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2007年4月号

必要ひつようなら長時間ちょうじかんのヘルパー時間じかんとう決定けっていするよう、厚労省こうろうしょうより事務じむ連絡れんらく

介護かいご保険ほけん対象たいしょう範囲はんい拡大かくだいは2012ねん? 09ねん断念だんねん

4がつごう
2007.4.1
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
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2007ねんがつごう    目次もくじ

   

4・・・・長時間ちょうじかんのヘルパー時間じかんとう決定けっていするよう、厚労省こうろうしょうより事務じむ連絡れんらく
6・・・・北海道ほっかいどうのオホーツクがわのAでほぼ24あいだ介護かいご保障ほしょう
8・・・・介護かいご保険ほけん障害しょうがいヘルパーとう適用てきよう関係かんけい通知つうち改正かいせい
10・・・介護かいご保険ほけん対象たいしょう範囲はんい拡大かくだいは2012ねん
13・・・生活せいかつ保護ほご基準きじゅん・19年度ねんどばん特集とくしゅう
     16・・・生活せいかつ保護ほご19年度ねんど基準きじゅんひょう
     19・・・平成へいせい19年度ねんど住宅じゅうたく扶助ふじょ特別とくべつ基準きじゅんがく
22・・・重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事務じむ連絡れんらく(2/16)の解説かいせつさい掲載けいさい
28・・・CIL(自立じりつ生活せいかつセンター)をつくりたいほう
30・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



過疎かそ地域ちいきで1にんらししたい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう

 全国ぜんこく1800市町村しちょうそんのうち、おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとりらしの長時間ちょうじかんよう介護かいご全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがいないため、ヘルパー制度せいどびていません。24あいだ介護かいご必要ひつようでも1にちあいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどない市町村しちょうそん全国ぜんこく市町村しちょうそんの6わり程度ていどにものぼります。
 これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトをおこないます。1人ひとりらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは1にち16あいだや24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃが1にんらしをしています。このような障害しょうがいしゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどび、1にち16あいだや24あいだ制度せいどができている市町村しちょうそんがあります。
 そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいど上限じょうげん」というふるかんがかた行政ぎょうせいないでなくなり、「その障害しょうがいしゃ自立じりつして地域ちいき生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようかんがえて支給しきゅう決定けっていする」というくに障害しょうがいヘルパー制度せいど理念りねん沿った制度せいどわっていきます。これにより、1人ひとりらしのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃだけではなくそれ以外いがい障害しょうがいしゃもヘルパー制度せいど必要ひつよう水準すいじゅんまでけやすくなっていきます。(実際じっさいに、10ねんまえに1にんらしのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ交渉こうしょうして24あいだ介護かいご保障ほしょうができているでは、健常けんじょうしゃ家族かぞくめいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ同居どうきょしている世帯せたいでも16〜24あいだのサービスがけられるようになっている事例じれいがあります)。

 当会とうかいでは、47都道府県とどうふけんのどの市町村しちょうそんんでいても、おなじように必要ひつようひと必要ひつようなサービスがけられるように制度せいど改善かいぜん交渉こうしょう方法ほうほう支援しえんや、重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃとうの「最初さいしょ1人ひとり」の自立じりつ支援しえんおも1人ひとりらし)を技術ぎじゅつてき財政ざいせいてきに(介護かいご費用ひよう助成じょせいなど)サポートしています。
 現在げんざい長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない(おも過疎かその)市町村しちょうそんにおまいで1にんらしをしたい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうしています。1にち16〜24あいだ介護かいご必要ひつようほう想定そうていしていますが、それ以外いがいほうもおわせください。



長時間ちょうじかんヘルパー時間じかん必要ひつよう重度じゅうど障害しょうがいしゃ適切てきせつ長時間ちょうじかんのヘルパー時間じかんとう市町村しちょうそん決定けっていするよう、厚労省こうろうしょうより事務じむ連絡れんらくました。

 障害しょうがいホームヘルパー制度せいどには上限じょうげんはありませんが、これを理解りかいせずに、一律いちりつ上限じょうげんなどをもうけている市町村しちょうそんがあるため、厚生こうせい労働省ろうどうしょうから事務じむ連絡れんらくました。(事務じむ連絡れんらくページに掲載けいさい)。長時間ちょうじかんのヘルパー時間じかん必要ひつようさい重度じゅうど障害しょうがいしゃなどに、きちんと日常にちじょう生活せいかつ維持いじできるような長時間ちょうじかんのヘルパー時間じかんすう決定けってい定型ていけい支給しきゅう決定けってい)を市町村しちょうそんおこなうようにしてもらうためです。
 一部いちぶ問題もんだいのある市町村しちょうそんでは、市町村しちょうそんさだめる支給しきゅう決定けってい基準きじゅん以上いじょう支給しきゅう決定けってい定型ていけい)を一切いっさいおこなわない市町村しちょうそんや、定型ていけいあつか方法ほうほうもうけていても、定型ていけいにも一律いちりつ上限じょうげんもうけるなどのあやまった運用うんようられます。
 この事務じむ連絡れんらく使つかって、市町村しちょうそんさだめる通常つうじょう支給しきゅう決定けってい基準きじゅんでは生活せいかつができない状況じょうきょうほうは、市町村しちょうそん課長かちょう交渉こうしょうをして、個別こべつ障害しょうがいしゃ状況じょうきょうわせて支給しきゅう決定けってい(いわゆる定型ていけい)をおこなうようにはなってください。障害しょうがいしゃがわ事細ことこまかな介護かいご状況じょうきょう障害しょうがい状況じょうきょうくわしい資料しりょうして、時間じかんをかけても説明せつめいをしつくすことが重要じゅうようです。そのうえ日常にちじょう生活せいかつ維持いじ必要ひつようなヘルパー時間じかんすうとう決定けっていしてもらうように交渉こうしょうをしてください。
 また、一部いちぶ悪質あくしつ市町村しちょうそんで、支給しきゅう決定けってい基準きじゅん段階だんかいもうけて、定型ていけい専用せんよう一律いちりつ上限じょうげんもうけているケースがありますが、定型ていけいには上限じょうげんはありません。障害しょうがいヘルパー制度せいどでは一律いちりつ上限じょうげんもうけることはやってはいけないことです。90年代ねんだい後半こうはんから厚生こうせい労働省ろうどうしょう自治体じちたいたいして市町村しちょうそんのヘルパー制度せいど上限じょうげん撤廃てっぱいするように課長かちょう会議かいぎ指示しじ文書ぶんしょしてきています。
 障害しょうがいヘルパー制度せいど理念りねんは、「障害しょうがいしゃ個々人ここじん自立じりつした生活せいかつおくれるような支給しきゅう決定けっていおこなう」ことが基本きほんです。くに障害しょうがいケアマネジメントでもそう教育きょういくがされています。
 くわしい交渉こうしょう方法ほうほうについては制度せいどがかりフリーダイヤルにおわせください。

 

事務じむ連絡れんらく
平成へいせい19ねんがつ13にち

かく 都道府県とどうふけん障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし主管しゅかんきょく) 御中おんちゅう

厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし 
企画きかく
障害しょうがい福祉ふくし

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく支給しきゅう決定けってい事務じむかか留意りゅうい事項じこうについて

