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全国障害者介護制度情報

 

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 　月つき　刊かん

全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう

ホームページ：www.kaigoseido.net

 

 

 

 

★国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバー市町村しちょうそんへの補助ほじょ制度せいどが恒久こうきゅう制度せいどに

 

 

★重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを利用りようして暮くらす在宅ざいたくＡＬＳ特集とくしゅう

 

 

 

 

12・1月つき合併がっぺい号ごう

 ２０１２．１．１８

編集へんしゅう：障害しょうがい者しゃ自立じりつ生活せいかつ・介護かいご制度せいど相談そうだんセンター

情報じょうほう提供ていきょう・協力きょうりょく：全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい

 

発送はっそう係がかり（定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん）  (月つき〜金きん ９時じ〜１７時じ）

　　　　　　　TEL･FAX ０１２０−８７０−２２２（フリーダイヤル）

　　　　　　　TEL･FAX ０４２−４６７−１４６０

制度せいど係がかり（交渉こうしょうの情報じょうほう交換こうかん、制度せいど相談そうだん）

　　　　　　　　　　　　　　（３６５日にち　１１時じ〜２３時じ（土日どにち祝しゅくは緊急きんきゅう相談そうだんのみ））

　　　　　　　ＴＥＬてる　００３７−８０−４４４５（フリーダイヤル）

　　　　　　　ＴＥＬてる　０４２−４６７−１４７０

電子でんしメール：　ｘ＠ｋａｉｇｏｓｅｉｄｏ．ｎｅｔ（スパム対策たいさくで全角ぜんかく文字もじに変かえています。クリックしてもメールは送おくれません）

郵便ゆうびん振込ふりこみ

口座こうざ名めい：障害しょうがい者しゃ自立じりつ生活せいかつ・介護かいご制度せいど相談そうだんセンター 　口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675

２０１１年ねん１２月じゅうにがつ・２０１２年ねん１月がつ合併がっぺい号ごう　　

　

目次もくじ

　

４・・・・国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバー市町村しちょうそんへの補助ほじょ制度せいどが恒久こうきゅう制度せいどに

８・・・・来年度らいねんどから、市町村しちょうそんでの交渉こうしょう方法ほうほうに変更へんこうがあります

１０・・・来年度らいねんどの新しん制度せいどと単価たんか改正かいせいの情報じょうほう
１３・・・入所にゅうしょ施設しせつから地域ちいきへ障害しょうがい者しゃを自立じりつ支援しえんすることが公式こうしきな制度せいどに

１６・・・医療いりょう的てきケアの申請しんせい様式ようしきが厚労省こうろうしょうのHPに掲載けいさい・その他た医療いりょうケア情報じょうほう

１８・・・重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを利用りようして暮くらすー難病なんびょうＡＬＳ−特集とくしゅう記事きじ

３６・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

 

 

 

 

 

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいよりお知しらせ

２０１２年ねん単価たんか改正かいせいで単価たんかが下さがっても給与きゅうよは引ひき下さげません

処遇しょぐう改善かいぜん手当てあても２０１２年度ねんど以降いこうも継続けいぞくします

たとえば東京とうきょうと周辺しゅうへん県けんは重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん６で時給じきゅう１６２０円えん、身体しんたい介護かいごは時給じきゅう２１２０円えん（詳くわしくは巻末かんまつの広告こうこくページを）

・2009年度ねんど制度せいどの単価たんか改善かいぜんで、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの単価たんかアップ・雇用こよう保険ほけん加入かにゅう・原則げんそく厚生こうせい年金ねんきん加入かにゅう開始かいし。自薦じせんヘルパーを確保かくほするための求人きゅうじん広告こうこく費ひや、ヘルパー研修けんしゅう受講じゅこう料りょうの助成じょせい（東京とうきょうなどで随時ずいじ行おこなう研修けんしゅうを受うけるための交通こうつう費ひなども助成じょせい）、求人きゅうじん広告こうこくむけフリーダイヤル番号ばんごう無料むりょう貸かし出だしと求人きゅうじん広告こうこくの電話でんわ受付うけつけ代行だいこうも実施じっし中ちゅう。

・介護かいご者しゃの保障ほしょうのアップで介護かいご人材じんざい確保かくほがより確実かくじつになりました。

 

過疎かそ地ちで自立じりつ生活せいかつセンターを作つくりたい障害しょうがい者しゃを募集ぼしゅう。過疎かそ地ち対策たいさくで助成じょせいや貸付かしつけも実施じっし

自薦じせんヘルパー（パーソナルアシスタント制度せいど）推進すいしん協会きょうかい

　全国ぜんこく各地かくちで障害しょうがい当事とうじ者しゃが主体しゅたい的てきにＣＩＬ（重度じゅうどの障害しょうがい者しゃが施設しせつや親元おやもとから出でて地域ちいきで自立じりつ生活せいかつできるように支援しえんする事業じぎょう体たい＆運うん動体どうたい）を立たち上あげるための助成じょせいや貸付かしつけ、さまざまな研修けんしゅうを提供ていきょうしています。（通信つうしん研修けんしゅうと宿泊しゅくはく研修けんしゅうを組くみ合あわせた研修けんしゅうを行おこなっています）。エンパワメント（サービスを使つかう障害しょうがい者しゃ自身じしんが社会しゃかい力りょくなどをつける）方式ほうしきの自立じりつ支援しえんサービスを行おこないながら、地域ちいきの制度せいどを変かえる運動うんどうを行おこなうという理念りねんにそった当事とうじ者しゃ団体だんたいを作つくるという方ほうは研修けんしゅう受講じゅこう料りょう無料むりょうです。研修けんしゅう参加さんかの交通こうつう費ひも助成じょせいされます。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24時間じかん介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつ生活せいかつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう、施設しせつ等とうからの自立じりつ支援しえん、団体だんたい資金しきん計画けいかく・経理けいり・人事じんじ、指定してい事業じぎょう、運動うんどう理念りねんなどなど。通信つうしん研修けんしゅうの参加さんか者しゃを募集ぼしゅうしています。（通常つうじょう、ＣＩＬの立たち上あげには、古参こさんのＣＩＬでの数すう年ねんの研修けんしゅう（勤務きんむ）が必要ひつようで、運動うんどう経験けいけんや社会しゃかい経験けいけんがある人ひとでも２年ねんほどの研修けんしゅう時間じかん数すうが必要ひつようです。しかし、大都市だいとし部ぶから離はなれた地域ちいきでＣＩＬを作つくるためには、数すう年間ねんかんの勤務きんむ研修けんしゅうは難むずかしいため、地元じもとで生活せいかつしつつ、通信つうしん研修けんしゅうや合宿がっしゅく研修けんしゅうで基礎きそを学まなんだ後のち、実地じっちで少すこしずつ小ちいさなＣＩＬを始はじめながら、毎週まいしゅう連絡れんらくを取とりつつ５〜１０年ねんほどかけてノウハウを覚おぼえて成長せいちょうしていく方法ほうほうを行おこなっています）。

くわしくはお問合といあわせ下ください。フリーダイヤル０１２０−６６−０００９（推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん部ぶ10時どき〜22時どき）へ。

 

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみ書しょ（参加さんかには簡単かんたんな審査しんさがあります。）

団体だんたい名めい・個人こじん名めい（　　　　　　　　　　　　）

郵便ゆうびん番号ばんごう・住所じゅうしょ

名前なまえ

障害しょうがい者しゃ/健常けんじょう者しゃの別べつ＆職名しょくめい

Tel

Fax

メール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 
国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバー市町村しちょうそんへの補助ほじょ制度せいどが恒久こうきゅう制度せいどに（事実じじつ上じょう
の国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん撤廃てっぱい）

（基金ききん事業じぎょうから一般いっぱん会計かいけい予算よさんの補助ほじょ金きんへ移動いどう）

　基金ききん事業じぎょうの「重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご等とうの利用りよう促進そくしんに係かかる市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう」（国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバーの市町村しちょうそんに、オーバ
ー分ぶんを１００％市町村しちょうそんが負担ふたんするのではなく、国くに５０％・ 県けん２５％・市町村しちょうそん２５％にする制度せいど）は、基金ききんが今年ことし
度どいっぱいで廃止はいしのため、来年度らいねんどからどうなるか心配しんぱいされていました。全国ぜんこくの国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーしている
自治体じちたいが（財政ざいせい不足ふそくが出でるので長時間ちょうじかん介護かいごを削けずらなければいけなくなるかと）やきもきしていましたが、一般いっぱん会かい
計けいの 補助ほじょ金きん制度せいどとなることが決きまりました。

　これで、２００３年ねんの時ときのような、ヘルパー時間じかん数すうの引ひき下さげはおきません。 期間きかん限定げんていの一時いちじ的てきな制度せいどではな
くなり、恒久こうきゅう的てきな制度せいどになりました。これは、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんが無なくなるのとほぼ同おなじです。 
　なお、今いままでの基金ききん事業じぎょうの時代じだいと全まったく同おなじく、中核ちゅうかく市し・政令市せいれいしは対象たいしょう外がいで、「都道府県とどうふけん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの国くに
庫くら負担ふたん基準きじゅんオーバー助成じょせいの制度せいど」を先さきに実施じっしすることが条件じょうけんということも変かわりません。つまり、財源ざいげんが変かわっ
ただけで、制度せいどの中身なかみは変かわっていません。（都道府県とどうふけん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうによる補助ほじょは訪問ほうもん系けいサービス利用りよう者しゃの
うち重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りよう者しゃが１０％を超こえる市町村しちょうそんにのみ適用てきよう。この事業じぎょうを都道府県とどうふけんが先さきに行おこなうことが「重度じゅうど訪問ほうもん
介護かいご等とうの利用りよう促進そくしんに係かかる市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう」の実施じっし条件じょうけん（下図したずの中央ちゅうおうのパターン））。
 
 
３年ねん前まえの厚労省こうろうしょう資料しりょう　（この資料しりょうの中央ちゅうおうと右側みぎがわの「基金ききん事業じぎょう」の部分ぶぶん（オレンジ色しょく部分ぶぶん）が今年ことし（平成へいせい２４年ねん）
４月しがつより一般いっぱん会計かいけいの補助ほじょ金きん制度せいどになる）　
細こまかい文字もじが見みやすいＰＤＦはこちら　http://www.kaigoseido.net/kokkohojo.pdf
 


　また、一般いっぱんの市町村しちょうそん（東京とうきょう２３区く含ふくむ）は制度せいどの対象たいしょうですが、人口じんこう規模きぼによって補助ほじょの上限じょうげんが設もうけられています。
人口じんこう１０万まん人にん以下いか：上限じょうげんなしに補助ほじょ
 
人口じんこう１０〜３０万まん人にん：国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん（市しの合計ごうけい額がく）の２倍ばいが上限じょうげん
 
