(Translated by https://www.hiragana.jp/)
2005年5月号

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう審議しんぎ情報じょうほう

★ヘルパー時間じかんすうアップにけて交渉こうしょう

がつごう
2005.5.30
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒180−0022 東京とうきょう武蔵野むさしのさかい2−2−18−302
発送はっそうがかり定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん)  (つききん〜17
  TEL・FAX 0120−870−222 (フリーダイヤル
  TEL・FAX 0037−80−4445  
制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん)(365にち 11〜23土日どにち緊急きんきゅう相談そうだんのみ))        
  TELてる 0037−80−4445 全国ぜんこくからかけられます)
  TELてる 0422−51−1566  
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口座こうざめい障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター  口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675
 

2005ねんがつごう    目次もくじ

   

4・・・・過疎かそ地域ちいき1人ひとりらししたいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう
6・・・・障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう審議しんぎについて
7・・・・障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれいかんする厚労省こうろうしょう資料しりょう
8・・・・介護かいご保険ほけんヘルパーに定額ていがくばらい(5がつ3にち共同通信きょうどうつうしん記事きじについて)
9・・・・4がつ28にち障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし関係かんけい主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ報告ほうこく
10・・・自民党じみんとう障害しょうがいしゃ特別とくべつ委員いいんかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうたいするまとめ
12・・・公明党こうめいとう障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうかんし、財務省ざいむしょう厚労省こうろうしょう要望ようぼう
14・・・厚労省こうろうしょう障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい方法ほうほうあん提示ていじ
22・・・障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ
26・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



がつからのヘルパー時間じかんすうのアップにけて交渉こうしょう

 これから1にんらしを開始かいしして交渉こうしょうするほう4月しがつ〜8がつに1にんらしをはじめるほうがよいです。12月以降いこうがつまでの1人ひとりらし開始かいしではヘルパー予算よさんえるぶん国庫こっこ補助ほじょがつきません(通常つうじょうは10がつ以降いこう増加ぞうか予算よさんぶん国庫こっこ補助ほじょがつきませんが、昨年度さくねんどは、急激きゅうげき利用りようえたので、12月上旬じょうじゅんりまとめまでの実績じっせきぶん国庫こっこ補助ほじょとしてみとめられました。しかし、12月中旬ちゅうじゅん以降いこう1人ひとりらしをはじめた障害しょうがいしゃぶん国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょうになりませんでした)。いまからなら、4がつからの時間じかんすうアップにけた交渉こうしょうおこなうことになります。交渉こうしょういまからおこなえます。元々もともとにんらししているほうも、いまから4がつ時間じかんすうアップにけて交渉こうしょうおこなうことが可能かのうです。

交渉こうしょうをしたいかた、ご連絡れんらくください。厚生こうせい労働省ろうどうしょう情報じょうほう交渉こうしょう先進地せんしんち制度せいど情報じょうほう交渉こうしょうノウハウ情報じょうほうなど、さまざまな情報じょうほうがあります。当会とうかい毎週まいしゅう電話でんわをかけつつった交渉こうしょうで24あいだ介護かいご保障ほしょうになった実績じっせきおおくあります。ぜひ自治体じちたいとの交渉こうしょうにお役立やくだててください。
 当会とうかい制度せいどがかり0037−80−4445(通話つうわりょう無料むりょう)11〜23



資料集しりょうしゅうかんしん発売はつばい。 申込もうしこみ受付うけつけちゅう

Howto介護かいご保障ほしょう 別冊べっさつ資料しりょう
かん ヘルパー制度せいど資料集しりょうしゅう 支援しえん制度せいどばん

2002年度ねんど〜2004年度ねんど月刊げっかん全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう記事きじ抜粋ばっすい

目次もくじ
3・・・・・だい1しょう 全国ぜんこく各地かくち交渉こうしょうじょうきょう
83・・・・だいしょう 支援しえん制度せいどについて
165・・・だいしょう 支援しえんヘルパーの国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん問題もんだいについて
183・・・だいしょう ヘルパー研修けんしゅう関係かんけい
235・・・だいしょう 介護かいご保険ほけん制度せいど/障害しょうがい施策しさく介護かいご保険ほけん統合とうごう問題もんだい
285・・・だいしょう 生活せいかつ保護ほご
303・・・だいしょう その

この資料しりょう見方みかた
この資料しりょうは2002年度ねんど〜2004年度ねんど月刊げっかん全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう記事きじ抜粋ばっすいにより構成こうせいされています。制度せいど毎年まいとしわるため、ふる制度せいど解説かいせつのページもあります。かく記事きじ先頭せんとう記事きじかれた年月としつき記載きさいしていますので、ご確認かくにんください。

会員かいいんおよび定期ていき購読こうどく会員かいいん 1800えん   一般いっぱん2500えん   ぜん356ページ

もうみはできるだけFAXふぁっくすで(電話でんわでも可能かのうです。電話でんわ平日へいじつ11から17)    FAXふぁっくすおくさき 0120−870−222 発送はっそうがかり    (今月こんげつごう封筒ふうとうでももうめます)



交渉こうしょう団体だんたい会員かいいん募集ぼしゅう

   10がつ全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい常任じょうにん委員いいんかい選挙せんきょ(2ねんに1かい)がおこなわれます。選挙せんきょ正会員せいかいいんたる交渉こうしょう団体だんたい会員かいいんによりおこなわれます。交渉こうしょう団体だんたい会員かいいん年会ねんかい6000えんで3にんまで月刊げっかんをおおくりします。団体だんたい会員かいいん相談そうだん会員かいいんほう追加ついか費用ひようなしで交渉こうしょう団体だんたい会員かいいん移行いこう可能かのうです。(交渉こうしょう団体だんたい会員かいいん障害しょうがいしゃ主体しゅたい団体だんたいで、ヘルパー制度せいど交渉こうしょうおこなっている1にんらしの重度じゅうど障害しょうがいしゃふくまれることが条件じょうけんです。常任じょうにん委員いいんかい審査しんさがあります)。

常任じょうにん委員いいん立候補者りっこうほしゃ募集ぼしゅう予告よこく

 10がつ選挙せんきょおこないます。交渉こうしょう団体だんたい会員かいいんには9月くがつ選挙せんきょ案内あんないと、常任じょうにん委員いいん立候補りっこうほ手続てつづきをおおくりします。常任じょうにん委員いいん候補こうほになるには交渉こうしょう団体だんたい会員かいいん構成こうせいいんであることが必要ひつようです。全国ぜんこく9の地方ちほうブロック全国ぜんこく重複じゅうふく立候補りっこうほ選挙せんきょおこなわれ、ブロックごとに1〜2にん全国ぜんこくで3にん選出せんしゅつされます。任期にんきは2ねんです。



過疎かそ地域ちいき1人ひとりらししたいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう

 施設しせつ家族かぞくのもとからて、自立じりつ生活せいかつはじめませんか?

  おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとりらしの長時間ちょうじかんよう介護かいご全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがいないため、ヘルパー制度せいどびていません。これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトをおこないます。1人ひとりらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃんでいる都道府県とどうふけんでは1にち16あいだや24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃがヘルパーや他人たにん介助かいじょしゃ確保かくほして1人ひとりらしをしています。このような障害しょうがいしゃがいる地域ちいきではヘルパー制度せいどび、1にち16あいだや24あいだ制度せいどができているところがたくさんあります。そのような市町村しちょうそんでは、ヘルパー制度せいど上限じょうげんというかんがかたがなくなり、「その障害しょうがいしゃ自立じりつして地域ちいき生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようかんがえて支給しきゅう決定けっていする」というかんがかたわっていきますので、1人ひとりらしの障害しょうがいしゃだけではなくそれ以外いがい障害しょうがいしゃもヘルパー制度せいど必要ひつよう水準すいじゅんまでけやすくなっていきます。
 当会とうかいでは、47都道府県とどうふけんのどこにんでいても、おなじようなサービスがけられるように制度せいど改善かいぜん交渉こうしょう方法ほうほう支援しえんや、「最初さいしょ1人ひとり」の自立じりつ支援しえん技術ぎじゅつてき財政ざいせいてきに(介護かいごりょう)サポートしています。
 現在げんざい長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない(おも過疎かその)市町村しちょうそんにおまいで1にんらしをしたい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうします。1にち16〜24あいだ介護かいご必要ひつようほう想定そうていしていますが、それ以外いがいほうもおわせください。
 自立じりつのあと、一定いってい期間きかん介助かいじょしゃ費用ひようのサポートをいたします。
 制度せいど交渉こうしょうしてヘルパー制度せいどばすバックアップをします。
 アパートをりる方法ほうほうなども研修けんしゅうでサポートいたします(毎日まいにち介助かいじょがつく場合ばあいはきちんと方法ほうほうまねべば簡単かんたんりることが可能かのう)。住宅じゅうたく改造かいぞう制度せいどもあり、生活せいかつできるように改造かいぞう可能かのうです。
 研修けんしゅう参加さんか交通こうつう介助かいじょ費用ひよう助成じょせいいたします。
 自立じりつ生活せいかつをするための技能ぎのうプログラムを受講じゅこうしていただきます。
 なお、複数ふくすう募集ぼしゅうがある場合ばあいは、当会とうかいほかがすすめている、公益こうえきてき障害しょうがい福祉ふくし活動かつどう参加さんかしていただけるほう優先ゆうせんいたします。

わせは 自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい 0120−66−0009 10:00〜23:00



障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう審議しんぎについて

 5がつ11にちから障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう衆議院しゅうぎいん厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかいでの実質じっしつ審議しんぎはじまっています。この記事きじいている27にち時点じてんでは、国会こっかい郵政ゆうせい関連かんれん空転くうてんしており、厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかいはストップしています。
 審議しんぎは、5がつ11にち実質じっしつ開始かいし、13にち、18にち審議しんぎおこなわれ、その20にち以降いこうひらかれずストップしています。(委員いいんかいは、毎週まいしゅう水曜日すいようび金曜日きんようびひらかれます)。また、17にちには委員いいんかい障害しょうがいしゃ団体だんたいばれて参考さんこうじん質疑しつぎおこなわれました。19にちには経済けいざいかい労働ろうどう組合くみあいなどの参考さんこうじん質疑しつぎおこなわれました。参考さんこうじん質疑しつぎはあと1かい予定よていされています。委員いいんかい審議しんぎしゅうかい全部ぜんぶで5かいほどの審議しんぎ採決さいけつになる予定よていです。当初とうしょは5がつまつ採決さいけつ予定よていられていましたが、国会こっかい空転くうてんのあおりで、日程にっていが6がつにずれんでいます。