 平素へいそ障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし行政ぎょうせい推進すいしん尽力じんりょくいただき、あつ御礼おれいもうげます。
  さて、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう平成へいせい17ねん法律ほうりつだい123ごう)にもとづく支給しきゅう決定けってい事務じむについては、平成へいせい18ねんがつ26にち障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし関係かんけい主管しゅかん課長かちょう会議かいぎとうにおいて、@適切てきせつかつ公平こうへい支給しきゅう決定けっていおこなうため、市町村しちょうそんにおいては、あらかじめ支給しきゅう決定けってい基準きじゅん個々ここ利用りようしゃ心身しんしん状況じょうきょう介護かいごしゃ状況じょうきょうとうおうじた支給しきゅうりょうさだめる基準きじゅん)をさだめておくことがのぞましいこと、A支給しきゅう決定けってい基準きじゅん設定せっていたっては、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん個々ここ利用りようしゃたいする支給しきゅうりょう上限じょうげんとなるものではないことに留意りゅういすること、B支給しきゅう決定けっていたっては、申請しんせいのあった障害しょうがいしゃとうについて、障害しょうがい程度ていど区分くぶんのみならず、すべての勘案かんあん事項じこうかんする一人ひとりひとりの事情じじょうまえて適切てきせつおこなうことひとしその取扱とりあつかいにかか留意りゅうい事項じこうをおしめししているところです。
  かく市町村しちょうそんにおかれましては、これまでおしめししていることに十分じゅうぶん留意りゅういしていただきたいとかんがえておりますが、とくに、日常にちじょう生活せいかつ支障ししょうしょうじるおそれがある場合ばあいには、個別こべつ給付きゅうふのみならず、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうにおけるサービスをふくめ、利用りようしゃいちにんひとりの事情じじょうまえ、たとえば、個別こべつ給付きゅうふであれば、いわゆる「定型ていけいケース」(支給しきゅう決定けってい基準きじゅんさだめられた支給しきゅうりょうによらずに支給しきゅう決定けっていおこな場合ばあい)として、個別こべつ市町村しちょうそん審査しんさかい意見いけん聴取ちょうしゅするひとしにより、適切てきせつ支給しきゅうりょう設定せっていにご留意りゅういいただきますよう、よろしくおねがいいたします。

 



北海道ほっかいどうのオホーツクがわのAでほぼ24あいだ介護かいご保障ほしょう

 北海道ほっかいどうのオホーツクがわのAでほぼ24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげんしました。今回こんかいほぼ24あいだのヘルパー制度せいどけることになったのは、介護かいご保険ほけん特定とくてい疾患しっかん対象たいしょうしゃで、介護かいご保険ほけん障害しょうがいヘルパーの2制度せいど実現じつげんしました。
 2人ふたり介護かいご一部いちぶ必要ひつようなので24あいだ完全かんぜん保障ほしょうではないですが、支給しきゅうりょうからうとほぼ24あいだ保障ほしょうみになります。障害しょうがいしゃ課長かちょう交渉こうしょうし、実現じつげんしました。



厚生こうせい労働省ろうどうしょう人事じんじ異動いどう情報じょうほう

障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし

 障害しょうがい福祉ふくし訪問ほうもんサービスがかり(ヘルパー制度せいど担当たんとう)の係長かかりちょう係員かかりいん、そのうえのヘルパー制度せいどなどの担当たんとう課長かちょう補佐ほさ異動いどうしました。市町村しちょうそんから厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがいヘルパー制度せいど質問しつもんとう電話でんわしたときに、電話でんわかかりですので、しばらくのあいだは、誤解ごかいこたえ指導しどうよわくなる場合ばあいがあるかもしれません。市町村しちょうそんとの交渉こうしょうのときに問題もんだいがあれば当会とうかい制度せいどがかりまでおらせください。

社会しゃかい援護えんごきょく

 保護ほご保護ほごがかり係長かかりちょう係員かかりいん異動いどうしました。他人たにん介護かいごりょう関係かんけいとう一時いちじてき都道府県とどうふけん市町村しちょうそんへの指導しどうよわまるなど問題もんだいこった場合ばあいは、当会とうかい制度せいどがかりまでおらせください。



介護かいご保険ほけん障害しょうがいヘルパーとう適用てきよう関係かんけい通知つうち改正かいせい

 介護かいご保険ほけん上乗うわの利用りよう(ここでは、介護かいご保険ほけんのヘルパー時間じかんではりないので障害しょうがいヘルパー制度せいどをさらに使つかえるという意味いみ)は、支援しえん制度せいどでは全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ限定げんていされていましたが、自立じりつ支援しえんほうあたらしい通知つうちでは以下いかのように要件ようけん緩和かんわされており、障害しょうがい種別しゅべつかかわらず上乗うわの利用りよう可能かのうとなりました。(障害しょうがいかかり必要ひつようかんがえるサービスが、介護かいご保険ほけんのサービスよりおおければ、そののサービスりょう障害しょうがい施策しさくす。たとえば、障害しょうがいかかりが、ある障害しょうがいしゃ毎日まいにち10あいだのヘルパー制度せいど必要ひつようかんがえた場合ばあい介護かいご保険ほけん毎日まいにちあいだ訪問ほうもん介護かいご使つかえる場合ばあいは、10−3=7と計算けいさんし、1にちあいだ障害しょうがいヘルパーの支給しきゅう決定けっていおこなってくださいという意味いみです)。

通知つうち抜粋ばっすい

 在宅ざいたく障害しょうがいしゃで、申請しんせいかか障害しょうがい福祉ふくしサービスについて当該とうがい市町村しちょうそんにおいて適当てきとうみとめる支給しきゅうりょうが、当該とうがい障害しょうがい福祉ふくしサービスに相当そうとうする介護かいご保険ほけんサービスにかか保険ほけん給付きゅうふ居宅きょたく介護かいごサービスとう区分くぶん支給しきゅう限度げんど基準きじゅんがく制約せいやくから、介護かいご保険ほけんのケアプランじょうにおいて介護かいご保険ほけんサービスのみによって確保かくほすることができないものとみとめられる場合ばあい

 障害しょうがいヘルパー制度せいどとはちがい、介護かいご保険ほけんでは1にんらしでも使つかえるヘルパー時間じかんすうえるということはありません(よう介護かいご認定にんていは、家族かぞく状況じょうきょう完全かんぜん無視むしし、本人ほんにん身体しんたいとう状況じょうきょうのみを指標しひょうにするため)。このため、1人ひとりらしの障害しょうがいしゃ軽度けいどでも重度じゅうどでも、介護かいご保険ほけん限度げんどがくだけではりないのが普通ふつうです。(ぎゃくに、介護かいごできる家族かぞくおおくいると、介護かいご保険ほけん限度げんどがくはたいていあまって使つかのこすのが普通ふつうです。このため、悪質あくしつ事業じぎょうしゃが、必要ひつようなサービスを全国ぜんこくてきったため、介護かいご保険ほけんでは、発足ほっそくねん制度せいど改正かいせいおこない、けの方向ほうこうおおきくかじりました。家事かじ援助えんじょ極端きょくたんけや、ケアマネの権限けんげん強化きょうかにより、市町村しちょうそんがケアマネをけ、ケアマネは利用りようしゃ本人ほんにんけるなど、当初とうしょ理念りねんとはまったちがった制度せいどになってきています。人工じんこう呼吸こきゅう利用りようのALSでも連続れんぞく時間じかん以上いじょうのサービス利用りようみとめられないもあります。)
 いままでは、1人ひとりらしなどで介護かいご保険ほけん水準すいじゅんでサービスが不足ふそくしても、全身ぜんしんせい障害しょうがいでなければ、障害しょうがいヘルパーの上乗うわの利用りようができませんでした。しかし、上記じょうきのような介護かいご保険ほけんのシステムの欠陥けっかんから、障害しょうがいしゃが1にんらしであれば、全身ぜんしんせいでなくとも、よう介護かいごひくくても介護かいご保険ほけんだけでは制度せいど不足ふそくします。このため、あたらしいあつかいでは、いままで原則げんそくきゅう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃかぎられていた上乗うわの利用りようが、すべての障害しょうがいしゃ拡大かくだいされました。
 たとえば、1人ひとりらしの知的ちてき障害しょうがいしゃは、個々人ここじんによっては最高さいこう24あいだ介護かいご必要ひつようです。実際じっさいに24あいだ支給しきゅう決定けっていけている知的ちてき障害しょうがいしゃもいます。これらの障害しょうがいしゃも、いままでは介護かいご保険ほけん対象たいしょう年齢ねんれいになっても介護かいご保険ほけんたいする障害しょうがいヘルパーの上乗うわの利用りようができませんでしたが、今後こんご可能かのうになります。このほか、肢体したい不自由ふじゆうでも、従来じゅうらい下肢かし障害しょうがいのみの場合ばあいでは上乗うわの利用りようできませんでしたが、これも、上乗うわの利用りよう可能かのうになります。
 また、「介護かいご保険ほけん限度げんどがく単位たんいすう過半数かはんすう訪問ほうもん介護かいご使つかわないといけない」という規制きせいもなくなったため、ALSなどで、介護かいご保険ほけん訪問ほうもん入浴にゅうよくしゅうかい使つかっているケース(福祉ふくし機器きき使つかうので、ヘルパーの単位たんいすう介護かいご保険ほけん全体ぜんたいの50%未満みまんになる)などでも、障害しょうがいヘルパーの上乗うわの利用りよう可能かのうになりました。

