ロコ・ソラーレの選手4人が6月23日、小学生対象に開かれた「カーリング体験会」でカーリングの基礎を指導した。主催は北見市スポーツ協会。
体験会で指導する吉田知那美選手
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会場のアルゴグラフィックス北見カーリングホール(北見市柏陽町)に集まった児童は小学4年生~6年生の20人。同協会によるとカーリング未経験の児童が半数を占めた。
子どもたちはストーンを投げる練習でスタート。最初はバランスを崩していた子どもたちも、選手たちから「低い姿勢を作って」「足の甲を氷につけると安定するよ」などのアドバイスを受け、徐々にしっかりしたフォームに。後半は実践形式のミニゲーム。狙ったところにストーンを投げられた子どもたちは、選手から「ナイス!」と声をかけられるとハイタッチで応じ、交流を楽しんだ。
未経験の参加者が多かったことについて、吉田夕梨花選手と鈴木夕湖選手は「今回の体験会が競技を始めるきっかけになれば」と話し、藤澤五月選手も「市民全員が一度は経験したと言えるくらい浸透してほしい」と、さらなる競技の普及に期待感を示す。
体験会後は道立北見体育センター(北見市東陵町)でトークショーも行い、吉田知那美選手は「このメンバーで95歳まで競技を続け、シニア世界一になりたい」と宣言し会場を沸かせた。