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全国障害者介護制度情報

西日本にしにほんのA地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうとしては画期的かっきてき入院にゅういん介護かいご制度せいど けいそんすじジスも利用りよう対象たいしょう

ぜん障害しょうがいしゃがケアマネ利用りようする仕組しくみにわる?   審議しんぎかい最終さいしゅう報告ほうこく

11-12月ごう
2008.12.20
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒187−0003 東京とうきょう小平こだいら花小金井南はなこがねいみなみまち1-11-20はないち番館ばんだてかい
発送はっそうspanがかり定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん)  (つききん〜17
  TEL・FAX 0120−870−222 (フリーダイヤル)
  TEL・FAX 042−467−1460 しん番号ばんごう
制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん)(365にち 11〜23土日どにち緊急きんきゅう相談そうだんのみ))        
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口座こうざめい障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター  口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675
 

2008ねん11-12月ごう    目次もくじ

   

 

3・・・・東京とうきょうで1にんらしの重度じゅうど知的ちてき障害しょうがいしゃ実質じっしつ24あいだ介護かいご保障ほしょう

4・・・・西日本にしにほんのA入院にゅういん介護かいご制度せいど実施じっしへ けいそんすじジスも利用りよう対象たいしょう

6・・・・入院にゅういん介護かいごしゃについてQ&Aきゅーあんどえー

・・・・東京とうきょう・C入院にゅういんちゅうに24あいだ介護かいご

8・・・・ヘルパー事業じぎょうしょのサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ基準きじゅん緩和かんわ

9・・・・ぜん障害しょうがいしゃがケアマネ利用りようする仕組しくみにわる?

12・・・施設しせつからの地域ちいき移行いこう練習れんしゅうさいに、ヘルパーとう利用りよう可能かのうに?

13・・・社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい解説かいせつ

20・・・CILをつくりたいほう

22・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

 

 

 

重度じゅうど障害しょうがいしゃ研修生けんしゅうせい募集ぼしゅう

 2〜3ねんほど東京とうきょう介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい事務じむきょく介護かいご制度せいど交渉こうしょう自立じりつ生活せいかつセンターの方法ほうほう勉強べんきょうして、地元じもともどり、なかえる運動うんどう従事じゅうじしたい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうしています。


対象たいしょう:24あいだ介護かいご必要ひつよう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ
車椅子くるまいすらせる社宅しゃたくアパート用意よういします。
24あいだ介護かいご制度せいどあり。介護かいごあながあくことはありません。
面接めんせつ審査しんさがあります

わせは 0120-66-0009 または担当たんとう大野おおの




ベンチレーター使用しようしゃネットワーク(JVUN)のほんとビデオを希望きぼうしゃ無料むりょう配布はいふ

 気管きかん切開せっかい人工じんこう呼吸こきゅうを24あいだ使つかいながら、地域ちいきで24あいだ介護かいご制度せいど自分じぶん管理かんりする介護かいごしゃ使つかいながら1人ひとりらししている全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ生活せいかつのわかる資料しりょうです。
 すじジスなど将来しょうらい人工じんこう呼吸こきゅう利用りよう予想よそうされるほうは、ぜひおもうみください。

無料むりょう配布はいふは、ビデオ1種類しゅるいほん種類しゅるいです。
・ カニューレはピアス…計画けいかくてき気管きかん切開せっかい記録きろく     〔A4はん 53ページ〕
自立じりつをこのに 〜国際こくさいシンポジウムの軌跡きせき〜(ビデオ)〔VHS やく60ふんもうみは、発送はっそうがかりFAXふぁっくす0120−870−222またはメールで。(JVUNの資料しりょう希望きぼう記入きにゅうし、おくさき郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ団体だんたいめい名前なまえ電話でんわ・ビデオとほん注文ちゅうもん本数ほんすう記入きにゅう)。着払ちゃくばらいでおおくりします。月刊げっかん封筒ふうとうでも注文ちゅうもんできます。

 なお、大変たいへん参考さんこうになるべつ人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃ自立じりつ生活せいかつのビデオ「ベンチレーターとたのしいくらしマニュアル」(在庫ざいこれ)は、介護かいご制度せいど情報じょうほうのホームページからられるようになっています。ダウンロードしてCDRとうれることも可能かのうです。直接ちょくせつアドレスはhttp://www.kaigoseido.net/event/06/ventilato_move.htm

 

 

 

 

 



 

東京とうきょうで1にんらしの重度じゅうど知的ちてき障害しょうがいしゃ実質じっしつ24あいだ介護かいご保障ほしょう

 東京とうきょうで、おや病気びょうき介護かいごできなくなったために1にんらしをはじめた重度じゅうど知的ちてき障害しょうがいしゃたいして、作業さぎょうしょかよっている時間じかん以外いがいすべての時間じかんについて、ヘルパーをつけることのできる支給しきゅう決定けってい身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ移動いどう決定けっていされたため、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご単価たんかもどすと、作業さぎょうしょ以外いがいぜん時間じかんめることのできるりょう)がました。地元じもと自立じりつ生活せいかつセンターが交渉こうしょうしました。くわしくは来月らいげつ以降いこう掲載けいさいします。

 



西日本にしにほんのA画期的かっきてき入院にゅういん介護かいご制度せいど実施じっし

けいそんすじジスも利用りよう対象たいしょう

国庫こっこ補助ほじょ地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのコミュニケーション支援しえん)を利用りよう

 

 西日本にしにほんのAでは、来年度らいねんどがつから入院にゅういん介護かいご制度せいどはじめる予定よていです。

障害しょうがいしゃ団体だんたい交渉こうしょうにより、制度せいど対象たいしょうしゃ言語げんご障害しょうがいしゃ重度じゅうど知的ちてき障害しょうがいしゃだけに限定げんていしない制度せいどにすることが、ほぼ確定かくていしました。

 たとえば、言語げんご障害しょうがいのない頚椎けいつい損傷そんしょうすじジスでも、肺炎はいえん高熱こうねつなどでほとんどしゃべれない状態じょうたい緊急きんきゅう入院にゅういんした場合ばあいなどは、制度せいど使つかえます。

 1人ひとりらしの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ毎日まいにち長時間ちょうじかん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご使つかっている障害しょうがいしゃが、短期たんき入院にゅういんした場合ばあい、いつものれたヘルパーが病院びょういんなかについてくる制度せいどです。ただし、ヘルパーが病院びょういんにつけられるのは、1にちあいだ程度ていど検討けんとうされています。