(このあつかいの実施じっしは、事務じむ処理しょり要綱ようこうあん)により2006ねん10がつからおこなわれています。今回こんかい、2007ねん3がつ28にちづけ正式せいしき通知つうちました。)

通知つうち全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさいしています。

きゅう通知つうち



介護かいご保険ほけん対象たいしょう範囲はんい拡大かくだいは2012ねん

厚生こうせい労働省ろうどうしょう、2009年度ねんど統合とうごう断念だんねん模様もよう

 厚生こうせい労働省ろうどうしょう幹部かんぶは2009年度ねんど介護かいご保険ほけんへの障害しょうがい統合とうごう断念だんねんした模様もようです。しかし、その情報じょうほう新聞しんぶんにリークし、統合とうごう賛成さんせいうごきを期待きたいしているようです。また、有識者ゆうしきしゃ会議かいぎなどの外堀そとぼりは「介護かいご保険ほけん対象たいしょう拡大かくだい普遍ふへん」という方向ほうこう議論ぎろんをまとめようとしており、次回じかいおおきな改正かいせい時期じきである、2012ねんには障害しょうがいとの統合とうごう目指めざしているような状況じょうきょうです。
 現在げんざい介護かいご保険ほけん制度せいど財政難ざいせいなんで、極端きょくたんけにより家事かじ援助えんじょてており、ひどいでは、ALSでも連続れんぞく時間じかん以上いじょうのヘルパー利用りようきんじられている自治体じちたいもあるなど、障害しょうがいヘルパー制度せいどくらべてわる制度せいどにどんどんわっていっています。介護かいご保険ほけんでは家族かぞく同居どうきょでも、1人ひとりらしと限度げんどがくわらないので、不要ふようなサービスを民間みんかん営利えいり企業きぎょうなどがすすめているといった問題もんだいてんも、制度せいど利用りようけの原因げんいんになっています。すうねんまえくらべても、介護かいご保険ほけんとの統合とうごう大変たいへん危険きけんになってきています。障害しょうがいヘルパー制度せいど介護かいご保険ほけんれずに税金ぜいきん財源ざいげん予算よさんやしていく運動うんどう全国ぜんこくてきおこなわないと、危険きけん状況じょうきょうです。

介護かいご保険ほけん対象たいしょう範囲はんい拡大かくだい 09年度ねんど実施じっし見送みおく

(2007ねん4がつ11にち 読売新聞よみうりしんぶん

 厚生こうせい労働省ろうどうしょうは10にち介護かいご保険ほけん保険ほけんりょう負担ふたんしゃとサービス 受給じゅきゅうしゃ対象たいしょう範囲はんい拡大かくだいについて、次期じき保険ほけんりょう改定かいていである 2009年度ねんどからの実施じっし見送みおく方針ほうしんかためた。
 負担ふたんぞうとなる企業きぎょうや、障害しょうがいしゃ団体だんたいなどの合意ごうい形成けいせいむずかしく、ほう改正かいせい自治体じちたい準備じゅんび期間きかんなどを考慮こうりょすると、さらに時間じかんが かかると判断はんだんした。ただし、将来しょうらい拡大かくだいけ、つづ議論ぎろんしていくかんがえだ。
 範囲はんい拡大かくだいは、現在げんざい40さい以上いじょうとなっている保険ほけんりょう負担ふたんしゃを、39さい以下いかひろげるとともに、サービス受給じゅきゅうしゃも、現行げんこう原則げんそく65さい以上いじょうからげる抜本ばっぽんてき制度せいど改正かいせい保険ほけん財政ざいせい安定あんていさせるねらいがある。
 04ねんから05ねんにかけて議論ぎろんされた制度せいど改革かいかく最大さいだい論点ろんてんで、そのさい結論けつろんず、06ねんがつ施行しこう改正かいせい介護かいご保険ほけんほうには、「検討けんとう結果けっか、09年度ねんどをめどに所要しょよう措置そちこうじる」との付則ふそくもうけられた。このため、厚労省こうろうしょう昨年さくねんがつ有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ設置せっちした。
 このひらかれた有識者ゆうしきしゃ会議かいぎでは、将来しょうらいてき拡大かくだいについては賛成さんせい意見いけんおおかった一方いっぽうで、「(負担ふたんぞうとなる)若年じゃくねんそう理解りかいられるのか」「障害しょうがいしゃへのサービスは(保険ほけんりょうで はなく現行げんこうどおり)ぜいまかなうべきだ」などの慎重しんちょう意見いけん根強ねづよく聞 かれた。有識者ゆうしきしゃ会議かいぎなつまでにまとめる予定よてい報告ほうこくしょも、両論りょうろん併記へいきにとどまる見通みとおしだ。

3月さんがつ・4がつ厚生こうせい労働省ろうどうしょう有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ報告ほうこく

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

がつ

 3月さんがつにちだいかい介護かいご保険ほけん制度せいど受給じゅきゅうしゃ保険ほけんしゃかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ開催かいさいされました。有識者ゆうしきしゃ調査ちょうさでは、範囲はんい拡大かくだいについては慎重しんちょうろん反対はんたいろんが6わり以上いじょうめる結果けっかとなっているものがしめされており、前回ぜんかい障害しょうがいしゃ団体だんたいのヒアリングとあわせて、委員いいんからも拙速せっそく議論ぎろんけるべきとの意見いけんされています。一方いっぽう介護かいご保険ほけん障害しょうがい年齢ねんれい対象たいしょう区切くぎらない「普遍ふへんてきサービス」とすることにはつよ反対はんたい意見いけんもみられず、現時点げんじてんでは困難こんなんだが「将来しょうらいてきには」という言葉ことば先送さきおくりする意見いけんされています。
 後半こうはんのまとめにけての議論ぎろんでは、資料しりょう5として厚労省こうろうしょう事務じむきょくからされた論点ろんてん整理せいりが、統合とうごう前提ぜんていとしてかれている部分ぶぶんがあり、修正しゅうせいもとめる委員いいんもいました。
 次回じかい会議かいぎは4がつ10にち予定よていされ、今日きょう資料しりょう5をたたきだいとしてとりまとめへの議論ぎろんがされます。また、事務じむきょく座長ざちょうからは5がつちゅうには報告ほうこくしょとして会議かいぎ結論けつろんをまとめたいとのスケジュールがしめされています。
 ホームページにに傍聴ぼうちょうメモと資料しりょうをアップロードしています。

