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自由じゆう経済けいざい開発かいはつ 単行たんこうほん – 2000/6/1

3.3 5つほしのうち3.3 12評価ひょうか

商品しょうひん説明せつめい

内容ないよう(「MARC」データベースより)

成長せいちょうさい優先ゆうせん開発かいはつ異議いぎとなえ、貧困ひんこんからの自由じゆう政治せいじてき自由じゆう重視じゅうしする画期的かっきてき開発かいはつ理論りろん集大成しゅうたいせい個人こじんてき自由じゆう社会しゃかいてき目標もくひょうとなるようなアプローチを考察こうさつする。ノーベルしょう受賞じゅしょう経済けいざい学者がくしゃらす、倫理りんりなき経済けいざいがくへの警鐘けいしょう

登録とうろく情報じょうほう

  • 出版しゅっぱんしゃ ‏ : ‎ 日経にっけいBPマーケティング(日本経済新聞にほんけいざいしんぶん出版しゅっぱん; Newばん (2000/6/1)
  • 発売はつばい ‏ : ‎ 2000/6/1
  • 言語げんご ‏ : ‎ 日本語にほんご
  • 単行本たんこうぼん ‏ : ‎ 426ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4532148294
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532148294
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つほしのうち3.3 12評価ひょうか

カスタマーレビュー

ほし5つなか3.3つ
12グローバルレーティング

この商品しょうひんをレビュー

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上位じょういレビュー、対象たいしょうこく日本にっぽん

2003ねん6がつ14にち日本にっぽんでレビュー
Amazonで購入こうにゅう
経済けいざい学者がくしゃであるからこそセンはノーベル経済けいざいがくしょう受賞じゅしょうしたのであるが、本書ほんしょでは開発かいはつというとそのまま経済けいざい開発かいはつとイコールになってしまう現代げんだい警鐘けいしょうらしており、かれ経済けいざいがくわくおさまらない碩学せきがくであることが証明しょうめいされているとおもう。発展はってん途上とじょうこくだけでなく、経済けいざい成長せいちょう至上しじょう主義しゅぎのの呪縛じゅばくからのがれられない日本人にっぽんじんにとっても示唆しさ内容ないようである。その意味いみでもDevelopment As Freedomを『自由じゆう経済けいざい開発かいはつ』とやくすのはたらないとおもう。
10にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2012ねん11月11にち日本にっぽんでレビュー
Amazonで購入こうにゅう
ぼく所属しょぞくしている商学部しょうがくぶに「開発かいはつ経済けいざいがく」の授業じゅぎょうがないので独学どくがくしようとおもって最初さいしょもうとしたのが、このほんです。
もうとした」というのは、最後さいごまでまなかったという意味いみです。のレビューでもしるされているとおり、わけ非常ひじょうわるくてみづらい。直訳ちょくやく+誤訳ごやくのオンパレードです。たとえば、タイトル「自由じゆう経済けいざい開発かいはつ」はアマルティア・センのかんがかたからしてあきらかに間違まちがっています。
なので、ぼく途中とちゅうから原著げんちょえました。英文えいぶん簡単かんたんです。1ページにわからない単語たんごがあるかないかレベル。MARCHレベルかな。
とにかく、これは商品しょうひんとしてありないとおもいます。高校こうこうだったら先生せんせい指摘してきされるレベルのわけです。訳者やくしゃほう、まず『富田とみた英文えいぶん読解どっかい 100の原則げんそく』をみましょう。

結論けつろんとして、原著げんちょほうむことをオススメします。内容ないよう本当ほんとう素晴すばらしいの一言ひとこときます!
5にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2004ねん12月30にち日本にっぽんでレビュー
Amazonで購入こうにゅう
開発かいはつとはなにか、それは「尊厳そんげんある人間にんげんそれぞれがそなえている本質ほんしつてき自由じゆう増大ぞうだいさせるプロセスである」とセンは言及げんきゅうする。それゆえ、開発かいはつとおして経済けいざいてきとみるという従来じゅうらい経済けいざい成長せいちょう中心ちゅうしんがた開発かいはつ戦略せんりゃく警鐘けいしょうをならし、人間にんげん潜在せんざい能力のうりょく発揮はっきさまたげているような障害しょうがいのぞくことこそが開発かいはつであるとの言及げんきゅうもしている。それゆえ、1980年代ねんだい後半こうはんごろまでの経済けいざい効率こうりつせい偏重へんちょうがた開発かいはつ思想しそうからればセンの思想しそう斬新ざんしんであろう。しかし純粋じゅんすいしん古典こてん経済けいざいからればセンのこのような思想しそうきらわれる側面そくめんがある。その一方いっぽうで、世銀せぎんのウォルフェンソン総裁そうさいもCDFを強調きょうちょうしているように、またスティグリッツもUNDPのHDRのなかでトリックルダウン理論りろん部分ぶぶんてき否定ひていしているように、これまでの開発かいはつ思想しそう変革へんかくもとめられている。そのようななかで、ほん書籍しょせき参考さんこうとする意義いぎ十分じゅうぶんにある。しかしアドバイスとしては、まずは開発かいはつ経済けいざいがく入門にゅうもんへん一般いっぱんてき書籍しょせき読破どくはされ、開発かいはつ経済けいざいながれを整理せいりしてから本書ほんしょったほういとおもわれる。
10にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2012ねん7がつ14にち日本にっぽんでレビュー
Amazonで購入こうにゅう
HDIなどに影響えいきょうりょくをもつケイパビリティ・アプローチの主要しゅよう提唱ていしょうしゃであるA・センが、自身じしん開発かいはつ構想こうそうろんじたほん
しゅたる命題めいだいは『自由じゆうとしての開発かいはつ』として開発かいはつとらえるべきである、というもの。かなり影響えいきょうりょくがある議論ぎろんではある(評者ひょうしゃ批判ひはんてきではあるが)。