がつ17にち・18にち委員いいんかいのききと記録きろく障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ確立かくりつ実現じつげんもとめる全国ぜんこくだい行動こうどう実行じっこう委員いいんかい配信はいしん)はホームページに掲載けいさいしています。
委員いいんかい審議しんぎ衆議院しゅうぎいんTVインターネットホームページ
 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
 で同時どうじ中継ちゅうけいることができます。(過去かこ審議しんぎられます)。当会とうかいホームページ解説かいせつ記事きじからもリンクしています

自民党じみんとう民主党みんしゅとう法案ほうあん訂正ていせいあん水面すいめん提示ていじしているという情報じょうほうがある。」というコメントはテレビニュースでもながれています。与党よとう過半数かはんすうですので、民主党みんしゅとう修正しゅうせいあんまずに、あくまで廃案はいあんもとめれば、法案ほうあん原案げんあんどお可決かけつされます。ただ、郵政ゆうせい関係かんけい審議しんぎ時間じかんりずにこん国会こっかいでは審議しんぎ未了みりょう継続けいぞく審議しんぎになる可能かのうせいはあります。その場合ばあい次期じき国会こっかいでおなじことのかえしになりますが、時間じかんじゅうふんできるので障害しょうがいしゃ団体だんたい積極せっきょくてき与党よとう議員ぎいん説明せつめいまわり、法案ほうあん問題もんだいてん理解りかいふかまるとおもわれます。
 また、自民党じみんとう議員ぎいんなかから「この法律ほうりつはまずい」という雰囲気ふんいき勢力せいりょくした場合ばあいは、廃案はいあんということもあるかもしれません。(いまのところは、その可能かのうせいすくない)。
 一方いっぽう廃案はいあんになると、財務省ざいむしょう一切いっさい障害しょうがいしゃ福祉ふくし予算よさんのアップをみとめない姿勢しせいになるので、精神せいしん障害しょうがいしゃヘルパー制度せいどはまったくびませんし、支援しえん国庫こっこ補助ほじょ不足ふそくかえされることになります。
 障害しょうがいしゃ団体だんたいなかでも主要しゅよう団体だんたいでは、団体だんたい中央ちゅうおう役員やくいん法案ほうあん賛成さんせい立場たちばですが、地方ちほう組織そしきでは反対はんたい組織そしき圧倒的あっとうてきおおくなってきています。
 自民党じみんとう議員ぎいんなかでも「こんな法案ほうあんとおして選挙せんきょ大丈夫だいじょうぶか」という議員ぎいんもいます。
 厚生こうせい労働ろうどう委員いいん地元じもと障害しょうがいしゃ議員ぎいん面会めんかいしていろいろ説明せつめいすることで影響えいきょうあたえることができます。



がつ18にち審議しんぎ議員ぎいんくばられた、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれいかんする厚労省こうろうしょう資料しりょう

 厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかい各党かくとう議員ぎいんより厚生こうせい労働省ろうどうしょうたいし、「この法律ほうりつではほとんどの重要じゅうようなことがせい省令しょうれいさだめると規定きていされており、このままでは審議しんぎ意味いみがない。せい省令しょうれい内容ないようふくめて審議しんぎするので資料しりょうすように」との意見いけんがあり、厚生こうせい労働省ろうどうしょうは18にち委員いいんかいかく議員ぎいんせい省令しょうれい項目こうもく資料しりょうしました。(文書ぶんしょめい:障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんにおけるせい省令しょうれい事項じこう ホームページに全文ぜんぶん掲載けいさいしています。)
 しかしながら、政令せいれい省令しょうれい通知つうち内容ないようまっているのはほとんどなく、これを審議しんぎするのも困難こんなん資料しりょうです。
 法律ほうりつ通過つうかしてしまえば、行政ぎょうせいがわ自由じゆうせい省令しょうれいつくってしまいます。
 とく問題もんだいのあるてんしぼって、各党かくとう議員ぎいんから厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかい質問しつもんしてもらい、修正しゅうせいなどを約束やくそくさせていく作業さぎょうをするしかありません。
   たとえば、審査しんさかい定形ていけい長時間ちょうじかん)の利用りようしゃへの審査しんさについていてある22じょうの2については、以下いかのような記述きじゅつがあります。

22じょうこう

厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるところ(意見いけん聴取ちょうしゅ手続てつづき

その厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめる機関きかん意見いけん聴取ちょうしゅ対象たいしょう機関きかん

市町村しちょうそん支給しきゅうよう決定けっていおこなうにたって身障しんしょう更生こうせい相談そうだんしょひとし意見いけんさい手続てつづきとうさだめる。

市町村しちょうそん支給しきゅうよう決定けっていおこなさい意見いけん聴取ちょうしゅすることができる身障しんしょう更生こうせい相談そうだんしょとう以外いがい機関きかんさだめる。独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん高齢こうれい障害しょうがいしゃ雇用こよう支援しえん機構きこう地域ちいき障害しょうがいしゃ職業しょくぎょうセンターを想定そうてい

法律ほうりつの22じょう2は以下いかのとおり。下線かせん部分ぶぶん今回こんかいうえ資料しりょうしめされたということです。

22じょう2 市町村しちょうそんは、支給しきゅうよう決定けっていおこなうにたって必要ひつようがあるとみとめるときは、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるところにより、市町村しちょうそん審査しんさかいまた身体しんたい障害しょうがいしゃ福祉ふくしほうだいきゅうじょうだいろくこう規定きていする身体しんたい障害しょうがいしゃ更生こうせい相談そうだんしょだいななじゅうよんじょうおよだいななじゅうろくじょうだいさんこうにおいて「身体しんたい障害しょうがいしゃ更生こうせい相談そうだんしょ」という。)、知的ちてき障害しょうがいしゃ福祉ふくしほうだいきゅうじょうだいこう規定きていする知的ちてき障害しょうがいしゃ更生こうせい相談そうだんしょ精神せいしん保健ほけんおよ精神せいしん障害しょうがいしゃ福祉ふくしかんする法律ほうりつだいろくじょうだいいちこう規定きていする精神せいしん保健ほけん福祉ふくしセンターしくは児童じどう相談そうだんしょ以下いか身体しんたい障害しょうがいしゃ更生こうせい相談そうだんしょとう」と総称そうしょうする。)その厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめる機関きかん意見いけんくことができる。

 姑息こそくなことに、「市町村しちょうそん審査しんさかい」が焦点しょうてんになっているのに、今回こんかい資料しりょうには「身障しんしょう更生こうせい相談そうだんしょ」といており、「市町村しちょうそん審査しんさかい」とはいていません。つまり、わざとわかりにくくしています。役所やくしょ議員ぎいんたいしてわざとこのようなわかりにくくした資料しりょうすのです。



介護かいご保険ほけんヘルパーに定額ていがくばら

(5がつ3にち共同通信きょうどうつうしん記事きじについて)

がつにち共同通信きょうどうつうしんで「訪問ほうもん介護かいご定額ていがくばらせい」というおおきな記事きじました。 介護かいご保険ほけんよう介護かいご区分くぶんごとの包括ほうかつばら制度せいど施設しせつのような1ヶ月かげついくら・・・というはらかた)にするというものです。 (記事きじはホームページに掲載けいさい
 この記事きじのちに、厚生こうせい労働省ろうどうしょう公式こうしきには「そのようなことをめた事実じじつはないし、審議しんぎかいなどに諮問しもんもしていない」ということをいっています。しかし、新聞しんぶん記者きしゃ厚生省こうせいしょう職員しょくいんからいたことをもと記事きじにしているわけですから、このようなことが1方策ほうさくとして内部ないぶ議論ぎろん検討けんとうされていることは予想よそうされます。この方式ほうしき主張しゅちょうしているのはきわめて少数しょうすうということでもないとおもわれます。
 昨年さくねん、「ヘルパー1〜3きゅうはなくなり介護かいご福祉ふくしだけになる」という記事きじながした新聞しんぶんもありましたが、このときも、厚生こうせい労働省ろうどうしょうは「そのようなことをめた事実じじつはない」という見解けんかいでした。しかし、その実質じっしつてき将来しょうらい介護かいご福祉ふくし一本いっぽんするということを厚生こうせい労働省ろうどうしょうめました。
 包括ほうかつ方式ほうしきは、コストれのさい重度じゅうど利用りようしゃ事業じぎょうしょえらべなくなる(事業じぎょうしょがわ利用りようしゃをえらぶようになり、ちから関係かんけいがひっくりかえることにより、サービスがおおきく低下ていか)というおおきな問題もんだいがあります。とく重度じゅうど包括ほうかつばらいを導入どうにゅうすることは非常ひじょう問題もんだいがあります。
 介護かいご保険ほけん包括ほうかつ導入どうにゅうされると、障害しょうがいのヘルパー制度せいどにも1ねんおくれで導入どうにゅうされることは必至ひっしです。



4がつ28にち障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし関係かんけい主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ報告ほうこく

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

全国ぜんこく課長かちょう会議かいぎされた資料しりょう

  1. 福祉ふくしサービスの利用りようしゃ負担ふたんについて
  2. 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんにおける支給しきゅう決定けってい・サービス利用りようプロセスについて
  3. 障害しょうがい福祉ふくし計画けいかくについて
  4. 精神せいしん保健ほけん施策しさく改革かいかく医療いりょう計画けいかく見直みなおしについて
  5. 精神せいしん保健ほけん福祉ふくし抜本ばっぽんてき改革かいかく

参考さんこう資料しりょう1 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんかんするこれまでの国会こっかい答弁とうべん議事ぎじろく
参考さんこう資料しりょう2 3月さんがつ18にち全国ぜんこく会議かいぎ提出ていしゅつされた質問しつもん項目こうもく事項じこうについて です。

 利用りようしゃ負担ふたん支給しきゅう決定けっていプロセスについては先日せんじつ社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいしめされたものと同様どうよう資料しりょうで、ひととおり説明せつめいがされました。
 障害しょうがいしゃ福祉ふくし計画けいかくについては7がつまでにおこなわれる実態じったい把握はあく調査ちょうさ事務じむてき説明せつめいでした。
 精神せいしん保健ほけん福祉ふくしについては医療いりょう観察かんさつほう進行しんこうじょうきょう報告ほうこくと、医療いりょう計画けいかく精神せいしん病床びょうしょう算定さんていといった技術ぎじゅつてき説明せつめいおもでした。
 最後さいご質問しつもん項目こうもくをもとに質疑しつぎおこなわれましたが、目新めあたらしいことはず、おおくの質問しつもんたいし、「現在げんざい検討けんとうちゅうです」「っておしめいたします」とのこたえでした。

次回じかい会議かいぎ国会こっかい審議しんぎ状況じょうきょうをみて、5がつ下旬げじゅん以降いこう開催かいさいされるようです。 (当日とうじつ資料しりょうは、ホームページに掲載けいさいしています)



厚生こうせい労働省ろうどうしょう 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうのホームページを公開こうかい

法案ほうあん全文ぜんぶん審査しんさかい支給しきゅう決定けってい仕組しくみなど、最新さいしん資料しりょう掲載けいさいされています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/02/tp0214-1.html
当会とうかいホームページからもリンクしています。



自民党じみんとう障害しょうがいしゃ特別とくべつ委員いいんかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうたいするまとめ

先月せんげつごうでまとめの「あん」を紹介しょうかいしましたが、その、さらにさい重度じゅうど障害しょうがいしゃたいする文書ぶんしょ改善かいぜんされました。いろいろな団体だんたいはたらきかけによるものです。)
 自民党じみんとう障害しょうがいしゃ特別とくべつ委員いいんかい委員いいんちょう八代やしろ議員ぎいん)が障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうたいするまとめをしました。まとめ「あん」にくらべ、たとえば、以下いか部分ぶぶんなどが改定かいていされています。

家族かぞく介護かいごられないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ在宅ざいたくでもらせるよう、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんふく適切てきせつ措置そちこうずること。また、地域ちいき社会しゃかいにおけるたすいの気持きもちを大切たいせつにするため、ボランティアの養成ようせいなどに積極せっきょくてきむこと。

 今後こんご国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんなどのせい省令しょうれいおおきく影響えいきょうあたえる可能かのうせいがあります。

自民党じみんとう障害しょうがいしゃ問題もんだい特別とくべつ委員いいんかいのまとめ
障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんおよ障害しょうがいしゃ雇用こよう促進そくしんほう一部いちぶ改正かいせい法案ほうあん施行しこうけて

自由民主党じゆうみんしゅとう障害しょうがいしゃ問題もんだい特別とくべつ委員いいんちょう 八代やしろ えいふとし

 とう特別とくべつ委員いいんかいにおいては、昨年来さくねんらい障害しょうがいしゃ基本きほんほう改正かいせい趣旨しゅしまえ、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんという観点かんてんから、地域ちいき生活せいかつ支援しえん就労しゅうろう支援しえんじく議論ぎろんかさねてきた。
 政府せいふは、とう特別とくべつ委員いいんかいにおけるこうした議論ぎろん内容ないようんだ「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん」と「障害しょうがいしゃ雇用こよう促進そくしんとうかんする法律ほうりつ一部いちぶ改正かいせいする法律ほうりつあん」をいま国会こっかい上程じょうていし、いよいよ国会こっかい審議しんぎされようとしている。
 とう特別とくべつ委員いいんかいは、これらの障害しょうがいしゃ施策しさく関連かんれんほうしん障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんにつながるものとなるよう、国会こっかいでの審議しんぎ先立さきだち、本年ほんねん1がつよりあらたに「障害しょうがいしゃ介護かいご施策しさくとうかんするしょう委員いいんかい」を設置せっちし、日本にっぽん代表だいひょうする障害しょうがいしゃ団体だんたいのリーダーも会議かいぎ参加さんかするなか今後こんご障害しょうがいしゃぶくしゃのありかたとうふくめて議員ぎいん政府せいふ障害しょうがいしゃ団体だんたい一同いちどうかいして熱心ねっしん議論ぎろんしてきた。
 以下いかりょう法案ほうあんによる改革かいかく方向ほうこうせい評価ひょうかしつつ、施行しこうけた論点ろんてん今後こんごさら検討けんとうすべき論点ろんてん整理せいりし、これをしょう委員いいんかいのまとめとする。

平成へいせい17ねんがつ20日はつか

( 円滑えんかつ施行しこうけて)
○ この法律ほうりつ基本きほんてき課題かだいとして、あくまでも、障害しょうがいしゃ基本きほんほう理念りねんもとづき、障害しょうがいしゃ自己じこ決定けってい尊重そんちょうし、障害しょうがいしゃ自立じりつ社会しゃかい参加さんか促進そくしんするよう推進すいしんすること。

○この法律ほうりつによる、障害しょうがいしゃ利用りようしゃ負担ふたんについては、本人ほんにん所得しょとく基本きほんとし、税制ぜいせい医療いりょう保険ほけん扶養ふようしゃ関連かんれん整理せいりしたうえで、おや兄弟きょうだいどもとしての扶養ふよう義務ぎむしゃ負担ふたんはないものとすること。

○ この法律ほうりつによって、サービス利用りようしゃは、原則げんそくわり負担ふたんとなるが、激変げきへん緩和かんわ考慮こうりょし、障害しょうがいしゃきびしい所得しょとく現状げんじょう配慮はいりょして、負担ふたんもとめること。また、負担ふたんもとめるにたっては、就労しゅうろう支援しえんする観点かんてんから、就労しゅうろうによって所得しょとくとう配慮はいりょするとともに、負担ふたんはばおおきいこととうまえ、社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん独自どくじ軽減けいげん措置そちこうじた場合ばあいに、公費こうひによる支援しえん検討けんとうすること。

家族かぞく介護かいごられないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ在宅ざいたくでもらせるよう、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんふく適切てきせつ措置そちこうずること。また、地域ちいき社会しゃかいにおけるたすいの気持きもちを大切たいせつにするため、ボランティアの養成ようせいなどに積極せっきょくてきむこと。

○この法律ほうりつによる障害しょうがいしゃ利用りよう申請しんせい手続てつづきは、できるだけ簡略かんりゃく便宜べんぎはかられるようにすること。

○この法律ほうりつに、あらたにもうけられる「審査しんさかい」のメンバーは、障害しょうがいしゃについて十分じゅうぶん理解りかいしている人物じんぶつ優先ゆうせんしてえらぶこと。

○この法律ほうりつ施行しこうたっては、地方自治体ちほうじちたい障害しょうがいしゃ各種かくしゅ団体だんたい意見いけん尊重そんちょうしつつ、地域ちいきなか必要ひつようなサービスが確実かくじつ提供ていきょうされるよう、十分じゅうぶん措置そちこうじること。また、生活せいかつ介護かいご事業じぎょう対象たいしょうについては、年齢ねんれいなど介護かいご必要ひつよう以外いがい要因よういん考慮こうりょする取扱とりあつかいとすること。

地域ちいきにおいて障害しょうがいしゃはたらとなっている小規模しょうきぼ作業さぎょうしょが、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう枠組わくぐみに円滑えんかつ移行いこうできるよう、一層いっそう配慮はいりょおこなうこと。

障害しょうがいしゃ就労しゅうろう介護かいごは、密接みっせつ関連かんれんすることにかんがみ、職場しょくばへの移動いどう職場しょくばでの介護かいごとう職場しょくばおこな支援しえんと、あらたな法律ほうりつによる福祉ふくしサービスとは連携れんけいしておこなうこと。

(その課題かだい)
精神せいしん障害しょうがいしゃ雇用こよう義務ぎむ身体しんたい障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃ短時間たんじかん労働ろうどうしゃ雇用こようりつへの算入さんにゅうなど、在宅ざいたく就労しゅうろう自営業じえいぎょうふく障害しょうがいしゃ多様たようはたらかた実現じつげんするための方策ほうさく検討けんとうすること。

障害しょうがいしゃ可能かのうせいたかめ、能力のうりょく最大限さいだいげんすため、教育きょういく分野ぶんや福祉ふくし労働ろうどう分野ぶんや連携れんけいつよめ、めくらろう養護ようご学校がっこうふくめ、多様たよう場所ばしょでの障害しょうがいしゃ能力のうりょく開発かいはつさらすすめること。

今後こんご障害しょうがいしゃ所得しょとく保障ほしょうのありかたについて、幅広はばひろ検討けんとうすること。

あらたな法律ほうりつまえて、支援しえんける障害しょうがいしゃ範囲はんいについて、身体しんたい知的ちてき精神せいしんさんだいカテゴリーのほか、発達はったつ障害しょうがい難病なんびょうとう日常にちじょう生活せいかつ困難こんなん人々ひとびと対象たいしょうとなるよう、障害しょうがい定義ていぎ等級とうきゅうのありかたふく検討けんとうすること。

以上いじょう



公明党こうめいとう障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうかんし、財務省ざいむしょう厚労省こうろうしょう要望ようぼう

 与党よとう公明党こうめいとう厚生こうせい労働ろうどう部会ぶかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうかんして、財務省ざいむしょう厚生省こうせいしょうへの要望ようぼうおこないました。(この文書ぶんしょ内容ないようについてはかく障害しょうがいしゃ団体だんたいから要望ようぼうはいりました)。

以下いかのようなてん注目ちゅうもくです

2.評価ひょうか尺度しゃくど基準きじゅんおよび市町村しちょうそん審査しんさかいについて
B さい重度じゅうど障害しょうがいしゃについては、長時間ちょうじかん介護かいごサービスが確保かくほされるような障害しょうがい程度ていど区分くぶん国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんとし、必要ひつよう支援しえん水準すいじゅん確保かくほすること。

6.国庫こっこ補助ほじょ負担ふたんきん配分はいぶんについて
国庫こっこ補助ほじょ負担ふたんきん配分はいぶんにあたっては、たとえば家族かぞく介護かいごられないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ在宅ざいたくらすことができるような基準きじゅん設定せっていおこなうとともに、必要ひつようなサービス確保かくほはかられるよう柔軟じゅうなん運用うんよう配慮はいりょすること。

 公明党こうめいとう自民党じみんとう同様どうよう家族かぞく介護かいごられないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃたいする長時間ちょうじかん介護かいごサービスが確保かくほされるように財務省ざいむしょう厚生こうせい労働省ろうどうしょう要望ようぼうしました。

平成へいせい17ねんがつ22にち

厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじん
尾辻おつじ 秀久ひでひさ 殿しんがり

公明党こうめいとう厚生こうせい労働ろうどう部会ぶかい
  部会ぶかいちょう 福島ふくしま ゆたか

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんかんする要望ようぼう

  障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ就労しゅうろうすすめ、自立じりつ支援しえんする観点かんてんから、これまで身体しんたい知的ちてき精神せいしんかれていた3障害しょうがい福祉ふくしサービスを一本いっぽんする「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん」がだい162かい通常つうじょう国会こっかい提出ていしゅつされた。
  どう法案ほうあんは、市町村しちょうそんにサービス供給きょうきゅうりょう数値すうち目標もくひょうとう明記めいきした障害しょうがい福祉ふくし計画けいかく策定さくてい義務ぎむづけ、市町村しちょうそん中心ちゅうしんとするサービス提供ていきょう体制たいせい確立かくりつすることや、これまでおくれをとってきた精神せいしん障害しょうがいしゃ福祉ふくし施策しさく身体しんたい知的ちてき障害しょうがいしゃ同等どうとうげるため、障害しょうがい種別しゅべつにかかわらず共通きょうつうのサービス提供ていきょう可能かのうとすることなどがまれ、障害しょうがいしゃ福祉ふくし施策しさく全般ぜんぱん向上こうじょうはかるものとして評価ひょうかできる。
 一方いっぽうで、これまでのおうのう負担ふたんから、公平こうへい費用ひよう負担ふたん配分はいぶん確保かくほはかるため、サービスの利用りようりょうおうじた応益おうえき負担ふたん導入どうにゅうんでおり、障害しょうがいしゃ福祉ふくしサービスを利用りようする障害しょうがいしゃ方々かたがたおおきな影響えいきょうあたえることが懸念けねんされる。
 よって、どう法案ほうあん国会こっかい審議しんぎにあたり、障害しょうがいしゃかれている実態じったいやこれまでの施策しさく展開てんかいとの整合せいごうせいはかりつつ、下記かき事項じこうにつき、慎重しんちょう検討けんとうおこなうとともに、必要ひつよう予算よさん措置そちこうずるよう、つよ要望ようぼうするものである。

1.利用りようしゃ負担ふたん見直みなおしについて
@ 利用りようしゃ負担ふたん見直みなおしにあたっては、障害しょうがいしゃ所得しょとく実態じったいまえた十分じゅうぶん配慮はいりょおこなうこと。また、就労しゅうろう支援しえんさく一層いっそう充実じゅうじつをはじめとした各種かくしゅ所得しょとく保障ほしょう確立かくりつするための方策ほうさく一体いったいてきすすめること。
A てい所得しょとくしゃ利用りようしゃ負担ふたん上限じょうげんがく設定せってい減額げんがく措置そちについては、世帯せたい単位たんい収入しゅうにゅうもとづくものとなっているが、扶養ふよう義務ぎむ撤廃てっぱい趣旨しゅしまえ、障害しょうがいしゃ本人ほんにん所得しょとく基本きほんとしつつ上限じょうげん設定せってい減額げんがく措置そちはかられるよう検討けんとうすること。
B 雇用こようがた就労しゅうろう継続けいぞく支援しえん事業じぎょうについて、一般いっぱん企業きぎょう同様どうよう雇用こよう関係かんけいがあることとうまえ、事業じぎょうぬし負担ふたんによる減免げんめん措置そち導入どうにゅう検討けんとうするなど、障害しょうがいしゃ就労しゅうろう促進そくしん観点かんてんから十分じゅうぶん配慮はいりょおこなうこと。

2.評価ひょうか尺度しゃくど基準きじゅんおよび市町村しちょうそん審査しんさかいについて
@ 市町村しちょうそんがサービスりょうとう決定けっていするさい評価ひょうか尺度しゃくど基準きじゅんについては、障害しょうがいしゃ多様たよう特性とくせいとニーズをまえ、障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ可能かのうとする適正てきせい基準きじゅん設定せっていすること。
A 市町村しちょうそん審査しんさかいのありかたについては、障害しょうがい種別しゅべつ特性とくせい知識ちしきゆう状況じょうきょう判断はんだんできるもの審査しんさかい委員いいん任命にんめいするなど、障害しょうがいしゃ心身しんしん状態じょうたい生活せいかつじょうきょう十分じゅうぶん反映はんえいされるよう配慮はいりょすること。
B さい重度じゅうど障害しょうがいしゃについては、長時間ちょうじかん介護かいごサービスが確保かくほされるような障害しょうがい程度ていど区分くぶん国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんとし、必要ひつよう支援しえん水準すいじゅん確保かくほすること。

3.精神せいしん障害しょうがいしゃ社会しゃかい復帰ふっき支援しえん障害しょうがいかか公費こうひ負担ふたん医療いりょう制度せいどについて
@ 精神せいしん障害しょうがいしゃ社会しゃかいてき入院にゅういん解消かいしょう地域ちいき生活せいかつ具体ぐたい早急そうきゅうはかるため、必要ひつようほう整備せいびおよび社会しゃかい資源しげん整備せいびおこなうこと。
A 精神せいしん障害しょうがいしゃ通院つういん医療いりょう公費こうひ負担ふたん制度せいど利用りようしゃ負担ふたんについては、精神せいしん障害しょうがいしゃ所得しょとく実態じったいまえ、治療ちりょう中断ちゅうだんにつながらないようてい所得しょとくしゃ十分じゅうぶん配慮はいりょおこなうとともに、継続けいぞくてき医療いりょう負担ふたんしょうじることから利用りようしゃ負担ふたん上限じょうげん設定せっていされる「重度じゅうどかつ継続けいぞく」に該当がいとうする疾病しっぺいとう範囲はんいについても、実態じったいおう弾力だんりょくてき対応たいおうはかること。  
B 育成いくせい医療いりょう更生こうせい医療いりょうについて、医療いりょう機関きかんにおける一時いちじてき高額こうがく医療いりょう発生はっせいする場合ばあいは、医療いりょう保険ほけん高額こうがく療養りょうよう現物げんぶつ給付きゅうふ利用りようしやすい貸付かしつけ制度せいどもうけるなど、利用りようしゃ負担ふたん軽減けいげんのための措置そち検討けんとうすること。

4.移動いどう介護かいごサービスについて
@ 移動いどう介護かいごサービスやコミュニケーション支援しえんについては、障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ社会しゃかい参加さんか促進そくしんするために重要じゅうよう役割やくわりたしている実状じつじょうまえ、サービス水準すいじゅん後退こうたい市町村しちょうそん格差かくさ拡大かくだいすることのないよう必要ひつよう財政ざいせい措置そちこうずること。

5.地域ちいき生活せいかつについて
@ 地域ちいき生活せいかつについては、ケアホームやグループホームといった障害しょうがい程度ていどべつ区分くぶんにより場所ばしょ限定げんていされないよう、当事とうじしゃ居住きょじゅう選択せんたくけん保障ほしょうし、障害しょうがい程度ていどかかわらずともつづけることができるよう配慮はいりょすること。
A グループホームやケアホームについては、それぞれのサービスにふさわしいサービスが確保かくほされるよう、規模きぼ人員じんいん配置はいち報酬ほうしゅうとう基準きじゅんについて配慮はいりょするとともに、障害しょうがいしゃ所得しょとく実態じったい住宅じゅうたく事情じじょう考慮こうりょし、居住きょじゅうコストの軽減けいげんする住宅じゅうたく政策せいさく充実じゅうじつつとめること。

6.国庫こっこ補助ほじょ負担ふたんきん配分はいぶんについて
  国庫こっこ補助ほじょ負担ふたんきん配分はいぶんにあたっては、たとえば家族かぞく介護かいごられないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ在宅ざいたくらすことができるような基準きじゅん設定せっていおこなうとともに、必要ひつようなサービス確保かくほはかられるよう柔軟じゅうなん運用うんよう配慮はいりょすること。



厚労省こうろうしょう障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい方法ほうほうあん提示ていじ

4がつ26にち しゃしん障害しょうがい部会ぶかい報告ほうこく

 4がつ26にち しゃしん障害しょうがい部会ぶかいおこなわれ、新法しんぽうでの障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい方法ほうほう原案げんあんしめされました。
 介護かいご保険ほけんやく80項目こうもくよう介護かいご認定にんてい調査ちょうさ項目こうもくに、知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃ視覚しかく障害しょうがいしゃけの20項目こうもくほどをくわえ、やく100項目こうもく調査ちょうさとしています。
 全身ぜんしんせい障害しょうがいなど、肢体したい不自由ふじゆう障害しょうがいしゃたいしては、介護かいご保険ほけんのみの項目こうもく内容ないようとなっています。
   (ちゅう上記じょうき視覚しかく障害しょうがいけといた部分ぶぶんは、家事かじ外出がいしゅつみずからできるかどうかの設問せつもんなので、厳密げんみつには視覚しかく障害しょうがいせんもん設問せつもんではないが、事実じじつじょう視覚しかく障害しょうがいしゃ対策たいさく

 その理由りゆうとして、介護かいご保険ほけん認定にんてい調査ちょうさ使つかって障害しょうがいしゃ認定にんていためしにったモデル調査ちょうさで、身体しんたい障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいしゃについては、「ほぼ問題もんだいなく結果けっかた」という理由りゆうげています。
一方いっぽう精神せいしん障害しょうがいしゃについては介護かいご保険ほけんよう介護かいご認定にんていではうまくいかない結果けっかたそうです。
 それにしては、精神せいしん障害しょうがいしゃけの設問せつもん項目こうもくすうもんしかなく、これでは、精神せいしん障害しょうがいしゃもっとかる障害しょうがい程度ていど区分くぶんしかれないとかんがえられます。一方いっぽう介護かいご保険ほけんよう介護かいご認定にんてい調査ちょうさ問題もんだいなかったという報告ほうこくのあった知的ちてき障害しょうがいしゃむけの設問せつもんはたくさんの項目こうもくくわえられています。

  障害しょうがい程度ていど区分くぶん原案げんあんなどの、当日とうじつ資料しりょうはホームページに掲載けいさいしています。

だい25かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい傍聴ぼうちょう速記そっきろく

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

2005ねんがつ26にち 10:00〜12:00 厚労省こうろうしょう17かい会議かいぎしつ

出席しゅっせき委員いいん嵐谷あらしだに委員いいん安藤あんどう委員いいん猪俣いのまた委員いいん江上こうじょう委員いいん岡田おかだ委員いいん岡谷おかや委員いいん亀井かめい委員いいん北岡きたおか委員いいん笹川ささかわ委員いいん君塚きみづか委員いいん小坂こさか委員いいん古畑ふるはた委員いいん小林こばやし委員いいん小林こばやし委員いいん新保しんぼ委員いいん京極きょうごく部会ぶかいちょうすえやす委員いいん高橋たかはしきよし委員いいん高橋たかはしひろし委員いいん武田たけだ委員いいん大濱おおはま委員いいん斉藤さいとう委員いいん丹下たんげ委員いいん徳川とくがわ委員いいん長尾ながお委員いいん野中のなか委員いいん広田ひろた委員いいん町野まちの委員いいん松友まつとも委員いいん

