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とし つきとし つき

試合しあい結果けっか

アイスリボンマーチ2017

2017ねん03がつ26にち 開始かいし時間じかん 1200ふん〜 / 開場かいじょう時刻じこく 1100ふん





アイスリボン後楽園こうらくえんホール大会たいかい
『アイスリボンマーチ2017』
2017ねん3がつ26にち(日)にち後楽園こうらくえんホール
1200ふん開始かいし/1100ふん開場かいじょう
観衆かんしゅう 1039にん満員まんいん

だい1試合しあいトトロさつき デビューせん 6にんタッグマッチ20ふん1ほん勝負しょうぶ
235&長浜ながはま浩江ひろえ&×トトロさつき(8ふん11びょう 猪突猛進ちょとつもうしん)長崎ながさきまる◯&テキーラ沙弥さや松屋まつやうの


こん年初ねんしょ後楽園こうらくえんホール大会たいかいオープニングマッチは新人しんじんのトトロさつきのデビューせん。235と長浜ながはまがさつきのフォローやくつとめ、まる沙弥さや、うのの若手わかて3にんそろみでむねす6にんタッグ。先発せんぱつってたさつきは、いきなり3にんがかりの奇襲きしゅう攻撃こうげきけるも、沙弥さやをボディスラムでたたきつけ、タックルでまるばす力強ちからづよさをみせた。最後さいごまる合戦かっせんからさつきが勝利しょうりかとおもったが、まるのカウンターの猪突猛進ちょとつもうしんにフォールけをきっした。 今後こんご面白おもしろ存在そんざいになっていきそうな期待きたいたせるトトロさつきのデビューせんだった。

さつき「相手あいて普段ふだん一緒いっしょ練習れんしゅうしている先輩せんぱいかたなので、絶対ぜったいけたくないなっていう気持きもちがあったけどけてしまって、すごいくやしいです」とくやなみだせたが、「これは絶対ぜったいやってやろう、このわざめたいなっておもっているものはあったけど、やっぱり全部ぜんぶ出来できなかったので、つぎ絶対ぜったいちたいとおもいます。自分じぶんしん日本にっぽんプロレスの石井いしい智宏ともひろ選手せんしゅがすごくあこがれの選手せんしゅなので、石井いしいさんのようにバチバチのパワーファイターになりたいなとおもっています。こん現在げんざいもですけど、不動産ふどうさんはたらいてまして、プロレスをるのはきで、去年きょねんの1がつ4にちしん日本にっぽんプロレスさんの東京とうきょうドーム大会たいかいて、自分じぶんもプロレスやりたいなとおもい、いろんな団体だんたいかんかせていただきまして、去年きょねんの3がつ30にちのアイスリボンの道場どうじょうマッチで235さんの試合しあいて、たおれてもたおれてもなんかいがる姿勢しせいにすごく感銘かんめいけて、アイスリボンでプロレスがしたいなとおもって社長しゃちょうにおはなしをしてアイスリボンのもんはたきました。大阪おおさか人情にんじょうまちだとおもいますし、あつまちだとおもうので、その大阪おおさかさをつたえられるあついプロレスラーになりたいなとおもっています」とかたった。

だい2試合しあい タッグマッチ 20ふん1ほん勝負しょうぶ
コマンド ボリショイ&◯Leon(8ふん20びょう へんエビかため)ゆみ×&
※マッドスプラッシュ


今年ことし最初さいしょ道場どうじょうマッチで下剋上げこくじょう宣言せんげんしたゆみは、いもうととのタッグ「GEKOKUむすめ(げこくじょう)」で、げんJWPタッグ王者おうじゃのコマンド ボリショイ&Leonのベテランタッグにいどんだ。ボリショイ相手あいてにグランド勝負しょうぶるファイトをみせたゆみいもうともパワーでいどんでいくがインサイドワークにけているJWPタッグのコンビネーションに翻弄ほんろうされ、いつもの爆発ばくはつりょくさえまれてしまう。試合しあいすすむにつれて、JWPタッグがペースをつかみ、最後さいごゆみがLeonのマットスプラッシュにカウント3をうばわれた。

