セキュリティベンダーのフォティーンフォティ技術 ぎじゅつ 研究所 けんきゅうじょ (FFR)は10月15日 にち 、P2Pファイル交換 こうかん ソフト「Share」ネットワークにおいて、任意 にんい の流出 りゅうしゅつ ファイルを保持 ほじ するコンピュータのIPアドレスを特定 とくてい するツール「Share Radar」を発表 はっぴょう 、16日 にち より販売 はんばい を開始 かいし する。同社 どうしゃ が9月に発売 はつばい したWinnyネットワークを可視 かし 化 か する「Winny Radar 」のShare対応 たいおう 版 ばん で、Shareによる情報 じょうほう 漏 ろう えい事件 じけん が発生 はっせい したユーザー企業 きぎょう などの事後 じご 対策 たいさく に活用 かつよう できる。
Share Radarは、Winny同様 どうよう 、匿名 とくめい 性 せい の高 たか いShareのP2Pネットワークにおいて流出 りゅうしゅつ したファイルの保持 ほじ 者 しゃ を特定 とくてい するためのツール。暴露 ばくろ ウイルス感染 かんせん などによりファイルがノード(Shareネットワーク上 じょう のコンピュータ)間 あいだ で拡散 かくさん するという情報 じょうほう 流出 りゅうしゅつ 被害 ひがい の拡大 かくだい を防 ふせ ぐための対策 たいさく を支援 しえん する。Shareプロトコルの暗号 あんごう を復号 ふくごう しながら、ノードが保持 ほじ するファイルの名前 なまえ やIPアドレス、ハッシュ値 ち といった所在 しょざい を特定 とくてい するキー情報 じょうほう を収集 しゅうしゅう 、検索 けんさく することで、特定 とくてい のファイルを保持 ほじ するノードのIPアドレスの情報 じょうほう を絞 しぼ り込 こ んでいく機能 きのう を提供 ていきょう する。
同 どう 製品 せいひん は、情報 じょうほう 漏 ろう えいによる事後 じご 対策 たいさく を行 おこな うユーザー企業 きぎょう 向 む けの「End User Edition」と、サービスプロバイダーが第三者 だいさんしゃ に対 たい する事後 じご 対策 たいさく コンサルティングやデータ提供 ていきょう などのサービスに利用 りよう するための「Service Provider Edition」の2種類 しゅるい がある。価格 かかく はいずれも200万 まん 円 えん で、Linuxシステム上 じょう で動作 どうさ する。
なお、製品 せいひん の開発 かいはつ に協力 きょうりょく したクロスワープ社 しゃ のP2Pネットワーク監視 かんし サービス「P2P FINDER」にShare Radarの技術 ぎじゅつ が使 つか われている。サービスはShareのほか、WinMX、Winnyに対応 たいおう 済 ず み。FFRとクロスワープの両社 りょうしゃ は、今後 こんご もP2P監視 かんし 技術 ぎじゅつ の強化 きょうか /改善 かいぜん を行 おこな っていくとしている。
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