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史記 : 列傳 : 蒙恬列傳 - 中國哲學書電子化計劃
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こうむ恬列でん

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1 こうむ恬列でん:
こうむ恬者,其先ひとしじん也。恬大ちちこうむ驁,ひとしことはたあきらおうかん至上しじょうきょう秦莊はたしょうじょうおう元年がんねんこうむ驁為はたすすむかんなる皋、滎陽,さくおけ三川さんかわぐんねんこうむ驁攻ちょうさんじゅうななしろはじめすめらぎさんねんこうむ驁攻かんじゅう三城みきねんこうむ驁攻じゅうしろさくおけひがしぐんはじめすめらぎななねんこうむ驁卒。驁子曰武,武子たけし曰恬。恬嘗しょごくてん文學ぶんがくはじめすめらぎじゅうさんねんこうむたけためしん裨將ぐんあずかおう翦攻すわえ大破たいはころせこうつばめじゅうよんねんこうむたけおさむすわえとりこすわえおうこうむ恬弟あつし

2 こうむ恬列でん:
はじめすめらぎじゅうろくねんこうむ恬因ためはたすすむおさむひとし大破たいははいため內史。はたやめ并天,乃使こうむ恬將さんじゅう萬眾北逐戎狄,おさむ河南かなん。筑長じょういん地形ちけいようせいけわしふさがおこり臨洮,いたり遼東りゃおとんのべ袤萬あまりさと。於是渡河とかよりどころさん,逶蛇而北。暴師於外じゅうねんきょ上郡かみごおりこうむ恬威匈奴きょうどはじめすめらぎ甚尊ちょうこうむ信任しんにんけん。而親近しんきんこうむあつしくらい至上しじょうきょうそくさんじょうにゅうのり御前ごぜん。恬任外事がいじ而毅つねため內謀,めいため忠信ちゅうしん雖諸しょうしょう莫敢與そう焉。

3 こうむ恬列でん:
ちょうだかしゃしょちょう疏遠ぞく也。ちょうだかこんおとうとすうにんみなせいかくれみや,其母けい僇,世世せぜ卑賤。しんおう聞高つよしりょくつう於獄ほう,舉以ため中車ちゅうしゃれいこうすんで私事しじ公子こうしえびす,喻之けつごくこうゆう大罪だいざいはたおうれいこうむあつし法治ほうちあつし敢阿ほうとうこうざいじょ其宦せきみかど以高あつし於事也,赦之,ふく官爵かんしゃく

4 こうむ恬列でん:
はじめすめらぎよくゆう天下でんかみちきゅうはらちょく抵甘いずみ,乃使こうむ恬通どうきゅうげん抵甘いずみ,塹山堙谷,せんはちひゃくさとみち就。

5 こうむ恬列でん:
はじめすめらぎさんじゅうななねんふゆぎょうゆうかい稽,并海じょうきたはし瑯邪。みちびょう使つかいこうむあつしかえ山川やまかわはん

6 こうむ恬列でん:
はじめすめらぎいたりすなおかくずれ群臣ぐんしん莫知。丞相じょうしょう斯、公子こうしえびす中車ちゅうしゃれいちょうだかつねしたがえ高雅こうがとくこう於胡よくりつまた怨蒙あつし法治ほうち不為ふためおのれ也。よしゆうぞくしん,乃與丞相じょうしょう斯、公子こうしえびす陰謀いんぼうたてえびすため太子たいし太子たいしやめりつ使者ししゃ以罪たまもの公子こうし扶蘇、こうむ恬死。扶蘇やめこうむ恬疑而復請之。使者ししゃ以蒙恬屬吏,さらおけえびす以李斯舍人為じんいまもるぐん使者ししゃかえむくいえびすやめ聞扶そくよくしゃくこうむ恬。ちょうだかおそれこうむふく用事ようじ,怨之。

7 こうむ恬列でん:
あつしかえいたりちょうこういんためえびすちゅうけいよく以滅こうむ,乃言曰:「しん先帝せんていよく舉賢立太子りったいしひさ矣,而毅諫曰『不可ふか』。わか知賢ともかた而俞どるりつのり不忠ふちゅう而惑ぬし也。以臣わか誅之。」えびす聽而けいこうむあつし於代。ぜんやめしゅうこうむ恬於しゅういたり咸陽,やめそう太子たいしたてためせい皇帝こうてい,而趙だか親近しんきんにちよる毀惡こうむもとめ罪過ざいか,舉劾

8 こうむ恬列でん:
嬰進諫曰:「しん聞故ちょうおう遷殺其良しんまき而用がお聚,つばめおうかげよう荊軻はかりごと而倍しんやくひとしおうけんころせ其故忠臣ちゅうしん而用きさき勝之かつゆき。此三くんしゃみなかく以變いにしえしゃしつ其國而殃及其いまこうむはた大臣だいじんはかりごと也,而主ほし一旦いったん棄去しん竊以ため不可ふかしん聞輕おもんばかしゃ不可ふか以治こくどく智者ちしゃ不可ふか以存くん誅殺ちゅうさつ忠臣ちゅうしん而立じりつふしぎょうこれにん內使群臣ぐんしんあいしん而外使鬬士はなれ也,しん竊以ため不可ふか。」