だい3試合しあい タッグマッチ 20ふん1ほん勝負しょうぶ
ほしハム&◯宮城みやぎもち(9ふん13びょう へんエビかため)井上いのうえ貴子たかこゆき×
※ダイビングギロチンドロップ


井上いのうえ貴子たかこがアイスリボンにはつ登場とうじょうゆきとの美女びじょタッグを結成けっせいし、ハム&もちのらぶりーぶっちゃーずと対戦たいせん藤本ふじもといわく「映画えいが公開こうかい先駆さきがけての美女びじょ野獣やじゅう対決たいけつ」となったいちせんは、おたがいが自分じぶんたちの“よし”をアピールする攻防こうぼうくわわり、序盤じょばんから観客かんきゃくかた。はつタッグの貴子たかこゆきは、わざ連係れんけいもみられたりスムーズに試合しあいすすめていくが、スノウトーンボムをかわされたゆきがハムのダイビングプレス、そしてこの久々ひさびさにアイスリボンを観戦かんせんていたブル中野ぶるなかのから継承けいしょうしたもちのダイビングギロチンをびて撃沈げきちん最後さいごはらぶっちゃに凱歌がいかがった。

だい4試合しあい 新興しんこう宗教しゅうきょうがけのふちきょうvs新興しんこう宗教しゅうきょうオレきょう タッグマッチ20ふん1ほん勝負しょうぶ
葛西かさいじゅん&×松本まつもと(11ふん48びょう エビかため)ジャガー横田よこた藤田ふじたあかね◯
※ラダーじょうへの みかんでポン


出家しゅっけ宣言せんげんし、新興しんこう宗教しゅうきょうがけのふちきょう旗揚はたあげ、教祖きょうそとなった。そのがけのふちきょう勝負しょうぶいどんできたのが、新興しんこう宗教しゅうきょうオレきょう教祖きょうそ大槻おおつきケンヂ。 新興しんこう宗教しゅうきょうがけのふちきょうげたさいに、大槻おおつき公認こうにんて、入場にゅうじょうきょく楽曲がっきょく使用しようしたり、フィニッシュわざめい大槻おおつき楽曲がっきょくタイトルをけてきたにとって、今回こんかい行動こうどう裏切うらぎりとうつった。そのためあらたな宗教しゅうきょう戦争せんそう勃発ぼっぱつすることになり、これにまれたのが、葛西かさいじゅん、ジャガー横田よこた、そしてこの試合しあい復帰ふっきせん藤田ふじたあかね。 最後さいごにあかねととも入場にゅうじょうしてきた大槻おおつきケンヂはマイクをにすると「おい、がけのふちきょう映像えいぞうにもあったとおり、オレは女子じょしレスラーとのツーショットチェキがりたいだけの、ただの女子じょしプロファンなんよ。それを、グイグイちかづいてきて、オレのきょく入場にゅうじょうきょく使つかいたい、必殺ひっさつわざ名前なまえをつけたい、そこまではまだいいさ。それよりもオレさまが、普通ふつう後楽園こうらくえんホールでアイスリボンをているときに、オレを場外じょうがい乱闘らんとうみやがって、それをSNSに配信はいしんしやがっただろおまえは!やめろよ!普通ふつうていたいのよ!ゆるせねえ。きゃく分際ぶんざいをわきまえさせろ、今日きょうがけのふちきょうをぶっつぶしてオレさま1人ひとり女子じょしプロファンにもどるのよ。女子じょしレスラーとツーショットがりたいだけの。ジャガーさん!さっぱりながれがわかっていとおもいますけど、よろしくおねがいします。藤田ふじたさん、復帰ふっきせんからないながれでもうわけないです。あのおむつおんなをやっつけてくれればいだけです。そしてオレは1人ひとりきゃくとしてさせてもらうぜ」とにしたチケットのせきをチェックし、リングサイドせきへ。試合しあいはハードコアルールが採用さいようされ場外じょうがいせんでスタート。はやくも大槻おおつきせきまえであかねと葛西かさい場外じょうがいせん展開てんかいし、あかねが葛西かさいをフルネルソンに大槻おおつきさそう。「かかわりたくない」としながらも、空気くうきんで、葛西かさいにチョップをめる大槻おおつき。そして南側みなみがわせきではがテーブルをみ、客席きゃくせきでスーパーダイブを敢行かんこうするなどいきなりカオスな展開てんかい宗教しゅうきょう戦争せんそうはじまった。試合しあい椅子いす、ギガラダーを使つかったハードコアな攻防こうぼうから、最後さいごはあかねがをリングにたおしたラダーにみかんでポンでたたとしてフィニッシュ。 復帰ふっきせん勝利しょうりかざってみせた。

