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【UKP OFFICIAL INTERVIEW】odol ミゾベリョウ・森山公稀インタビュー | UK.PROJECT
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【UKP OFFICIAL INTERVIEW】odol ミゾベリョウ・森山もりやまこうまれインタビュー

2015ねんがつ20にちに1st Album「odol」をリリースし、7がつ16にち(木)もくしん代田だいだFEVERでのレコはつ企画きかく「odol 1st Album release party  EntreeⅡ 」の開催かいさいひかえたodolにインタビューをおこなった(「odol」はタワーレコード渋谷しぶやてんのみ3がつ10にちから先行せんこう発売はつばい)。
 odolの音楽おんがくは、ときにどこまでもしずかに、ときしんけられるようなはげしさをもって、ものしんにそれぞれのかたちふか爪痕つめあとのこしていく。こんなおんは、言葉ことばはどこからまれてくるのだろうか。
 今回こんかいは、バンド結成けっせい経緯けいいからodolの楽曲がっきょくたち誕生たんじょう秘話ひわ、「EntreeⅡ」にけた意気込いきごみなど、まることなくつぎのステップにかっていくodolの「いま」を、ミゾベリョウ(Vo.&Gt.)、森山もりやまこうまれ(Pf)の2人ふたり中心ちゅうしんに、UK.PROJECTのodol担当たんとう今井いまいまじえて、あますところなくかたってもらった。[取材しゅざいぶん筒井つついあかり(UKP)]

 

−:今日きょうよろしくおねがいします。最初さいしょに、簡単かんたん結成けっせいのいきさつをおきしたいのですが…

 

ミゾベ:中学ちゅうがくときぼく森山もりやま同級生どうきゅうせいで、高校生こうこうせいになって地元じもと福岡ふくおかでいろんなバンドを転々てんてんとしていたんですけど、大学だいがく進学しんがくするとき東京とうきょうこうってなって。森山もりやま一浪いちろうしたので、ぼくさき大学だいがく進学しんがくしたんですけど、その1ねんさき上京じょうきょうしていたあいだいまほかのメンバーと出会であいました。でもこの時点じてんでは「バンドやろう」とはっていなくて、森山もりやま上京じょうきょうしてきてから順番じゅんばんこえをかけていって、いまのodolになりました。

 

−:みなさんおな大学だいがくなんですか?

 

ミゾベ:ぼくとギターの井上いのうえだけおな大学だいがくなんですけど、全然ぜんぜんちがいます。ドラムのかきもりだけは学生がくせいじゃなくて、ぼくまえやってたバンドのドラムだったんです。ベースのシェイクは、ギターの井上いのうえまえやってたバンドのベースでした。

 

−:なるほど。みなさんいくつもバンドをてodolに辿たどいたかんじなんですね。

 

森山もりやま:そうですね…ながくバンドやった経験けいけんがないんです。最大さいだいねんちょっととか。

 

−:いま最長さいちょうですか?

 

森山もりやま:そうですね!日々ひび記録きろく更新こうしんちゅうです(わらい)

 

 

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−:アルバム「odol」が3がつ10にちにタワーレコード渋谷しぶやてん先行せんこう発売はつばい、そして先日せんじつがつ20にち全国ぜんこく発売はつばいとなりましたが、それぞれのリリース時期じきわったこととかありましたか?

 

ミゾベ:全国ぜんこく発売はつばいしてからは…なんか、たりまえなんですけどいままでは自分じぶん立場たちばだったのが、CDショップにって自分じぶんのCDがならんでるのをて…なんともえない気持きもちになりましたね(わらい)

 

−:うれしいとかでもなく?

 

ミゾベ:うれしいというか、あんまり実感じっかんいてないというか…まだ「ここに自分じぶんのCDがいてある」「これが自分じぶんのCDだ」っていう実感じっかんはあんまりなかったですね。

 

−:っていくおきゃくさんと遭遇そうぐうしたりとかはなかったんですか?

