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米ボーイングの次世代主力旅客機「787」向けリチウムイオン電池システムを受注

2005ねんがつ23にち


べいボーイングの次世代じせだい主力しゅりょく旅客機りょかくき「787」
リチウムイオン電池でんちシステムを受注じゅちゅう


  株式会社かぶしきがいしゃ ジーエス・ユアサ コーポレーション(社長しゃちょう大坪おおつぼ 愛雄よしお)は、べいボーイングしゃ次世代じせだい主力しゅりょく旅客機りょかくき「787」の電力でんりょく変換へんかんシステムに搭載とうさいされるリチウムイオン電池でんちをフランスのタレスしゃから受注じゅちゅうしました。リチウムイオン電池でんち技術ぎじゅつ民間みんかん航空機こうくうきよう採用さいようされるのは世界せかいはじめてであり、弊社へいしゃはタレスしゃすうひゃくおくえん規模きぼ長期ちょうき供給きょうきゅう契約けいやくわしました。

  タレスしゃはボーイング787けにもっと安全あんぜん信頼しんらいせいたかいパワーシステムの開発かいはつ目指めざしており、ジーエス・ユアサ グループが開発かいはつしたリチウムイオン電池でんちのメンテナンスフリーせい長寿ちょうじゅいのち航空こうくう会社かいしゃにとって運行うんこうコストの軽減けいげん安全あんぜんせい向上こうじょうにつながる技術ぎじゅつであるとしてたか評価ひょうかし、長期ちょうき供給きょうきゅう契約けいやく締結ていけついたりました。

  今回こんかい契約けいやくしたリチウムイオン電池でんち補助ほじょ動力どうりょくユニットの始動しどう非常時ひじょうじのバックアップ用途ようと使用しようされ、機内きない電力でんりょく供給きょうきゅう大変たいへん重要じゅうよう役割やくわりたします。契約けいやくだい段階だんかいとして、弊社へいしゃは2005ねん試作しさくひんを、2007ねんから量産りょうさんひん納入のうにゅういたします。

【リチウムイオン電池でんち特長とくちょう
 
1.こうエネルギー密度みつど
     従来じゅうらいから民間みんかん航空機こうくうき使用しようされているニカド電池でんちくらべ、エネルギー密度みつどが2ばいあるため、
      おな寸法すんぽうであれば2ばい電力でんりょく供給きょうきゅうすることができる。
  <リチウムイオン電池でんちとニカド電池でんちとの比較ひかく
ニカド電池でんち
リチウムイオン電池でんち
たんセル電圧でんあつ(V) 1.2 3.6
質量しつりょうエネルギー密度みつど(Wh/kg) 20〜25 70
体積たいせきエネルギー密度みつど(Wh/l) 30〜40 100

  2.75分間ふんかんで90%充電じゅうでん可能かのう
  
3.管理かんり装置そうち搭載とうさいし、じゅう安全あんぜんせい保証ほしょう
  
4.角形かくがた密閉みっぺい(メンテナンスフリー)構造こうぞう
     航空機こうくうき通常つうじょう使用しよう環境かんきょうよりもはるかにきびしい環境かんきょうにもえる設計せっけいとなっている。

<ご参考さんこう:タレスしゃについて>
  防衛ぼうえい航空こうくう・セキュリティービジネスを提供ていきょうする世界せかいでも有数ゆうすうのエレクトロニクスシステムグループ。グループ従業じゅうぎょういんぜん世界せかいで61,500にん、2004ねん売上うりあげだかは1ちょう3000おくえん


   
                 
[このけんかんする当社とうしゃ担当たんとう部門ぶもん
 株式会社かぶしきがいしゃ ジーエス・ユアサ コーポレーション 広報こうほうしつ     TELてる 075−312−1214