Appleのオペレーティング・システムはマルウェアだ

ほかのプロプライエタリ・マルウェアの例れい

Appleのバックドア

• マッキントッシュのためのDropboxアプリは、繰くり返かえしユーザに管理かんり者しゃパスワードをせがむことで、マシンの完全かんぜんなコントロールを取とります。

• Mac OS Xは意図いと的てきなローカルなバックドアが4年間ねんかんあり、攻撃こうげき者しゃがroot権限けんげんを取得しゅとくするのに悪用あくようされうる状況じょうきょうでした。

• iPhoneは遠隔えんかく掃除そうじのためのバックドアを有ゆうしています。常つねに有効ゆうこうとなっているわけではありませんが、ユーザは理解りかいしないままに有効ゆうこうとするように仕向しむけられます。

• iPhoneはバックドアを有ゆうし、Appleが「不適切ふてきせつ」と考かんがえるアプリをAppleが遠隔えんかくで削除さくじょすることを可能かのうとします。ジョブズは、わたしたちはAppleを信頼しんらいできるのでAppleがこの力ちからを有ゆうするのはよいだろうと言いってます。

AppleのDRM

• AppleはDRMソフトウェアを使つかい、一般いっぱん的てきなUSBケーブルでiThingを充電じゅうでんするのを禁止きんしします。

• MacOSのDRM(ディジタル制限せいげん機構きこう)。この記事きじはMacbookの新あたらしいモデルがモニタに悪意あくいのハードウェアを有ゆうする要求ようきゅうを導入どうにゅうしたという事実じじつに焦点しょうてんを当あてています。しかし、MacOSのDRMソフトウェアはそのハードウェアを有効ゆうこうにするのに関係かんけいしています。iTunesにアクセスするソフトウェアも責任せきにんがあります。

  このマルウェアのさらなる結果けっかは、ユーザが別べつの大おおきな画面がめんで動画どうがを再生さいせいするのにトラブルに会あうかもしれない、ことです。(この記事きじは、Appleを偶像ぐうぞう化かすることを示唆しさする出版しゅっぱん社しゃからですが、こういった制限せいげんを落おち度どがないものとして扱あつかっています。)

• ブルーレイのディスクを提供ていきょうするDRM。(この記事きじはウィンドウズに焦点しょうてんをあてており、MacOSも同おなじことを続つづいてやるだろうと言いってます。)

Appleの危険きけん性せい

• Apple Image I/O APIの脆弱ぜいじゃく性せいは、ある種類しゅるいの画像がぞうファイルをこのAPIを使つかって描えがくどんなアプリケーションからも悪意あくいあるコードを実行じっこうすることを攻撃こうげき者しゃに可能かのうとするものです。

• iThingsのメーッセージアプリのバグは悪意あくいのあるウェブサイトがユーザのメッセージングの履歴りれきのすべてを引ひき出だすことを許ゆるしてました。

• NSAはiPhone, アンドロイド、BlackBerryのを含ふくむスマートフォンのデータを盗ぬすみ見みることができます。詳細しょうさいはわかりませんが、ほとんどの携帯けいたい電話でんわにあることがわかっている万能ばんのうバックドアを通つうじて行おこなわれるのではないようです。それは、さまざまなバグの利り活用かつように関係かんけいするかもしれません。携帯けいたい電話でんわの電波でんぱソフトウェアにはたくさんのバグがあるのです。

Appleの干渉かんしょう

プロプライエタリな会社かいしゃは、そのソフトウェアの使用しように恣意しい的てきな制限せいげんを強制きょうせいすることで顧客こきゃくに対たいして優位ゆういに立たちます。このセクションではAppleによる押おし売うりとほかの不ふ公正こうせいな商売しょうばいの戦略せんりゃくの例れいを報告ほうこくします。