がつ

 4がつ10にちだいかい介護かいご保険ほけん制度せいど受給じゅきゅうしゃ保険ほけんしゃかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ開催かいさいされました。今回こんかいはこれまでの議論ぎろんまえてまとめにけた論点ろんてん整理せいり事務じむきょくよりしめされ、また4めい委員いいんからまとめの意見いけんしょ提出ていしゅつされした。
 これまでの障害しょうがい団体だんたいのヒアリングや、有識者ゆうしきしゃ調査ちょうさでは保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんい拡大かくだいについては慎重しんちょうろん反対はんたい意見いけんおおかった状況じょうきょうでしたが、今回こんかいはうってかわって、おおくの委員いいんが「介護かいご保険ほけん普遍ふへん賛成さんせい」という持論じろん展開てんかいし、「年齢ねんれい疾病しっぺい限定げんていすることなく、介護かいご保険ほけん普遍ふへんへすることに反対はんたいはないのではないか」という意見いけんされました。企業きぎょう負担ふたんぞう懸念けねんする経営けいえいしゃ団体だんたい保険ほけんりょう徴収ちょうしゅう後期こうき高齢こうれいしゃ医療いりょう保険ほけんなどの負担ふたんぞうなどを危惧きぐする市長しちょうかい町村ちょうそんかい依然いぜんとして拡大かくだいこととなえていますが、この会議かいぎ自体じたいがもともと賛成さんせいおお委員いいん構成こうせいであるため、普遍ふへんへの議論ぎろん加速かそくしているかんいなめません。障害しょうがいしゃ団体だんたいそうじての反対はんたい慎重しんちょうろんや、有識者ゆうしきしゃ調査ちょうさ結果けっかをないがしろにした議論ぎろんになっており、いままでの議論ぎろんなにのためだったのか、結論けつろんありきの会議かいぎではないかという疑念ぎねんちます。またこのあいだ厚生こうせい労働省ろうどうしょうは「介護かいご保険ほけん拡大かくだい」「障害しょうがいしゃ施策しさくとの統合とうごう」とうのではなく、「介護かいご保険ほけん普遍ふへん」という言葉ことばもちいていることにも懸念けねんがあります。社会しゃかい保険ほけんとしてより幅広はばひろく、制度せいど谷間たにまをなくし、だれでも使つかえる制度せいどにということをことさら強調きょうちょうしており、3ねんまえに「統合とうごう」という言葉ことば使つかい、失敗しっぱいしているわだちまないとして、「たりのい」言葉ことば使つかっているようにもおもいます。この「普遍ふへん」というのがなに意味いみするのか、厚労省こうろうしょうは「よう介護かいごになった理由りゆう年齢ねんれいわず、すべての介護かいごニーズにこたえることを目的もくてきとした制度せいど」としていますが、「すべての介護かいごニーズにこたえる」には現行げんこう介護かいご保険ほけんサービスは限定げんていてきなものであり、だれもが地域ちいききていくために必要ひつようなニーズにこたえるサービスをられるというしん意味いみでの普遍ふへんとはほどとおいものといわざるをません。次回じかい会議かいぎでは中間ちゅうかんまとめあんされる予定よていです。参議院さんぎいんせんまえ負担ふたんぞうとなる保険ほけんしゃ拡大かくだいをどれだけ明確めいかくしめすかはわかりませんが、「一定いってい方向ほうこうせい普遍ふへんすべき」という方針ほうしん明確めいかくしめしてくる可能かのうせい危惧きぐされます。場合ばあいによっては介護かいご保険ほけん統合とうごう議論ぎろんがにわかに再燃さいねんしていくこともかんがえられます。
 次回じかいは5がつ21にち開催かいさい予定よていになっています。注視ちゅうし必要ひつようです。
 ホームページにに傍聴ぼうちょうメモと資料しりょうをアップロードしています。



生活せいかつ保護ほご基準きじゅん・19年度ねんどばん 

(1人ひとりらしの場合ばあい月額げつがく)

(このがくより収入しゅうにゅうすくなかったら生保せいほ開始かいしになる基準きじゅん

介護かいご必要ひつようないひとは69720+14430(重度じゅうど障害しょうがいしゃ加算かさん他人たにん介護かいごりょう一般いっぱん基準きじゅん)をいたがく生保せいほ基準きじゅんになります。
実際じっさいには他人たにん介護かいごりょう特別とくべつ基準きじゅん所長しょちょう承認しょうにん大臣だいじん承認しょうにん生保せいほがくえます。
★このひょうっている部分ぶぶん申請しんせいして原則げんそく14にち以内いないけられます。特別とくべつ基準きじゅん部分ぶぶんはそれ以上いじょうかかります。(電話でんわ毎日まいにち進行しんこうかないと特別とくべつ基準きじゅん書類しょるいたなざらしにされることがあるので注意ちゅうい)

厚労省こうろうしょう保護ほご係長かかりちょうだん:「生保せいほけられるかどうかの『生保せいほ基準きじゅん』の算定さんていに、『介護かいご必要ひつよう車椅子くるまいす障害しょうがいしゃ場合ばあいは、住宅じゅうたく扶助ふじょ(1.3ばいがく)と他人たにん介護かいごりょう一般いっぱん基準きじゅんれるよう』各地かくち福祉ふくし事務所じむしょのワーカーに指導しどうしているのですが、まもられていない場合ばあい指導しどうしますので連絡れんらくください。」

★↑生保せいほ基準きじゅんについて、福祉ふくし事務所じむしょのワーカーが無知むち場合ばあい、@このひょうせて指摘してきしてください。Aそれでもだめなら、当会とうかい制度せいどがかり連絡れんらくいただけば、厚労省こうろうしょう保護ほごから指導しどうしてもらいます。

 

生活せいかつ保護ほごけて、介護かいごりょう敷金しききん礼金れいきん家賃やちん住宅じゅうたく改造かいぞう高額こうがく福祉ふくし機器ききけよう

 障害しょうがいしゃ使つかえる家賃やちん助成じょせい制度せいど・20まんえん以上いじょう住宅じゅうたく改造かいぞう介護かいごりょう制度せいどで、全国ぜんこくどこでも利用りようできるものは生活せいかつ保護ほごなかにある制度せいどだけです。
 生活せいかつ保護ほごでなくても使つかえる、介護かいごとう制度せいどつくっていく行政ぎょうせい交渉こうしょうつづつづけていかねばなりませんが、行政ぎょうせい交渉こうしょうをする前提ぜんていとして、いま現在げんざいいちにんらしの重度じゅうど障害しょうがいしゃが1にん以上いじょういないと「当事とうじしゃとしての効果こうかのある交渉こうしょう」はできないので、とりあえず自分じぶん制度せいどつくるまでは生活せいかつ保護ほごをとって生活せいかつするしかありません。

19年度ねんど生保せいほ基準きじゅんがくは、以下いかのようになります。

他人たにん介護かいごりょう 一般いっぱん基準きじゅんまんえんだいから大臣だいじん承認しょうにんは13まんえんだい〜18まんえんだい
家賃やちん 住宅じゅうたく扶助ふじょ特別とくべつ基準きじゅん1.3ばいがく東京とうきょうの1・2きゅうれい
つきまん9800えん
住宅じゅうたく改造かいぞう 生活せいかつ福祉ふくし資金しきん生保せいほ併用へいようして 全国ぜんこく一律いちりつ240まんえん
高額こうがく福祉ふくし機器きき 生活せいかつ福祉ふくし資金しきん生保せいほ併用へいようして 全国ぜんこく一律いちりつ73まんえん

くわしくは資料集しりょうしゅうかん生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく改造かいぞう福祉ふくし機器きき制度せいど」をごらんください。

生活せいかつ保護ほごは、資産しさんがなくて、収入しゅうにゅうが「年金ねんきん特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて」だけの一人暮ひとりぐらし障害しょうがいしゃ介護かいご必要ひつようひと)なら、だれでもけられます。
★いわゆる憲法けんぽうさだめられた「最低さいてい限度げんど生活せいかつ以下いか生活せいかつ状態じょうたいひと生活せいかつ保護ほごでその差額さがく公費こうひめられると保護ほごほう規定きていされています。「最低さいてい限度げんど生活せいかつ」は、おかねなおすと「生保せいほ基準きじゅん」(もっと田舎いなかの"3きゅうの2"のところで20まんえん以上いじょう東京とうきょうの"1きゅうの1"のところで26まんえん以上いじょう)というものになり、月々つきづき収入しゅうにゅうがこの金額きんがく以下いかなら生保せいほ開始かいしされます。
現在げんざい年金ねんきん特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて(11まんえんじゃく)」だけでらしている一人暮ひとりぐらし障害しょうがいしゃは、全員ぜんいん憲法けんぽう違反いはんていレベルの生活せいかつ』をしていることになります。

生活せいかつ保護ほごければ、自立じりつ支援しえんほう自己じこ負担ふたんは0えん

  単身たんしん全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ生活せいかつ保護ほごけやすく、全国ぜんこくどこでも、収入しゅうにゅうつき20まんえん〜26まんえん以下いかならけられます。(貯金ちょきんなどの資産しさんがあれば、生活せいかつ保護ほごけられるがく毎月まいつき介護かいごりょう家賃やちんなどに使つかい、使つか次第しだい申請しんせいできます。)
 収入しゅうにゅうとは、@障害しょうがい年金ねんきん、A特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて(このふた合計ごうけいで11まんえんじゃく)、 B仕送しおくりなど、C給与きゅうよ(ただし一定いってい控除こうじょあり)、D保険ほけん受取うけとりがく、などの合計ごうけいになります。これらの合計ごうけいが、(1人ひとりらしの場合ばあい)3きゅうの2ならつき20まんえん以下いか、1きゅうの1なら26まんえん以下いかなら生活せいかつ保護ほごけられます。