9 こうむ恬列でん:
えびす聽。而遣きょくみやじょうでんこれだいれいこうむあつし曰:「さきぬしよく立太子りったいし而卿なんこん丞相じょうしょう以卿ため不忠ふちゅうつみ及其むねちんにん,乃賜きょうまた甚幸矣。きょう其圖!」あつしたい曰:「以臣不能ふのうとくさきぬしのりしんしょう宦,じゅんこうぼついい矣。以臣不知ふち太子たいしのうのり太子たいしどくしたがえ周旋しゅうせん天下でんかしょ公子こうし絕遠ぜつえんしんしょうたぐ矣。おっとさきぬし舉用太子たいしすうねんせき也,しん乃何ごと敢諫,なにおもんばかこれ敢謀!敢飾以避也,ため羞累さきぬしねがい大夫たいふためおもんばか焉,使臣ししんとく情實じょうじつ。且夫じゅんなりぜんしゃ道之みちゆきしょ也;けいころせしゃ道之みちゆきしょそつ也。むかししゃはたきよしおおやけころせさんりょう而死,つみ百里奚而非其罪也,だてごう曰『繆』。あきらじょうおうころせ武安たけやすくんしろおこりすわえたいらおうころせおごくれおうおっところせ胥。此四くんしゃみなためだいしつ,而天,以其くんため不明ふめい,以是せき於諸こう曰『ようどう治者ちしゃころせ無罪むざい,而罰無辜むこ』。ただ大夫たいふとめしん!」使者ししゃえびす聽蒙あつしげんとげころせこれ

10 こうむ恬列でん:
二世又遣使者之陽周,れいこうむ恬曰:「きみ過多かた矣,而卿おとうとあつしゆう大罪だいざいほう及內。」恬曰:「われ先人せんじん,及至子孫しそんせきこうしん於秦さんせい矣。こんしん將兵しょうへいさんじゅうあまりまん雖囚けい,其勢あし以倍ほとりしか必死ひっし守義もりよししゃ敢辱先人せんじんきょう,以不忘先ぬし也。むかししゅうしげるおうはつだてはなれ襁緥しゅうこうだんまけおう以朝,そつじょう天下でんか。及成おうゆうびょう甚殆,おおやけだんそろい其爪以沈於河,曰:『おう有識ゆうしきだん執事しつじ有罪ゆうざい殃,だん受其不祥ふしょう。』乃書而藏いいしん矣。及王のう治國ちこくゆう賊臣ぞくしんごと:『しゅうこうだんよくためらんひさ矣,おうわか不備ふび,必有大事だいじ。』おう乃大いかしゅうこうだんはし而奔於楚。なりおうかん於記とくしゅうこうだん沈書,乃流涕曰:『孰謂しゅうこうだんよくためらん乎!』ころせごとこれしゃ而反しゅうこうだんしゅうしょ》曰『必參而伍』。こん恬之むねせい無二むにしん,而事そつ如此,必孽しんぎゃくみだれ,內陵道也みちやおっとなりおうしつ而復のりそつあきら;桀殺せきりゅう逢,紂殺王子おうじ而不悔,のりこくほろびしん曰過而諫さとし也。察於さんうえきよしこれほう也。凡臣げん以求めん於咎也,はた以諫而死,ねがい陛下へいかため萬民思從道也。」使者ししゃ曰:「しん受詔行法ぎょうほう於將ぐん敢以將軍しょうぐんげん聞於じょう也。」こうむ恬喟しかふといき曰:「わがなにざい於天,而死乎?」良久よしひさじょ曰:「恬罪かたとう矣。おこり臨洮ぞく遼東りゃおとんしろ塹萬餘里より,此其ちゅう不能ふのうぜっみゃく哉?此乃恬之ざい也。」乃吞やく自殺じさつ

11 こうむ恬列でん:
ふとしおおやけ曰:われてき北邊ほくへん直道なおみちぎょうかんこうむ所為しょいしん筑長じょうていさわ,塹山堙谷,つう直道なおみちかたけい百姓ひゃくしょうりょく矣。おっとしんはつめつ諸侯しょこう天下てんかこころ未定みてい,痍傷しゃ瘳,而恬ため名將めいしょう以此つよし諫,百姓ひゃくしょうきゅう養老ようろうそんつとむおさむ眾庶,而阿きょうこう,此其兄弟きょうだいぐう誅,またむべ乎!なに乃罪みゃく哉?

URN: ctp:shiji/meng-tian-lie-zhuan