 

制度せいどをまとめると

対象たいしょう言語げんご障害しょうがい意思いし疎通そつう障害しょうがい言語げんご障害しょうがいがない障害しょうがいしゃでも入院にゅういんちゅうにしゃべれない状態じょうたいであれば、利用りよう可能かのう

・1にちあいだ程度ていど

期間きかんは1かい入院にゅういん連続れんぞくすうヶ月かげつ年間ねんかんなんかいでも入院にゅういんしたら利用りよう可能かのう

介護かいごしゃ時給じきゅうは1500えん程度ていど

となります。

 

 地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう包括ほうかつ補助ほじょきん国庫こっこ補助ほじょ事業じぎょう)のなかのコミュニケーション支援しえん使つかった、一時いちじ入院にゅういんちゅう介護かいご制度せいどは、全国ぜんこく各地かくち実施じっしする市町村しちょうそんえてきています。

 しかし、対象たいしょうしゃひろくしている自治体じちたい名前なまえ公開こうかいしてない一方いっぽう要綱ようこう公開こうかいしている神戸こうべ大阪おおさかが、意思いし疎通そつう困難こんなん知的ちてき障害しょうがいしゃ対象たいしょうとした極端きょくたん対象たいしょうしゃせま制度せいど実施じっししています。このため、神戸こうべわる見本みほん大阪おおさかがほとんどそのままコピーして制度せいどするなど、わる見本みほん制度せいどひろがる危険きけんせいがあります。実際じっさい現在げんざい相談そうだんせられている関西かんさい自治体じちたいでも、「神戸こうべ大阪おおさかわるいところをそのまま採用さいようしようと課長かちょう検討けんとうしている」との報告ほうこくせられています。

 そんななか今回こんかいのA交渉こうしょうによる制度せいど改善かいぜんは、特筆とくひつすべき情報じょうほうです。

 A制度せいどは、4月しがつ開始かいし予定よていです。制度せいど要綱ようこうつくられ、公表こうひょうできるようになった段階だんかい掲載けいさいいたします。現在げんざい交渉こうしょうちゅうで、最新さいしん情報じょうほう必要ひつようほうは、4がつまえでもおわせください。

 

 なお、東京とうきょう都内とないなど、80年代ねんだい・90年代ねんだいから入院にゅういん介護かいご制度せいど交渉こうしょうして制度せいどしてきた自治体じちたいでは、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう使つかわないで在宅ざいたくのヘルパーをそのまま病院びょういんない使つかえるようにしている自治体じちたいもあります。それらの自治体じちたいのいくつかでは、1人ひとりらしの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ自宅じたく毎日まいにち24あいだ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご使つかっている場合ばあいは、入院にゅういんしても24あいだをそのままおなじヘルパーで使つかうことができます(市町村しちょうそん入院にゅういんちゅうもなれたヘルパーの介護かいご必要ひつようみとめた重度じゅうど障害しょうがいしゃ限定げんてい)。しかも、言語げんご障害しょうがいのない頚椎けいつい損傷そんしょうすじジスなど、コミュニケーションがれる障害しょうがいしゃ制度せいど対象たいしょうです。入院にゅういんちゅうはなしができる状態じょうたいでも制度せいど使つかえます。

 

 全国ぜんこく各地かくち交渉こうしょうはじめる場合ばあい現状げんじょうでまったく入院にゅういん介護かいご制度せいどがない市町村しちょうそん制度せいどつくるための交渉こうしょうをする場合ばあいは、まずは地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょ使つかった制度せいど交渉こうしょうをするほうが早道はやみちです。交渉こうしょうのノウハウは、過去かこ月刊げっかん各地かくち入院にゅういん介護かいご制度せいど記事きじ(ホームページにバックナンバーを掲載けいさいしています)をおみのうえ、制度せいどがかりにご相談そうだんください。

 



入院にゅういん介護かいごしゃについてQ&Aきゅーあんどえー

 

Q 肺炎はいえん仲間なかま障害しょうがいしゃ救急きゅうきゅうしゃ緊急きんきゅう入院にゅういんしました。はこばれた病院びょういんでは入院にゅういん病院びょういん介護かいごしゃをつけるのを拒否きょひしています。どうすればいいでしょう?

 

A こう、医者いしゃ看護かんごちょう説明せつめいしてください。「その問題もんだい法的ほうてきにはクリアされています」「完全かんぜん看護かんごはじまるときくに完全かんぜん看護かんご通知つうちに、「児童じどう知的ちてき障害しょうがいしゃとう例外れいがいてきえる」という特例とくれいがあり、この知的ちてき障害しょうがいしゃとうの「ひとし」には、介護かいご方法ほうほう特殊とくしゅ特定とくていのヘルパーでないとだめな重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃふくまれるというのがくに見解けんかいです。」「この見解けんかいにそって、なんわりかの自治体じちたい障害しょうがい福祉ふくし施策しさくでは、入院にゅういんちゅうさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ在宅ざいたくヘルパーが制度せいどつくられています」

 なお、この説明せつめい法的ほうてき問題もんだいがクリアできたとしても、緊急きんきゅう入院にゅういんした病室びょうしつ多人数たにんずう部屋へや場合ばあい介護かいごしゃ夜中よなかはいるとほかの患者かんじゃ迷惑めいわくなので、それを理由りゆうことわられることがあります。その場合ばあいは、個室こしつしょう人数にんずう部屋へやいているほかの病院びょういんさがして、転院てんいんすることが必要ひつようです。(酸素さんそ薬剤やくざい投与とうよちゅうなら救急きゅうきゅうしゃ利用りよう可能かのうです)。

 

 

 



東京とうきょう・C入院にゅういんちゅうに24あいだ介護かいご

 

 東京とうきょうのBでは、毎日まいにち24あいだのヘルパー制度せいど使つかっている1にんらしの頚椎けいつい損傷そんしょう重度じゅうど障害しょうがいしゃ肺炎はいえん入院にゅういんしました。支援しえん制度せいど時代じだい日常にちじょう生活せいかつ支援しえん入院にゅういんちゅう使つかえたため、自立じりつ支援しえんほう施行しこうはじめての入院にゅういんでしたが、いままで同様どうように、そのまま自宅じたくにいるときとおな時間じかんすうのヘルパーが使つかえることになりました。このため、(支援しえん制度せいど時代じだいは、移動いどう介護かいご時間じかんぶん使つかえなかったので、24あいだ利用りようができませんでしたが)、今回こんかいは、24あいだ全部ぜんぶ制度せいど利用りよう可能かのうになりました。

 Cでは、昨年さくねん入院にゅういんしたすじジスの重度じゅうど障害しょうがいしゃ入院にゅういんちゅうに24あいだついたヘルパーについて、はないをつづけていましたが、はヘルパー制度せいど対象たいしょうにすることを決定けっていしました。

 くわしくは来月らいげつ以降いこう紹介しょうかいいたします。

 

 



事業じぎょうしょさがしやすくなる? 