 資産しさんがある場合ばあい、すぐには生活せいかつ保護ほごけられません。たとえば、貯金ちょきんがある場合ばあい、アパートをりる敷金しききん礼金れいきん使つかう、住宅じゅうたく改造かいぞうをする、リフトカーをう、福祉ふくし機器きき介護かいご費用ひよう研修けんしゅう旅行りょこう東京とうきょうなどでおこなわれている自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリングの集中しゅうちゅう講座こうざなどに参加さんか、(いずれも、介護かいごしゃにん交通こうつう介護かいごりょう支払しはらえば、かなりのがくになります)などに使つかってください。それでもあま場合ばあい毎月まいつき、「大臣だいじん承認しょうにん介護かいごりょう家賃やちん」のがくやく20まんえん)を毎月まいつき貯金ちょきんからろして、介護かいごりょう家賃やちん使つかっていってください。(このがくは、生活せいかつ保護ほご開始かいしされたら生活せいかつ保護ほご制度せいどとしてけられますので、貯金ちょきんきても、おな生活せいかつ生活せいかつ保護ほごけながら継続けいぞくできます)。
 いえ土地とち資産しさんがある場合ばあい基本きほんてきには売却ばいきゃくしておかね使つかるまでは、生活せいかつ保護ほごけられません。ただし、現在げんざい住居じゅうきょとして使つかっている家屋かおくは、その地域ちいき生保せいほ家賃やちん基準きじゅんりられるひろ程度ていど場合ばあい保有ほゆうみとめられます。もっとひろ場合ばあいは、いている部屋へや間貸まがしにすなどして、収入しゅうにゅうくわえる努力どりょくをすることで、保有ほゆうみとめられます。これらの場合ばあい自分じぶんいえがあるので、生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく扶助ふじょけられません。

生活せいかつ保護ほご19年度ねんど基準きじゅんひょう月額げつがく

   13ページの生活せいかつ保護ほご基準きじゅんがくひょうながらこのページの基準きじゅんがく詳細しょうさいをごらんください。生活せいかつ保護ほご基準きじゅんがく以下いか収入しゅうにゅう障害しょうがいしゃは、資産しさんがなければ、生活せいかつ保護ほごけられます。(たとえば、基礎きそ年金ねんきん特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあてのみのほう収入しゅうにゅうつき11まんえん以下いかですが、生保せいほ基準きじゅんつき20まんえんから26まんえんです)。 (ここすうねん物価ぶっかとうわっていないため生活せいかつ保護ほごはほとんどわっていません)

だいるい 基準きじゅんがく  えん

きゅうべつ
年齢ねんれい区分くぶん
きゅう−1 きゅう−2 きゅう−1 きゅう−2 きゅう−1 きゅう−2
0さい 〜 2さい 20,900 19,960 19,020 18,080 17,140 16,200
3さい 〜 5さい 26,350 25,160 23,980 22,790 21,610 20,420
6さい 〜 11さい 34,070 32,540 31,000 29,470 27,940 26,400
12さい 〜 19さい 42,080 40,190 38,290 36,400 34,510 32,610
20さい 〜 40さい 40,270 38,460 36,650 34,830 33,020 31,210
41さい 〜 59さい 38,180 36,460 34,740 33,030 31,310 29,590
60さい 〜 69さい 36,100 34,480 32.850 31,230 29,600 27,980
70さい以上いじょう 32,340 31,120 29,430 28,300 26,520 25,510

 1るいおも食費しょくひ出費しゅっぴ想定そうていした基準きじゅんがく1人ひとり1にんごとに上記じょうきがくす。たとえば、(1きゅう−1)にむ25さいと30さい夫婦ふうふと3歳児さいじ世帯せたい場合ばあい、40,270+40,270+26,350えん合計ごうけいがその世帯せたいの1るいがくとなる。17年度ねんどより、4にん以上いじょう多人数たにんずう家族かぞく場合ばあい単純たんじゅん人数にんずうぶんすのではなく、2%〜4%減額げんがくとなる改正かいせいがされた。

だいるい 基準きじゅんがく  えん

基準きじゅんがく冬季とうき加算かさん省略しょうりゃく   おび  ひと  いん  べつ
1人ひとり 2人ふたり にん にん にん以上いじょうにんすごとに加算かさんするがく
きゅう−1 43,430 48,070 53,290 55,160 440
きゅう−2 41,480 45,910 50,890 52,680 440
きゅう−1 39,520 43,740 48,490 50,200 400
きゅう−2 37,570 41,580 46,100 47,710 400
きゅう−1 35,610 39,420 43,700 45,230 360
きゅう−2 33,660 37,250 41,300 42,750 360

 2るい世帯せたいごとの光熱こうねつ備品びひん経費けいひ想定そうていした基準きじゅんがく世帯せたいごとに、人数にんずうおうじて基準きじゅんがくまる。夫婦ふうふ子供こどもにんの3にん世帯せたい場合ばあい、(1きゅう−1で)53,290えん基準きじゅんがくとなる。上記じょうきひょうのほか冬場ふゆばでは北国きたぐに冬季とうき加算かさんがある

障害しょうがいしゃ加算かさん(1・2きゅう
きゅうべつ 在宅ざいたく 入院にゅういん入所にゅうしょ
きゅう 26,850 22,340
きゅう 24,970
きゅう 23,100
  いわゆる重度じゅうど障害しょうがいしゃ加算かさん
特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて対象たいしょうしゃ常時じょうじ介護かいご必要ひつようとするもの)
ぜんきゅう共通きょうつう 14,380えん

家賃やちん扶助ふじょ

ぜん都道府県とどうふけん指定してい都市とし中核ちゅうかくごとに、1〜2きゅうと3きゅう基準きじゅんがくがある。全国ぜんこく一覧いちらんひょうは、次々つぎつぎページに掲載けいさいしています。

かく市町村しちょうそんのくわしいのがくりたいほうは、ホームページの「平成へいせい19年度ねんど 生活せいかつ保護ほご基準きじゅん生活せいかつ保護ほご実施じっし要領ようりょうとうあん)」2007/04/09を参照さんしょうしてください。

以上いじょう生活せいかつで、以下いか生活せいかつ使つかえない(介護かいごしゃ支払しはらう)もの

他人たにん介護かいご加算かさん(19年度ねんど基準きじゅん)

 ひと かい まもる  さん
(いわゆる一般いっぱん基準きじゅん):ぜんきゅう共通きょうつう  69,720えん
福祉ふくし事務所じむしょちょう承認しょうにん):ぜんきゅう共通きょうつう 104,590えん
大臣だいじん承認しょうにん):きゅうとはべつ基準きじゅん
 かく都道府県とどうふけん賃金ちんぎん水準すいじゅん全国ぜんこくよん段階だんかいけている
(ここすうねん物価ぶっかとうわっていないため生活せいかつ保護ほごはほとんどわっていません)
19年度ねんど単価たんかがつ18まん5600えん東京とうきょうほか)
つき17まん0000えん大阪おおさかほか)
つき15まん7800えん兵庫ひょうごほか)
つき13まん9200えん(その地域ちいき

19年度ねんど他人たにん介護かいごりょう大臣だいじん承認しょうにん前年度ぜんねんど同額どうがく

なお、大臣だいじん承認しょうにん継続けいぞく申請しんせいしょセットは今年ことしから月刊げっかんへの掲載けいさいをいたしません。 相談そうだん会員かいいんには、介護かいご事業じぎょうしょ税務ぜいむ報告ほうこくをしている法人ほうじんなどと契約けいやくしているか確認かくにんのうえ継続けいぞく申請しんせいセットをおおくりしますので、おわせください。

