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2004年8月号

障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんかた検討けんとうかい最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょ大幅おおはばえに

だい規模きぼのXで24あいだ介護かいご保障ほしょうに(詳細しょうさい解説かいせつ

★ヘルパー時間じかんすうのアップにけて交渉こうしょう

がつごう
2004.8.27
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒180−0022 東京とうきょう武蔵野むさしのさかい2−2−18−302
発送はっそうがかり定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん)  (つききん〜17
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制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん)(365にち 11〜23土日どにち緊急きんきゅう相談そうだんのみ))        
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  TELてる 0422−51−1566  
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口座こうざめい障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター  口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675
 

2004ねんがつごう    目次もくじ

   

4・・・・だい規模きぼのXで24あいだ介護かいご保障ほしょう
7・・・・生活せいかつ保護ほご国庫こっこ補助ほじょ75%補助ほじょを66%補助ほじょ
8・・・・10月からの支援しえんヘルパーしん単価たんかあん通知つうちされる
10・・・がつにちだい16かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい報告ほうこく
12・・・障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする検討けんとうかい最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょ
15・・・長時間ちょうじかん介護かいご利用りようしゃかんする記述きじゅつ部分ぶぶんかく委員いいんによる訂正ていせい履歴りれき
17・・・社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい(8がつ16にち)の傍聴ぼうちょうメモ
22・・・障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ
27・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



だい規模きぼのXで24あいだ介護かいご保障ほしょう

会員かいいん専用せんようページに掲載けいさいです。



生活せいかつ保護ほご国庫こっこ補助ほじょ75%補助ほじょを66%補助ほじょ

 政府せいふすすめるくに地方ちほうぜい財政ざいせい見直みなお三位一体さんみいったい改革かいかく厚生省こうせいしょうは8がつにち知事ちじかい生活せいかつ保護ほご国庫こっこ補助ほじょりつ現在げんざいくにぶんの3、市町村しちょうそんぶんの1)をげ、3ぶんの2補助ほじょにすることを表明ひょうめいしました。
 昨年さくねん官邸かんていからの一般いっぱん財源ざいげん項目こうもくもとめで、厚生省こうせいしょうから回答かいとうされた生活せいかつ保護ほご補助ほじょりつダウンですが、昨年さくねん官邸かんてい生保せいほえらぶことをゆるさず、ほかの補助ほじょきんである、保育ほいく国庫こっこ補助ほじょ廃止はいしなどになりました。生保せいほ補助ほじょりつダウンは今年ことし課題かだいとされていましたが、予定よていどお補助ほじょりつがることになりました。75%補助ほじょから66.6%への補助ほじょりつ低下ていか(8ポイント低下ていか)でやく1700おくえん補助ほじょきん削減さくげんされることになります。

生保せいほ利用りよう障害しょうがいしゃへの影響えいきょう

 利用りようしゃへの影響えいきょうですが、むかし、80%補助ほじょから75%補助ほじょ国庫こっこ補助ほじょ低下ていかしたときも、利用りようしゃへのけがこりました。くに自治体じちたい建前たてまえじょう生活せいかつ保護ほごけやすさには変更へんこうない」とうでしょうが、なんわりかの市町村しちょうそんでは「申請しんせいしょしたがらない」「扶養ふよう義務ぎむ照会しょうかいがしつこくなる」などがこると予想よそうされます。
 生活せいかつ保護ほご新規しんき申請しんせいのときに申請しんせいしょさない行為こうい法律ほうりつ違反いはんです。現在げんざいでも言語げんご障害しょうがいのある障害しょうがいしゃ申請しんせいしょさない市町村しちょうそんがあり、支援しえんする障害しょうがいしゃ同行どうこうして「法律ほうりつ違反いはんであること」「けんくに保護ほごから指導しどうしてもらう」とけんかごしうことで、しぶしぶ申請しんせいしょしてくるという事例じれいが2〜3わり自治体じちたいであります。厚生こうせい労働省ろうどうしょう保護ほご法律ほうりつ違反いはん行為こういには指導しどうをしてくれますので、解決かいけつできない場合ばあい当会とうかいにご相談そうだんください。
 また扶養ふよう義務ぎむについては、障害しょうがいしゃおやおおきな収入しゅうにゅうがあっても、実際じっさい独立どくりつした子供こども仕送しおくりを1えんもしていなければ、収入しゅうにゅう認定にんていはできません。子供こども保護ほご決定けっていおこなわれ、おやのほうにつづ生保せいほワーカーが扶養ふようのおねがいにくという方法ほうほう法律ほうりつにのっとったやりかたです。
 こういう方法ほうほうではなく、おや収入しゅうにゅうおおいことを理由りゆう保護ほご申請しんせいをさせなかったり、申請しんせい決定けっていを30にち以上いじょうおくらせることは、法律ほうりつ違反いはんです。解決かいけつできない場合ばあい当会とうかいにご相談そうだんください。

広告こうこく資料集しりょうしゅうかん生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく改造かいぞう福祉ふくし機器きき」 16年度ねんどばん出来上できあがりました。16年度ねんど単価たんか収録しゅうろくしています。(大臣だいじん承認しょうにん介護かいごりょう掲載けいさいがありませんが昨年さくねん同額どうがくです) 1000えん送料そうりょう会員かいいん700えん申込もうしこみは発送はっそうがかり0120−870−222へFAXふぁっくす電話でんわで。



10月からの支援しえんヘルパーしん単価たんかあん通知つうちされる

 厚生こうせい労働省ろうどうしょうは10がつからの障害しょうがいヘルパーの単価たんかあん都道府県とどうふけんとうおくりました。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえんに30ふん単価たんかと60ふん単価たんか新設しんせつ家事かじ援助えんじょ移動いどう介護かいごに30ふん単価たんか新設しんせつするあんです。

 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん短時間たんじかん単価たんか非常ひじょう問題もんだいがあります。当会とうかいほか複数ふくすう障害しょうがいしゃ団体だんたいでは日常にちじょう 生活せいかつ支援しえんは1かい時間じかん以上いじょう連続れんぞくしたサービスを原則げんそくにするよう要望ようぼうしてきました。

 これは、「もともと60ぶん身体しんたい介護かいご(4020えん)で決定けっていされていた利用りようしゃたいし、市町村しちょうそん が90ぶん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん(2410えん)に勝手かってえてしまう」(その結果けっかひく単価たんかける 事業じぎょうしゃがなく、1箇所かしょしかえらべなくなった)といった、市町村しちょうそん制度せいど悪用あくようこうたない からです。
 当会とうかい複数ふくすう障害しょうがいしゃ団体だんたい厚生こうせい労働省ろうどうしょうたいし、このような悪質あくしつ市町村しちょうそん指導しどうするよう 採算さいさんもうれしていますが、厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい福祉ふくしは、まったく対応たいおうしようとしません。  このようななかで、30ぶん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん単価たんかもうけることは、非常ひじょう問題もんだいがあります。

以下いか配布はいふされた厚生こうせい労働省ろうどうしょう文書ぶんしょです)

拝啓はいけい 時下じかますますご清祥せいしょうのこととおよろこもうげます。

 障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし行政ぎょうせい推進すいしんにつきましては、平素へいそよりご尽力じんりょくたまわあつくおれいもうげます。
 さて、居宅きょたく生活せいかつ支援しえんサービスの事業じぎょう運営上うんえいじょう工夫くふうにつきましては、3月さんがつにち全国ぜんこく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし関係かんけい主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ平成へいせい16ねん10がつ目途もくと検討けんとうすすめるとおしめししたものについて検討けんとうおこなってきたところでありますが、このうち「ホームヘルプサービスの短時間たんじかん利用りようニーズに対応たいおうして、30ふん未満みまん単価たんか設定せっていする」「乗降じょうこう介助かいじょ単価たんか設定せっていする」について、平成へいせい16ねん10がつから実施じっしすることとしましたので、管内かんない市区しく町村ちょうそん周知しゅうちいただくとともに、準備じゅんびかたよろしくおねがいたします。(具体ぐたいてき内容ないよう別紙べっし
 なお、障害しょうがいしゃ)の地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする検討けんとうかいにおいて、ガイドヘルプサービスの単価たんか見直みなおとうについて意見いけんがあったことをまえ、さらなる事業じぎょう運営上うんえいじょう工夫くふうについて、つづ検討けんとうすすめているところでありますので、よろしくおねがいします。