そして試合しあいふたた大槻おおつきがリングへ。
大槻おおつき「おいがけのふちよ。約束やくそくどおり、これでおまえたちは解散かいさんだな」
大槻おおつきさん、今日きょうたたかってわかりました。わたし間違まちがってました」
大槻おおつき「そのとおり。普通ふつうにおきゃくさんでたいは、普通ふつうにおきゃくさんでたいのよ。とく女子じょしは。(DDTの)入江いりえ選手せんしゅはいい。謙虚けんきょさがある。選手せんしゅはね、ぐいぐいる。そこ!」
「はい、反省はんせいしました!なのでめました!新興しんこう宗教しゅうきょうがけのふちきょう本日ほんじつをもって解散かいさんします!なので大槻おおつきさん、わたし新興しんこう宗教しゅうきょうオレきょう入団にゅうだんさせてください。おねがいします(土下座どげざ)」
大槻おおつき「え〜っ!」
一生いっしょうのおねがいです!おねがいします」
大槻おおつき「ジャガーさんがポカ〜んとされておられるぞ。みとめない!そもそもプロレスに宗教しゅうきょうネタをってちゃダメですよ。ちょっとしたこと宗教しゅうきょうがブームになったけど、いまはなんとか学園がくえんほう問題もんだいになっているから、もうおそいよ」
「ちょっとってください。これでもダメですか?REINAのきんのツーショットチェキけんです。そしてオーケンさんへと名前なまえりのポートレート、そしてイメージDVD、さらに4がつ24にちアイスリボン後楽園こうらくえんホール大会たいかいきん選手せんしゅをオファーします。なので入団にゅうだんさせてください。おねがいします!!!」
大槻おおつき「よし、グッズはいただく。だが、やはり宗教しゅうきょうネタはダメですよ」
「おまえ、ふざけんじゃねーぞ」
ここでひらなおったがバランスボールを大槻おおつきげつけつかみかかるが、葛西かさいにラリアット。
葛西かさい「おいっち、カリスマロッカーであろうが、この会場かいじょうにいる生涯しょうがい独身どくしん―トであろうが、女子じょしプロレスファンにはわりねえんだよ。ファンにしたらおしめえよ」
葛西かさいげ、だいたおれているのを尻目しりめに、大槻おおつきがジャガー、あかねとともに「プロレスでハッピー!アイスリボン!」のなかめをめてげる。
最後さいごに1にんのこった悲壮ひそう表情ひょうじょうがると「すべてをうしないました。わたし松本まつもと本日ほんじつをもって………、ラッパーになります」とのなぞ言葉ことばのこ控室ひかえしつへともどっていった。

