株式会社マウスコンピューターは5月24日、パソコンの3D化を推し進めるため「3D-PC ロゴプログラム」を策定したと発表した。
3D(立体視)は注目を集めているが、再生環境と価格、PCであればどれほどのパワーが必要であるかなどがわかりづらく、現状ではまだまだ敷居が高いコンテンツといえるだろう。今回マウスが発表したのは、「このパソコンを購入すれば3Dコンテンツを楽しめる」基準として設定されている。
「3D-PC ロゴプログラム」はそれぞれの用途、それに必要な要素によって3つのエディションに分けられている。臨場感溢れる立体視映像の描写が可能なパソコン向け3D対応ゲームを快適に楽しめるハイエンドパソコン「3D for GAMERS」、既存のDVDの3D化、3D配信映像、Blu-ray 3Dに対応しているエンターテイメントパソコン「3D for THEATER」、3Dコンテンツの制作に掛かる工数削減などが可能なプロフェッショナルパソコン「3D for CREATOR」の3種類。
また、すぐに楽しみたい人向けの「NVIDIA 3D Vision for GeForce」、120Hz対応LG製23型液晶モニター「LG W2363D-PF」、「CyberLink Media Suite 8.0 for Blu-ray」とパソコン本体をセットにしたモデルと、今すぐは必要ないが今後導入したいという人に向けた本体のみのモデルの2種類にも分類される。
具体的な性能として「3D for GAMERS」のスペックを搭載した対応PCを挙げると、CPUにCore i7-930、メモリがトリプルチャネル12GB、HDDが500GB、Blu-ray Discドライブ、GeForce GTX470、80PLUS認定取得750W電源、64bit版Windows 7 HomePremium、NVIDIA 3D Vision for GeForce、LG製23型液晶モニター「W2363D-PF」、「CyberLink Media Suite 8.0 for Blu-ray」がセットとなっている「NEXTGEAR i700SA9-3DV(254,730円)」となる。
ノートPCの開発も現在行なわれており、順次発表される。秋葉原ダイレクトショップと大阪ダイレクトショップにおいて、これらのロゴプログラムに適応した製品の体験スペースも用意される。
【3D-PC ロゴプログラム】 |
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