家族かぞく介護かいご場合ばあい他人たにん介護かいごではなく家族かぞく介護かいごりょう12,060えんとなる

 生活せいかつ保護ほごには、以上いじょうのほか、様々さまざま加算かさんや、控除こうじょ特例とくれいなどがあります。1〜3きゅう全国ぜんこく2000市町村しちょうそんごとに物価ぶっかとうもとめられています。(大都市だいとしが「1きゅう−1」)自分じぶん市町村しちょうそんきゅうるには、自分じぶん市町村しちょうそん役場やくば保護ほご電話でんわしてくか、以下いか冊子さっし巻末かんまつ掲載けいさいされていますので参照さんしょうしてください。

@生活せいかつ保護ほご手帳てちょうぜん社協しゃきょう発行はっこう:2500えん程度ていど毎年まいとししん年度ねんどばんなつごろ発行はっこうされる。書店しょてん注文ちゅうもん可能かのう。(役所やくしょ生活せいかつ保護ほご担当たんとうしゃ(ケースワーカー)は、これをながら仕事しごとをしています)
A平成へいせい19年度ねんど生活せいかつ保護ほご基準きじゅん生活せいかつ保護ほご実施じっし要領ようりょうとう (当会とうかいホームページにまるごと掲載けいさいぜんページで紹介しょうかい)(上記じょうき生活せいかつ保護ほご手帳てちょう」の前半ぜんはん部分ぶぶん医療いりょう扶助ふじょ以外いがい)とほぼおな内容ないようです)

平成へいせい19年度ねんど生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく扶助ふじょ特別とくべつ基準きじゅんがく

昨年度さくねんど基準きじゅんがくかわっていません。政令せいれい指定してい都市としえたのですこかわっただけです。

部屋へやなか車椅子くるまいす使つか場合ばあいは1にんらしでも基準きじゅんがくではなく、1.3ばいがく使つかえます)

    1、2きゅう 3きゅう
基準きじゅんがく 1.3ばいがく 7にん世帯せたい基準きじゅん 基準きじゅんがく 1.3ばいがく 7にん世帯せたい基準きじゅん
      えん     えん  
1 北海道ほっかいどう 29,000 37,000 45,000 24,000 31,000 38,000
2 青森あおもりけん 31,000 40,300 48,400 23,100 31,000 37,000
3 岩手いわてけん 31,000 40,000 48,000 25,000 33,000 39,000
4 宮城みやぎけん 35,000 45,100 55,000 28,000 37,000 45,000
5 秋田あきたけん - - - 28,000 37,000 45,000
6 山形やまがたけん 31,000 40,000 48,000 28,000 37,000 45,000
7 福島ふくしまけん 31,000 41,000 49,000 29,000 38,000 45,000
8 茨城いばらきけん 35,400 46,000 55,000 35,400 46,000 55,200
9 栃木とちぎけん 32,000 41,800 50,000 32,200 41,800 50,200
10 群馬ぐんまけん 34,200 44,500 53,400 30,700 39,900 47,900
11 埼玉さいたまけん 47,700 62,000 74,400 41,500 53,900 64,700
12 千葉ちばけん 46,000 59,800 71,800 37,200 48,400 58,100
13 東京とうきょう 53,700 69,800 83,800 40,900 53,200 63,800
14 神奈川かながわけん 46,000 59,800 71,800 43,000 56,000 67,000
15 新潟にいがたけん 31,800 41,000 49,700 28,000 36,400 43,700
16 富山とやまけん 30,000 39,000 47,000 21,300 27,700 33,200
17 石川いしかわけん 33,100 43,000 52,000 31,000 40,100 48,100
18 福井ふくいけん 32,000 41,000 49,000 24,600 32,000 38,400
19 山梨やまなしけん 28,400 36,900 44,300 28,400 36,900 44,300
20 長野ながのけん 37,600 48,900 58,700 31,800 41,300 49,600
21 岐阜ぎふけん 32,200 41,800 50,200 29,000 37,700 45,200
22 静岡しずおかけん 37,000 48,000 58,000 37,200 48,300 58,000
23 愛知あいちけん 37,000 48,100 58,000 36,000 46,600 56,000
24 三重みえけん 35,200 45,800 55,000 33,400 43,400 52,100
25 滋賀しがけん 41,000 53,000 63,000 39,000 50,700 60,800
26 京都きょうと 41,000 53,000 64,000 38,200 49,700 59,600
27 大阪おおさか 42,000 55,000 66,000 30,800 40,000 48,000
28 兵庫ひょうごけん 42,500 55,300 66,400 32,300 42,000 50,400
29 奈良ならけん 40,000 52,000 63,000 35,700 46,000 55,000
30 和歌山わかやまけん - - - 29,800 38,800 46,600
31 鳥取とっとりけん 36,000 46,000 56,000 34,000 44,000 53,000
32 島根しまねけん 35,000 46,000 55,000 28,200 37,000 44,000
33 岡山おかやまけん 34,800 45,000 54,000 30,000 40,000 48,000
34 広島ひろしまけん 35,000 46,000 55,000 33,000 43,000 52,000
35 山口やまぐちけん 31,000 40,000 48,000 28,200 37,000 45,000
36 徳島とくしまけん 29,000 38,000 45,000 28,000 36,000 43,000
37 香川かがわけん - - - 33,000 43,000 52,000
38 愛媛えひめけん - - - 27,000 35,000 42,000
39 高知こうちけん - - - 26,000 34,000 41,000
40 福岡ふくおかけん 31,600 41,100 49,300 26,500 34,400 41,300
41 佐賀さがけん 30,300 39,400 47,300 28,200 37,000 44,000
42 長崎ながさきけん 29,000 37,600 45,000 28,000 36,400 44,000
43 熊本くまもとけん 30,200 39,200 47,000 26,200 34,100 41,000
44 大分おおいたけん 27,500 35,700 42,800 26,600 34,600 41,500
45 宮崎みやざきけん - - - 23,000 29,700 35,600
46 鹿児島かごしまけん - - - 24,200 31,500 38,000
47 沖縄おきなわけん 32,000 41,800 50,000 30,800 40,000 48,000
48 札幌さっぽろ 36,000 46,000 56,000 - - -
49 仙台せんだい 37,000 48,000 58,000 - - -
50 さいたま 47,700 62,000 74,400 - - -
51 千葉ちば 45,000 59,000 71,000 - - -
52 横浜よこはま 53,700 69,800 83,800 - - -
53 川崎かわさき 53,700 69,800 83,800 - - -
54 静岡しずおか 39,900 51,900 62,000 - - -
55 名古屋なごや 35,800 46,600 56,000 - - -
56 京都きょうと 42,500 55,000 66,000 - - -
57 大阪おおさか 42,000 54,000 64,000 - - -
58 さかい 40,000 52,000 62,000 - - -
59 神戸こうべ 42,500 55,300 66,400 - - -
60 広島ひろしま 42,000 55,000 66,000 - - -
61 北九州きたきゅうしゅう 31,500 40,900 49,000 - - -
62 福岡ふくおか 37,000 48,000 57,600 - - -
63 旭川あさひかわ 28,000 36,000 44,000 - - -
64 函館はこだて 29,000 37,000 45,000 - - -
65 青森あおもり 31,000 40,300 48,000 - - -