だい5試合しあい シングルマッチ 20ふん1ほん勝負しょうぶ
藤本ふじもとつかさ(20ふん 時間切じかんぎけ)中島なかじま安里あんりしゃ


ベストフレンズのチームめいで、女子じょしプロレスのタッグ戦線せんせんをリードしてきた藤本ふじもと中島なかじま。しかし中島なかじまがJWPを退団たいだんしシードリングりし、高橋たかはし奈七なななが子分こぶんえてしまうという中島なかじまたいして、藤本ふじもとはベストフレンズの興味きょうみうしなってしまった。 このまま放置ほうちすること出来できたが、周囲しゅういのベストフレンズへの期待きたいかんかんじたことから、藤本ふじもとはケジメとして中島なかじまとの決別けつべつのシングルマッチをおこな決意けついをした。2人ふたりいちせんはベストフレンズ結成けっせいのきっかけとなった15ねんおおみそかのシングル2連戦れんせん以来いらいりょう選手せんしゅたたかいはいきなり場外じょうがいせんへとなだれむ。客席きゃくせきにあったかさしてのなぐいなど、感情かんじょうむきしでぶつかりう。リングにもどってからもおたがいのかみつかうなどケンカマッチの様相ようそうていするかとおもわれハラハラした。だが試合しあいすすむにつれてつぶいからわざ攻防こうぼうせんへと変化へんかしていった。相手あいてかおみつけたり、はげしいエルボー、応酬おうしゅうはあったものの、りょう選手せんしゅともわざ決着けっちゃくをつけようと大技おおわざ仕掛しかけていく。しかしかつてタッグをんでいた2人ふたりだけにおたがいのわざ熟知じゅくちしている。とも上手うま相手あいてわざかえ最後さいごいちげきゆるさない。試合しあい濃厚のうこう攻防こうぼう継続けいぞくしながら、20ふんドローとなってしまった。

試合しあい、マイクをにしたのは藤本ふじもと「なんかバカバカしくなった。いままでのこと今日きょう試合しあいしてバカバカしくなった。わたしはベストフレンズみたかったよ。あなたがどこにいようがベストフレンズはみたかった。そういう気持きもちは本当ほんとうはシンプルなのに、自分じぶんですごく複雑ふくざつにしてた。たたかったのちだったら素直すなおえるかなっておもって、シングルもうませてもらったけど、わたしみたかったよ」と中島なかじま言葉ことばげる。それをけて中島なかじまも「あたしはなにわってないよ。高橋たかはし奈七ななながしたについたつもりもい。わたしはもっともっとたかやまのぼりたかった。それだけだよ。もしあんたが一緒いっしょにそのたかやまのぼりたいってうんだったら、覚悟かくごがあるんだったら、一緒いっしょのぼってやってもいいよ」と藤本ふじもとれるニュアンスの言葉ことばくちにした。「どうしていつも遠回とおまわしにいうの。みたいんだったら、みたいってえばいいじゃん」と藤本ふじもと。「んでやってもいってってんだろ」と中島なかじまかえすと藤本ふじもとは「それもふくめて、わたしきな安里あさとしゃです。ベストフレンズやりましょか!?」と笑顔えがお握手あくしゅ
「4がつ24にちいてる?つぎのアイスリボン後楽園こうらくえんホール、平日へいじつにやるんだけど、そこから始動しどうしません?あっきちんと会社かいしゃとおしますね」と藤本ふじもと。「わたしがやるっつたらやるんだよ」という中島なかじまに「高橋たかはし奈七なななが子分こぶん?それはちがうってことでいんだよね?」と藤本ふじもとあらためてくと「だれたってちがうよなあ?」と客席きゃくせき中島なかじま。 ここで藤本ふじもと中島なかじまのセコンドの奈七ななひさしに「そもそも、なんでこんなごとになっているか…高橋たかはし奈七ななながのせいだよね。奈七ななえい一番いちばんわるいんだよ。4月24にちアイスリボン参戦さんせんしてもらうんで、(中島なかじまの)スケジュールよろしくおねがいします。じゃあありさ、くよ」と最後さいご中島なかじま2人ふたりで、ベストフレンズとして花道かどうげていった。