わけだいは、『自由じゆう経済けいざい開発かいはつ』となっているが、開発かいはつかたち経済けいざい一般いっぱんてき経済けいざいてきとされるもの)によるものにかぎらず、さらに開発かいはつ自由じゆうでみよう、というのが趣旨しゅしなので、わけだい不適切ふてきせつであろう(これは訳者やくしゃ責任せきにんうてよいものであるかは出版しゅっぱんじょう都合つごうなどもあるだろうしからない)。

また、わけがあまりにひどい。すくなくとも、訳語やくご選択せんたく誤訳ごやくおおさにはなんがある。

まず訳語やくごについて。哲学てつがく倫理りんりがく政治せいじ理論りろんけい議論ぎろんらない訳者やくしゃなのだろう。たとえばロールズのprimary goodsが「基本きほんてきなもの」とやくされ、なになんだかわからない。
さらに誤訳ごやくあくやくのオンパレード。誤訳ごやく論旨ろんし間違まちがって把握はあくさせるレヴェルのものである。たとえば、It shares with utilitarianism a consequentialist approachが、「(わたしのこの主張しゅちょうは)結果けっか論者ろんしゃ功利こうり主義しゅぎ共有きょうゆうする」というわけがなされている。

もちろん、センの開発かいはつろん原著げんちょ翌年よくねんやくし、読者どくしゃにコミットしやすくした功績こうせきはあるが、1哲学てつがくけい研究けんきゅうしゃからフィードバックをられなかったのか(新聞しんぶん記者きしゃ訳者やくしゃ東大とうだい法学ほうがく政治せいじ学院がくいん客員きゃくいん教授きょうじゅをされていたということである)、2研究けんきゅうしゃでないのであるし、きょう訳者やくしゃなどをつけ、わけのチェックをきちんとすべきであったのでは、などとおもってしまう。

もうぎたことではあるが、このようなわけ問題もんだいにどうむか、出版しゅっぱん業界ぎょうかい学術がくじゅつかいにおいてどのようにめばよいかの立脚りっきゃくてんにしたらよいだろうとはおもう。具体ぐたいてきにどうすればよいのかは評者ひょうしゃにはどうにもわからないが。。。

