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全国障害者介護制度情報

 

 

 

 

 

さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎなかあいだ報告ほうこく

 24あいだ介護かいごまれる

 

大分おおいた入院にゅういん介護かいご制度せいど交渉こうしょう経過けいか詳細しょうさい

 

 

 

 

 

6がつごう
2010..
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒187−0003 東京とうきょう小平こだいら花小金井南はなこがねいみなみまち1-11-20はないち番館ばんだてかい
発送はっそうがかり定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん)  (つききん〜17
  TEL・FAX 0120−870−222 (フリーダイヤル)
  TEL・FAX 042−467−1460 しん番号ばんごう
制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん)(365にち 11〜23土日どにち緊急きんきゅう相談そうだんのみ))        
  TELてる 0037−80−4445 全国ぜんこくからかけられます)
  TELてる 042−467−1470 しん番号ばんごう
電子でんしメール:
郵便ゆうびん
振込ふりこみ
口座こうざめい障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター  口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675
 

2010ねんがつごう 

 

   

目次もくじ

 

4・・・・大分おおいたでコミュニケーション支援しえん事業じぎょう使つかった入院にゅういん介護かいご制度せいど

     交渉こうしょう経過けいか詳細しょうさい解説かいせつ

17・・・政府せいふ推進すいしん会議かいぎ中間ちゅうかん報告ほうこくだい意見いけん

22・・・生活せいかつ保護ほご基準きじゅん・22年度ねんどばん

28・・・平成へいせい22年度ねんど生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく扶助ふじょ特別とくべつ基準きじゅんがく全国ぜんこく一覧いちらんひょう

31・・・過疎かそ自立じりつ生活せいかつセンターをつくりたい障害しょうがいしゃだい募集ぼしゅう

32・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

 

 

 

 

 

 


 

大分おおいたでもコミュニケーション支援しえん事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょ使つかった入院にゅういん介護かいご制度せいど2010ねん4がつ1にち開始かいし

 

兵庫ひょうごけん西宮にしのみや愛媛えひめけん松山まつやまつづいて、言語げんご障害しょうがい障害しょうがいしゃ限定げんていではない入院にゅういん介護かいご制度せいどができました。障害しょうがい程度ていど区分くぶん5・6の重度じゅうど訪問ほうもん利用りようしゃならけいそんでもすじジスでも対象たいしょうです。

かい入院にゅういんき150あいだ上限じょうげん上限じょうげんないなら1にちなんあいだ使つかっても制度せいどとなりました。

制度せいど交渉こうしょうした団体だんたいひとつ、ぐっとらいふ大分おおいたくわしくいていただきました。

 

大分おおいた重度じゅうどさわがいしゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえん事業じぎょう確定かくていまでの詳細しょうさい

 自立じりつ生活せいかつセンターぐっどらいふ大分おおいた 丸子まるこ

 わたしたちは団体だんたい一緒いっしょに(福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい活動かつどうしている。今回こんかい団体だんたいとも折衝せっしょうし「重度じゅうどさわがいしゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえん事業じぎょう」が確定かくていするまでの詳細しょうさいをここにしたいとおもう。

 

2009ねんがつ12にち

障害しょうがいしゃ生活せいかつ権利けんりまも大分おおいたけん連絡れんらく協議きょうぎかい」(さわ大協だいきょう)が大分おおいたに「さわがいしゃ施策しさくかんする要望ようぼうしょ」を提出ていしゅつしていた。その回答かいとうにぐっどらいふ大分おおいた参加さんかしてくださいと要請ようせいされた。そのなかとくつぎてん早急そうきゅう対処たいしょしてほしいとかんが参加さんかした。

C福祉ふくしサービスの併用へいよう禁止きんし支給しきゅう制限せいげんをなくし病院びょういんにもホームヘルパーが派遣はけんできるように。

要請ようせいたいして回答かいとうは 「サービスの併用へいようについては、重複じゅうふくサービスとなるため障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう遵守じゅんしゅいたします。通院つういんについては居宅きょたく介護かいご対象たいしょうとなります」

J重度じゅうど重複じゅうふくさわがいしゃ入院にゅういんにヘルパー派遣はけん要請ようせいたいして回答かいとうは「ヘルパー業務ぎょうむにつきましては、居宅きょたく介護かいご移動いどう支援しえん制度せいどじょう範囲はんいない対応たいおうしてまいります」

この回答かいとう納得なっとくがいくはずもなく閉会へいかいさわ大協だいきょう代表だいひょうに「インフルエンザも流行はやっていることですし重度じゅうどさわがいしゃ入院にゅういんにヘルパー派遣はけんができるように再度さいど要請ようせいしましょう」とつたえた。すると、代表だいひょうから「要請ようせいしてください」とぎゃくにおねがいされてしまった。「入院にゅういんのヘルパー派遣はけん必要ひつようせい福祉ふくしつたえます」と了承りょうしょうした。

 

2009ねんがつにち

 以下いか内容ないようのメール(要約ようやく)を市役所しやくしょ係長かかりちょうおくった。

先日せんじつ要望ようぼうしょなかにあった病院びょういんへのヘルパー派遣はけんけんですが、けん現状げんじょうをおつたえします。

東京とうきょう都内とないでは地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう使つかわないで在宅ざいたくのヘルパーをそのまま病院びょういんない使つかえるようにしている自治体じちたいもあります。東北とうほく北海道ほっかいどうにもありますが名前なまえ公表こうひょうしていません。

一人暮ひとりぐらしの全身ぜんしんせいさわがいしゃ自宅じたく毎日まいにち24あいだ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご使つかっている場合ばあいは、

入院にゅういんしても24あいだをそのままおなじヘルパーを使つかうことが出来できます。(市町村しちょうそん入院にゅういんちゅうれたヘルパーの介護かいご必要ひつようみとめた重度じゅうどさわがいしゃ限定げんてい)しかも、言語げんご障害しょうがいのない頸椎損傷そんしょうやキンジスなど、コミュニケーションがれるさわがいしゃ制度せいど対象たいしょうです。

自立じりつ支援しえんほう地域ちいき支援しえん事業じぎょうはじまるまでは、市町村しちょうそん裁量さいりょう介護かいご制度せいど実施じっしできなかったため、国庫こっこ補助ほじょかず、自治体じちたい単独たんどく制度せいどとしておこなうしかありませんでした。

従来じゅうらいくに立場たちばは「重度じゅうどさわがいしゃ入院にゅういんちゅうのホームヘルパー利用りようは、市町村しちょうそん必要ひつようみとめればっていが、ヘルパー制度せいど国庫こっこ補助ほじょはつきません」というものでした。しかし今回こんかい改定かいていによりコミュニケーション事業じぎょうには国庫こっこ補助ほじょがつくのですから財政ざいせいてきにも問題もんだいはなく、より重度じゅうどさわがいしゃ立場たちばった制度せいどつくれるものとおもわれます。

コミュニケーション支援しえん事業じぎょう対象たいしょうしゃをもうすこひろかんがえていただき頸椎損傷そんしょうやキンジスなど重度じゅうどさわがいしゃにもてはまるようにしてもらいたいのです。

厚生こうせい労働省ろうどうしょうは「あくまで看護かんご仕事しごとわりは出来できないが、ヘルパーという名目めいもくではなく、コミュニケーション支援しえんという名目めいもくならば、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう対象たいしょうになる」という見解けんかいです。

高熱こうねつやら肺炎はいえんときなど緊急きんきゅう入院にゅういんとき言葉ことばなどませんし、だい多数たすう病院びょういんスタッフは重度じゅうどさわがいしゃには不慣ふなれです。

重度じゅうどさわがいしゃになると、寝返ねがえひとつとっても1ミリ単位たんいでそのさわがいしゃ特有とくゆう体制たいせい必要ひつようで、それをはじめて介護かいごおこな病院びょういんスタッフに介護かいご方法ほうほう障害しょうがいしゃひとひと指示しじすことは出来できませんし、介護かいご方法ほうほうつたわらないと、どんどん体力たいりょくちていき病状びょうじょう悪化あっかしてんでしまいます。

そうならないためにも安心あんしんして入院にゅういんできる体制たいせいにしていただきたいのです。

 

わたし肺炎はいえん入院にゅういんしたときにタンがのどから呼吸こきゅう出来できにくくなり看護かんごぼうにもナースコールはとどかないはこえないわでひとべませんでした。うん食事しょくじのおばさんがはいってきてくれたおかげでなんのがれたのですが、あのときは本当ほんとうこわかったですね。

長々ながながきましたがいまいち福祉ふくしでご再考さいこうをおねがいいたします。

 安心あんしんして、安全あんぜんらせる大分おおいたであってしいし、けん自慢じまんできる大分おおいたであってしいです。

 

 

2009ねんがつまつ〜4がつ

 大分おおいたより「重度じゅうど障害しょうがいしゃ入院にゅういんにヘルパー派遣はけんして、コミュニケーション事業じぎょうでこれをおこなっている市町村しちょうそんおしえてください」とはなしがある。ほかの要望ようぼう項目こうもくは0回答かいとう

 

2009ねんがつ前半ぜんはん

 0回答かいとうおおかったことにたいして、さわ大協だいきょう折衝せっしょうし、5団体だんたい代表だいひょうはないがまる。大分おおいた在住ざいじゅう丸子まるこがその窓口まどぐちとなる。交渉こうしょうが5がつ26にちまる。

 

2009ねんがつにち

丸子まるこ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい電話でんわ相談そうだん

大分おおいた担当たんとうしゃが「入院にゅういんちゅう介助かいじょサービス利用りようみとめている自治体じちたいおしえてください」とうのですが、電話でんわをしてもOKでうまい事大じだいぶん担当たんとうしゃ説明せつめいしてくれる自治体じちたいはどこかありませんか?」とわせ。

わる制度せいどにはわせをしないほうがいいです。そこそこいい制度せいどいまのところ西宮にしのみやだけです。西宮にしのみやのメインストリーム協会きょうかいにメールのうえ電話でんわして、からへのわせの根回ねまわしをおねがいしてみてください」

とのアドバイスあり。(へんちゅう当時とうじ松山まつやま情報じょうほう解禁かいきんまえ

 メインストリーム協会きょうかいからは、「大分おおいたからわせるときは、「言語げんご障害しょうがいがなくても、入院にゅういんにコミュニケーションがれない状態じょうたいひと医師いし診断しんだんしょでそれが証明しょうめいできれば対象たいしょうになる」ということを、かなら確認かくにんしてもらってください。これがポイントです。」