 

ミゾベ:1かいあったかなあ…そんなにないよね?

 

森山もりやまおれなんかいかあったよ。先行せんこう発売はつばいときに、うれしくてタワー渋谷しぶやてんなんかいおこなったんですけど(笑)かっこわらい、その期間きかんなんかいましたね。試聴しちょうして、そのままレジにっていってくれるおきゃくさん。しんなかで「ありがとう」っていました(笑)かっこわらい

 

ミゾベ:1かいぼくもあったんですけど、そういう場面ばめんてても「ほんとかなあ?」ってかんじで(笑)かっこわらい

 

−:「ほんとにってるのかな?」と(笑)かっこわらい

 

ミゾベ:はい、まあ本当ほんとうなんですけど(笑)かっこわらい

 

−:まだしんじられないと(笑)かっこわらい いま実感じっかんかずなかんじですか?

 

ミゾベ:最近さいきんCDいにったとき、CDショップの自分じぶんたちが展開てんかいしてもらってたところにきなアーティストがおなじように展開てんかいされてて。それをてすごく実感じっかんきましたね。

 

−:なるほど。それはうれしいですよね。まわりのひとに「いたよ」ってわれたりとかは?

 

森山もりやま地元じもとからはよく連絡れんらくましたね。ぼく2人ふたり福岡ふくおかでずっとバンドやってたので、そのときつながりとか、そういうひとたちから「ったよ!」みたいな。

 

ミゾベ:「まだバンドやってる」っていうことをそいつらにつたえられてよかったです。あ、あと、大学だいがく友達ともだち友達ともだちとたまたまはなしてたらodolのことをってたってこともありましたね。

 

−:全国ぜんこく発売はつばいするってことは本当ほんとうおおきな影響えいきょうりょくったことですね。

 

ミゾベ:そうですね。自分じぶんたちがいちおこなったことのないところにもCDがいてあるってことですからね…。

 

森山もりやま:なんか全然ぜんぜんゆかりのない土地とちですごくれていたりして…名古屋なごやとか。だれ出身しゅっしんとかでもないし、ライブでもいちおこなったことないのに。

 

今井いまい(UKP):おみせひと純粋じゅんすいって展開てんかいしてくれてて、それで徐々じょじょれて、こん全国ぜんこくトップクラスのれが名古屋なごやだったりして…

 

森山もりやま:そういうのって純粋じゅんすいうれしいというか、普通ふつう自分じぶんたちだけでやってたらありない状況じょうきょうだとおもうので。

 

−:これは名古屋なごやくしかないですね!

 

森山もりやまきたいですねえ。

 

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−:ちょっとはなしもどるんですが、そもそもリリースがまったきっかけってなにだったんですか?

 

森山もりやま:…それはもう、今井いまいさん(UKP)に出会であったことですね。UK.PROJECTのサイトに音源おんげんおくったんですけど、それを今井いまいさんがたまたまいてライブにてくれて…

 

ミゾベ:アイスおごってくれたりして…

 

森山もりやま映画えいがれてってくれたりして…

 

一同いちどう(笑)かっこわらい

 

−:そんなことしたんですか!(笑)かっこわらい

 

今井いまい(UKP):デートしたんですよ(わらい)

 

森山もりやま(笑)かっこわらい そうやって仲良なかよくなって色々いろいろはなすようになって…ぼくらはCDをすなんてイメージまったくない状況じょうきょうだったし知識ちしき全然ぜんぜんなかったんですけど、今井いまいさんが色々いろいろおしえてくれて、それでいいかんじだったので「やってみようか」って。今井いまいさんがいいじんだったので(わらい)

 

−:口説くどとしたってことですね(わらい)

 

森山もりやま兄貴あにきですね。

 