人口じんこう３０万まん人にん以上いじょう：国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん（市しの合計ごうけい額がく）の１．５倍ばいが上限じょうげん
 
ただし、上限じょうげんが設定せっていされているといえども、人口じんこう規模きぼの大おおきい１０万まん人にん以上いじょうの市しで障害しょうがいヘルパー事業じぎょう費ひが国庫こっこ負担ふたん基もと
準じゅん（の市しの合計ごうけい額がく）の２倍ばいを超こえることはまずありません。同おなじく３０万まん人にん以上いじょうで１．５倍ばいを超こえることはまずあり
ません。
 
 
障害しょうがい者しゃ団体だんたいが市町村しちょうそんにこの情報じょうほうを提供ていきょうしてください
　繰くり返かえしになりますが、これは、政令市せいれいし・中核ちゅうかく市し以外いがいの全国ぜんこくのほとんどの市町村しちょうそんで事実じじつ上じょう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがなくなっ
たのと同おなじ意味いみです。
　すぐに、地元じもとの県けんや市町村しちょうそんにこの情報じょうほうを伝つたえてください。国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーしている市町村しちょうそんのほか、１日にち２
４時じ間あいだや１２時じ間あいだ等とうの介護かいごを必要ひつようとしている最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃがいて、市町村しちょうそんが「国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバーすると１００％
市町村しちょうそん負担ふたんだ」と考かんがえ適切てきせつな時間じかん数すうのサービスを決定けっていしないでいる場合ばあいにも、この情報じょうほうを伝つたえてください。事実じじつ上うえ国こく
庫くら負担ふたん基準きじゅんがなくなり、ヘルパー予算よさんが増ふえても市町村しちょうそん負担ふたんは２５％でよくなることを伝つたえてください。 
　というのも、県けんの中なかには、「うちの県けんは国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーしている市町村しちょうそんがないので、特とくにこの事業じぎょうは行おこなっ
ていません。市町村しちょうそんにもこの事業じぎょうの存在そんざいは説明せつめいしていません」という県けんもあります。これでは、市町村しちょうそんは必死ひっしに国庫こっこ
負担ふたん基準きじゅん合計ごうけいを超こえないようにヘルパー事業じぎょう費ひを低ひくく押おさえ込こもうとし、長時間ちょうじかんの介護かいごが必要ひつような人ひとに十分じゅうぶんな時間じかん数すうを
出ださないことが多おおいです。
　また、県けんがこの制度せいどを実施じっししていても、従来じゅうらいから国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーしている一部いちぶの市町村しちょうそんにだけ制度せいどの説明せつめい
をしているという場合ばあいもあります。
 
　また、基金ききん事業じぎょうである今年ことし３月がつまでは、この制度せいどを行おこなっていない道県どうけんがあります。 
　基金ききん事業じぎょうが３年ねん限定げんていだということを理由りゆうにしている場合ばあいや、同おなじ基金ききん事業じぎょうの他ほかのメニューに予算よさんを多おおく取とられたの
でという理由りゆうで実施じっししていない道県どうけんが一部いちぶあります。
来年度らいねんど（２０１２年ねん４月がつ）からは、基金ききん事業じぎょうとはちがって、他たの制度せいどとは財布さいふが分わかれる形かたちになるので、ほかのメニ
ューに予算よさんを取とられて実施じっしできないということも無なくなります。また、恒久こうきゅう制度せいどになりましたので、格段かくだんに実施じっししや
すくなります。 
 
 
県けんにも交渉こうしょうを
ぜひ、各かく県けんに問とい合あわせて、今いままで実施じっししていなかった県けんは、一般いっぱん制度せいど化かさ れたので、すぐに制度せいどを実施じっしするための
予算よさんの組くみ直なおしをするように要望ようぼうしてください。 
また、すでに制度せいどを行おこなっている都道府県とどうふけんでも、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーしている市町村しちょうそんのみに助成じょせい制度せいどを伝つたえ、他たの
市町村しちょうそんに詳くわしく説明せつめいせずに実施じっししてきた都道府県とどうふけんが多おおいです。これでは多おおくの市町村しちょうそんでは、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバーを恐おそれ
れて、長時間ちょうじかんの介護かいごが必要ひつような障害しょうがい者しゃに対たいして適正てきせいなヘルパー時間じかん数すうを決定けっていしません。都道府県とどうふけんが各かく市町村しちょうそんにこの制度せいどが
あることをきちんと伝つたえ、自立じりつ支援しえん法ほう２条じょう１項こう（市町村しちょうそんの責務せきむ）の「障害しょうがい者しゃが自立じりつした生活せいかつができるような支給しきゅうを行おこなう
こと」を市町村しちょうそんが適切てきせつに実行じっこうするように市町村しちょうそんを集あつめた会議かいぎでしっかり説明せつめいするように県けんに要望ようぼうしてください。
 
ポイント
・    長時間ちょうじかん介護かいごが必要ひつようでも法ほうに従したがって支給しきゅう決定けっていすること。
・    国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんをオーバーしても、この補助ほじょ制度せいどがあるので
市町村しちょうそんが１００％負担ふたんする部分ぶぶんは発生はっせいしないこと
の２点てんをきちんと都道府県とどうふけんが市町村しちょうそんに説明せつめいが必要ひつよう
 


（次つぎページに続つづく）
 
 

来年度らいねんどから、市町村しちょうそんでの交渉こうしょう方法ほうほうに変更へんこうがあります
 
（前ぜんページからの続つづき）

ヘルパー事業じぎょう費ひが国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんの合計ごうけい額がくをオーバーしている市町村しちょうそんへ、そのオーバー部分ぶぶんに国くに５０％・県けん
２５％の補助ほじょ の出でる制度せいど「重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご等とうの利用りよう促進そくしんに係かかる市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう」が基金ききん事業じぎょうから一般いっぱん財源ざいげんの
補助ほじょ金きん制度せいどに変かわります （４月がつより）。

すでにこの情報じょうほうをもとに市町村しちょうそんと話はなした重度じゅうど障害しょうがい者しゃの中なかには、今いまは１２時じ間あいだしか重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごが出でていな
いが、４月がつか ら２４時じ間あいだ保障ほしょうになる方向ほうこうが決きまったという例れいもあります。

（この例れいでは、いままで県けんが基金ききん事業じぎょうをやってなかったので、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバー分ぶんを全額ぜんがく負担ふたんしてい
たので、その 予算よさんを使つかい、２４時じ間あいだ保障ほしょうにする）

この補助ほじょ金きん制度せいどですが、基金ききん事業じぎょうと違ちがって年度ねんど途中とちゅうでも９月がつ頃ごろまでなら市町村しちょうそんが県けんに申もうし込こめるようになり
ます。（基もと 金きん事業じぎょうでは事実じじつ上じょうこれが出来できなかった）

例たとえば、５月がつや６月がつに２４時じ間あいだ介護かいご利用りよう者しゃが自立じりつして、「２４時じ間あいだの重度じゅうど訪問ほうもんを決定けっていすると国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオ
ーバーになる のでできない」と市町村しちょうそんが言いった場合ばあい、県けんに補助ほじょ金きん制度せいどの枠わくを増ふやしてもらうように協議きょうぎすれ
ば、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバー 分ぶんに補助ほじょがつきます。

（市町村しちょうそんが「やらない理由りゆう」にしかねないので、必かならず団体だんたいから県けんにも交渉こうしょうをしてください。）

県けんは予算よさんを増ふやして９月くがつ議会ぎかいでの補正ほせいを組くみ、それに先立さきだち国こくに増ふえ枠わくを連絡れんらくすれば、補助ほじょがつきます。

国くには来年度らいねんどは初年度しょねんどのため、慎重しんちょうに夏なつ前まえに１回かい目めの聴取ちょうしゅを都道府県とどうふけんに行おこないます。（予算よさんが足たりないと内部ないぶ流りゅう
用ようなどの準備じゅんび が必要ひつようなため）。２回かい目めは秋あきごろ。

これをもとに予算よさんの執行しっこう計画けいかくを作つくります。９月くがつ以降いこうに市町村しちょうそんが県けんにこの補助ほじょ金きんを増額ぞうがくして欲ほしいといっても、
もう遅おそいと いうことになります。

このため、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバー市町村しちょうそん（国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんギリギリのところも含ふくむ）では、９月くがつ以降いこうに交渉こうしょうし
ても県けんや国くにの 補助ほじょが得えられないので、制度せいどが伸のびません。

全国ぜんこくの自治体じちたいの中なかには、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんギリギリいっぱいのところも少すくなくありません。しかも、そこに住すん
でいる障害しょうがい者しゃ がそのことを知しらないことがほとんどです。自立じりつ支援しえんをしている団体だんたいは、交渉こうしょう予定よていの１年ねん前まえに
は市町村しちょうそんの国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん合ごう 計けいと現状げんじょうの予算よさんの差額さがくを障害しょうがい福祉ふくし課かに聞きいて把握はあくしておく必要ひつようがあります。（新しん
制度せいどの情報じょうほうを障害しょうがい福祉ふくし課かに情報じょうほう提供ていきょうした ついでに聞きくのがいいでしょう）。

その市町村しちょうそんが国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんギリギリいっぱいの場合ばあいは、時間じかん数すうアップ交渉こうしょうや新規しんきの自立じりつ支援しえんは４月がつから８月がつに
行おこなう必要ひつようが あります。

なお、４月がつからの時間じかん数すうアップに向むけてという交渉こうしょうならば、１・２・３月がつは交渉こうしょうによい期間きかんです。今回こんかいの新しん
制度せいどの話はなしを市し 町村ちょうそんに行おこない、現在げんざい適正てきせいな時間じかん数すうが出でていない場合ばあいは、４月がつからの時間じかん数すうアップを交渉こうしょうしてくだ
さい。

 

 

参考さんこう　政府せいふの２４年度ねんど予算よさん案あん障害しょうがい福祉ふくし課か資料しりょうより
（９）重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご等とうの利用りよう促進そくしんに係かかる市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう【新規しんき】 ２２億おく円えん

  重度じゅうど障害しょうがい者しゃの地域ちいき生活せいかつを支援しえんするため、重度じゅうど障害しょうがい者しゃの割合わりあいが著いちじるしく高こうい等とうのことから、訪問ほうもん系けいサー
ビスの給付きゅうふ額がくが国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんを超こえている財政ざいせい力りょくの弱よわい市町村しちょうそんに対たいし財政ざいせい支援しえんを行おこなう。（障害しょうがい者しゃ自立じりつ
支援しえん対策たいさく臨時りんじ特例とくれい交付こうふ金きんの基金ききん事業じぎょうであったものを新あらたに補助ほじょ金きん化かするもの。）

 

 
 
 

来年度らいねんどの新しん制度せいどと単価たんか改正かいせいの情報じょうほう

 