とのアドバイスをいただく。

 

2009ねんがつ26にち

 大分おおいたとの交渉こうしょうおこなわれた。

 福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい大分おおいたした要望ようぼうしょ

             2009ねん 5月 26にち

大分おおいた市長しちょう ○○○○殿どの

福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい

NPO法人ほうじん自立じりつ支援しえんセンターおおいた

自立じりつ生活せいかつセンターぐっどらいふ大分おおいた

障害しょうがいしゃ生活せいかつ権利けんりまも大分おおいたけん連絡れんらく協議きょうぎかい

在宅ざいたく障害しょうがいしゃ支援しえんネットワーク

 

2009年度ねんどさわがいしゃ施策しさくかんする緊急きんきゅう要請ようせい

 

日頃ひごろよりさわがい福祉ふくし向上こうじょうにご尽力じんりょくたまわあつ御礼おれいもうげます。

さて、2009ねんがつ障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう施行しこうねん見直みなおしの時期じきむかえ、国庫こっこ負担ふたんかたやサービス単価たんか改訂かいていとう、さまざまな施策しさく変更へんこうはかられております。

支援しえんほう施行しこうわたしども団体だんたいは、地域ちいき生活せいかつおくさわがいのある方々かたがたのサポート支援しえん全力ぜんりょくおこなってきました。しかしながら、現在げんざい実際じっさいのサポート支援しえんおこな現場げんばではいくつかの問題もんだいかかえております。

今回こんかい、このてんかんしまして、早急そうきゅう対応たいおうしていただきますよう要請ようせいいたします。

 

 

1,地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう通勤つうきん通学つうがく帰省きせい移動いどう支援しえんおこなっていただきたい

  (りゃく

2,病院びょういんへのヘルパー派遣はけんおこなっていただきたい

理由りゆう  いのちかかわる病院びょういんへのヘルパー派遣はけんけんですが、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん判断はんだんさわがい福祉ふくしならなにをやっても自由じゆう制度せいど)ができたため、厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし地域ちいき生活せいかつ支援しえんしつ地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう所管しょかん)では「コミュニケーション支援しえんということであれば、入院にゅういんちゅう重度じゅうど全身ぜんしんせいさわがいしゃとう地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょう)のじんをつけるのはOK」という見解けんかいになっています。
 東北とうほく北海道ほっかいどう東京とうきょう一人暮ひとりぐらしの全身ぜんしんせいさわがいしゃ自宅じたく毎日まいにち24あいだ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご使つかっている場合ばあいは、入院にゅういんしても24時間じかんそのままおなじヘルパーを使つかうことが出来できます。(市町村しちょうそん入院にゅういんちゅうれたヘルパーの介護かいご必要ひつようみとめた重度じゅうどさわがいしゃ限定げんてい)しかも、言語げんご障害しょうがいのない頸椎損傷そんしょうすじジスなど、コミュニケーションがれるさわがいしゃ制度せいど対象たいしょうです。現在げんざいおおくの市町村しちょうそん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう使つかって病院びょういんにヘルパーを派遣はけんされております。

コミュニケーション支援しえん事業じぎょう対象たいしょうしゃは、「聴覚ちょうかく言語げんご機能きのう音声おんせい機能きのう視覚しかくその障害しょうがいのため、意志いし疎通そつうはかることに支障ししょうがあるさわがいしゃとう手話しゅわ通訳つうやくとう方法ほうほうにより、さわがいしゃとうとそのもの意志いし疎通そつう仲介ちゅうかいする手話しゅわ通訳つうやくしゃとう派遣はけんとうおこない、意志いし疎通そつう円滑えんかつはかることを目的もくてきとする」とありますが、対象たいしょうしゃを「言語げんご障害しょうがいがなくても、対象たいしょうみとめる」など重度じゅうどさわがいしゃにもてはまるように柔軟じゅうなん対応たいおうをしてください。

重度じゅうどさわがいしゃ高熱こうねつや、肺炎はいえんときなど緊急きんきゅう入院にゅういんとき言葉ことばなどませんし、いきをするのもままならないような状態じょうたいです。そんなときはなすことが困難こんなんという理由りゆうはなすことに体力たいりょくがいるさわがいしゃは、「自分じぶん適切てきせつ介護かいご方法ほうほう病院びょういんスタッフにつたえることが出来できない」と理由りゆう対象たいしょうくわえることは、市町村しちょうそん判断はんだん可能かのうです。

介護かいご方法ほうほう特殊とくしゅ場合ばあい複雑ふくざつ場合ばあいはじめて介護かいごおこなひとがきちんと出来できるようになるまで時間じかんがかかるさわがいしゃ場合ばあい肺炎はいえんいたみなどで緊急きんきゅう入院にゅういんした全身ぜんしんせいさわがいしゃ介護かいご方法ほうほうつたえることが出来できません。さい重度じゅうどさわがいしゃになると寝返ねがえあしじゅうなりでミリ単位たんい調整ちょうせい必要ひつようなど、介護かいご方法ほうほう特殊とくしゅです。きちんと介護かいご出来できるようになるためには、数ヶ月すうかげつからすうねん以上いじょう介護かいごはいっているれたヘルパーが不可欠ふかけつです。それをはじめて介護かいごおこな病院びょういんスタッフに介護かいご方法ほうほうさわがいしゃひとひと指示しじすことは出来できません。介護かいご方法ほうほうつたわらないと、どんどん体力たいりょく消耗しょうもうして病状びょうじょう悪化あっかしてんでしまいます。そうならないためにも入院にゅういんちゅう介護かいご制度せいどは、言語げんご障害しょうがいがあるなしに関係かんけいなく必要ひつよう不可欠ふかけつです。安心あんしんして入院にゅういんできる体制たいせいにしていただきたいのです。

また、一人暮ひとりぐらしのさわがいしゃは、病院びょういんでのよごぶつ洗濯せんたく必要ひつようひんものたのめるひとがいません。これもあわせて使つかえるようにしてください。

 

3,自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいさわがいしゃ参加さんかさせていただきたい

  (りゃく

 


どう2009ねんがつ26にち

福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい交渉こうしょう報告ほうこくより

日時にちじ 平成へいせい21ねん5がつ26にち 1400ふん

場所ばしょ 大分おおいた市役所しやくしょ議員ぎいん会館かいかん1かい 

参加さんかしゃ市役所しやくしょがわ障害しょうがい福祉ふくし○○課長かちょう、○○係長かかりちょうふく5めい、フォーラムがわは16めい合同ごうどう新聞しんぶん記者きしゃ1めい、でした。

定刻ていこく時刻じこくよりすこはやはじまり○○係長かかりちょう司会しかい進行しんこうしました。

要望ようぼうした項目こうもく回答かいとうは○○課長かちょうみずかこたえられました。

ここからは自立じりつ支援しえんセンターおおいたの○○くん報告ほうこくまえながら要請ようせいしょまえとのちがいもふく報告ほうこくいたします。

 

1、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう通勤つうきん通学つうがく帰省きせい移動いどう支援しえんりゃく

2、病院びょういんへのヘルパー派遣はけんおこなっていただきたい。

 ・いま病院びょういんがわ対応たいおう実際じっさい入院にゅういんしてひどいにあった二人ふたり体験たいけんだんはなしました。

    ナースコールをしても看護かんごない。夜間やかん50にん入院にゅういんしているような病棟びょうとうにたった二人ふたり看護かんご重度じゅうどさわがいしゃられるわけがない。病院びょういんにいるよりも自宅じたく介助かいじょしゃけていたほうが安心あんしんだとっておられました。

    風邪かぜ入院にゅういんちゅう呼吸こきゅうたんからくるしくてナースコールをしたが、看護かんご返事へんじをしたにもかかわらずなくて、またぼうにもナースコールはとしてしまいどうすることもできずくるしんでいました。そんなとき食事しょくじがかりのおばさんがはいってきてづき看護かんごんでくれたおかげでたすかりました。

    いかにいま病院びょういん重度じゅうどさわがいしゃには大変たいへんなところか、ましてさい重度じゅうどになると要望ようぼうしょにもいてあるとお体位たいい変換へんかんにもミリ単位たんい調整ちょうせい必要ひつようです。

 ・フォーラムがわ一同いちどうだいブーイングをしたときのがわのあせった態度たいど印象いんしょうのこりました。おかしいことはおかしいとうったえることはとても大事だいじだとおもいます。

3、自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいさわがいしゃ参加さんかりゃく

 

2009ねんがつ29にち

 福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい今度こんどけん交渉こうしょうおこなった。

 以下いかはその要望ようぼうしょ

                           2009ねん 7がつ29にち

大分おおいた県知事けんちじ ○○○○ 殿しんがり

福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい

NPO法人ほうじん自立じりつ支援しえんセンターおおいた

自立じりつ生活せいかつセンターぐっどらいふ大分おおいた

障害しょうがいしゃ生活せいかつ権利けんりまも大分おおいたけん連絡れんらく協議きょうぎかい

在宅ざいたく障害しょうがいしゃ支援しえんネットワーク

 

2009年度ねんどさわがいしゃ施策しさくかんする緊急きんきゅう要請ようせい

 

日頃ひごろよりさわがい福祉ふくし向上こうじょうにご尽力じんりょくたまわあつ御礼おれいもうげます。

さて、2009ねんがつさわがいしゃ自立じりつ支援しえんほう施行しこうねん見直みなおしの時期じきむかえ、国庫こっこ負担ふたんかたやサービス単価たんか改訂かいていとう、さまざまな施策しさく変更へんこうはかられております。

支援しえんほう施行しこうわたしども団体だんたいは、地域ちいき生活せいかつおくさわがいのある方々かたがたのサポート支援しえん全力ぜんりょくおこなってきました。しかしながら、現在げんざい実際じっさいのサポート支援しえんおこな現場げんばではいくつかの問題もんだいかかえております。このため、わたしたちは大分おおいた別府べっぷ要請ようせい提出ていしゅつし、はないをおこなっています。

わたしたちが、要請ようせいした事項じこう以下いかの3項目こうもくです。

 1,地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう通勤つうきん通学つうがく帰省きせい移動いどう支援しえんおこなっていただきたい。