今井いまい(UKP):おくられてきたデモテープは全部ぜんぶいてるんですけど、ぼくがそのなかでずばけていとおもったのがodolで、それからすぐにライブをかんったんです。さっきデートってったのも、おたがいにフィーリングがうか、どんなことかんがえてるんだろうとかをりたいっていうところでなんかいって、はなしてはなしてはなして…っていうかんじで。

 

ミゾベ:ぼくのイメージでは、どこかの会社かいしゃからCDをすアーティストって、ワンマンでなんひゃくにんあつめられるようなひとたちっていうのがあったんですけど、そのときぼくらはライブやってもべるおきゃくさんがすくなかったんです。
 そのころ自分じぶんたちだけがodolの音楽おんがくいとおもってるのかなとかかんがえたりしてたんですけど、今井いまいさんとの出会であいだったり、CDショップにodolのCDをいてもらったり、らないひとってくれたりレビューいてくれたりして、自分じぶんたちがいとしんじてやってきたものを、おなじようにいとおもってくれるひとがいるんだってことがわかって、すごく感激かんげきしました。

 

 

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−:odolの楽曲がっきょく制作せいさく過程かていについておしえてください。

 

森山もりやまぼくとミゾベは東京とうきょうまえから一緒いっしょにいろんなバンドを転々てんてんとしてきてたんですけど、そのときからぼくきょくつくって、ミゾベが歌詞かしいてっていうのが基本きほんのやりかたとしてあったんです。それを3ねんくらいつづけていたので、ぎゃくにそれ以外いがいのやりかた出来できなくなってしまったというか…今回こんかいの「odol」ってアルバムのなかでは、伴奏ばんそう部分ぶぶんとメロディーを同時どうじつくったきょくすくないんです。まず伴奏ばんそう部分ぶぶんをメンバーのだれかがつくって、それを一度いちどバンドでやってみて、さそうだったらぼくがそれにメロディーをのせて、そのメロディーにミゾベが歌詞かしけて、完成かんせいっていうながれですね。
 伴奏ばんそう部分ぶぶんをメンバーそれぞれがつくとき自分じぶんのパートだけなんとなくつくるんじゃなくて、のパートもふくめて出来できるだけイメージをかたちにしてデモとしてつくって、それを5にん共有きょうゆうしてアレンジしていくってかんじですね。

 

−:1きょくきょくをメンバーみなつくっていくんですね。

 

森山もりやま:そうですね。がたりからつくったりとか、メロディーがさき出来できてそれをバンドでわせるとかはしないです。なのでのバンドとかよりきょくづくりのスピードはおそいとおもうんですけど、そのぶんメンバーみな音楽おんがくせいわさった作品さくひんにはなってるとおもいますね。

 

ミゾベ:時間じかんがあって機材きざいそろってれば、ほんとにゼロからみなわせて、毎日まいにち10時間じかんとかスタジオはいって、レコーディングみたいにいろんなことためしながらブラッシュアップしていければいとはおもうんですけど…

 

森山もりやま:よくわれることですけど、ぼくらの世代せだいって、ほんとにパソコン1だいあればだれでも音楽おんがく完成かんせいさせられる状況じょうきょうなので、プリプロダクションを意識いしきしたきょくづくりになってるんですよね。レコーディングありきというか。スタジオで演奏えんそうしながら「ここはギター1ほんそう」とかってアイデアして、いえかえってパソコンで実際じっさいおとしてどうなるかためしてみたりとか。メロディーも鼻歌はなうたつくことはなくて、かならずオケが完成かんせいしたのちに、ひとつひとつのおとたいしてどうかってことをかんがえながらいちおといちおとのせていくし…バンドの演奏えんそうというよりもレコーディングのほう意識いしきされてるきょくづくりですね。

 