　従来じゅうらいから重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは利用りよう者しゃの障害しょうがいが重おもいわりに事業じぎょう所しょに入はいる単価たんかが低ひくく、重度じゅうどの障害しょうがい者しゃがサービスを利用りよう
したくても 契約けいやくしてくれる事業じぎょう所しょが見みつからないという地域ちいきが多おおくあります。特とくに農村のうそん部ぶでは重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを
長時間ちょうじかん提供ていきょうできる事業じぎょう所しょ がほとんど無ない状態じょうたいです。また、都市とし部ぶでも吸引きゅういんなどの医療いりょう的てきケアが必要ひつような重度じゅうど障害しょうがい
者ものは事業じぎょう所しょがなかなか見みつからない状じょう 態たいが続つづいています。（重度じゅうど訪問ほうもんの利用りよう者しゃは介護かいご方法ほうほうが高度こうどで個別こべつ性せいがあ
るためヘルパーの養成ようせいに事業じぎょう所しょとしてはコストがか かるので避さけられる）。

　こんな中ちゅう、３年ねんに１回かいの制度せいどの単価たんか改正かいせいが今年ことし４月がつに行おこなわれます。ヘルパー制度せいど単価たんかの改正かいせいや医療いりょう的てきケアの加算かさん
の開始かいしは 利用りよう者しゃにとって重要じゅうような情報じょうほうです。

 

１月がつ１３日にちの厚労省こうろうしょう報酬ほうしゅう検討けんとうチーム資料しりょう「報酬ほうしゅう改定かいていの基本きほん方針ほうしん」の解説かいせつ

全体ぜんたい状況じょうきょうでは、物価ぶっかがマイナス０．８％のため、障害しょうがい福祉ふくしサービスの平均へいきん単価たんかは４月がつからマイナス０．８％の改訂かいてい
になりま す。

（今回こんかいの改訂かいていで、処遇しょぐう改善かいぜん助成じょせい金きん（２．８％相当そうとう）を報酬ほうしゅうに「処遇しょぐう改善かいぜん加算かさん」として入いれるので、全体ぜんたいでは２％ア
ップ予算よさん ですが、処遇しょぐう改善かいぜん以外いがいの本体ほんたいではマイナス０．８％）

介護かいご保険ほけんは平均へいきんマイナス１．８％が決きまっています。（身体しんたい介護かいごは今いままで同様どうように介護かいご保険ほけんと同額どうがくになるでしょう）。
確定かくてい単たん 価あたいが出でるのは障害しょうがいも介護かいご保険ほけんも１月がつ末まつです。

 

以下いかがすでに確定かくていした情報じょうほう

 

・たんの吸引きゅういん等とうの加算かさんは障害しょうがいヘルパー制度せいどでは「１日にち何なん円えん」という加算かさんになります。ただし、２０％の特定とくてい事業じぎょう所しょ
加算かさんを受 けている事業じぎょう所しょは受うけられません。（介護かいご保険ほけんのヘルパーには加算かさんなし）

・地域ちいき区分くぶんの見直みなおし：今いまは甲地こうち・乙おつ地ちなどの５区分くぶんですが、公務員こうむいんの地域ちいき手当てあて区分くぶんにそろえ、全国ぜんこく７区分くぶんに変かわり
ます。東ひがし 京きょう２３区くが１８％で、その下したが１５％・ １２％・１０％・６％・３％・０％に。金額きんがくが変かわる自治体じちたいに
は、激変げきへん緩和かんわを３年ねん 行おこない４年ねん目めに完全かんぜん実施じっしとなります。

・相談そうだん支援しえんは現在げんざいの単価たんかは介護かいご保険ほけんのケアマネ事業じぎょう所しょにあわせてありますが、特定とくてい事業じぎょう所しょ加算かさん廃止はいしし、その予算よさんを
本体ほんたい報酬ほうしゅうに 加算かさんします。（介護かいご保険ほけんよりも高たかい単価たんかになる）

 

・相談そうだん支援しえんの地域ちいき移行いこう支援しえんや地域ちいき定着ていちゃく支援しえん（新規しんき）

　ＣＩＬ等とうの障害しょうがい者しゃ団体だんたいが施設しせつから地域ちいきへの自立じりつ支援しえんをすることにそれなりのお金かねが出でる、期待きたいできる報酬ほうしゅう体系たいけいに
なりそう です。施設しせつ入所にゅうしょ中ちゅうからの外出がいしゅつ等とうのヘルパー利用りよう体験たいけんなどは毎月まいつき定額ていがくの基本きほん単価たんかに組くみ込こまれていますが、
支援しえん日数にっすうが多おおいと 実績じっせきに応おうじて加算かさんがつきます。１人ひとり暮くらしに向むけた体験たいけん宿泊しゅくはく（グループホーム単価たんかにあわせる金かね
額がくで設定せってい）や自立じりつ後ごも緊急きんきゅう で体験たいけん室しつに泊とめて介護かいごを提供ていきょうしたり、２４時じ間あいだ緊急きんきゅう連絡れんらく体制たいせいを組くんだりすれば報酬ほうしゅうが出で
ます。緊急きんきゅう時じの密みつな支援しえんにも支援しえん日び 数すうに応おうじて実績じっせき払ばらいで報酬ほうしゅうが出でます。中山なかやま間あいだ部ぶの人ひとにはそこに相談そうだん支援しえんに行くだり
くコストや一緒いっしょに出でかけるコストを踏ふまえ加算かさん が出でます。

 

施設しせつから地域ちいきへの自立じりつの支援しえんを行おこなってきた障害しょうがい者しゃ団体だんたいは、都道府県とどうふけん指定していの相談そうだん支援しえん事業じぎょうを急いそいで申請しんせいしましょう。
この指定していを取とらないと上記じょうきの費用ひようを受うけられません。まだ地域ちいき移行いこう・地域ちいき定着ていちゃくを最さい重度じゅうどの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ等とうに実施じっしする
事業じぎょう所しょが少すくない中なか、指定していをとって支援しえんを行おこなえば、広範囲こうはんいの行政ぎょうせいに注目ちゅうもくされる重要じゅうような実績じっせきになります。そうなると、県けん
や市しの関係かんけい会議かいぎや自立じりつ支援しえん協議きょうぎ会かいや相談そうだん事業じぎょう所しょ間あいだの連絡れんらく会かいに入いれます。そのような集あつまりに積極せっきょく的てきに出向でむき、例たとえば、
２４時じ間あいだ介護かいごの利用りよう者しゃの 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごでの自立じりつ支援しえん方法ほうほうを県内けんないの全ぜん事業じぎょう所しょや市町村しちょうそんに具体ぐたい的てきな情報じょうほうとして伝つたえていっ
てください。介護かいご保険ほけんでは今年ことしの改正かいせいで、ヘルパーの定時ていじ巡回じゅんかいと（呼よばれた時ときに駆かけつける）随時ずいじ訪問ほうもんをセットにし
たサービスで、ＡＬＳなど最さい重度じゅうどの利用りよう者しゃを支ささえる（老健ろうけん局きょく職員しょくいん談だん）という方針ほうしんを立たてており、ＡＬＳ当事とうじ者しゃが「そ
んなひどいサービスは耐たえられない」と怒おこっています（最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃはすぐそばで重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごヘルパーが常つねに見守みまもり
待機たいきしておいて、吸引きゅういんや排泄はいせつや文字もじ盤ばん利用りようのコミュニケーションや体位たいいの微ほろ調整ちょうせいや温度おんど調節ちょうせつや、細こまかいことでは、かゆ
いところをかくことまで、様々さまざまな介護かいごを即座そくざに行おこなわなければいけません）。この介護かいご保険ほけんで考かんがえられているような２４
時間じかん定時ていじ巡回じゅんかい・随時ずいじ訪問ほうもんなどの支援しえん方法ほうほうが誤あやまって全国ぜんこくの市町村しちょうそんに広ひろがってしまうと、重度じゅうど訪問ほうもんを長時間ちょうじかん連続れんぞくで決定けっていする
市町村しちょうそんがなくなります。（市町村しちょうそんの財務ざいむ部ぶが障害しょうがい福祉ふくし課かに対たいして「最さい重度じゅうどのＡＬＳでも介護かいご保険ほけんの限度げんど額がく３５万まん円えんで２
４時じ間あいだ巡回じゅんかいで生活せいかつできるのだから、障害しょうがいヘルパーを３５万まん円えん以上いじょう使つかうことは認みとめられない」と予算よさん増額ぞうがくを許可きょかしなくな
る）。このような市町村しちょうそんが増ふえると、重度じゅうど訪問ほうもんを長時間ちょうじかん適正てきせいに支給しきゅう決定けっていしている自治体じちたいが全国ぜんこく的てきにも特異とくいな存在そんざいになり、
将来しょうらい、情勢じょうせいが変かわれば国庫こっこ補助ほじょを外はずされる恐おそれがあり、危険きけんです。

 

・訪問ほうもん系けい　居宅きょたく介護かいごのサービス提供ていきょう責任せきにん者しゃは介護かいご保険ほけんの改訂かいてい（利用りよう者しゃ４０人にんでサービス提供ていきょう責任せきにん者しゃ１人にん）に合あわせる方向ほうこうです。

（重度じゅうど訪問ほうもんは利用りよう長時間ちょうじかんが多おおいので介護かいご保険ほけんと全まったく同おなじ基準きじゅんにはならない方向ほうこう）

・家事かじ援助えんじょは３０分ふん刻きざみを１５分ふん刻きざみに変更へんこう

・重度じゅうど訪問ほうもんと行動こうどう援護えんごの特定とくてい事業じぎょう所しょ加算かさんの経過けいか措置そちを３年ねん延長えんちょう（重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの特定とくてい事業じぎょう所しょ加算かさんの場合ばあい、介護かいご福祉ふくし士し３年ねん経験けいけん
者もの等とうがサービス提供ていきょう責任せきにん者しゃの１００％を占しめる本則ほんそく条件じょうけんに対たいし、３年ねんの経過けいか措置そちで重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご現場げんば経験けいけん３０００時間じかん以上いじょうの
サービス提供ていきょう責任せきにん者しゃが５０％以上いじょうでも可かという基準きじゅんがある）

 
 
なお、「障害しょうがい福祉ふくしサービス等とう報酬ほうしゅう改定かいてい検討けんとうチーム」第だい８回かいの重要じゅうような資料しりょう、資料しりょう５-２のリンクはホームページに掲載けいさいしています。　
 
 
（つづき）
障害しょうがい者しゃ団体だんたいが昔むかしから取とり組くんできた、入所にゅうしょ施設しせつから地域ちいきへ障害しょうがい者しゃを自立じりつ支援しえんすることが公式こうしきな制せい
度どに
 
