1月つき14日ひ（土ど）、鈴鹿すずか市し文化ぶんか会館かいかん調理ちょうり室しつにて、ブラジル・ペルー・フィリピンなど在住ざいじゅう外国がいこく人じんの方ほう13名めいを対象たいしょうに、日本にっぽんの家庭かてい料理りょうりを学まなぶ講座こうざを開催かいさいしました。

学校がっこうの給食きゅうしょくで日本にっぽんの味あじに慣なれている子こどもに、同おなじ料理りょうりをせがまれても作つくり方かたがわからないという親御おやごさんたちのために、管理かんり栄養士えいようしの中世古なかせこ 幸みゆきさんにぶりの照てり焼やき、豚汁とんじる、白和しらあえ、大学だいがくいも、そしておにぎりのにぎり方かたを教おしえて頂いただきました。子こどもたちのことを考かんがえて、野菜やさい不足ふそくを補おぎなえるメニューになっています。

　講座こうざでは、こんぶと削けずり節ぶしでお出汁だしを取とったり、魚さかなの煮に崩くずれを防ふせぐ方法ほうほう・臭くさみを取とる方法ほうほうを学まなんだり、味付あじつけの「さしすせそ」の基本きほんを学まなびました。
　また、お膳ぜんの置おき方かたや箸はしのマナーも教おしえて頂いただきました。迷まよい箸ばし、寄よせ箸ばし、ちぎり箸ばしなど、やってはいけないマナーはその理由りゆうも含ふくめて日本にっぽん文化ぶんかを学まなぶことにつながり、在住ざいじゅう外国がいこく人じんのみなさんにとって、大変たいへん興味深きょうみぶかい内容ないようとなりました。
　参加さんか者しゃのみなさんからは、「はじめは出来上できあがった料理りょうりの味あじにあまり期待きたいしていなかったけれど、実際じっさいに食たべてみたら本当ほんとうに美味おいしい！！」「調味ちょうみ料りょうの選えらび方かた・分量ぶんりょうを学まなべたので良よかった！」「色々いろいろな方ほうに出会であい、異い文化ぶんかを知しることが出来できた！」など嬉うれしい意見いけんがたくさんありました。
　できればシリーズ化かして、日本にっぽんの他ほかの料理りょうりも紹介しょうかいできたらいいな、と思おもいます。