ヘルパー事業じぎょうしょのサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ基準きじゅん緩和かんわへ    

 

 厚生こうせい労働省ろうどうしょう老健ろうけんきょく介護かいご保険ほけん審議しんぎかい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい介護かいご給付きゅうふ分科ぶんかかい資料しりょう)でサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ基準きじゅん緩和かんわあんしました。審議しんぎかい議論ぎろんて、厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、サービス提供ていきょう責任せきにんしゃ基準きじゅん緩和かんわを4がつから開始かいしする方向ほうこうです。

 サービス提供ていきょう責任せきにんしゃは、事業じぎょうしょのサービス提供ていきょう450あいだに1めい配置はいちしなくてはならず、介護かいご福祉ふくし・1きゅう看護かんごなどで常勤じょうきん職員しょくいん配置はいちしなくてはなりませんでしたが、このうち3ぶんの1は非常勤ひじょうきんであっても配置はいちできる緩和かんわ検討けんとうされています。

 なお、介護かいご保険ほけんで4がつから改正かいせいされる場合ばあいは、障害しょうがい同時どうじ改正かいせいされるのが通常つうじょうです。

 これにより、利用りようしゃにとっては、事業じぎょうしょさがしやすくなる利点りてんがあります。たとえば、過疎かそで、現在げんざいサービス提供ていきょう責任せきにんしゃが1めいしかいない事業じぎょうしょ使つかっている場合ばあい、すでにその事業じぎょうしょのサービス提供ていきょうが450あいだいっぱの場合ばあいあらたにサービスを依頼いらいすることができません。規制きせい緩和かんわされると、介護かいご福祉ふくしなどの非常勤ひじょうきんヘルパーもカウントされるため、そのぶん事業じぎょうしょがサービス提供ていきょうできる時間じかんすうえます。非常勤ひじょうきん常勤じょうきん換算かんさんでカウントされるため、しゅう20あいだ非常勤ひじょうきん介護かいご福祉ふくしめいえる場合ばあい事業じぎょうしょ全体ぜんたいではつき225あいだのサービスをやすことが可能かのうになります。

 

 



社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい最終さいしゅう報告ほうこくより

 

 自立じりつ支援しえんほうの3ねんほう改正かいせいにむけて集中しゅうちゅうてきおこなわれていた審議しんぎかい議論ぎろんわり、最終さいしゅう報告ほうこくました。(全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさい

 そのなかでも、重要じゅうようてん紹介しょうかいします。

 

ぜん障害しょうがいしゃがケアマネ利用りようする仕組しくみにわる?

 

 支給しきゅう決定けってい仕組しくみが障害しょうがいケアマネジメントとのからみで、おおきくわります。ヘルパー制度せいどなどの時間じかんすうまるまえに、中立ちゅうりつてきものがケアマネジメントをおこない、ケアプラン(サービス利用りよう計画けいかく)をつくり、それを参考さんこう市町村しちょうそん支給しきゅう決定けっていするという仕組しくみにわります。

 サービス利用りよう計画けいかくは、現在げんざい指定してい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃによってつくられていますが、その対象たいしょうしゃ予算よさんぜん利用りようしゃの1わりで、実際じっさいはほとんど利用りようされていません。これをあらため、原則げんそく、すべての利用りようしゃ拡大かくだいしていくべきとされました。

 

(2)ケアマネジメントのかた

 

(サービス利用りよう計画けいかく作成さくせい対象たいしょうしゃ

○  障害しょうがいしゃ自立じりつした生活せいかつささえ、障害しょうがいしゃかかえる課題かだい解決かいけつ適切てきせつなサービス

利用りようけて、ケアマネジメントによりきめこまかく支援しえんしていけるようにする

ため、サービス利用りよう計画けいかく作成さくせい対象たいしょうしゃについて、施設しせつ入所にゅうしょしゃ精神せいしん病院びょういん

入院にゅういんちゅうものふくめ、原則げんそくとしてサービスを利用りようするすべての障害しょうがいしゃ拡大かくだいして

いくべきである。

 

  (ケアマネジメントにたっての視点してん

○  ケアマネジメントの充実じゅうじつたっては、障害しょうがいしゃ本人ほんにん意向いこうもとに、自己じこ選択せんたく

自己じこ決定けってい支援しえんしていくという視点してんや、障害しょうがいしゃみずからのちから自立じりつした生活せいかつおく

ていけるよう障害しょうがいしゃ自身じしんちからしていく(エンパワメント)という視点してん

必要ひつようである。障害しょうがいしゃみずからマネジメントできるようにしていく(セルフマネ

ジメント)という視点してん必要ひつようである。

  あわせて、サービス利用りよう計画けいかく作成さくせいたりサービス担当たんとうしゃ会議かいぎ開催かいさいとう

つうじ、障害しょうがいしゃ福祉ふくし保健ほけん医療いりょう教育きょういく就労しゅうろう、その地域ちいき様々さまざま関係かんけいしゃ

連携れんけいして障害しょうがいしゃ自立じりつした生活せいかつささえていくという視点してん必要ひつようである。

 

(サービス利用りよう手続てつづき見直みなおし)

○  サービス利用りよう手続てつづきについて、障害しょうがいしゃ利用りようするサービスが適切てきせつなもの(必

ようかつ十分じゅうぶんなもの)となるよう、そのプロセスにケアマネジメントの仕組しくみを

導入どうにゅうすべきである。具体ぐたいてきには、サービス利用りよう計画けいかく作成さくせいが、市町村しちょうそんによるささえ

きゅう決定けっていのち利用りようできるサービスがまったのち)となっていることをあらため、さわ

がいしゃかかえる課題かだい分析ぶんせきし、どのようにサービスとうわせて支援しえんしてい

くべきかをふくむサービス利用りよう計画けいかくあん作成さくせいし、支給しきゅう決定けってい参考さんこうとするようにす

べきである。  

 