読者どくしゃは、英語えいご原典げんてんめそうであれば参照さんしょうするか、最近さいきんはセンの開発かいはつけい議論ぎろん紹介しょうかい論文ろんぶん日本語にほんごでたくさんているので、そちらを参照さんしょうすればきっとよいだろう。
14にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2002ねん7がつ29にち日本にっぽんでレビュー
本書ほんしょは、センが「開発かいはつかた」をうた作品さくひんである。議論ぎろん本筋ほんすじは、「人間にんげん生活せいかつゆたかさ」を満足まんぞく目標もくひょう達成たっせいともな充足じゅうそくかんなどの主観しゅかんてき指標しひょうによって計測けいそくするアプローチや、所得しょとく資産しさん水準すいじゅんなどの客観きゃっかんてきとはいえ画一かくいつてき個人こじんあいだ多様たようせい考慮こうりょしない指標しひょうから計測けいそくするアプローチを批判ひはんし、しょ個人こじん特性とくせい年齢ねんれい性別せいべつ健康けんこう状態じょうたい文化ぶんか宗教しゅうきょうてきてき背景はいけいなど)から実際じっさい個人こじん達成たっせいできる選択肢せんたくし自由じゆうによってゆたかさを計測けいそくするべきだと主張しゅちょうしている、いわゆる「潜在せんざい能力のうりょくアプローチ」の理論りろんである。その具体ぐたいれいひとつとして、センは、バングラディッシュに男性だんせいと、アメリカのスラムに黒人こくじん男性だんせい生存せいぞんりつ比較ひかくしている。このれいでは、なんばいもの所得しょとくているはずの黒人こくじん男性だんせい最貧さいひんこく男性だんせいよりも長生ながいきできないのである。画一かくいつてき所得しょとくだけを方法ほうほうでは、黒人こくじん男性だんせいのほうがずっとゆたかな生活せいかつにあると判断はんだんされるのだが、黒人こくじん男性だんせい生活せいかつゆたかさの実体じったいともなっていなことはあきらかであろう。こういったかりやすい事例じれいおおもちいながら、センはしんの「開発かいはつ」とは潜在せんざい能力のうりょく意味いみでの「自由じゆう」を拡大かくだいすることであると主張しゅちょうし、マハティールのかんがかたられるような国家こっか主導しゅどうによる独裁どくさいてき開発かいはつ批判ひはんする。以上いじょうのことから、「ゆたかさ」をつめなおし、のぞましい開発かいはつかたかんがえるうえで、本書ほんしょ非常ひじょう重要じゅうよう入門にゅうもんしょべるだろう。ただし、このほん残念ざんねんなことに誤訳ごやく箇所かしょ非常ひじょうおおいのである。しかしながら、全体ぜんたい意味いみ十分じゅうぶんにつかめるので、十分じゅうぶんむにあたいするほんであることは間違まちがいない。
42にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2003ねん12月23にち日本にっぽんでレビュー
このほんは、98ねんにアジアじんとしてはじめてノーベル経済けいざいがくしょう受賞じゅしょうしたアルマティア・センがいた”Development as Freedom”という原書げんしょ日本語にほんごやくしたもので、センが紹介しょうかいしたおも概念がいねんはこのほん濃縮のうしゅくされている。センは、ひとゆたかさ(しあわせさ)は収入しゅうにゅうではあらわさせず、自由じゆうおおきさであらわされると主張しゅちょうする。センによる開発かいはつ経済けいざい開発かいはつふくひろ開発かいはつ)とは、人々ひとびと自由じゆうひとつずつ獲得かくとくしてゆくプロセスのことである。自由じゆうとは、たとえば、政治せいじえらべる自由じゆうだとか、教育きょういくけることだとか、きな食料しょくりょうえる自由じゆうだとか、職業しょくぎょうえらべる自由じゆうだとか、きなところにける自由じゆうだとか、自然しぜん災害さいがいにあわない自由じゆうなどいろいろかんがえられる。経済けいざいてき自由じゆうもあるが、政治せいじてきなものや、人間にんげん権利けんりかかわるすごく基本きほんてき自由じゆうもある。センによると、くにまずしければ、自由じゆう制限せいげんされ、人々ひとびと不自由ふじゆう状態じょうたいにある。だから、まずしいくに開発かいはつでは、不自由ふじゆうのぞく、つまり、人々ひとびと自由じゆうひとつづつ拡大かくだいして、自由じゆう獲得かくとくしてゆくことが大切たいせつになってくるという。本書ほんしょではわかりやすい表現ひょうげんでセンの自由じゆう概念がいねん理解りかいできる。開発かいはつ経済けいざいがく勉強べんきょうする、経済学部けいざいがくぶ土木どぼく工学こうがく都市とし工学こうがく環境かんきょう学部がくぶ大学生だいがくせい院生いんせい必読ひつどくしょえよう。
13にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2000ねん12月19にち日本にっぽんでレビュー
経済けいざいがく可能かのうせい限界げんかい簡易かんいかたくち解説かいせつしているのがうれしい。あわせて、原書げんしょむと、日本語にほんご英語えいご対訳たいやく把握はあくでき、英語えいご勉強べんきょうにも最適さいてきである。
4にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2002ねん3がつ14にち日本にっぽんでレビュー
経済けいざい開発かいはつとはGDPの数字すうじだけをうことだけではく、開発かいはつ途上とじょうこくなどにおける男女だんじょ平等びょうどう機会きかい均等きんとう教育きょういく充実じゅうじつ等々とうとうによる人間にんげん社会しゃかい開発かいはつ意味いみすべきであるという、インド出身しゅっしんしゃらしい著者ちょしゃ哲学てつがくには明快めいかいでもあり感動かんどうおぼえた。
ノーベル経済けいざいがくしょう受賞じゅしょうさいにもインド出身しゅっしんゆえ物議ぶつぎをかもししたセンが世界せかいうったえるセンのライフワーク哲学てつがくである。
7にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート