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ケ村かそん(中世ちゅうせい)


戦国せんごくえるむらめい安芸あきこく佐東さとうぐんのうち天文てんもん23ねんがつ16にち毛利もうり元就もとなりあて行状ぎょうじょううつしによれば,「ごか内田うちだななだん半分はんぶんまいいちせきはちどうはたけいち町分まちぶんぜに一貫いっかんななひゃくじゅうぶんごうさんかんひゃくじゅう文目あやめ」が飯田いいだ弥五郎やごろうあておこなわれている(ばつ閲録170)いで,どう24ねんがつ23にち山県やまがた就相あて毛利もうり奉行ぶぎょうじん連署れんしょ書状しょじょうに「ケ村かそんてら家内かないきゅうつつみ廿にじゅういちにんつつみふとし広瀬ひろせこれないじゅうにんつつみこと,於被ちくとめしゃしょやくなしに末代まつだいゆう知行ちぎょうこう」とある(同前どうぜん133)中世ちゅうせい末期まっき太田川おおたがわ河口かこうはデルタ地帯ちたいしま点在てんざいし,ケ村かそんとはここにいつつの寒村かんそんがあったことによるとおもわれ,これらの中州なかす堤防ていぼう築造ちくぞうなどにより耕地こうちされていったケ村かそんのうち,寺家じけいだい広瀬ひろせられるほか,天正てんしょう11ねんうるう正月しょうがつ15にち毛利もうり輝元てるもと書状しょじょううつしに「ごかうちみるむら」がえる(同前どうぜん47)江戸えど当地とうち広島ひろしま城下じょうかとなり,名称めいしょう消滅しょうめつした現在げんざいちゅう付近ふきん比定ひていされる




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角川かどかわ日本にっぽん地名ちめいだい辞典じてん(きゅう地名ちめいへん)」
JLogosID : 7421916