相談そうだん支援しえんについては多おおくの項目こうもくが新規しんきで制度せいど化かされます。
障害しょうがい者しゃ団体だんたいが昔むかしから取とり組くんできた、入所にゅうしょ施設しせつから地域ちいきへ障害しょうがい者しゃを自立じりつ支援しえんすることが公式こうしきな制度せいどになります。今いままで取とり組くん
できたそのままが制度せいどになるので、県けんの相談そうだん支援しえん事業じぎょうの指定していをとってぜひ取とり組くんでみてください。
重要じゅうよう部分ぶぶんですので、１月がつ１３日にちの報酬ほうしゅう検討けんとうチームの資料しりょう５-２から相談そうだん支援しえんの部分ぶぶんを転載てんさいします。
 
２．相談そうだん支援しえん
 
(2) 地域ちいき移行いこう支援しえん
（基本きほん的てき考かんがえ方かた）
○ 地域ちいき移行いこう支援しえんは訪問ほうもん相談そうだんや同行どうこう支援しえん、関係かんけい機関きかんとの調整ちょうせい等とうを一体いったい的てきに実施じっしするものであることから、報酬ほうしゅうは包括ほうかつ的てきにサー
ビスを評価ひょうかする体系たいけいとし、計画けいかく相談そうだん支援しえん等とうと同様どうように、毎月まいつき定額ていがくの報酬ほうしゅうを算定さんていする仕組しくみとする。その上うえで、特とくに支援しえんが必要ひつようと
なる場合ばあい等とうについては、実績じっせきに応おうじて報酬ほうしゅうを算定さんていする仕組しくみとする。
 
（毎月まいつきの包括ほうかつ的てきなサービスの評価ひょうか）
○ 毎月まいつき定額ていがくで算定さんていする報酬ほうしゅうについては、利用りよう者しゃへの訪問ほうもんによる支援しえん（訪問ほうもん相談そうだんや同行どうこう支援しえん）を週しゅう１回かい程度ていど行おこなうことを基本きほんとし
て、現行げんこうの補助ほじょ事業じぎょうにおいて自治体じちたいが設定せっていしている補助ほじょ単価たんかの例れいを参考さんこうに設定せっていする。算定さんてい要件ようけんについては、対象たいしょう者しゃの状況じょうきょうによ
り関係かんけい機関きかんとのケア会議かいぎや連絡れんらく調整ちょうせい等とう、利用りよう者しゃへの訪問ほうもんによる支援しえん以外いがいの業務ぎょうむ負担ふたんが多おおくなる場合ばあいも想定そうていされることから、利り
用よう者しゃへの訪問ほうもんによる支援しえんを少すくなくとも月つき２回かい以上いじょう行おこなうこととする。
 
（特とくに支援しえんが必要ひつようとなる場合ばあい等とうの評価ひょうか）
○ 特とくに業務ぎょうむ量りょうが集中しゅうちゅうする退院たいいん・退すさ所しょ月がつにおいては、さらに一定いってい単位たんいを加算かさんすることとし、当該とうがい加算かさん単位たんいについては、現行げんこうの補ほ
助じょ事業じぎょうで自治体じちたいが設定せっていしている補助ほじょ単価たんかの例れいを参考さんこうに設定せっていする。また、退院たいいん・退すさ所しょ月がつ以外いがいについても、利用りよう者しゃへの訪問ほうもんによる支ささえ
援を集中しゅうちゅう的てきに実施じっしした場合ばあいについては、一定いってい単位たんいを加算かさんする。
 
○ 相談そうだん支援しえん事業じぎょう者しゃの委託いたく等とうによる障害しょうがい福祉ふくしサービスの体験たいけん利用りようや一人暮ひとりぐらしに向むけた体験たいけん宿泊しゅくはくについても、報酬ほうしゅう上じょう評価ひょうかする。
具体ぐたい的てきには、一定いっていの上限じょうげんの下した、支援しえん日数にっすうに応おうじて算定さんていする仕組しくみとし、報酬ほうしゅう単位たんいについては、体験たいけん利用りようの場合ばあいは日にち中ちゅう活動かつどう系けいサ
ービスの報酬ほうしゅうを、体験たいけん宿泊しゅくはくの場合ばあいは共同きょうどう生活せいかつ援助えんじょ（グループホーム）・共同きょうどう生活せいかつ介護かいご（ケアホーム）の体験たいけん宿泊しゅくはくの報酬ほうしゅうを、そ
れぞれ参考さんこうに設定せっていする。
 
（その他た）
○ 中山なかやま間あいだ地域ちいき等とうに居住きょじゅうする者ものについては、移動いどうコストを勘案かんあんし、計画けいかく相談そうだん支援しえん等とうと同様どうように、特別とくべつ地域ちいき加算かさんを創設そうせつする。
 
(3) 地域ちいき定着ていちゃく支援しえん
（基本きほん的てき考かんがえ方かた）
○ 地域ちいき定着ていちゃく支援しえんについては、常時じょうじの連絡れんらく体制たいせいを確保かくほするための報酬ほうしゅうを毎月まいつき定額ていがくで算定さんていするとともに、緊急きんきゅう時じの支援しえんを行おこなった場ば
合ごうに支援しえん日数にっすうに応おうじて実績じっせき払ばらいにより評価ひょうかする仕組しくみとする。
 
（常時じょうじの連絡れんらく体制たいせいの確保かくほの評価ひょうか）
○ 常時じょうじの連絡れんらく体制たいせいの確保かくほの報酬ほうしゅうについては、現行げんこうの補助ほじょ事業じぎょうで自治体じちたいが設定せっていしている補助ほじょ単価たんかの例れいを参考さんこうに設定せっていする。
 
（緊急きんきゅう時じの支援しえんの評価ひょうか）
○ 緊急きんきゅう時じの支援しえんについては、居宅きょたくへの訪問ほうもんや緊急きんきゅう時じに相談そうだん支援しえん事業じぎょう所しょの宿直しゅくちょく室しつ等とうで滞在たいざい型がたの支援しえんを行おこなった場合ばあいに、支援しえん日数にっすうに
応おうじて報酬ほうしゅうを算定さんていすることとし、報酬ほうしゅう単位たんいについては、現行げんこうの補助ほじょ事業じぎょうで自治体じちたいが設定せっていしている補助ほじょ単価たんかの例れいや居宅きょたく介護かいごの報ほう
酬むくいを参考さんこうに設定せっていする。
 
（その他た）
○ 中山なかやま間あいだ地域ちいき等とうに居住きょじゅうする者ものについては、移動いどうコストを勘案かんあんし、計画けいかく相談そうだん支援しえん等とうと同様どうように、特別とくべつ地域ちいき加算かさんを創設そうせつする。
 
注ちゅう：地域ちいき移行いこう支援しえんは施設しせつ入所にゅうしょ中ちゅうに行おこなう。地域ちいき定着ていちゃく支援しえんは自立じりつ後ごに行おこなう。おおむね半年はんとしずつ。
 
「障害しょうがい福祉ふくしサービス等とう報酬ほうしゅう改定かいてい検討けんとうチーム」の一連いちれんのｈｐ
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000almx.html#shingi45
第だい８回かい「障害しょうがい福祉ふくしサービス等とう報酬ほうしゅう改定かいてい検討けんとうチーム」資料しりょうHP
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000204ry.html
 
なお、先月せんげつ号ごうで説明せつめいした相談そうだん支援しえんの名称めいしょうが変更へんこうになっています。市町村しちょうそん指定していの特定とくてい相談そうだん支援しえんが「計画けいかく相談そうだん支援しえん」に、県けん指定していの一いち
般相談そうだん支援しえんが「地域ちいき相談そうだん支援しえん」に名称めいしょう変更へんこうとなっています。

 

 

 

　ヒューマンケア協会きょうかいの本ほんを取とり扱あつかい中なか

特とくに､セルフマネジドケアハンドブックは自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかいの通信つうしん研修けんしゅうのテキストの１ひとつですので､お勧すすめです。

セルフマネジドケアハンドブック　\2,000

　　自立じりつ生活せいかつプログラムマニュアル　\1,300
　　自立じりつ生活せいかつへの鍵かぎ　　\1,200
申もうし込こみは発送はっそう係がかり０１２０−８７０−２２２　今月こんげつ号ごうの封筒ふうとうでもＦＡＸふぁっくす注文ちゅうもん可能かのう

 
 
 

医療いりょう的てきケアの申請しんせい様式ようしきが厚労省こうろうしょうのHPに掲載けいさい
 
医療いりょう的てきケアの申請しんせい様式ようしきが厚労省こうろうしょう社会しゃかい・援護えんご局きょくのホームページに掲載けいさいされています。経過けいか措置そち（みなし認定にんてい）の申請しんせい様式ようしきも
載のっています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/tannokyuuin05.html
当会とうかいＨＰからもリンクしています。
 
医療いりょう的てきケア法ほう改正かいせい関係かんけいQ&A（回答かいとう：介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい）

Q　経けい管かん栄養えいようの利用りよう者しゃにサービスを提供ていきょうするために、ヘルパーは経けい管かん栄養えいようのみの４時じ間あいだの研修けんしゅうが必要ひつようですが、これは4月つき以前いぜん
（2月つきか3月つき 中ちゅう）に実施じっしする事ことは可能かのうなのでしょうか？（「特定とくていの者もの」９時じ間あいだ研修けんしゅうのうち吸引きゅういんは現行げんこうの通知つうちがあるので「みなし」
になるので、受講じゅこう免除めんじょだが、現行げんこう通知つうちのない経けい管かん栄養えいよう部分ぶぶんのみ４時じ間あいだの受講じゅこうが必要ひつよう）

A　基本きほん的てきには改正かいせい法ほう施行しこうが４月がつ１日にちなので２月がつや３月がつに自由じゆうに実施じっしすることは不可能ふかのうです。自由じゆうに実施じっしできるのは４月がつ１日にち
からになります。

なお、法ほう施行しこう以降いこうは、国くにの基準きじゅんに沿そった研修けんしゅうを民間みんかんが行おこなえば、都道府県とどうふけんは登録とうろくの拒否きょひができません。４月しがつ１日にちに４時じ間あいだ研修けんしゅう実施じっし
でもOKです。

今年度こんねんど（３月がつまで）は国くにが予算よさんつけて都道府県とどうふけんに研修けんしゅうをお願ねがいしています。県けんによってはCILに研修けんしゅうを委託いたくしたりしています。

 