〈インタビュー・スペース〉 藤本ふじもと「なんだったんでしょうね、この3ヵ月かげつあいだ。でもプロレスかい安心あんしんされたらわりです。わたしたちベストフレンズはくもわるくも、こうやってプロレスかいんで、みなさんをハラハラさせるタッグになったことことだとおもうようにします」
中島なかじま「でもベストフレンズことになったとしても、今日きょう決着けっちゃくはどこかでつけたいとおもう。でもそのまえにベストフレンズでやることがあるんだなって、今日きょうリングでたたかってあらためてかんじたので」
藤本ふじもとたたかってあらためておもいました。中島なかじま安里あんりしゃ殺意さついおぼえたと。こういうひと出会であえたのはことたたかって殺意さついおぼえて、んでたかやまをぶちこわして、今度こんどはそういうコンセプトのもと、タッグをんできましょうかね。(4がつ後楽園こうらくえんは)今年ことし1かいんでないので、試運転しうんてんというかたちでタッグを結成けっせいしてやってきたいと。なんとなくおもっています。自分じぶんたちがてるという見込みこみができたら高橋たかはし奈七ななえい対戦たいせんしていくつもりです。やっと気持きもちが一緒いっしょになったところなので、まだ簡単かんたんてる相手あいてではいなとおもっています。ただ(4がつ対戦たいせん相手あいては)いままでちゃんとんでいたタッグ(チーム)とやりたい。あっ高橋たかはし奈七ななひさし確認かくにんする?」
中島なかじま「やるとったらやりますよ。とくうことはないですけど」 藤本ふじもと「(今日きょう試合しあいは)20ふんっていう時間じかんない決着けっちゃくをつけられなかったっていうのはわたしけでもあるし、安里あさとしゃけでもあるし。それは今度こんどまた20ふんっていうわくない決着けっちゃくをつけたいですね。自分じぶんなかでは、なんか想像そうぞうしていた試合しあいえたがします。試合しあいまえはプロレスつかなっていう心配しんぱい正直しょうじきありました。あとおきゃくさんのかさこわしてしまったのが。すいません」
中島なかじま「さ〜こう!」
藤本ふじもと「だね。ありがとうございました」

だい6試合しあい インターナショナルリボンタッグ選手権せんしゅけん試合しあい 20ふん1ほん勝負しょうぶ
[王者おうじゃ大畠おおはた美咲みさきみずあや(16ふん22びょう ハルカゼ)つくし◯&ひいらぎくるみ[挑戦ちょうせんしゃ]
だい39だい王者おうじゃ4度目どめ防衛ぼうえい失敗しっぱいだい40だい王者おうじゃ誕生たんじょう


昨年さくねん9がつ19にち横浜よこはまリボンでリボンタッグ王座おうざいたつくし&くるみのThis is アイスリボンだが、はつ防衛ぼうえいせんとなった10月9にち札幌さっぽろリボンにおいてみず大畠おおはたのアビットリバルにやぶれ、1王座おうざ防衛ぼうえいをすることくベルトをうしなってしまった。あれから5ヵ月かげつ、ベルト奪回だっかい虎視眈々こしたんたんねらってきた2人ふたりにとって、ようやくリベンジのチャンスがめぐってきた。しかし、だいいちばんまえに2がつ25にち道場どうじょうマッチで、つくしがひだり足首あしくびいため、以後いご大会たいかい欠場けつじょうするアクシデントがこった。3月12にち広島ひろしま大会たいかいから復帰ふっきしたつくしだが、大畠おおはたはつくしが万全ばんぜん体調たいちょうではなく、足首あしくびいためる原因げんいんとなったフットスタンプをせずにいること指摘してきし、つくしにプレッシャーをあたつづけた。そしてむかえたタイトルせん。アビリバはスタートからつくしねらい。つくしの足首あしくびまとしぼった攻撃こうげき仕掛しかけていった。必死ひっしにつくしをまもろうとアシストにはいるくるみ。しかしアビリバのコンビネーションにくるしめられ突破口とっぱこういだせない。くるみをみずさえあいだに、一気いっきにつくしつぶしに大畠おおはた万事休ばんじきゅうすかとおもわれたが、つくしはあきらめなかった。スピードをかしたまるみを連発れんぱつして、大畠おおはた反撃はんげき仕掛しかけると、最後さいごはハルカゼでまるみカウント3を奪取だっしゅ。ベルト奪回だっかいにかけるつくしの執念しゅうねん勝利しょうりんだ。試合しあい、アビリバはしん王者おうじゃみとめ、2人ふたりこしにベルトをくと、大畠おおはたはそれまできつくたっていたつくしを笑顔えがおきしめた。