 2,病院びょういんへのヘルパー派遣はけんおこなっていただきたい。

 3,自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいさわがいしゃ参加さんかさせていただきたい。

大分おおいた別府べっぷ文書ぶんしょによる回答かいとうは7がつ中旬ちゅうじゅんにいただくことになっていますが、現時点げんじてんでは

@通勤つうきん通学つうがく移動いどう支援しえんみとめないが、帰省きせい移動いどう支援しえんについては原則げんそくとしてみとめる。

A病院びょういんのヘルパー派遣はけんについては両市りょうしとも検討けんとうするが、大分おおいたは「地域ちいき格差かくさをつくらないようにしないと」、「病院びょういん対応たいおうすべきこと。みなさんは病院びょういん要請ようせいしましたか」、別府べっぷは「けんいき調整ちょうせいをしなければ」「大分おおいた状況じょうきょうふく検討けんとう」。

B自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいりゃく

 という見解けんかいしめしています。

 わたしたちが問題もんだいだとおもうのは、以下いかの3てんです。

1,「地域ちいき格差かくさ自治体じちたい格差かくさ)をつくらない」という言葉ことばが、自治体じちたい施策しさく向上こうじょうになるのではなく、むしろ自治体じちたい独自どくじ判断はんだん阻害そがいし、施策しさくひくおさえる理由りゆう使つかわれている。

2,病院びょういんへのヘルパー派遣はけんについて、実体験じつたいけんもとづいたわたしたちの要望ようぼう緊急きんきゅうせい十分じゅうぶんけとめてもらえない。その理由りゆうとして財源ざいげんがないことがげられる。

3,自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいりゃく

このような問題もんだいてんてきたことから、わたしたちはけんさわがいしゃ福祉ふくし現状げんじょうについてご理解りかいをいただき、積極せっきょくてきみをおこなっていただきたいとかんがえ、要請ようせいおこなうことにしました。

 下記かきてんについて、早急そうきゅうんでいただきますよう要請ようせいいたします。

 

 

1,障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん判断はんだんでできることになっていますが、その趣旨しゅしが「さわがいしゃおよさわがい福祉ふくし増進ぞうしんはかる」こと、および「さわがいしゃとう権利けんり擁護ようごのために必要ひつよう援助えんじょおこなう」ことにあり、「市町村しちょうそんがしていないことはしない」というかんがかたがこの法律ほうりつおよ事業じぎょう趣旨しゅしわないことを、市町村しちょうそんたいして指導しどうすること。

2,病院びょういんへのヘルパー派遣はけんは、重度じゅうどさわがいしゃにとって切実せつじつかつ緊急きんきゅう課題かだいです。早急そうきゅう実態じったい調査ちょうさし、不安ふあん解消かいしょうのために財政ざいせいふくめた措置そちこうじること。

3,自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいりゃく

 

福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい交渉こうしょう報告ほうこくより

 

日時にちじ 平成へいせい21ねんがつ29にちみず)1330ふん〜15

場所ばしょ 県庁けんちょうない

 けんからは、課長かちょうめい要請ようせいがわは、障害しょうがいしゃ生活せいかつ権利けんりまも大分おおいたけん連絡れんらく協議きょうぎかいめい自立じりつ支援しえんセンターおおいた5めい、あっとほぅむぷれいす2めい自立じりつ生活せいかつセンターぐっどらいふ大分おおいためいけい19にんでした。

 県庁けんちょう対応たいおうはさすがにくらべていままでで一番いちばんかったのではないかとおもいます。

 基本きほんてき市町村しちょうそん独自どくじせいまかせているという姿勢しせいでした。

 しかし、はないをつづけているうちに気付きづいたのですが、制度せいどくにからりてきて書類しょるいじょうでは理解りかいしていても「なぜ」そのような制度せいどりてきたのかまでふか理解りかいしていないようにおもえました。つぎからつぎ制度せいどわっていくのですから無理むりもないとはおもいますが…

そこで、わたしたちも自分じぶん必要ひつよう制度せいどふか理解りかいして行政ぎょうせい指摘してきするぐらいでないと、行政ぎょうせいがわられてしまうとおもいます。

現場げんば当事とうじしゃ生活せいかつ)がこまっていることまったらない、それもそうですよね。市町村しちょうそんまかせているのですからよしもないですよね。課長かちょうからみなさんのせいこえけてかった。というような発言はつげんがありましたが、現場げんば当事とうじしゃこえけんにドンドン発信はっしんしていかなくては理解りかいしてもらえないとおもいます。○○さんがわれていたように、けんには市町村しちょうそん管理かんり監督かんとくする責任せきにんがあるのではないでしょうか。

今回こんかいはないでけん前向まえむきな対応たいおうすこわったようながします。

回答かいとうかえってくることをいのります。

 

2009ねんがつ17にち

 大分おおいたからの回答かいとう

福祉ふくしフォーラムINべつきね速見はやみ実行じっこう委員いいんかい
               委員いいんちょう 殿しんがり
                        大分おおいた市長しちょう ○○○○
2009年度ねんどさわがいしゃ施策しさくかんする緊急きんきゅう要請ようせい回答かいとう
1.地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう通勤つうきん通学つうがく帰省きせい移動いどう支援しえんおこなっていただきたい。
 (りゃく
2.病院びょういんへのヘルパー派遣はけんおこなっていただきたい。
回答かいとう
 コミュニケーション事業じぎょうは、さわがいしゃとうとそのものとの意思いし疎通そつう円滑えんかつはかることの目的もくてき手話しゅわ通訳つうやくしゃとう派遣はけんおこなっております。
 ヘルパー派遣はけんにつきましては、居宅きょたくでの提供ていきょう原則げんそくであり、コミュニケーション支援しえん事業じぎょうでのヘルパー派遣はけんおこなってほしいとのことですが、病院びょういんないにつきましては、医療いりょうサービスの提供ていきょうであり、さわがい福祉ふくしサービスとう提供ていきょう想定そうていしておりません。しかし、意思いし疎通そつう困難こんなん重度じゅうどさわがいしゃにつきましては、医師いし看護かんごとう医療いりょう行為こういおこな場合ばあいとう意思いし疎通そつう困難こんなん場面ばめん想定そうていされますことから、状況じょうきょうとう調査ちょうさ研究けんきゅうしてまいりたいとおもいます。

 開口一番かいこういちばん、「予算よさん確保かくほしてからでないとこのようなことはできません。かく関係かんけいはなめていかなくてはいけないので緊急きんきゅう要請ようせいとはありますが、来年度らいねんどけて調査ちょうさ研究けんきゅうしてまいります。」「本来ほんらい病院びょういんがわ配慮はいりょするべき問題もんだい医療いりょう関係かんけいにも調査ちょうさしてまいります。」というはなしでした。
 課長かちょうから「現実げんじつ問題もんだい病院びょういんりなくてみなさんがこまるというのはわかります」とうだけで、すぐにどうにかしようというふうにはえない。
 いのちにかかわる問題もんだいなのだとつたえる。

2009ねん10がつにち

 大分おおいたけんから回答かいとうがあり、はなう。

回答かいとう内容ないよう

 コミュニケーション支援しえん事業じぎょうとして、入院にゅういん手話しゅわ通訳つうやくしゃ派遣はけんけることは可能かのうとなっていますので、市町村しちょうそん取組とりくみ尊重そんちょうしていきたいとかんがえています。

協議きょうぎ内容ないよう

当事とうじしゃ

病院びょういんでのコミュニケーションの問題もんだい切実せつじつ

兵庫ひょうごけん愛媛えひめけんとうがコミュニケーションの部分ぶぶん拡大かくだいてき解釈かいしゃくとらえており大分おおいたけんでもみとめていただきたい。また、緊急きんきゅう対応たいおうや、病院びょういんから要請ようせい実例じつれいとしてあった場合ばあいはどうするのか?

けん

病院びょういんからのいの要請ようせいについては、さわがいの有無うむ関係かんけいなく実例じつれいがあることは理解りかいできるので、くに厚生こうせい労働省ろうどうしょう情報じょうほうげます。

大分おおいた別府べっぷ施策しさくとしてたてて、先行せんこうしていけばけんとしては地域ちいきひろめていけるのではとかんがえる。


2009ねんあき

 たびたび窓口まどぐち出向でむいたり、電話でんわして係長かかりちょうはなしたりして、継続けいぞくてき入院にゅういん介護かいご制度せいど導入どうにゅうけてみをつづけた。

 

2010ねんがつ

団体だんたい合同ごうどうはないをおこなう。より入院にゅういん制度せいどについて「議会ぎかいにかけているので、とおれば実施じっしかんがえています」とのはなしる。          

大分おおいたには1にんらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃすくないので、初年度しょねんどすくない予算よさん実施じっし可能かのうになったのではないだろうか。)

 

2010ねん2〜3がつ

 こまかいめをおこなう。

 要綱ようこうにはかれてないが、頸損、キンジスなど言語げんご障害しょうがいのない障害しょうがいしゃ対象たいしょうになる。

 障害しょうがい福祉ふくし課長かちょう係長かかりちょうたいし、要綱ようこうに「医師いし診断しんだんしょがあれば対象たいしょうみとめる」とんでもらえないかはないをしたが「柔軟じゅうなん対応たいおうしますから安心あんしんしてください」の一点張いってんばりだった。「課長かちょう係長かかりちょう部署ぶしょわったらどうしますか」のいに「しっかりともうおくりをしますから大丈夫だいじょうぶです」「それでもみとめてくれないような課長かちょうたらどうします」かのいに「わたしのところにてください説明せつめいきますから」とわれた。

 また、「入院にゅういんには第三者だいさんしゃでもいいので電話でんわをかけていただければ柔軟じゅうなん対応たいおうする」とのこと。

 

2010ねんがつにち

 制度せいど開始かいし

 

へんちゅう入院にゅういん介護かいご制度せいど交渉こうしょうには、兵庫ひょうごけん西宮にしのみや松山まつやま大分おおいた制度せいど参考さんこうにしてください。介護かいご制度せいど情報じょうほうHPに詳細しょうさい資料しりょう掲載けいさいしています。)


大分おおいた重度じゅうどさわがいしゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえん事業じぎょう

平成へいせい22ねんがつにちより実施じっしされた。

 

