特徴とくちょう・間あいだ違ちがいやすい類似るいじ種しゅとの識別しきべつ点てん

【ヒアリの特徴とくちょう】

【ヒアリの巣す】

（寺山てらやま守まもる氏し提供ていきょう）

胸部きょうぶの体からだ色しょくが赤褐色せきかっしょく、腹部ふくぶが暗色あんしょくで艶つやがある。触覚しょっかく節ぶし数すうは10節せつで第だい3節せつは長ながい。トフシアリ（日本にっぽん産さん種しゅはSolenopsis japonicaはサイズが小ちいさく識別しきべつ可か）、ヒメアリ属ぞく（兵へいアリの有無うむにより識別しきべつ可か）。
在来ざいらい種しゅで本ほん種しゅのような土どで大おおきな塚づかを作つくる種たねはいない。

【類似るいじ種しゅ】

在来ざいらい類似るいじ種しゅ例れい　アズマオオズアリ

駆除くじょ方法ほうほう

• ・殺虫さっちゅう剤ざい（スプレーでも良よいが、液剤えきざいが望のぞましい）を散布さんぷする。
• ・熱湯ねっとうをかける。

• ・ベイト剤ざい（毒どく餌えさ）の安易あんいな使用しようは、ヒアリ等とうの定着ていちゃくを阻害そがいしてくれる在来ざいらいアリなども区別くべつなく駆除くじょすることになり、かえってヒアリ等とうの定着ていちゃくにつながる恐おそれがあります。
• ・ヒアリ等とうがこれまで発見はっけんされていない地域ちいきでは、まずは誘引ゆういん剤ざいを含ふくむトラップを設置せっちし（誘引ゆういん剤ざいを使つかうと１日にち以内いないの設置せっちでよい。）、ヒアリ等とうが発見はっけんされた場合ばあいにのみベイト剤ざいを用もちいて防除ぼうじょすることを推奨すいしょうします。
• ・ベイト剤ざいの使用しようにあたっては、事前じぜんに専門せんもん家かに相談そうだんするなど、適切てきせつに使用しようしてください。

健康けんこう被害ひがいを防ふせぐため、日常にちじょう生活せいかつにおいては以下いかのようなことにご注意ちゅういください。

• ・農作業のうさぎょう、庭にわの手入ていれや家庭かてい菜園さいえんなど屋外おくがいでの作業さぎょう
• ・野外やがいにおいてあるサンダル等とうの靴くつを履はく。

• ・野外やがいでの作業さぎょう時じにはプラスチック製せいの手袋てぶくろを着用ちゃくようする等ひとし、肌はだを露出ろしゅつしない。
• ・アリが体からだをのぼりにくくするために、ベビーパウダーを靴くつやズボンに振ふり掛かけておく。
• ・サンダル等とうを外そとに置おきっぱなしにしない。

• ・素手すでで触さわらない（死骸しがいでも毒どく針はりが刺ささることがある）。
• ・地元じもとの自治体じちたいに連絡れんらくする。

• ＊詳くわしくはこちらをご覧らんください。