66

秋田あきた 31,000 40,000 48,000 - - -
67 郡山こおりやま - - - 30,000 39,000 47,000
68 いわき - - - 30,000 40,000 48,000
69 宇都宮うつのみや 38,100 49,500 59,400 - - -
70 川越かわごえ 47,700 62,000 74,000 - - -
71 船橋ふなばし 46,000 59,800 71,000 - - -
72 横須賀よこすか 46,000 59,800 71,800 - - -
73 相模原さがみはら 46,000 59,800 71,800 - - -
74 新潟にいがた 35,500 46,200 55,400 - - -
75 富山とやま 30,800 40,000 48,000 - - -
76 金沢かなざわ 34,000 44,000 53,000 - - -
77 長野ながの 37,600 48,900 58,700 - - -
78 岐阜ぎふ 32,000 41,600 50,000 - - -
79 浜松はままつ 37,700 49,000 59,000 - - -
80 豊橋とよはし 38,000 49,000 59,000 - - -
81 豊田とよだ 37,400 48,600 58,300 - - -
82 岡崎おかざき 37,000 48,000 57,000 - - -
83 高槻たかつき 42,000 54,000 65,000 - - -
84 東大阪ひがしおおさか 42,000 55,000 66,000 - - -
85 姫路ひめじ 40,000 52,000 62,000 - - -
86 奈良なら 42,500 55,300 66,400 - - -
87 和歌山わかやま 35,000 45,000 54,000 - - -
88 岡山おかやま 37,000 48,000 58,000 - - -
89 倉敷くらしき 35,000 46,000 55,000 - - -
90 福山ふくやま 35,100 46,000 55,000 - - -
91 下関しものせき 31,000 40,000 48,000 - - -
92 高松たかまつ 41,000 53,000 64,000 - - -
93 松山まつやま 32,000 42,000 50,000 - - -
94 高知こうち 32,000 42,000 50,000 - - -
95 長崎ながさき 30,000 39,000 47,000 - - -
96 熊本くまもと 31,100 40,400 49,000 - - -
97 大分おおいた 31,000 40,000 48,000 - - -
98 宮崎みやざき 29,500 38,300 46,000 - - -
99 鹿児島かごしま 31,600 41,100 49,300 - - -
 

事務じむきょくよりおねが
 生活せいかつ保護ほご他人たにん介護かいごりょう大臣だいじん承認しょうにん申請しんせいから決定けっていまで1ねん以上いじょうかかっているケースがありましたらおしえてください。保護ほごが2ねん以上いじょう放置ほうちしていた静岡しずおかけん場合ばあい昨年さくねん厚生省こうせいしょう交渉こうしょうで、後日ごじつ厚生省こうせいしょうけん担当たんとうしゃしてもらい処理しょりしました。ほかにもありましたら制度せいどがかり0037-80-4445までご連絡れんらくください。なお、昨年さくねんより、不正ふせい防止ぼうしのために他人たにん介護かいごりょう個人こじん介護かいご契約けいやくしている場合ばあいは、介護かいご事業じぎょうおこな法人ほうじん介護かいご契約けいやくするようにしてもらっています。個人こじん契約けいやくほうは、4がつから団体だんたい契約けいやくえてもらう条件じょうけん支援しえんします。

 



さい掲載けいさい重要じゅうよう情報じょうほうのため、前号ぜんごう記事きじを6Pぶんさい掲載けいさいします。)

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事務じむ連絡れんらく(2/16)の解説かいせつ

 2がつ16にち重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事務じむ連絡れんらく厚生こうせい労働省ろうどうしょうからました。
 一部いちぶ市町村しちょうそん本来ほんらい身体しんたい介護かいご支給しきゅう決定けっていしなければならない1かいたり短時間たんじかんのサービスを、単価たんかひく重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご決定けっていしている法律ほうりつ違反いはん実態じったいがあるため、それを防止ぼうしするためです。

   重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、厚生こうせい労働省ろうどうしょうとしては、はじめて毎日まいにち24あいだ連続れんぞくヘルパー利用りようしゃなどを想定そうていしてつくられた制度せいどで、連続れんぞくあいだ勤務きんむのヘルパーの人件じんけん想定そうていしてひく単価たんか設定せっていになっています。(8あいだ連続れんぞく重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようする障害しょうがいしゃに、ヘルパーが8あいだ連続れんぞくでサービスをおこなうという形態けいたい想定そうていしています。)

 しかしながら、一部いちぶ悪質あくしつ市町村しちょうそんでは、従来じゅうらい身体しんたい介護かいごおこなっていた、「短時間たんじかんのサービスを1にちすうかい利用りようしている重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ」にたいして、一方いっぽうてき重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご決定けっていしています。
 このため、利用りようできる事業じぎょうしょまったくなくなった障害しょうがいしゃや、劣悪れつあくなサービス水準すいじゅん事業じぎょうしょしか選択せんたくできなくなった障害しょうがいしゃています。
 厚生こうせい労働省ろうどうしょう市町村しちょうそんたいして口頭こうとう指導しどうしていますが、法律ほうりつ違反いはん行為こういおこな市町村しちょうそんかずがかなりのかずになっているため、今回こんかい事務じむ連絡れんらくすことになりました。

詳細しょうさい解説かいせつは3ページさきから)

事務じむ連絡れんらく
平成へいせい19ねんがつ16にち

かく 都道府県とどうふけん障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし担当たんとう 御中おんちゅう

厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし 障害しょうがい福祉ふくし

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう適正てきせい支給しきゅう決定けっていについて

  平素へいそより障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう施行しこう尽力じんりょくいただきあつ御礼おれいもうげます。
  さて、訪問ほうもんけいサービスについては、平成へいせい18ねん10がつ再編さいへんおこなったところですが、障害しょうがい状態じょうたいやニーズにおうじた支給しきゅう決定けってい適切てきせつおこなわれるよう、下記かきてん留意りゅういいただきたく、管内かんない市町村しちょうそんへの周知しゅうち徹底てっていかたよろしくおはからいねがいます。

厚生こうせい労働省ろうどうしょう 社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし
障害しょうがい福祉ふくし訪問ほうもんサービスがかり
でん はなし 03-5253-1111(内線ないせん3038)
FAXふぁっくす 03-3591-8914

1 居宅きょたく介護かいごについて

居宅きょたく介護かいごは、短時間たんじかん(1かいたり30ふん〜1.5あいだ程度ていど基本きほん集中しゅうちゅうてき身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょなどの支援しえんおこな短時間たんじかん集中しゅうちゅうがたのサービスであり、その報酬ほうしゅう単価たんかについては、所要しょよう時間じかん30ふん未満みまん身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんがたなど短時間たんじかんサービスがたか単価たんか設定せっていになっているが、これは、1にち短時間たんじかん訪問ほうもんふくすうかいおこなうことにより、居宅きょたくにおける介護かいごサービスの提供ていきょう体制たいせい強化きょうかするために設定せっていされているものであり、利用りようしゃ生活せいかつパターンにわせて居宅きょたく介護かいごおこなうためのものである。

2 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについて

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、日常にちじょう生活せいかつ全般ぜんぱん常時じょうじ支援しえんようする重度じゅうど肢体したい不自由ふじゆうしゃたいして、身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ日常にちじょう生活せいかつしょうじる様々さまざま介護かいご事態じたい対応たいおうするための見守みまもとう支援しえんおよ外出がいしゅつ介護かいごなどが、比較的ひかくてき長時間ちょうじかんにわたり、総合そうごうてきかつ断続だんぞくてき提供ていきょうされるような支援しえんをいうものであり、その報酬ほうしゅう単価たんかについては、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃの1にちたりの費用ひよう人件じんけんおよ事業じぎょうしょかか経費けいひ)を勘案かんあんし8あいだ区切くぎりとする単価たんか設定せっていとしているものである。

3 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう支給しきゅう決定けっていにかかる留意りゅうい事項じこう

(1)重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについては、
・1にち時間じかん以上いじょう支給しきゅう決定けってい基本きほんとすること
・1にちふくすうかい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおこなった場合ばあいには、これらを通算つうさんして算定さんていすること
としているが、これは、1にち提供ていきょうされたサービス全体ぜんたいでみた場合ばあいに、「比較的ひかくてき長時間ちょうじかんにわたり総合そうごうてきかつ断続だんぞくてき提供ていきょう」されているほか、1にちふくすうかいおこなわれる場合ばあいの1かいたりのサービスについても、基本きほんてきには、見守みまもとうふく比較的ひかくてき長時間ちょうじかんにわたる支援しえん想定そうていしているものであり、たとえば、短時間たんじかん集中しゅうちゅうてき身体しんたい介護かいごまもりをふくまない)のみが1にちふくすうかいおこなわれた場合ばあいに、たんにこれらの提供ていきょう時間じかん通算つうさんして3時間じかん以上いじょうあるようなケースまでを想定そうていしているものではないこと。

(2)このため、上記じょうき重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご要件ようけん該当がいとうするものであっても、サービスの利用りよう形態けいたいによっては、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごではなく居宅きょたく介護かいご支給しきゅう決定けっていおこなうことが適切てきせつである場合ばあいがあること。

