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2006年５月号

★各地かくちで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげん

★制度せいどの変かわり目めの今いまが最大さいだいの交渉こうしょうチャンス！

★１年間ねんかん、年会ねんかい費ひが無料むりょうに（1級きゅう障害しょうがい者しゃ限定げんてい）
　　４月がつから1年間ねんかん、相談そうだん会費かいひが無料むりょうにできることになりました。

５月がつ号ごう
２００６．５．２８

編集へんしゅう：障害しょうがい者しゃ自立じりつ生活せいかつ・介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう・協力きょうりょく：全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい

〒１８０－００２２　東京とうきょう都と武蔵野むさしの市し境さかい２－２－１８－３０２
発送はっそう係がかり（定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん）　 (月つき～金きん９時じ～１７時じ）
	TEL･FAX ０１２０－８７０－２２２	（フリーダイヤル
	TEL･FAX ００３７－８０－４４４５
制度せいど係がかり（交渉こうしょうの情報じょうほう交換こうかん、制度せいど相談そうだん）（３６５日にち　１１時じ～２３時じ（土日どにちは緊急きんきゅう相談そうだんのみ））
	ＴＥＬてる　００３７－８０－４４４５	（全国ぜんこくからかけられます）
	ＴＥＬてる　０４２２－５１－１５６６

電子でんしメール：

郵便ゆうびん
振込ふりこみ

口座こうざ名めい：障害しょうがい者しゃ自立じりつ生活せいかつ・介護かいご制度せいど相談そうだんセンター　口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675

２００６年ねん５月がつ号ごう　　目次もくじ

４・・・・関西かんさいのＸ市しで１日にち４８時じ間あいだのヘルパーが認みとめられる
 ４・・・・全国ぜんこく障害しょうがい福祉ふくし計画けいかく担当たんとう者しゃ会議かいぎの報告ほうこく
 ５・・・・埼玉さいたま県けんＣ市しでも２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうに
 ５・・・・介護かいご保険ほけん、自己じこ負担ふたん２割わりに・自民じみん検討けんとう
 ６・・・・地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの（ガイドヘルパー制度せいど）の国庫こっこ配分はいぶんの問題もんだい
 ８・・・・障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていについてのＱ＆Ａきゅーあんどえーが厚生こうせい労働省ろうどうしょう出でる
 １０・・・障害しょうがいヘルパーＱ＆Ａきゅーあんどえー　回答かいとう　介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい
 １２・・・平成へいせい１８年版ねんばん　障害しょうがい者しゃ白書はくしょが公開こうかい
 １４・・・制度せいどの変かわり目めの今いまが交渉こうしょうの最大さいだいのチャンス
 １５・・・「１８年度ねんど　生活せいかつ保護ほご基準きじゅん額がく・実施じっし要領ようりょう等とう」をＨＰに掲載けいさい
 １６・・・厚労省こうろうしょう　利用りよう者しゃ負担ふたん関係かんけいＱ＆Ａ
 ２４・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

1年間ねんかん、年会ねんかい費ひが無料むりょうに（1級きゅう障害しょうがい者しゃ限定げんてい）

　このたび、助成じょせい金きんを得えて、４月がつから1年間ねんかん、相談そうだん会費かいひ（年とし6000円えん）が無料むりょうにできることになりました（1級きゅう障害しょうがい者しゃ限定げんてい）。月刊げっかん誌しと制度せいど係がかりへのフリーダイヤル相談そうだん電話でんわが無料むりょうになります。お知しり合あいで、特とくに、情報じょうほうの得えられにくい過疎かそ地域ちいきで介護かいご制度せいどに困こまっている１級きゅう障害しょうがい者しゃがいましたら、ぜひこの情報じょうほうをお伝つたえください。
　障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうの情報じょうほうなど重要じゅうような情報じょうほうが入はいります。
　申もうし込こみは　発送はっそう係がかりｔｅｌ／ｆａｘ０１２０－８７０－２２２
　　　　　　　　　　電話でんわは　9：00～17：00（土日どにち・祝日しゅくじつ除のぞく）
（ＦＡＸふぁっくすの場合ばあいは、「１級きゅう１年間ねんかん　相談そうだん会員かいいん無料むりょう申もうし込こみ希望きぼう」と記載きさいし、月刊げっかん誌し送おくり先さきの、郵便ゆうびん番号ばんごう・住所じゅうしょ・電話でんわ･お名前なまえ･障害しょうがい名めい･障害しょうがい等級とうきゅうを記入きにゅうしてお送おくりください）

過疎かそ地域ちいきで1人ひとり暮くらししたい重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ募集ぼしゅう

　全国ぜんこく２０００市町村しちょうそんのうち、多おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとり暮くらしの長時間ちょうじかん要よう介護かいごの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃがいないため、ヘルパー制度せいども伸のびていません。２４時じ間あいだ介護かいごが必要ひつようでも１日にち６時じ間あいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどが出でない市町村しちょうそんは全国ぜんこくの市町村しちょうそんの７割わり程度ていどにものぼります。これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトを行おこないます。１人ひとり暮くらしの重度じゅうどの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃが住すんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは１日にち１６時じ間あいだや２４時じ間あいだ介護かいごの必要ひつような障害しょうがい者しゃが１人にん暮くらしをしています。このような障害しょうがい者しゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどが伸のび、１日にち１６時じ間あいだや２４時じ間あいだの制度せいどができているところがあります。そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいどの上限じょうげん」という考かんがえ方かたが行政ぎょうせい内ないでなくなり、「その障害しょうがい者しゃが自立じりつして地域ちいきで生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようか考かんがえて支給しきゅう決定けっていする」という障害しょうがいヘルパー制度せいどの本来ほんらいの考かんがえ方かたに変かわっていきますので、１人ひとり暮くらしの障害しょうがい者しゃだけではなくそれ以外いがいの障害しょうがい者しゃもヘルパー制度せいどを必要ひつような水準すいじゅんまで受うけやすくなっていきます。
　当会とうかいでは、４７都道府県とどうふけんのどこに住すんでいても、同おなじように必要ひつような人ひとに必要ひつようなサービスが受うけられるように制度せいど改善かいぜんの交渉こうしょうの方法ほうほうの支援しえんや、「最初さいしょの１人ひとり」の自立じりつ支援しえんを技術ぎじゅつ的てき、財政ざいせい的てきに（介護かいご料りょう）サポートしています。　現在げんざい、長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない（主おもに過疎かそ地ちの）市町村しちょうそんにお住すまいで１人にん暮くらしをしたい全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃを募集ぼしゅうします。１日にち１６～２４時じ間あいだの介護かいごが必要ひつような方ほうを想定そうていしていますが、それ以外いがいの方ほうもお問とい合あわせください。
お問とい合あわせは　　０１２０－６６－０００９　10：00～23：00

関西かんさいのＸ市しで１日にち４８時じ間あいだのヘルパーが認みとめられる

　関西かんさいのＸ市しで人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃが毎日まいにち２４時じ間あいだ×２人ふたりのヘルパーの支給しきゅう決定けっていがされました。緊急きんきゅう事態じたいに対応たいおうしたケースです。東海とうかい地方ちほうでも同様どうようの事例じれいが出でています。
　詳細しょうさいは次号じごう以降いこうで掲載けいさいします。

全国ぜんこく障害しょうがい福祉ふくし計画けいかく担当たんとう者しゃ会議かいぎの報告ほうこく

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむ局きょく

　５月がつ１１日にちに、厚労省こうろうしょうは都道府県とどうふけんを集あつめ、全国ぜんこく障害しょうがい福祉ふくし計画けいかく担当たんとう者しゃ会議かいぎを開催かいさいしました。
　会議かいぎは午前ごぜん中ちゅうは障害しょうがい福祉ふくし計画けいかくに策定さくていにあたっての留意りゅうい事項じこう、策定さくてい手順てじゅんなどの説明せつめい、午後ごごは相談そうだん支援しえん事業じぎょう、施設しせつからの地域ちいき移行いこう、精神せいしん障害しょうがい者しゃの退院たいいん促進そくしん、就労しゅうろう支援しえんについての事例じれい発表はっぴょうがされました。

　障害しょうがい福祉ふくし計画けいかくは今年度こんねんど末まつまでに、平成へいせい２３年度ねんどの自立じりつ支援しえん法ほうの新あたらしいサービス体系たいけい毎ごとに利用りよう見込みこみの目標もくひょう値ちを具体ぐたい的てきな数値すうちを入いれて設定せっていするもので、あわせて施設しせつから企業きぎょうへの就労しゅうろうする者ものの目標もくひょう値ちなども盛もり込こまれます。

　国くにはすでに前回ぜんかいの社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎ会かいで平成へいせい２３年度ねんどまでに施設しせつ入居にゅうきょ数すうを７％減げん、訪問ほうもん系けいサービスは１．８倍ばい（利用りよう人数にんずう）、一般いっぱん就労しゅうろう移行いこう者しゃは８０００人にんという将来しょうらい見通みとおしを示しめしていますが、今回こんかいはこれに沿そった指針案ししんあんが示しめされ具体ぐたい的てきな計画けいかく策定さくてい手順てじゅん（サービス利用りよう見込みこみ量りょう算出さんしゅつ方法ほうほうなど）が示しめされています。
（当日とうじつ資料しりょうはホームページに掲載けいさいしてあります）

埼玉さいたま県けんＣ市しでも２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうに

　埼玉さいたま県けん西部せいぶで県内けんない３箇所かしょ目めの２４時じ間あいだ保障ほしょうが実現じつげんしました。（日常にちじょう生活せいかつ支援しえん２０時じ間あいだ＋生活せいかつ保護ほごの他人たにん介護かいご大臣だいじん承認しょうにん４時じ間あいだ）
　当会とうかいのアドバイスを受うけ、１人ひとり暮くらしの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃが交渉こうしょうし、約やく３ヶ月かげつの交渉こうしょうで実現じつげんしました。