Q　４月がつになっても経けい管かん栄養えいようの研修けんしゅう受講じゅこうが終おわってない場合ばあい、どうなるのでしょうか？

A　今いままでも経けい管かん栄養えいようは何なん十じゅう年ねんもヘルパーがやってきていますが、（明確めいかくに法律ほうりつ違反いはんになったのは養護ようご学校がっこう向むけ通知つうちに医療いりょう行為こうい
と書かかれたときからなので、ここ数すう年ねんですが）法律ほうりつ違反いはんといっても刑事けいじ事件じけんになっていません。厚労省こうろうしょうの医師いし法ほう所管しょかんの医事いじ課かも
関係かんけい団体だんたい揃そろい踏ぶみの全体ぜんたい交渉こうしょうの場ばで「（今いまのヘルパーの経けい管かん栄養えいよう介護かいごが）違法いほうかと聞きかれたら、立場たちば上じょう「そうだ」と答こたえるしか
ないが、裁判所さいばんしょは問題もんだいにしないと思おもう」と言いっています。ALSの橋本はしもとさんは経けい管かん栄養えいようでヘルパー介護かいごですが、この制度せいどの国くにの検討けんとう
会かいに委員いいんとして出でていますので、政務せいむ官かんも厚労省こうろうしょうの関係かんけい部局ぶきょく全員ぜんいんも、医師いし会かいも看護かんご協会きょうかいも国会こっかい議員ぎいんも知しっています。

そういう訳わけで、いきなり経けい管かん栄養えいようが問題もんだいになることはないと思おもわれます。（全国ぜんこく的てきには１年ねんくらいは研修けんしゅう受講じゅこうできない人ひとがいる
でしょうから。）

ですから、４月がつになって４時じ間あいだ研修けんしゅうを実施じっしするので十分じゅうぶんでしょう。

もちろん、可能かのうなら、できるだけ４月がつ上旬じょうじゅんに実施じっしする方ほうがいいです。

 

人工じんこう呼吸こきゅう器きの資料しりょう（ビデオと本ほん）を無料むりょう配布はいふ中ちゅう

・カニューレはピアス…計画けいかく的てき気管きかん切開せっかいの記録きろく　〔Ａ４版はん 53ページ〕無料むりょう

・自立じりつをこの手てに（ＶＨＳビデオ）

気管きかん切開せっかいで人工じんこう呼吸こきゅう器きを２４時じ間あいだ使つかいながら、地域ちいきで２４時じ間あいだの介護かいご制度せいどを使つかいながら1人ひと暮くらししている全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃの生活せいかつのわかる資料しりょうです。　

申込もうしこみは発送はっそう係がかり０１２０−８７０−２２２　今月こんげつ号ごうの封筒ふうとうでもＦＡＸふぁっくす注文ちゅうもん可能かのう。なお、大変たいへん参考さんこうになる人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃの自立じりつ生活せいかつのビデオ「ベンチレーターと楽らくしいくらしマニュアル」は当会とうかいホームページから無料むりょうで見みられます。

　

全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かいの常任じょうにん委員いいん選挙せんきょが行おこなわれ、改選かいせんされました。

また、選挙せんきょ後ごの常任じょうにん委員いいん会かいで新しん役員やくいんが決きまり、代表だいひょうが交代こうたいしました。

 

常任じょうにん委員いいん　　　地域ちいきブロック　市町村しちょうそん　　　　　　（役員やくいん）

渡辺わたなべ哲也てつや　　北海道ほっかいどう　　　北見きたみ市し

岡本おかもと雅樹まさき　　北海道ほっかいどう　　　札幌さっぽろ市し　

勝又かつまた文博ふみひろ　　北海道ほっかいどう　　　札幌さっぽろ市し

中島なかじま幸生さちお　　東北とうほく　　　　山形やまがた県けん大蔵おおくら村むら　

篠田しのだ隆たかし　　　北陸ほくりく　　　　新潟にいがた市し

川元かわもと恭子きょうこ　　関東かんとう　　　　東京とうきょう都と小平こだいら市し　　　（事務じむ局長きょくちょう）
横山よこやま晃久あきひさ　　関東かんとう　　　　東京とうきょう都と世田谷せたがや区く

渡辺わたなべ正直まさなお　　東海とうかい　　　　静岡しずおか市し

吉田よしだ知とも栄美えみ　北陸ほくりく　　　　福井ふくい市し
小林こばやし敦あつし　　　東海とうかい　　　　名古屋なごや市し

藤原ふじわら勝也かつや　　近畿きんき　　　　兵庫ひょうご県けん西宮にしのみや市し
河本かわもと満幸みつゆき　　中国ちゅうごく　　　　山口やまぐち県けん下関しものせき市し　　　（代表だいひょう）
山之内やまのうち俊夫としお　九州きゅうしゅう　　　　宮崎みやざき市し

評議ひょうぎ員いん　

 　東あずま聖二せいじ    　福岡ふくおか県けん筑後ちくご市し

 

 

 

 

 

特集とくしゅう
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを利用りようして暮くらすー難病なんびょうＡＬＳ−

 

ＡＬＳ（筋すじ萎縮いしゅく性せい側がわ索さく硬化こうか症しょう）

ＡＬＳとは、運動うんどうを司つかさどる神経しんけい細胞さいぼう群ぐんが徐々じょじょに破壊はかいされる事ことによって、「筋肉きんにくを動うごかす」指令しれいが伝つたわらず、筋力きんりょくが弱よわくなり、
やせていってしまう難病なんびょうです。（国くにの特定とくてい疾患しっかんに指定していされています）

症状しょうじょうの進行しんこうにより、ほぼ全身ぜんしんの筋肉きんにくに麻痺まひが起おこります。

麻痺まひが呼吸こきゅう筋すじまで及およぶと、気管きかん切開せっかいをして人工じんこう呼吸こきゅう器きを装着そうちゃくします。

２４時じ間あいだのヘルパー制度せいどを使つかって生活せいかつしている人ひともいますが、介助かいじょ制度せいどがきちんと使つかえれば、人工じんこう呼吸こきゅう器きを使つかいながら車くるま椅
子こに乗のって外出がいしゅつし社会しゃかい活動かつどうができます。海外かいがいの国際こくさい会議かいぎに出席しゅっせきするＡＬＳの人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃもいます。家族かぞくと暮くらす人ひとも
多おおいですが、２４時じ間あいだの介助かいじょ制度せいどを使つかって1人ひとぐらしをしている人ひとも何人なんにんもいます。事業じぎょうなどを経営けいえいしている人ひともいますし、
生活せいかつ保護ほごの人ひともいます。

 

ＡＬＳの特徴とくちょうとして、以下いかの点てんがあります。

・筋肉きんにくは動うごかなくても感覚かんかくはあること

・思考しこう能力のうりょくは低下ていかしないこと

症状しょうじょうの進行しんこうの程度ていどによって求もとめられるレベルは変かわりますが、介助かいじょやケアの際さいには、当事とうじ者しゃの考かんがえ・思おもいを正まさしく受うけ取とり、
「手足てあしの代行だいこう」ができる事ことが必要ひつようです。

 

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを利用りようして生活せいかつする実例じつれい

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとは：

障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうの中なかの訪問ほうもん系けいサービス（ホームヘルパー制度せいど）の一ひとつです。

２４時じ間あいだの連続れんぞく介護かいごが必要ひつような最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃに、２４時じ間あいだ連続れんぞくしてヘルパーを使つかう（８時じ間あいだ勤務きんむのヘルパーが３交代こうたいで）事ことを想おもえ
定じょうして作つくられた制度せいどです。もちろん１日にち１６時じ間あいだや１２時じ間あいだの利用りようをして、残のこりは家族かぞくが介護かいごということも出来できます。

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは身体しんたい介護かいごとは違ちがって、ヘルパーが障害しょうがい者しゃに呼よばれるまですぐそばで座すわって待まつ「見守みまもり待機たいき」もヘルパーの仕事しごと
となっています。介護かいご保険ほけんや障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうの身体しんたい介護かいごのヘルパーは、決きめられた身体しんたい介護かいごを１時じ間あいだ〜1.5時間じかん程度ていどの短みじかい時とき
間あいだにさっとやり終おえて帰かえって行いきますが、障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、同おなじヘルパーが最低さいてい８時じ間あいだ障害しょうがい者しゃのそばに座すわっ
て待まち、排泄はいせつや体位たいい交換こうかんや文字もじ盤ばんや水分すいぶん補給ほきゅうなどを障害しょうがい者しゃに言いわれたら、言いわれたときに即座そくざに介護かいごを行おこない、それが終おわったら、
次つぎに呼よばれるまでまた傍はたに座すわって障害しょうがい者しゃを見守みまもりながら待機たいきします。外出がいしゅつの介護かいごも重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごのヘルパーが行おこなえます。重度じゅうど訪おとずれ
問とい介護かいごを毎日まいにち使つかっている障害しょうがい者しゃはいつでも外出がいしゅつしたい時ときにヘルパーと外出がいしゅつができます。

たんの吸引きゅういんや体位たいい交換こうかんなど、いつ必要ひつようになるかわからない介助かいじょ内容ないようの多おおいＡＬＳ障害しょうがい者しゃ等とうには、介護かいご保険ほけんや少すくない時間じかん数すうを細切こまぎり
れに支給しきゅうされると、大変たいへん危険きけんですし生活せいかつの質しつにも支障ししょうが出でます。その点てん、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごであれば、安全あんぜんに暮くらせます。

 

今回こんかいは、この重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご制度せいどを使つかい、自己じこ負担ふたんと合あわせ１日にち２４時じ間あいだの介護かいごを受うけて生活せいかつしている秋田あきた県けんの農村のうそん部ぶのＸ村むらのＭ
さんと、１日にち１６時じ間近まぢかい制度せいどを受うけている秋田あきた県けんの農村のうそん部ぶのＺ町まちのＮさんの暮くらしを紹介しょうかいします。

 

 

 

★家いえの中なかでのＭさんの生活せいかつ

朝あさ起おきるとまずパソコンに向むかう

昼間ひるまのほとんどをパソコンの前まえで過すごし、コミュニケーションもパソコンで

自宅じたくにて。文字もじ盤ばんでコミュニケーションをとる

シャワーは週しゅう２回かい、月曜日げつようびと木曜日もくようびに行おこなう。リフトでシャワー室しつへ移動いどう

シャワーの際さいも、文字もじ盤ばんでコミュニケーションをとりながら

来客らいきゃく用ようの五目ごもく寿司ずし作づくり。ヘルパーに指示しじを出だして行おこなう

 

歯磨はみがきをする時ときは、文字もじ盤ばんで磨みがき残のこしがないかなど、話はなしながら

★Ｎさんの家いえの中なかでの生活せいかつ

文字もじ盤ばんで会話かいわしながら、体からだがあついかさむいか？聞きいているところ

「さむい」ということで、毛布もうふをかける

「足あしの位置いちを変かえて欲ほしい」というコミュニケーションにより、位置いちを整ととのえる

四肢しし屈伸くっしん（関節かんせつが固かたまってしまわないよう伸のばしたり閉とじたりする）の様子ようす１

四肢しし屈伸くっしんの様子ようす２

気管きかんカニューレ吸引きゅういん

口くちの吸引きゅういん

モーニングケア・顔かおを拭ふく

モーニングケア・髭ひげをそる

 

モーニングケア・歯はを磨みがく

ごはん（経けい管かん栄養えいよう）

Ｎさんの、部屋へやの中なかでの定てい位置いち

 