• “Dark patterns”はユーザを混乱こんらんさせる、もしくは理解りかいするのが困難こんなんなように設計せっけいされたユーザインタフェースです。

  これはAppleのような会社かいしゃが「ユーザがオフにすることが可能かのうです」と言いうことを可能かのうとしつつ、実際じっさいにはほとんどのユーザがどのようにオフにするか理解りかいしないことを保証ほしょうします。

Appleの牢獄ろうごく

Apple iThingsのオペレーティング・システムiOSは牢獄ろうごくのプロトタイプです。アプリケーション・プログラムの検閲けんえつ付づけの一般いっぱん目的もくてきのコンピュータを設計せっけいする慣習かんしゅうを導入どうにゅうしましたのはAppleです。

こちらにコード署名しょめいについての記事きじがあります。これがiThingsがユーザを牢獄ろうごくに入いれるのに使つかうものです。

興味深きょうみぶかいことに、Appleは iThingの牢獄ろうごくの壁かべから限定げんていされた抜ぬけ道みちを許ゆるそうとしています: 今いま、Swiftで書かかれたソースコードであれば、ソースコードからブルトされたアプリはインストールできるのです。ユーザは自由じゆうにこれをすることはできません。なぜなら自身じしんを明あきらかにすることが求もとめられているからです。こちらに詳細しょうさいがあります。これは監獄かんごくの壁かべのヒビですが、iThingはもはや牢獄ろうごくではないと意味いみするほどには大おおきくはありません。

• Appleはゲームを検閲けんえつし、 cr…appストアからいくつかのゲームを締しめ出だしました。それはそのゲームが示唆しさする政治せいじ的てき論点ろんてんのためです。いくつかの政治せいじ的てき論点ろんてんはあきらかに容認ようにんできます。

• AppleはAppストアからあるプログラムを禁止きんししました。なぜなら、その開発かいはつ者しゃがいくつかのiThingsを分解ぶんかいするという極悪ごくあくを犯おかしたからです。

• 2015年ねんの時点じてんで、Appleは中絶ちゅうぜつの権利けんりを擁護ようごしたり女性じょせいが中絶ちゅうぜつを知しるのを助たすけるアプリをシステマチックに禁止きんししています。

  この具体ぐたい的てきな政治せいじ的てき偏向へんこうはほかのAppleサービスにも影響えいきょうしています。

• Appleは同盟どうめいフラグを見みせるiThingアプリを禁止きんししました。人種じんしゅ差別さべつ主義しゅぎのシンボルとして利用りようするものだけでなく、南北戦争なんぼくせんそうを闘たたかう同盟どうめい軍ぐんの隊たいを表現ひょうげんするのに戦略せんりゃくゲームが使つかう、ことに対たいしてでもです。

  この滑稽こっけいな厳格げんかくさは、Appleがアプリを検閲けんえつすることを許ゆるすべきではないという点てんを明あかりかにします。Appleが一定いっていの注意深ちゅういぶかさでこの検閲けんえつ作業さぎょうを実行じっこうしたとしても、なお、それは間違まちがいでしょう。人種じんしゅ差別さべつ主義しゅぎが悪あくか、ドローン攻撃こうげきについて人々ひとびとに教育きょういくするのが悪あくかどうか、こういったことは本当ほんとうの問題もんだいではありません。Appleが力ちからを有ゆうし、こういった問題もんだいなどにその見解けんかいを押おし付つけるべきではないのです。

• Appleの恣意しい的てきで一貫いっかん性せいのない検閲けんえつのより多おおくの例れいはこちら。

• Appleは2014年ねんに検閲けんえつの力ちからを使つかい、一時いちじ、iThingsのビットコインのすべてのアプリを禁止きんししました。マリファナを育そだてるゲームを禁止きんしも禁止きんししました。人ひとを殺ころすようなほかの犯罪はんざいのゲームは許可きょかしたままで、です。おそらくAppleはマリファナよりも殺人さつじんが容認ようにんできると考かんがえているのでしょうか。