(モニタリングの実施じっし

○  また、サービス利用りよう計画けいかく作成さくせいについても、サービスの利用りよう障害しょうがいしゃじょう

きょうやニーズに適合てきごうしているかを確認かくにんするため、サービス利用りよう計画けいかく作成さくせい活用かつよう

により、一定いってい期間きかんごとにモニタリングを実施じっしし、サービス利用りよう計画けいかく見直みなおすこ

ととすべきである。

 

(ケアマネジメント・モニタリングを実施じっしする体制たいせい

○  上記じょうきのケアマネジメント・モニタリングの実施じっしについては、

    ・  市町村しちょうそんがその責任せきにんにおいて統一とういつてきかつ総合そうごうてき判断はんだんにより支給しきゅう決定けっていおこな

   という仕組しくみとの整合せいごうせい確保かくほすること

    ・  可能かのうかぎ中立ちゅうりつてきものが、専門せんもんてき視点してん一貫いっかんしてっていくこと

    ・  様々さまざまなノウハウの蓄積ちくせきや、専門せんもんてき専属せんぞくてき対応たいおうできる人材じんざい確保かくほなどに

   より、しつ向上こうじょうはかっていくこと

    に留意りゅういすることが必要ひつようかんがえられる。

 

○  このため、見直みなおのサービス利用りよう計画けいかく作成さくせいについては、上記じょうき相談そうだん支援しえん

 の拠点きょてんてき機関きかん指定してい事業じぎょうしゃとなっておこなうことが適当てきとうかんがえられる。

   そのさい第一義だいいちぎてきには相談そうだん支援しえん拠点きょてんてき機関きかんおこなうこととしつつ、既存きそん

 相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃなど障害しょうがいしゃ身近みぢか相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ活用かつようはかるため、業務ぎょうむ

 相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ委託いたくできることとすることにより、市町村しちょうそん実情じつじょうおうじて、

 障害しょうがいしゃ日頃ひごろせっしているものなど、障害しょうがいしゃ身近みぢか相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ積極せっきょくてきに携

 われるようにしていくべきである。

 

 

(つづき)

 中立ちゅうりつてき相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ設置せっちかくけん全域ぜんいき出揃でそろうまでは、あたらしい方式ほうしきでの支給しきゅう決定けっていはじまらないかもしれませんが、ほう改正かいせいすうねんにはしん制度せいど移行いこうしていくことが予想よそうされます。

 いままでは、支給しきゅう決定けっていたって、市町村しちょうそんなかには、財政ざいせいてき制約せいやくから、自立じりつした生活せいかつができない、あまりにもひどい支給しきゅう決定けっていをしている市町村しちょうそんもあります。また、そのような市町村しちょうそん迎合げいごうしている、くに障害しょうがいケアマネジメントの理念りねん理解りかいしない民間みんかん相談そうだん支援しえん機関きかん全国ぜんこく各地かくち存在そんざいします。

 障害しょうがいしゃ団体だんたいとしては、過去かこに、厚生省こうせいしょう身体しんたい障害しょうがいしゃケアマネジメントを検討けんとうはじめたさい、その実施じっし反対はんたいし、そのくに身体しんたい障害しょうがいケアマネジメントの理念りねん検討けんとうする会議かいぎへの参加さんかや、都道府県とどうふけん代表だいひょうしゃあつめるくに障害しょうがいケアマネジメント研修けんしゅうかい講師こうしなどに最初さいしょから参画さんかくしてました。今回こんかい改正かいせいでも、かく地域ちいきぜん利用りようしゃのケアプランをつくる組織そしき参画さんかくしていくことが必要ひつようです。介護かいご保険ほけんのような当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんうすいケアマネジメントのシステムにならないように、当事とうじしゃ団体だんたい参加さんかしやすくなるように、くにとのはないも同時どうじすすめていきますが、今後こんご情報じょうほう注目ちゅうもくしながら、全国ぜんこく各地かくちけんなど自治体じちたいとのはないもはじめていってください。

 

 

自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい

 また、従来じゅうらいから厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、かくけん自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいで「困難こんなん事例じれい」の検討けんとうなどをおこない、一部いちぶの「自立じりつした生活せいかつができないような支給しきゅう決定けってい」をおこな市町村しちょうそんたいして、ほうもとづいた支給しきゅうをするように誘導ゆうどうしていきたいというおもいがあります。この自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいには、地域ちいき生活せいかつ移行いこう実績じっせきのある障害しょうがいしゃ団体だんたいれるようにかく都道府県とどうふけんはなっていくことも大事だいじです。

(3)自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい充実じゅうじつ

 

自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい法定ほうてい

○  相談そうだん支援しえん事業じぎょうをはじめとする地域ちいき障害しょうがい福祉ふくしかんするシステムづくりにかんし、

中核ちゅうかくてき役割やくわりたす協議きょうぎである自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいについて、設置せっち促進そくしん運営うんえい活性かっせいはかるため、市町村しちょうそん実情じつじょうおうじた設置せっち運営うんえい方法ほうほう可能かのうになるように配慮はいりょしつつ、法律ほうりつじょう位置付いちづけを明確めいかくにするべきである。  

 

自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい運営うんえい支援しえん

○  あわせて、運営うんえいマニュアルや運営うんえいこう事例じれい周知しゅうちなど、くに都道府県とどうふけんにおい

設置せっち運営うんえい支援しえんはかっていくべきである。そのさい自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいへのとう

ことしゃ参画さんかく促進そくしんすべきである。

 

施設しせつからの地域ちいき移行いこう練習れんしゅうさいに、ヘルパーとう利用りよう可能かのうに?

 最終さいしゅう報告ほうこくでは、施設しせつ入所にゅうしょしゃでも、地域ちいき生活せいかつ移行いこうけて、施設しせつにいたまま、居宅きょたく障害しょうがい福祉ふくしサービスをけるようにすべきだとされました。実際じっさいにヘルパー制度せいど実施じっしされるかは今後こんご注目ちゅうもくてんです。

移行いこうのための宿泊しゅくはくとう体験たいけんささえる給付きゅうふ

○  長期間ちょうきかん入所にゅうしょ入院にゅういんをしているものが、施設しせつ病院びょういんそとでの生活せいかつ徐々じょじょれて

いくことにより、円滑えんかつ地域ちいき移行いこう可能かのうとなるよう、退すさしょ退院たいいん自立じりつ訓練くんれん

事業じぎょうにより生活せいかつ訓練くんれんけることにくわえて、入所にゅうしょ入院にゅういんちゅう段階だんかいから、宿泊しゅくはくとう

地域ちいき生活せいかつ体験たいけんができるような仕組しくみが必要ひつようである。

  このため、地域ちいき移行いこう希望きぼうしているものについて、グループホームとう体験たいけん

もちいしたり、居宅きょたくにおいて障害しょうがい福祉ふくしサービスを利用りようしてごす体験たいけんをしたりする

場合ばあい給付きゅうふ対象たいしょうとすることを検討けんとうすべきである。

 