敬具けいぐ



別紙べっし

平成へいせい16ねんがつ17にち

厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし障害しょうがい福祉ふくし

   都道府県とどうふけん
かく 指定してい都市とし 障害しょうがい福祉ふくし主管しゅかん課長かちょう 殿しんがり
   中核ちゅうかく

居宅きょたく生活せいかつ支援しえんサービス事業じぎょう運営上うんえいじょう工夫くふうについて
(16ねん10がつ実施じっしするもの)

○ホームヘルプサービスの短時間たんじかん利用りようニーズに対応たいおうして、30ふん未満みまん単価たんか設定せっていする。

単価たんかあん
 家事かじ援助えんじょ 30ふん未満みまん   800えん
 移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごともなうもの) 30ふん未満みまん 2,310えん
 移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごともなわないもの) 30ふん未満みまん   800えん
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん 30ふん未満みまん   870えん 30ふん以上いじょうあいだ未満みまん 1,660えん

乗降じょうこう介助かいじょ単価たんか設定せっていする。  

単価たんかあん】  
 1かい 1,000えん



がつにちだい16かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい報告ほうこく

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

 8がつにちだい16かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいにおいて、「障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんかんするありかた検討けんとうかい」の最終さいしゅう報告ほうこく資料しりょうとしてされました。

 報告ほうこくしょは4にち交渉こうしょうで「包括ほうかつ」の言葉ことばは7かいから1かいになりましたが、来年度らいねんど予算よさんるためにどうしても必要ひつよう言葉ことばだということで、言葉ことばえるようにいったのですが、そうするともっと具体ぐたいてきくことになるので、残念ざんねんながらこのような結果けっかです。
 DPI・JILは「包括ほうかつ」とたかいサービスのところからひくいサービスの地方ちほうにおかねをまわすことには納得なっとくできないとして合意ごういしないでがえりました。
 また、ケアマネは義務ぎむづけずに強制きょうせいしないということでなおしました。

今日きょう社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいでは介護かいご保険ほけん審議しんぎかいなかあいだまとめと、上記じょうき検討けんとうかい報告ほうこく精神せいしん地域ちいき生活せいかつ支援しえんありかた検討けんとうかいのまとめ、精神せいしん病床びょうしょうのありかた検討けんとうかいまとめの、以上いじょうよっつの報告ほうこく事務じむきょくからあり、それについての質疑しつぎおこなわれました。
まず、包括ほうかつについてはつま委員いいんから
全文ぜんぶん生命せいめい身体しんたい維持いじかんするサービスはくに責任せきにんでとあるが、17年度ねんど対応たいおうのところには包括ほうかつてき報酬ほうしゅう検討けんとうされている。このあたりはしっかり議論ぎろんがされたのか」と質問しつもんがあり、
これにたいし、伊原いはら企画きかくかんより
「17かいあんしめし、17かい・18かいの2かい議論ぎろんした。しかし具体ぐたいてきなことはなに議論ぎろんされておらず、いてあるとおり導入どうにゅう是非ぜひふく今後こんご議論ぎろんしていきたい」 との発言はつげんがありました。
また京極きょうごくより補足ほそくで「充分じゅうぶん議論ぎろんではなかった」との補足ほそく発言はつげんがあり、議論ぎろんくされておらず、導入どうにゅう是非ぜひふく今後こんご検討けんとう課題かだいという消極しょうきょくてき発言はつげんとなりました。

介護かいご保険ほけん報告ほうこくしょたいしては
つま委員いいんより
報告ほうこくしょ統合とうごうかんして両論りょうろん併記へいきになっている。これをもとにスケジュールてきには11がつ12月じゅうにがつ法案ほうあん作成さくせいにとりかかるのか」と質問しつもんがあり
厚労省こうろうしょうがわ老健ろうけんきょく企画きかくかん渡辺わたなべ)から
「それが前提ぜんてい年末ねんまつまでにこの問題もんだいふく一定いってい方向ほうこうだす。介護かいご保険ほけん部会ぶかい報告ほうこくしょ多岐たきにわたる。実際じっさい実施じっしは、サービス整備せいびまえ、徐々じょじょにやっていく」、
京極きょうごくより
介護かいご保険ほけん部会ぶかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいりょう部会ぶかい報告ほうこく社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかいおやかい)に報告ほうこくするこ とが手続てつづじょう必要ひつようになる。そのあき以降いこう障害しょうがいしゃ部会ぶかいでも個別こべつ事項じこう重要じゅうよう案件あんけん議論ぎろんしつつ継続けいぞく審議しんぎ必要ひつようとなってくる。しばらくは障害しょうがいしゃ部会ぶかい介護かいご保険ほけん部会ぶかい平行へいこうせんでやっ ていく。障害しょうがいしゃ部会ぶかいからげて、介護かいご保険ほけん部会ぶかいからは両論りょうろん併記へいきでかえってきたということ。 またキャッチボールになる。政治せいじからはなしで、どうなるか正直しょうじきわからない」
発言はつげんがありました。

その統合とうごう問題もんだいについては、
障害しょうがいをどうするのか(おや扶養ふようとして0歳児さいじからなのか、保険ほけんしゃ同様どうように20さいから受給じゅきゅう対象たいしょうとするか)」、
とく知的ちてき精神せいしんよう介護かいご認定にんていひくくなってしまい、かなりの混乱こんらんこるのでは」といった意見いけんされました。

今後こんごのスケジュール(事務じむきょくより)
障害しょうがいしゃ部会ぶかいは9がつ中旬ちゅうじゅん再開さいかいされ、個別こべつ事項じこうかんして、具体ぐたいあんして議論ぎろんしていく。
介護かいご保険ほけん問題もんだい介護かいご保険ほけん部会ぶかいでも議論ぎろんすすめる。介護かいご保険ほけん部会ぶかいではあき以降いこう保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ問題もんだい焦点しょうてんをあててすすめていく
障害しょうがいしゃ市町村しちょうそんとうとできるだけはないをかさね、できるだけ努力どりょくし、17ねん国会こっかいでの法案ほうあん提出ていしゅつ目指めざす。

今日きょうは1あいだはん時間じかんみじかく、よっつの報告ほうこくしょ説明せつめいおおくの時間じかんかれ、質疑しつぎみじか時間じかんで、全体ぜんたいてきなもの、精神せいしん障害しょうがい分野ぶんやかかわるものがおおかったです。

障害しょうがいしゃ部会ぶかい全体ぜんたい議論ぎろんについてはページからの検討けんとうかい最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょつぎのページをごらんください。これは議事ぎじろくではなく個人こじん傍聴ぼうちょうメモですので不正確ふせいかく部分ぶぶんもあります。あつかいご留意りゅういください。



障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする検討けんとうかい最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょ

  8がつにち審議しんぎかい障害しょうがい部会ぶかい報告ほうこくされた「ありかた検討けんとうかい」の最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょより、先頭せんとう要約ようやく部分ぶぶん掲載けいさいします。
  この文書ぶんしょ最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょ要約ようやくであり、最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょ文書ぶんしょめいは「障害しょうがいしゃ)の地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする検討けんとうかいにおける議論ぎろん整理せいり」)の全文ぜんぶんは、後述こうじゅつ厚生こうせい労働省ろうどうしょうのホームページに掲載けいさいされています。この文書ぶんしょは、「ありかた検討けんとうかい」の最終さいしゅうかいのあと、ぜん委員いいん最終さいしゅうあんおくられ、かく委員いいんから訂正ていせい要求ようきゅうて、その結果けっかをまとめて出来上できあがったものです。厚生省こうせいしょう事務じむきょくつくった最終さいしゅうあんくらべ、かなり大幅おおはばえがおこなわれました。