事業じぎょうめい

大分おおいた重度じゅうど障害しょうがいしゃ入院にゅういんコミュニケーション支援しえん事業じぎょう

事業じぎょう目的もくてき

重度じゅうど障害しょうがいしゃはつ困難こんなんとうにより、医療いりょう機関きかんにおいて入院にゅういん医療いりょう従事じゅうじしゃとの意思いし疎通そつう十分じゅうぶんはかれない場合ばあい障害しょうがい福祉ふくしサービスで利用りようちゅうのヘルパー(居宅きょたく介護かいご従事じゅうじしゃ)をコミュニケーション支援しえんいんとして派遣はけんし、円滑えんかつ診療しんりょう行為こういなどがおこなえるように支援しえんする。

対象たいしょうしゃ

居宅きょたく介護かいごまたは重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごのサービスを利用りようしておりつぎ要件ようけんをすべてたす意思いし疎通そつう困難こんなんもの

@     障害しょうがい程度ていど区分くぶん5、6のもののうち「重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご対象たいしょうしゃ

A     はつ困難こんなんとうのため意思いし表示ひょうじ困難こんなん

単身たんしん世帯せたいとう理由りゆう介護かいごしゃがいないほうまたはこれにじゅんじるもの

サービス内容ないよう

コミュニケーション支援しえん事業じぎょうしゃより派遣はけんされるコミュニケーション支援しえんしゃによりおこなうものとする。

・コミュニケーション支援しえんいんげん利用りようしている指定していサービス利用りようしゃ従事じゅうじしゃであって、支援しえん対象たいしょうしゃ意思いし疎通そつう熟達じゅくたつしたものとする。

入院にゅういんにおける医療いりょう従事じゅうじしゃとの意思いし疎通そつう円滑えんかつはか支援しえんとし診療しんりょう報酬ほうしゅう対象たいしょうとなるサービスは対象たいしょうとしない。

・1かい入院にゅういんにあたり150あいだ利用りよう上限じょうげんとし、1年度ねんどで2かいまでの利用りようができるものとする。

申請しんせいなが

 

 

 

 

 

 

登録とうろく申請しんせい

 

申請しんせい

 
利用りようしゃ>                    <事業じぎょうしゃ

 コミュニケーション支援しえんいん派遣はけん承諾しょうだくしょ添付てんぷ

 

登録とうろく

 

支給しきゅう決定けってい

 
     よう決定けってい

        ・決定けってい通知つうちしょ                 ねん更新こうしん

               

支援しえん報告ほうこく

 

利用りよう

 
              利用りよう契約けいやく

 

報酬ほうしゅう単価たんか

コミュニケーション支援しえん事業じぎょうにかかる費用ひようがくは、

報酬ほうしゅう単価たんか1あいだあたり1,500えん

かい入院にゅういんにあたり150あいだ上限じょうげんとする。

利用りようしゃ負担ふたん

報酬ほうしゅう単価たんかの1わり負担ふたん

利用りようしゃ上限じょうげん負担ふたん月額げつがくは、障害しょうがい福祉ふくしサービス上限じょうげんがくじゅんじて決定けっていおこなう。

利用りようしゃ負担ふたんがく上限じょうげん負担ふたんがく管理かんりについては、ほん事業じぎょう単独たんどくでの管理かんりとする。

事業じぎょう実施じっし

平成へいせい22ねんがつにち

ちゅう要綱ようこうにはかれていないが、頸損・キンジスなど言語げんご障害しょうがいのない障害しょうがいしゃ対象たいしょう


病院びょういん診療しんりょう報酬ほうしゅう通知つうち

 




 

政府せいふ推進すいしん会議かいぎ中間ちゅうかん報告ほうこくだい意見いけん

部会ぶかい来年度らいねんど予算よさん編成へんせい文書ぶんしょまとめる

 

 内閣ないかく事務じむきょくをおいておこなわれている推進すいしん会議かいぎですが、つきかいのペースで開催かいさいされ、差別さべつ禁止きんしほう自立じりつ支援しえんほう教育きょういく児童じどう医療いりょう労働ろうどうなどかく政策せいさくのテーマべつおおまかな意見いけん会議かいぎ一巡いちじゅんし、中間ちゅうかん報告ほうこくだい意見いけん)がすうかい会議かいぎでまとめられました。当初とうしょ予定よていではこの内容ないよう沿って閣議かくぎ決定けっていすることでぜん省庁しょうちょう拘束こうそくする予定よていです。

 当会とうかい関係かんけいする部分ぶぶんでは、24あいだ介護かいごについての記述きじゅつ以下いかのようにはいっています(下線かせん)。

 

障害しょうがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしんのための基本きほんてき方向ほうこうだいいち意見いけん

平成へいせい22ねんがつにち

さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎ

中略ちゅうりゃく

4.「地域ちいき生活せいかつ」を可能かのうとするための支援しえん

すべての障害しょうがいしゃ家族かぞくへの依存いぞんから脱却だっきゃくし、みずか選択せんたくした地域ちいきにおいて自立じりつした生活せいかついとな権利けんりゆうすることを確認かくにんするとともに、その実現じつげんのために24あいだ介助かいじょとうふく支援しえん制度せいど構築こうちく目指めざす。制度せいど構築こうちくたっては、地域ちいきあいだ格差かくさしょうじないようじゅうふん留意りゅういする。

 

中略ちゅうりゃく

3)「障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう」(仮称かしょう)の制定せいてい

 現行げんこう障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう廃止はいしして、あらたな「障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう」(仮称かしょう)を制定せいていする。

 この制定せいていたっては、制度せいど谷間たにままない障害しょうがい定義ていぎのもとに、すべての障害しょうがいしゃ地域ちいきにおいて自立じりつした生活せいかついとなむことができる制度せいど構築こうちく目指めざすべきである。具体ぐたいてきには、医学いがくモデルにかたよった障害しょうがい程度ていど区分くぶん見直みなおすとともに応益おうえき負担ふたん廃止はいしし、一人ひとりいちにんのニーズにもとづいた地域ちいき生活せいかつ支援しえん体系たいけい整備せいびし、さい重度じゅうどであっても、どの地域ちいきであっても安心あんしんしてらせる、24あいだ介助かいじょ制度せいどはじめとするサービスを提供ていきょうするものとする。そのためにも、入所にゅうしょしゃ入院にゅういんしゃ地域ちいき移行いこう可能かのうとする仕組しくみを整備せいびするものとする。

これによって、障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほうつくさいに、24あいだ介護かいご標準ひょうじゅん装備そうびとなります。

 また、推進すいしん会議かいぎ部会ぶかいにあたる総合そうごう福祉ふくし部会ぶかいでも、来年度らいねんど概算がいさん要求ようきゅう要望ようぼう反映はんえいするために、以下いかの4てんがまとめられました。(下線かせん注目ちゅうもくてん

さわがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう仮称かしょう)の制定せいてい以前いぜん早急そうきゅう対応たいおうようする課題かだい整理せいり当面とうめん課題かだい

中略ちゅうりゃく

来年度らいねんど概算がいさん要求ようきゅう反映はんえいしてほしい事項じこうについて、作業さぎょうチームで検討けんとうし、「重点じゅうてん課題かだい」として、以下いかの4てんにまとめた。

 

@利用りようしゃ負担ふたん見直みなお

基本きほん合意ごうい文書ぶんしょでも合意ごういされた応益おうえき負担ふたん廃止はいしのこ課題かだいとして、自立じりつ支援しえん医療いりょうにおいて障害しょうがい福祉ふくしサービスと同様どうようてい所得しょとくしゃ市町村しちょうそんぜい非課税ひかぜいしゃ)の自己じこ負担ふたん無料むりょうはかること。

所得しょとく区分くぶん認定にんていにおいては利用りようしゃ本人ほんにん基本きほんとし配偶はいぐうしゃふくめないこと。

障害しょうがい福祉ふくしサービス、装具そうぐ自立じりつ支援しえん医療いりょう地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう介護かいご保険ほけん利用りようしゃ負担ふたん合算がっさん過大かだい負担ふたんとならないようにすること。

 

Aほう対象たいしょうとなる障害しょうがい範囲はんい見直みなお

制度せいど谷間たにまにこれまでかれていたひとたちが、必要ひつよう支援しえんけられるような対応たいおう必要ひつようである。手帳てちょう所持しょじしない発達はったつ障害しょうがい高次こうじのう機能きのう障害しょうがい軽度けいど障害しょうがいなどとともに、難病なんびょう慢性まんせい疾患しっかんゆうするひとたちが必要ひつよう支援しえんけられるように、申請しんせいさいしての必要ひつよう手続てつづきをさだめる。

 

B地域ちいきでの自立じりつしたらしのための支援しえん充実じゅうじつ

どんなに障害しょうがいおもひとであっても、自分じぶんえらんだ地域ちいきらすために必要ひつよう支援しえんしつりょう充実じゅうじつにむけて必要ひつよう対応たいおうをすること。

具体ぐたいてきには

障害しょうがい程度ていど区分くぶん国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん)を支給しきゅう決定けっていりょう上限じょうげんとしてはならないことについて、自治体じちたいへの周知しゅうち技術ぎじゅつてき助言じょげんをさらに徹底てっていする。国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんえるぶんこくから市町村しちょうそんへの財政ざいせい支援しえん強化きょうか

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう地域ちいき格差かくさ解消かいしょうのための予算よさん確保かくほ

視覚しかく障害しょうがい以外いがいふく移動いどう支援しえん個別こべつ給付きゅうふ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご知的ちてき精神せいしん障害しょうがいしゃ障害しょうがいへの対象たいしょう拡大かくだい

児童じどう一般いっぱん施策しさくにおける障害しょうがい支援しえん強化きょうか重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいなどそれぞれの生活せいかつニーズに着目ちゃくもくした支援しえんサービスの強化きょうか

 

C新法しんぽう作成さくせい準備じゅんびのための調査ちょうさ情報じょうほう収集しゅうしゅう試行しこう事業じぎょう実施じっしについての予算よさん措置そち

あらたな法律ほうりつ策定さくていにむけて、今後こんご部会ぶかいなどで検討けんとうする論点ろんてんにそって、年度ねんど以降いこう実施じっしされなければならない調査ちょうさ情報じょうほう収集しゅうしゅう試行しこうてき事業じぎょう実施じっし評価ひょうかのための適切てきせつ予算よさん措置そちこうじること。

具体ぐたいてきには

地域ちいき移行いこうにむけての施設しせつ入所にゅうしょしゃ入院にゅういん患者かんじゃへの実態じったい調査ちょうさ試行しこう事業じぎょう評価ひょうか活動かつどうなどの開始かいし

