めらんじゅ情報じょうほう

ナウマンさんの通過つうかルートはすごいですね。
明治めいじの初はじめなのに、北海道ほっかいどう以外いがいの日本にっぽんをほぼ全部ぜんぶ、歩あるいているようです。また名前なまえを残のこしたフォッサマグナは密みつに歩あるいていることが解わかります。紀伊きい半島はんとうを縦たて切ぎりに行いっていますが、これは神武じんむ天皇てんのうが東征とうせいをしたときに、八はち咫烏に案内あんないされたルートなので、それをトレースしたのでしょうか?(^-^)中国ちゅうごく地方ちほうと、岐阜ぎふ、石川いしかわ県けん辺あたりに行いかなかったのは、何なにか理由りゆうがあったんでしょうか?

エッ！
シモバシラって言いう植物しょくぶつがあるんですか?
知しりませんでした。この年としになるまで
(^-^)

「シモバシラ」という名前なまえの植物しょくぶつなのですね。土壌どじょう水分すいぶんの流ながれが可視かし化かされて面白おもしろいですね。私わたしはこの現象げんしょうをまだ見みたこと（気きづいたこと）ありません。
Wikiによると関東かんとう以南いなん～九州きゅうしゅうまで見みられるようですが、この写真しゃしんはどのあたりで、どのような状況じょうきょうで撮とられたものですか？

「柱状ちゅうじょう節理せつり(columnar jointing)」の定義ていぎについて、海外かいがいの地質ちしつ学がく関連かんれんの２ふたつの辞書じしょが届とどきましたので抜粋ばっすいします。
① Dictionary of Geology & Mineralogy (McGraw-Hill Dictionary
columnar jointing [GEOL]
Parallel, prismatic columns that are formed as a result of contraction during cooling in basaltic flow and other extrusive and intrusive rocks.Also known as columnar structure; prismatic jointing; prismatic structure. 
② A Dictionary of Geology and Earth Sciences (Oxford Quick Reference) (pp.587-588).
columnar Applied to the habit or shape of a crystal that is rod-like,with parallel faces, giving it the appearance of a column.Rocks such as basalts and dolerites may cool and develop a polygonal system of joints, usually at right angles to the cooling surfaces of the igneous body; the joints are well exposed by weathering.This feature is known as columnar jointing.
以上いじょうのように、海外かいがいの事典じてんにおいても下記かきの点てんが示しめされています。
・火山かざん活動かつどうに関連かんれんして生成せいせいされた岩石がんせき（地質ちしつ体たい）に特徴とくちょう的てきにみられる。
・冷却れいきゃく、収縮しゅうしゅくする過程かていで形成けいせいされた柱状ちゅうじょう構造こうぞうを形成けいせいする節理せつり、または岩いわ体たいをcolumnar jointingと呼よぶ。
したがって、砂岩さがんなどの堆積岩たいせきがんにみられる節理せつりに対たいして柱状ちゅうじょう節理せつりの用語ようごを用もちいることは、対象たいしょうや成因せいいんが異ことなるため、地質ちしつ学的がくてきには不適切ふてきせつと考かんがえます。いかがでしょうか？
（なお、先さきに紹介しょうかいした特別とくべつな事例じれいは、火ひ成なり作用さように伴ともない熱ねっせられて溶融ようゆうした砂岩さがんが再さい結晶けっしょう化か、冷却れいきゃく、収縮しゅうしゅくする過程かていで形成けいせいされたものであり、柱状ちゅうじょう節理せつりと呼よぶに値あたいすると考かんがえます。）

Columnar joints in the Patiño formation sandstones
上記じょうきのPDF紹介しょうかいありがとうございました。
世界せかいにはなんとたくさんの柱状ちゅうじょう節理せつりがあることか！！！
３０分ふんほど、柱状ちゅうじょう節理せつりの写真しゃしんを見みていました。
(^-^)

タカタカさん、貴重きちょうなコメントをありがとうございました。
気候きこう変動へんどうや大気たいき汚染おせん等とうによる環境かんきょう変化へんかによって、岩石がんせきやモルタル等とうの人工じんこう物ぶつが化学かがく的てき劣化れっかを起おこす問題もんだいもこれから重要じゅうようとなりそうですね。