Ｍさんの外出がいしゅつ風景ふうけい

（ヘルパーさんよりコメント）

ヘルパー２名めいを同行どうこうさせ近ちかくのホームセンターへショッピング！

事前じぜんにヘルパーさんに指示しじ（パソコン・文字もじ盤ばん）をだし、生活せいかつ用品ようひんの不足ふそくのものなどを買かいに行いきます。ごく普通ふつうに、ご自分じぶんの
欲ほしい物もの、興味きょうみを持もったものを、文字もじ盤ばんを使用しようし、「棚たなからとって！」と指示しじを出だしているところです。１名めいのヘルパーが指示しじ
を聞ききとり、もう１名めいが動うごくということで、常つねにＭさんの側がわにヘルパーが見守みまもっているので、安心あんしんして買かい物ものができます。

コンバインに乗のって稲刈いねかり

 

稲刈いねかりの応援おうえんに来きた、Ｎさんと

 

（ヘルパーさんのコメント）

どんな人ひとにも人生じんせいがあるように、Ｍさんは、村むらの第だい１次じ開拓かいたく者しゃとして農業のうぎょうと共ともに歩あゆんでこられました。

思おもいいれも並々なみなみならぬ強つよさがあり、田たんぼ作づくりは今いま、他たの方ほうにお願ねがいしてあるものの、収穫しゅうかくの稲刈いねかりを「死しんでもいいから！」
と奥様おくさまとヘルパーにパソコンと文字もじ盤ばんを使つかい訴うったえられ、実現じつげんした稲刈いねかりです。

Ｎさんもその応援おうえんにと、２名めいのヘルパーを同行どうこうさせかけつけました。

日々ひびの生活せいかつはもとより、こういった呼吸こきゅう器きを装着そうちゃくした患者かんじゃさんの移動いどうとは、危険きけんととなりあわせです。

心こころ通とおった慣なれたヘルパーさんが介護かいごできる時間じかんの支給しきゅうがないと、実現じつげんできなかった事ことです。

 

 

※秋田あきたＡＬＳ協会きょうかいの活動かつどう写真しゃしん

（ヘルパーさんよりコメント）

遠方えんぽうに出掛でかける時ときは、２名めいのヘルパーが必かならず同行どうこうします。

２名めいのヘルパーは、必かならず１日にちの勤務きんむが８時じ間あいだ連続れんぞくＭさんの側がわにおりますので、「あ・うん」の呼吸こきゅう、かゆいところに手てが届とどく！
というように、Ｍさんの身体しんたい、気持きもちを理解りかいされていると言いっても過言かごんではありません。

呼吸こきゅう器きを装置そうちしている患者かんじゃさんは、いつ何なにどき何なにが起おこるかがよめません。

タン吸引きゅういん、体からだ交等、自分じぶんで何なに１ひとつとして動うごけないお身体しんたいであるために、常つねに介助かいじょ者しゃがいないとならない状況じょうきょうにあります。

すると必然ひつぜん的てきに介護かいご保険ほけんでの支給しきゅう時間じかんでは、とうてい間まに合あいませんし、まして、時間じかんを細切こまぎれで利用りようすると言いった介護かいごでは、
介護かいご内容ないようもそぐいません。患者かんじゃにとっても介助かいじょ者しゃにとっても苦痛くつうを伴ともなう結果けっかとなってしまいます。そこで、重度じゅうど訪問ほうもんという支援しえん
が必須ひっすになってきます。

コミュニュケーション１ひとつとっても、声こえがだせない、動うごけない患者かんじゃさんにとっては、意思いしを伝つたえる！という事こと自体じたいが、困難こんなんです
し、その意思いしをくみとる介護かいご側がわにとっても、時間じかんを要ようします。こうして、重度じゅうどの障害しょうがいを持もっていながらも、外出がいしゅつ等とうができるのも、
患者かんじゃさんを支ささえる介助かいじょ者しゃと本人ほんにんの強つよい意思いし…心しんの絆きずながあってだと感かんじます。

 

ＡＬＳの患者かんじゃさんのところへ訪問ほうもん

※ＡＬＳ仲間なかま訪問ほうもん（ヘルパーさんよりコメント）

 

同おなじ病気びょうきをかかえた方ほうをヘルパー２名めい同行どうこうさせ訪問ほうもんさせていただいております。

患者かんじゃさんは元もとより、それを支ささえる家族かぞくの気持きもち、介護かいご保険ほけんしか知しらない、がまんして生活せいかつされている方々かたがたの為ために、松本まつもとさんご自身じしん
が、重度じゅうど訪問ほうもんという支給しきゅうの時間じかんを利用りようして安心あんしんしたヘルパーと共ともに日々ひび活動かつどうされております。

 その他たのＡＬＳの方々かたがたの外出がいしゅつの写真しゃしん

 

岡部おかべさん　ロックグループＴＯＴＯとーとーの日本にっぽん公演こうえんで武道ぶどう館かんでＴＯＴＯとーとーと交流こうりゅう。

 

岡部おかべさん　地下鉄ちかてつ

 

岡部おかべさん　シドニーにて

  

シドニーにて　　日本にっぽんＡＬＳ協会きょうかい長尾ながお義明よしあきさん

 

震災しんさい支援しえんのカンパ活動かつどう（東京とうきょう　西新宿にししんじゅくデパート前まえ　橋本はしもと操みさおさん）

震災しんさい支援しえんのカンパ活動かつどう（東京とうきょう・銀座ぎんざ　橋本はしもと操みさおさん）

 

東京とうきょう都庁とちょうに陳情ちんじょう

 

チェロソロコンサート　篠沢しのざわさん・橋本はしもとさん

 

篠沢しのざわさん　受賞じゅしょうパーティー

障害しょうがい福祉ふくし制度せいどの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを使つかって長時間ちょうじかん連続れんぞくのヘルパーを使つかい、自分じぶんに慣なれた
ベテランヘルパーを確保かくほして社会しゃかいに参加さんかしながら生活せいかつをしているＡＬＳ患者かんじゃが増ふえ
ています。

 

ここでは秋田あきたの事例じれいを掲載けいさいしましたが、同様どうように長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどを（重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご制度せいどを使つかうことによって）利用りようしてい
るＡＬＳなどの最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃは、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけん中ちゅう、過半数かはんすうの都道府県とどうふけんにいます。

また、例たとえば、毎日まいにち２０時間じかん以上いじょうの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを利用りようしている重度じゅうど障害しょうがい者しゃは全国ぜんこく３７都道府県とどうふけんにいます。

 

毎日まいにち２４時間じかん（月つき７４４時じ間あいだ）の公的こうてきな介護かいご制度せいどを受うけている最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃが１人にん以上いじょういる都道府県とどうふけん＝黒くろ
塗ぬりつぶし

障害しょうがい福祉ふくしの介護かいご制度せいどは、１人ひとり１人にんの身体しんたいの状況じょうきょうや同居どうきょ家族かぞくの状況じょうきょう等とうを加味かみしてサービスの時間じかん数すうが市町村しちょうそんによって決きまる制度せいど
です。介護かいご保険ほけんとは違ちがい、サービスに一律いちりつの上限じょうげんはありません。ヘルパー等とうの制度せいどの根拠こんきょ法律ほうりつである、障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうでは、

市町村しちょうそんの責任せきにんとして、障害しょうがい者しゃが自立じりつした生活せいかつができるようなサービスを決定けっていすることが書かかれています。

もちろん、これを守まもっている市町村しちょうそんもありますが、多おおくの市町村しちょうそんでは障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう課かは庁ちょう内ないで後うしろ盾たての議員ぎいんも（土木どぼく建設けんせつ部門ぶもん
などと違ちがって）少すくなく、必要ひつような予算よさんを財務ざいむ部門ぶもんを説得せっとくして確保かくほする努力どりょくがなされていないため、予算よさん不足ふそくで法ほうに従したがったサービ
スを実施じっししていません。しかし、重度じゅうどの障害しょうがい者しゃ自身じしんが市町村しちょうそんの課長かちょうなどに交渉こうしょうして「命いのちに関かかわる大変たいへんな状況じょうきょう」を粘ねばり強づよく長期ちょうきに
わたって毎月まいつき説明せつめいしていくことで、制度せいどが改善かいぜんしていきます。実際じっさい、今回こんかい紹介しょうかいした秋田あきたでも、最初さいしょは介護かいご保険ほけんだけで、障害しょうがい福ぶく
祉の重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは０時じ間あいだでした。粘ねばり強づよく交渉こうしょうしていくことで、時間じかん数すうが伸のびていきました。

 

 

ある最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃの１週間しゅうかんのサービス利用りよう形態けいたい

（毎日まいにち２１時じ間あいだの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごと３時じ間あいだの介護かいご保険ほけん訪問ほうもん介護かいごを利用りよう）

 

月曜げつよう

火曜かよう

水曜すいよう

木曜もくよう

金曜きんよう

土曜どよう

日曜にちよう

7:00

〜

15：00

 

常勤じょうきんヘルパーA

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーB

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーC

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーD

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーE

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーA

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーC

８時じ間あいだ

15：00〜

23：00

常勤じょうきんヘルパーD

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーA

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーB

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーC

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーD

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーE

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーB

８時じ間あいだ

23：00〜

7：00

非常勤ひじょうきんヘルパーX

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーE

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーA

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーB

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーC

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーD

８時じ間あいだ

常勤じょうきんヘルパーE

８時じ間あいだ

（8：00〜9：30と17：00〜18：30が介護かいご保険ほけん訪問ほうもん介護かいご。それ以外いがいの時間じかんはすべて障害しょうがい施策しさくの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご）

 

介助かいじょ内容ないようの相談そうだん、時間じかん数すう交渉こうしょう等とうは全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かいまで

★介護かいご保険ほけんなどの少すくない時間じかん数すうで、支給しきゅう時間じかんを細切こまぎれに出だされる方かた

★支給しきゅうされる時とき間あいだ数すうでは足たりないと感かんじる当事とうじ者しゃや家族かぞくの方ほう

★その他た、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについて、まずは詳くわしく情報じょうほうの欲ほしい方ほう

制度せいど係がかりまで、お電話でんわください。

時間じかん数すう交渉こうしょうの情報じょうほう交換こうかん、制度せいど相談そうだんを１１時じ〜２３時じまで行いっております。

ＴＥＬてる　００３７−８０−４４４５（フリーダイヤル）

ＴＥＬてる　０４２−４６７−１４７０

メール　ｘ＠ｋａｉｇｏｓｅｉｄｏ．ｎｅｔ（スパム対策たいさくで全角ぜんかく文字もじに変かえています。クリックしてもメールは送おくれません）

 

 

 

 

