんなんじゃなくて。
女子じょしはメイドの格好かっこうなんだけど…。」


おれはイチゴショートをほおばりながら
歯切はぎれのわる返事へんじをする。


「えっ?
もしかしてメイド喫茶きっさ?」

「ハハ。
なんかそれエロいっ。
メイドってっても制服せいふく
フリフリのエプロンするだけの
コスト削減さくげんころもよそおってやつで。
でも、学園がくえんさいときかぎ女子じょし
メイクオッケーだから
それなりに可愛かわいいくなるんじゃないの。」

「ふーん…。
フリフリのエプロン…。

可愛かわいいんだ?

…、そりゃ可愛かわいいよね。

…、ね、

もしかしてクラスに
ユンホくんきながいるとか?」

「えっ?
おれきなひとなんて…」

「いないの?」

いや、だからっ。
おおきなひとみるなって。


きなひとはチャンミンさんだしっ。

クラスの女子じょしなんか眼中がんちゅうにないからっ。

メイクしたところで
チャンミンさんの綺麗きれいさには
かなわない。




「…だからっ
そうこと
チャンミンさんがおしえてくれないから
内緒ないしょってっただろ?」

「…。そっか。
そうだったね。

…、いいよ。
もうかない。

ね、じゃあユンホくん
なにるの?
おんながメイドならもしかして
ホストとか?」



ホスト…。


ホストの格好かっこうがよかったよ。


マジで。

でもちがうんだよ。



「…、トラ。」


「…とら…?」



「メイド喫茶きっさじゃなくて
仮装かそうカフェ。

女子じょしはメイドで
男子だんし動物どうぶつぐるみ
接客せっきゃくするんだよ。」




「…え?」


















それから
あっと

いち週間しゅうかんぎて

今日きょう学園がくえんさい当日とうじつ

準備じゅんび前日ぜんじつまでにわらせていた。

なんかみんなで
よるおそくまで準備じゅんびするの
たのしかったな。

ふっ。


本番ほんばん今日きょうなのに
クラス委員いいんのボア、
あいついてたな。

ボアは全然ぜんぜんおんならしくなくて
ただ気兼きがねなくしゃべれるやつ
いつもはサバサバしてるけど
くなんてなー。

でも頑張がんばってたもんな。



もちろんおれ頑張がんばった。
こういうノリってき。



チラシもさっき
みんなでくばってきたし準備じゅんびまんはし








教室きょうしつをカフェふうにテーブルをならべて
女子じょしたちがってきた
モダンなテーブルクロスをいて
メニューだって
オシャレなかんじに仕上しあがって。

でも予算よさん関係かんけい
マグカップをスタバみたく
可愛かわいいの用意よういしたかったけど
それはかみコップとかみさらになったりと
いろいろ妥協だきょうもしたけど…。




まあ、それはおいといて
女子じょしたちのメイドの格好かっこう
おもってたよりも本格ほんかくてき



…、へえ。
おんなって
メイクで随分ずいぶんけるもんだなー。

メイド女子じょしはやけに
大人おとなっぽい。


それにくらべて

おれたち男子だんし

動物どうぶつぐるみをて…。


はあ…。

マジで

…、どもっぽぎるだろ。




だけどこんなトラの格好かっこう
おれ大人気だいにんき



「ユノ、
めちゃくちゃ可愛かわいい。
ね、一緒いっしょ写真しゃしんろ?」

「ユノ先輩せんぱいっ。
一緒いっしょ写真しゃしんってくださいっ。」


「あたしも一緒いっしょろ?」

「ユノ先輩せんぱい
わたしともおねがいします。

あ、あのっ…、か、可愛かわいいですね。」


つぎからつぎへとスマホで
写真しゃしんろうって女子じょし
あつまって


"トラユノ"とツーショット写真しゃしん
れつまでできちゃって。



まあ、それできゃくえて
仮装かそうカフェは大人気だいにんきでいいんだけど。





と…、





写真しゃしんをトラの格好かっこう
後輩こうはい女子じょしならんでっていた




そのとき



いちめいさま
来店らいてんでーす!」



そう接客せっきゃくがかりのボアのこえこえてきて
ドアに視線しせんけると





あ…、




うそ










そこには





オフホワイトの
Vネックのサマーニットを


教室きょうしつにはいな




いつもにして




綺麗きれい可愛かわい




チャンミンさんが




っていたんだ。
























☆チャユノです☆

チャンミンさん学園がくえんさい
ましたー(*^^*)
学園がくえんさいデートできるかな(*´ωおめが`*)♡?


拍手はくしゅコメントをくださった
くみちゃんさん♡
k○i○oさん♡
mi◯hi◯onさん♡
めちゃくちゃうれしかったです♡
たのしくませていただきました*\(^o^)/*
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プラトニック 12

2017.02.22 (Wed)







