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中村正『家族のゆくえ――新しい家族社会学』
『家族のゆくえ――新しい家族社会学』
中村 正 19980125 『家族のゆくえ――新しい家族社会学』,人文書院,252p
■中村 正 19980125 『家族のゆくえ――新しい家族社会学』,人文書院,252p. ISBN:9784409240588 (4409240587) 2415 [amazon]/[boople] b
家族幻想をどう生きるか。現代は、「家族」という領域が独自なものとして存在し、「家族という自意識」が大きくなった時代。家族形態が多様化する変動期のいま、そのありかたの可能性を探る。
1 家族という日常生活―人格崇拝社会の社会病理
2 家族という社会的現実
家族という焦点
家族という関係の成立
家族らしさの共同構築
役割変容の時代の家族関係
家族という無意識―依存と自立の連鎖のなかで
ほか
3 欲望社会における人間関係の病理
セラピーの文化と自己への関心
ナルシシズムの文化と自己聖化の儀式
ヴァルネラブル(弱い)でメランコリックな聖なる個人
生活の仕方としてのアディクション
関係への耽溺と共依存―ロマンティック・ラブ
ほか