あらたな支給しきゅう決定けってい仕組しくみのための試行しこう事業じぎょう研究けんきゅうなどの開始かいし

障害しょうがいしゃの「社会しゃかいてき事業じぎょうしょ」や賃金ちんぎんてん制度せいど試行しこうてき事業じぎょう研究けんきゅうなどの開始かいし

 


推進すいしん会議かいぎけたほう改正かいせいなど今後こんごのスケジュールについて

 推進すいしん会議かいぎなかあいだ報告ほうこくだい意見いけん)には、以下いか抜粋ばっすいのように今後こんご審議しんぎほう改正かいせいスケジュールについても記載きさいがあります。障害しょうがいしゃ基本きほんほう来年らいねん(2011ねん)1がつからの通常つうじょう国会こっかい改正かいせい障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう再来年さらいねん(2012ねん)1がつからの通常つうじょう国会こっかい成立せいりつし、その翌年よくねん(2013ねん施行しこう計画けいかくしています。このとしなつ次回じかい衆議院しゅうぎいん選挙せんきょがあり、政権せいけんがまたわるかもしれないので、それまでにしん制度せいど施行しこうねらっての日程にっていです。

 

だい3 障害しょうがいしゃ制度せいど改革かいかく基本きほんてき方向ほうこう今後こんごすすかた

 

だい2の基本きほんてきかんがかたまえ、障害しょうがいしゃ制度せいど改革かいかく基本きほんてき方向ほうこう今後こんごすすかたについてはつぎのとおりとする。

 

.全体ぜんたいてき当面とうめんすすかた

 

1)平成へいせい22ねんないすすかた

・ 推進すいしん会議かいぎは、だいいち意見いけんもとに、障害しょうがいしゃ基本きほんほう抜本ばっぽん改正かいせいはじめ、改革かいかく必要ひつよう分野ぶんやについて個別こべつ部会ぶかい作業さぎょうチームとうもうけ、分野ぶんやべつ課題かだい検討けんとう着手ちゃくしゅする。

  また、推進すいしん会議かいぎは、改革かいかく推進すいしん体制たいせい、モニタリング機関きかんかた、これまで議論ぎろんしていない事項じこうふくかく分野ぶんやにおいてさら検討けんとうすべき課題かだいとう事項じこうについてつづ議論ぎろんおこない、平成へいせい22ねんあきから年末ねんまつ目途もくとに、制度せいど改革かいかく重要じゅうよう方針ほうしんかんするだい意見いけんりまとめる。

 

・ 政府せいふは、だいいち意見いけんまえ、すみやかに制度せいど改革かいかく方向ほうこうせい決定けっていするとともに、だい意見いけんまえ、制度せいど改革かいかく重要じゅうよう方針ほうしん決定けっていすべきである。

 

 2)平成へいせい23ねん以降いこうすすかた

・ 政府せいふは、制度せいど改革かいかく重要じゅうよう方針ほうしんもとづき、障害しょうがいしゃ基本きほんほう抜本ばっぽん改正かいせい制度せいど改革かいかく推進すいしん体制たいせいとうかんする法律ほうりつあん平成へいせい23ねん常会じょうかい提出ていしゅつすべきである。

へんちゅう常会じょうかいとは1がつからの通常つうじょう国会こっかいのこと。)

 

・ 推進すいしん会議かいぎは、改革かいかく集中しゅうちゅう期間きかんないにおいて、改革かいかく必要ひつよう分野ぶんや制度せいど施策しさくかた次期じき障害しょうがいしゃ基本きほん計画けいかくかた方向ほうこうせいとう具体ぐたいするため、部会ぶかい作業さぎょうチームとうでの議論ぎろんまえ、必要ひつようおう政府せいふたいする意見いけん提出ていしゅつおこなっていくこととする。

 

・ 上記じょうき法律ほうりつあん成立せいりつし、施行しこうされたのちは、3の1)−2において後述こうじゅつする、推進すいしん会議かいぎ機能きのう継承けいしょうする審議しんぎかい組織そしきにおいて、検討けんとうすべき課題かだいについてつづ議論ぎろんおこない、必要ひつようおう政府せいふたいする意見いけん提出ていしゅつとうおこなっていくべきである。

 

りゃく

 3)「障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう」(仮称かしょう)の制定せいてい

りゃく

今後こんごすすかた

 本年ほんねんがつから推進すいしん会議かいぎしたに「総合そうごう福祉ふくし部会ぶかい」をもうけたところである。当面とうめん対応たいおう必要ひつよう課題かだいについて、どう部会ぶかいにおいて整理せいりされた意見いけんまえ、政府せいふ必要ひつよう対応たいおうさくこうずるべきである。どう部会ぶかいでは、推進すいしん会議かいぎにおける大枠おおわく議論ぎろんわくないで、障害しょうがいしゃかか総合そうごうてき福祉ふくし法制ほうせいである「障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう」(仮称かしょう)の制定せいていけた検討けんとう着手ちゃくしゅしているところであり、平成へいせい23ねんなつからあきまでを目途もくと結論けつろんる。これをけて、政府せいふは、24ねん常会じょうかいへの法案ほうあん提出ていしゅつ、25ねんがつまでの施行しこう目指めざすべきである。

へんちゅう常会じょうかいとは1がつからの通常つうじょう国会こっかいのこと。)

 

推進すいしん会議かいぎなかあいだ報告ほうこくだい意見いけん)と総合そうごう福祉ふくし部会ぶかいりまとめ文書ぶんしょ全文ぜんぶんをHPに掲載けいさいします。


 



 

生活せいかつ保護ほご基準きじゅん・22年度ねんどばん (1人ひとりらしの場合ばあい月額げつがく)

(このがくより収入しゅうにゅうすくなかったら生保せいほ開始かいしになる基準きじゅん

 

                きゅう1(都会とかい)

                 の保護ほご基準きじゅん

                 けい26まん4690えん

  2きゅう1

  の保護ほご基準きじゅん

 けい23まん8480えん

   3きゅうの2

   の保護ほご基準きじゅん

  けい20まん3310えん

 るい食費しょくひ)20〜40さいがく

 るい光熱こうねつ衣服いふく雑費ざっぴ

 障害しょうがいしゃ加算かさん手帳てちょう1・2きゅう

 重度じゅうど障害しょうがいしゃ加算かさん

 他人たにん介護かいごりょう一般いっぱん基準きじゅん(全国ぜんこく同額どうがく)

 住宅じゅうたく扶助ふじょ(1.3ばいがく

 (↑かくけんちがう)

40270えん

43430えん

26850えん

14380えん

69810えん

69800えん

(↑東京とうきょうがく)

 

 

 

 

 

 

 

 

36650えん

39520えん

24970えん

14380えん

69810えん

53000えん

(↑高松たかまつがく)

 

 

 

 

 

 

31210えん

33660えん

23100えん

14380えん

69810えん

31000えん

(↑北海道ほっかいどうがく)

 介護かいご必要ひつようないひと69810+14380(重度じゅうど障害しょうがいしゃ加算かさん他人たにん介護かいごりょう一般いっぱん基準きじゅん)をいたがく生保せいほ基準きじゅんになります。

 実際じっさいには他人たにん介護かいごりょう特別とくべつ基準きじゅん所長しょちょう承認しょうにん大臣だいじん承認しょうにん生保せいほがくえます。

 ★このひょうっている部分ぶぶん申請しんせいして原則げんそく14にち以内いないけられます。特別とくべつ基準きじゅん部分ぶぶんはそれ以上いじょうかかります。(電話でんわ毎日まいにち進行しんこうかないと特別とくべつ基準きじゅん書類しょるいたなざらしにされることがあるので注意ちゅうい)

 

 厚労省こうろうしょう保護ほご係長かかりちょうだん:生保せいほけられるかどうかの『生保せいほ基準きじゅん』の算定さんていに、『介護かいご必要ひつよう車椅子くるまいす障害しょうがいしゃ場合ばあいは、住宅じゅうたく扶助ふじょ(1.3ばいがく)と他人たにん介護かいごりょう一般いっぱん基準きじゅんれるよう』各地かくち福祉ふくし事務所じむしょのワーカーに指導しどうしているのですが、まもられていない場合ばあい指導しどうしますので連絡れんらくください。」

 

★↑生保せいほ基準きじゅんについて、福祉ふくし事務所じむしょのワーカーが無知むち場合ばあい、@このひょうせて指摘してきしてください。Aそれでもだめなら、当会とうかい制度せいどがかり連絡れんらくいただけば、厚労省こうろうしょう保護ほごから指導しどうしてもらいます。

 


生活せいかつ保護ほごけると、介護かいごりょう敷金しききん礼金れいきん家賃やちん住宅じゅうたく改造かいぞう福祉ふくし機器ききけられる

 

 障害しょうがいしゃ使つかえる家賃やちん助成じょせい制度せいど・20まんえん以上いじょう住宅じゅうたく改造かいぞう介護かいごりょう制度せいどで、全国ぜんこくどこでもどういち制度せいど利用りようできるものは生活せいかつ保護ほごなかにある制度せいどだけです。

 生活せいかつ保護ほごでなくても使つかえる、介護かいごとう制度せいどつくっていく行政ぎょうせい交渉こうしょうつづつづけていかねばなりませんが、行政ぎょうせい交渉こうしょうをする前提ぜんていとして、いま現在げんざいいちにんらしの重度じゅうど障害しょうがいしゃが1にん以上いじょういないと「当事とうじしゃとしての効果こうかのある交渉こうしょう」はできないので、とりあえず自分じぶん制度せいどつくるまでは生活せいかつ保護ほごをとって生活せいかつするしかありません。

 

22年度ねんど生保せいほ基準きじゅんがくは、以下いかのようになります。

他人たにん介護かいごりょう

一般いっぱん基準きじゅんまんえんだいから大臣だいじん承認しょうにんは13まんえんだい〜18まんえんだい

家賃やちん

住宅じゅうたく扶助ふじょ特別とくべつ基準きじゅん1.3ばいがく東京とうきょうの1・2きゅうれい

 つきまん9800えん

住宅じゅうたく改造かいぞう

生活せいかつ福祉ふくし資金しきん生保せいほ併用へいようして 全国ぜんこく一律いちりつ240まんえん

高額こうがく福祉ふくし機器きき

生活せいかつ福祉ふくし資金しきん生保せいほ併用へいようして 全国ぜんこく一律いちりつ73まんえん

くわしくは資料集しりょうしゅうかん生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく改造かいぞう福祉ふくし機器きき制度せいど」をごらんください。