「なんだよ。ユノ。
まえまだ学園がくえんさい
チャンミンさんさそってないの?」




学校がっこうからのかえみち
電車でんしゃ通学つうがくのドンへにわせてえきまで
自転車じてんしゃをひきながらあるいていたおれ

ドンへのとがめるようなセリフ。




「…、うん。
まださそってない。」

彼女かのじょいないってわかったんだろ?
いざなえよ。
もう、来週らいしゅうだぞ?」



ドンへにわれなくてもわかってる。




学園がくえんさいはもう来週らいしゅうせまっていて
ここしばらく部活ぶかつやすみで
今日きょう学園がくえんさい準備じゅんびだったんだ。

その準備じゅんび大分だいぶすすんでは
いたけど


おれはチャンミンさんを学園がくえんさい
さそえてなくて…。





「…、そうなんだけど…、
仮装かそうした姿すがたをチャンミンさんに
られたくない。」


「え?
なんで?
ユノ、すっげー似合にあってたよ。」

「は?
似合にあってるってわれても
全然ぜんぜんうれしくないし。」

「ハハ。
まあなー。
トラのぐるみじゃなあ。」





とら…。



…、そうなんだよ。


トラなんだよ。
おれは。





ちなみにドンへは
ライオン。




「だいたい、なん女子じょしはメイドで
おとこ動物どうぶつぐるみなんだよ。
おれぐるみなんかじゃなくて
もっと大人おとなっぽくえる仮装かそうがよかった。

たとえばホストとかさー。
しろのスーツとかたら20さいくらいに
えるだろ?」



「なんだよ。
まえだって仮装かそうカフェに
賛成さんせいしてただろ。

動物どうぶつぐるみ面白おもしろいとかって。

いまさらそんなことったって仕方しかたないじゃん。

ドンキでぐるみも
ってたんだし
我慢がまんしてるしかないだろ。

絶対ぜったい、ウケるとおもうなー。

女子じょしだってぐるみおれたち
可愛かわいいってってたじゃん。」



「…、そうなんだけど…。」



たしかにウケるよ。
トラやライオンがウェイターのカフェ。


賛成さんせいもしたし
ウケるとはおもったよ。





けどそのとき
チャンミンさんを学園がくえんさい
いざなおうとかおもってなかったし…。



…、はあ…。





女子じょし可愛かわいいってわれたって
全然ぜんぜんうれしくない。


おれ大人おとなっぽくなりたいんだよ。



「とにかく
ぐちぐちってないで
はやくチャンミンさんさそえよ!

ぐるみはとにかく
チャンミンさんと学校がっこうでデート出来できるんだぞ?
おばけ屋敷やしきとかマジでいいじゃんっ。

あ、じゃ、おれ、こっちだから。

じゃ、また明日あしたな!」




「あー…。
うん。

またな。」













チャンミンさんとおれ
いまではすっかり友達ともだち関係かんけいみたいに
なった。




チャンミンさんが
仕事しごとおそくなった以外いがい
一緒いっしょ夕飯ゆうはんべるのはたりまえ
なっていて


チャンミンさんの手料理てりょうりだったり
っててくれたものだったり
おれかあさんの冷凍れいとうのおかずだったりと
そのによってちがうんだけど

とにかくチャンミンさんと一緒いっしょ
食事しょくじをすることうれしくて
たのしくて。

他愛たあいないはなしたのしくて。



でもまだいち一緒いっしょには
かけたことはなくて。

おれ土日どにち部活ぶかつとバイト。



チャンミンさんは
土日どにち英会話えいかいわ教室きょうしつ写真しゃしんりにったり
会社かいしゃ友達ともだちの"キュヒョナさん"と
ったりしてる。


…、キュヒョナさんが
うらやましい。


きっとチャンミンさんと対等たいとう
はなしをしてるんだろう。


会社かいしゃはなしや恋愛れんあいはなし。





おれ一緒いっしょ夕飯ゆうはんべたり
モーニングコールもらったりしてるけど

チャンミンさんに彼女かのじょがいないって
いてガッツポーズをしたおれだったけど


ちぢまらない距離きょり
もどかしさもかんじていて。






だから
学校がっこうでデートらしきものしたい。


デートをさそうきっかけには
学園がくえんさいはちょうどいい。




チャンミンさんとのデート
たのしいだろうな。




…。




なんてたとえチャンミンさんが
学園がくえんさいてくれたとしても

デート気分きぶんなのはおれだけなんだけど…。













いつだったか
チャンミンさんに




「ね、チャンミンさん
いままでどんなひとってたの?」



そういてみたんだ。

チャンミンさんの過去かこ恋愛れんあい
りたかった。


りたくないけど
りたかった。



でも


チャンミンさんは
こまったようかおになって



「え?


…、。内緒ないしょ

ユンホくんは?」


ぎゃく質問しつもん
かえしてきた。






おれ彼女かのじょいないれき17ねんなんて
かっこわるくてえなくて

「チャンミンさんが内緒ないしょなら
おれ内緒ないしょ。」


そうこたえた。






だれともったことがないおれ
ちがってチャンミンさんは


きっと
たくさん恋愛れんあい経験けいけんがあるんだ。


内緒ないしょってこと

つらこいでもしたのかな。


それとも
わすれられないひとでもいるのか…。


もしかして
かぞれないくらいの恋愛れんあいをしてきたとか?


ってるひとはいないって
わかったけど

そのことはわからなくて。


わからないけど
妄想もうそうだけはひろがって。


きっとチャンミンさんは
彼女かのじょやさしい彼氏かれしだったんだろう。


おれにこんなにやさしいんだ。
彼女かのじょにはもっとやさしくしてたはず。


…、


おれがしたことないこと
いろいろしてたんだろう。




なんか

大人おとななチャンミンさんと
としかんじて

学園がくえんさいでトラのぐるみ姿すがた
せるなんてずかしくて。



…、





本当ほんとうこいっていろんな気持きもちに
なるもんなんだな。






いえいてからも

そんなことかんがえていたら


ピンポーン。


ピンポーン。






インターフォンのおと




ソファーからきて
玄関げんかんかってとびらけると




「こんばんは。
ふふ。

たせ。」





いつものマシュマロチャンミンさん。




今日きょうはカルボナーラ
つくってあげるね。

あ、イチゴのショートケーキも
ってきたよ。」



チャンミンさんはそうって
スーパーのふくろとケーキのはいった紙袋かみぶくろ
おれせる。





「マジで?