最終さいしゅう報告ほうこく文書ぶんしょ全体ぜんたい厚生こうせい労働省ろうどうしょうホームページ
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/08/s0806-7c.html
をごらんください。介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいHPからもリンクしています。

障害しょうがいしゃ)の地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする検討けんとうかいにおける議論ぎろん整理せいりのポイント


I 地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする議論ぎろん整理せいり

  1 地域ちいき生活せいかつささえる体系たいけいかた

 (1) 地域ちいき生活せいかつささえるサービス体系たいけいじゅう生活せいかつ活動かつどうとう)の基本きほんてき視点してん
 障害しょうがいのあるひともないひとも、地域ちいきともらし、ともはたら社会しゃかい目指めざすべき。
 まいの確保かくほ生活せいかつ支援しえん就労しゅうろうとう活動かつどう支援しえん社会しゃかい参加さんか相談そうだん支援しえん権利けんり擁護ようごなどの障害しょうがいしゃ地域ちいきらすさい広範こうはんなニーズをまえ、施設しせつかたふくめ、サービス体系たいけい全体ぜんたいさい検討けんとうする。
 施設しせつから地域ちいき生活せいかつへの円滑えんかつ移行いこう支援しえんのための施策しさく充実じゅうじつはかるとともに、地域ちいき生活せいかつ安定あんていてき継続けいぞく維持いじするため、入所にゅうしょ施設しせつサービスから地域ちいき生活せいかつ支援しえんサービスへと財源ざいげん比重ひじゅううつすことが必要ひつよう

 (2) 住居じゅうきょ支援しえん
 ○  民間みんかんアパートや公営こうえい住宅じゅうたく安心あんしんしてらすことができるよう、障害しょうがいしゃ家主やぬしたいして緊急きんきゅう対応たいおうできる地域ちいき支援しえん体制たいせい推進すいしんすべき。
 ○  障害しょうがい程度ていどやライフステージにおうじて必要ひつようなサービスを提供ていきょうできるあたらしいタイプのグループホームの類型るいけい検討けんとう

 (3) 居宅きょたく生活せいかつ支援しえん
(1)  ホームヘルプサービス
 地域ちいきによってサービスの利用りようりょうおおきな格差かくさがあることから、サービスの底上そこあげをはかることが必要ひつよう
(2)  ガイドヘルプサービス
 事前じぜん支給しきゅう決定けってい必要ひつよう支援しえん制度せいどでは臨機応変りんきおうへんこたえられないめんがあることをまえ、社会しゃかい参加さんか支援しえんする事業じぎょうしゃとう活用かつようするなど柔軟じゅうなん仕組しくみを検討けんとう
(3)  視覚しかく聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃとう情報じょうほう・コミュニケーション支援しえん
 就労しゅうろう就学しゅうがく在宅ざいたくでの支援しえん一層いっそう推進すいしんすべきであり、手話しゅわとう支援しえん拡充かくじゅうと、人材じんざい育成いくせい確保かくほ重要じゅうよう
(4)  就労しゅうろう支援しえん
 授産じゅさん施設しせつとうから企業きぎょうとうでの就労しゅうろうへの円滑えんかつ移行いこう可能かのうとなるよう、地域ちいきにおける就労しゅうろう支援しえん機能きのう充実じゅうじつとう一連いちれん就労しゅうろう支援しえんシステムの構築こうちく検討けんとう

2 サービスを適切てきせつ供給きょうきゅうするシステムのかた

 (1) ケアマネジメントの必要ひつようせい
 地域ちいき生活せいかつ総合そうごうてき支援しえんするため、ケアマネジメントの制度せいど方向ほうこう検討けんとう利用りよう義務ぎむづけや強制きょうせいすることがあってはならない)。またあわせてセルフケアマネジメントの仕組しくみも導入どうにゅうすべき。

 (2) 権利けんり擁護ようごとうかたについて
 地域ちいきでのらしを支援しえんするため、地域ちいき福祉ふくし権利けんり擁護ようご事業じぎょう成年せいねん後見こうけん制度せいどなどの事業じぎょう活用かつよう促進そくしん方策ほうさく検討けんとう
 障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたいとう権利けんり侵害しんがいたいする防止ぼうし救済きゅうさい仕組しくみを検討けんとう

3 サービス供給きょうきゅうささえる基盤きばんかた

 (1) 人材じんざい育成いくせい確保かくほについて
 第三者だいさんしゃ評価ひょうか苦情くじょう解決かいけつ仕組しくみの強化きょうか検討けんとう
 多様たよう主体しゅたいによるサービス提供ていきょう多様たよう支払しはら方式ほうしき検討けんとう

 (2) 財源ざいげん利用りようしゃ負担ふたんとうかた
 どのような支援しえん必要ひつようで、そのためにはどれくらい費用ひよう必要ひつようなのかについて、社会しゃかいてき合意ごうい必要ひつよう
 支援しえん制度せいど運営うんえい状態じょうたいまえたうえで、利用りよう条件じょうけん単価たんか設定せってい見直みなおし、より効率こうりつてきにサービスが提供ていきょうできる仕組しくみを検討けんとう
 利用りようしゃ負担ふたんについては、扶養ふよう義務ぎむしゃ負担ふたん見直みなおしとともに、現行げんこう障害しょうがい基礎きそ年金ねんきんとう給付きゅうふ水準すいじゅんなど障害しょうがいしゃ負担ふたん能力のうりょく配慮はいりょしつつ、施設しせつ入所にゅうしょ場合ばあい在宅ざいたくとのバランスやけたサービスのりょうとのバランスをまえた適正てきせい負担ふたんかた検討けんとう

II 国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんおよ長時間ちょうじかん利用りようサービスのかたかんする議論ぎろん整理せいり

1 ホームヘルプサービスにかか国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんについて

 ○  くにとして必要ひつようなホームヘルプサービスを確保かくほするため、十分じゅうぶん財源ざいげん確保かくほはか責務せきむがあるが、今日きょうきびしい財政ざいせい状況じょうきょうでは、サービス水準すいじゅんひく地域ちいき底上そこあげをはか観点かんてんから、サービスのすすんでいない市区しく町村ちょうそん国庫こっこ補助ほじょきん手厚てあつ配分はいぶんすることは、やむをない。
 ○  なお、たか水準すいじゅんのサービスを提供ていきょうしてきた市区しく町村ちょうそん補助ほじょきんけずり、サービス水準すいじゅんひく市町村しちょうそんけることは、地域ちいき生活せいかつ支援しえん充実じゅうじつ、「施設しせつから地域ちいきへ」という理念りねんはんしており、納得なっとくできないとのつよ意見いけんがあった。
 ○  今後こんご、よりきめささやかな障害しょうがい種別しゅべつとう区別くべつ必要ひつようせいとうふくめ、すみやかに見直みなおしをすすめるべき。

2 長時間ちょうじかん利用りようのホームヘルプサービスとうかたについて

 (1) 17年度ねんど対応たいおうについて
 費用ひようについて一定いってい制約せいやく考慮こうりょしつつ、障害しょうがいしゃ地域ちいきらすために必要ひつようなサービスのしつりょう確保かくほする観点かんてんからの検討けんとうすることが必要ひつよう
 たとえば、いちがつたり相当そうとうりょうえるサービス提供ていきょうについては、包括ほうかつてき報酬ほうしゅう体系たいけい導入どうにゅうといった選択肢せんたくしかんがえられるが、現時点げんじてんでは判断はんだんできないため、今後こんご具体ぐたいてき内容ないよう吟味ぎんみしながら、導入どうにゅう是非ぜひふくめ、検討けんとう

 (2) 今後こんご長時間ちょうじかん利用りようサービスのかたについて
 長時間ちょうじかん利用りようサービスを必要ひつようとする障害しょうがいしゃについては、その特性とくせいおうじたきめささやかなサービスを提供ていきょうすることが必要ひつよう
 げん長時間ちょうじかんサービスを利用りようしている障害しょうがいしゃ大別たいべつすると、以下いかのような類型るいけいや、類型るいけいべつのサービスのかたかんがえられるのではないか。