 

自己じこ負担ふたん

 なお、自己じこ負担ふたんについては、審議しんぎかい最終さいしゅう報告ほうこくでは、厚生こうせい労働省ろうどうしょう意向いこうもあって、「原則げんそくとして利用りようしゃ負担ふたんのこす」という内容ないようでしたが、その与党よとうPTでは、「原則げんそく利用りようしゃ負担ふたんはなくす」としています。自己じこ負担ふたんがなくなると、ヘルパー利用りようえ、予算よさん不足ふそくし、その国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん撤廃てっぱい基準きじゅんアップが困難こんなんになるなどの事態じたいしょうじます。今後こんご予算よさん不足ふそくたいするかん必要ひつようです。

 



社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい解説かいせつ抜粋ばっすいばん

 

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

 

10月31にちだい42かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。

 

今回こんかい前回ぜんかいのこしにされた所得しょとく保障ほしょうと、 障害しょうがいしゃ範囲はんい利用りようしゃ負担ふたんをテーマとして議論ぎろんがされました。

前半ぜんはん所得しょとく保障ほしょう利用りようしゃ負担ふたん一体いったいてき議論ぎろんされるかたちになり、後半こうはん障害しょうがいしゃ範囲はんいについての議論ぎろんがされています。

 

 

11月6にちだい43かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。

 

今回こんかいは、個別こべつ論点ろんてんとして、サービス体系たいけい障害しょうがい程度ていど区分くぶん議論ぎろんがされるのみになりました。

後半こうはん障害しょうがい程度ていど区分くぶんについて議論ぎろんおこなわれ、・「もともと介護かいご保険ほけんよう介護かいご認定にんていベースのものを見切みき発車はっしゃ使つかってきたものだ、」・「2判定はんてい変更へんこうりつたかく、1判定はんていがほとんどでないのは問題もんだいである、」・「精神せいしん知的ちてき発達はったつ障害しょうがい、コミュニケーション障害しょうがい内部ないぶ障害しょうがいなどが障害しょうがい特性とくせい反映はんえいされるよう根本こんぽんてき見直みなおすべき」、といった意見いけん相次あいつぎ、厚労省こうろうしょうは「大幅おおはば見直みなおすつもりである。見直みなおすとってもデータや根拠こんきょをベースにってやらないと。現在げんざい調査ちょうさ団体だんたいにおねがいしている。なるべくはやくやりたいが、関係かんけい団体だんたい合意ごういてやっていきたい」 と大幅おおはば見直みなおすことを明言めいげんしました。

資料しりょう2−@p20には、現時点げんじてんでの見直みなおしスケジュールあんしめされており、 平成へいせい24年度ねんどからの本格ほんかく運用うんよう目指めざすようです)

 

 

11月12にちだい44かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。

 

今回こんかい地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう権利けんり擁護ようご虐待ぎゃくたい防止ぼうし介護かいご保険ほけんとの関係かんけいなどがテーマとなりました。

国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんについては冒頭ぼうとう前回ぜんかい大濱おおはま委員いいん提起ていきけるかたちで、高橋たかはし委員いいんから「いま基準きじゅん充分じゅうぶんかはべつとしてやはりなんらかの基準きじゅん必要ひつようではないか」 との意見いけんがだされ、大濱おおはま委員いいん代理だいり出席しゅっせきしゃが「国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがあることで個人こじん支給しきゅうりょう制限せいげんされてしまっていて、また市町村しちょうそんちょう過分かぶん負担ふたんしなくてはならない状態じょうたいになっている」という趣旨しゅし説明せつめいしました。

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうについては、事務じむきょくからのデータの不足ふそく指摘してきされ、「市町村しちょうそん実施じっしりつのデータも実施じっしりつでは格差かくさはでてこない」、「その内容ないよう問題もんだいであり、よくやっているところと、実施じっししているがほとんど実績じっせきがないところさないと議論ぎろんができない」、「地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう格差かくさひろがっているというが、そのデータもない利用りようしゃ負担ふたんについてもデータがない、いっそ負担ふたんをなくしてはどうか。くにがもっとつよ指導しどうをしていくべき」という意見いけんと「地域ちいき柔軟じゅうなんせい必要ひつようであるが財政ざいせいてき担保たんぽもっと重要じゅうよう頻度ひんど個別こべつせいたかいものは自立じりつ支援しえん給付きゅうふ個別こべつ給付きゅうふ)にすべき」、「地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう自立じりつ支援しえん給付きゅうふをわける合理ごうりてき理由りゆうがない。中身なかみかんがえて議論ぎろんしないと。」
といった制度せいどについての意見いけんされました。

後半こうはんおも人材じんざい確保かくほ育成いくせい虐待ぎゃくたい防止ぼうし権利けんり擁護ようご成年せいねん後見こうけんについての議論ぎろんがされました。

また、最後さいごに「介護かいご保険ほけんとの関係かんけいについて介護かいご保険ほけん受給じゅきゅうしゃ保険ほけんしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ中間ちゅうかんまとめののちどうのようになっているのか?」 という質問しつもんされ、事務じむきょくは「担当たんとうではないのでわからないが、報告ほうこくしょにあるとおり国民こくみん合意ごうい形成けいせいにむけて各所かくしょ議論ぎろんしているのではないか」と曖昧あいまい回答かいとうをしましたが、省内しょうないでもあまり議論ぎろんがされていない様子ようすでした。

 

 

11月21にち、45かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。


今回こんかい前半ぜんはんは「平成へいせい20ねん障害しょうがい福祉ふくしサービス経営けいえい実態じったいとう調査ちょうさ結果けっか」が発表はっぴょうされ、
それをもと報酬ほうしゅうかんする議論ぎろんを、後半こうはんは9月にしめされた論点ろんてん整理せいりしたがいこれまで議論ぎろんすすめてきたものをまとめた「これまでの議論ぎろん整理せいりあん)」がしめされ、これについての議論ぎろんとなりました。