ちょううれしいんだけどっ。
チャンミンさんのカルボナーラ
またべたいっておもってたんだ。

ケーキもありがとうっ。」



チャンミンさんのカルボナーラ
めちゃくちゃ美味うましんだよな。


しかもおれ大好だいすきな
イチゴショートまで。





マジでうれしすぎる。








そうおもったのもつか





「ふふ。
っててね。

すぐにおにいさんが
カルボナーラつくっちゃうからね。」




チャンミンさんが自分じぶんこと




"おにいさん"




そう




その言葉ことば





おれはまたとしかんじて







むねおくがチクリときしんだんだ。


























☆チャユノです☆


みなさん♡こんばんは♡
ひさしぶりの高校生こうこうせいユンホくんです(*´そうこう`*)
おぼえてくれてましたか(^^;;?
相変あいかわらずぐるぐるしてますが
こちらの二人ふたりこい応援おうえんしてくださいね♡



それから
こいちた」への
コメントがまだでごめんなさい。
もうすこっていてくださいね。
いつもやさしいコメントを
本当ほんとうにありがとうございます(*^^*)



(※コメらん返信へんしんができるときだけ
オープンにしますね☆彡)









ちなみにとらユンホくんはこんなんです(*´ωおめが`*)♡

あ、でもおはなしのユンホくん
もうすこおさないです♡





ではではまた明日あした















「おたせ。」
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こいちた後編こうへん

2017.02.18 (Sat)







シムさんと
ホテルでにんきりになって
どうしていいかわからなかった。


いやもちろん
わかってる。

誕生たんじょういわためだって。
あさまで
そうってさきさそったのはおれ

それで使つかってくれた
シムさんはおれため
ケーキをってくれて
ワインをルームサービスで
たのもうとしていてくれて。






だけど


シムさんがあまりに
綺麗きれい可愛かわいくて。

どうしても意識いしきしてしまう。


それでなにはなしていいかわからなくて
ついだまりこくってしまって。

そしたら
シムさんが勘違かんちがいして。

そのシムさんがまた
可愛かわいくて。


だって
ものすごくおおきなひとみ
上目遣うわめづかい。

いままでそんなかおしたおんな
たくさんてきたけど
いち可愛かわいいなんておもったことなくて。



そうか。

いままでの恋愛れんあい
こいではなかったんだな。


こんな気持きもはじめてだ。

こんなにドキドキしたのもはじめてだし
あいおしいとおもったのもはじめて。

れたい。




やっぱりシムさんのこと
きなんだ。



き。




おれはシムさんがしかった。








それからのおれ
まらなかった。




められなかった。



















う…そっ…、



チョンさんに
キスをされてる?

「っ…、んっ…ん。
…んあっ…んっ…、」


されてる。



ぼくはチョンさんと
キスをしてる。





「っ…ん…、」



なんなんもチョンさんの
したぼくしたからる。


いきつぎもままならないほどの
あついキス。


どうして?


ったいきおい?




そんな気持きもちがかんだけど
そんな気持きもちなんて
どうでもよかった。


ぼくはチョンさんとのキスが
うれしいのと
気持きもちいいのでいっぱいで




されるがままに
キスをけていた。


すると


ふっと身体しんたいはなれたと
おもったら
今度こんどかれて


あっという
ベッドへたおされてしまった。


えっ。


ええ?


流石さすがにこれ以上いじょう無理むり


チョンさんはったいきおいかも
しれないけど

ぼくちがう。


いや
多少たしょうってるけど
でもちがう。



だからったいきおいで
されるなんて

絶対ぜったいことわっ…。


それで

"ここまでに
しましょう"