1. 生命せいめい身体しんたい維持いじとう重大じゅうだい支障ししょうしょうじるため、長時間ちょうじかん継続けいぞくしたサービスを利用りようするもの
2. 上記じょうき以外いがい長時間ちょうじかんサービスを利用りようしているもの

 1の類型るいけいについて、生命せいめい身体しんたい維持いじとうかんする医療いりょう介護かいごなどのサービスが一体いったいてき提供ていきょうされるサービスのかた日々ひびサービスの内容ないようりょう変動へんどうしても一定いってい範囲はんい費用ひようまかなわれるような報酬ほうしゅうかたとう検討けんとう
 2の類型るいけいについて、事前じぜん支給しきゅう決定けってい必要ひつよう支援しえん制度せいどでは臨機応変りんきおうへんこたえられないめんがあることをまえ、社会しゃかい参加さんか支援しえんする事業じぎょうしゃとう活用かつようなど柔軟じゅうなん仕組しくみを検討けんとう


以下いか部分ぶぶん長時間ちょうじかん介護かいご利用りようしゃかんする記述きじゅつ部分ぶぶんかく委員いいんによる訂正ていせい履歴りれきです。(2じゅうせん部分ぶぶん削除さくじょされ、下線かせん部分ぶぶん追加ついかされた)
包括ほうかつ問題もんだい先月せんげつごう参照さんしょう)については、かく委員いいん反対はんたいで、「今後こんご検討けんとうで、包括ほうかつ制度せいど導入どうにゅうしない選択せんたくもありえる」という意味いみ文書ぶんしょ変更へんこうになりました。この問題もんだいは、あき最終さいしゅう決着けっちゃくがあります。日本にっぽんのほとんどの地域ちいき介護かいご手間てまあまりかからない障害しょうがいしゃのみしか1にんらしできないようになるという、問題もんだいおお方式ほうしきですので、ALSやさい重度じゅうど障害しょうがいしゃのいる団体だんたいでは反対はんたい明確めいかくにして抗議こうぎ行動こうどう準備じゅんびをしています。

障害しょうがいしゃ)の地域ちいき生活せいかつ支援しえんかたかんする議論ぎろん整理せいりあん

(2)国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんかたについて

2 長時間ちょうじかん利用りようのホームヘルプサービスとうかたについて

国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんは、国庫こっこ補助ほじょきん市区しく町村ちょうそんへの配分はいぶんについての基準きじゅんであり、支援しえん制度せいどにおける長時間ちょうじかん利用りようのホームヘルプサービスとうかたについては、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんかた問題もんだいとはべつ検討けんとうすることが必要ひつようである。

長時間ちょうじかんのサービスを必要ひつようとする障害しょうがいしゃについては、そのサービスを確保かくほすること必要ひつようである。り、それは自立じりつ生活せいかつ理念りねん裏打うらうちされ、地域ちいき生活せいかつ可能かのうとするしつりょう保障ほしょうされることが前提ぜんていとならなければならないが、しかし、一方いっぽうで、公費こうひによるサービスである以上いじょうその費用ひようについては一定いってい制約せいやくがあるのはやむをない。その費用ひようたいする社会しゃかいてき合意ごういもとめていく必要ひつようがある。
  したがって、サービス提供ていきょう体制たいせいや、費用ひようかたについて検討けんとう不可欠ふかけつかんがえられる。
  このような観点かんてんから、長時間ちょうじかん利用りようサービスのかたについては、以下いかのとおり議論ぎろん整理せいりおこなう。

(1)平成へいせい17年度ねんど対応たいおうについて

費用ひようについての一定いってい制約せいやく考慮こうりょしつつ、障害しょうがいしゃ地域ちいきらすために必要ひつようなサービスのしつりょう確保かくほする観点かんてんから、以下いかのような対応たいおうについて検討けんとうする必要ひつようがある。をおこなうことを検討けんとうする。

○ サービス利用りようしゃあいだ公平こうへいはか観点かんてんとうから、たとえば、いちがつたり相当そうとうりょうえるサービス提供ていきょうについては、包括ほうかつてき報酬ほうしゅう体系たいけい導入どうにゅうといった選択肢せんたくしかんがえられるが、具体ぐたいてき内容ないようあきらかではなく、現時点げんじてんでは判断はんだんできないため、今後こんご、その内容ないよう吟味ぎんみしながら、導入どうにゅう可否かひふくめ、検討けんとうすすめる。する。
また、包括ほうかつてき報酬ほうしゅう体系たいけい導入どうにゅう可否かひについては、具体ぐたいてき制度せいど内容ないようしめされたうえでの十分じゅうぶん議論ぎろん必要ひつようであるとの意見いけんがあった。

○ 上記じょうき相当そうとうりょうえる長時間ちょうじかん利用りようサービスのなかにはについては、密度みつどたかいサービスの部分ぶぶんとそれ以外いがい定常ていじょうてきなサービスの部分ぶぶん単純たんじゅん見守みまもとう)があるとかんがえられるが、定常ていじょうてきなサービスの部分ぶぶんについては、0 従事じゅうじしゃ幅広はばひろ確保かくほできるような仕組しくみの検討けんとうすすめる。
そのさい障害しょうがいしゃ地域ちいき安心あんしんしてらせるようにするためには、学生がくせいやボランティアなどがサービス提供ていきょう基礎きそかれるような仕組しくみとはならないようにする必要ひつようがある。は不適切ふてきせつであるとの意見いけんがあった。

○ ガイドヘルプサービスについては、身体しんたい介護かいご有無うむ区分くぶん是非ぜひふくめ、そのかたとう見直みなおすとともに、長時間ちょうじかん利用りようにかかる加算かさん単価たんか見直みなおすことを検討けんとうする。

○ ホームヘルプサービスの類型るいけいごとにその利用りよう条件じょうけんまもられているかについて事業じぎょうしゃとうをチェックする仕組しくみを検討けんとうする。 なお、上記じょうきガイドヘルプサービスの加算かさん単価たんかについては、平成へいせい16年度ねんどちゅう実施じっしふく検討けんとうする。   

(2)今後こんご長時間ちょうじかん利用りようサービスのかたについて

 長時間ちょうじかん利用りようサービスを必要ひつようとする障害しょうがいしゃについては、その特性とくせいおうじたきめささやかなサービスを提供ていきょうする必要ひつようがある。 このような観点かんてんから、げん長時間ちょうじかんサービスを利用りようしている障害しょうがいしゃ大別たいべつすると、たとえば、つぎ類型るいけいかんがえられるのではないかある。

1 生命せいめい身体しんたい維持いじとう重大じゅうだい支障ししょうしょうじるため、長時間ちょうじかん継続けいぞくしたサービスを利用りようしているもの

2 1以外いがいもので、社会しゃかい参加さんかとう活動かつどうとうのために長時間ちょうじかんのサービスを利用りようしているもの

・ 1の類型るいけいぞくするおおくのものれいとしては、日常にちじょう生活せいかつにおいておおくの場面ばめん人的じんてき支援しえん必要ひつようとする障害しょうがいおも脳性のうせいマヒや、すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう進行しんこうせいきんジストロフィー、頸椎損傷そんしょう、ポリオなどの全身ぜんしんせい障害しょうがいであり、かつ、たん吸引きゅういん人工じんこう呼吸こきゅうなど医療いりょうてきケアと介護かいご日常にちじょうてきわせて利用りようすることが必要ひつようものとうや、強度きょうど行動こうどう障害しょうがいのため、常時じょうじ見守みまもりが必要ひつようものとうである。

・ 2の利用りよう実態じったいについては、個々人ここじん社会しゃかいてき立場たちばやライフステージ、あるいは個人こじん選択せんたく反映はんえいしてきわめて多様たよう利用りようがされるという特長とくちょうがある。なお、この類型るいけいにおいても、生命せいめい身体しんたいとうたいする一定いってい介助かいじょとう必要ひつようである。    