ミゾベ:ほんとに作品さくひんありきというか、こえも「ここは6ほんかさねて…」とかかんがえていて。「かざりすぎていた」のサビとかはメロディー以外いがいにコーラスが6ほんかさねられてるんですよ。ライブではうたひとが6にんもいないので再現さいげんすること出来できないんですけど、そういうことよりは「作品さくひんとしてものつくろう」っていう意識いしきほうおおきいかもしれないですね。

 

−:まさに「つくまれている」というかんじですね。

 

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−:ミゾベさんの歌詞かしについていていきたいんですが、まずodolのきょく歌詞かしすべ日本語にほんご統一とういつされていますよね。使つか言葉ことばにはどんなこだわりがあるんでしょうか。

 

ミゾベ:最初さいしょ自分じぶんなかですごく制約せいやくがありましたね。カタカナは絶対ぜったい使つかわないとか。今回こんかいのアルバムをまえに「かざりすぎていた」「しい」「きみは、わらう」の3きょく発表はっぴょうして、つぎに「生活せいかつ」「ふたり」の2きょく発表はっぴょうして、それからアルバム発表はっぴょういたるんですけど、最初さいしょきょくから最新さいしんきょくあいだの1年間ねんかんくらいのあいだ色々いろいろわりましたね。
 全部ぜんぶ日本語にほんごであることわりはないんですけど、自分じぶんなか歌詞かし使つかっていいとおも言葉ことばえました。たとえば、最初さいしょは「〜みたいだ」っていうのは使つかいたくなくて、絶対ぜったい「〜のようだ」に統一とういつしてたんですけど、最近さいきんは「〜みたいだ」とか普段ふだんしゃべってる言葉ことばちかいニュアンスのほうがより場合ばあいもあるなっておもはじめて。歌詞かしかんしてのかんがかたわってきているし、これからもわっていくだろうとはおもいますね。

 

−:今回こんかいのアルバムの歌詞かしには全曲ぜんきょくとおして「きみ」と「ぼく」という言葉ことば登場とうじょうしていて、「たくさんのひとけてうたう」というのではなく一人ひとりの「きみ」にたいするふかおもいだったり執着しゅうちゃくだったりをうたにしているという印象いんしょうけました。歌詞かし一貫いっかんしたテーマのようなものはあるのでしょうか。

 

ミゾベ:今回こんかいのアルバムにかんしてえば、アルバムをとおしての一貫いっかんしたテーマとかはなくて、くせごとに「今日きょうはこんなテーマでつくろう」っていうことはかんがえてつくってました。 odolの音楽おんがくいたひとが、それぞれに色々いろいろかた出来できるようなきょくになったらいなとおもいながらつくってますね。いているひとが「ぼく」であれ「きみ」であれ、色々いろいろとらかた出来でき余地よちのこそうとおもって。
 自分じぶんなか一貫いっかんしてるつもりであるのは、何気なにげなくごす日常にちじょうって、みなおもってるよりもドラマチックなことあふれているんだよっていうことですね。それは意識いしきして歌詞かしいてます。

 

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−:言葉ことばことつながってくるはなしなんですが、「odol」というバンドめい由来ゆらいってなにだったのでしょうか。odolというバンドは、「せいどう」でいうと「せい」のイメージをっているとおもうんですが、最初さいしょにodolをったとき、「どう」のイメージをつ「おどる」という言葉ことばつながらなかったところがあったんですよね。

 

森山もりやま:ギャップがあるってわれますね。

 

ミゾベ:「odol」って一番いちばん最初さいしょはバンドではなくて、ぼく森山もりやまのユニットみたいなものだったんです。

 

森山もりやま:まあユニットとっても東京とうきょう福岡ふくおかはなれていたので一緒いっしょ演奏えんそうするとかではなくて、二人ふたりきょくつくっていくグループみたいなかんじですね。ライブするわけではないけど活動かつどうするには名前なまえがあったほういだろうってことでかんがえたんです。最初さいしょから日本語にほんごにしようってことはめていて、まずカタカナで「オドル」って名前なまえいかってなったんですけど。