 

生活せいかつ保護ほごは、資産しさんがなくて、収入しゅうにゅうが「年金ねんきん特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて」だけの一人暮ひとりぐらし障害しょうがいしゃ介護かいご必要ひつようひと)なら、だれでもけられます。

★いわゆる憲法けんぽうさだめられた「最低さいてい限度げんど生活せいかつ以下いか生活せいかつ状態じょうたいひと生活せいかつ保護ほごでその差額さがく公費こうひめられると保護ほごほう規定きていされています。「最低さいてい限度げんど生活せいかつ」は、おかねなおすと「生保せいほ基準きじゅん」(もっと田舎いなかの“3きゅうの2”のところで20まんえん以上いじょう東京とうきょうの“1きゅうの1”のところで26まんえん以上いじょう)というものになり、月々つきづき収入しゅうにゅうがこの金額きんがく以下いかなら生保せいほ開始かいしされます。

現在げんざい年金ねんきん特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて(11まんえんじゃく)」だけでらしている一人暮ひとりぐらし障害しょうがいしゃは、全員ぜんいん憲法けんぽう違反いはんていレベルの生活せいかつ』をしていることになります。

生活せいかつ保護ほごかた

 

単身たんしん全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ生活せいかつ保護ほごけやすく、全国ぜんこくどこでも、収入しゅうにゅうつき20まんえん〜26まんえん以下いかならけられます。(貯金ちょきんなどの資産しさんがあれば、生活せいかつ保護ほごけられるがく毎月まいつき介護かいごりょう家賃やちんなどに使つかい、使つか次第しだい申請しんせいできます。)
 収入しゅうにゅうとは、@障害しょうがい年金ねんきん、A特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて(このふた合計ごうけいで11まんえんじゃく)、 B仕送しおくりなど、C給与きゅうよ(ただし一定いってい控除こうじょあり)、D保険ほけん受取うけとりがく、などの合計ごうけいになります。これらの合計ごうけいが、(1人ひとりらしの場合ばあい)3きゅうの2ならつき20まんえん以下いか、1きゅうの1なら26まんえん以下いかなら生活せいかつ保護ほごけられます。

 資産しさんがある場合ばあい、すぐには生活せいかつ保護ほごけられません。たとえば、貯金ちょきんがある場合ばあい、アパートをりる敷金しききん礼金れいきん使つかう、住宅じゅうたく改造かいぞうをする、リフトカーをう、福祉ふくし機器きき介護かいご費用ひよう研修けんしゅう旅行りょこう東京とうきょうなどでおこなわれている自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリングの集中しゅうちゅう講座こうざなどに参加さんか(いずれも、介護かいごしゃにん交通こうつう介護かいごりょう支払しはらえば、かなりのがくになります)、などに使つかってください。それでもあま場合ばあい毎月まいつき、「大臣だいじん承認しょうにん介護かいごりょう家賃やちん」のがくやく20まんえん)を毎月まいつき貯金ちょきんからろして、介護かいごりょう家賃やちん使つかっていってください。(このがくは、生活せいかつ保護ほご開始かいしされたら生活せいかつ保護ほご制度せいどとしてけられますので、貯金ちょきんきても、おな生活せいかつ生活せいかつ保護ほごけながら継続けいぞくできます)。
 いえ土地とち資産しさんがある場合ばあい基本きほんてきには売却ばいきゃくしておかね使つかるまでは、生活せいかつ保護ほごけられません。ただし、現在げんざい住居じゅうきょとして使つかっている家屋かおくは、その地域ちいき生保せいほ家賃やちん基準きじゅんりられるひろ程度ていど場合ばあい保有ほゆうみとめられます。もっとひろ場合ばあいは、いている部屋へや間貸まがしにすなどして、収入しゅうにゅうくわえる努力どりょくをすることで、保有ほゆうみとめられます。これらの場合ばあい自分じぶんいえがあるので、生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく扶助ふじょけられません。

 


生活せいかつ保護ほご22年度ねんど基準きじゅんひょう月額げつがく

 

 3ページまえ生活せいかつ保護ほご基準きじゅんがくひょうながらこのページの基準きじゅんがく詳細しょうさいをごらんください。生活せいかつ保護ほご基準きじゅんがく以下いか収入しゅうにゅう障害しょうがいしゃは、資産しさんがなければ、生活せいかつ保護ほごけられます。(たとえば、基礎きそ年金ねんきん特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあてのみのほう収入しゅうにゅうつき11まんえん以下いかですが、生保せいほ基準きじゅんつき20まんえんから26まんえんです)。

(ここすうねん物価ぶっかとうわっていないため生活せいかつ保護ほごはほとんどわっていません。今年度こんねんど他人たにん介護かいご加算かさん以外いがいとくおおきな変更へんこうはありません)

 

だいるい 基準きじゅんがく  えん

きゅうべつ

 

年齢ねんれい区分くぶん

きゅう

−1

きゅう

−2

きゅう

−1

きゅう

−2

きゅう

−1

きゅう

−2

0さい  〜 2さい

20,900

19,960

19,020

18,080

17,140

16,200

3さい  〜 5さい

26,350

25,160

23,980

22,790

21,610

20,420

 6さい  〜 11さい

34,070

32,540

31,000

29,470

27,940

26,400

12さい  〜 19さい

42,080

40,190

38,290

36,400

34,510

32,610

20さい  〜 40さい

40,270

38,460

36,650

34,830

33,020

31,210

41さい  〜 59さい

38,180

36,460

34,740

33,030

31,310

29,590

60さい  〜 69さい

36,100

34,480

32.850

31,230

29,600

27,980

70さい以上いじょう

32,340

31,120

29,430

28,300

26,520

25,510

 

 1るいおも食費しょくひ出費しゅっぴ想定そうていした基準きじゅんがく1人ひとり1にんごとに上記じょうきがくす。たとえば、(1きゅう−1)にむ25さいと30さい夫婦ふうふと3歳児さいじ世帯せたい場合ばあい、40,270+40,270+26,350えん合計ごうけいがその世帯せたいの1るいがくとなる。17年度ねんどより、4にん以上いじょう多人数たにんずう家族かぞく場合ばあい単純たんじゅん人数にんずうぶんすのではなく、2%〜4%減額げんがくとなる改正かいせいがされた。

 

 

だいるい 基準きじゅんがく  えん

基準きじゅんがく

冬季とうき加算かさん省略しょうりゃく

  おび  ひと  いん  べつ

1人ひとり

2人ふたり

にん

にん

にん以上いじょうにんすごとに加算かさんするがく

きゅう−1

43,430

48,070

53,290

55,160

440

きゅう−2

41,480

45,910

50,890

52,680

440

きゅう−1

39,520

43,740

48,490

50,200

400

きゅう−2

37,570

41,580

46,100

47,710

400

きゅう−1

35,610

39,420

43,700

45,230

360

きゅう−2

33,660

37,250

41,300

42,750

360

 2るい世帯せたいごとの光熱こうねつ備品びひん経費けいひ想定そうていした基準きじゅんがく世帯せたいごとに、人数にんずうおうじて基準きじゅんがくまる。夫婦ふうふ子供こどもにんの3にん世帯せたい場合ばあい、(きゅう−1で)53,290えん基準きじゅんがくとなる。上記じょうきひょうのほか冬場ふゆばでは北国きたぐに冬季とうき加算かさんがある

 

 

 


障害しょうがいしゃ加算かさん(1・2きゅう

 

いわゆる重度じゅうど障害しょうがいしゃ加算かさん

きゅうべつ

在宅ざいたく

入院にゅういん入所にゅうしょ

 

特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて対象たいしょうしゃ常時じょうじ介護かいご必要ひつようとするもの)

きゅう

26,850

22,340

ぜんきゅう共通きょうつう 14,380えん

きゅう

24,970

きゅう

23,100

 

 

 

家賃やちん扶助ふじょ

ぜん都道府県とどうふけん指定してい都市とし中核ちゅうかくごとに、1〜2きゅうと3きゅう基準きじゅんがくがある。全国ぜんこく一覧いちらんひょうは、次々つぎつぎページに掲載けいさいしています。

 


以上いじょう生活せいかつで、以下いか生活せいかつ使つかえない(介護かいごしゃ支払しはらう)もの

 

他人たにん介護かいご加算かさん(22年度ねんど基準きじゅん)  

 ひと かい まもる  さん

(いわゆる一般いっぱん基準きじゅん):ぜんきゅう共通きょうつう

 69,810えん

福祉ふくし事務じむ所長しょちょう承認しょうにん):ぜんきゅう共通きょうつう

10,73えん

大臣だいじん承認しょうにん):きゅうとはべつ基準きじゅん 

かく都道府県とどうふけん賃金ちんぎん水準すいじゅん全国ぜんこくよん段階だんかいけている

 

つき18まん5200えん東京とうきょうほか)

つき16まん9700えん大阪おおさかほか)

つき15まん7500えん兵庫ひょうごほか)

つき13まん8900えん(その地域ちいき

家族かぞく介護かいご場合ばあい他人たにん介護かいごではなく家族かぞく介護かいごりょう12,060えんとなる

 

なお、大臣だいじん承認しょうにん継続けいぞく申請しんせいしょセットは月刊げっかんへの掲載けいさいをいたしません。
相談そうだん会員かいいんには、指定してい介護かいご事業じぎょうしょ税務ぜいむ報告ほうこくをしている法人ほうじんなどと介護かいご契約けいやくをしているか確認かくにんのうえ継続けいぞく申請しんせいセットをおおくりしますので、制度せいどがかりにおわせください。

 

 

 生活せいかつ保護ほごには、以上いじょうのほか、様々さまざま加算かさんや、控除こうじょ特例とくれいなどがあります。1〜3きゅう区別くべつ全国ぜんこく1800市町村しちょうそんごとに物価ぶっかとうもとめられています。(大都市だいとしが「1きゅう−1」)自分じぶん市町村しちょうそんきゅうるには、自分じぶん市町村しちょうそん役場やくば保護ほご電話でんわしてくか、以下いか冊子さっし巻末かんまつ掲載けいさいされていますので参照さんしょうしてください。

 

@生活せいかつ保護ほご手帳てちょうぜん社協しゃきょう発行はっこう:2500えん程度ていど毎年まいとししん年度ねんどばんなつごろ発行はっこうされる。書店しょてん注文ちゅうもん可能かのう。(役所やくしょ生活せいかつ保護ほご担当たんとうしゃ(ケースワーカー)は、これをながら仕事しごとをしています)