  また、上記じょうきのこうした類型るいけいかたやを具体ぐたいてきなに区分くぶんするための基準きじゅんについては、今後こんご専門せんもんてき検証けんしょうおこなっていく必要ひつようがある。



社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい (8がつ16にち)の傍聴ぼうちょうメモ

出席しゅっせき委員いいん嵐谷あらしだに安藤あんどう猪俣いのまた江上こうじょう岡田おかだ岡谷おかや亀井かめい君塚きみづか笹川ささかわ小坂こさか古畑ふるはた小林こばやし新保しんぼすえやす高橋たかはし(きよし)、高橋たかはし(ひろし)、京極きょうごく武田たけだ丹下たんげ堂本どうもと徳川とくがわ永井ながいつま長尾ながお野中のなか広田ひろた福島ふくしま町野まちの松友まつとも

京極きょうごく;それでは定刻ていこくぎましたので、だい16かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいをはじめさせていただきます。まずはじめに委員いいん出欠しゅっけつ状況じょうきょう資料しりょう確認かくにん事務じむきょくよりおねがいします。

事務じむきょくあいだ課長かちょう補佐ほさ);まず、7がつ23にちづけ厚生こうせい労働省ろうどうしょう人事じんじ異動いどうがありましたのでご挨拶あいさついたします。障害しょうがいしゃ福祉ふくし課長かちょう松島まつしま企画きかくかん伊原いはら委員いいん北岡きたおか委員いいん斉藤さいとう委員いいん欠席けっせき猪俣いのまた委員いいん岡谷おかや委員いいん新保しんぼ委員いいん堂本どうもと委員いいん永井ながい委員いいん広田ひろた委員いいん町野まちの委員いいん松友まつとも委員いいんがおくれているようです。 資料しりょう確認かくにん確認かくにんをさせていただきます。資料しりょう1は前回ぜんかい承認しょうにんいただいた中間ちゅうかんまとめ、修正しゅうせいのものです。資料しりょう2は介護かいご保険ほけん部会ぶかいなかあいだまとめで、保険ほけんしゃのところを抜粋ばっすいしたものです。資料しりょう3は障害しょうがいしゃ)の地域ちいき生活せいかつ支援しえんのありかたかんする検討けんとうかいについて。別紙べっし議論ぎろん整理せいりのポイントをまとめたものをつけております。資料しりょう4は精神せいしん障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんのありかたかんする検討けんとうかい議論ぎろん整理せいり資料しりょう5は精神せいしん病床びょうしょうとうかんする検討けんとうかいにいて。最後さいごだいかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいでおくばりした資料しりょう配布はいふしてあります。

京極きょうごく前回ぜんかいとう部会ぶかいで、中間ちゅうかんてきとりまとめをした。それをけての介護かいご保険ほけん部会ぶかい報告ほうこく事務じむきょくから。そのつぎみっつの検討けんとうかい報告ほうこくにいきます。

渡辺わたなべ老健ろうけんきょく企画きかくかん);介護かいご保険ほけん部会ぶかい報告ほうこくをいたします。これまで16かい開催かいさいし、7がつ30にちにとりまとめたものです。目次もくじ全体ぜんたいぞうで、おおきくみっつの視点してんからなっています。ひとつは基本きほん理念りねんじくにこれまでの実績じっせきまえること。ふた今後こんご10ねん展望てんぼうとそれにともなあら課題かだい保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいについての3てんです。
 障害しょうがい施策しさく関係かんけいする保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃのありかたかんしては、2かい審議しんぎおこなった。障害しょうがいしゃ部会ぶかいなかあいだとりまとめからも議論ぎろんした。結果けっかからいうと、介護かいご保険ほけん部会ぶかいとして一定いってい方向ほうこうをとりまとめるにいたらなかった。
 9月くがつ以降いこうはこれに焦点しょうてんしぼ審議しんぎする。ここではおも論点ろんてん介護かいご保険ほけん部会ぶかいとしての意見いけん問題もんだいてんしめした。国民こくみん議論ぎろん素材そざいになればとおもう。ポイントだけ説明せつめいする。p6から保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ問題もんだいについて、介護かいご保険ほけんとのかかわり、障害しょうがいしゃ施策しさくとのかかわりでけてろんじている。介護かいご保険ほけんからの視点してんでは、保険ほけんしゃ年齢ねんれいげるかどうかと受給じゅきゅうしゃ若年じゃくねん障害しょうがいしゃふくむかは、表裏一体ひょうりいったい関係かんけい保険ほけんしゃ年齢ねんれいげれば、受給じゅきゅうしゃげるのは前提ぜんてい
 現在げんざい介護かいご保険ほけん老化ろうかともな介護かいご認定にんてい老人ろうじんのための制度せいど。40さいからは特定とくてい疾病しっぺいのみ。つまり受給じゅきゅうしゃげることは介護かいご必要ひつようとなる原因げんいんたいする制限せいげんをなくすことである。保険ほけんしゃげはにな拡大かくだい意味いみする。また財政ざいせい安定あんていすることにより、長期ちょうきてきにプラスとなる。むしろ2ごう保険ほけんしゃ保険ほけんりょう世代せだいあいだ扶養ふよう側面そくめんつよいが、げはどう世代せだいあいだ支援しえん側面そくめんつよまる。
 障害しょうがいしゃ施策しさくからみると、現在げんざいも65さい以上いじょう障害しょうがいしゃはまず介護かいご保険ほけん使つかっている。それ以外いがい介護かいご保険ほけん以外いがい部分ぶぶん障害しょうがいしゃ施策しさくわせて使つかっているが、これは保険ほけん優先ゆうせんかんがかたで、健康けんこう保険ほけん年金ねんきんおなじである。現在げんざい高齢こうれい障害しょうがいしゃへの適応てきおう若年じゃくねん障害しょうがいしゃにもひろげることを意味いみする。対象たいしょうとならないニーズへの対応たいおう問題もんだいもある。若年じゃくねん障害しょうがいしゃ社会しゃかい参加さんか就労しゅうろう支援しえんがこれにたる。これをどうするかが論点ろんてん。サービス内容ないよう介護かいご保険ほけん地域ちいきケアを目指めざしている。これは障害しょうがいしゃ施策しさくにも共通きょうつうするものである。ケアマネジメント、支援しえんのありかたついてだが、ケアマネジメントは課題かだいであり、早急そうきゅう検討けんとう必要ひつよう介護かいご就労しゅうろう支援しえん同時どうじおこなわれているケースなどはどうするかなど。よう介護かいご認定にんていについては、とく知的ちてき精神せいしんどうするかが課題かだい
 そのうえで、介護かいご保険ほけん部会ぶかい積極せっきょくてきかんがかた慎重しんちょうかんがかたしめし、部会ぶかいとしては結論けつろんいたっていない。国民こくみん市町村しちょうそん障害しょうがいしゃ当事とうじしゃ意見いけん必要ひつようとしてある。
 積極せっきょくてきかんがかたよっつ。ひとはニーズの普遍ふへんせいかんして。年齢ねんれい原因げんいん関係かんけいなく介護かいご必要ひつよう状態じょうたい対応たいおうするのが普遍ふへんてきである。ふたつめは地域ちいきケアの展開てんかいから年齢ねんれい障害しょうがい種別しゅべつ分断ぶんだんがあってはならない。みっ財政ざいせい問題もんだい保険ほけんしゃ拡大かくだいによって財政ざいせい安定あんていにつながる。よっ障害しょうがいしゃ施策しさく推進すいしんにおいても財源ざいげん確保かくほされ、介護かいご保険ほけんができたことにより老人ろうじんのサービスがえたので、障害しょうがいしゃサービスの拡大かくだいにつながる。
一方いっぽう慎重しんちょうろんもある。これもよっつ。ひと保険ほけんシステムという観点かんてんから。税金ぜいきん公費こうひまかなうものである。障害しょうがいしゃになるかくりつひくく、保険ほけんしゃ不公平ふこうへいかんがあり、納得なっとくられない。市町村しちょうそん保険ほけんしゃだが、負担ふたん給付きゅうふ連動れんどうはかれるのか。ふた若者わかもの負担ふたん理解りかいられるのか。みっ現行げんこうサービス水準すいじゅん低下ていか不安ふあんよっつめは時期じき尚早しょうそうという意見いけん支援しえんのこれまでの検証けんしょうをし、改善かいぜん検討けんとう優先ゆうせんするべき。サービスのざら充分じゅうぶんではない。
 さきにもべたが、現時点げんじてんでは一定いってい結論けつろんられなかった。審議しんぎについては2かい程度ていどで、時間じかんめんでもりない。具体ぐたいてき議論ぎろん今後こんご必要ひつよう意見いけんがあった。つづ焦点しょうてんをここにしぼ介護かいご保険ほけん部会ぶかい議論ぎろんしていく。