 

ミゾベ:ぼくてきには一番いちばんしてた「ひとめぼれ」ってあんたりしたんですけど、「べいさきにあるな」ってことで却下きゃっかされたりして(笑)かっこわらい日本語にほんごで、ドラマチックなイメージをった言葉ことばいなとはおもっていたので、そこでてきたのが「おどる」という言葉ことばでしたね。
 最初さいしょ、「おどる」っていう言葉ことば漢字かんじが2種類しゅるいあることにすごく日本語にほんごっぽさをかんじてて、それで「おどる」あんしたんです。しんが「おどる」っていう意味いみと、ダンスの「おどる」の意味いみですね。ライブハウスでロックとかをいてうごいてるとかおどってるかんじというより、バレエとかジャズとか、ぼくそういうダンスって出来できないので、そういうおどりへのあこがれもあって、「おどる」っていう言葉ことばをよりドラマチックにかんじてたのかもしれないです。

 

−:そんなながれを最終さいしゅうてきにアルファベットになった理由りゆうというのは?

 

森山もりやま:カタカナであることに100てんじゃなかったところがあったんですよね。「なんかちがうな」って。それで色々いろいろかんがえたすえにアルファベットがしっくりくるなってことになって、 「odol」になりましたね。

 

 

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−:今後こんごのライブについていていきたいとおもいます。来月らいげつ7がつ16にちに2度目どめのリリースパーティーがしん代田だいだFEVERでおこなわれますが、今回こんかいのEmeraldとHelsinki Lambda Clubというたいバンはどんな経緯けいいまったのでしょうか。

 

ミゾベ:ヘルシンキにかんしては単純たんじゅんぼくきで、いつか一緒いっしょにライブやれればいなとはかんがえていて、メンバーにはなしたらみなきだったみたいで「じゃあ今回こんかいぼう」ってなってまりました。

 

−:もともといだったんですか?

 

ミゾベ:いや、いではなかったんですけど、おなじUK所属しょぞくなので音源おんげんもらっていていたりしたんです。たいバンがまったのちにあったぼくらの最初さいしょのリリースパーティーにもてくれて、「ひとたちだなあ」って。

 

−:Emeraldにかんしてはどうですか?

 

森山もりやま:ドラムのかきもりとベースのシェイクが元々もともときだったのがきっかけですね。

 

−:こちらももとからのいではなく?

 

ミゾベ:そうですね。そもそもぼくいのバンドっていうのが全然ぜんぜんいなかったので、きなバンドからんでいったかんじですね。

 

−:2度目どめのリリースパーティーは1度目どめときくらべてどうちがったものになりそうですか?

 

ミゾベ:テクニカルなめんかんしては前回ぜんかいよりもよりくしていくあんもけっこうていて、色々いろいろやっていくつもりなんですけど、ぼく個人こじんとしては、音源おんげんいてくれたりCDをってくれたり、いままでのぼくらをっているひとたちにけて、これからのぼくらを期待きたいしてもらえるようなライブにしていきたいですね。

 

−:森山もりやまさんはどうですか?

 

森山もりやま:「odol」っていうアルバムは、odolの5にんが「そのままの状態じょうたいでそのとき全力ぜんりょくしたらこうなった」みたいな、「これがいまのodolです」っていう、特別とくべつことはせずにただやりたいことを7きょくぶんやった結晶けっしょうみたいなアルバムなんですよね。 なので7がつ16にちも「これがodolというバンドです」っていうのを、てくれたおきゃくさんにせられるようなライブにしたいとおもいます。プラスで、ミゾベもったようにこれからに期待きたいしてもらえるように色々いろいろかんがえたいとおもってるんですけど。

 

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−:先行せんこう発売はつばいから3ヶ月かげつくらいって、自分じぶんたちのなかわったこと成長せいちょうしためんってなにかありましたか?