市町村しちょうそんと交渉こうしょうして制度せいどの改善かいぜんを

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどヘルパー制度せいどの２４時じ間あいだ化かですが、長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどが必要ひつような最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃであっても、市町村しちょうそんに
は、障害しょうがい者しゃ個々人ここじんが自立じりつした生活せいかつができるような支給しきゅう決定けっていをする責任せきにんがあります（障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほう２条じょう第だい１項こう）。現在げんざい、
国くにの障害しょうがいヘルパー制度せいどの理念りねんにのっとって、必要ひつようなヘルパー時間じかんを個々人ここじんごとに決定けっていしている市町村しちょうそんも増ふえてきた一方いっぽう、い
まだに過半数かはんすうの市町村しちょうそんでは、長時間ちょうじかん介護かいごを必要ひつようとする重度じゅうどの障害しょうがい者しゃに対たいして、一律いちりつのヘルパー制度せいどの上限じょうげんを設もうけるなど、制せい
度ど運営上うんえいじょうの違反いはんを行おこなっている実態じったいがあります。

　自立じりつ支援しえん法ほう施行しこうにより、ヘルパー制度せいどが義務ぎむ的てき経費けいひとなったため、１年ねん中ちゅう、いつの季き節ぶしからの新規しんき利用りよう開始かいし（施設しせつ等とうからの
地域ちいき移行いこうによるアパート暮くらしなど）でも、国庫こっこ負担ふたんがつきます。

　市町村しちょうそんと交渉こうしょうし、命いのちにかかわる状態じょうたいであることを事細ことこまかに説明せつめいし、必要ひつようなヘルパー制度せいどの補正ほせい予算よさんを組くんでもらうまで交渉こうしょう
を続つづける必要ひつようがあります。

　交渉こうしょうは今いまから行おこなえます。以前いぜんから１人にん暮くらししている方ほうも、今いまから時間じかん数すうアップに向むけて交渉こうしょうを行おこなうことが可能かのうです。（た
とえば、「学生がくせいボランティアが卒業そつぎょう等とうでいなくなってしまった」、「障害しょうがいが進行しんこうした」、「制度せいどが不足ふそくする部分ぶぶんのヘルパー時じ
間あいだを緊急きんきゅう対応たいおうとして無料むりょうで介助かいじょ派遣はけんしてくれていた事業じぎょう所しょが、それをできなくなった」などの理由りゆうがある場合ばあいは、緊急きんきゅうで交渉こうしょうが
可能かのうです）。

 

不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうのアドバイスも実施じっし

　交渉こうしょうしても進展しんてんが全まったくみこめなくなった場合ばあいや、交渉こうしょう拒否きょひなどをする悪質あくしつな市町村しちょうそんの場合ばあいには、都道府県とどうふけんへの不服ふふく審査しんさ請求せいきゅう
のアドバイスも行おこなっています。不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうには祈願きがんがありますが、実際じっさいには、再度さいどの支給しきゅう量りょう増加ぞうかの申請しんせいを市町村しちょうそんに出だして時とき
間あいだ数すう変更へんこうなしの通知つうちを受うけられるので、事実じじつ上じょうは、期限きげんなしにいつでも不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうを出だせます。

 

入院にゅういん中ちゅうの介護かいご制度せいどもつくろう

　入院にゅういん中ちゅうの介護かいご制度せいどは、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうで実施じっし可能かのうで、国庫こっこ補助ほじょもつくので、自治体じちたい単独たんどく制度せいどで作つくるしかなかった支援しえん費ひ制せい
度ど以前いぜんに比くらべて、比較的ひかくてき容易よういに制度せいどを作つくることが可能かのうです。病院びょういんの診療しんりょう報酬ほうしゅうの通知つうちとの関係かんけいで、コミュニケーション支援しえん事業じぎょう
として実施じっしすることになります。交渉こうしょう時じに説明せつめいがきちんとできないと言語げんご障害しょうがい者しゃのみを対象たいしょうにする制度せいどになってしまいますが、
例たとえば腹痛はらいたや肺炎はいえんなどで入院にゅういんした筋すじジスや頸損の障害しょうがい者しゃでも、声こえが出でないと介護かいご方法ほうほうなど説明せつめいできませんのでコミュニケーショ
ン支援しえん事業じぎょうの入院にゅういん介護かいご制度せいどの対象たいしょうに加くわえることが可能かのうです。西宮にしのみや市し・松山まつやま市し・大分おおいた市し・広島ひろしま市しではそのようになっていますの
で、これらの市しの要綱ようこうや運用うんようを参考さんこうに、ご自分じぶんの市町村しちょうそんと話はなし合あいを行おこなってください。なお、注意ちゅうい点てんが多おおいので、交渉こうしょうの前まえや途と
中なかに当会とうかいにお電話でんわください。

 

　当会とうかいには、人口じんこう１万まん人にん以下いかの過疎かその町まちから都会とかいまで、どんな規模きぼの自治体じちたいでも２４時じ間あいだの介護かいご制度せいどを作つくったサポート実績じっせきがあり
ます。入院にゅういん介護かいご制度せいどの制度せいど化かのノウハウも豊富ほうふです。交渉こうしょうをしたい方ほうは、制度せいど係がかりまでご連絡れんらくください。厚生こうせい労働省ろうどうしょうの情報じょうほう、交渉こうしょう
が進すすんでいる自治体じちたいの制度せいどの情報じょうほう、交渉こうしょうノウハウ情報じょうほうなど、さまざまな情報じょうほうがあります。当会とうかいに毎週まいしゅう電話でんわをかけつつ行いった交渉こうしょう
で２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうになった実績じっせきが多おおくあります。ぜひ交渉こうしょうにお役立やくだててください。

　制度せいど係がかり　００３７−８０−４４４５（通話つうわ料りょう無料むりょう）１１時じ〜２３時じ。

 

 

月刊げっかん誌し全巻ぜんかんと資料集しりょうしゅう１〜７巻かんのＣＤ−ＲＯＭ版ばん　

会員かいいん２０００円えん＋送料そうりょう、非ひ会員かいいん３０００円えん＋送料そうりょう

　障害しょうがいにより紙かみの冊子さっしのページがめくりにくい、漢字かんじが読よめないという方ほうなど向むけに、パソコン画面がめんに紙かみのページと全まったく同どうじ物ぶつをそのまま表示ひょうじさせることができるＣＤ−ＲＯＭ版ばんを販売はんばいしています。マイクロソフトＷＯＲＤファイル（97年とし10月つき号ごう〜最新さいしん号ごうの月刊げっかん誌し＆Howto介護かいご保障ほしょう別冊べっさつ資料集しりょうしゅう１〜７巻かんを収録しゅうろく）と、それを表示ひょうじさせるワードビューアソフトのセットです。ハードディスクにコピーして使つかうので、ＣＤ−ＲＯＭの入いれ替かえは不用ふようです。マウスのみでページがめくれます。

交渉こうしょうノウハウの第一歩だいいっぽはこの資料しりょうの熟読じゅくどくをおすすめします。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

（介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました）略称りゃくしょう＝全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい

フリーダイヤル　０１２０−６６−０００９

フリーダイヤル　ＦＡＸふぁっくす　０１２０−９１６−８４３

 

2009年とし５月がつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの給与きゅうよに12％加算かさん手当てあて開始かいし（条件じょうけんあり）

2009年とし１０月がつより東京とうきょう地区ちく他たではさらに処遇しょぐう改善かいぜん事業じぎょうの臨時りんじ手当てあて２２０円えん/時どき加算かさん。

（区分くぶん６むけ時給じきゅう1250円えんの方ほうは、加算かさんがつくと、＋150円えん+220円えんで時給じきゅう１６２０円えんに。）

 

自分じぶんの介助かいじょ者しゃを登録とうろくヘルパーにでき自分じぶんの介助かいじょ専用せんように使つかえます　　　対象たいしょう地域ちいき：４７都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょ者しゃの登録とうろく先さきの事業じぎょう所しょがみつからない方ほうは御ご相談そうだん下ください。いろいろな問題もんだいが解決かいけつします。

 

　全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうや自薦じせん登録とうろくヘルパーと同おなじような、登録とうろくのみのシステムを障害しょうがいヘルパー利用りよう者しゃと介護かいご保険ほけんヘルパー利用りよう者しゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶんで確保かくほした介助かいじょ者しゃを自分じぶん専用せんように制度せいど上じょうのヘルパー（自薦じせんの登録とうろくヘルパー）として利用りようできます。介助かいじょ者しゃの人選じんせん、介助かいじょ時間じかん帯たいも自分じぶんで決きめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょう者しゃを運営うんえいする障害しょうがい者しゃ団体だんたいと提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょ者しゃ時給じきゅうは求人きゅうじんして人ひとが集あつまる金額きんがくにアップする個別こべつ相談そうだんシステムもあります。

 

利用りようの方法ほうほう

　広域こういき協会きょうかい　東京とうきょう本部ほんぶにＦＡＸふぁっくすか郵送ゆうそうで介助かいじょ者しゃ・利用りよう者しゃの登録とうろくをすれば、翌日よくじつから障害しょうがいや介護かいご保険ほけんの自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶから各かく県けんの指定してい事業じぎょう者しゃに業務ぎょうむ委託いたくを行おこないヘルパー制度せいどの手続てつづきを取とります。各地かくちの団体だんたいの決きまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかい専せん門もんの条件じょうけんでまとめて委託いたくする形かたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけんは広域こういき協会きょうかい本部ほんぶと利用りよう者しゃの間あいだで利用りよう者しゃが困こまらないように話はなし合あって決きめます。ですから、問とい合あわせ・申もうし込こみは東京とうきょう本部ほんぶ０１２０−６６−０００９におかけください。

　介助かいじょ者しゃへの給与きゅうよは身体しんたい介護かいご型がたで時給じきゅう１５００円えん（１.５時じ間あいだ以降いこうは１２００円えん）（東京とうきょう都とと周辺しゅうへん県けんは時給じきゅう１９００円えん。１.５時じ間あいだ以降いこうは１３００円えん）、家事かじ型がた１０００円えん、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごで区分くぶんにより時給じきゅう１１００（区分くぶん５以下いか）・１２５０円えん（区分くぶん６）・１４５０円えん（最さい重度じゅうど）が基本きほんですが、長時間ちょうじかん利用りようの場合ばあい、求人きゅうじん広告こうこくして（広告こうこく費用ひよう助成じょせいあり）人にんが確保かくほできる水準すいじゅんになるよう時給じきゅうアップの相談そうだんに乗のります。（なお、2009年とし５月がつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごのヘルパーには１２％の保険ほけん手当てあてを加算かさんします。（手当てあては、厚生こうせい年金ねんきんに入いれない短時間たんじかんの方ほうのみ。また、利用りよう時間じかん120時間じかん未満みまんの利用りよう者しゃの介護かいご者しゃは加算かさんがつきません）。介助かいじょ者しゃは１〜３級きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし士し、看護かんご士し、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう修了しゅうりょう者しゃなどのいずれかの方ほうである必要ひつようがあります。（３級きゅうは障害しょうがいの制度せいどのみ。介護かいご保険ほけんには入いれません）。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、障害しょうがい者しゃが新規しんきに無む資格しかく者しゃを求人きゅうじん広告こうこく等とうして確保かくほし、２日にちで２０時じ間あいだ研修けんしゅう受講じゅこうしてもらえば介護かいごに入いれます。