〈インタビュー・スペース〉
つくし「やっとこのベルト、くるみと自分じぶんかえすことが出来できました。結果けっかかったけど、誤爆ごばくしちゃったね。でもそれって大畠おおはたさんにすごい気持きもちがいていて、くるみも自分じぶんことたすけてあげようっていう気持きもちがぶつかった結果けっか誤爆ごばくだったので、気持きもちが一緒いっしょ方向ほうこうむかいてたので問題もんだいかったかなっておもいました。フットスタンプ恐怖症きょうふしょうになってしまって、大畠おおはたさんがわざと自分じぶんことをイラつかせるようなことをしてたのって、自分じぶんためにしてくれたのかなって、わっておもいます。ベルトをアビリバからかえせたこと、リボンタッグの歴史れきし今日きょうわったこと、すごくすごくうれしいです。くるみとだかられました」 くるみ「やっとかえこと出来できました。1かい防衛ぼうえいせずにまえられて、くやしい気持きもちでずっといたけど、こうやって2人ふたりでベルトれて本当ほんとううれしいです。最後さいごみずさんが“アイスリボンは世羅せらじゃなくて、つくし、くるみだから”ってってくれて、もっともっと頑張がんばらなくちゃなっておもいました」 つくし「これからどんどん防衛ぼうえいせんかさねて、防衛ぼうえい回数かいすう100を目指めざしていきたいとおもっています。つくし、くるみなら出来できるとおもっています」

だい7試合しあい ICEx∞選手権せんしゅけん試合しあい 30ふん1ほん勝負しょうぶ
[王者おうじゃ]◯世羅せらりさ(19ふん48びょう へんエビかため)やまくだりな×[挑戦ちょうせんしゃ]
※ダイビングダブルニードロップ
だい24だい王者おうじゃはつ防衛ぼうえい成功せいこう