介護かいご保険ほけん、自己じこ負担ふたん２割わりに・自民じみん検討けんとう

　自民党じみんとうは歳出さいしゅつ・歳入さいにゅう一体いったい改革かいかくの歳出さいしゅつ削減さくげんに関連かんれんし、介護かいご保険ほけん利用りよう者しゃの負担ふたん割合わりあいを現行げんこうの1割わりから2割わりに引ひき上あげる検討けんとうに入はいった。自己じこ負担ふたんの引ひき上あげで安易あんいな利用りようを抑制よくせいし、国費こくひ負担ふたんを軽減けいげんする。雇用こよう保険ほけんは失業しつぎょう者しゃへの給付きゅうふ費ひの一定いってい割合わりあいを補おぎなっている国庫こっこ負担ふたんについて、廃止はいしを含ふくめて大幅おおはばな見直みなおしを検討けんとうする。膨張ぼうちょうする社会しゃかい保障ほしょう費ひの抑制よくせいにつなげたい考かんがえだが、与党よとう内ないの反発はんぱつも予想よそうされる。

　自民党じみんとう歳出さいしゅつ改革かいかくプロジェクトチーム（座長ざちょう・中川なかがわ秀直ひでなお政調せいちょう会長かいちょう）が16日にち、社会しゃかい保障ほしょう分野ぶんやの委員いいん会かいでこれらの削減さくげん案あんの検討けんとうに着手ちゃくしゅした。6月に今後こんご5年間ねんかんの歳出さいしゅつ削減さくげんの独自どくじ案あんをまとめ、骨太ほねぶと方針ほうしん2006に反映はんえいさせたい考かんがえだ。
日経新聞にっけいしんぶん　5月17日にち

＊介護かいご保険ほけんが２割わり負担ふたんになったら、自立じりつ支援しえん法ほうも１年ねん後ごには間違まちがいなく２割わり負担ふたんになります。同おなじ自民党じみんとうの厚生こうせい労働ろうどう議員ぎいんは否定ひてい的てきですが、注目ちゅうもくが必要ひつようです。

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう（ガイドヘルパー制度せいど）の国庫こっこ配分はいぶんについて

会員かいいん専用せんようページに掲載けいさいです。

障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていについてのＱ＆Ａきゅーあんどえーが厚生こうせい労働省ろうどうしょうから都道府県とどうふけん宛あてに出だされました

　４月がつ２６日にちに厚労省こうろうしょうにおいて「障害しょうがい者しゃの雇用こよう促進そくしんのための関係かんけい行政ぎょうせい機関きかん会議かいぎ」が開催かいさいされました。この中なかで１月がつに出だされている障害しょうがい程度ていど区分くぶんについての認定にんていマニュアル関係かんけい（全文ぜんぶんはホームページ参照さんしょう）のＱ＆Ａきゅーあんどえーも配布はいふされました。事実じじつ上じょう、今いままでの解釈かいしゃくを訂正ていせいするものも含ふくまれます。
　特とくに食事しょくじ介護かいごや洗あらい身みの「一部いちぶ介護かいご」について、以前いぜんの解説かいせつ文書ぶんしょよりもより広範こうはんな範囲はんいを「一部いちぶ介護かいご」と認みとめる説明せつめいがされています。食事しょくじ介護かいごは、余暇よか以後いごの判定はんていに大おおきく影響えいきょうする項目こうもくで重要じゅうようです。
　そのほか、知的ちてき精神せいしんの電話でんわのことなど、新あたらしい解釈かいしゃくが多おおく出でています。
　薬くすりの項目こうもくのなぞ（全身ぜんしん性せい障害しょうがいの最さい重度じゅうどは全ぜん介助かいじょとも読よめるが一部いちぶ介助かいじょになる）も、解説かいせつが入はいり解決かいけつしています。

4－3　食事しょくじ摂取せっしゅ　についてのＱ＆Ａきゅーあんどえー（４月がつ１２日にち）

質問しつもん内容ないよう	回答かいとう
特定とくていの食事しょくじをとるよう促うながす、『おつゆも飲のまないとダメですよ』などは見守みまもりに該当がいとうするのか。	お見込みこみのとおり。特定とくていの食品しょくひんを極端きょくたんに摂取せっしゅするが、声こえかけ程度ていどで他たの食品しょくひんを食たべるのであれば、「２．見守みまもり」に該当がいとうする。
特定とくていの食品しょくひんを極端きょくたんに摂取せっしゅするため、例たとえば、ご飯はん茶碗ぢゃわんをお膳ぜんに戻もどさせ、みそ汁しるを渡わたすとみそ汁しるを食たべ、それをお膳ぜんに戻もどさせ、おかずを渡わたすとおかずを食たべるというような、何なんらかの介助かいじょがあれば食たべるものは「３．一部いちぶ介助かいじょ」に該当がいとうするのか。	お見込みこみのとおり。
食卓しょくたく上じょうで切きったり魚さかなの骨ほねをとるなど、食たべやすくし、何なんらかの介助かいじょが行おこなわれた場合ばあいは「一部いちぶ介助かいじょ」と判断はんだんするのか。	お見込みこみのとおり。
介助かいじょ者しゃ等とうが台所だいどころ又または厨房ちゅうぼうで、ほぐしたり、刻きざんだりした状態じょうたいにしてある時ときに、対象たいしょう者しゃがその状態じょうたいの食たべ物ものを、自分じぶんで食たべられる時ときは、「１．できる」と判断はんだんするのか。	お見込みこみのとおり。台所だいどころ又または厨房ちゅうぼうで食たべやすく調理ちょうりされた状態じょうたいで卓上たくじょうに上のぼった場合ばあいは、それを本人ほんにんが自分じぶんで食たべられるかどうかの判断はんだんとなる。この場合ばあい、特記とっき事項じこうに「おかずは、刻きざみ食しょくにすれば食たべられる」等とう、詳細しょうさいを記載きさいする。
食事しょくじの介助かいじょとは、…又または食たべこぼしの掃除そうじ等とうを想定そうていする。となっているが、介護かいご保険ほけんでは、「…食たべこぼしの掃除そうじは含ふくまれない。」となっている。障害しょうがい程度ていど区分くぶんと介護かいご保険ほけんでは、評価ひょうかが分わかれているのか。	お見込みこみのとおり。障害しょうがい程度ていど区分くぶんでは、卓上たくじょうの食たべこぼしなどを集あつめて、布巾ふきんで拭ふくなどについて、一部いちぶ介助かいじょと判断はんだんする。
容器ようきのふたなどを取とってやれば介助かいじょなしで自分じぶんで摂取せっしゅできる場合ばあい、食卓しょくたくでふたをとってやれば、「3.一部いちぶ介助かいじょ」とするのか。厨房ちゅうぼうでふたを取とっていれば、「1.できる」とするのか。	容器ようきのふたを取とることは、判断はんだんの対象たいしょう外がいである。
障害しょうがい者しゃに形かたちのある食事しょくじをしていただきたいという考かんがえで、食卓しょくたく上じょうで食たべやすいように「魚さかなのトゲをとる」「肉にくを食たべやすい大おおきさにする」などを行おこなっている場合ばあいは、実際じっさいの介助かいじょ内容ないようで判断はんだんすればよいのか。	お見込みこみのとおり。

Ｑ＆Ａきゅーあんどえーの全体ぜんたいはホームページに掲載けいさいしました。

認定にんてい調査ちょうさ員いんマニュアル（平成へいせい１８年ねん３月がつ１７日にち付づけ事務じむ連絡れんらく）（106項目こうもくの調査ちょうさ項目こうもくとその解説かいせつなどが掲載けいさいされています）を参照さんしょうの上うえ、Ｑ＆Ａきゅーあんどえーもお読よみください。

障害しょうがいヘルパーＱ＆Ａ

　回答かいとう　介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい

Ｑ　１０月がつから重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごで外出がいしゅつもできるようになりますが、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごで「支給しきゅう決定けってい３００時じ間あいだ、うち外出がいしゅつ加算かさん９０時じ間あいだまで」となった場合ばあい、１００時じ間あいだの外出がいしゅつをすることができるのでしょうか？その場合ばあい、１０時じ間あいだは外出がいしゅつ加算かさんなしで外出がいしゅつしていいのでしょうか？

Ａ　まだ決きまっていません。社会しゃかい参加さんかしている重度じゅうど障害しょうがい者しゃは、月つきによって、県けん外がいでの研修けんしゅう会かいなどで外出がいしゅつ介護かいご時間じかんが増ふえることがありますから、外出がいしゅつ加算かさんの時間じかんに関かかわらず外出がいしゅつできるように交渉こうしょうしていきます。

Ｑ　移動いどう介護かいご研修けんしゅうがなくなるのは、ヘルパーの技術ぎじゅつが落おちて、利用りよう者しゃがかえって困こまるのではないでしょうか？

Ａ　余計よけいな「研修けんしゅう義務付ぎむづけ」が昔むかしから、最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃ団体だんたいから批判ひはんされてきました。視覚しかく障害しょうがい者しゃの全国ぜんこく団体だんたいは、一般いっぱんヘルパー事業じぎょう所しょのヘルパーが視覚しかく障害しょうがい者しゃの外出がいしゅつ介護かいごをきちんとできていないという実態じったいから、支援しえん費ひ制度せいど開始かいし時じにガイドヘルパー専せん門もんの研修けんしゅう制度せいどを求もとめたと聞きいています。（それまでは１～３級きゅうヘルパー制度せいどしかなかった）。しかし、全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃや知的ちてき障害しょうがい者しゃの団体だんたいは移動いどう介護かいご制度せいど義務付ぎむづけに反対はんたいしました。（１～３級きゅうの制度せいど義務ぎむ化かにも反対はんたいしています。それまでの措置そち制度せいどでは、必かならずしも義務付ぎむづけられていなかったので、自薦じせんヘルパーの人材じんざい確保かくほが容易よういで、盆暮ぼんくれ正月しょうがつや深夜しんやの泊とまり込こみ介護かいご者しゃの同性どうせい介護かいご者しゃの確保かくほが容易よういでした。それに対たいして、最さい重度じゅうどになればなるほど、一般いっぱんヘルパー事業じぎょう所しょの介護かいご福祉ふくし士しや１～３級きゅうヘルパーは使つかい物ものになりませんでした）。
　交渉こうしょうの結果けっか、２００３年ねんの支援しえん費ひ制度せいど開始かいし時じに、知的ちてき障害しょうがい者しゃは１～３級きゅうヘルパーでも外出がいしゅつ介護かいごを行おこなえることになりましたが、全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃは視覚しかく障害しょうがいと同様どうように移動いどう介護かいごに別べつ資格しかくが義務ぎむ化かされました。この結果けっか、ずいぶん当事とうじ者しゃ団体だんたいは厚生省こうせいしょうを批判ひはんしました。
　今回こんかいの自立じりつ支援しえん法ほうによる改正かいせいでは、こういった運動うんどうが実みのり、「講座こうざ方式ほうしきのヘルパー研修けんしゅうでは重度じゅうど障害しょうがい者しゃの介護かいごが適切てきせつにできるわけではない」（現場げんばでのより実態じったいにあった個別こべつの研修けんしゅうや介護かいごに入はいりながら技術ぎじゅつを覚おぼえる方法ほうほうが大事だいじ）という考かんがえが国くにに浸透しんとうし、方針ほうしん転換てんかんとなったものです。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅうは２０時じ間あいだから１０時じ間あいだに減へり、実習じっしゅう中心ちゅうしんのものに変かわりましたし、精神せいしん障害しょうがい者しゃヘルパー研修けんしゅうは廃止はいしされ、１～３級きゅうヘルパー研修けんしゅうの中なかの時間じかんで行おこなうことになりました。移動いどう介護かいごも同様どうようの方向ほうこうです。これは、当事とうじ者しゃ団体だんたいからすると、歓迎かんげいされるべきことです。
　なお、日々ひびのヘルパー現場げんばでの研修けんしゅうや教育きょういくが否定ひていされているのではなく、老人ろうじん向むけに制度せいど設計せっけいされてきた現状げんじょうの「形式けいしきばった指定してい研修けんしゅう」の方式ほうしきが、利用りよう者しゃの実態じったいに即そくしていないのだということです。指定してい研修けんしゅうでない自主じしゅ的てきな研修けんしゅうはいろんな団体だんたいが行おこなっていけばいいのです。利用りよう者しゃは事業じぎょう所しょを選えらべますので、そういった努力どりょくのない技術ぎじゅつ力りょくの低ひくい事業じぎょう所しょは選えらばれないだけです。
　なお、身体しんたい介護かいごでは通院つういん介護かいごや（介護かいご保険ほけんでは）生活せいかつ必需ひつじゅ品ひんの買かい物ものなど、外出がいしゅつの介護かいごは１～３級きゅうヘルパーでも業務ぎょうむとして含ふくまれています。多おおくの研修けんしゅう事業じぎょう者しゃは外出がいしゅつの介護かいごの研修けんしゅうを２級きゅうや３級きゅうのヘルパー研修けんしゅうの中なかで行おこなっています。

平成へいせい１８年版ねんばん　障害しょうがい者しゃ白書はくしょが公開こうかい

　１８年度ねんど障害しょうがい者しゃ白書はくしょが公開こうかいされました。（全文ぜんぶんはホームページからリンク）。施設しせつ入所にゅうしょ者しゃは全国ぜんこくで３障害しょうがいで４８万まん人にん。人口じんこう１０万まんの市しで、身体しんたい障害しょうがい２００人にん、知的ちてき障害しょうがい１００人にん、精神せいしん障害しょうがい３００人にんいる計算けいさんになります。　皆みなさんの運動うんどうで、全国ぜんこく各地かくちの制度せいどを変かえ、国くにの制度せいども変かえ、施設しせつ入所にゅうしょ者しゃが０人にんになるまで頑張がんばりましょう。

＊身体しんたい障害しょうがいの１級きゅうは８８万まん人にん。身体しんたい障害しょうがいの施設しせつ入所にゅうしょは１８万まん人にん。
＊脳のう原ばら性せい全身ぜんしん性せい運動うんどう機能きのう障害しょうがいと全身ぜんしん性せい運動うんどう機能きのう障害しょうがい（多た肢し及および体からだ幹みき）が３９万まん人にん。
＊肢体したい不自由ふじゆうは１７５万まん人にん。肢体したい不自由ふじゆう（１８～７０歳さい）の４．７％（約やく８万まん人にん）が全ぜん介助かいじょ。

制度せいどの変かわり目めの今いまが最大さいだいのチャンスヘルパー時間じかん数すうのアップに向むけて交渉こうしょうを

　制度せいどの変かわり目めは交渉こうしょうで大おおきく制度せいどを伸のばすチャンスです。２００３年ねんの支援しえん費ひ制度せいど開始かいし時じにも、多おおくの市町村しちょうそんで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうや大幅おおはばなヘルパー制度せいどのアップが実現じつげんしました。
　自立じりつ支援しえん法ほうでも、事情じじょうは同おなじです。ヘルパー制度せいども義務ぎむ的てき経費けいひになり、市町村しちょうそん行政ぎょうせいの介護かいごの公的こうてき責任せきにんも高たかまりました。
　４月がつ１日にち以降いこうに１人にん暮くらしを始はじめて、同時どうじに交渉こうしょうを行おこなうと有利ゆうりです。２００５年ねん１２月じゅうにがつ～２００６年ねん３月がつまでの１人ひとり暮くらし開始かいしでは、ヘルパー予算よさんが増ふえる分ぶんの国庫こっこ補助ほじょがつきませんでしたので、交渉こうしょうが困難こんなんでした。

　２００６年度ねんど以降いこうは、自立じりつ支援しえん法ほう施行しこうにより、ヘルパー制度せいどが義務ぎむ的てき経費けいひとなるため、１年ねん中ちゅういつの新規しんき自立じりつでも、国庫こっこ補助ほじょがつきます。　交渉こうしょうは今いまから行おこなえます。元々もともと１人にん暮くらししている方ほうも、今いまから４月がつの時間じかん数すうアップに向むけて交渉こうしょうを行おこなうことが可能かのうです。（学生がくせいボランティアが卒業そつぎょう等とうでいなくなってしまった、障害しょうがい状況じょうきょうが変かわったなどの理由りゆうが必要ひつよう）

交渉こうしょうをしたい方かた、ご連絡れんらくください。厚生こうせい労働省ろうどうしょうの情報じょうほう、交渉こうしょうの先進地せんしんちの制度せいどの情報じょうほう、交渉こうしょうノウハウ情報じょうほうなど、さまざまな情報じょうほうがあります。当会とうかいに毎週まいしゅう電話でんわをかけつつ行いった交渉こうしょうで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうになった実績じっせきが多おおくあります。ぜひ自治体じちたいとの交渉こうしょうにお役立やくだててください。

　制度せいど係がかり００３７－８０－４４４５（通話つうわ料りょう無料むりょう）１１時じ～２３時じ。

「１８年度ねんど　生活せいかつ保護ほご基準きじゅん額がく・実施じっし要領ようりょう等とう」（白しろ表紙ひょうし）をホームページに掲載けいさいしました

　例年れいねん印刷いんさつして配布はいふしている「新しん年度ねんどの生活せいかつ保護ほご基準きじゅん額がく・生活せいかつ保護ほご実施じっし要領ようりょう等とう」ですが、今年ことしからはＰＤＦでホームページに掲載けいさいすることにしました。
　この冊子さっしは、資料集しりょうしゅう４巻かん（巻末かんまつの広告こうこく参照さんしょう。障害しょうがい者しゃの会員かいいんはホームページの会員かいいんページからもダウンロード可能かのう）をお読よみの上うえ、お使つかいください。
　生活せいかつ保護ほごの担当たんとうケースワーカーが業務ぎょうむで使つかっている「生活せいかつ保護ほご手帳てちょう」と同おなじ中身なかみです。生活せいかつ保護ほご利用りよう者しゃや、生活せいかつ保護ほごのサポートを行おこなう障害しょうがい者しゃ団体だんたいの相談そうだん担当たんとう者しゃは必読ひつどくです。

利用りよう者しゃ負担ふたん関係かんけいＱ＆Ａ

（厚生こうせい労働省ろうどうしょう作成さくせい　平成へいせい18年ねん4月がつ26日にち）

　厚生こうせい労働省ろうどうしょうから自己じこ負担ふたん関係かんけいの詳細しょうさいＱ＆Ａきゅーあんどえーが出でています。ヘルパー利用りよう者しゃに関係かんけいする主おもな項目こうもくのみ抜粋ばっすいします。全文ぜんぶんはホームページの自立じりつ支援しえん法ほうコーナーをご覧らんください。

	質問しつもん内容ないよう	現げん段階だんかいの考かんがえ方かた
負担ふたん上限じょうげん月額げつがく区分くぶんの算定さんてい方法ほうほう課税かぜい年度ねんど	課税かぜい年度ねんどの切きり替かわる平成へいせい18年ねん６月がつの障害しょうがい福祉ふくしサービスの新規しんき申請しんせい者しゃの場合ばあい、平成へいせい17年度ねんどの課税かぜい資料しりょうをもとに決定けっていするのか、それとも平成へいせい17年度ねんどと平成へいせい16年度ねんどの課税かぜい資料しりょうの提出ていしゅつを求もとめ、継続けいぞく申請しんせい者しゃと同様どうようの事務じむ手続てつづきとするのか。（６月がつ中ちゅうに当年度とうねんどの市町しちょう村民そんみん税ぜいの課税かぜい状じょう況きょうを見みて判断はんだんするのは困難こんなんである。）	障害しょうがい福祉ふくしサービスを受うける日ひの属ぞくする年度ねんどの課税かぜい資料しりょうで判断はんだんするが、４月がつから６月がつまでは前年度ぜんねんどの課税かぜい資料しりょうで判断はんだんする。よって、平成へいせい18年ねん６月がつに受うけるサービス分ぶんについて申請しんせいする場合ばあい、平成へいせい16年度ねんどの課税かぜい資料しりょうをもとに決定けっていすることになる。
負担ふたん上限じょうげん月額げつがく	負担ふたん上限じょうげん月額げつがくと個別こべつ減免げんめんの認定にんていを行おこなう際さいに、市町しちょう村民そんみん税ぜい課税かぜい・非課税ひかぜい証明しょうめい書しょ、年金ねんきん・手当てあて等とうの受給じゅきゅうのわかる書類しょるいで確認かくにんするとあるが、証明しょうめい書しょ等とうはいつ時点じてんのものを利用りようするか整理せいりした形かたちで示しめされたい。	挙証きょしょう資料しりょうの時点じてんについては、基本きほん的てきに負担ふたん上限じょうげん月額げつがく、個別こべつ減免げんめんそれぞれの認定にんていの際さい、同おなじ時点じてんのものを利用りようすることになる。１　住民じゅうみん税ぜい世帯せたい非課税ひかぜいかどうかの判断はんだんに当あたっては、サービス等とうのあった月つきの属ぞくする年度ねんどにより判断はんだんされる。（４月がつ～６月がつは前年度ぜんねんど）　たとえば、１８年ねん４月がつ～６月がつは１７年度ねんどの課税かぜい世帯せたいであるかどうか、１８年ねん７月がつ～１９年ねん６月がつは１８年度ねんどの課税かぜい世帯せたいであるかどうかにより判断はんだんされる。２　収入しゅうにゅう８０万まん円えん以下いかであるかどうかの判断はんだんに当あたっては、地方ちほう税法ぜいほう上じょうの合計ごうけい所得しょとく金額きんがく、年金ねんきん・手当てあて等とうともに、サービス等とうのあった月つきの属ぞくする年としの前年ぜんねんの収入しゅうにゅうにより判断はんだんされる。（１月がつ～６月がつは前々まえまえ年ねん）　たとえば、１８年ねん４月がつ～６月がつは１６年ねんの収入しゅうにゅう、１８年ねん７月がつ～１９年ねん６月がつは１７年ねんの収入しゅうにゅうにより判断はんだんされる。
低てい所得しょとく１の「収入しゅうにゅう80万まん円えん以下いか」の意味いみ	利用りよう者しゃ負担ふたんの収入しゅうにゅう認定にんていにおいて、作業さぎょう所しょ工賃こうちんや仕送しおくり等とう年金ねんきん以外いがいの収入しゅうにゅうは含ふくめるのか。　含ふくめるならば、障害しょうがい基礎きそ年金ねんきん２級きゅうを受給じゅきゅうしている者もので少すこしでも工賃こうちんがあれば「低てい所得しょとく２」になるという理解りかいでよいか。	低てい所得しょとく１又または低てい所得しょとく２に係かかる負担ふたん上限じょうげん月額げつがくの決定けっていにおいては、工賃こうちん収入しゅうにゅうや仕送しおくり等とうの年金ねんきん以外いがいの収入しゅうにゅうは、非課税ひかぜいの収入しゅうにゅうではないため、算定さんてい対象たいしょうとなる収入しゅうにゅう（所得しょとく）のうちの合計ごうけい所得しょとく金額きんがく（地方ちほう税法ぜいほう第だい292条じょう第だい1項こう第だい13号ごう）に反映はんえいすることとなり、税法ぜいほう上じょう、必要ひつよう経費けいひ等とうが控除こうじょされた後のちの額がくが所得しょとくとして反映はんえいされることとなる。　（工賃こうちん収入しゅうにゅうは、雇用こよう関係かんけいの有無うむ等とうによって、合計ごうけい所得しょとく金額きんがくに算入さんにゅうされる給与きゅうよ所得しょとく又または雑ざつ所得しょとくの算定さんてい対象たいしょうとなる収入しゅうにゅうに区分くぶんされる可能かのう性せいが高たかいものと思料しりょう。（どの所得しょとくに区分くぶんされるかは個々ここのケースに応おうじて税ぜい部局ぶきょくが判断はんだんすることとなる。））
低てい所得しょとく１の「収入しゅうにゅう80万まん円えん以下いか」の意味いみ	８０万まん円えんの収入しゅうにゅうを判定はんていする際さいに、自治体じちたいから独自どくじに支給しきゅうされている手当てあてについてはどのように取とり扱あつかわれるのか。	自治体じちたいから支給しきゅうされている手当てあてについては、課税かぜい収入しゅうにゅうであれば、「合計ごうけい所得しょとく金額きんがく」に反映はんえいされていることとなり、非課税ひかぜい収入しゅうにゅうであれば、非課税ひかぜいのものについては、限定げんてい列挙れっきょされているもの以外いがいは算定さんていしないため、収入しゅうにゅうには算定さんていされないこととなる。
	負担ふたん上限じょうげん月額げつがくを定さだめる際さいの所得しょとく区分くぶんの設定せってい時じに、「特別とくべつ児童じどう扶養ふよう手当てあて等とう」として列挙れっきょされている手当てあては、限定げんてい列挙れっきょなのか。	お見込みこみのとおり。「特別とくべつ児童じどう扶養ふよう手当てあて等とう」については、特別とくべつ障害しょうがい者しゃ手当てあて、障害しょうがい児じ福祉ふくし手当てあて、経過けいか的てき福祉ふくし手当てあて、特別とくべつ児童じどう扶養ふよう手当てあてに限かぎる。
世帯せたいの範囲はんい(原則げんそく)	利用りよう者しゃ負担ふたん資料しりょうに「なお、１８、１９歳さいの障害しょうがい者しゃについては、保護ほご者しゃ等とうの障害しょうがい者しゃを監護かんごする者ものの属ぞくする世帯せたいの所得しょとく区分くぶんを認定にんていして」とありますが、１８、１９歳さいの障害しょうがい者しゃが在宅ざいたくで単身たんしん世帯せたいである場合ばあいは、障害しょうがい者しゃ本人ほんにんのみで所得しょとく区分くぶんを認定にんていするのか、または、監護かんごする者ものの属ぞくする世帯せたいで所得しょとく区分くぶんを認定にんていするのか。	１８、１９歳さいの障害しょうがい者しゃが在宅ざいたくで生活せいかつしている場合ばあいの負担ふたん上限じょうげん月額げつがくに係かかる所得しょとく区分くぶんの認定にんていは、その属ぞくする世帯せたいの所得しょとくで判断はんだんすることとなる。（その世帯せたいが単身たんしんであれば、単身たんしん）（編集へんしゅう部ぶ注ちゅう：質問しつもん分ぶんがわかりにくいですが、要ようするに、1人ひとり暮くらしの19～20歳さいの障害しょうがい者しゃの話はなしです）
世帯せたいの範囲はんい(原則げんそく)	生活せいかつ保護ほごや特別とくべつ障害しょうがい者しゃ手当てあて等とうでは、住民じゅうみん票ひょうの世帯せたいのみではなく、生活せいかつ実態じったいを把握はあくすることとされているが、自立じりつ支援しえん法ほうでは別べつの取扱とりあつかいとなるのか。	障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうにおける世帯せたい認定にんていについては、介護かいご保険ほけんや医療いりょう保険ほけんと同様どうよう、原則げんそくとして住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょうに基もとづいて行おこなうこととしている。　ただし、障害しょうがい者しゃと同一どういつの世帯せたいに属ぞくする親おや、兄弟きょうだい、子こども等とうがいる場合ばあいであっても、その親おや、兄弟きょうだい、子こども等とうが、税制ぜいせいと医療いりょう保険ほけんのいずれにおいても障害しょうがい者しゃを扶養ふようしないこととしたときは、障害しょうがい者しゃ本人ほんにん及および配偶はいぐう者しゃの所得しょとくに基もとづくことも選択せんたくできることとしている。
世帯せたいの範囲はんい(原則げんそく)	近ちかい将来しょうらいに世帯せたい分離ぶんりする予定よていである場合ばあい、分離ぶんり後ごの世帯せたいとして負担ふたん上限じょうげん月額げつがく等とう判断はんだんしてよいか	市町村しちょうそんの判断はんだんにより、事務じむの簡素かんそ化かの観点かんてんから分わけることを前提ぜんていとして判断はんだんしてよい。
世帯せたいの範囲はんい(原則げんそく)	費用ひよう負担ふたん軽減けいげんにかかる世帯せたいの範囲はんいは、原則げんそくとして住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょうによるとのことだが単身たんしん赴任ふにんの配偶はいぐう者しゃは含ふくむと考かんがえてよいか。	障害しょうがい者しゃについては、原則げんそく、住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょう上じょう、同どう一いち世帯せたいであるかどうかにより判断はんだんされる。　なお、障害しょうがい児じで親おやが単身たんしん赴任ふにんしているような場合ばあいについては、単身たんしん赴任ふにんしている親おやも同どう一いち世帯せたいであるとみなして世帯せたいの範囲はんいを認定にんていする。
世帯せたいの範囲はんい(原則げんそく)	同どう一いち住居じゅうきょでありながら住民じゅうみん票ひょう上じょう別べつ世帯せたいである場合ばあいは、扶養ふよう控除こうじょ、健康けんこう保険ほけんの被ひ扶養ふよう者しゃ認定にんていを受うけていたとしても、世帯せたいの範囲はんいに含ふくまれないのか。	原則げんそく、住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょう上じょう、同どう一いち世帯せたいであるかどうかにより判断はんだんされる。　この場合ばあい、世帯せたいの範囲はんいには含ふくまれない。　なお、同どう一いち住居じゅうきょでありながら住民じゅうみん票ひょう上じょう別べつ世帯せたいとなるか否ひかについては、住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょう法ほう上じょうの考かんがえ方かたに従したがって判断はんだんされる。（編集へんしゅう部ぶ注ちゅう：親おやが健常けんじょう者しゃで子供こどもが障害しょうがい者しゃでも、完全かんぜんに独立どくりつした生計せいけいであれば同おなじ住所じゅうしょでも住民じゅうみん票ひょうを分わけることができます。独立どくりつ会計かいけいなので親おやは税金ぜいきんの扶養ふようは選択せんたくできません。隠かくれて扶養ふようにすれば脱税だつぜいになります。）
世帯せたいの範囲はんい(原則げんそく)	世帯せたいの範囲はんいの特例とくれいに関かんする確認かくにん方法ほうほう等とうについて、利用りよう者しゃ負担ふたん資料しりょうに「税ぜいの申告しんこくは年としに１回かいのみとなるため、生計せいけいを別べつにしたため、次回じかい税ぜい申告しんこく時じには扶養ふよう控除こうじょの対象たいしょうから外はずれることとなる者ものについては、その旨むねの確認かくにんを本人ほんにんから取とることにより、別べつの世帯せたいと見みなす取とり扱あつかいができる」とあるが、①「誓約せいやく書しょ」などの書面しょめんによる確認かくにんを要件ようけんとするのか、②また、別べつ世帯せたいと取とり扱あつかったにもかかわらず、次回じかい税ぜい申告しんこく時じ扶養ふよう控除こうじょから外はずさなかった場合ばあいはどう取とり扱あつかうのか。	①市町村しちょうそんにより適宜てきぎ確認かくにんの上うえ、判断はんだんされたい。 ②以後いご、世帯せたいの範囲はんいの特例とくれいを認みとめないという取とり扱あつかいになる。
手続てつづき変更へんこう申請しんせい	月つき途中とちゅうで世帯せたい異動いどうがあった場合ばあい、新あらたな世帯せたい状況じょうきょうに基もとづく利用りよう者しゃ負担ふたん上限じょうげん区分くぶん、高額こうがく障害しょうがい福祉ふくしサービス費ひ、個別こべつ減免げんめん等とうの世帯せたい上限じょうげん額がくは、翌月よくげつから適用てきようするのか。	月つきの途中とちゅうで世帯せたいの状況じょうきょうに変動へんどうがあるなど、負担ふたん上限じょうげん月額げつがくを変更へんこうする必要ひつようが生しょうじた場合ばあいについては、翌月よくげつより、変動へんどうを反映はんえいした負担ふたん上限じょうげん月額げつがくとする。　ただし、生活せいかつ保護ほご受給じゅきゅう世帯せたいとなった場合ばあい及および生保せいほ減免げんめんが適用てきようになった場合ばあいについては、申請しんせい月がつの初日しょにちにさかのぼって負担ふたん上限じょうげん月額げつがくを適用てきようすることとする。
	利用りよう者しゃ負担ふたん資料しりょうによると、未み申告しんこく者しゃについて「低てい所得しょとく者しゃ２」として取とり扱あつかうこととなっているが、その後ご本人ほんにんが申告しんこくし修正しゅうせいした結果けっか「低てい所得しょとく１」であった場合ばあいは、本人ほんにんへ差額さがくの返還へんかんをする事務じむ手続てつづきをするのか。	変更へんこう申請しんせいがあった場合ばあいについては、負担ふたん額がくが誤あやまっていたとは考かんがえられないため、変更へんこう申請しんせいがあった月つきの翌月よくげつから所得しょとく区分くぶんを変更へんこうすることとなる。（変更へんこう申請しんせいが月つきの初日しょにちの時ときは当月とうげつより変更へんこうする。）
個別こべつ減免げんめん収入しゅうにゅうの種類しゅるい毎ごとの負担ふたん額がく（基準きじゅん）	地方ちほう公共こうきょう団体だんたいが支給しきゅうする手当てあてについて、生活せいかつ保護ほご法ほうにおいて収入しゅうにゅう認定にんていされないこととされているものについては、「特定とくてい目的もくてき収入しゅうにゅう」として取とり扱あつかってよいか。	地方ちほう公共こうきょう団体だんたいが支給しきゅうする手当てあてのうち、特定とくていの使途しとに充当じゅうとうされることを目的もくてきとしない収入しゅうにゅうについては、原則げんそくとして「その他た収入しゅうにゅう」として取とり扱あつかうが、生活せいかつ保護ほご法ほうにおいて収入しゅうにゅう認定にんていされないこととされている収入しゅうにゅう額がくまでは、その範囲はんい内ないは「特定とくてい目的もくてき収入しゅうにゅう」として取とり扱あつかい、範囲はんい外がいについては「その他た収入しゅうにゅう」として取とり扱あつかう。
生保せいほ減免げんめん	世帯せたいの特例とくれいを使つかった場合ばあいには、生保せいほ減免げんめんの世帯せたいの取扱とりあつかいはどうなるのか。	生保せいほ減免げんめんについては、障害しょうがい福祉ふくしサービスの減免げんめんを受うけなければ、生活せいかつ保護ほごの対象たいしょうとなるが、障害しょうがい福祉ふくしサービスの減免げんめん措置そちを受うけられるために、生活せいかつ保護ほごの申請しんせいを却下きゃっかされる者ものを対象たいしょうとするため、生活せいかつ保護ほご減免げんめんの判断はんだんを行おこなうに当あたっては、生活せいかつ保護ほごにおける世帯せたいの範囲はんいで判断はんだんされることとなるため、世帯せたいの特例とくれいの取扱とりあつかいとは関係かんけいなくなる。
生保せいほ減免げんめん	生活せいかつ保護ほごへの移行いこう防止ぼうしで「より低ひくい上限じょうげん額がくを適用てきよう」と言いうのは、例たとえば低てい所得しょとく2（月額げつがく上限じょうげん24,600円えん）に属ぞくする階層かいそうの人ひとが、あと5,000円えんは上限じょうげん額がくを下さげなければ生活せいかつ保護ほごを必要ひつようとすると判定はんていされた場合ばあい、上限じょうげん額がくを19,600円えんに設定せっていするということかそれとも低てい所得しょとく１の区分くぶん（月額げつがく上限じょうげん15,000円えん）を適用てきようするということか。	低てい所得しょとく１の区分くぶん（月額げつがく上限じょうげん15,000円えん）を適用てきようすることとなる。
生保せいほ減免げんめん	生活せいかつ保護ほご減免げんめんについて、定率ていりつ負担ふたん額がく及および補足ほそく給付きゅうふ額がくを算出さんしゅつするのは、生活せいかつ保護ほご担当たんとうか障害しょうがい担当たんとうか。	生活せいかつ保護ほご申請しんせいがあった際さい、申請しんせい者しゃが生活せいかつ保護ほご減免げんめん対象たいしょう者しゃ（境界きょうかい層そう対象たいしょう者しゃ）に該当がいとうする場合ばあい、生活せいかつ保護ほご担当たんとうから「境界きょうかい層そう証明しょうめい書しょ」が発行はっこうされる。　障害しょうがい担当たんとうに対たいし「境界きょうかい層そう証明しょうめい書しょ」を添付てんぷして生活せいかつ保護ほご減免げんめんの申請しんせいがなされるので、その内容ないように従したがい、障害しょうがい担当たんとうにおいて定率ていりつ負担ふたん額がく及および補足ほそく給付きゅうふ額がくを算出さんしゅつすることになる。 ※「障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうにおける境界きょうかい層そう対象たいしょう者しゃに対たいする負担ふたん軽減けいげん措置そちの取とり扱あつかいについて」（平成へいせい18年ねん1月がつ13日にち付づけ各かく都道府県とどうふけん・指定してい都市とし・中核ちゅうかく市民しみん生せい主管しゅかん部ぶ（局きょく）生活せいかつ保護ほご担当たんとう課か生活せいかつ保護ほご担当たんとう係長かかりちょうあて厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい・援護えんご局きょく保護ほご課か保護ほご係長かかりちょう・医療いりょう係長かかりちょう事務じむ連絡れんらく）を参照さんしょうのこと。
高額こうがく障害しょうがい福祉ふくしサービス費ひ	①　介護かいご保険ほけん料りょうも合算がっさん対象たいしょうとなっているが、介護かいご保険ほけん料りょうには滞納たいのう措置そちがあり、その措置そちにより、通常つうじょう費用ひようの１割わり支払しはらうところ、１０割わり払はらっている人ひとや３割わり払はらっている人ひとがいる。このような人ひとの実際じっさいの支払しはらい額がくまで合算がっさんして償還しょうかんするのか。 ②　滞納たいのうにより介護かいご保険ほけん料りょうの高額こうがく介護かいごサービス費ひが受うけられなくなっている人ひとがいるが、このような人ひとの実際じっさいの支払しはらい額がくまで合算がっさんして償還しょうかんするのか。	本来ほんらい滞納たいのうしていなければ負担ふたんすることになる額がくまでを合算がっさん対象たいしょうとし、滞納たいのうにより増ふえた負担ふたん額がく分ぶんは合算がっさん対象たいしょうとしない。（編集へんしゅう部ぶ注ちゅう：自立じりつ支援しえん法ほうでは、障害しょうがいヘルパーと介護かいご保険ほけんの両方りょうほうを使つかう人ひとの場合ばあい、両方りょうほうの制度せいどの１割わり負担ふたんを合算がっさんして、自立じりつ支援しえん法ほうの自己じこ負担ふたん上限じょうげん（例れい:課税かぜい世帯せたいは3万まん7200円えん）を超こえた金額きんがくは市町村しちょうそんから変換へんかんされます。その説明せつめいです。）

障害しょうがい当事とうじ者しゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょう者しゃを全国ぜんこく１０００ヶ所かしょに

長時間ちょうじかん要よう介護かいご障害しょうがい者しゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいどを全国ぜんこくに作つくろう

　２００３年ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけんと同様どうよう、事業じぎょう者しゃ市場いちばが自由じゆう化かされました。さまざまな事業じぎょう者しゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがい者しゃは自由じゆうに事業じぎょう者しゃを選択せんたくできるようになりました。
　ホームヘルプサービスを行おこないたい事業じぎょう者しゃは、一定いっていの基準きじゅんを満みたせば、都道府県とどうふけんが１～２ヶ月かげつ弱じゃくで指定していするようになりました。指定していを受うければ、市町村しちょうそん境さかいや県境けんきょうを超こえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
　長時間ちょうじかん介助かいじょの必要ひつような障害しょうがい者しゃや高度こうどな介護かいごが必要ひつような障害しょうがい者しゃの団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょが満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょ者しゃを雇やとい、団体だんたいを作つくり重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスを行おこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうを行おこない四国しこくや東京とうきょうを中心ちゅうしんに、２４時じ間あいだの介助かいじょ制度せいどを作つくり上あげてきました。
　これらの自立じりつ生活せいかつセンター等とうの団体だんたいは実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくを受うけられませんでした。２０００年ねん４月がつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじん向むけのヘルパー等とう事業じぎょう者しゃが自由じゆう化かされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃの運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンター等とうに委託いたくされるようになりました。（それでも３年ねん以上いじょうの話はなし合あいが行おこなわれた上うえでの事ことでした）。これにより、各かくセンターは予算よさん規模きぼ１億おく円えんを超こえる団体だんたいも増ふえてきました。
　２００３年ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いっていの基準きじゅんを満みたせば、市町村しちょうそんの意向いこうに関係かんけいなく必かならず指定していが受うけられ、ヘルパー事業じぎょう者しゃになれます。

２０１０年ねんごろの目標もくひょう

　介護かいご保険ほけんや障害しょうがいの指定してい事業じぎょう者しゃになってヘルパー派遣はけんを行おこなうと、十分じゅうぶんな運営うんえい費ひが保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいんの人件じんけん費ひや運営うんえい費ひに十分じゅうぶんな保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかって更さらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいどを改善かいぜんしていく運動うんどうに使つかい、社会しゃかいを変かえていこうという計画けいかくです。まず取とり組くむことは、２０１０年ねんまでに全国ぜんこくに１０００事業じぎょう者しゃを作つくり、２４時じ間あいだ要よう介護かいごの障害しょうがい者しゃの自立じりつ支援しえんを行おこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうを３３００市町村しちょうそん作つくり出だすことです。
　その次つぎは、知的ちてき･精神せいしん･身体しんたい（視覚しかく・聴覚ちょうかく・盲めくらろう・肢体したい・内部ないぶ）・難病なんびょうおよび重複じゅうふくの全ぜん障害しょうがい種別しゅべつの参加さんかを得えて、全すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう（当事とうじ者しゃが主体しゅたい的てきに）していくシステムを計画けいかくしています。
　また、３３００市町村しちょうそんの多おおくで２４時じ間あいだに近ちかい介護かいご保障ほしょうができた際さいには、全国ぜんこくで予算よさんが確保かくほされますので、国くにに対たいしてパーソナルアシスタント制度せいど（労働ろうどう時間じかんや通学つうがくや運転うんてん・入院にゅういんなど使途しとの制限せいげんをされない２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうで全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど）を作つくっていきます。

注ちゅう：東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは２４時じ間あいだ介助かいじょ保障ほしょうを交渉こうしょうして作つくり、２４時じ間あいだの専従せんじゅう介助かいじょ者しゃによる介助かいじょサービスを行おこない、人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りようの２４時じ間あいだ要よう介助かいじょの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐらし支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがい者しゃや精神せいしん障害しょうがい者しゃへの介助かいじょサービスも行おこなっています。もちろん短時間たんじかんの介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつＩＬプログラムや様々さまざまな支援しえんを（自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかん要よう介助かいじょの）障害しょうがい者しゃ役員やくいんが管理かんりし健常けんじょう者しゃのスタッフなどを部下ぶかとして雇やとって（障害しょうがい者しゃと健常けんじょう者しゃで）運営うんえいしています。これら団体だんたいは市しから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょう者しゃにもなっており、収入しゅうにゅうは（今いままでの障害しょうがい者しゃ団体だんたいに比くらべると）相当そうとう大おおきなものになります。
　通常つうじょう、このような水準すいじゅんの団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかんや運営うんえい期間きかんが必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりんの市しの障害しょうがい者しゃが研修けんしゅうを受うける場合ばあいには、週しゅう１回かい（マネージャー＆コーディネーター会議かいぎの日ひに）通かよって１年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん市しの自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうには必かならず全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。２年ねん目めから団体だんたいを立たち上あげ、まず１人ひとり目めの自立じりつ支援しえん（施設しせつや親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん）を団体だんたいとして行おこないます。この際さいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅう先さきの団体だんたいにアドバイスを仰あおぎながら進すすめます。こうして２人ふたり目め、３人にん目めと進すすみ、ＩＬＰ、ピアカンなども講座こうざ型がたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうも行おこない、専従せんじゅう介助かいじょ者しゃを確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせいを強固きょうこにしていきます。この間あいだも外部がいぶの講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたんの団体だんたい（実績じっせき）で４年ねんほどで上記じょうきのような総合そうごう的てきなサービスが行くだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけんの事業じぎょう者しゃ指定していは実績じっせきが全まったくなくても有ゆう資格しかくヘルパーが３人にんいれば取とれるため、半年はんとしほどで取とることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも２００３年ねんからは同おなじ様さまになります。今いまは障害しょうがいヘルパーは市しに委託いたくの交渉こうしょうが必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょう者しゃになっていたらすぐに委託いたくが受うけられる市しも増ふえてきました。
　上記じょうきの（近隣きんりん市しの障害しょうがい者しゃが研修けんしゅうを受うけて団体だんたいを立たち上あげていく）モデルをもとに、必要ひつような研修けんしゅう時間じかんを計算けいさんすると、週しゅう１０時じ間あいだ程度ていどで、年とし５００時間じかん（初年度しょねんどのみ）となります。これと全まったく同おなじ事ごとを行おこなうには年とし４００～５００時じ間あいだに相当そうとうする研修けんしゅうが必要ひつようです。全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんの事業じぎょう者しゃになりたい団体だんたい・個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうで行おこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう＋電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうは少すくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりん県けんで受講じゅこうできる基礎きそＩＬＰ・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきで受うけることで体力たいりょくや時間じかん、費用ひようが節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにお願ねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼう者しゃを募集ぼしゅう中ちゅう（受講じゅこう料りょう無料むりょうです）

　障害しょうがい当事とうじ者しゃが主体しゅたい的てきに事業じぎょうを行おこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅうと宿泊しゅくはく研修けんしゅうを組くみ合あわせた研修けんしゅうを準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかいの理念りねんにそった当事とうじ者しゃ団体だんたいを作つくるという方ほうは受講じゅこう料りょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24時じ間あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう、施設しせつ等とうからの自立じりつ支援しえん、団体だんたい資金しきん計画けいかく・経理けいり・人事じんじ、指定してい事業じぎょう、運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい、通信つうしん研修けんしゅうの参加さんか者しゃを募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわせ下くださいフリーダイヤル００３７－８０－４４５５（推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん部ぶ10時じ～22時じ）へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみ書しょ（参加さんかには簡単かんたんな審査しんさがあります）

団体だんたい名めい（　　　　　　　　　　　　）

郵便ゆうびん番号ばんごう・住所じゅうしょ	名前なまえ	障害しょうがい者しゃ/健常けんじょう者しゃの別べつ＆職名しょくめい	Tel	Fax	メール

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん部ぶ　FAX　042-452-8029まで（次つぎページも参照さんしょうしてください）

各かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんか者しゃの人数にんずうについて

　通常つうじょう、推進すいしん協会きょうかいの主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがい者しゃの役員やくいん・中心ちゅうしん的てき職員しょくいんで長時間ちょうじかん要よう介助かいじょの方ほうと、健常けんじょう者しゃの介護かいごコーディネーターの両方りょうほうの参加さんかが希望きぼうです。団体だんたいごとに２～５人にんは参加さんかしてほしいと考かんがえています。

参考さんこう資料しりょう：推進すいしん協会きょうかいが通信つうしん研修けんしゅうを行おこなう団体だんたい･個人こじんの理念りねんの条件じょうけんです
（今いますぐできなくても、力ちからがついてきたら、必かならずやるという理念りねんを持もっていただけるのでしたら対象たいしょうになり得えます。研修けんしゅうを行おこない、出来できるようになるまでバックアップします。）

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

（１）	運営うんえい委員いいん会かいの委員いいんの過半数かはんすうが障害しょうがい者しゃであり、代表だいひょう及および運営うんえい実施じっし責任せきにん者しゃが障害しょうがい者しゃであること。　介助かいじょ保障ほしょうの当事とうじ者しゃ団体だんたい（介助かいじょを必要ひつようとする方ほう自身じしんで運営うんえいする団体だんたい）ですから、なるだけ介助かいじょニーズの高たかい方ほうを運営うんえい委員いいん会かいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつ後ご数すう年ねんたち、より重度じゅうどの方ほうが自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいん会かいに加くわえて下ください。
（２）	代表だいひょう及および運営うんえい実施じっし責任せきにん者しゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかん要よう介助かいじょの障害しょうがい者しゃであること。　代表だいひょう者しゃ及および運営うんえい実施じっし責任せきにん者しゃ（事務じむ局長きょくちょう）は、なるだけ、介護かいごニーズの高たかい方ほうがなり、介護かいごニーズの低ひくい方ほうは例たとえば事務じむ局きょく次長じちょうとしてバックアップする等ひとしの人事じんじを可能かのうな限かぎり検討けんとうして下ください。また、団体だんたい設立せつりつ後ご数すう年ねん経たち、より重度じゅうどの方ほうが自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうな限かぎり役員やくいんに登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
（３）	２４時じ間あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがい者しゃのうち、最もっとも重度じゅうどの人ひとのニーズに見みあう介助かいじょ制度せいどを作つくることを目的もくてきとする組織そしきである。　例たとえば、２４時じ間あいだの人工じんこう呼吸こきゅう器きを使つかって一人ひとり暮くらししている方ほう、２４時じ間あいだ介助かいじょを要ようする知的ちてき障害しょうがい者しゃの単身たんしん者しゃ、重度じゅうどの精神せいしん障害しょうがい者しゃの方ほう、重複じゅうふく障害しょうがい者しゃ、最さい重度じゅうどの難病なんびょうの方ほう、盲めくらろう者しゃなど、最もっとも重度じゅうどの方ほうに対応たいおうしていくことで、それ以外いがいの全すべての障害しょうがい者しゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
（４）	当事とうじ者しゃ主体しゅたいの２４時じ間あいだの介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざす団体だんたいである。　２４時じ間あいだの介助かいじょサービスを行おこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかん数すう上限じょうげんを交渉こうしょうして毎日まいにち２４時じ間あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうを行おこなうには一人暮ひとりぐらしで２４時じ間あいだつきっきりの介助かいじょを要ようする障害しょうがい者しゃがいる事ことが条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょうの収益しゅうえきを使つかい、２４時じ間あいだ要よう介助かいじょ障害しょうがい者しゃの一人暮ひとりぐらしを支援しえん、実現じつげんし、市町村しちょうそんと交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかん的てき猶予ゆうよが認みとめられています。この猶予ゆうよの期間きかんは相談そうだんの上うえ、全国ぜんこく事務じむ局きょくが個別こべつに判断はんだんします。
（５）	自立じりつ生活せいかつ運動うんどう及およびエンパワメントの理念りねんを持もち、ＩＬプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。　介助かいじょサービスは利用りよう者しゃ自身じしんが力ちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたい的てきには介助かいじょサービス利用りよう者しゃに常つねに個別こべつＩＬプログラム＋個別こべつピアカウンセリングを行おこないます。
（６）	身体しんたい障害しょうがいに限かぎらず、今後こんご他たの障害しょうがい者しゃにもサービスを提供ていきょうすること。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

（介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました）略称りゃくしょう＝広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル　０１２０－６６－０００９
フリーダイヤル　

自分じぶんの介助かいじょ者しゃを登録とうろくヘルパーにでき自分じぶんの介助かいじょ専用せんように使つかえます
対象たいしょう地域ちいき：４７都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょ者しゃの登録とうろく先さきの事業じぎょう所しょのみつからない方ほうは御ご相談そうだん下ください。いろいろな問題もんだいが解決かいけつします。

　全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうや自薦じせん登録とうろくヘルパーと同おなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえん費ひヘルパー利用りよう者しゃと介護かいご保険ほけんヘルパー利用りよう者しゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶんで確保かくほした介助かいじょ者しゃを自分じぶん専用せんように制度せいど上じょうのヘルパー（自薦じせんの登録とうろくヘルパー）として利用りようできます。介助かいじょ者しゃの人選じんせん、介助かいじょ時間じかん帯たいも自分じぶんで決きめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょう者しゃを運営うんえいする障害しょうがい者しゃ団体だんたいと提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょ者しゃ時給じきゅうは今いままでの制度せいどより介助かいじょ者しゃの給与きゅうよが落おちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りようの方法ほうほう
　　広域こういき協会きょうかい　東京とうきょう本部ほんぶにＦＡＸふぁっくすか郵送ゆうそうで介助かいじょ者しゃ・利用りよう者しゃの登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん費ひや介護かいご保険ほけんの自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶから各かく県けんの指定してい事業じぎょう者しゃに業務ぎょうむ委託いたくを行おこない支援しえん費ひの手続てつづきを取とります。各地かくちの団体だんたいの決きまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかい専せん門もんの条件じょうけんでまとめて委託いたくする形かたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけんは広域こういき協会きょうかい本部ほんぶと利用りよう者しゃの間あいだで利用りよう者しゃが困こまらないように話はなし合あって決きめます。ですから、問とい合あわせ・申もうし込こみは東京とうきょう本部ほんぶ０１２０－６６－０００９におかけください。
　介助かいじょ者しゃへの給与きゅうよは介護かいご型がたで時給じきゅう１５００円えん、家事かじ型がた１０００円えん、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんで時給じきゅう1300～1420円えんが基本きほんですが今いままでの制度せいどの時給じきゅうがもっと高たかい場合ばあいには今いままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかんの利用りようの方ほうは時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょ者しゃは１～３級きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし士し、看護かんご士し、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょう者しゃなどのいずれかの方ほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん費ひ制度せいどのほうは、１４年ねん３月がつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうの登録とうろく介護かいご人じんとして働はたらいている場合ばあい、県知事けんちじから証明しょうめいが出でて永久えいきゅうにヘルパーとして働はたらけます。２００３年ねん４月がつ以降いこう新規しんきに介護かいごに入はいる場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんや移動いどう介護かいごであれば、２０時じ間あいだ研修けんしゅうで入いれます。

詳くわしくはホームページもごらんください　http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちくの身体しんたい介護かいご時給じきゅうが１９００円えんにアップ

（身体しんたい介護かいごを伴ともなう移動いどう介護かいごも同どう単価たんか。詳細しょうさいはお問とい合あわせください）

自薦じせん介助かいじょ者しゃにヘルパー研修けんしゅうを実質じっしつ無料むりょうで受うけていただけます

　広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじ者しゃ主体しゅたいの理念りねんの３級きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうも行おこなっております。通信つうしん部分ぶぶんは自宅じたくで受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶんは東京とうきょうなで３日間にちかんで受講じゅこう可能かのうです。３級きゅう受講じゅこうで身体しんたい介護かいごに入はいることができます。
　日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅう時じには希望きぼうに合あわせて３６５日にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。２日間にちかんで受講じゅこうできます。東京とうきょう都とと隣接りんせつ県けんの利用りよう者しゃは１日にちのみの受講じゅこうでかまいません（残のこりは利用りよう障害しょうがい者しゃ自身じしんの自宅じたくで研修けんしゅう可能かのうのため）。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう者しゃは全身ぜんしん性せい移動いどう介護かいごにも入いれます。３級きゅうや日常にちじょう生活せいかつ支援しえんの研修けんしゅう受講じゅこう後ご、一定いってい時間じかん（規定きていによる時間じかん数すう）介護かいごに入はいった後のち、参加さんか費ひ・交通こうつう費ひ・宿泊しゅくはく費ひを全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみを作つくり運営うんえいしています
仕組み図

お問合といあわせは　TEL　０１２０－６６－０００９（通話つうわ料りょう無料むりょう）へ。受付うけつけ10時じ～22時じ　
みなさんへお願ねがい：この資料しりょうを多おおくの方ほうにお知しらせください。介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい　発起人ほっきにん（都道府県とどうふけん順じゅん、敬称けいしょう略りゃく、2000年ねん4月がつ時点じてん）

名前なまえ	（所属しょぞく団体だんたい等とう）
花田はなた貴博たかひろ	（ベンチレーター使用しよう者しゃネットワーク）
篠田しのだ　隆たかし	（自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた）
三澤みさわ　了りょう	（ＤＰＩ日本にっぽん会議かいぎ）
中西なかにし正司せいじ	（ＤＰＩアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎ会かい）
八柳やつやなぎ卓史たかし	（全ぜん障さわ連関れんかん東ひがしブロック）
樋口ひぐち恵子けいこ	（全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎ会かい）
佐々木ささき信行のぶゆき	（ピープルファースト東京とうきょう）
加藤かとう真しん規子のりこ	（精神せいしん障害しょうがい者しゃピアサポートセンターこらーる・たいとう）
横山よこやま晃久あきひさ	（全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい／HANDS世田谷せたがや）
益えき留とめ俊樹としき	（ＮＰＯ自立じりつ生活せいかつ企画きかく／ＮＰＯ自立じりつ福祉ふくし会かい）
川元かわもと恭子きょうこ	（全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい／ＣＩＬ小平こだいら）

名前なまえ	（所属しょぞく団体だんたい等とう）
渡辺わたなべ正直まさなお	（静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし	（ＤＰＩ日本にっぽん会議かいぎ／社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんＡＪＵ自立じりつの家いえ）
斎藤さいとうまこと	（名古屋なごや市議しぎ／共同きょうどう連れん／社会しゃかい福祉ふくし法ほうわっぱの会かい）
尾上おがみ浩二こうじ	（障害しょうがい者しゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ	（共同きょうどう連れん）
村田むらた敬吾けいご	（自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ２４）
光岡みつおか芳かおる晶あきら	（特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき	（ＣＩＬてごーす）
佐々ささ和信かずのぶ	（香川かがわ県けん筋すじ萎縮いしゅく性せい患者かんじゃを救すくう会かい)
藤田ふじた恵めぐみ功こう	（土佐とさ市し在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがい者しゃの介護かいご保障ほしょうを考かんがえる会かい）
田上たうえ支ささえ朗ろう	（ＮＰＯ重度じゅうど障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい）

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいの理念りねん

４７都道府県とどうふけんで介助かいじょ者しゃの自薦じせん登録とうろくが可能かのうに障害しょうがい施策しさくの自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークを作つくろう