以下いか審議しんぎかい傍聴ぼうちょうしゃ当日とうじつ速記そっきろくをまとめたものであり、正式せいしき議事ぎじろくではありませんので、発言はつげんしゃ趣旨しゅしにそぐわない、充分じゅうぶんにききとれていないところもありますので、あつかいにはご注意ちゅういください。

京極きょうごく部会ぶかいちょう定刻ていこくとなりましたので、只今ただいまよりだい25かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいいたします。委員いいん皆様みなさまはおいそがしいちゅうあつまりいただきましてありがとうございます。

事務じむきょくあたらしく着任ちゃくにんしました事務じむきょくより挨拶あいさつをいただきます。

国立こくりつ施設しせつ管理かんり室長しつちょう菅原すがわらでございます。
精神せいしん保健ほけん福祉ふくし担当たんとう企画きかくかん西田にしだでございます。

委員いいん出席しゅっせきじょうきょうですが、堂本どうもと委員いいん福島ふくしま委員いいんから欠席けっせき連絡れんらくをいただいております。また傍聴ぼうちょうにつきましては今回こんかいもやむなく抽選ちゅうせんとさせていただきました。
資料しりょう確認かくにんをさせていただきます。
障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん概要がいようおよ施行しこうスケジュールについて
資料しりょう2−1 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうにおける支給しきゅう決定けってい・サービス利用りようプロセスについて
資料しりょう2−2 障害しょうがい程度ていど区分くぶん判定はんていとう試行しこう事業じぎょう実施じっし要項ようこう
資料しりょう2−3 障害しょうがいしゃたいするよう介護かいご認定にんてい基準きじゅん有効ゆうこうせいについて
資料しりょう3 福祉ふくしサービスの利用りよう負担ふたんについて
資料しりょう5 心神喪失しんしんそうしつしゃとう医療いりょう観察かんさつほう施行しこう準備じゅんび状況じょうきょうとうについて
資料しりょう6 諮問しもんしょ
資料しりょう7 心神喪失しんしんそうしつしゃとう医療いりょう観察かんさつほう行動こうどう制限せいげんとうかんする公示こうじについて
資料しりょう8 障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたい防止ぼうしについての勉強べんきょうかい
資料しりょう9 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうかんする国会こっかいでの議論ぎろん状況じょうきょうについて(要約ようやくばん
参考さんこう資料しりょう精神せいしん障害しょうがいしゃ社会しゃかい復帰ふっき明日あしたかたかい」について
以上いじょうです。

京極きょうごく部会ぶかいちょう;では、議事ぎじはいります。障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうについては前回ぜんかい国会こっかい提出ていしゅつまえ議論ぎろんしていただきました。そのがつ10にち閣議かくぎ決定けってい、そののうちに国会こっかい提出ていしゅつされました。法案ほうあん国会こっかいゆだねられていますが、本日ほんじつ前回ぜんかい以降いこう準備じゅんびじょうきょうとうについて事務じむきょくからご報告ほうこくいただきます。後半こうはんでは医療いりょう観察かんさつほう関係かんけい諮問しもんしょておりますので、内容ないようについて事務じむきょく説明せつめいをいただき本格ほんかくてき議論ぎろん次回じかいにしたいとおもいます。では障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょうより挨拶あいさついただきます。

塩田しおだ部長ぶちょう本部ほんぶかいがしばらく中断ちゅうだんしたことおびしたいとおもいます。このあいだ国会こっかいへの法案ほうあん提出ていしゅつけての準備じゅんびわれておりました。与野党よやとう審査しんさ勉強べんきょうかい毎週まいしゅうのように開催かいさいされ、障害しょうがいしゃ団体だんたい熱心ねっしん参加さんかされています。審議しんぎかいにも情報じょうほう提供ていきょうをさせていただきましたが、意見いけんをもらう機会きかいられなかったことをおびいたします。法案ほうあんですが、2がつ10にち閣議かくぎ決定けっていされ、国会こっかい提出ていしゅつ提出ていしゅつされ、本日ほんじつ衆議院しゅうぎいん趣旨しゅし説明せつめいおこなわれます。いよいよ国会こっかい審議しんぎはじまります。委員いいんかい質疑しつぎ連休れんきゅうけになりますが、衆議院しゅうぎいんで5がついっぱい、参議院さんぎいんで6がついっぱいを目途もくと審議しんぎされる予定よていです。国会こっかいにおいて障害しょうがいしゃ関連かんれん法律ほうりつが2ヶ月かげつあいだ審議しんぎされるのははじめてのことです。つづ審議しんぎかいでもご議論ぎろんいただくが、国会こっかいにおいても、10ねん20ねんさきこして、大変たいへん大事だいじな2ヶ月かげつとなります。国会こっかいでの審議しんぎはこれからですが、すで予算よさん委員いいんかいなどのなかで議論ぎろんはされております。簡単かんたん中身なかみ紹介しょうかいしておきたいとおもいます。資料しりょうの9をごらんください。いくつかをご紹介しょうかいしますと、おおきな議論ぎろん利用りようしゃ負担ふたんについてで、本人ほんにんだけではなくしん兄弟きょうだいにも負担ふたんをもとめることはいかがという意見いけん一層いっそうてい所得しょとくしゃ対策たいさく必要ひつようせいと、はたらでの負担ふたんについて。あと移動いどう介護かいご問題もんだいや、小規模しょうきぼ作業さぎょうしょ財源ざいげん確保かくほについて。重度じゅうど障害しょうがいしゃのサービス確保かくほについて、精神せいしん障害しょうがいしゃ通院つういん医療いりょう治療ちりょう中断ちゅうだんについて、所得しょとく保障ほしょう介護かいご保険ほけんとの関係かんけいについて。すで部会ぶかいでも指摘してきされた事項じこうですがこれらについて国会こっかい方向ほうこうけされるのではないかとおもう。審議しんぎはじまるなかであきらかになるが、これは見直みなおしの第一歩だいいっぽ。これだけで地域ちいき生活せいかつ実現じつげんするわけではない。だいだんだいだん必要ひつようおもっている。つづき、議論ぎろんをこれからも大事だいじになってきますので、よろしくご指導しどうをおねがいしたします。

京極きょうごく部会ぶかいちょう障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう準備じゅんびじょうきょう事務じむきょくから簡潔かんけつにおねがいたします。