そうおうとして
したからチョンさんを見上みあげると


チョンさんは
ぼく身体しんたいまたがったままで

自分じぶんのネクタイをゆるめながら

ぼくつめる。









そのなんだか
いやらしい仕草しぐさ
抵抗ていこうする気持きもちはせた。



…、したい。





チョンさんにとっては

まぐれや
そのかぎりの大人おとな関係かんけいなのかも
しれないけど

それでもいい。


チョンさんとしたい。




そうおもって

ぼく身体しんたいちからいた。



それを合意ごういかんじたのか
チョンさんは


かおちかづけてきて

今度こんどぼくのネクタイにばしてきた。















シムさんは
奇跡きせきてき綺麗きれいでいやらしかった。







シムさんのネクタイをいて
ワイシャツのボタンをはずして
がせていくと
あらわれたのはしろなきめこまかい
陶器とうきようはだ







それをただけでおれ
身体中からたじゅうあつくなって




おれはシムさんに夢中むちゅう
身体中からたじゅうあとけていった。



そのたび
しなやかな身体しんたい


「っ…あっ…、んっ…
い…やっ…んんっ…、」




あがるこえ興奮こうふんして。



おとこいたことはなかったけど
相手あいて負担ふたんをかける
そんなことはなんとなくわかっていたから

シムさんのうしろがやわらかくなるまで

ゆびれてほぐした。



すじりながら
かんじてる



その最中さいちゅうのシムさんが
またいろっぽくてたまらなくて
どうにも我慢がまんできなくて



おれはゆっくりと


シムさんのなか


はいっていったんだ。










「はあっ…

あっ…

んあっ…


…、あっ、あっ…んんっ…、」



「シムさんっ…
ここ?」



「…、そゆこと
かないでっ、くださいっ…

あっ…あっ…、

っ…、そこっ…あっ…、」



はいってからは
ゆっくりなんてとてもできなくて


シムさんをらしつづけた。















…、やめっ…。


ぼく身体中からたじゅういたみでめた。

一瞬いっしゅんどこにいるのか
わからなかったけど
すぐに東京とうきょうのホテルで
チョンさんと身体しんたいかさねたことを
おもした。

それであわててベッドから
そうとしたら

ぼくはチョンさんにうしろから
ギュッときしめられていて。





…、まるで恋人こいびとみたい。




チョンさん
こういうことするのれてるのかな?


れてるんだろうな。

このビジュアルだもんね。



…、一度いちどきりのあそびなんだから
勘違かんちがいするようなこと
しないでしい。



ズキっと


身体しんたいだけでなくむねいたみながら
ぼくはそっとチョンさんの
うではなして
ベッドからけたして

腕時計うでどけいると



えっ。





うそっ…、。

もうこんな時間じかんっ?



すでに11をまわっていた。

チェックアウトは13だから
チョンさんがてるぶんには
問題もんだいないけど

飛行機ひこうき搭乗とうじょう時間じかんせまっていた。


いそがないとっ…。



ぼくはチョンさんをこさないように
いそいでシャワーをびて
身支度みじたくをした。


グッスリねむるチョンさんを
こそうかとまよったけど

まずいかおをされたくなくて
こさずに
ベッドよこにあるメモきに

"チェックアウトはしておきます。


また明日あした
会社かいしゃで。

シム"


それだけいて
ホテルをのちにした。











なんとか飛行機ひこうきにもって
大阪おおさか自宅じたくマンションにいたのは
15まえ



つかれた。


とにかくつかれたし
身体中からたじゅういたむ。


ぼくはキャリーケースを玄関げんかん
いたままで
片付かたづけもしないまま
パジャマに着替きがえて
寝室しんしつのベッドにもぐんだ。




…、








チョンさんとしてしまって
後悔こうかいとかないけど

チョンさんも
やさしくしてくれたんだろうけど



いたい。


こしあしいたむ。


そりゃそうだよ。
いだかれるとかはじめてのことだし。



それにしても不思議ふしぎ

チョンさんにいだかれてるとき
いたみはかんじなかった。

きっと

あれは麻痺まひしてたんだ。

チョンさんのこときだから。

いたみよりも気持きもちがったんだ。




いだかれたことおもすと
身体中からたじゅうあつ火照ほてる。


またチョンさんに
いたい。


チョンさんはぼくこと
どうおもったんだろう?

おとこいだかれるとか
れてるなんておもわれてたら
いやだな。





…っ。


そうかんがえると
なんだかきそう。





明日あしたチョンさんと
いままでとおりに電話でんわはなせるかな?




なんて
…、はなさないとね。


また納期のうき短縮たんしゅく依頼いらいがきたら
普通ふつうにしないと。






とりあえずはよう。

身体しんたいやすめないと。


ぼくつかぎていて
ふかねむりについた。












ピンポーン。







どれ時間じかん
ったのか
インターフォンのおと
部屋へやひびいた。


ピンポーン。




iPhoneの時計とけいると
18ぎ。

もうこんな時間じかんか。
結構けっこうねむってたんだ。

…、とは
まだだるくて
ベッドからるのが億劫おっくうだし
どうせ 勧誘かんゆう宅配たくはい便びんだろうし


インターフォンのモニターを
確認かくにんするのも面倒めんどう
ぼく居留守いるす使つかことにして
そのまま無視むしめこんで
ベッドへもぐんだ。









「…ん…。」




居留守いるす使つかって
いち寝入ねいりして
今度こんど空腹くうふくめた。


時計とけいると19ぎ。

そうえば今日きょう
なにべてないことおもして
ちかくのいつも洋食ようしょくさんで
夕飯ゆうはんべようと
着替きがえてから


いえようと
玄関げんかんけようとしたんだけど


あれ?


なにでっ?

ドアがおもいっ…。


なぜかドアをしてもかなくて
ちからいっぱいしたところで



やめっ…。」


そんなこえこえて

ドアのさきえたのは






「チョンさんっ? 」


そこには

今朝けさまで一緒いっしょにいた
チョンさん。


ウソっ。

どうして?

どうしてチョンさんが?





「あれ?
シムさんいたの?

さっきインターフォンらしたんだけど
ないから
外出がいしゅつしてるのかとおもってた。」


「いや、あのっ…、
ど、どうして?

どうしてチョンさんが
ここに?

えっ?

どうしていえがわかったんですか?」


ぼくはわけがわからず
どうしてを連発れんぱつ


そんなぼく


経理けいりおんな連絡れんらくして
キュヒョンくんから
シムさんの自宅じたく住所じゅうしょいてもらったんだ。


それでちゃった。
電話でんわ番号ばんごういたんだけど
こえじゃなくていたくて…。



ごめんね。

勝手かって住所じゅうしょ調しらべて
しかけて。」


チョンさんは
そんなことをサラッとってるけど
東京とうきょう大阪おおさか簡単かんたんいに
れる距離きょりじゃない。


新幹線しんかんせんたの?
それとも飛行機ひこうきで?