昨年さくねん大晦日おおみそか藤本ふじもととの決定けっていせんせいして、ICE×∞王者おうじゃとなった世羅せらはつ防衛ぼうえいせん相手あいては、これまで5対戦たいせんし1しょう1はい3けのOSAKA女子じょし山下やましたつねこうからぶつかり2人ふたりは、おたがいを好敵手こうてきしゅとして意識いしきし「なんでもたたかいたい相手あいて」とくちをそろえる。その2人ふたりのシングルせんがタイトルマッチとして後楽園こうらくえんホールのメインで実現じつげん試合しあいはグランドでの関節かんせついからスタート。だい舞台ぶたいたのしむかのように、じっくりと両者りょうしゃ勝負しょうぶ仕掛しかけていった。試合しあいすすむにつれてうごきがはげしくなっていく。山下やましたがタックルで世羅せらばし、花道かどうでブレーンバスターをめた。リングにもどりサソリがためにはいった山下やましたは、さら世羅せらひざかためてげていく。世羅せらのダブルニーを警戒けいかいしてのめだ。これをのがれた世羅せらはコーナーに山下やましたると串刺くしざしきダブルニーをめる。ひざめられた直後ちょくご世羅せら意地いじ一撃いちげき試合しあい両者りょうしゃ気持きもちが全面ぜんめんしのいがつづく。どちらが勝利しょうりしてもおかしくないはげしいぶつかりいのなか、カウンターのドロップキックを突破口とっぱこう世羅せら勝負しょうぶた。エアーズロックUからコーナーからのみダブルニーとつなぎ、最後さいごはダイビングダブルニードロップの2連発れんぱつ世羅せらがカウント3をうばいタイトルはつ防衛ぼうえいたした。
試合しあい、マイクをった世羅せら無事ぶじはつ防衛ぼうえいできました!山下やましたとは(これまで)1しょう1はい3引分ひきわけで、この場所ばしょ決着けっちゃくをつけることを目的もくてきにやりましたが、これでわたしが2しょう1はい3引分ひきわけ。してるよ山下やました。でもやっぱ、おまえつよいな。すげーたのしかった。でもまだけるわけにはいかないんで、なんでも挑戦ちょうせんしててよ。またおおきい舞台ぶたいたたかおう」と山下やましたあゆると、世羅せらからマイクをうばった山下やましたは「けてしゃべるのはすごいきらいだけど、おまえやっぱりメチャおもろいなあ。やまくだりなのライバルの世羅せらりさだよ。タイトルするまえ試合しあいにいっぱいんでくれて。今日きょういちはし決着けっちゃくついてしまった。わたしけだよ。でもなあ、おまえ、まだまだこれから、もし対戦たいせん相手あいていなかったり、おまえがちょっとこまったときとか、世界中せかいじゅうどこでもんでくれればくから。おまえべ、わたしを」とかえす。「わかったぶ。だからおまえこまったときわたしべ」と世羅せら最後さいご2人ふたり握手あくしゅわし、リングじょうでの再会さいかいちかった。山下やましたがリングをり「もうこわがることはやめて、どんどん防衛ぼうえいしていきたいとおもいます。つぎだれにしようかな…」と世羅せらかたると、そのまえ宮城みやぎもちがった。
もち「はーい!つぎ挑戦ちょうせんしゃわたし挑戦ちょうせんしてあげるわ」
世羅せら「いや、いいです」
もち「わたし挑戦ちょうせんしてあげるわ」
世羅せら「いいです。興味きょうみないんで。なんです?"はーい"って?そんなことやっているからなんかいかタイトル挑戦ちょうせんしているけどベルト1かいったこといんじゃないですか?はーいとか、もうやめたほうがいいんじゃないですか。ふざけているようにしかえないんですよ」
もち「あんたはいわね。がいい。たかい。お調子ちょうししゃえて冷静れいせい。メインイベンターもまかせてもらえる。わたししいモノはあんた全部ぜんぶっている。わたしはあんたの先輩せんぱいだけど、いつしか可愛かわいいとおもっている後輩こうはい世羅せらにジェラシーの気持きもちしか、もうのこってないの。あんたにたいしていつもかんじる気持きもちはジェラシーだけ。広島ひろしま凱旋がいせんして、メインでベルトをった世羅せら。すごくかがやいていた。わたし大事だいじなパートナーをたおして、くやしかったけど、それ以上いじょう世羅せらがキラキラかがやいていて、すごいくやしかった。4月に自分じぶん凱旋がいせんがあります。わたし凱旋がいせんでベルトをってキラキラしたい。だからわたし挑戦ちょうせんけてください」
世羅せら「もちさん、ずっと尊敬そんけいしてた。ずっとシングルマッチ、タイトルせんであろうが、シングルマッチずっとやりたいっておもっていた。でも“はーい”とかっているもちさん、本当ほんとう興味きょうみないから。だから仙台せんだいリボン、このベルトかけてたたかうなら、そういうもちさんを一切いっさいさずにやってもらえますか。じゃないとけないんで」
もち「いいよ。ひとつ、おしえてあげる。わたしが“はーい”ってやらなくなったらこわいからね」
世羅せら王座おうざ2度目どめ防衛ぼうえいせん相手あいて宮城みやぎもちにまった。

〈インタビュー・スペース〉
世羅せら無事ぶじはつ防衛ぼうえい成功せいこうということで。(山下やましたとは)キャリアが一緒いっしょぐらいってことは、プロレスデビューして4、5ねんで、ここまでライバルってえる存在そんざい出来できて、後楽園こうらくえんホールのメインでベルトをかけてたたかえる相手あいてがいるって、本当ほんとうしあわせなことだなっておもいました。たたかっている途中とちゅうたのしくて。“こいつ、スゲーな”っておもいながらたたかってて、途中とちゅうからベルトってことわすれちゃうくらい、ただただたのしくて、けてたらどうなってたのか、いまじゃおもえないですね。今日きょうわたしったけど、またやりたい。ずっとずっとやりたい。引退いんたいするまで、つねにライバルでありたい存在そんざいたたかえて、本当ほんとうしあわせにおもいます。防衛ぼうえいできたし