A平成へいせい22年度ねんど生活せいかつ保護ほご基準きじゅん生活せいかつ保護ほご実施じっし要領ようりょうとう (当会とうかいホームページにまるごと掲載けいさいぜんページで紹介しょうかい)(上記じょうき生活せいかつ保護ほご手帳てちょう」の前半ぜんはん部分ぶぶん医療いりょう扶助ふじょ以外いがい)とほぼおな内容ないようです)


平成へいせい22年度ねんど生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく扶助ふじょ特別とくべつ基準きじゅんがく 

 

部屋へやなか車椅子くるまいす使つか場合ばあいは1にんらしでも基準きじゅんがくではなく、1.3倍額ばいがく使つかえます)

 

 

1、2きゅう

きゅう

基準きじゅんがく

1.3ばいがく

7にん世帯せたい基準きじゅん

基準きじゅんがく

1.3ばいがく

7にん世帯せたい基準きじゅん

 

 

 

えん

 

 

えん

 

1

北海道ほっかいどう

29,000

37,000

45,000

24,000

31,000

38,000

2

青森あおもりけん

-

-

-

23,100

31,000

37,000

3

岩手いわてけん

-

-

-

25,000

33,000

39,000

4

宮城みやぎけん

35,000

45,100

55,000

28,000

37,000

45,000

5

秋田あきたけん

-

-

-

28,000

37,000

45,000

6

山形やまがたけん

31,000

40,000

48,000

28,000

37,000

45,000

7

福島ふくしまけん

31,000

41,000

49,000

29,000

38,000

45,000

8

茨城いばらきけん

35,400

46,000

55,000

35,400

46,000

55,200

9

栃木とちぎけん

32,000

41,800

50,000

32,200

41,800

50,200

10

群馬ぐんまけん

34,200

44,500

53,400

30,700

39,900

47,900

11

埼玉さいたまけん

47,700

62,000

74,400

41,500

53,900

64,700

12

千葉ちばけん

46,000

59,800

71,800

37,200

48,400

58,100

13

東京とうきょう

53,700

69,800

83,800

40,900

53,200

63,800

14

神奈川かながわけん

46,000

59,800

71,800

43,000

56,000

67,000

15

新潟にいがたけん

31,800

41,000

49,700

28,000

36,400

43,700

16

富山とやまけん

30,000

39,000

47,000

21,300

27,700

33,200

17

石川いしかわけん

33,100

43,000

52,000

31,000

40,100

48,100

18

福井ふくいけん

32,000

41,000

49,000

24,600

32,000

38,400

19

山梨やまなしけん

28,400

36,900

44,300

28,400

36,900

44,300

20

長野ながのけん

37,600

48,900

58,700

31,800

41,300

49,600

21

岐阜ぎふけん

32,200

41,800

50,200

29,000

37,700

45,200

22

静岡しずおかけん

37,000

48,000

58,000

37,200

48,300

58,000

23

愛知あいちけん

37,000

48,100

58,000

36,000

46,600

56,000

24

三重みえけん

35,200

45,800

55,000

33,400

43,400

52,100

25

滋賀しがけん

41,000

53,000

63,000

39,000

50,700

60,800

26

京都きょうと

41,000

53,000

64,000

38,200

49,700

59,600

27

大阪おおさか

42,000

55,000

66,000

30,800

40,000

48,000

28

兵庫ひょうごけん

42,500

55,300

66,400

32,300

42,000

50,400

29

奈良ならけん

40,000

52,000

63,000

35,700

46,000

55,000

30

和歌山わかやまけん

-

-

-

29,800

38,800

46,600

31

鳥取とっとりけん

36,000

46,000

56,000

34,000

44,000

53,000

32

島根しまねけん

35,000

46,000

55,000

28,200

37,000

44,000

33

岡山おかやまけん

34,800

45,000

54,000

30,000

40,000

48,000

 


 

 

 

1、2きゅう

きゅう

基準きじゅんがく

1.3ばいがく

7にん世帯せたい基準きじゅん

基準きじゅんがく

1.3ばいがく

7にん世帯せたい基準きじゅん

34

広島ひろしまけん

35,000

46,000

55,000

33,000

43,000

52,000

35

山口やまぐちけん

31,000

40,000

48,000

28,200

37,000

45,000

36

徳島とくしまけん

29,000

38,000

45,000

28,000

36,000

43,000

37

香川かがわけん

-

-

-

33,000

43,000

52,000

38

愛媛えひめけん

-

-

-

27,000

35,000

42,000

39

高知こうちけん

-

-

-

26,000

34,000

41,000

40

福岡ふくおかけん

32,000

41,100

49,300

26,500

34,400

41,300

41

佐賀さがけん

30,300

39,400

47,300

28,200

37,000

44,000

42

長崎ながさきけん

29,000

37,600

45,000

28,000

36,400

44,000

43

熊本くまもとけん

30,200

39,200

47,000

26,200

34,100

41,000

44

大分おおいたけん

27,500

35,700

42,800

26,600

34,600

42,000

45

宮崎みやざきけん

-

-

-

23,000

29,700

36,000

46

鹿児島かごしまけん

-

-

-

24,200

31,500

38,000

47

沖縄おきなわけん

32,000

41,800

50,000

30,800

40,000

48,000

48

札幌さっぽろ

36,000

46,000

56,000

-

-

-

49

仙台せんだい

37,000

48,000

58,000

-

-

-

50

さいたま

47,700

62,000

74,400

-

-

-

51

千葉ちば

45,000

59,000

71,000

-

-

-

52

横浜よこはま

53,700

69,800

83,800

-

-

-

53

川崎かわさき

53,700

69,800

83,800

-

-

-

54

新潟にいがた

35,500

46,200

55,400

-

-

-

55

静岡しずおか

39,900

51,900

62,000

-

-

-

56

浜松はままつ

37,700

49,000

59,000

-

-

-

57

名古屋なごや

35,800

46,600

56,000

-

-

-

58

京都きょうと

42,500

55,000

66,000

-

-

-

59

大阪おおさか

42,000

54,000

64,000

-

-

-

60

さかい

40,000

52,000

62,000

-

-

-

61

神戸こうべ

42,500

55,300

66,400

-

-

-

62

岡山おかやま

37,000

48,000

58,000

-

-

-

63

広島ひろしま

42,000

55,000

66,000

-

-

-

64

北九州きたきゅうしゅう

31,500

40,900

49,000

-

-

-

65

福岡ふくおか

37,000

48,000

58,000

-

-

-

66

旭川あさひかわ

28,000

36,000

44,000

-

-

-

67

函館はこだて

29,000

37,000

45,000

-

-

-

68

青森あおもり

31,000

40,300

48,000

-

-

-

69

盛岡もりおか

31,000

40,000

48,000

-

-

-

70

秋田あきた

31,000

40,000

48,000

-

-

-

71

郡山こおりやま

-

-

-

30,000

39,000

47,000

72

いわき

-

-

-

30,000

40,000

48,000

73

宇都宮うつのみや

38,100

49,500

59,400

-

-

-


 

 

 

1、2きゅう

きゅう

基準きじゅんがく

1.3ばいがく

7にん世帯せたい基準きじゅん

基準きじゅんがく

1.3ばいがく

7にん世帯せたい基準きじゅん

74

前橋まえばし

34,200

44,500

53,400

-

-

-

75

川越かわごえ

47,000

61,000

73,000

-

-

-

76

船橋ふなばし

46,000

59,800

71,000

-

-

-

77

かしわ

46,000

59,800

71,800

-

-

-

78

横須賀よこすか

46,000

59,800

71,800

-

-

-

79

相模原さがみはら

46,000

59,800

71,800

-

-

-

80

富山とやま

30,800

40,000

48,000

-

-

-

81

金沢かなざわ

34,000

44,000

53,000

-

-

-

82

長野ながの

37,600

48,900

58,700

-

-

-

83

岐阜ぎふ

32,000

41,600

50,000

-

-

-

84

豊橋とよはし

38,000

49,000

59,000

-

-

-

85

豊田とよだ

37,400

48,600

58,300

-

-

-

86

岡崎おかざき

37,000

48,000

57,000

-

-

-

87

大津おおつ

41,000

53,000

63,000

-

-

-

88

高槻たかつき

42,000

54,000

65,000

-

-

-

89

東大阪ひがしおおさか

42,000

55,000

66,000

-

-

-

90

姫路ひめじ

40,000

51,000

62,000

-

-

-

91

西宮にしのみや

42,500

55,300

66,400

-

-

-

92

尼崎あまがさき

42,500

55,300

66,400

-

-

-

93

奈良なら

42,500

55,300

66,400

-

-

-

94

和歌山わかやま

35,000

45,000

54,000

-

-

-

95

倉敷くらしき

35,000

46,000

55,000

-

-

-

96

福山ふくやま

35,100

46,000

55,000

-

-

-

97

下関しものせき

31,000

40,000

48,000

-

-

-

98

高松たかまつ

41,000

53,000

64,000

-

-

-

99

松山まつやま

32,000

42,000

50,000

-

-

-

100

高知こうち

32,000

42,000

50,000

-

-

-

101

久留米くるめ

32,000

41,100

49,300

-

-

-

102

長崎ながさき

30,000

39,000

47,000

-

-

-

103

熊本くまもと

31,100

40,400

49,000

-

-

-

104

大分おおいた

31,000

40,000

48,000

-

-

-

105

宮崎みやざき

29,500

38,300

46,000

-

-

-

106

鹿児島かごしま

31,600

41,100

49,300

-

-

-

3




全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009

2009ねんがつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご給与きゅうよに12%加算かさん手当てあて開始かいし条件じょうけんあり)
区分くぶん6むけ時給じきゅう1250えんほうは、加算かさんがつくと、+150えん時給じきゅう1400えんに。)

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅう求人きゅうじんしてひとあつまる金額きんがくにアップする個別こべつ相談そうだんシステムもあります。