京極きょうごく意見いけん質問しつもんとうありましたらどうぞ

徳川とくがわいていてかんじたのは、まさにこういう議論ぎろんわたしたちがしなくてはいけなかったのではないかということ。議論ぎろんうすく、介護かいご保険ほけん部会ぶかいでやったように、慎重しんちょうろん積極せっきょくろんをもっとかんがえるべきだった。もうひと医療いりょう問題もんだい専門せんもんてき医療いりょうふれられてない。これについてはいかがか。

渡辺わたなべ全体ぜんたい報告ほうこくだい医療いりょう介護かいごかかわりに言及げんきゅうしている。介護かいご報酬ほうしゅう診療しんりょう報酬ほうしゅう関係かんけいなどにふれているが、すべて網羅もうらはしていない。障害しょうがいしゃ医療いりょうについてはまだ障害しょうがいしゃかんする問題もんだいくちだから、その段階だんかいまではいたってない。

笹川ささかわ支援しえんでは障害しょうがい対象たいしょうとなっているが、この問題もんだいはどうあつかわれるのか。

渡辺わたなべ;そこもまさにこれからの議論ぎろん保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ連動れんどうしている。具体ぐたいてき受給じゅきゅうしゃをどこからかんがえるかはひとつの論点ろんてんで、扶養ふようとして0さいからということもある。まだその議論ぎろんまでいたってない。

京極きょうごく;これは非常ひじょう重要じゅうよう論点ろんてんです。

安藤あんどう介護かいご普遍ふへんせいかんして、介護かいご保険ほけん部会ぶかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい議論ぎろんはできてきた。わくえた全体ぜんたい方向ほうこうせい必要ひつよう全体ぜんたい福祉ふくしのありかたとしてまとめが必要ひつよう。そのあたり関連かんれんをどうかんがえているのか。

村木むらき先日せんじつ社会しゃかい保障ほしょう全体ぜんたい議論ぎろんする懇談こんだんかいができた。しかし介護かいごニーズについては厚労省こうろうしょうのテーマであり、ここで議論ぎろんしていく。社会しゃかい保障ほしょう政府せいふ全体ぜんたいおおきなもので、当面とうめん平行へいこうして議論ぎろんしていく。あちらの結論けつろんっていては改革かいかくはできない。個別こべつ議論ぎろん全体ぜんたいにも反映はんえいさせていく。

広田ひろた精神せいしん障害しょうがいしゃにとって、退院たいいん地域ちいきでの生活せいかつかんしてかかわりがおおきく、本人ほんにん危惧きぐしている。慎重しんちょうにとおもっているが、わたし前向まえむきにかんがえている。障害しょうがいしゃとってデメリット・メリットをしっかりとはなしてほしい。先日せんじつ学生がくせいたちいたら大半たいはん保険ほけんりょうはらってもいいとっていた。きたいのは、障害しょうがいしゃ部会ぶかいとして意見いけんで、介護かいご保険ほけんきやすくなるのかどうか。

渡辺わたなべ;4がつ拡大かくだい議論ぎろんをしたとき、精神せいしん障害しょうがいしゃ制度せいど谷間たにまひと視野しやれて検討けんとうをした。しかし対象たいしょうとなるのは大半たいはん障害しょうがいしゃ障害しょうがいしゃ部会ぶかいでの意見いけん出発しゅっぱつてんとなるもの。議論ぎろん基本きほんとなるもの。介護かいご保険ほけん部会ぶかいには市町村しちょうそんや、企業きぎょうひとし様々さまざま関係かんけいひともいるので、さまざまが意見いけんある。

すえやす;p8のところについて。今後こんご目指めざ方向ほうこうとして「地域ちいきケア」とあるが、これはどのようなイメージか。また最後さいごの3ぎょうで、「現行げんこうよう介護かいご認定にんていによって」とあるが、いま介護かいご認定にんていをそのまま使つかうのか。障害しょうがいしゃ施策しさくでもくにもケアマネを強力きょうりょく推進すいしんしているが、介護かいご認定にんていとケアマネはイコールではないが、障害しょうがいしゃケアマネジメントとよう介護かいご認定にんていで、すこ混乱こんらんきないか。

渡辺わたなべ;これは将来しょうらい展望てんぼうなか課題かだい今後こんご2015ねんぐらいまでに高齢こうれい一人暮ひとりぐらしがえること、夫婦ふうふのみの世帯せたいえることがかんがえられ、1000まん世帯せたいにものぼる。これをささえていくためのもの。身近みぢかなところでいえば緊急きんきゅう対応たいおうシステムなど、あたらしいサービスが地域ちいきケアでは必要ひつようとなってくる。 後段こうだんは、大島おおしま

大島おおしま介護かいご改革かいかく本部ほんぶ);よう介護かいご認定にんていについては、いまのものはかなり時間じかんかけてつくっった。障害しょうがいしゃ適応てきおうするあたらしいものをかんがえると相当そうとう時間じかんがかかる。まずはそのまま原稿げんこうよう介護かいご認定にんてい使つかったら、問題もんだいてんはなにか調しらべる必要ひつようある。それをスタートにしてかんがえていきたい。ケアマネジメントにかんしては、おな言葉ことば使つかわれるので概念がいねん整理せいり必要ひつよう介護かいご以外いがい、と介護かいごとくしたケアマネジメントがあるが、ここではひろ意味いみでのマネジメントをいている。介護かいご保険ほけん部分ぶぶん介護かいごのケアマネジメントも包含ほうがんされる趣旨しゅし前提ぜんていになっている。あらためて整理せいり必要ひつよう

すえやす;ドイツは精神せいしん障害しょうがいしゃよう介護かいご認定にんていひくくなって、すぐに改正かいせいした。ごぞんじだとはおもうが、そのあたり考慮こうりょしてやってほしい。

つま両論りょうろん併記へいきとなっているが今後こんごのスケジュールから、11月じゅういちがつから12月じゅうにがつ法案ほうあん準備じゅんびにかかるのか。来年らいねん国会こっかい提出ていしゅつするつもりか。

渡辺わたなべ;それが前提ぜんていすすめている。年末ねんまつまでに、この問題もんだいふく一定いってい方向ほうこうす。ここではしめしていないが、この意見いけんしょ多岐たきにわたる。ほう改正かいせいしたからすぐにわるのではなく、実際じっさい実施じっしは、サービス整備せいびまえ、徐々じょじょにやっていく。

京極きょうごく介護かいご保険ほけん部会ぶかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいとして、社会しゃかい審議しんぎかいおやかい)に報告ほうこくする手続てつづきがまず必要ひつようとなる。あき以降いこう障害しょうがいしゃ部会ぶかいでも個別こべつ事項じこう重要じゅうよう案件あんけん議論ぎろんしつつ継続けいぞく審議しんぎ必要ひつよう。しばらくは平行へいこうせんでやっていく。介護かいご保険ほけん部会ぶかいからは両論りょうろん併記へいきかえってきたということ。またキャッチボールになる。政治せいじからはなしで、どうなるか正直しょうじきわからない。さしあたりこの問題もんだいはここでらせてもらいます。
それではみっつの検討けんとうかい報告ほうこく事務じむきょくよりおねがいします。