それに2がつ真冬まふゆ時期じき
マンションのきっさらしの
廊下ろうかで1あいだもいたからか
はなみみにしていて。


身体しんたいってるはず。


どうしてそんな行動こうどうをするのか
わからなかったけど
きたかったけど

それよりも

チョンさんが
風邪かぜひいたりしたらだいかわっ…。



「と、とにかく
がってくださいっ。

風邪かぜひいちゃいますよ!

もうっ。
ちかくのカフェにくとか
かんがえなかったんですか?

すぐに
あたたかいコーヒーれますね。

あ、チョンさんコーヒーめないんでしたっけ?

とにかくっ
はや部屋へやにっ…、」



その瞬間しゅんかん


またあっという
ぼくはチョンさんにきしめられて



「シムさんで
あたためて。」



チョンさんは
そんなあま言葉ことばう。




「え?」



突然とつぜんこと
こたえにこまっていると




きになってもいい?」



また予想よそうがい言葉ことば
つづく。



「え?」



「…、いや。
もうきなんだ。

昨日きのうった瞬間しゅんかん

シムさんのこときになっちゃった。


…だからいたくて
それをつたえたくて


いかけてきた。」





うそっ…。




昨日きのうぼくはチョンさんに
一目惚ひとめぼれをして

チョンさんにいだかれて。


それだけでもありないことなのに


チョンさんが
ぼくきになったなんて。










しんじられないけど


そんな奇跡きせきみたいなことって

あるんだね。









ぼく
おなじですっ。


ったときから

チョンさんのこときですっ…。」















そのから





ぼくとチョンさんの






遠距離えんきょり恋愛れんあいはじまったんだ。




















わり♡
















--------------------------------------------------


☆彡Happy Birthday
Changmin☆彡

チャンミンにとって
素敵すてきいちねんになりますように♡

ユノのがわ安心あんしんしてわらってる
チャンミンにはやいたいな(*´ωおめが`*)♡








みなさん♡こんばんは♡

このおはなし去年きょねんのユノのバースデーに
はじまってそのままにしてあって
ずっとつづきをきたいとおもってたので
無事ぶじえてよかったです(*^^*)
遠距離えんきょり恋愛れんあいだけど
このさきもずっとあま々なはずです(*´∀`*)ノ。+゚ *。
いつかつづきをけたらいいな(*^^*)



※ それから
更新こうしんがストップしていた
「プラトニック」は
2がつ22にちから再開さいかいします☆彡
こちらの二人ふたりもまた応援おうえんしていただけたらうれしいです(*^^*)


ではでは
また来週らいしゅう水曜日すいようびってますね♡


チャユノ













~2がつ18にち

「シムさん誕生たんじょうおめでとう。」
「…ありがとうございます。
てくれてうれしいです。
あの、チョンさん…。
…、誕生たんじょうだし
ねがいてもらってもいいですか?」
「うん。なに?」
名前なまえんでください。」
「…、じゃあおれ
名前なまえんでくれる?
…、チャンミン。」
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こいちた中編ちゅうへん

2017.02.12 (Sun)











電話でんわはなすシムさんと
現実げんじつのシムさんとはすこしのギャップ。

電話でんわでのシムさんはちょっとだけ
つっけんどんなところが
あるってかんじていた。



…、まあ
かんがえてみたら
おれはいつも納期のうき短縮たんしゅく依頼いらい
電話でんわだもんな。

つっけんどんにもなりたくなるか。



でも
実際じっさいのシムさんはそんなことなくて。


…、


電話でんわしのこえ
姿すがたはなすのって
全然ぜんぜんちがうんだっておもった。


いや
もちろん電話でんわしでのシムさんとの
毎日まいにち雑談ざつだん心地ここちよかったんだけど


…、




とにかく

実物じつぶつのシムさんは
可愛かわいくてたまらない。


だまってると大人おとなっぽいけど
しゃべるとくるくるとわるその表情ひょうじょう
また可愛かわいくて。

こっちまであたたかくて
しあわせな気持きもちになる。



フワリとわらうそのひとみはとても
やさしくて。




アルコールがまわってたのか
ほお両手りょうてさするその仕草しぐさ
また可愛かわいくて。





おとこ

だよな?



いや、べつおんなっぽいわけでは
ないんだよなあ。






くらめの照明しょうめい店内てんないでも
シムさんのほっぺは
ツヤツヤと桃色ももいろひかっていて
おもわずれたくなってしまう。


のフチもあかくして
それがまたいろっぽい。

うん。



おとこにモテるって。

納得なっとく


こんなじんなかなかいない。



…、それにしてもほそい。


おれおなじくらいだけど
おれちがって華奢きゃしゃ


さっきコートとジャケットをいだ
シムさんの姿すがた

おれはドキっとしたんだ。



きしめたら
どんなかんじなんだろうか。




なんて


おれ


どんなでシムさんをてるんだ?