興味きょうみある乾湿かんしつ風化ふうか（スレーキング）のアップありがとうございます。日南にちなん海岸かいがんでも多おおくのモルタル（セメント）吹付ふきつけ工こうがあり、ひび割われや部分ぶぶん的てき脱落だつらくが見みられます。現在げんざい、全国ぜんこく的てきにモルタル吹付ふきつけ工こうの劣化れっかが進すすんでいるようです。
モルタル吹付ふきつけ工こうは、元々もともとは、切きり土ど面めんの浸食しんしょく防止ぼうしのために考かんがえられた工法こうほうなので、モルタルの層そう厚あつは薄うすく、強度きょうども考かんがえられていません。このためアップされた写真しゃしんのように、時間じかんの経過けいかによってモルタルの割われが起おこります。
割われの原因げんいんとしては、基本きほん的てきには、外側そとがわからの力ちからと内側うちがわから力ちからが考かんがえられますが、外側そとがわからの力ちからに関かんしては、落石らくせきなどの落下らっかによるひび割われです。内側うちがわからの力ちからに関かんしては、吹付ふきつけ工こうがある斜面しゃめん全体ぜんたいの動うごきにより、吹付ふきつけ工こうにひび割われ発生はっせいが考かんがえられます。
写真しゃしんでは吹付ふきつけ工こうの内側うちがわから泥どろ岩がんの風化ふうか物ぶつが出でてきていますが、泥どろ岩がんの風化ふうかによって壊こわれたと言いうよりも、吹付ふきつけ工こうが壊こわれた後のち、泥どろ岩がんの風化ふうか物ぶつが出でてきたと考かんがえられます。

藤井ふじいさん、貴重きちょうな情報じょうほうをありがとうございました。140年ねん前まえだと1円えんは5万まん円えんぐらいの価値かちがあったそうです。そうなると20円えんは100万まん円えんぐらいですね。
昭和しょうわ初期しょきなら1円えんは2500円えんぐらいの価値かちなので、20円えんは5万まん円えんぐらいですかね。
現在げんざいの経済けいざい状況じょうきょうから考かんがえると、石柱せきちゅうの建立こんりゅうは戦前せんぜんの昭和しょうわぐらいが妥当だとうかもしれません。
　それは、ともかく文字もじが刻きざまれている面めんは、なにがしかの加工かこうが施ほどこされているという点てんに気きづかれたところは素晴すばらしいですね。
　タフォニーは岩石がんせき中ちゅうの間隙かんげき水すいが染しみ出だすと生しょうじるようですので、文字もじが刻きざまれている面めんは石柱せきちゅうに染しみ込こんだ雨水あまみずが染しみ出ださないようにしているのかもしれませんね。

石柱せきちゅうに刻きざまれた「円えん」の通貨つうかは明治めいじ4年ねん(1871)に制定せいていされており、御崎おんざき神社じんじゃが現在げんざいの位置いちに置おかれたのが、明治めいじ13年ねん(1880)との情報じょうほうがありましたので、石柱せきちゅう設置せっちから現在げんざいまでの間あいだに形成けいせいされたタフォニとすると、約やく140年ねんですね。興味深きょうみぶかいです。
SGさん 石柱せきちゅうの向むきについては下記かきURLの「動画どうが」を確認かくにんにしてください。（画像がぞうはキャプチャーを編集へんしゅう）
https://www.youtube.com/watch?v=6MLBSoEk2ZQ
「宮崎みやざき・都井岬といみさきの御崎おんざき神社じんじゃが断崖絶壁だんがいぜっぺき」
1分ふん45秒びょう位いから投稿とうこうされた場所ばしょの近景きんけいを見みることが出来できます。これを見みると、拝殿はいでんの裏手うらて（説明せつめい版ばんの後うしろ）の石柱せきちゅうは、
境内けいだい側がわにいる人ひとから見みえる向むきの西向にしむきの面めんにきれいな文字もじがあり、SGさんが投稿とうこうされた北きた向むきに文字もじがある石柱せきちゅうと状況じょうきょうが異ことなります。そして、動画どうがの３分ふん35秒びょう位いからには、神社じんじゃ裏手うらての風景ふうけいがあり、北きた向むきの面めんにも立派りっぱなタフォニが出来できているのが見みえます。（これは仮説かせつですが、文字もじを掘ほる面めんだけが研磨けんまされた石柱せきちゅうではないでしょうか？）また、石柱せきちゅうの土台どだいは、比較的ひかくてき新あたらしい時期じきにコンクリートで固かためられたようにもみえます。（建たて直なおし？）その後ご、折おれたものがあるとするなら興味深きょうみぶかいですね。
さらなる検証けんしょうを希望きぼうします。