伊原いはら障害しょうがい福祉ふくし企画きかくかん);資料しりょう3、障害しょうがいしゃ)の地域ちいき生活せいかつ支援しえんのありかたかんする検討けんとうかい昨年さくねんがつからけい19かい議論ぎろんしてきたまとめ。支援しえん問題もんだい国庫こっこ補助ほじょ問題もんだい議論ぎろんをまとめたものとなっている。別紙べっしけた議論ぎろん整理せいりのポイントで内容ないよう説明せつめいしたい。
ふたつにかれており、地域ちいき生活せいかつ支援しえんのありかた国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんのありかたで、げます。
資料しりょうげ=

矢島やじま精神せいしん保健ほけん福祉ふくし課長かちょう);この検討けんとう委員いいんかい精神せいしん疾患しっかん精神せいしん障害しょうがいしゃについて国民こくみん各層かくそうが、まさしく理解りかいふかめるみをすすめ、精神せいしん医療いりょう地域ちいき生活せいかつ支援しえん充実じゅうじつという観点かんてんから検討けんとうすすめてきた。1まいにつけたポイントに沿って説明せつめいする。本文ほんぶんは13pある。資料しりょうもついている。
資料しりょうげ=

京極きょうごく;ご質問しつもんとうあれば随時ずいじ発言はつげんいただきたい。

安藤あんどう質問しつもんですが、検討けんとうかい社会しゃかい援護えんご局長きょくちょう諮問しもん機関きかん個別こべつ問題もんだい論議ろんぎするだが、審議しんぎかいとこれらとの関係かんけいはどのようなものか。

村木むらき障害しょうがい福祉ふくし企画きかく課長かちょうあき以降いこう議論ぎろんは、みっつの報告ほうこく材料ざいりょうにしよくこななして、具体ぐたいてきあんしめし、議論ぎろんしてもらう。この報告ほうこくしょから議論ぎろん材料ざいりょうしめしていく。

つま長時間ちょうじかん介助かいじょ利用りようしゃについて全文ぜんぶんに「生命せいめい身体しんたい維持いじかんするサービスはくに責任せきにんで」とあるが、17年度ねんど対応たいおうのところには包括ほうかつてき報酬ほうしゅう検討けんとうされている。このあたりはしっかり議論ぎろんがされたのか」ここは充分じゅうぶん議論ぎろんしてほしい部分ぶぶんだが。

伊原いはら確認かくにんしたが、だい17かいあんをおしめしし、17、18かい包括ほうかつについて議論ぎろんされた。しかし具体ぐたいてき内容ないようしめされていない。内容ないようはこれから検討けんとうし、導入どうにゅう是非ぜひふく今後こんご議論ぎろんとなる。

京極きょうごくわたし委員いいん一人ひとりだが、充分じゅうぶんかといわれれば、充分じゅうぶんではない。

竹田たけだ介護かいご保険ほけん部会ぶかい報告ほうこくでは、今後こんご検討けんとう事項じこうとしてで介護かいご予防よぼうかんすることがはいっている。最近さいきん現場げんばでは、様々さまざまひとるようになり、病気びょうきだけではなく、警察けいさつにお世話せわになるほうや、青少年せいしょうねん健全けんぜん育成いくせいかんすることなど、かべひくくなっている。精神せいしん現場げんばにそういう依頼いらいおおくなってきている。精神せいしん障害しょうがいしゃ分野ぶんやではは予防よぼう意味いみおおきい。もうすこかかわっていれば重度じゅうどにならなかった、ということもある。予防よぼう視点してん今後こんごれてほしい。

矢島やじま今日きょうしめしたのは地域ちいき生活せいかつ支援しえん検討けんとうかいちゅうあいだまとめからの説明せつめいだけで、予防よぼう観点かんてん重要じゅうようだとかんがえている。

丹下たんげ厚労省こうろうしょうはこのテンポでのほう改正かいせい可能かのうおもっているのか。知的ちてき身体しんたい精神せいしん、すべて17年度ねんどいちにしてできるつもりがあるのか。また障害しょうがいしゃ就労しゅうろう促進そくしんほうは、前倒まえだおしして来年らいねんにはつくるといっているが、福祉ふくし就労しゅうろうほう連携れんけい命題めいだいなのにまった議論ぎろんされていない。やるつもりがあるのか。わかる範囲はんいでいいのでおこたえいただけたら。

村木むらき精神せいしん障害しょうがいしゃは17年度ねんどほう改正かいせいでやっていくつもりです。知的ちてき身体しんたいも、おながた・タイミングでやっていきたい。促進そくしんほうは、研究けんきゅうかい報告ほうこくしょあがったところ。これの審議しんぎかいあきにはがるとおもわれる。これも一緒いっしょほう改正かいせいできるのか、かんがえながらやっていきたい。

京極きょうごくほう改正かいせいまでは政治せいじがらみでわからない。今後こんご状況じょうきょうでもまたわってくるでしょう。

笹川ささかわよっつの報告ほうこくとも国民こくみん理解りかいもとめている。国際こくさい障害しょうがいしゃねん以降いこう障害しょうがいしゃたいする理解りかいすすんでいるがまだまだなのが現状げんじょう。そうしたなかで、あと5ヶ月かげつでコンセンサスができるのか。どういうことかんがえているのか、コンセンサスができなかったら、このスケジュールでできるのか。

村木むらき財源ざいげん確保かくほふくめて、あき具体ぐたいてき議論ぎろんをしていく。障害しょうがいしゃとか市町村しちょうそんはないをかさね、できるだけ17年度ねんどほう改正かいせいすすめたい。できるだけの努力どりょくをしたい。この問題もんだい厚労省こうろうしょうだけではすすめられない。

京極きょうごく介護かいご保険ほけんはなしはおおきくあつかわれるが、障害しょうがいしゃのことはわりおおきくあつかわれない。マスコミ対策たいさく必要ひつよう永井ながい委員いいん久々ひさびさだが。なに意見いけんありますか。

徳川とくがわ医療いりょう問題もんだいうすい。最後さいごのp4にているが、長時間ちょうじかん介護かいご必要ひつようひとだけ。そうではなく、障害しょうがいしゃ医療いりょうになじみにくい現状げんじょうがある。診察しんさつがなかなかけられないことおおい。歯科しか診療しんりょうけられなくて悪化あっかすることもある。施設しせつはある程度ていどある医療いりょう体制たいせいととのっているが、地域ちいきには整備せいび必要ひつよう医療いりょう必要ひつようとのかんがえは。

伊原いはら重要じゅうよう指摘してきだとはおもう。ただこの委員いいんかい支援しえんがメインであり、どうしても焦点しょうてん支援しえんになる。ご指摘してきのポイントは議論ぎろんされていない。

広田ひろた兵庫ひょうごけん加古川かこがわ事件じけんで、実名じつめい報道ほうどうがされないので、精神せいしん障害しょうがいしゃおもった。通院つういん入院にゅういんれきはなかったようだが。竹田たけだ委員いいんおなじで、警察けいさつから相談そうだんけている。それは地域ちいきで24あいだ相談そうだん体制たいせいがないから。それと事務じむきょくはがんばっているが、義務ぎむ教育きょういく程度ていどでもわかるようにいてほしい。きちんとかりやすくとマスコミにもりやすいしわたし傍聴ぼうちょうしゃかりやすい。わたしいま自宅じたく被害ひがい妄想もうそうのおばあさんをあずかっている。相談そうだんしゃしてくる家族かぞくは、ケアマネジメントなんかでどうしてもつらくなり、本人ほんにん入院にゅういん施設しせつにいれたいというのがある。これは家族かぞくすこ本人ほんにんはなやすむなどして、レスパイトサービスがあればらせる。現在げんざいショートステイなどでレスパイトは使つかえないが、それも必要ひつようである。あと社会しゃかいてき入院にゅういんかんして、病床びょうしょうらしていく数値すうち目標もくひょうはあるのか。

