シンポジウム 2

*シンポジウムのみの参加さんかは無料むりょうです。

#テーマ

障害しょうがい者しゃイメージの流通りゅうつうと消費しょうひ
: 2020年ねんパラリンピック東京とうきょう大会たいかいを見据みすえて、今いま考かんがえる

#趣旨しゅし
2020年ねん、パラリンピック東京とうきょう大会たいかいが開催かいさいされる。パラリンピック大会たいかいの意義いぎと目的もくてきは、なんらかの障害しょうがいがあっても個性こせいや能力のうりょくを発揮はっきして活躍かつやくできる公正こうせいな機会きかいが与あたえられるべきことを社会しゃかいに示しめす点てんにあり、障害しょうがいのある人ひとにとってよりよい共生きょうせい社会しゃかいを実現じつげんするための契機けいきとすることである。そうだとすれば、パラリンピック大会たいかいの報道ほうどうのありかた、あるいは大会たいかい前まえにおこなわれるパラリンピック教育きょういくの内容ないようについては慎重しんちょうに検討けんとうしなければならない。健常けんじょう者しゃに劣おとらない高たかい身体しんたい能力のうりょくにばかり焦点しょうてんが当あてられるとき、努力どりょくと忍耐にんたいで身体しんたい訓練くんれんをおこない、出来できないことを克服こくふくしていく障害しょうがい者しゃといった偏かたよったイメージが産出さんしゅつされることはないのだろうか。その結果けっか、社会しゃかい的てきに構築こうちくされた様々さまざまなバリアにより障害しょうがい者しゃは無力むりょく化かさせられている、という理解りかいは霞かすんでしまうのではないだろうか。
本ほんシンポジウムでは、日本にっぽんパラリンピアンズ協会きょうかい会長かいちょうであり日本にっぽんスポーツ振興しんこうセンターの河合かわい純一じゅんいちさん、NHK「バリバラ」の出演しゅつえん者しゃであり西宮にしのみや社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎ会かいの玉木たまき幸則ゆきのりさんをシンポジストとしてお招まねきし、これらの点てんについて忌憚きたんのない意見いけんを頂戴ちょうだいすると同時どうじに、会場かいじょうとともにこの問題もんだいについて考かんがえていきたいと思おもう。

#話題わだい提供ていきょう
河合かわい純一じゅんいち
日本にっぽんパラリンピアンズ協会きょうかい会長かいちょう、日本にっぽんスポーツ振興しんこうセンター
玉木たまき幸則ゆきのり
西宮にしのみや社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎ会かい相談そうだん総務そうむ係長かかりちょう、NHK「バリバラ」出演しゅつえん者しゃ → 報告ほうこく資料しりょう

#コメント / 司会しかい
星加ほしか良司りょうじ
東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん教育きょういく学がく研究けんきゅう科か附属ふぞくバリアフリー教育きょういく開発かいはつ研究けんきゅうセンター 講師こうし