　２００３年度ねんどから全国ぜんこくの障害しょうがい者しゃ団体だんたいが共同きょうどうして４７都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき（離島りとうなどを除のぞく）で介助かいじょ者しゃの自薦じせん登録とうろくが可能かのうになりました。
　自薦じせん登録とうろくヘルパーは、最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃが自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがい者しゃ等とうが自分じぶんで求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんの口くちコミで、自分じぶんで介助かいじょ者しゃを確保かくほすれば、自由じゆうな体制たいせいで介助かいじょ体制たいせいを作つくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがい者しゃが増ふえます。（特とくにＣＩＬ等とうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
　小規模しょうきぼな障害しょうがい者しゃ団体だんたいは構成こうせいする障害しょうがい者しゃの障害しょうがい種別しゅべつ以外いがいの介護かいごサービスノウハウを持もたないことが多おおいです。たとえば、脳性のうせいまひや頚けい損そんなどの団体だんたいは、ＡＬＳなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい、知的ちてき障害しょうがいのノウハウを持もたないことがほとんどです。
　このような場合ばあいでも、まず過疎かそ地ちなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうを作つくっておけば、解決かいけつの道筋みちすじができます。地域ちいきに自分じぶんの障害しょうがい種別しゅべつの自立じりつ支援しえんや介護かいごノウハウを持もつ障害しょうがい者しゃ団体だんたいがない場合ばあい、自分じぶん（障害しょうがい者しゃ）の周辺しゅうへんの人ひとの協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいを作つくれば、各かく県けんに最低さいてい１団体だんたいある自薦じせん登録とうろく受うけ入いれ団体だんたいに介助かいじょ者しゃを登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつを作つくって行いく事ことが可能かのうです。一般いっぱんの介護かいごサービス事業じぎょう者しゃでは対応たいおうできない最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃや特殊とくしゅな介護かいごニーズのある障害しょうがい者しゃも、自分じぶんで介護かいご体制たいせいを作つくり、自立じりつ生活せいかつが可能かのうになります。
　このように様々さまざまな障害しょうがい種別しゅべつの人ひとが自分じぶんで介護かいご体制たいせいを組くみ立たてていくことができることで、その中なかから、グループができ、障害しょうがい者しゃ団体だんたいに発展はってんする数かずも増ふえていきます。
　また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようする人ひとが増ふえることで、ヘルパー時間じかん数すうのアップの交渉こうしょうも各地かくちで行おこなわれ、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいどが改善かいぜんしていきます。
　支援しえん費ひ制度せいどが導入どうにゅうされることにあわせ、４７都道府県とどうふけんでＣＩＬ等とう自立じりつ生活せいかつ系けいの障害しょうがい当事とうじ者しゃ団体だんたいが全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんで居宅きょたく介護かいご（ヘルパー）指定してい事業じぎょう者しゃになります。
　全国ぜんこくの障害しょうがい者しゃ団体だんたいで共同きょうどうすれば、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこくで重度じゅうど障害しょうがい者しゃの自立じりつが進すすみ、ヘルパー制度せいど時間じかん数すうアップの交渉こうしょうが進すすむと考かんがえられます。
４７都道府県とどうふけんの全ぜん県けんで、県けんに最低さいてい１箇所かしょ、ＣＩＬや障害しょうがい者しゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょう所しょが自薦じせん登録とうろくの受うけ入いれを行おこなえば、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがい者しゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。（支援しえん費ひ制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょう者しゃは、交通こうつう２～３時じ間あいだ圏内けんないであれば県境けんきょうや市町村しちょうそん境さかいを越こえて利用りようできます）。（できれば各かく県けんに２～３ヶ所かしょあれば、よりいい）。全国ぜんこくで交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどが伸のびている全すべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから２４時じ間あいだ要よう介護かいごの１人ひとり暮くらしの障害しょうがい者しゃがヘルパー時間じかん数すうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。（他薦たせんヘルパーでは時間じかん数すうをのばすと、各自かくじの障害しょうがいや生活せいかつスタイルに合あわず、いろんな規制きせいで生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかん数すうをのばさない）
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶんで介助かいじょ者しゃを雇やとい、トラブルにも自分じぶんで対応たいおうして、自分じぶんで自分じぶんの生活せいかつに責任せきにんを取とっていくという事ことを経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがい者しゃの自立じりつの支援しえんもできるようになり、新あらたなＣＩＬ設立せつりつにつながりがります。（現在げんざいでは、雇やとい方かたやトラブル対応たいおう、雇用こようの責任せきにんなどは、「介助かいじょ者しゃとの関係かんけいのＩＬＰ」実施じっしＣＩＬで勉強べんきょう可能かのう）
例たとえば、札幌さっぽろのＣＩＬで自薦じせん登録とうろく受うけ入いれを行おこなって、旭川あさひかわの障害しょうがい者しゃが自分じぶんで介助かいじょ者しゃを確保かくほし自薦じせん登録とうろくを利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわの障害しょうがい者しゃの自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいどの時間じかん数すう交渉こうしょうや、数すう年ねん後ごのＣＩＬ設立せつりつにつながる可能かのう性せいがあります。これと同おなじことが全国ぜんこくで起おこります。（すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょう者しゃの自薦じせん登録とうろくの取組とりくみでは、他た市町村しちょうそんで自立じりつ開始かいしや交渉こうしょう開始かいしやＣＩＬ設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります）自薦じせん登録とうろくの受付うけつけは各かく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこくで広報こうほうを行おこない、多おおくの障害しょうがい者しゃに情報じょうほうが伝つたわる様ようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょう所しょに入はいる資金しきんは、まず経費けいひとして各かく団体だんたいに支払しはらい（各かく団体だんたいの自薦じせん登録とうろく利用りよう者しゃが増ふえた場合ばあいには、常勤じょうきんの介護かいご福祉ふくし士し等とうを専従せんじゅう事務じむ員いんとして雇やとえる費用ひようや事業じぎょう費ひなどを支払しはらいます)、残のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこくで空白くうはく地域ちいきでのＣＩＬ立だち上あげ支援しえん、２４時じ間あいだ介護かいご制度せいどの交渉こうしょうを行おこなうための２４時じ間あいだ要よう介護かいご障害しょうがい者しゃの自立じりつ支援しえん＆ＣＩＬ立だち上あげ、海外かいがいの途上とじょう国こくのＣＩＬ支援しえんなど、公益こうえき活動かつどうに全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこくの団体だんたいの中なかから理事りじや評議ひょうぎ員いんを選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていを行おこなっていきます。
　これにより、将来しょうらいは３３００市町村しちょうそんに全ぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる１０００のＣＩＬをつくり、２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうの全国ぜんこく実現じつげんを行おこない、国くにの制度せいどを全国ぜんこく一いち律りつで２４時じ間あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどに変かえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいの利用りよう者しゃの声こえ

★（関西かんさい）　２４時じ間あいだ介護かいごの必要ひつような人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃですが一般いっぱん事業じぎょう所しょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこくで募集ぼしゅうした介助かいじょ者しゃに全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいの紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅうを受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいを利用りようしています。求人きゅうじん紙しでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスも受うけました。介助かいじょ者しゃへの介助かいじょ方法ほうほうを教おしえるのは家族かぞくが支援しえんしています。

★（東日本ひがしにっぽんの過疎かその町まち）　１人ひとり暮くらしで２４時じ間あいだ介護かいごが必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょうの交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいご１日にち５時じ間あいだを全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいと契約けいやくして、残のこり１９時じ間あいだは全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいを受うけ、２４時じ間あいだの介助かいじょ者しゃをつけて町まちと交渉こうしょうしています。

★（東北とうほくのＡ市し）　市内しないに移動いどう介護かいごを実施じっしする事業じぎょう所しょが１か所しょもなく、自薦じせん登録とうろくで移動いどう介護かいごを使つかいたいのですが市しが「事業じぎょう所しょが見みつからないと移動いどう介護かいごの決定けっていは出だせない」と言いっていました。知人ちじんで介護かいごしてもいいという人ひとが見みつかり、東京とうきょうで移動いどう介護かいごの研修けんしゅうを受うけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくし、市しから全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいの提携ていけい事業じぎょう所しょに連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいごの決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★（西日本にしにほんのＢ村むら）　村むらに１ひとつしかヘルパー事業じぎょう所しょがなくサービスが悪わるいので、近所きんじょの知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうを受うけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくし自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★（北海道ほっかいどう）　視覚しかく障害しょうがいですが、今いままで市しで１箇所かしょの事業じぎょう所しょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーを行おこなっており、今いまも休日きゅうじつや夕方ゆうがた５時じ以降いこうは利用りようできません。夜よるの視覚しかく障害しょうがいのサークルに行いくとき困こまっていましたら、ほかの参加さんか者しゃが全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいを使つかっており、介助かいじょ者しゃを紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんも夜よるや休日きゅうじつに買かい物ものにもつかえる用ようになりました。

★（東北とうほくのＣ市し）　２４時じ間あいだ呼吸こきゅう器き利用りようのＡＬＳで介護かいご保険ほけんを使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょ者しゃを自費じひで雇やとっていましたが、介護かいご保険ほけんの事業じぎょう所しょは吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけんは家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせんの介助かいじょ者しゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくして介護かいご保険ほけんを使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも１割わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの４月がつからは支援しえん費ひ制度せいどが始はじまり、介護かいご保険ほけんを目めいっぱい使つかっているということで支援しえん費ひのヘルパーも毎日まいにち５時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくを出だして自薦じせん介助かいじょ者しゃは今いま３人にんになり、あわせて毎日まいにち１０時じ間あいだの吸引きゅういんのできる介護かいごが自薦じせんの介助かいじょ者しゃで埋うまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこくの費用ひようは全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいが負担ふたんしてくれました。介助かいじょ者しゃの時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょ者しゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきでは高たかめの時給じきゅうに設定せっていしてくれ、介助かいじょ者しゃは安定あんていしてきました。

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