伊原いはら企画きかくかん資料しりょう1は法案ほうあん概要がいようですが、中身なかみいままでなんもおはなししているので省略しょうりゃくいたします。準備じゅんびじょうきょうはp3。おおきく3段階だんかい施行しこう予定よていです。10がつ公費こうひ医療いりょう負担ふたん見直みなおし、来年らいねんがつあたらしい支給しきゅう決定けっていをスタートさせ10がつまでかけておこない、利用りようしゃ負担ふたん見直みなおしと義務ぎむ経費けいひおこないます。来年らいねん10がつには福祉ふくし計画けいかくがスタートし、従来じゅうらい知的ちてき精神せいしん身体しんたいのサービス体系たいけい見直みなおし、移行いこうがスタートします。これは5カ年かねんかけて移行いこうするものです。児童じどう入所にゅうしょ施設しせつも、契約けいやく制度せいどになり利用りようしゃ負担ふたんも。このスケジュールで、法案ほうあんとおまえですが準備じゅんびのための作業さぎょうおこなっている段階だんかいです。p4にスケジュールをしめしています。支給しきゅう決定けってい関係かんけい障害しょうがい程度ていど区分くぶん試行しこう事業じぎょうを61市区しく町村ちょうそんで、なつごろまでにおこないます。あきには障害しょうがい程度ていど区分くぶん支給しきゅう決定けってい手続てつづき、ケアマネの導入どうにゅうせい省令しょうれいあんしめします。このあいだ自治体じちたいレベルで、研修けんしゅうおこなっていただく。1がつには審査しんさかいあたらしい支給しきゅう決定けってい手続てつづ開始かいしさせ、10がつまでかけて順次じゅんじやっていきます。報酬ほうしゅう基準きじゅん関係かんけいについては来月らいげつから経営けいえい実態じったい調査ちょうさをスタートし、6がつまでに調査ちょうさし、なつごろにはあらたなサービスのかんがかた作成さくせいする。この部会ぶかいにも報告ほうこくする。あわせて来年らいねん10がつ報酬ほうしゅう見直みなおしと運営うんえい基準きじゅんしめし、報酬ほうしゅうについては来年らいねんはるにはしめしたい。これは来年らいねん10がつからスタートさせる。計画けいかく現在げんざい把握はあく実態じったい調査ちょうさおこない、あきくに基本きほん方針ほうしんしめしたい。来年らいねんはるには基準きじゅん報酬ほうしゅうかんがかたしめされるので、既存きそん事業じぎょうしゃ参入さんにゅう意向いこうをうかがいたい。10がつから事業じぎょう移行いこうをスタートさせます。以上いじょう資料しりょう1について。
 資料しりょう2の1、あたらしい法案ほうあんにおける支給しきゅう決定けっていプロセスについて、げん段階だんかい事務じむきょくかんがえているものです。p2は現在げんざい制度せいど課題かだいしん制度せいど対応たいおうについて。課題かだいふたつのてん決定けってい段階だんかい利用りよう段階だんかい支援しえん必要ひつよう客観きゃっかんてき基準きじゅん全国ぜんこくてきなものがない。プロセスの標準ひょうじゅんてき手続てつづきが不透明ふとうめいであり、自治体じちたいまかせになっている。ここのニーズ、社会しゃかい環境かんきょう家族かぞく、にわせこまかい支給しきゅう決定けっていもとめられる。あまりケアマネの手法しゅほう活用かつようされず、担当たんとうしゃゆだねられ、ばらつきがあったり、画一かくいつてきである。また自治体じちたいあいだでもばらつきがある。サービス利用りよう段階だんかいにおいては、1週間しゅうかんどのようなサービス、事業じぎょうしゃをつかうか、サポートするしくみがない。手厚てあつ支援しえん必要ひつような、独力どくりょく調達ちょうたつするのがむずかしいときや、長期ちょうき入院にゅういん入所にゅうしょから地域ちいき移行いこうへの対応たいおうするしくみがない。
 しん制度せいどではこれらにたいし、アセスメント、障害しょうがい程度ていど区分くぶん審査しんさかい導入どうにゅうする。ケアマネの導入どうにゅうをして、当事とうじしゃ家族かぞくからはなしをきそのひとにあった、支給しきゅう決定けってい可能かのうとなるようにする。ひとのレベルアップも必要ひつよう。そのため、ケアマネ計画けいかく作成さくせい給付きゅうふし、支給しきゅう決定けってい個別こべつしていく。基盤きばん整備せいびするため、ケアマネ研修けんしゅう事業じぎょう強化きょうかもする。
 プロセスの全体ぜんたいぞうなが全国ぜんこく共通きょうつうのアセスメント、いち判定はんていおこない、介護かいご給付きゅうふについては審査しんさかいで2判定はんていおこなう。訓練くんれん給付きゅうふは1判定はんてい支給しきゅう決定けっていする。これをまえ意見いけん聴取ちょうしゅし、支給しきゅう決定けっていあん作成さくせいし、基準きじゅん乖離かいりしたら、審査しんさかい意見いけん聴取ちょうしゅおこない、支給しきゅう決定けっていおこなう。計画けいかく作成さくせい、モニタリングとなる。p4.p5もうすこくわしいもの。これは前回ぜんかい説明せつめいした。
 p6、いままでの説明せつめい全体ぜんたいで、これは支給しきゅう決定けっていについて。必要ひつようせい総合そうごうてき判定はんていする。多面ためんてき判定はんていし、たん身体しんたい状況じょうきょうだけではない。社会しゃかい活動かつどう介護かいごしゃまい、本人ほんにん利用りよう意向いこう訓練くんれん就労しゅうろう意向いこうなども勘案かんあんする。したにあるのはアセスメントシートで100項目こうもく判定はんていおこなう。心身しんしん状況じょうきょう程度ていど区分くぶん認定にんていとなる。これに勘案かんあん事項じこうをいれ、利用りよう意向いこうれる。訓練くんれん給付きゅうふにはきめこまかな支給しきゅう決定けってい必要ひつようなので暫定ざんてい支給しきゅう決定けっていかんがえている。
 p7、どういう項目こうもくでやっていくか、おおまかの項目こうもくとして障害しょうがい程度ていど区分くぶん勘案かんあん事項じこう訓練くんれん就労しゅうろうがある。障害しょうがい程度ていど区分くぶんは7領域りょういき勘案かんあん事項じこうは6領域りょういき、それと本人ほんにん利用りよう意向いこう訓練くんれんとう給付きゅうふ評価ひょうか項目こうもくもはいっている。
 p8は程度ていど区分くぶんのイメージあん心身しんしん状況じょうきょう判定はんてい共通きょうつうして100項目こうもくある。これはよう介護かいご認定にんていとその調査ちょうさ支援しえん障害しょうがい程度ていど区分くぶん、IADLなどを勘案かんあんしてつくる。障害しょうがい程度ていど区分くぶん利用りよう目的もくてきひとつは居宅きょたく介護かいご基準きじゅんがく療養りょうよう介護かいご生活せいかつ介護かいご包括ほうかつ支援しえん用件ようけんとする、みっ報酬ほうしゅう体系たいけいでも活用かつようしたい。
 具体ぐたいてきにどういう障害しょうがい程度ていど区分くぶんとするかは試行しこう事業じぎょうまえて、なに段階だんかいかにけたい。複数ふくすう障害しょうがい程度ていど区分くぶん想定そうていしている。訓練くんれんとう給付きゅうふ介護かいごとはことなり、就労しゅうろう地域ちいき生活せいかつへのトレーニング、本人ほんにん意欲いよく評価ひょうかしていく。これは段階だんかいではなくむしろ支給しきゅう決定けってい優先ゆうせんたかさをはかる。資源しげんりょうことなるので、可能かのうであれば報酬ほうしゅう活用かつようしていく。スコアすることもかんがえており、重度じゅうど判定はんていつくるなどかんがえている。
 つぎのp9を。訓練くんれんとう給付きゅうふについてのながれの説明せつめいで、暫定ざんていてき支給しきゅう決定けっていもうけ、おためしをし、効果こうか可能かのうせいをはかる。本人ほんにん意思いしがあるかも確認かくにんする。確認かくにんできないとき給付きゅうふ種類しゅるい見直みなおしをおこない、事業じぎょうしょさい採用さいようなどもかんがえる。暫定ざんてい決定けっていがふさわしいならば、評価ひょうか指標しひょうもとづき評価ひょうかおこない、事業じぎょうしゃ計画けいかくあんをつくり目標もくひょう設定せっていほん支給しきゅう決定けっていおこなう。ゆう期限きげんなので、更新こうしんおこなわない。さい評価ひょうか改善かいぜん見込みこまれる、成果せいか期待きたいされる場合ばあいはリニューアルして決定けっていする。
 障害しょうがい程度ていど区分くぶん試行しこう事業じぎょうは、今回こんかい5〜7がつぜん都道府県とどうふけんと14指定してい都市とし程度ていど区分くぶん判定はんてい、アセス、支給しきゅう決定けっていプロセスを試行しこうする。調査ちょうさいちカ所かしょ10めいほど。在宅ざいたくサービスの利用りようしゃえらび、アセス、判定はんていおこなう。これはプロセスの調査ちょうさで、新規しんき利用りようしゃについては、手続てつづきを経験けいけんしてもらう。p11が具体ぐたいてきあん
 資料しりょう2−2がその要綱ようこうあん詳細しょうさい省略しょうりゃくする。これはたたきだい関係かんけい機関きかんにヒアリングをおこない、よりよいものにしていく。
 資料しりょう2−3は昨年度さくねんどおこなった、障害しょうがいしゃたいする、よう介護かいご認定にんてい調査ちょうさ概要がいよう内容ないよう目的もくてき。2500にん対象たいしょうった。今回こんかい支給しきゅう決定けっていよう介護かいごだけではなく多角たかくてきおこなう。そのひとつとしてよう介護かいご基準きじゅんが、どの程度ていど対応たいおうするのかをみた。結果けっか省略しょうりゃくする。結論けつろんとして、介護かいごサービスについての必要ひつよう測定そくてい有効ゆうこうであった。生活せいかつ訓練くんれんなどの必要ひつよう判定はんていかんしてはべつのロジック必要ひつようとしている。精神せいしん障害しょうがいしゃ結果けっかからもかんがえられる。作業さぎょうしょなどにかよってるひとでも4わり該当がいとうになる。身体しんたい介護かいご以外いがいめん支援しえん必要ひつようとなるから。
 資料しりょうの3は、利用りようしゃ負担ふたんについて。これは詳細しょうさい省略しょうりゃくさせていただきます。国会こっかい議論ぎろんになった部分ぶぶんについて説明せつめいする。p3の定率ていりつ負担ふたん実費じっぴ負担ふたんについて、所得しょとくすくないひとのための配慮はいりょ措置そち、きめこまかい措置そちおこなっている。上限じょうげん個別こべつ減免げんめんをし、生活せいかつ保護ほごになることを防止ぼうしする。実費じっぴ負担ふたんかんしては、食費しょくひへの配慮はいりょなどをおこなう。p5、月額げつがく上限じょうげんぬかづいについての意見いけんがあったが、対象たいしょう世帯せたい単位たんいとなっており、これは世帯せたい範囲はんいどうするか。p6に範囲はんいについて、現行げんこう本人ほんにん負担ふたんできない場合ばあい扶養ふよう義務ぎむしゃもとめるとしている。配偶はいぐうしゃども。今回こんかい扶養ふよう義務ぎむしゃ廃止はいしした。ただし上限じょうげん措置そち世帯せたい収入しゅうにゅう勘案かんあんする。範囲はんい施行しこうまでに検討けんとうとしているが、国会こっかい議論ぎろん当人とうにんだけを対象たいしょうにという意見いけんと、世帯せたい全体ぜんたいにという意見いけんもある。あと配偶はいぐうしゃ除外じょがいはむずかしく、税制ぜいせい健保けんぽ控除こうじょけている場合ばあいむずかしいのではないかといった意見いけんもある。バランスのれた配慮はいりょをするよう指示しじがあった。事務じむきょく検討けんとうしている。個別こべつ減免げんめん制度せいどなど、いままでも説明せつめいしているところ。以上いじょうでございます。

資料しりょう4、公費こうひ医療いりょう負担ふたんについて、現行げんこう負担ふたん定率ていりつ応益おうえき負担ふたん混在こんざいしている。今回こんかい、これらの障害しょうがいにかかる公費こうひ医療いりょう負担ふたん制度せいど自立じりつ支援しえん医療いりょう制度せいどとし新体しんたいけい移行いこうする。支給しきゅう認定にんてい共通きょうつうし、負担ふたん共通きょうつう医療いりょう機関きかん共通きょうつうする。医療いりょう内容ないよう現行げんこうどおり。自己じこ負担ふたん医療いりょう所得しょとく着目ちゃくもくした負担ふたんにする。いままでは精神せいしん障害しょうがいしゃ医療いりょうに、障害しょうがい所得しょとくのみに着目ちゃくもくしていた。制度せいど安定あんていせい確保かくほするためにおこなう。
 つぎのページで説明せつめいする。よこじく所得しょとくで、てい所得しょとく1、2は住民じゅうみんぜい非課税ひかぜい世帯せたい上限じょうげんがくかれる。中間ちゅうかんてき所得しょとく所得しょとくぜい非課税ひかぜい世帯せたい所得しょとくぜい10まん未満みまん重度じゅうどかつ継続けいぞくかどうかでわってくる。所得しょとくぜい30まん以上いじょう上限じょうげんまんで、3ねん見直みなおしをおこなう。重度じゅうどかつ継続けいぞく以外いがい対象たいしょうがい疾病しっぺい症状しょうじょうから認定にんていし、統合とうごう失調しっちょうしょう躁鬱そううつ、てんかんとう。それにかかわらず、高額こうがくなとき、多数たすう該当がいとうおな要件ようけんにする。またわか世帯せたい経過けいか措置そち実施じっしかんがえている。さい認定にんていは1ねん以内いない明確めいかくにする。入院にゅういん食費しょくひ在宅ざいたくしゃ入院にゅういんしゃ是正ぜせいし、すでにこれはもとめている。入院にゅういん食費しょくひ負担ふたん
モデルをp7にしめした。月額げつがく15まんえんひといままで7.5せんだったが、2500えん,5000えん負担ふたんになる。つぎページは従来じゅうらいからてるもの。p10、17年度ねんど予算よさんについて、
以上いじょう