経営けいえい実態じったい調査ちょうさについては
結果けっかだけがしめされ、分析ぶんせき課題かだいがしめされていない
たん年度ねんどだけの調査ちょうさではわからない部分ぶぶんおお
給与きゅうよ年齢ねんれいべつデータや事業じぎょうしょ規模きぼべつデータ、地域ちいきごとのデータなどが必要ひつよう
人員じんいん削減さくげん賃金ちんぎんをカットしたのち結果けっかであり、実態じったい把握はあくしてしい
産業さんぎょうとの比較ひかくはしないのか
平均へいきんすことは間違まちがい。どういう分布ぶんぷになっているのかしめすべき

・    基準きじゅん常勤じょうきん換算かんさんとりいれたことで、非常勤ひじょうきんがすすんでいる。多様たよう労働ろうどう形態けいたいといっても経営けいえい雇用こよう安定あんていしなければ意味いみがない

といった調査ちょうさ結果けっかたいする疑問ぎもんしめされ、これが客観きゃっかんてき統計とうけいデータとして一人ひとりあるきしていくことにたいする懸念けねんおおくの委員いいんからされました。
これにたいして厚労省こうろうしょう事務じむきょくは、「たん年度ねんどだけでていくのはむずかしいめんもあり、調査ちょうさ限界げんかい認識にんしきしている。この調査ちょうさ結果けっかだけで来年度らいねんど報酬ほうしゅう改定かいてい勘案かんあんするのではなく、審議しんぎかいふく幅広はばひろ意見いけんきやっていく」という回答かいとうをしています。後半こうはんはこれまでの議論ぎろん整理せいりかんする意見いけんされ、
相談そうだん支援しえんとケアマネジメント
家族かぞく支援しえんとピアサポートの制度せいど
など多岐たきにわたる意見いけんされましたが、
竹下たけした委員いいんからは、なつった関係かんけい団体だんたい意見いけん反映はんえいされているのか、
このまとめには事務じむきょくがわ意見いけんはいっているのではないか
部会ぶかい議論ぎろんになった障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやくのについて言及げんきゅうがないのは何故なぜ
という意見いけんされました。
これにたいして、厚労省こうろうしょうは「関係かんけい団体だんたい意見いけん全部ぜんぶではないがこのなかはいっている、事務じむきょく厚労省こうろうしょう)の意見いけんかれていることはない、権利けんり条約じょうやくについては、次回じかい以降いこう反映はんえいさせていくため、意見いけんをもらいたい」という対応たいおうでした。
しかし、資料しりょう3をると、これまでの委員いいん発言はつげんにないような内容ないようふくまれており、厚労省こうろうしょうかんがえる意図いと方向ほうこうせい議論ぎろんのまとめにまれているようにもおもえます。

 

11月27にちだい46かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。


今回こんかい前回ぜんかいつづきこれまでの議論ぎろん整理せいりあん)をもとに、資料しりょう後半こうはん部分ぶぶん障害しょうがい範囲はんい利用りようしゃ負担ふたん個別こべつ論点ろんてんとうについて全体ぜんたいてき議論ぎろんがされました。
今回こんかい議論ぎろん範囲はんい多岐たきにわたったため、おおくの事項じこうについて委員いいんそれぞれが意見いけんい、また、これまでの議論ぎろんはなされた意見いけん再度さいど発言はつげんする委員いいんもいました。そうしたなか、ショートステイのありかた障害しょうがい範囲はんい手帳てちょう制度せいどのありかた利用りようしゃ負担ふたん所得しょとく保障ほしょう社会しゃかい国民こくみんへの啓発けいはつなど、おおきなテーマについての意見いけんおおされました。

障害しょうがい範囲はんい手帳てちょう制度せいどについては自立じりつ支援しえんほう付則ふそくにも検討けんとう課題かだいとしてあげられているにもかかわらず、議論ぎろんまったすすんでいないという印象いんしょうです。これまでも、この問題もんだいたいしてはおおきな課題かだいでもあり、中長期ちゅうちょうきてき検討けんとうもうけてくべきといった意見いけんはだされますが、一向いっこう具体ぐたいてきうごきや議論ぎろんがされず、毎回まいかい今後こんご課題かだいとして「先送さきおくり」されており、この部会ぶかい意味いみ存在そんざい意義いぎもがうたがわれます。
ここへきて、今日きょう障害しょうがい範囲はんい議論ぎろんや、前回ぜんかい座長ざちょう事務じむきょく発言はつげんから今回こんかい見直みなおしが審議しんぎかいがった当初とうしょより範囲はんいせまい、運用うんようめんでの小手先こてさき見直みなおしにながれつつあるような印象いんしょうけました。

 

12月3にちだい47かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。

 

 今回こんかいは、とりまとめまえ全体ぜんたい議論ぎろんとして4あいだもの時間じかんをとって、これまでのまとめてき集中しゅうちゅうてき議論ぎろんおこなわれました。
資料しりょう前回ぜんかいのこれまでの議論ぎろん整理せいりあん若干じゃっかん修正しゅうせいくわえられたものとさきほどしめされた経営けいえい実態じったい調査ちょうさ補足ほそく資料しりょう収支しゅうし分布ぶんぷきゅう区分くぶんごとの収支しゅうしなど)がされています。
 おおきく前半ぜんはん後半こうはんにわけての議論ぎろんでしたが、前半ぜんはんではとく相談そうだん支援しえん体制たいせいとケアマネジメント、就労しゅうろう支援しえんについて、後半こうはんでは利用りようしゃ負担ふたん所得しょとく保障ほしょう審議しんぎかい全体ぜんたい報告ほうこくしょのまとめかたについての議論ぎろんおおきくあつかわれていました。
 前半ぜんはん相談そうだん支援しえん体制たいせいとケアマネジメントでは今回こんかい見直みなおしのおおきなポイントになることから、
拠点きょてんてき窓口まどぐち自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいとの連携れんけい重要じゅうようである
都道府県とどうふけん役割やくわり広域こういきてき対応たいおうれるべき
拠点きょてんてき総合そうごう相談そうだん窓口まどぐちをつくるべきとあるが、財源ざいげん人材じんざいめん実際じっさいにできるのか疑問ぎもん
拠点きょてんてきにも身近みぢかなところでも、中立ちゅうりつせいがポイントになる
といったおおくの意見いけんがあがっています。