矢島やじま救急きゅうきゅう医療いりょうのところ、p10の一番いちばんじょうに2医療いりょうけんこおり単位たんい構築こうちくしていく供給きょうきゅうシステムがある。これには家族かぞくたいするものとしても重要じゅうようかんがえていいて、包括ほうかつてきなシステムといっているので、家族かぞく支援しえんもふくまれてくる。
病床びょうしょう数値すうち目標もくひょうは10ねん目標もくひょうとしてある。中間なかまねんで5ねんしめしている。

京極きょうごく時間じかんぎたのでわりにします。今後こんごとう部会ぶかい審議しんぎじょうきょうおや部会ぶかい報告ほうこくする。そのかんしては事務じむきょくほうから。

村木むらき個別こべつ事項じこうかんして、具体ぐたいあんして議論ぎろんしていただく。介護かいご保険ほけんについては介護かいご保険ほけん部会ぶかいでも議論ぎろんがすすむが、それも随時ずいじ報告ほうこくしていく。だいかいしめしたとおり、心神喪失しんしんそうしつしゃ医療いりょう観察かんさつほうかんする事項じこうはかりたい。次回じかいは9がつ中旬ちゅうじゅん以降いこうになる。日程にっていかんしては今後こんご連絡れんらくする。



障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと 24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこくつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。
 ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけんが1〜2ヶ月かげつじゃく指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな四国しこく東京とうきょう中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたい実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくけられませんでした。2000ねんがつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじんけのヘルパーとう事業じぎょうしゃ自由じゆうされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンターとう委託いたくされるようになりました。(それでも3ねん以上いじょうはないがおこなわれたうえでのことでした)。これにより、かくセンターは予算よさん規模きぼおくえんえる団体だんたいえてきました。
 2003ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いってい基準きじゅんたせば、市町村しちょうそん意向いこう関係かんけいなくかなら指定していけられ、ヘルパー事業じぎょうしゃになれます。

2010ねんごろの目標もくひょう

 介護かいご保険ほけん障害しょうがい指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー派遣はけんおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどう使つかい、社会しゃかいえていこうという計画けいかくです。まずむことは、2010ねんまでに全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょうを3300市町村しちょうそんつくすことです。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、3300市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう時間じかん通学つうがく運転うんてん入院にゅういんなど使途しと制限せいげんをされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていきます。

ちゅう東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスもおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとって(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょうしゃにもなっており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうける場合ばあいには、しゅうかい(マネージャー&コーディネーター会議かいぎに)かよって1年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうにはかなら全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。2ねんから団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたい実績じっせき)で4ねんほどで上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃ指定してい実績じっせきまったくなくてもゆう資格しかくヘルパーが3にんいればれるため、半年はんとしほどでることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも2003ねんからはおなさまになります。いま障害しょうがいヘルパーは委託いたく交渉こうしょう必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃになっていたらすぐに委託いたくけられるえてきました。
 上記じょうきの(近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうけて団体だんたいげていく)モデルをもとに、必要ひつよう研修けんしゅう時間じかん計算けいさんすると、しゅう10あいだ程度ていどで、とし500時間じかん初年度しょねんどのみ)となります。これとまったおなごとおこなうにはとし400〜500あいだ相当そうとうする研修けんしゅう必要ひつようです。全国ぜんこく47都道府県とどうふけん事業じぎょうしゃになりたい団体だんたい個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうおこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうすくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりんけん受講じゅこうできる基礎きそILP・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきけることで体力たいりょく時間じかん費用ひよう節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにおねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6) 身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご障害しょうがいしゃにもサービスを提供ていきょうすること。

 



全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのCIL空白くうはく地域ちいきで、施設しせつ親元おやもとから自立じりつしてCILをつくりたい障害しょうがいしゃ人材じんざい募集ぼしゅう介護かいご長時間ちょうじかん必要ひつようほう

 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかいでは、全国ぜんこく3300市町村しちょうそんさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンター(CIL)のサービスがけられるようになるように、かくけん最低さいてい10箇所かしょ程度ていどのCILをつくることを目標もくひょう金銭きんせんめん研修けんしゅうとう支援しえんおこなっています。当会とうかいは、どんな重度じゅうど障害しょうがいしゃでもれた地域ちいきらしていけるような状況じょうきょう全国ぜんこく3300市町村しちょうそんつくられていくべきだとかんがえています。そのために、それらの地域ちいき自立じりつして地域ちいきらしていきたい、さらにCIL設立せつりつにつなげたいという障害しょうがいしゃたいして情報じょうほう提供ていきょう研修けんしゅう、それにかかるしょ費用ひようふくめた全面ぜんめんてきなバックアップをしています。2001年度ねんど〜2002年度ねんど空白くうはくけん最低さいていひとつのCILをつくることを目標もくひょう研修けんしゅう助成じょせいなどで支援しえんおこないました。今年度こんねんどからはかくけん最低さいてい2〜3箇所かしょのCILをつく支援しえんおこないます。
 現在げんざい毎日まいにち24あいだ介護かいご必要ひつよう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ施設しせつ家族かぞくもとからて1にんらしし、CILをげています。こういったさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ過疎かそけんでたくさんています。近県きんけんCILや東京とうきょうなどでなん研修けんしゅうおこない、介助かいじょしゃやとかた指示しじかた、アパートのかた介護かいご制度せいど使つかかた、CILのつくかた、など、1つ1つ研修けんしゅうけていくことで、やる努力どりょくで1つ1つ解決かいけつしていきます。研修けんしゅう交通こうつう介護かいごしゃ費用ひようなどは助成じょせいいたします。1人ひとりらし開始かいし介護かいご費用ひようなども交渉こうしょうして制度せいどがのびるまでの期間きかん助成じょせい貸付かしつけします。実地じっち研修けんしゅう補完ほかんする「通信つうしん研修けんしゅう」もおこなっています。
 募集ぼしゅうする地域ちいきは、県庁けんちょう所在地しょざいちからはなれているCIL空白くうはく地域ちいきです。(秋田あきた宇都宮うつのみや群馬ぐんま徳島とくしま高知こうち県庁けんちょう所在地しょざいち募集ぼしゅう)。また、これ以外いがい地域ちいきでも、現在げんざいすでにがっている団体だんたいつづ障害しょうがいしゃ人材じんざい募集ぼしゅうおこなっています。
 自分じぶん参加さんかしたい・・というほうは、どしどしご相談そうだんください。
 自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかい 
0120−66−0009 10:00〜23:00

自立じりつ生活せいかつセンター(CIL)とは
 理念りねんはJILホームページhttp://www.j-il.jp/ などをご参照さんしょうください。
 障害しょうがいしゃ主体しゅたいてき運営うんえいするサービス提供ていきょう団体だんたいうん動体どうたいです。介助かいじょ利用りようしゃ自身じしんがエンパワメントしていく(ちからをつけていく)スタイルのホームヘルプサービスと運動うんどうおこないます。24あいだ介護かいご必要ひつようほうなどの1人ひとりらし支援しえんおこない、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、地域ちいき制度せいど改善かいぜんしていきます。



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル FAXふぁっくす 0037−80−4446

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 24あいだ介護かいご必要ひつようですが、1人ひとりらしをして24あいだ介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(東京とうきょう) 3がつまでは全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう使つかって自薦じせん介助かいじょしゃ使つかっていたのですが、4がつにちにBからC転居てんきょした関係かんけいで、あたらしい受給じゅきゅうしゃしょうがなかなか発行はっこうされず、5がつはじめに4がつにちづけ受給じゅきゅうしゃしょうおくられてきました。から広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいされ、電話でんわしたところ、緊急きんきゅう事態じたいですからということで、特別とくべつ4月しがつにちにさかのぼって自薦じせん介護かいごしゃ介護かいご支援しえん対象たいしょうにしてくれるということで4がつ介助かいじょしゃ給与きゅうよることになりたすかりました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃしゅうにち勤務きんむつき20まんほどの収入しゅうにゅうができ、安定あんていしてきました。

★(東日本ひがしにっぽんのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

 
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