京極きょうごく部会ぶかいちょう;ありがとうございます。質問しつもん・ご意見いけんとうあったら発言はつげんを。

安藤あんどう委員いいん部長ぶちょうから国会こっかい審議しんぎ障害しょうがいしゃ問題もんだい審議しんぎされることは歴史れきしてきなこととの発言はつげんがあった。審議しんぎだけではなく、わたしたちも市町村しちょうそんにとっても劇的げきてきなこと。態勢たいせい整備せいび、2ヶ月かげつに1かい会議かいぎ開催かいさい努力どりょくしてるというが、そのなか問題もんだいているが、どのような問題もんだいがあったか、市町村しちょうそん体制たいせいがどうなっているか、おおきな関心かんしんもっている。それをだしていただきたい。
 応益おうえき問題もんだい当事とうじしゃ合意ごういられていない、財政ざいせいてき問題もんだいで、導入どうにゅうせざるをないとき、合意ごうい無理むりなら理解りかいることの説明せつめい大切たいせつだが努力どりょくえない。部会ぶかいにでも障害しょうがいしゃ代表だいひょうてるが、発言はつげん制限せいげんがある。べつ当事とうじしゃ対象たいしょう検討けんとうかいもうけることが必要ひつようで、理解りかい合意ごういることが重要じゅうようおもうが、どうでしょうか。
 上限じょうげんがくについても、おどしにこえる。国民こくみん理解りかいられないというが、当事とうじしゃ見方みかたがちがう。自立じりつ支援しえん、ノーマライゼーションがいわれ、一般いっぱんでは経済けいざい社会しゃかいてき自立じりつ目指めざすが、当事とうじしゃ自立じりつおやからの自立じりつ深刻しんこくで、社会しゃかいささえることが重要じゅうよう厚労省こうろうしょう障害しょうがいしゃ意見いけん自治体じちたい意見いけんを、どの程度ていどのレベルですすめるのか。国民こくみん理解りかいというがどういう判断はんだんかわからない。

伊原いはら企画きかくかん自治体じちたいとの関係かんけい課長かちょう会議かいぎひらき、今回こんかい施行しこう準備じゅんびをしているが、次回じかい部会ぶかいには、どういう意見いけんがあったか、要望ようぼう整理せいりしてしめす。世帯せたい範囲はんいについてはp7国会こっかい議論ぎろんでも本人ほんにん所得しょとく評価ひょうかすべきとの意見いけんおおい。歴史れきし経過けいかまえ自立じりつできるように方法ほうほうかんがえている。配偶はいぐうしゃ扶養ふよう義務ぎむはずすことや、税制ぜいせい健保けんぽ扶養ふよう控除こうじょけているのにサービス利用りようするときだけ本人ほんにん収入しゅうにゅうのみはいかがという意見いけんがある。実務じつむじょう制約せいやくじょう課題かだいをどうクリアするかかんがえている。

笹川ささかわ委員いいん委員いいんこえこえない。配慮はいりょをしてほしい。試行しこう事業じぎょうあんてるが、障害しょうがいべつに10にんで、実態じったいからいうと手帳てちょうかず膨大ぼうだい一律いちりつに10にんずつでは実態じったい把握はあくできるか疑問ぎもん身体しんたい場合ばあい、ニーズがちがえばサービスもちがう。正確せいかくなデータがられないのではないか。

伊原いはら企画きかくかん全国ぜんこくで1800にん調しらべる。相当そうとうすう調査ちょうさになる。いままでよう介護かいご認定にんていおこなわれてきた。それらもあわせてかんがえていく。個々ここ状況じょうきょうわせ障害しょうがい程度ていど区分くぶんつくっていきたい。

猪俣いのまた委員いいん公費こうひ医療いりょう、p4、38おくしめされているが、範囲はんい本人ほんにん世帯せたいかで、どれだけがくちがうかデータだす必要ひつようがあるのではないか?世帯せたい範囲はんいにしたらどれだけがくわってくるのか?数値すうちうえからすのがいい。できれば次回じかいだしていただきたい。

長尾ながお委員いいん障害しょうがいしゃ程度ていど区分くぶん精神せいしん障害しょうがいしゃについては、よう介護かいごでは判定はんていできないとている。ある行為こうい、やることができるが、自分じぶんいちにんではむずかしい、見守みまもりや一緒いっしょにやることではじめてできることもある。それを勘案かんあんしないと介護かいご給付きゅうふけられなくなる。医師いし意見いけんしょも、介護かいご保険ほけんおなじようなものになっている。精神せいしん障害しょうがい評価ひょうか方法ほうほうは、あたらしいものをいれて、経過けいかてきにいれてほしい。精神せいしん障害しょうがいしゃのニードを適正てきせいれるようにしてほしい。訓練くんれんとう給付きゅうふは、原則げんそく期間きかん更新こうしんおこなわないというが、訓練くんれん評価ひょうかをする必要ひつようがあるが、すうねんでは効果こうかがでないこともおおい。機能きのう生活せいかつ維持いじされていることも評価ひょうかされる必要ひつようがある。評価ひょうか方法ほうほう充分じゅうぶん勘案かんあんを。ケアマネの手法しゅほうは、障害しょうがい特性とくせい勘案かんあんして、とまれているが、障害しょうがいおうじたケアマネが必要ひつようになる。精神せいしん障害しょうがいしゃ疾病しっぺい障害しょうがい併存へいそんしており、医療いりょうれたケアマネが必要ひつようになる。

京極きょうごく部会ぶかいちょう医療いりょうかんしては、訪問ほうもん看護かんご必要ひつようなサービスとしてはいってくる。

伊原いはら企画きかくかん試行しこう事業じぎょうもやっていくのでそれらについても意見いけんうけたまわりたい。

野中のなか委員いいん障害しょうがい程度ていど区分くぶん一人ひとりあるきしそう。課題かだいしん制度せいどてはめていっている。順番じゅんばんちがう。障害しょうがい程度ていど区分くぶんてはめることがさきになる懸念けねんがある。

斉藤さいとう委員いいん;すべてのひと就労しゅうろうにつながるのか、福祉ふくし就労しゅうろう必要ひつようなのか、厚労省こうろうしょう基本きほんてき視点してんは。

伊原いはら企画きかくかん就労しゅうろう障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうなかでも重要じゅうようなテーマ。できるかぎ一般いっぱん就労しゅうろう目指めざす。現実げんじつとしてむずかしい場合ばあいも、継続けいぞく支援しえん雇用こようがたもうけている。

斉藤さいとう委員いいん;p9で訓練くんれんとう給付きゅうふ支給しきゅう決定けっていあん原則げんそく更新こうしんおこなわないとある。訓練くんれんとうには移行いこう継続けいぞく支援しえんがはいるのか。更新こうしんがないとおこなわないとなると、継続けいぞく支援しえん継続けいぞくでなくなる。ゆう期限きげんになる。一般いっぱん雇用こようにならないとがなくなる。ぜひ配慮はいりょを。

徳川とくがわ委員いいんおもひとへの配慮はいりょりない。非常ひじょうおも障害しょうがいしゃへの対応たいおう明確めいかくていない。ほんとにおもほう対応たいおう福島ふくしま議員ぎいん定義ていぎにもあったが、サービスりょうおおひとへの負担ふたんぞうになる。配慮はいりょ必要ひつよう。そこがちてしまう。いつもこうおくりになっている。基本きほんほうでも重度じゅうどしゃへの対応たいおうははいっていること。支援しえんほうながれはさい重度じゅうどしゃかるくみるながれがある。障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうかんがえていた段階だんかいでは自立じりつ自己じこ決定けっていといわれるが、社会しゃかい自立じりつ全面ぜんめんている。さい重度じゅうどしゃのための制度せいど本意ほんいであるはず。それが社会しゃかい正義せいぎでもある。

伊原いはら企画きかくかん重度じゅうどしゃけに重度じゅうど包括ほうかつ支援しえん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご行動こうどう援護えんごなどあたらしいサービスもうけている。配慮はいりょしていきたい。

広田ひろた委員いいん世帯せたいについては関心かんしんをもっている。所得しょとくおうじたサービスをけたい。プロセスんでいると、つかれる。よけい障害しょうがいおもくなる。精神せいしん障害しょうがい特性とくせい配慮はいりょをしてほしい。つかれるのも特性とくせいひとつ。マスコミには19にち朝日新聞あさひしんぶん報道ほうどう不安ふあんになった。不安ふあんかんもつことになる。まってないことで不安ふあんあおること、やめていただきたい。どこのひとっても、廃案はいあんというひとはいない。よりよいものをつくるための委員いいんかいなので承知しょうちして報道ほうどうをしてほしい。国民こくみん理解りかいをというのはおどしではないとおもう。わたしはスポーツクラブかよっているが、そこでもよくはなす。理解りかいすることでおかね使つかわれることになる。ってもらうことは大事だいじおもっている。

高橋たかはし清久きよひさ委員いいん試行しこう事業じぎょうについてふたつ。ひとつは、対象たいしょうについて精神せいしん障害しょうがい在宅ざいたくかぎるというが、7まんにん退院たいいん促進そくしん社会しゃかいてき入院にゅういんから退院たいいんこころみるひとがこのなかめば、いいのでは?検討けんとういただきたい。認定にんてい調査ちょうさひょう項目こうもく障害しょうがい症状しょうじょう不安定ふあんていせい生活せいかつじょう問題もんだいてんひろえないのではないか。もう一度いちど検討けんとうをしてほしい。ケアマネにはモニタリングが大切たいせつだとおもう。モニタリングシステムを是非ぜひ検討けんとうを。一部いちぶではなくすべてに。

大濱おおはま委員いいん資料しりょう2のp7調査ちょうさひょう今回こんかい調査ちょうさ、100項目こうもくからなるが、介護かいご保険ほけんとほとんどおなじ。重度じゅうどしゃでもかなりちる。概況がいきょう調査ちょうさんで、個々ここによって障害しょうがいちがう。2の勘案かんあん事項じこう部分ぶぶんをもっとうえにもってこないと。このあたりについてどのように検討けんとうしていくのか、かなり地域ちいき不安ふあんをもっている。国会こっかいでも大臣だいじん配慮はいりょするとっているが。

嵐谷あらしだに委員いいん調査ちょうさいん何人なんにんでやるのか?項目こうもく視野しやせまい。障害しょうがい立場たちばになってかんがえないと、上澄うわずみで中身なかみがほとんどない。おこたいただきたい。

岡田おかだ委員いいん医師いし意見いけんしょ医療いりょう日常にちじょうてき必要ひつようひとかんして調査ちょうさしていくわけだが、グランドデザインのなかでは、訪問ほうもん介護かいごははいっているが、訪問ほうもん看護かんごはいっていない。日常にちじょう処置しょち家族かぞく負担ふたんになっている。これをどうらしていくかかんがえないとおもう。訪問ほうもん看護かんご推進すいしん重要じゅうようおもう。医療いりょう介護かいご統合とうごう具体ぐたいてき明記めいきを。

新保しんぼ委員いいん具体ぐたいてきにどこで暫定ざんてい支給しきゅう決定けっていするのか?