　石柱せきちゅうの裏側うらがわ（南側みなみがわを向むいた面めん）やタフォニーのある東ひがしを向むいた面めんの反対はんたい側がわの西にしを向むいた面めんは、さほど風食ふうしょくを受うけていません。
　海うみ（太平洋たいへいよう）は東側ひがしがわと南側みなみがわに広ひろがっています。
　なぜ、東側ひがしがわだけタフォニーが形成けいせいされるのか、謎なぞです。

　足立あだち先生せんせいから多おおくの地質ちしつ巡検じゅんけんで貴重きちょうなご教示きょうし、ご指導しどうを多おおく頂いただきまました。
　サイボーグのような強靭きょうじんな肉体にくたいや精神せいしん、そして深ふかい地質ちしつ学がくの経験けいけんと知識ちしきにも限かぎりがあることを思おもい知しらされました。
　心しんからご冥福めいふくをお祈いのりいたします。

　写真しゃしんは、東海とうかい海岸かいがん　2007年ねん4月がつ28日にちです。

2015.8.22 日にち豊ゆたか海岸かいがん、四浦ようら半島はんとう周辺しゅうへんに行いった時ときの写真しゃしんです。
潮しおの満みちた海岸かいがんで真まっ先さきに裸足はだしになって、露頭ろとうのある島しまに向むかわれました。足元あしもとはカッチカチのチャートです。
巡検じゅんけんでは地質ちしつだけでなく幅広はばひろい見識けんしきで、様々さまざまな解説かいせつをして頂いただきました。ありがとうございました。先生せんせいのご冥福めいふくをお祈いのりいたします。

槙峰まきみね巡検じゅんけんの時ときの足立あだち先生せんせいの写真しゃしんです。（2012.10.13撮影さつえい、87歳さい頃ごろ）
本当ほんとうにお元気げんきで、誰だれよりも歩あるくのが速はやく、露頭ろとうにまっしぐらに進すすみ、詳くわしい説明せつめいをされるお姿すがたが印象いんしょう的てきでした。

タカタカさん
確たしかに「柱状ちゅうじょう」と「節理せつり」の組くみ合あわせとして、言葉ことばは成なり立たちますが、地質ちしつ学がく的てき立場たちばから、砂岩さがんにこの用語ようごを使つかうのは誤解ごかいを招まねくと思おもいます。（個人こじん的てき感覚かんかくとしては、強つよい違和感いわかんがあります）柱状ちゅうじょう節理せつりという用語ようごは形状けいじょうをさすだけでなく、「対象たいしょう地質ちしつ」と冷却れいきゃくに伴ともない形成けいせいされるという「成因せいいん」がセットで一般いっぱん化かされているからです。（地学ちがく事典じてんや地形ちけいの辞典じてん、応用地質おうようちしつ用語ようご集しゅうなど、★必かならず複数ふくすうの参考さんこう書しょ★でご確認かくにんください）
＊なお、先さきの投稿とうこうで書かいたように、成因せいいんについてはまだまだ議論ぎろんの余地よちはあります。
学生がくせい時代じだいに節理せつりの研究けんきゅうをし、それ以降いこう、節理せつりに関かんする「査読さどく付つき」文献ぶんけんや専門せんもん書籍しょせきは数かぞえきれないほど、たくさん目めを通とおしてきましたが「柱状ちゅうじょう節理せつり」の用語ようごを砂岩さがんや泥どろ岩がんの岩いわ体たいに対たいして適用てきようした例れいは見みたことがありません。（身近みぢかな例れいとして、水溜みずたまりの泥水どろみずが乾燥かんそうして出来できる平面へいめん的てきな多角たかく形がたの構造こうぞうや、片栗粉かたくりこを使つかった模擬もぎ実験じっけんでの構造こうぞうを柱状ちゅうじょう節理せつり（のような構造こうぞう）が出来できると表現ひょうげんする場合ばあいはあります。）
長ちょう柱状ちゅうじょうを呈ていする砂岩さがんの場合ばあいは「節理せつりにより分離ぶんりした柱状ちゅうじょうブロック(岩いわ体たい)」などと表現ひょうげんする方ほうが適てきしていると思おもいます。いかがでしょうか？
＊こちらでも、海外かいがいの文献ぶんけんも含ふくめて、再度さいどあたってみます。