後半こうはん利用りようしゃ負担ふたん所得しょとく保障ほしょう問題もんだい意見いけんがあがり、「施設しせつで2まんせんえんのこるとったがまったくのこらない」、「軽減けいげんさく強化きょうか継続けいぞくもとめる軽減けいげんさく資産しさん要件ようけん撤廃てっぱいすべき」といった事柄ことがらから、今後こんご検討けんとう必要ひつよう抽象ちゅうしょうてき文言もんごんたいして、「負担ふたんをしなければ生存せいぞんさえ維持いじされないことが本当ほんとう福祉ふくし馴染なじむのか」、「応益おうえき負担ふたんにした合理ごうりてき説明せつめい一切いっさいない。負担ふたんすることで対等たいとう立場たちばになるとかれているが、どの委員いいんがいった言葉ことばか、事務じむきょく見解けんかいではないか」、といった根本こんぽんてき課題かだい疑問ぎもんたいして納得なっとくいく説明せつめいがされておらず、この問題もんだい審議しんぎかいないでも納得なっとく合意ごういもされていないことが印象いんしょうづけられました。
 また地域ちいき生活せいかつ関連かんれんでは国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんについて「長期ちょうきてきには撤廃てっぱいすべき」との意見いけんたいして、「基準きじゅん必要ひつようではあるが、そのげは重要じゅうよう」、「実際じっさい支給しきゅうりょう上限じょうげんとしてとらえる市町村しちょうそんおおく、説明せつめい徹底てっていしてほしい」という意見いけんがありました。
 また、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう移動いどう支援しえん重度じゅうど視覚しかく障害しょうがいしゃ外出がいしゅつ支援しえん個別こべつ給付きゅうふにふれ「ちゅう軽度けいど知的ちてき障害しょうがいしゃにも対象たいしょう拡大かくだい必要ひつようである」という意見いけんもあがっています。
 全体ぜんたいてき議論ぎろんとおして、3ねん抜本ばっぽんてき見直みなおしとかかげてはじまった審議しんぎかいでしたが、事務じむきょくのつくった議論ぎろん整理せいりあんでやはり「慎重しんちょう検討けんとうすべき」、「さらに検討けんとうすべき」といっった抽象ちゅうしょうてき表現ひょうげんおおくなっていることから、委員いいんからも疑問ぎもんげかける意見いけんおおていました。
 このままでは具体ぐたいてき方向ほうこうせいがほとんどえない、抜本ばっぽんてき見直みなおしとはほどとお報告ほうこくしょされかねないという危機ききかんは、委員いいんなかにもあるようでした。
今日きょう論議ろんぎけて、厚労省こうろうしょうがわが、どこまでんだ報告ほうこくしょあんいてくるか、次回じかい注目ちゅうもくあつまるところです。

 

12月10にちだい48かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。


今回こんかい資料しりょうとして報告ほうこくしょあん)がしめされ、いよいよ今回こんかい部会ぶかいのとりまとめの最後さいご議論ぎろんはいりました。
 しめされたあんは、前回ぜんかいまでにしめされたこれまでの議論ぎろん整理せいり若干じゃっかん加筆かひつ修正しゅうせいしたものとなり、昨年さくねん与党よとう合意ごういや、4がつにこの部会ぶかいはじまったときにわれた「抜本ばっぽんてき見直みなおし」とはほどとお内容ないようになっています。
自立じりつ支援しえんほう成立せいりつ附則ふそく具体ぐたいてきまれている、障害しょうがいしゃ所得しょとく保障ほしょう障害しょうがい範囲はんいですら、具体ぐたいてき議論ぎろんがされず、またしても先送さきおくりになり、3ねんまえくらべなんら議論ぎろん前進ぜんしんしていないようにおもわれます。
 この報告ほうこくしょあんたいして、本日ほんじつ総括そうかつてき議論ぎろんおこなわれましたが、厚労省こうろうしょうがわは、こまかい語句ごく修正しゅうせいや、文言もんごん、いいかたかんする委員いいん意見いけんにはおうじましたが、それ以外いがい事項じこうかんしてはまったおうじるがないような姿勢しせいせています。
 たとえば、今日きょう議論ぎろんのやりとりのなか就労しゅうろう移動いどう支援しえん(p42いちばんの○)について、「訓練くんれんてき移動いどう支援しえん使つかい、職場しょくばかよえるようになるケースもあるが、継続けいぞくてき必要ひつようひともいる。通勤つうきんだけでなく職場しょくばない食事しょくじ排泄はいせつ介助かいじょなどがあれば就労しゅうろうできるひとおおくいる。そのさく検討けんとうかんしてくわえたい」
という委員いいんからの意見いけんがあり、委員いいんおお賛同さんどうしていましたが、
厚労省こうろうしょうがわは、
労働ろうどう部局ぶきょく職場しょくば介助かいじょ助成じょせいきん制度せいどがあり、その課題かだい労働ろうどう部局ぶきょく検討けんとう課題かだいである」とはねつけ、障害しょうがい福祉ふくしとしてはまったく検討けんとうしていくことはないという対応たいおうでした。
厚生こうせい労働省ろうどうしょう」とはばかりで、ふたつの部局ぶきょく共同きょうどうして課題かだい解決かいけつかうこともないようです。
 そもそも、委員いいんおおくが賛同さんどうする意見いけん部局ぶきょくちがうのでこの審議しんぎかい検討けんとう課題かだいではないとして、意見いけんけないのはまさに事務じむきょく主導しゅどう審議しんぎかい軽視けいし姿勢しせいえます。
 関係かんけい団体だんたいのヒアリングとうふく半年はんとし以上いじょう議論ぎろん報告ほうこくしょですが、
全体ぜんたいてき抽象ちゅうしょうてき表現ひょうげんおおく、また「つづ検討けんとう」、今後こんごともさら検討けんとうといった文言もんごん目立めだちます。
 具体ぐたいてき見直みなおあんがでているのは、相談そうだん支援しえんのサービス利用りよう計画けいかくあつかいや自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう移動いどう支援しえん地域ちいき移行いこうのサービスの体験たいけんてき利用りようぐらいといってもいいのではないでしょうか。
 今回こんかい報告ほうこくしょみ、今後こんご自立じりつ支援しえんほうがどうのようにわっていくのか具体ぐたいてきなイメージをふくらますことはなかなかむずかしいようにおもいます。

 

 

12月15にちだい49かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。

 