伊原いはら企画きかくかん調査ちょうさ項目こうもくはたたきだいなので、意見いけんをいただきたい。資料しりょう2−1p6をごらんください。支給しきゅう決定けっていはいろんなめんから決定けっていします。障害しょうがい程度ていど区分くぶんひとつの材料ざいりょう心身しんしん状況じょうきょう反映はんえいしたもの。現存げんそんするものをベースに事務じむかた整理せいりした。こころ身状みじょうきょうなので、地域ちいき生活せいかつにちちゅうごしかた介護かいごしゃ社会しゃかいてき要因よういん別途べっと評価ひょうかし、べつ調しらべる。2−2で実施じっし項目こうもくふたつのものになる。そののことも大事だいじになってくる。障害しょうがい程度ていど区分くぶんとその部分ぶぶんについて項目こうもくがある。

すえやす委員いいんいま説明せつめいには疑問ぎもんがある。試行しこう事業じぎょうがある。資料しりょう2−3の有効ゆうこうせいているが、サンプルとしてしめされているが、精神せいしん障害しょうがいしゃは4わり該当がいとうとあるが、2pのわりからも結果けっかがあって、ホームヘルプ利用りようしゃ調査ちょうさ施設しせつ利用りようしゃ精神せいしんだけがいわれているが、知的ちてき身体しんたいもかいてある。このかたたちが、ホームヘルプをどのようにけているか、どれだけの期間きかんか、どういうひとけているか、それでこういう結果けっかになるとおもう。ドイツでは1ねん問題もんだいになった。医師いし医療いりょうモデルでみたからではなく、認定にんてい社会しゃかい要因よういん生活せいかつ要因よういん分類ぶんるいできるのかという問題もんだい。それでホームヘルプのかたわるとおもう。今回こんかいはこれだけでいってしまうのか?データ全部ぜんぶ公開こうかいし、いろんなひと意見いけんをいい、そのうえで、やってほしい。

伊原いはら企画きかくかん;データはあるしゅ公開こうかいしていきたい。今回こんかい介護かいご給付きゅうふ認定にんてい介護かいご保険ほけんたようなもの。精神せいしん障害しょうがいしゃよう介護かいご認定にんてい調査ちょうさは900にんで、おおくのほう作業さぎょうしょなど訓練くんれんとう給付きゅうふ使つかっているひと精神せいしん障害しょうがいしゃおおくは介護かいご給付きゅうふちがうサービスが必要ひつよう。8にんホームヘルプ利用りようしゃはいっているが、6にん該当がいとうになった。どういう基準きじゅん、が必要ひつようかんがえていきたい。総合そうごうてきすすめていく。障害しょうがい程度ていど区分くぶんだけではなくもっとひろ視点してんかんがえる。

小板こいた委員いいん判定はんてい基準きじゅん知的ちてき障害しょうがい場合ばあい実際じっさいはもっと大変たいへんだろうとおもう。かたちをつくり訓練くんれんしても時間じかんがかかる。段階だんかい必要ひつよう。2−2、p14で判定はんてい基準きじゅんがあるが、いろいろいてあるが、抑制よくせいしていかなくてはならない、時間じかんかかることがたくさんある。老人ろうじん介護かいごちが中身なかみはいってくる。かく障害しょうがい配慮はいりょしたものがあるのではないか。
もういちてん、この人達ひとたちが40,60さいになったとき、自立じりつ訓練くんれん就労しゅうろう馴染なじむかどうか。年齢ねんれいについての配慮はいりょはどうか。

伊原いはら企画きかくかん障害しょうがい特性とくせいをどう反映はんえいするか、試行しこう事業じぎょうでデータあつ見直みなおし、意見いけんもいただきたい。ベストの完全かんぜんなにでもできるとはかんがえていない。来年らいねん以降いこう制度せいどたかいものをかんがえていきたい。2段階だんかいかんがえている。年齢ねんれいのこともふく施行しこう事業じぎょうかんがえてきたい。

江上こうじょう委員いいん精神せいしん障害しょうがいしゃ家族かぞく負担ふたんをかけないことが大事だいじ精神せいしん障害しょうがいしゃほうくすりをなかなかまない。服薬ふくやくさせる努力どりょく家族かぞくがしてる。32じょう廃止はいしでおかねがかかる、風邪かぜをひいてもかかる。是非ぜひ本人ほんにん所得しょとく以内いない医療いりょう福祉ふくし使つかえるようにしてほしい。2−3調査ちょうさけん今後こんごは、直接ちょくせつせっしているひと意見いけんきながら調査ちょうさしていただきたい。公費こうひ医療いりょうのp7、がついちかい通院つういんのことがいてあるが、つきなんかい不安定ふあんていなときはある。そういうこともふくかんが負担ふたんのしくみを。

亀井かめい委員いいん制度せいどがうまくいくかどうかは、人材じんざいにかかっている。ケアマネをふくめ、広域こういきでいかにやるか、介護かいご保険ほけん人材じんざいをいかに使つかうか。こちらからもこえげていきたい。でこぼこなくす努力どりょく必要ひつよう

京極きょうごく部会ぶかいちょう;ではつぎ医療いりょう観察かんさつほう準備じゅんびじょうきょうについて。

事務じむきょく資料しりょう5,準備じゅんびについて説明せつめい
資料しりょう説明せつめい

発言はつげんしゃ不明ふめい行動こうどう制限せいげん処遇しょぐう問題もんだい重要じゅうよう問題もんだいなに問題もんだいもないとおもう。

小林こばやし委員いいん必要ひつようなベッドすう確保かくほできないのは、できないまま施行しこうされるのか、されないのか。そのなかあいだをどのようにとらえるのか?

事務じむきょく指定していについては、しょうをあげて努力どりょくする。2ねん以内いない施行しこう期日きじつがせまっているので。

小林こばやし委員いいん実態じったいは、一緒いっしょ病院びょういんにはいっているとき。くなるひとわるいレッテルをはられてしまう。施行しこうをうまくできないのは、行政府ぎょうせいふ責任せきにん審議しんぎかい部会ぶかいちょうでも記者きしゃ会見かいけんして、審議しんぎかい委員いいんとして、なんかしないといけないのではということで発言はつげんしている。

事務じむきょく知恵ぢえいただきながら、かんがえていただきたい。
事務じむきょく次回じかい日程にってい只今ただいま観察かんさつほう公告こうこくにについて議論ぎろんをおねがいしたい。5がつ下旬げじゅん予定よてい相談そうだんさせていただく。

部会ぶかいちょう;それでは終了しゅうりょうします。



障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと 24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこくつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。
 ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけんが1〜2ヶ月かげつじゃく指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな四国しこく東京とうきょう中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたい実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくけられませんでした。2000ねんがつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじんけのヘルパーとう事業じぎょうしゃ自由じゆうされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンターとう委託いたくされるようになりました。(それでも3ねん以上いじょうはないがおこなわれたうえでのことでした)。これにより、かくセンターは予算よさん規模きぼおくえんえる団体だんたいえてきました。
 2003ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いってい基準きじゅんたせば、市町村しちょうそん意向いこう関係かんけいなくかなら指定していけられ、ヘルパー事業じぎょうしゃになれます。

2010ねんごろの目標もくひょう

 介護かいご保険ほけん障害しょうがい指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー派遣はけんおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどう使つかい、社会しゃかいえていこうという計画けいかくです。まずむことは、2010ねんまでに全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょうを3300市町村しちょうそんつくすことです。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、3300市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう時間じかん通学つうがく運転うんてん入院にゅういんなど使途しと制限せいげんをされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていきます。

ちゅう東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスもおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとって(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょうしゃにもなっており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうける場合ばあいには、しゅうかい(マネージャー&コーディネーター会議かいぎに)かよって1年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうにはかなら全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。2ねんから団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたい実績じっせき)で4ねんほどで上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃ指定してい実績じっせきまったくなくてもゆう資格しかくヘルパーが3にんいればれるため、半年はんとしほどでることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも2003ねんからはおなさまになります。いま障害しょうがいヘルパーは委託いたく交渉こうしょう必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃになっていたらすぐに委託いたくけられるえてきました。
 上記じょうきの(近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうけて団体だんたいげていく)モデルをもとに、必要ひつよう研修けんしゅう時間じかん計算けいさんすると、しゅう10あいだ程度ていどで、とし500時間じかん初年度しょねんどのみ)となります。これとまったおなごとおこなうにはとし400〜500あいだ相当そうとうする研修けんしゅう必要ひつようです。全国ぜんこく47都道府県とどうふけん事業じぎょうしゃになりたい団体だんたい個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうおこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうすくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりんけん受講じゅこうできる基礎きそILP・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきけることで体力たいりょく時間じかん費用ひよう節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにおねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6) 身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご障害しょうがいしゃにもサービスを提供ていきょうすること。

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。
 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。
 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。
 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。
 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。
 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。
 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。
47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。 全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう
たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります) 自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。
 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(東日本ひがしにっぽんのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(東京とうきょう) 3がつまでは全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう使つかって自薦じせん介助かいじょしゃ使つかっていたのですが、4がつにちにBからC転居てんきょした関係かんけいで、あたらしい受給じゅきゅうしゃしょうがなかなか発行はっこうされず、5がつはじめに4がつにちづけ受給じゅきゅうしゃしょうおくられてきました。から広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいされ、電話でんわしたところ、緊急きんきゅう事態じたいですからということで、特別とくべつ4月しがつにちにさかのぼって自薦じせん介護かいごしゃ介護かいご支援しえん対象たいしょうにしてくれるということで4がつ介助かいじょしゃ給与きゅうよることになりたすかりました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃしゅうにち勤務きんむつき20まんほどの収入しゅうにゅうができ、安定あんていしてきました。

 
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