さっきから
シムさんのことをジッとてるのを
自分じぶんでも自覚じかくしてる。




でも

もうこいしちゃったんだから

きになってしまったんだから

仕方しかたない。


人生じんせいはつ一目惚ひとめぼれ。


そう。

おれはバンビのシムさんがき。





それで おもわず
ずっと一緒いっしょにいたくて

"シムさんとあさまでむっ"

なんて
ってしまったけど

明日あしたはシムさんは大阪おおさか
かえらないといけないんだ。

そんなこと不意ふいあたまをよぎる。

それなのに無理むりやりあさまで
むなんてことをしたらシムさんに
きらわれてしまうかもしれない。



きになった相手あいて
きらわれるなんてこまるな。

おれいながらも理性りせいもどって


あわてて


「…、なんて
ごめんっ。

あさまでなんて無理むりってごめんね。
シムさんは、明日あした大阪おおさかもどるんだよね。

…、もっとはなしたいけど
あとすこしここでんだらよう。

ホテルまでおくるから。」















え?

どうして?





チョンさんに「あさまでむ」
そうわれてびっくりしたぼくだけど
ことわ理由りゆうなんてみつからなくて


むしろ一緒いっしょにいたいって
おもったのに
チョンさんはすぐにそのセリフを
した。




それでおもわず


「え?
あ、いや。
あの…、

だ、大丈夫だいじょうぶですっ。」

ぼくはそうこたえていて。


「え?」

チョンさんはおどろいた表情ひょうじょうをしてるけど
そんなチョンさんにおかまいなしに




誕生たんじょうですもんね。
あさまでいますっ。

おいしましょう?

よかったら
ぼくまるホテルでなおしませんか?

ケーキってワインもいましょう?
ぼくがおごりますから。」

ぼくくちからは
そんな言葉ことばてしまった。



だって


今日きょうのがしたら
チョンさんと機会きかい
もうないかもしれない。


たと出張しゅっちょう東京とうきょうことがあっても
そのときにチョンさんと
えるかわからないし…。






一目惚ひとめぼれなんて
自分じぶんでもしんじられないけど
ぼくはチョンさんをきになってしまった。


だから


今日きょうだけでいい。

チョンさんと一緒いっしょにいたい。

そうおもって…。










それからぼくらは
レストランをのちにして
ぼくまるホテルの一室いっしつにいた。


「あの…、
ちょっとっててくださいね。
ワイン、ルームサービスで
たのみますから。



ホテル、いい部屋へやでしょう?
ビジネスホテルじゃ味気あじけないから
はやわりやすまれる
グレードのたかいホテルをさがしたんです。


あ、コートとジャケットは
クローゼットにどうぞ…。


はい。チョンさん
ハンガー…。」


「…、ん。
ありがとう。」





「あ、チョンさんソファーに
すわっててくださいね?
誕生たんじょう主役しゅやくなんですから。」


そうって
チョンさんの誕生たんじょう
おいをしようと

ホテルのラウンジでったケーキを
テーブルにならべていたんだけど


チョンさんはなんだか
無口むくちになっていて。


そうえばタクシーのなかでも
言葉ことばすくなめだったな。







タクシーのなかでチョンさんに
キュヒョンのことはなしたら


「え?
シムさん
東京とうきょう本社ほんしゃ同期どうきがいるんだ?」

「はい。
チョンさんとはまだ
はなしたことないってってたけど
経理けいり所属しょぞくしてる
チョ.ギュヒョンなんですけど
ってますか?

ぼくはキュヒョンってんでるんですけど…。」

「あー…、うん。
ってる。
…、
そのキュヒョンさん?
とシムさんは
同期どうきだったんだ。」

「はい。
ふふ。
キュヒョンとは
大阪おおさかにいるときはよくみにってたんです。」

…、

「そうなんだ。
…、
どうせならキュヒョンさんじゃなくて
シムさんが
東京とうきょう勤務きんむになればよかったのにな。」


「え?」

「…。」

ボソッとそんなことって
チョンさんは
そのだまってしまったから
ぼくだまっていたんだけど…。


どうしてだまっちゃったのかな?




…、


トクン。



トクン。




トクンっ。



それよりも


いま


このホテルの一室いっしつ
シーンとしずまりかえった空間くうかん
ぼく心臓しんぞうのドキドキがチョンさんにまで
こえてしまいそうであせっていた。



チョンさんおねがいだから
だまったりしないで。






さっきから緊張きんちょうぎて
無駄むだ言葉ことばはっしてるんだから
チョンさんもなにはなして。




「チョンさん?
大丈夫だいじょうぶですか?

も、もしかして…、
具合ぐあいわるくなっちゃいましたか?

ケーキべれそうもないですか?」

「え?」

「それとも
ぼくがホテルに無理むりやりさそってしまって
迷惑めいわくだったとか?

そうだったら
ごめんなさいっ…、」







すると




ちがう。
そうじゃない…。

そうじゃなくてっ…、」




チョンさんは
切羽詰せっぱつまったようなかおをして
ソファーからがって
ぼくうでって
ぼくことせたものだから


あっという




ぼく身体しんたいはチョンさんのうでなか





え?




えっ?