柱状ちゅうじょう節理せつりの解説かいせつありがとうございました。
「柱状ちゅうじょう節理せつりは、火砕流かさいりゅうや溶岩ようがんなどの火山かざん活動かつどうによってできる岩石がんせきの構造こうぞうに関かんする用語ようご」で堆積岩たいせきがんに見みられる柱状ちゅうじょう、長ちょう柱状ちゅうじょうの割われ目めに対たいしては使つかわれないという理解りかいでいいでしょうか?
私わたしは、サボテン公園こうえんの層そう厚あつ砂岩さがんに見みられる、縦たて方向ほうこうの柱状ちゅうじょうの亀裂きれつも「柱状ちゅうじょう節理せつり」と書かいていました。
これはペケですね(^-^)
写真しゃしんはサボテン公園こうえんの層そう厚あつ砂岩さがんの亀裂きれつです(撮影さつえい：2016/2/6)

なるほど！
七ななツ釜がまの曲まがった柱状ちゅうじょう節理せつりにも、「長ちょう軸じくに直交ちょっこうする節理せつり」が見みえました。ついでに北きたアイルランドの曲まがった部分ぶぶんも見みましたが、やはり、長ちょう軸じくに直交ちょっこうする節理せつりが見みえました。

タカタカさん

①地質ちしつ学会がっかいのHPに記載きさいされているのは、
学会がっかいの説明せつめい（見解けんかい）ではなく（本文ほんぶんにもありますが）
「一ひとつの仮説かせつ」です。今後こんごの展開てんかい、議論ぎろんに注目ちゅうもくです！

②「水平すいへい」ではなく、「柱はしらの長ちょう軸じく方向ほうこうに直交ちょっこう」というのが適切てきせつかと思おもいます。
＊七ななツ釜がまの横よこたわり曲まがりくねった柱状ちゅうじょう節理せつりにも、直交ちょっこうした割われ目めがたくさんあります。
（見みにくいですが、添付てんぷ写真しゃしん参照さんしょうしてください）

③私わたしの実験じっけんはあくまで妄想もうそうです。しかし、簡単かんたんな実験じっけんで頭あたまの体操たいそうが出来でき、
自分じぶんの中なかでの発見はっけんや再さい認識にんしき、条件じょうけん設定せっていの難むずかしさにぶつかること、
見過みすごしている力ちからの作用さように気付きづくなど、
いろいろ面白おもしろいことだらけです。

七ななツ釜がま（佐賀さが県けん）の柱状ちゅうじょう節理せつりにも、水平すいへいな節理せつりがあるとの情報じょうほう、ありがとうございました。昔むかし、柱状ちゅうじょう節理せつりのでき方かたについては、冷却れいきゃく時じの収縮しゅうしゅくによるものと書かいてある本ほんを読よみ、それを長ながく信しんじていましたが、玄武洞げんぶどうの柱状ちゅうじょう節理せつりを見みて、それだけではないことを知しりました。
ご紹介しょうかいされました、「地質ちしつ学会がっかいの説明せつめい」を読よみましたが、「柱状ちゅうじょう」と「板いた状じょう」が交錯こうさくして、よく理解りかいできませんでした。もう一度いちど読よんでみます。
「密ひそかなる実験じっけん」がうまくいきますように、期待きたいしています。

タカタカさん　玄武洞げんぶどうの写真しゃしんと柱はしらに対たいして直交ちょっこうする節理せつりについての
コメントありがとうございます。不思議ふしぎですよね。

唐津からつの七ななツ釜がまの玄武岩げんぶがん柱状ちゅうじょう節理せつりにも同様どうようの、
柱はしらの方向ほうこうに概おおむね直交ちょっこうする節理せつり（板いた状じょう節理せつり）が見みられます。
本当ほんとうに面白おもしろいです。

なお、これらの成因せいいんについては、すでにご存ぞんじだとは思おもいますが
新あらたな議論ぎろん（仮説かせつ）が日本にっぽん地質ちしつ学会がっかいで示しめされています
http://www.geosociety.jp/faq/content0920.html

論点ろんてんは
・流離りゅうり構造こうぞうとの関係かんけいに着目ちゃくもくした上うえで考かんがえられる形成けいせい順序じゅんじょ
・冷却れいきゃく時じに出来できるとしたこれまでの一般いっぱん的てきな成因せいいんの説明せつめいに対たいして、
岩いわ体たいの「膨張ぼうちょう」時じの挙動きょどうが関係かんけいしているのではないかという仮説かせつです。