• Appleは合衆国がっしゅうこくのドローンの暗殺あんさつの位置いちを表示ひょうじするアプリを、さまざまない訳いわけをしつつ拒絶きょぜつしました。毎回まいかい、開発かいはつ者しゃはひとつの「問題もんだい」を修正しゅうせいしましたが、Appleはそのたびに別べつの問題もんだいに不満ふまんを表明ひょうめいしました。5回かいの拒絶きょぜつの後のち、Appleばアプリをその内容ないようで検閲けんえつしていることを認みとめました。

Appleの圧力あつりょく

プロプライエタリな会社かいしゃは、そのソフトウェアの使用しように恣意しい的てきな制限せいげんを強制きょうせいすることで顧客こきゃくに対たいして優位ゆういに立たちます。このセクションではAppleによる押おし売うりとほかの不ふ公正こうせいな商売しょうばいの戦略せんりゃくの例れいを報告ほうこくします。

• Apple Siriは音楽おんがくチャートについてあなたに情報じょうほうを提供ていきょうすることを拒絶きょぜつします、Apple Musicの購読こうどく者しゃでない場合ばあい。

Appleの妨害ぼうがい

このセクションの間違まちがいは、正確せいかくにはマルウェアではありません。実行じっこうされるプログラムをユーザを害がいするようにするという行為こういは関連かんれんしないからです。しかし、マルウェアに大変たいへんよく似にています。技術ぎじゅつ的てきなAppleの行動こうどうであり、Appleの特定とくていのソフトウェアのユーザに害がいを及およぼすからです。

• AppleはWindowsのためのQuicktimeのセキュリティのバグをユーザが修正しゅうせいすることを禁止きんししましたが、自身じしんで修正しゅうせいすることを拒否きょひしています。

• Apple Musicのクライアントプログラムはユーザのファイルシステムを音楽おんがくファイルのためにスキャンし、Appleのサーバにコピーして削除さくじょします。

• iThings向むけのiOSバージョン9はApple以外いがいの誰だれかに修理しゅうりされると回復かいふく不能ふのうに妨害ぼうがいします。Appleは結局けっきょく、このポリシーをユーザからの批判ひはんにより撤回てっかいしました。しかし、これが問題もんだいだったと認みとめてはいません。

• Appleは何なん百ひゃく万まんのiThingsに強制きょうせい的てきにユーザに尋たずねることなく、システム・アップグレードをダウンロードさせました。 Appleはそのアップグレードをインストールすることを強制きょうせいしませんでしたが、ダウンロードだけで多おおくの問題もんだいを引ひき起おこしました。

• AppleはiPodsからユーザがiTunesと競争きょうそうするインターネット音楽おんがくストアから購入こうにゅうし音楽おんがくを削除さくじょしました。

• Appleのファームウェア「アップグレード」はアンロックされていたiPhonesを壊こわしてしまいました。「アップグレード」はAppleの検閲けんえつによって承認しょうにんされていないアプリケーションを停止ていしもしました。これは明あきらかにすべて意図いと的てきです。

Appleの監視かんし

• iPhoneはたくさんの個人こじん情報じょうほうをAppleのサーバに送信そうしんします。ビッグ・ブラザーはそこから得えることができるでしょう。

• iThingsのiMessageアプリはユーザが入力にゅうりょくしたすべての電話でんわ番号ばんごうをサーバに伝つたえます。サーバは最低さいてい30日間にちかんその番号ばんごうを記録きろくします。

• iThingsは自動的じどうてきにAppleのサーバにそこで作成さくせいされたすべての写真しゃしんとビデオをアップロードします。

  iCloudフォト・ライブラリはあなたが撮とったすべての写真しゃしんとビデオを保管ほかんし、すべてのあなたのデバイスで最新さいしんとなるように更新こうしんします。あなたのどんな編集へんしゅうも自動的じどうてきにすべてに更新こうしんされるのです。[…]