 今回こんかい報告ほうこくしょあんのとりまとめで、4がつから開催かいさいされてきたこの部会ぶかいも、今回こんかい一区切ひとくぎりとなりました。
 今回こんかい報告ほうこくしょについての追加ついか修正しゅうせい議論ぎろんというよりも、報告ほうこくしょ全体ぜんたいについての感想かんそうや、今回こんかい部会ぶかいでの審議しんぎ内容ないよう今後こんご見直みなおしのすすかたについての意見いけん質問しつもんをする委員いいんおおくいました。
委員いいんからおもに、
様々さまざま意見いけんたが、議論ぎろんふかまらなかった。
いち前進ぜんしんだが、所得しょとく保障ほしょう障害しょうがい範囲はんいなどのこされた課題かだいおおい。本来ほんらい目的もくてきたっしていない。
・この報告ほうこくしょがどのようにあつかわれるか、運用うんようめん反映はんえいされるのか。
報告ほうこくしょ内容ないよう与党よとうPTの「抜本ばっぽんてき見直みなおし」あたいするものか疑問ぎもんがある。
介護かいご保険ほけん統合とうごう議論ぎろん国民こくみん意識いしき障害しょうがいしゃ施策しさくける議論ぎろんをすべき
といった趣旨しゅし発言はつげんがありました。
 語句ごく修正しゅうせいでは9pの「条件じょうけんととのえば退院たいいん可能かのう長期ちょうき入院にゅういん患者かんじゃ」とういう表現ひょうげんを「社会しゃかいてき入院にゅういん患者かんじゃ」としてあらためるように委員いいん発言はつげんし、委員いいん賛成さんせいあらわしましたが、厚労省こうろうしょう事務じむきょくはこれをかたくなにこばみ、最終さいしゅうてき部会ぶかいちょう事務じむきょく調整ちょうせいすることになっています。今日きょう議論ぎろんふく若干じゃっかん文言もんごん修正しゅうせいくわえ、近日きんじつちゅう報告ほうこくしょされます。(へんちゅう:12月16にちされました)

 厚労省こうろうしょうがわ説明せつめいでは、今後こんごこの報告ほうこくしょもと厚労省こうろうしょう法律ほうりつ改正かいせい事項じこうかんしては来年らいねん通常つうじょう国会こっかい提出ていしゅつすべく作業さぎょうをすすめます。その運用うんようめんでの政令せいれい省令しょうれい通知つうちなどは今後こんご関係かんけい団体だんたい調整ちょうせいつづけ、具体ぐたいあんをつくっていくとのことです。

今回こんかい報告ほうこくしょはなは不十分ふじゅうぶん内容ないようです。ほう成立せいりつ附則ふそく付帯ふたい決議けつぎにあげられた検討けんとう事項じこうたとえば障害しょうがい範囲はんい所得しょとく保障ほしょうかんしてはほとんど議論ぎろんがないまま、先送さきおくりにされて、3ねんまえからまったすすんでいません。
 課題かだいになっている事項じこうについて、運用うんようめんでの見直みなおし、規制きせい緩和かんわ対象たいしょう拡大かくだいにとどまっていて、法律ほうりつおおきな枠組わくぐみや制度せいどおおきく変更へんこうしていくものはほとんどあたらず、当初とうしょいわれていた、また与党よとうのいう抜本ばっぽんてき見直みなおしにはほどとおいものです。また、今後こんご制度せいど改正かいせいについても厚労省こうろうしょうのフリーハンドとならないように、不十分ふじゅうぶんではあるが、すくなくともここにかれていることをがどのように具体ぐたいされていくか、3pの基本きほん視点してんかれているように、当事とうじしゃ中心ちゅうしん制度せいど変更へんこうがされていくのか注視ちゅうしする必要ひつようがあるとおもいます。

 



CIL(自立じりつ生活せいかつセンター)をつくりたいほう

自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかい

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてきにCIL(事業じぎょう運動うんどう)をおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅうおこなっています。エンパワメント(サービスを使つか障害しょうがいしゃ自身じしん社会しゃかいりょくなどをつける)方式ほうしき自立じりつ支援しえんサービスをおこないながら地域ちいき制度せいどえる運動うんどうおこなうという理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。(通常つうじょう、CILのげには、古参こさんのCILでのすうねん研修けんしゅう勤務きんむ)が必要ひつようで、運動うんどう経験けいけん社会しゃかい経験けいけんがあるひとでも2ねん2000あいだほどの研修けんしゅう時間じかんすう必要ひつようです。しかし、大都市だいとしからはなれた地域ちいきでCILをつくるためには、すう年間ねんかん勤務きんむ研修けんしゅうむずかしいため、地元じもと生活せいかつしつつ、通信つうしん研修けんしゅう合宿がっしゅく研修けんしゅう基礎きそまなんだのち実地じっちすこしずつちいさなCILをはじめながら、毎週まいしゅう連絡れんらくりつつ5〜10ねんほどかけてノウハウをおぼえて成長せいちょうしていく育成いくせい方法ほうほうおこなっています)。

くわしくはお問合といあわください。フリーダイヤル0120−66−0009(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

 

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります。つぎページも参照さんしょうを)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ

名前なまえ

障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ

職名しょくめい

Tel

Fax

メール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAXふぁっくす 0424−67−8108まで

 

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 障害しょうがいしゃ役員やくいん予定よていしゃ中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょ利用りようほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーター候補者こうほしゃ両方りょうほう参加さんか必要ひつようです。


参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです

いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

 

推進すいしん協会きょうかい支援しえんする団体だんたい基準きじゅんについて

(1)運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。

 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。

(2)代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。

 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください(ただし、理念りねんがわかっていないひと運動うんどうせいがないひと無理むりやり代表だいひょうとうにするということではない)。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。

(3)24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。

 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。

(4)当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。

 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。

(5)自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。

 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。

(6)身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご研修けんしゅうみ、障害しょうがいしゃにもエンパワメント方式ほうしきのサービスを提供ていきょうすることを目標もくひょうにしていること。

     (ちゅう:個別こべつILプログラムとうのエンパワメント方式ほうしきのサポートや研修けんしゅうおこなわずに、たんにヘルパー派遣はけんのみを知的ちてき児童じどう身体しんたい精神せいしんかく障害しょうがいけにすることは推進すいしん協会きょうかいとしては禁止きんししています。誤解ごかいがおきやすいのでとく注意ちゅうい

 

 


 

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。

 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。

 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。

 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。

 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。

 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。

 2003年度ねんど支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたいなどのNPO法人ほうじん全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになりました。全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになりました。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこない、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになりました。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。

全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう

たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります)

自薦じせん登録とうろく受付うけつけは全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。

自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。

 これにより、将来しょうらいは2000市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 

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