「きものすなお」（京都きょうと市し山科やましな区く）代表だいひょうで1級きゅう着付きつけ技能ぎのう士しの清水しみず直ただしさん（「きものすなお」名めいで活動かつどう）による「着付きつけ体験たいけん出前でまえ授業じゅぎょう」が8月がつ3日にち、四番よんばん町まちダイニング（彦根ひこね市し本町ほんちょう1）2階かいで開催かいさいされる。

ユーチューブやインスタグラムで着物きものや着付きつけについて情報じょうほう発信はっしんをしている＝「きものすなお」清水しみず直ただしさん（提供ていきょう＝清水しみずさん）

　清水しみずさんは彦根ひこね出身しゅっしんで、現在げんざい、総そうSNSフォロワー数すう45万まん人にんの着付きつけ講師こうし。「日本にっぽん中ちゅうに眠ねむる着物きものを循環じゅんかんさせる」という思おもいを元もとに、「着物きものを身近みぢかに感かんじてもらい、誰だれもが気軽きがるに着物きものを着付きつけられるよう」ユーチューブ配信はいしんをはじめ、さまざまな活動かつどうを行おこなっている。なかなか手放てばなすことができない「たんすに眠ねむる着物きもの」を譲ゆずり受うけ、職人しょくにんに補修ほしゅうを依頼いらいし、次つぎの持もち主ぬしに届とどける取とり組くみも行おこなっている。

　日々ひびの活動かつどうを通とおして若わかい人ひとたちの着物きものに触ふれる機会きかいが少すくないことを感かんじ、「特とくに中ちゅう高大こうだい生せいなどへ着物きものの良よさや楽たのしさを伝つたえたい」という清水しみずさん。「成人せいじん式しきが初はじめて本格ほんかく的てきに着物きものに触ふれる機会きかいだという若わかい人ひとも多おおい。振ふり袖そでの着付きつけは大変たいへんでしんどいこともあるが、着物きものは本来ほんらい、もっと手軽てがるで、楽たのしいもの。若わかい人ひとたちにも楽たのしんでもらえるよう、着物きものの魅力みりょくを伝つたえたい」と話はなす。今後こんご、各地かくちで生徒せいと・学生がくせい向むけの着付きつけ体験たいけん出前でまえ授業じゅぎょうを計画けいかくしており、その1回かい目めを出身しゅっしん地元じもとの彦根ひこねで開ひらきたいと、今回こんかいのイベントが実現じつげんした。

　当日とうじつは、清水しみずさんによる着付きつけの解説かいせつ後ご、参加さんか者しゃは自分じぶんで浴衣ゆかたを着付きつける。着付きつけが初はじめての人ひとでも着きられるよう、清水しみずさんやスタッフがサポート。着用ちゃくようする浴衣ゆかたは、持もち込こみか清水しみずさんが用意よういした70着ちゃくの中なかからレンタルできる（返却へんきゃくは当日とうじつ21時じ30分ふんまで）。イベント終了しゅうりょう後ごは、浴衣ゆかた姿すがたで同日どうじつ開催かいさいの「ゆかたまつり」へも参加さんかできる。

　清水しみずさんは「地元じもと・彦根ひこねでこのようなイベントが開催かいさいできてうれしい」と話はなす。「日本にっぽん中ちゅうに眠ねむっている着物きものを循環じゅんかんさせるのが私わたしの使命しめい。そのためには、若わかい世代せだいに和服わふくの楽たのしさを伝つたえることが重要じゅうよう。今後こんごも生徒せいと支援しえんをコツコツと続つづけたい」とも。

　定員ていいんは中なか・高だか・大生おおうの女性じょせい60人にん。参加さんか無料むりょう（浴衣ゆかたをレンタルする場合ばあいは別途べっと500円えん）。要事ようじ前ぜん予約よやく。申もうし込こみは7月がつ26日にちまで、LINEで受うけ付つける。