一瞬いっしゅん

なにがきたのかわからなかった。


だけど

"きしめられたんだ"

そう理解りかいしたぼく

プチパニックになったけど

いやじゃなくて。



いやなんかじゃなくて…、






それで


しばらくされるがままで
いたんだけど


ぼくはどうしていいかわからずに

おずおすと
かおをあげると

とろけそうなひとみぼくつめるチョンさん。


わ…。



ひとみくろくて綺麗きれい






なんだか


まれそう







おもっていたら





…っ…。






「っ…、
んんっ…、」





今度こんど






チョンさんのあかくちびるせまってきて






ぼくのそれに





そっと






かさねられたんだ。






















-------------------------------------------------



☆チャユノです☆


みなさん♡こんばんは♡
本当ほんとうは2完結かんけつ予定よていでしたが
わらなかったです(^^;;
あさまで辿たどかなかったεいぷしろん-(´∀`; )
ごめんなさい!
なので最終さいしゅうばなしは2がつ18にち
チャンミンバースデーに更新こうしんします(*^_^*)





※そのときにストップしていた
プラトニックの
再開さいかいのおらせもしますね☆


それからひさしぶりの更新こうしんにもかかわらず
拍手はくしゅとコメントを
ありがとうございましたT^T♡
とってもうれしかったです(*´ωおめが`*)♡
前作ぜんさくの「こいをした」にも
拍手はくしゅしてくださってありがとうです♡




♡Happy Homin Day♡
☆彡なか誕生たんじょうおめでとう☆彡
はやくこんなにんたいな(*^^*)






ではでは
2がつ18にちに(^ー^)ノ
ってますね♡
もちろんハッピーエンドです♡












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いつもあたたかい拍手はくしゅとコメントを
ありがとうございます♡
本当ほんとうはげみになってます(*^_^*)


こいちた前編ぜんぺん

2017.02.06 (Mon)





このおはなしは「こいをした」の
続編ぞくへんです。


そちらからんでいただけたら
うれしいです☆彡

こいをした




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ぼくふゆさむ
2がつ6にち




いつも電話でんわ無理むり難題なんだい
ってくる
チョンさんとった。





本社ほんしゃビルの受付うけつけあらわれた
チョンさんは長身ちょうしん

スーツにコート。
それがとてもサマになっている。



わ…、

なんだかモデルみたい。



それに
すっごくイケメン。

こんなじんはじめてた。


同期どうきのキュヒョンがっていた
とおり。


じつはチョンさんのこと
リサーチみ。

ぼく入社にゅうしゃしてすぐに
大阪おおさか配属はいぞくされた。
そのとき一緒いっしょ配属はいぞくされたのが
同期どうきのキュヒョン。

そのキュヒョンはさんヶ月かげつまえ
チョンさんのいる
東京とうきょう本社ほんしゃ勤務きんむになったんだ。



それでぼくはチョンさんと
電話でんわでやりりするようになってから
キュヒョンに"チョンさんって
どんなひと?"


そういたことがあって。






キュヒョンは
チョンさんとはちが部署ぶしょ
はなしわしたこともないとは
っていたけど

チョンさんは社内しゃないでとても目立めだ存在そんざいらしくて


「とにかくイケメン。
仕事しごと出来でき営業えいぎょう成績せいせきもいつもトップで
カッコくておとこおれからてもれる。

いつも女子じょし社員しゃいん
チョンさんのこと
うわさしてるしねらってる。


女子じょし社員しゃいんほとんどがチョンさんねらいだから
いやになっちゃうよ。」


そんなこたえがかえってきた。




毒舌どくぜつなキュヒョンが
そんなふううなんてめずらしい…。



でも



…うん。


わかる。

おとこからてもかっこいい。


サラサラの黒髪くろかみ
ひとみはキリッとした
アーモンドアイ。

くちびるあかくてぷっくりしていて
なんだかとてもいろっぽい。


大人おとな男性だんせいってかんじ。







そんなチョンさんは


「シムさん

たせ。


ふっ。

本当ほんとうにバンビみたいですね。

なんか可愛かわいいなあ。」


ぼくるなり
かみをかきげながら
笑顔えがおでそんなことう。




大人おとなっぽいっておもったけど
わらうとなんだか少年しょうねんよう







トクン


トクン。





…あれ?


おかしいな。


ぼくはチョンさんの笑顔えがお
なぜかドキドキしてしまった。





…ああそうか。

いつも電話でんわはなしてるチョンさんと
現実げんじつったものだから
緊張きんちょうしてしまったんだ。


そうだ。
緊張きんちょうしてるだけ。

いつもの電話でんわはなしてるとお
はなさないと。





だけど

「こ、こんにちはっ。
は、はじめてまして。

シム.チャンミンですっ。

いつも納期のうきちぢめてるのはぼくですっ。」




なにあせってるんだか
あたふたと
なんだか馬鹿ばかげみたいな挨拶あいさつ
なってしまって。




「ふふ。

シムさんもしかして緊張きんちょうしてる?」

「え?あ、
は、はいっ…。

だってなんか
チョンさんがイケメンぎて。」


「はは。
イケメン?

それをうならシムさんは
美人びじんぎなバンビですね?」


「…美人びじんぎなバンビって
なんですか?。

そんなことうなら
もう納期のうきちぢめてあげませんからねっ。」



ぼくつめる
チョンさんの視線しせんずかしくて
おもわずねた態度たいどをしてしまう。



「はは。
言葉ことばなんだけどなー。


あ、シムさんは
イタリアンは大丈夫だいじょうぶ?」


そういながら
チョンさんはぼくこしまわしてきた。



その瞬間しゅんかん


ぼく心臓しんぞうがった。








やっぱり
なんだかおかしな気持きもち。



トクン。


トクン。


トクン。


…、










それから

チョンさんにれてかれたのは
高層こうそうビルの高層こうそうかい
夜景やけい綺麗きれいなイタリアンレストランの
カウンターせき




「わー…、
夜景やけい綺麗きれいですね。
東京とうきょうタワーもえる。」

「うん。
ここってるんだ。」

チョンさんは
コートを店員てんいんさんにわたしながら
そうった。


それがやっぱりサマになっていて。






…、きっと彼女かのじょさんと
よくるんだろうな。


そうおもったら
むねがズキっとして。


…、




あれ?