利用りよう方法ほうほう
 広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから障害しょうがい介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこないヘルパー制度せいど手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ身体しんたい介護かいごがた時給じきゅう1500えん(1.5あいだ以降いこうは1200えん)(東京とうきょう周辺しゅうへんけん時給じきゅう1900えん。1.5あいだ以降いこうは1300えん)、家事かじがた1000えん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶんにより時給じきゅう1100(区分くぶん以下いか)・1250えん区分くぶん6)・1450えんさい重度じゅうど)が基本きほんですが、長時間ちょうじかん利用りよう場合ばあい求人きゅうじん広告こうこくして(広告こうこく費用ひよう助成じょせいあり)にん確保かくほできる水準すいじゅんになるよう時給じきゅうアップの相談そうだんります。(なお、2009ねんがつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごのヘルパーには12%の手当てあてを加算かさんします。(手当てあては、厚生こうせい年金ねんきんれない短時間たんじかんほうのみ。また、契約けいやく時間じかん120あいだ未満みまん利用りようしゃ介護かいごしゃ加算かさんがつきません)。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。(3きゅう障害しょうがい制度せいどのみ。介護かいご保険ほけんにはれません)。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、障害しょうがいしゃ新規しんき資格しかくしゃ求人きゅうじん広告こうこくとうして確保かくほし、2にちで20あいだ研修けんしゅう受講じゅこうしてもらえば介護かいごれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

2009ねん10がつよりさらに大幅おおはば時給じきゅうアップ(東京とうきょうブロックほか)

 

 補正ほせい予算よさんによる基金ききん事業じぎょう財源ざいげんに、2009ねん10がつより臨時りんじ手当てあてがつきます。各地かくちがくちがいますが、広域こういき協会きょうかい東京とうきょうブロック(東京とうきょう千葉ちばけん西部せいぶ埼玉さいたまけん南部なんぶ神奈川かながわけん北部ほくぶ山梨やまなしけん東部とうぶ)では、以下いかのように臨時りんじ手当てあてにより時給じきゅうがアップします。

<09ねん10がつ以降いこう時給じきゅう体系たいけい>(東京とうきょうブロック(東京とうきょう千葉ちばけん西部せいぶ埼玉さいたまけん南部なんぶ神奈川かながわけん北部ほくぶ山梨やまなしけん東部とうぶ))

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごさい重度じゅうど 1830えん基本給きほんきゅう1450えん+保険ほけん手当てあて170えん(※2)+臨時りんじ手当てあて210えん
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん6) 1610えん基本給きほんきゅう1250えん+保険ほけん手当てあて150えん(※2)+臨時りんじ手当てあて210えん
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん以下いか 1440えん基本給きほんきゅう1100えん+保険ほけん手当てあて130えん(※2)+臨時りんじ手当てあて210えん
身体しんたい介護かいごがた(※1) 1.5hまで時給じきゅう2110えん基本給きほんきゅう1900えん+臨時りんじ手当てあて210えん
1.5h以降いこう時給じきゅう1510えん基本給きほんきゅう1300えん+臨時りんじ手当てあて210えん
家事かじ援助えんじょがた(※1) 時給じきゅう1210えん基本給きほんきゅう1000えん+臨時りんじ手当てあて210えん
介護かいご保険ほけん身体しんたい介護かいごがた(※1) 1.5hまで時給じきゅう2090えん基本給きほんきゅう1900えん+臨時りんじ手当てあて190えん
1.5h以降いこう1490えん(1300えん+臨時りんじ手当てあて190えん
介護かいご保険ほけん生活せいかつ援助えんじょがた(※1) 時給じきゅう1190えん基本給きほんきゅう1000えん+臨時りんじ手当てあて190えん

(※1)身体しんたい介護かいごがた3きゅうヘルパーやみなし資格しかくしゃはい場合ばあい時給じきゅうが70%(東京とうきょう地区ちく以外いがい場合ばあい1.5あいだまで1050えん、1.5あいだ以降いこう840えん)、家事かじ援助えんじょ生活せいかつ援助えんじょは90%(900えん)になります。

(※2)保険ほけん手当てあては、当会とうかい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを120h以上いじょう利用りようしている利用りようしゃのヘルパーのうち、社会しゃかい保険ほけん加入かにゅうしゃたいして支給しきゅうされます。常勤じょうきんの4ぶんの3以上いじょう稼動かどうして社会しゃかい保険ほけん加入かにゅうした場合ばあい手当てあて支給しきゅうはありません

 

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます
求人きゅうじん広告こうこく助成じょせい・フリーダイヤルでの求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこうなども実施じっし

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしゃ登録とうろく介助かいじょしゃけに重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう開催かいさいしています。東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうで、2日間にちかん受講じゅこう完了かんりょうです。(東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでOK。のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。障害しょうがい身体しんたい介護かいごれる3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅう開催かいさいしています。通信つうしん部分ぶぶん(2週間しゅうかん)は自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなどで3日間にちかん受講じゅこう可能かのう。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。3きゅう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち研修けんしゅう参加さんか東京とうきょうまでの交通こうつう宿泊しゅくはく求人きゅうじん広告こうこく全額ぜんがく助成じょせいします。(3きゅう身体しんたい介護かいご時給じきゅう3わりげんのため、はたらきながら2きゅうをとればその費用ひよう助成じょせい対象たいしょうです)。求人きゅうじん広告こうこく助成じょせい・フリーダイヤル求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこうかならひとやとえる効果こうかてき広告こうこく方法ほうほうのアドバイスなども実施じっし

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい自薦じせん利用りようについてのQ&Aきゅーあんどえー 求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう助成じょせい・ヘルパー研修けんしゅう費用ひよう交通こうつう宿泊しゅくはく助成じょせい

 自薦じせんヘルパーの確保かくほは、みなさん、どうしているのでしょうか?
  知人ちじんなどにこえをかけるのでしょうか?

 おおくの障害しょうがいしゃは、求人きゅうじん広告こうこく使つかっています。おおいのはコンビニなどで無料むりょうえきやコンビニなどで配布はいふしているタウンワークなどです。掲載けいさいりょうは1週間しゅうかん掲載けいさいで1ばんちいさいわくで2〜3まんえんほどです。
  重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、かならず8あいだ程度ていど以上いじょう連続れんぞく勤務きんむにし、日給にっきゅうまんえん以上いじょう広告こうこく掲載けいさいします。資格しかく経験けいけんしゃ対象たいしょう広告こうこくします。
  全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう助成じょせいしています。(広告こうこく内容ないようのアドバイスを広域こういき協会きょうかいけ、OKがてから広告こうこく掲載けいさいした場合ばあいで、やとった介護かいごしゃ一定いってい時間じかん介護かいごはいったあとに全額ぜんがく助成じょせい長時間ちょうじかん連続れんぞく勤務きんむ体系たいけいめば、かならず介護かいごしゃ雇用こようできるようにアドバイスいたします。
  また、求人きゅうじん広告こうこく利用りようしゃ各自かくじ責任せきにんすものですが、わせ電話でんわはフリーダイヤル番号ばんごう貸付かしつけします。電話でんわ受付うけつけ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい代行だいこうします。   

  つぎに、すうにんすうじゅうにん面接めんせつし、採用さいようしゃめます。採用さいよう自分じぶんかんがかた生活せいかつのこと、介護かいご方法ほうほうなどをしっかりつたえ、教育きょういくします。
  そのつぎに、たとえば重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃは、やとった介護かいごしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう(20あいだ)を受講じゅこうさせる必要ひつようがあるので、東京とうきょう本部ほんぶ東海とうかい関西かんさい西日本にしにほん関係かんけい団体だんたいなどで、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう東京とうきょう受講じゅこう場合ばあいは2日間にちかん受講じゅこう完了かんりょう)を受講じゅこうさせます。
  全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、研修けんしゅう受講じゅこうりょう交通こうつう宿泊しゅくはく助成じょせいしています(自薦じせんヘルパーが一定いってい期間きかん介護かいごはいったあとに、全額ぜんがく助成じょせいします。)
 (障害しょうがいのヘルパー制度せいど身体しんたい介護かいご利用りようしゃは、3きゅう研修けんしゅう受講じゅこうすることが必要ひつようで、2週間しゅうかん自宅じたく学習がくしゅうのあと2はくにち東京とうきょう西日本にしにほん受講じゅこう必要ひつようがあります。3きゅう時給じきゅうが3わりダウンです。はたらきながら2きゅう研修けんしゅう地元じもとなどで受講じゅこうします。3きゅうや2きゅう受講じゅこうりょう一定いってい期間きかんはたらいたあとに全額ぜんがく助成じょせいします)
 (介護かいご保険ほけん身体しんたい介護かいご利用りようしゃのヘルパーは、2きゅう受講じゅこうする必要ひつようがありますので、資格しかくしゃをいきなり雇用こようするのは困難こんなんです。2きゅう限定げんてい求人きゅうじんすしかありませんが、2きゅうっている労働ろうどう人口じんこう資格しかくしゃくらべてとてもすくないので、かなり給与きゅうよたかくないと、求人きゅうじんしてもひとあつまりにくいです。さい重度じゅうど場合ばあい介護かいご保険ほけんけていても、上乗うわのせして障害しょうがい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどを利用りようできますので、まずは障害しょうがい制度せいど部分ぶぶんのみで自薦じせんヘルパーを雇用こようして、はたらきながら2きゅうをとり、介護かいご保険ほけん自薦じせんにするという方法ほうほうがあります。この場合ばあいでも2きゅう受講じゅこうりょう一定いってい時間じかん助成じょせいします)

ヘルパーの保険ほけん保障ほしょう充実じゅうじつ

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つか障害しょうがいしゃ自薦じせんヘルパーの怪我けが物品ぶっぴん損傷そんしょうなどの保険ほけん保障ほしょうは?

 民間みんかん損害そんがい保険ほけんはいっているので、障害しょうがいしゃもの福祉ふくし機器ききこわしたり、外出がいしゅつ介護かいごさきくしたりしても、損害そんがい保険ほけん全額ぜんがく保障ほしょうされます。
 また、ヘルパーの怪我けが労災ろうさい保険ほけんで、治療ちりょうだい収入しゅうにゅう保障ほしょうられます。病気びょうき連続れんぞく4にち以上いじょうやすむと社会しゃかい保険ほけんから(常勤じょうきんの4ぶんの3以上いじょうひとかぎる)保障ほしょうされます。通院つういん入院にゅういんなどは民間みんかん損害そんがい保険ほけんからも給付きゅうふ場合ばあいがあります。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。

 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。

 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。

 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。

 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。

 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。

 2003年度ねんど支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたいなどのNPO法人ほうじん全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになりました。全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになりました。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこない、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになりました。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。

全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう

たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります)

自薦じせん登録とうろく受付うけつけは全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。

自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。

 これにより、将来しょうらいは2000市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 

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