  (2015年ねん9月がつ24日にちにアクセスしたAppleのiCloudの情報じょうほうより。) iCloudの機能きのうはiOSの起動きどうから有効ゆうこうとされます。「クラウド」の用語ようごは「どこかは問とわないでください」を意味いみします。

  iCloudを停止ていしする方法ほうほうはありますが、デフォルトで有効ゆうこうですから、監視かんしの機能きのうのうちに数かぞえられます。

  未み詳しょうの人々ひとびとは明あきらかにこれを活用かつようしてたくさんの有名人ゆうめいじんのヌード写真しゃしんを取得しゅとくしました。取得しゅとくするのにその人々ひとびとはAppleのセキュリティを破やぶる必要ひつようがありましたがNSAはPRISMを通つうじてそのどれでもアクセスできるのです。

• AppleはさまざまなMacOSプログラムでAppleのサーバに許可きょかを求もとめることなくファイルを送信そうしんするようにしました。ファイルはビッグブラザーとおそらくそのほかの覗のぞき見みにさらされるでしょう。

  これは、どのようにしてプロプライエタリのソフトウェアを信頼しんらいすることができないのかも示しめします。たとえ今日きょうのバージョンで悪意あくいある機能きのうがないとしても、明日あしたのバージョンでは加くわえられているかも知しれないわけですから。開発かいはつ者しゃは、多おおくのユーザが強つよく求もとめない限かぎりその悪意あくいの機能きのうを削除さくじょしないでしょう、そしてユーザは自身じしんでそれを削除さくじょすることができないのです。

• MacOSは自動的じどうてきにAppleのサーバに保存ほぞんされていない編集へんしゅう中ちゅうの文書ぶんしょを送信そうしんします。保存ほぞんするか決きめていないものはファイルに保管ほかんしたものよりもよりデリケートです。

• Appleは検索けんさく機能きのうでスパイすることを認みとめますが、たくさんのAppleが話はなしていないもっと多おおくの覗のぞき見みがあるのです。

• さまざまな操作そうさにおいて、最新さいしんのMacOSでは報告ほうこくを送信そうしんします。Appleのサーバへと。

• Appleは遠隔えんかく操作そうさでiPhonesから国家こっかのためにあるデータを抽出ちゅうしゅつすることが可能かのうで、日常にちじょう的てきに行いっています。

  これはiOS 8のセキュリティ改善かいぜんで改善かいぜんされましたが、Appleが主張しゅちょうするのと同おなじくらいの量りょうではありません。

• iOSのいくつかの「機能きのう」が存在そんざいし、それは監視かんし以外いがいのありうる目的もくてきがないようなものです。こちらが技術ぎじゅつ的てきな解説かいせつです。

• Spotlight検索けんさくはユーザの検索けんさくの語かたりをAppleに送信そうしんします。

• iBeaconはiThingが正確せいかくにどこにあるか、そしてほかの情報じょうほうも店みせに知しらせます。

• AppleはNSAがiThingのすべてのデータを覗のぞき見みすることに手てを貸かしているか、まったくの無能むのうです。

• iThingは、また、Appleに地理ちり的てきな位置いちを知しらせます。これはデフォルトです。無効むこうとすることはできますけれども。

• ウェブサイトがユーザをトラックする機能きのうもあり、これはデフォルトで有効ゆうこうとなってます。(この記事きじはiOS 6について述のべてますが、iOS 7でもなお当あてはまります。)

• ユーザはApple IDを、(無償むしょうアプリをインストールする必要ひつようがあるだけでなく)有効ゆうこうなメールアドレスを差さし出だして、Appleがそこに送信そうしんしてくるコードを受うけ取とらない限かぎり、作成さくせいできません。

Appleの暴君ぼうくん

• Appleは恣意しい的てきにユーザがiOSの古ふるいバージョンをインストールするのをブロックします。

• iThingsは暴君ぼうくんのデバイスです。AndroidをiThingsに移植いしょくしたものがありますが、インストールするには バグあるいは「利り活用かつよう」をみつけて、異ことなるシステムをインストールできるようにする必要ひつようがあります。