ゲーマーなら「ゲームをやっただけお金かねになったらなあ…」そう思おもうことは一いち度どはあるかも知しれません。南米なんべいはエクアドルにて、そんな思おもいつきを実現じつげんする驚おどろきの融資ゆうしサービスが存在そんざいしているようです。

その名なも「ゲーマーローン」と名付なづけられたそのサービスは、ゲーマーのゲームアカウントを担保たんぽとして融資ゆうしを行おこなうもので、既すでに多おおくの人々ひとびとが利用りようしているといいます。しかし、気きになるのはそんなサービスを展開てんかいしている母体ぼたいですね、響ひびきだけなら良よからぬ存在そんざいが関かかわっていそうな気きもする感かんじですが、実際じっさいには現地げんちの銀行ぎんこうBanco del Pacíficoが行おこなっているのだそう。

なんで銀行ぎんこうがそんなことを…？その疑問ぎもんの裏うらには地域ちいき性せいに起因きいんする切実せつじつな問題もんだいがあるのだそうです。サービスを紹介しょうかいするページによれば、同国どうこくでは車くるまなどをローンの担保たんぽにできるそうなのですが、現代げんだいでは進すすむ貧困ひんこんの中なか、若者わかもの10人にん中ちゅう2人にんしかまともに伝統でんとう的てきな担保たんぽにできるものを持もっていないのだそうです。それを裏付うらづけるかのように、発表はっぴょうではサービスの開始かいし以降いこう多おおくの申もうし込こみがあったようです。

とはいえども、多おおくのゲームではゲームアカウントを換金かんきんするような利用りようを禁きんじています。現状げんじょうでこのようなサービスがより広ひろい地域ちいきに広ひろがるか、どの程度ていど継続けいぞくできるかには懐疑かいぎ的てきな目線めせんが多おおくを占しめるでしょう。しかしながら、今後こんご貧困ひんこんが予想よそうされる国くにや地域ちいきが広ひろがれば広ひろがるほどに、なにかの拍子ひょうしでそういった無形むけいの財産ざいさんに目めが向むけられるより広ひろい流ながれが生うまれる可能かのう性せいは否定ひていできません。