(もちの挑戦ちょうせん表明ひょうめいは)
わたしがデビューした(もちは欠場けつじょうちゅうで)いなくて。もちさんっていうひとがいるんだよっていうのはいていて。わたしがデビューして1ねんぐらいでかえってこられて、わたしの(タッグ)パートナーだった成宮なるみや真希まきさんがずっと“もちさんは本当ほんとう、すごいんだよ”ってってて。すごいひとって勝手かっておもんでいたんですけど、成宮なるみやさんがすごいひとっていうから、どんなすごいひとなんだろうっておもっていたら、ハムさんのキャラかぶりじゃねって最初さいしょおもって。たたかうにつれつよかったし、実際じっさいたたかっていてたのしいし、このひととずっとたたかいたいなっておもえるようなひとではあったんですけど。あのひと本気ほんきせば本当ほんとうにすごいだろうけど、つねに“はーい”とかって、本気ほんきしているようにえない。マイクだってトンチンカンなことうし、今日きょうのマイクはつたわった。ずっとわたしはなしていたので。わたし絶対ぜったいこのひとからはなしちゃいけないっておもえた。だから今日きょう挑戦ちょうせんけようとおもった。でもいままでのようなもちさんでられてたら、なんかベルトをかけてたたかうようなひととはおもえないし、わたし、もちさんの後輩こうはいだけど、ここはチャンピオンとしてきびしくたっていこうとおもうので。あっちがどんなふうるかによって、わたしなに使つかってでもケチョンケチョンにしてやろうとおもっています」(主演しゅえん舞台ぶたいのあるにタイトルせんはじめてだが)
「すごい昨日きのうからずっとふるえてて。試合しあい集中しゅうちゅうして、ただ頑張がんばるっておもえたんですけど、のことをかんがえちゃうと。かおれたらなとかかんがえちゃって。いまれているとおもうんですけど。だからことかんがえずにやることが大事だいじなんだなって、うじゃないですか、後先あとさきかんがえずにやったほう結果けっか上手うまくって。だから本当ほんとうにそれを実感じっかんしたでした。こののち舞台ぶたいに)かなきゃいけないんですけど。ことかんがえていたら、きっとけていたし、このベルトはここにかったとおもうので。このベルトと一緒いっしょ舞台ぶたいけつけられるっていうのは、あっちにかなきゃからないですね、どんなおもいなのか?どんなおもいで舞台ぶたいつのか?そんなかんじです。



【エンディング】
ぜん選手せんしゅがリングにがり、この観衆かんしゅうが1039にんであったことが発表はっぴょうされる。そして次回じかい4がつ24にち後楽園こうらくえん参戦さんせん選手せんしゅ&アーティストがスクリーンで紹介しょうかいさせるが、最後さいごうつされたのが、女子じょし格闘技かくとうぎ映像えいぞう。『TeamDATE』の文字もじ画面がめんいっぱいにあらわれ4にん女子じょし格闘かくとう紹介しょうかいVTRへとつづく。そのVTRごと入場にゅうじょうゲートから選手せんしゅ登場とうじょうちょくDATE、ほうDATE、はなれんDATE、はなDATEが姿すがたせたリングへ。プロレスに興味きょうみったときにアイスリボンが出演しゅつえんした『ザ・ノンフィクション』をもんはたき、今年ことしから藤本ふじもと指導しどうもと、プロレスデビューを目指めざしてのトレーニングをつづけてきたという4にんは、アイスリボン所属しょぞく選手せんしゅとして次回じかい4がつ24にち後楽園こうらくえんホール大会たいかいでのデビューが決定けっていした。

■「アイスリボン」のニコニコ動画どうがch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so32282418
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so32282422
月額げつがく放題ほうだい500えん/1ほん100えん〜(ぜい抜)