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの2/16事務じむ連絡れんらく詳細しょうさい解説かいせつ

 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、厚生こうせい労働省ろうどうしょうはじめて24あいだ連続れんぞく利用りようしゃ中心ちゅうしん想定そうていした制度せいどのため、従来じゅうらい日常にちじょう生活せいかつ支援しえんよりも単価たんかがったのは問題もんだいですが、一方いっぽうで、厚生こうせい労働省ろうどうしょう幹部かんぶは24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃもいることをみとめています。これは10ねんまえにはなかったことです。各地かくち障害しょうがいしゃ自身じしん運動うんどうくに施策しさくえていったということです。

 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、8時間じかん以上いじょう連続れんぞく利用りようでなければ、ヘルパーを確保かくほすることがむずかしいようなひく単価たんか設定せってい(1あいだ平均へいきん1550えん)となっていますが、これにたいして、身体しんたい介護かいごは1あいだ4000えんたか単価たんか設定せっていになっています。身体しんたい介護かいご単価たんかは、1にちあいだ勤務きんむのヘルパーが午前ごぜんちゅうに1かい午後ごごに2かいサービスをおこなうなどで、1かいあたりサービスは1あいだ〜1.5あいだ程度ていど想定そうていした単価たんか設定せっていです。
 1にちかい身体しんたい介護かいご短時間たんじかんサービスの単価たんか合計ごうけいと、8あいだ連続れんぞく利用りよう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごはほぼおな単価たんかとなります。

 また、重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ場合ばあい介護かいご方法ほうほう個々人ここじんおうじてまったくちがうため、有能ゆうのうなヘルパーでも、あたらしい障害しょうがいしゃ介護かいごはいって、介護かいごれるまでに、数ヶ月すうかげつから1ねんかかるのが普通ふつうです。
 このため、ヘルパーがわることは重度じゅうど障害しょうがいしゃにとっては大変たいへん苦痛くつうで、そのようなことがつづいたため、体力たいりょくちて肺炎はいえんくなる重度じゅうど障害しょうがいしゃもいます。  事業じぎょうしょ適切てきせつ単価たんか保障ほしょうされないことは、ころころわる非常勤ひじょうきん登録とうろくヘルパーでの対応たいおう(しかもきわめて時給じきゅうげざるをない)につながり、介護かいご方法ほうほう十分じゅうぶんおぼえるまえわっていくため、重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ体調たいちょうくずしていのちうばわれる危険きけんがあります。 (様々さまざま障害しょうがいしゃがいるため、例外れいがいもあり、すぐに介護かいご可能かのう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃもいますが、それは一部いちぶです)。
 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご場合ばあい障害しょうがいしゃが1にち時間じかん以上いじょう利用りようする場合ばあいも、24あいだ利用りよう場合ばあい事業じぎょうしょぶんおなじと想定そうていされています。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご場合ばあい事業じぎょうしょがヘルパーに支払しはらったのちにサービスのフォローアップのための費用ひようぶんとしてぶん単価たんかの5%程度ていどかんがえられて単価たんか設計せっけいされており、1にち時間じかん以上いじょう利用りよう場合ばあいはこの5%ぶんもなくなります(8あいだえると5%単価たんかがる)。しかし、この程度ていど費用ひようではさい重度じゅうど利用りようしゃ場合ばあいまったりないため、かく障害しょうがいしゃ団体だんたいでは単価たんかげるように運動うんどうつづけています。人工じんこう呼吸こきゅう利用りようなどのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃは8あいだ連続れんぞく利用りよう希望きぼうであっても、県内けんない全部ぜんぶのヘルパー事業じぎょうしょからことわられることもあるほどです。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおこなうヘルパー事業じぎょうしょは、連続れんぞくあいだなどの長時間ちょうじかん連続れんぞく利用りようであっても、ヘルパーの確保かくほがなかなかできずにこまっています。

通知つうちとう具体ぐたいてき下限かげん時間じかんけない理由りゆう

 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご通知つうち事務じむ連絡れんらくで、具体ぐたいてきに「1かいなんあいだ未満みまんのサービスは禁止きんし」とけないのは、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなかにも、わずかですが、一部いちぶ必要ひつようとされる介護かいご内容ないようがそれほどむずかしくなく、家事かじ見守みまもりのみという障害しょうがいしゃもいるためです。
 たとえば、食事しょくじやトイレは「あぶなっかしくも、なにとか自分じぶんおこなえる」という全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ場合ばあい従来じゅうらいは、あさあいだひるあいだゆうあいだ家事かじ援助えんじょのサービスを使つかい、トイレへのうつりの見守みまもりや、食事しょくじ見守みまもりのみをヘルパーがおこない、トイレ転落てんらくべこぼしの片付かたづけなどをたまにおこなうという場合ばあいもあります。このような障害しょうがいしゃ場合ばあい従来じゅうらいから家事かじ援助えんじょでサービス提供ていきょうけていたので、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごわっても、事業じぎょうしょこまりません。だれでもすぐにサービス提供ていきょう可能かのうなので、やす時給じきゅう登録とうろくヘルパーで対応たいおうしています。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなら資格しかくしゃ求人きゅうじんして10あいだ研修けんしゅうでサービス提供ていきょうできるので、確保かくほしやすくなっています。
 このようなケースはすくないですが、このような利用りようしゃもいるため、(れい)「重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは1かい原則げんそく時間じかん以上いじょうとし、見守みまもりの割合わりあいたか場合ばあいは1かい時間じかん以上いじょう」などの通知つうちせない状況じょうきょうです。
 しかし、通知つうちとう時間じかんすう具体ぐたいてきないことをもって、市町村しちょうそん自由じゆう法律ほうりつ違反いはんをすることはゆるされません。全国ぜんこく障害しょうがいしゃ監視かんしつづけていってください。問題もんだいがあれば、厚生こうせい労働省ろうどうしょう当会とうかいなど障害しょうがいしゃ団体だんたい情報じょうほう提供ていきょうをおねがいします。



CIL(自立じりつ生活せいかつセンター)をつくりたいほう

自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかい

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてきにCIL(事業じぎょう運動うんどう)をおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。エンパワメント方式ほうしき自立じりつ支援しえんサービスをおこないながら地域ちいき制度せいどえる運動うんどうおこなうという理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。(通常つうじょう、CILのげには、古参こさんのCILでのすうねん研修けんしゅう勤務きんむ)が必要ひつようで、運動うんどう経験けいけん社会しゃかい経験けいけんがあるひとでも2ねん2000あいだほどの研修けんしゅう時間じかんすう必要ひつようです。しかし、大都市だいとしからはなれた地域ちいきでCILをつくるためには、すう年間ねんかん勤務きんむ研修けんしゅうむずかしいため、地元じもと生活せいかつしつつ、通信つうしん研修けんしゅう合宿がっしゅく研修けんしゅう基礎きそまなんだのち実地じっちすこしずつちいさなCILをはじめながら、毎週まいしゅう連絡れんらくりつつ5〜10ねんほどかけてノウハウをおぼえて成長せいちょうしていく育成いくせい方法ほうほうおこなっています)。
くわしくはお問合といあわください。フリーダイヤル0120−66−0009(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

 

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6)

身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご研修けんしゅうみ、障害しょうがいしゃにもエンパワメント方式ほうしきのサービスを提供ていきょうすることを目標もくひょうにしていること。

ちゅう:個別こべつILプログラムとうのエンパワメント方式ほうしきのサポートや研修けんしゅうおこなわずに、たんにヘルパー派遣はけんのみを知的ちてき児童じどう身体しんたい精神せいしんかく障害しょうがいけにすることは推進すいしん協会きょうかいとしては禁止きんししています。誤解ごかいがおきやすいのでとく注意ちゅうい

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。

 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。

 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。

 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。

 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。

 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。

 2003年度ねんど支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたいなどのNPO法人ほうじん全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになりました。全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになりました。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこない、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになりました。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。

全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう

たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります)

自薦じせん登録とうろく受付うけつけは全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。

自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。

 これにより、将来しょうらいは2000市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 
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