まだまだ未み解明かいめいな柱状ちゅうじょう節理せつりです。
私わたしも、膨張ぼうちょう説せつに関連かんれんした実験じっけんを密ひそかにやっています。
（密閉みっぺい空間くうかんで膨張ぼうちょうする時ときには相対そうたい的てきに圧縮あっしゅくに似にた作用さようが生しょうじ、
鉱物こうぶつの配列はいれつが規制きせいされ。。。節理せつり面めんの形成けいせいに寄与きよ。。。）
＜妄想もうそうです＞　　　ほんと不思議ふしぎで面白おもしろいです。

柱状ちゅうじょう節理せつりの写真しゃしんアップ、ありがとうございました。
私わたしたちが宮崎みやざきで見みている高千穂たかちほ峡かいや日向ひなた岬みさきの柱状ちゅうじょう節理せつりは源みなもと岩いわが凝灰岩ぎょうかいがんですが、玄武洞げんぶどう（兵庫ひょうご県けん豊岡とよおか市し）の玄武岩げんぶがんに見みられる柱状ちゅうじょう節理せつりは、縦たて方向ほうこうの節理せつりと横よこ方向ほうこうの水平すいへいな節理せつりが見みられます。このため、座布団ざぶとんを重かさねたような形状けいじょうをしています。

参考さんこうのため、他たの地域ちいきの玄武岩げんぶがんの柱状ちゅうじょう節理せつりはどんなものか、北きたアイルランドのジャイアントコーズウェイの写真しゃしんを見みますと、やはり水平すいへいな節理せつりが見みられました。

解析かいせき断面だんめんは、海底かいてい地形ちけいから推定すいていされるプレート境界きょうかい線せんに対たいして、直角ちょっかくに設定せっていされていると思おもいます。

断面だんめん図ずをみるとプレートの沈しずみ込こみに伴ともなうと推定すいていされる深ふかい震源しんげんは、
確たしかに約やく45度どで分布ぶんぷしていますね。（表層ひょうそうの浅あさい地震じしんを除のぞく）
しかも、２本ほんの線せんが引ひけそうです。

浅あさい地震じしんと深ふかい地震じしんに分わけた断面だんめんでみると、プレート境界きょうかい地震じしんが、明瞭めいりょうになると思おもいます。

また、平面へいめん的てきな分布ぶんぷをみると、深ふかい地震じしんに対応たいおうする震源しんげん位置いちは、
解析かいせき断面だんめんに対たいして「斜はす行ぎょう」する２ふたつの扁平へんぺいな楕円だえん形がたの分布ぶんぷ域いきに集中しゅうちゅうしているようにも見みえます。

解析かいせきされた地震じしんの断面だんめん位置いちに対たいする幅はばの中なかに、
プレート境界きょうかいに対たいする「斜ななめ」沈しずみ込こみの２枚まいの地震じしん発生はっせい域いきがあるようにみえました。

境界きょうかい面めんの最大さいだい傾斜けいしゃ角かくが、約やく45度どであるとしても、進行しんこう方向ほうこうに対たいしてはもっと緩ゆるやかな傾斜けいしゃで、
斜ななめに沈しずみ込こんでいるのではないかとも思おもいます。

自重じちょうで沈しずみ込こんでいるのか、外力がいりょくで押おされているか、またはそのバランスによって、
沈しずみ込こむ平面へいめん的てきな角度かくどが違ちがってくるとも思おもいます。

面白おもしろいですね。

Bidenさんの地形ちけい図ずの右みぎ下か、笹ささ陰かげ集落しゅうらくから
対岸たいがんの地形ちけいを見みた写真しゃしんになります。

自然しぜん地形ちけいのダムによる水没すいぼつか、
人工じんこう的てきな手てが加くわわったことも影響えいきょうしているのか？
詳細しょうさいについては、未確認みかくにんです。m(__)m

紅葉こうようにより輪郭りんかくが浮うき出でていて、気きになっています。

何なにか不自然ふしぜんにみえます(^^)

エクセレントです。
放散ほうさん虫ちゅうを含ふくむ微ほろ化石かせき研究けんきゅう層そう序じょの進展しんてんにより、
付加ふか体たい堆積たいせき物ぶつの解明かいめいは、
飛躍ひやく的てきに進すすんだことを学生がくせい時代じだいに体感たいかんしました。

展示てんじ状じょう況きょうです。