 

森山もりやま成長せいちょうはいっぱいしたとおもうんですけど…すべてがはじめての経験けいけんだったんですよね。CDショップに挨拶あいさつったり、ラジオとかテレビの収録しゅうろくがあったり、雑誌ざっしのインタビューがあったり、本当ほんとう色々いろいろあったので、成長せいちょうした…というより経験けいけんがった、みたいな(笑)かっこわらい 個人こじんてきにはそんなかんじですし、バンドとしても一度いちど作品さくひんしたことで、またフラットにもどったというか。 いままでは1きょく1きょく全体ぜんたいのバランスをかんがえながらげていってたんですけど、リリースをしたことでまたゼロからさいスタート、というかつぎのスタートがえましたね。

 

ミゾベ:ぼくらの全然ぜんぜんらないひとがodolのきょくをただたんいとおもってくれて、CDをってくれたり音源おんげんいてくれたり、レビューをいてくれたりすることとか、今井いまいさんだったりのUKのスタッフさんがぼくらのためにうごいてくれたりってことはぼくらだけで活動かつどうしてたんじゃありないことなんですよね。いままでは仲間なかまないだけでやってきて「自分じぶんたちだけの音楽おんがく」だったのが、自分じぶんたちだけのものではなくなったんだなっておもいました。

 

−:かかわる人数にんずうなんばいにもなりましたからね。

 

ミゾベ:なんばいにもなりましたね。最終さいしゅうてきにはメンバーがいとおも音楽おんがくをやっていければいとはおもってるんですけど、自分じぶんたちだけの音楽おんがくではなくなったことで、まわりにたいする責任せきにんかんというか、そういう気持きもちはまえより自分じぶんなか出来できてきたかなとおもいますね。

 

−:いろんなアーティストのほうが「今回こんかい作品さくひん難産なんざんだった」とかって言葉ことば使つかいますけど、やっぱり自分じぶんつくった音楽おんがくってどものような存在そんざいだったりするんでしょうかね。

 

森山もりやま作品さくひんたいする責任せきにんかんとか大切たいせつさっていう意味いみで、自分じぶんどもっていうイメージはわかるようながしますね。どもはいたことないので想像そうぞうですけど(笑)かっこわらい

 

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−:先日せんじつUKFCへの出演しゅつえん発表はっぴょうされましたが、UKFCにけてのいま気持きもちはどうですか?

 

森山もりやま:ドキドキですね…。

 

−:みなさんフェスはいままでフジロックだけですよね。

 

森山もりやま:そうですね。UKFCは基本きほんてきにはUKのバンドがあつまる、ぼくらにかかわってくれてるスタッフがかかわっているバンドが出演しゅつえんするイベントなので、ったことないひとがもちろんおおいんですけど、それでも仲間なかま意識いしきというか、のフェスとはちがった空気くうきかんがあるとおもうので、そこがすごくたのしみですね。

 

−:おな時期じきにデビューしたバンドがたくさんいるとおもうんですけど、ライバル意識いしきとかってあったりしますか?

 

森山もりやま同期どうきのバンドにかんしてえば、ライバル意識いしきというよりは共演きょうえんできることへのたのしみのほうおおきいですね。

 

−:ミゾベさんはUKFCにかんしてどうですか?

 

ミゾベ:ぼくなかで、会場かいじょうのスタジオコーストってライブ映像えいぞう画面がめんなか世界せかいで、おおきさとか規模きぼとかはぜんぜん想像そうぞうつかない未知みち世界せかいなんですけど、「いライブするぞ」「がんばるぞ」ってことはどのライブでもおもってるので、おおきい会場かいじょうになったからってなにわることはないですね。

 

−:わらずいつもとおりにやるってことですね。

 

ミゾベ:はい。みなよく日本武道館にほんぶどうかんあこがれの聖地せいちっていますけど、ぼくなかではコーストがそんなかんじで。そのせいでぎゃく自分じぶんがそのステージにつってことをイメージしづらいっていうのはあります。まあでもひろければひろいほど自分じぶんたちのきょくうつりそうだなとはおもいますね。