いま

ズキってした?




…、さっきから
この気持きもちなんなんだろう?


どうしてドキドキしたり
ズキっとなんてするんだろう?




その正体しょうたいがわからないまま
チョンさんおすすめの
料理りょうりくちはこぶ。





夜景やけいながらの食事しょくじ
本当ほんとう美味おいしくて
アルコールもついついすすむ。


「シムさんそんなにんで大丈夫だいじょうぶ?」


「はい。
すご美味おいしいです。
…、おかわりしてもいいですか?」

「もちろんいいけど。
…、じゃあおれおなじもの
たのもうかな。」

「チョンさんは
ダメです。
さけよわいんですよね?」

「ん。
そうなんだけど

今日きょう誕生たんじょうだし
みたい気分きぶん。」

「え?
誕生たんじょう?」

「うん。
またひととしったよ。」


「う、うそっ…、

あの、ご、ごめんなさい!
らなくて…。
もしかして予定よていがあったんじゃないですか?
それなのにぼくさそってしまったからっ。

あ、あの、
もう、かえりましょう?

本当ほんとうにごめんなさい!」

どうしよう。

大切たいせつぼくなんかかと
ってる場合ばあいじゃないのに。


ぼくはチョンさんが誕生たんじょうだって
ってあわててそうった。


すると


「はは。
約束やくそくなんてないから大丈夫だいじょうぶ

ぎゃくにシムさんと
こうしていられてよかったよ。」



チョンさんは
ぼくつめる。

そのがとてもやさしくて。



とてもあつくて。



トクン。


トクン。




あ、


まただ。

またドキドキする。






それがバレないよう
精一杯せいいっぱい普通ふつう




「それならよかったです。

…、

あの

じゃあ一緒いっしょ
おいしましょう?」




「え?」


「チョンさん
誕生たんじょうおめでとうございます。

…ケーキをオーダーしましょう?
なんのケーキがきですか?

ロウソク、としかずだけ
けてもらいましょうよ。
ふふ。
ケーキ、ロウソクだらけになっちゃいますね。」



そうったんだけど
チョンさんはそれにはこたえずに




「…、シムさんってモテるでしょ?
もしかしておとこにもモテるんじゃない?」


いきなりのそんなセリフ。


え?

ケーキは?
ロウソクは?
チョンさんぼくはないてる?

っておもったけど


まあ、いいや。





「え?
…あー…。

はい。」


「はは。
否定ひていしないんだ?」

「…、だって本当ほんとうことですから。
ぼく、なぜか男性だんせいにモテるんです。

このまえ会社かいしゃ後輩こうはい告白こくはくされて。」

「え?」

「あ、も、もちろんことわりました。

でも、元々もともとなかよくしてた後輩こうはいだったのに
それ以来いらいよそよそしくなってしまって。
それがかなしくて。

もと関係かんけいもどれたらいいんだけど…。」


「…そう。

…、でもかれからしたら
られたわけだから。
それはむずかしいかもね。」


チョンさんは
すここまったようなかおをした。


あ…。

こんなはな
チョンさんにしても迷惑めいわくだよね。


そうおもって
話題わだいえようとした



そのとき



「…、だけど後輩こうはいくん気持きも
わかるなあ。

シムさんって
綺麗きれい可愛かわいいから。

…、

ふっ。

なんかたのしい誕生たんじょうになってきた。

今日きょうもう。


めた!
シムさんとあさまでむっ。」



「ええ?
あさまで?」


「そう。
あさまで。」




なんだかとてもたのしそうな
チョンさんが
すごく可愛かわいくて。


あさまで一緒いっしょにいられるのが
うれしいなんておもってしまって。



あ…。







わかったかも…。



ぼくのこのおかしな気持きもちの正体しょうたい





大人おとなっぽいくせに

いたずらっみたいな


チョンさんに




ぼく



もしかして


もしかしたら









こいしちゃったのかもしれない。











そうおもったんだ。




















☆チャユノです☆


みなさん♡おひさしぶりです(*^_^*)
元気げんきでしたか?
新年しんねんのご挨拶あいさつ出来できなくて
ごめんなさい(>_<)
連載れんさい途中とちゅうのおはなしがけてから
更新こうしんしようとおもっていたので
更新こうしん出来できずにいました。
でも、今日きょう特別とくべつなので
もどってきました(*^_^*)

おそくなりましたが
みなさん、今年ことしもよろしくおねがいしますね*\(^o^)/*
いよいよふたりがもどってますね(*^o^*)
たのしみですね♡


それと今日きょうはユノの
バースデーですね❀.(*´▽`*)❀.


♡Happy Birthday Yunho♡
ユノにとって
素敵すてきいちねんになりますように☆彡




公式こうしき写真しゃしんがりましたね♡
ユノたのしそう(*´ωおめが`*)♡






後編こうへんなかバースデーの
2がつ12にちです。
よかったらのぞきにきてくださいね♡
ってますね(*^_^*)








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いつもあたたかい拍手はくしゅとコメントを
ありがとうございます♡
本当ほんとうはげみになってます(*^_^*)


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