 

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−:それでは最後さいごに、今後こんごのodolについておかせください。

 

ミゾベ:ファーストで自分じぶんたちのすべてをったとおもってたんですけど、まだまだやれることすべてやったわけではないんですよね。「もっとやれるぞ」って気持きもちがすごいつよくて。なのでいまあたらしい作品さくひんつくるのがたのしみですね。自分じぶんきょくも、うた歌詞かしも、あたらしいものがまれていくのがすごくたのしみです。

 

−:ありがとうございます。森山もりやまさんはどうですか?

 

森山もりやま:さっきもったんですけど、今回こんかいのアルバムは5にん素直すなお全力ぜんりょくしたものがまっていて…今回こんかいってほんとに必死ひっしに7きょくつくったかんじだったんですよね。なのでつぎは、意味いみちからいて作品さくひんつくるというか、もうちょっとつくかたえていこうかなとおもってつくってますね。また変化へんかはあるかもしれないですけど、いまにどんなことがこの5にん出来できるだろうっていうことがたのしみですね。

 

−:ありがとうございました。

 

odol_jacket--220x198
タイトル:odol
品番ひんばん:UKCD-1153
JAN:4514306012378
価格かかく:¥1,700+ぜい
レーベル:UK.PROJECT
収録しゅうろくきょく
1.あのころ
2.かざりすぎていた
3.ふたり
4.くんは、わら
5.しい
6.あいしている
7.生活せいかつ

 

【odol LIVE SCHEDULE】
・7/3(かね仙台せんだいenn2nd&3rd『North MUSIC,North LIFE.』
(w:Awesome City Club / COMEBACK MY DAUGHTERS / Suchmos / PELICAN FANCLUB / プリマドンナ)
・7/16(しん代田だいだFEVER 『odol 1st Album release party「EntreeⅡ」』
(w:Emerald / Helsinki Lambda Club)
・7/27(つき)TSUTAYA O-WEST『KOKORO FURUERU!!』
(w:THE MICETEETH / ワンダフルボーイズ / DENIMS)
・8/19(みず新木場しんきばSTUDIO COAST「UKFC on the Road 2015」
・9/12(福岡ふくおかBEAT STATION『Underpass 2015 supported by cross fm』
(w:the band apart / cinema staff / Awesome City Club / よる本気ほんきダンス)

【odolプロフィール】
メンバー:ミゾベリョウ(Vocal,Guitar)、井上いのうえ拓哉たくや(Guitar) 、Shaikh Sofian(シェイク・ソフィアン)(Bass)、かきもりしょうしん(Drums)、 森山もりやまこうまれ(Piano)
福岡ふくおか中学校ちゅうがっこう同級生どうきゅうせいだったミゾベと森山もりやま中心ちゅうしんに、東京とうきょうにて現在げんざいの5人組にんぐみとして結成けっせい
2014ねん2がつに1st ep『おどる』、7がつに2nd ep『生活せいかつ/ふたり』をbandcampにてフリーダウンロードで発表はっぴょう(※現在げんざい終了しゅうりょう)。
また同年どうねん「FUJI ROCK FESTIVAL’14 ROOKIE A GO-GO」に出演しゅつえん
Vocalミゾベの繊細せんさいさと力強ちからづよさをあわった歌声うたごえ、ディストーションのいたギターとうつくしいピアノのフレーズが絶妙ぜつみょう調和ちょうわかせるサウンド、抜群ばつぐんのメロディ/アレンジセンスで、みみはやいリスナーから注目ちゅうもくあつめている。

公式こうしきサイト
http://odol.jpn.com
▶Twitter
https://twitter.com/odol_jpn
▶Soundcloud
https://soundcloud.com/odol_jpn

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