詳くわしくはホームページもご覧らんください　http://www.kaigoseido.net/2.htm


 

　





















 

２００９年ねん１０月がつよりさらに大幅おおはば時給じきゅうアップ

２０１２年度ねんど改正かいせいで物価ぶっかマイナス0.8％にあわせて制度せいどの単価たんかが下さがりますが、給与きゅうよは下さげません

　 処遇しょぐう改善かいぜん助成じょせい金きんが２０１２年度ねんど以降いこうも継続けいぞくとなりました。各地かくちで額がくは違ちがいますが、広域こういき協会きょうかい東京とうきょうブロック（東京とうきょう都とと千葉ちば県けん西部せいぶ、埼玉さいたま県けん南部なんぶ、神奈川かながわ県けん北部ほくぶ、山梨やまなし県けん東部とうぶ）では、以下いかのように手当てあてが継続けいぞくで出でます。（東京とうきょう以外いがいの地域ちいきでは、時給じきゅうアップではなくボーナス方式ほうしきのアップの地域ちいきもあります）

＜2012年とし４月がつ以降いこうの時給じきゅう体系たいけい＞

（東京とうきょうブロック（東京とうきょう都とと千葉ちば県けん西部せいぶ、埼玉さいたま県けん南部なんぶ、神奈川かながわ県けん北部ほくぶ、山梨やまなし県けん東部とうぶ））

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご（最さい重度じゅうど）

1840円えん（基本給きほんきゅう1450円えん+保険ほけん手当てあて170円えん（※2）+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220円えん）

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご（区分くぶん６）

1620円えん（基本給きほんきゅう1250円えん+保険ほけん手当てあて150円えん（※2）+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220円えん）

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご（区分くぶん５以下いか）

1450円えん（基本給きほんきゅう1100円えん+保険ほけん手当てあて130円えん（※2）+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220円えん）

身体しんたい介護かいご型がた（※1）

1.5ｈまで2120円えん（基本給きほんきゅう1900円えん+臨時りんじ手当てあて220円えん）1.5ｈ以降いこう1510円えん（基本給きほんきゅう1300円えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220円えん）

家事かじ援助えんじょ型がた（※1）

1220円えん（基本給きほんきゅう1000円えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220円えん）

介護かいご保険ほけん身体しんたい介護かいご型がた（※1）

1.5ｈまで2090円えん（基本給きほんきゅう1900円えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて190円えん）1.5ｈ以降いこう1490円えん（1300円えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて190円えん）

介護かいご保険ほけん生活せいかつ援助えんじょ型がた（※1）

1190円えん（基本給きほんきゅう1000円えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて190円えん）

処遇しょぐう改善かいぜん手当てあては国くにの介護かいご人材じんざい処遇しょぐう改善かいぜん事業じぎょうの助成じょせいによるもの。２０１２年ねん改正かいせいで基金ききん事業じぎょうから一般いっぱん会計かいけいの制度せいどになりました。２２０円えんは東京とうきょうブロックの金額きんがくで、他たのブロックでは事業じぎょう所しょにより金額きんがくが変かわります。ボーナス方式ほうしきの地域ちいきもあります。詳くわしくはお問とい合あわせを。

（※１）身体しんたい介護かいご型がたに3級きゅうヘルパーやみなし資格しかく者しゃが入はいる場合ばあい、時給じきゅうが70％（東京とうきょう地区ちく以外いがいの場合ばあい1.5時間じかんまで1050円えん、1.5時間じかん以降いこう840円えん）、家事かじ援助えんじょ・生活せいかつ援助えんじょは90％（900円えん）になります。

（※2）保険ほけん手当てあては、当会とうかいで重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを月つき120ｈ以上いじょう利用りようしている利用りよう者しゃのヘルパーのうち、社会しゃかい保険ほけん非ひ加入かにゅう者しゃに対たいして支給しきゅうされます。常勤じょうきんの4分ぶんの3以上いじょう稼動かどうして社会しゃかい保険ほけんに加入かにゅうした場合ばあい、手当てあての支給しきゅうはありません。 （東京とうきょうブロックは週しゅう２４時じ間あいだ労働ろうどうから厚生こうせい年金ねんきん加入かにゅう可能かのう）

 

自薦じせん介助かいじょ者しゃにヘルパー研修けんしゅうを実質じっしつ無料むりょうで受うけていただけます

求人きゅうじん広告こうこく費ひ助成じょせい･フリーダイヤルでの求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこうなども実施じっし

 

　全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいの利用りよう者しゃの登録とうろく介助かいじょ者しゃ向むけに重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅうを開催かいさいしています。東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅう時じには希望きぼうに合あわせて３６５日にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうで、２日間にちかんで受講じゅこう完了かんりょうです。（東京とうきょう都とと隣接りんせつ県けんの利用りよう者しゃは１日にちのみの受講じゅこうでＯＫ。残のこりは利用りよう障害しょうがい者しゃ自身じしんの自宅じたくで研修けんしゅう可能かのうのため）。障害しょうがいの身体しんたい介護かいごに入いれる３級きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうも開催かいさいしています。通信つうしん部分ぶぶん（2週間しゅうかん）は自宅じたくで受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶんは東京とうきょうなどで３日間にちかんで受講じゅこう可能かのう。３級きゅう受講じゅこうで身体しんたい介護かいごに入はいることができます。３級きゅうや重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの研修けんしゅう受講じゅこう後ご、一定いってい時間じかん（規定きていによる時間じかん数すう）介護かいごに入はいった後のち、研修けんしゅう参加さんか費ひ・東京とうきょうまでの交通こうつう費ひ・宿泊しゅくはく費ひ・求人きゅうじん広告こうこく費ひを全額ぜんがく助成じょせいします。（3級きゅうは身体しんたい介護かいご時給じきゅう3割わり減げんのため、働はたらきながら2級きゅうをとればその費用ひようも助成じょせい対象たいしょうです）。求人きゅうじん広告こうこく費ひ助成じょせい･フリーダイヤル求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこう、必かならず人ひとが雇やとえる効果こうか的てきな広告こうこく方法ほうほうのアドバイスなども実施じっし。

 

このような仕組しくみを作つくり運営うんえいしています

 

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい

（自薦じせん登録とうろくの継続けいぞく・保障ほしょうのみを目的もくてきに作つくられた非ひ営利えいり団体だんたい）

　　　　　　　　市町村しちょうそんへの請求せいきゅう事務じむや給与きゅうよ支払しはらい事務じむ等とうの業務ぎょうむ委託いたく・提携ていけい

 

各かく県けんの指定してい事業じぎょう者しゃ

 

（障害しょうがい者しゃ団体だんたい）　

 

各かく県けんの指定してい事業じぎょう者しゃ

 

（ＣＩＬなど）　

　　　　　介護かいご者しゃの登録とうろく、介護かいご料りょう振込ふりこみ　　　　　　　　　介護かいご者しゃの登録とうろく、介護かいご料りょう振込ふりこみ

 

障害しょうがい者しゃと介護かいご者しゃ

 

障害しょうがい者しゃと介護かいご者しゃ

 

障害しょうがい者しゃと介護かいご者しゃ

 

障害しょうがい者しゃと介護かいご者しゃ

 

障害しょうがい者しゃと介護かいご者しゃ

 

お問合といあわせは　TEL　０１２０−６６−０００９（通話つうわ料りょう無料むりょう）へ。受付うけつけ10時どき〜22時とき　

　　

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい　発起人ほっきにん（都道府県とどうふけん順じゅん、敬称けいしょう略りゃく、2000年とし4月つき時点じてん）

名前なまえ　　　　（所属しょぞく団体だんたい等とう）

花田はなた貴博たかひろ  （ベンチレーター使用しよう者しゃネットワーク／ＣＩＬ札幌さっぽろ）北海道ほっかいどう

篠田しのだ　隆たかし   （NPO自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた）新潟にいがた県けん

三澤みさわ　了りょう   （ＤＰＩ日本にっぽん会議かいぎ）東京とうきょう都と

尾上おがみ浩二こうじ　 （ＤＰＩ日本にっぽん会議かいぎ）東京とうきょう都と

中西なかにし正司せいじ　 （ＤＰＩアジア評議ひょうぎ委員いいん／ＪＩＬ／ヒューマンケア協会きょうかい）東京とうきょう都と

八柳やつやなぎ卓史たかし　 （全ぜん障さわ連関れんかん東ひがしブロック）東京とうきょう都と

樋口ひぐち恵子けいこ　 （NPOスタジオIL文京ぶんきょう）東京とうきょう都と

佐々木ささき信行のぶゆき              （ピープルファースト東京とうきょう）東京とうきょう都と

加藤かとう真しん規子のりこ              （NPO精神せいしん障害しょうがい者しゃピアサポートセンターこらーる・たいとう）東京とうきょう都と

横山よこやま晃久あきひさ　 （全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい／HANDS世田谷せたがや）東京とうきょう都と

益えき留とめ俊樹としき　 （ＮＰＯ自立じりつ生活せいかつ企画きかく／ＮＰＯ自立じりつ福祉ふくし会かい）東京とうきょう都と

名前なまえ　　（所属しょぞく団体だんたい等とう）

川元かわもと恭子きょうこ　               （全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい／ＣＩＬ小平こだいら）東京とうきょう都と

渡辺わたなべ正直まさなお　 （静岡しずおか市議しぎ／静岡しずおか障害しょうがい者しゃ自立じりつ生活せいかつセンター）静岡しずおか県けん

山田やまだ昭義あきよし　 （社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんＡＪＵ自立じりつの家いえ）愛知あいち県けん

斎藤さいとうまこと （名古屋なごや市議しぎ／共同きょうどう連れん／社会しゃかい福祉ふくし法ほうわっぱの会かい）愛知あいち県けん

森本もりもと秀治しゅうじ　 （共同きょうどう連れん）大阪おおさか府ふ

村田むらた敬吾けいご　 （NPO自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ２４）大阪おおさか府ふ

光岡みつおか芳かおる晶あきら　 （NPOすてっぷ／ＣＩＬ米子よなご）鳥取とっとり県けん

栗栖くりす豊樹とよき　 （共ともに学まなびあう教育きょういくをめざす会かい／ＣＩＬてごーす）広島ひろしま県けん

佐々ささ和信かずのぶ　 （香川かがわ県けん筋すじ萎縮いしゅく性せい患者かんじゃを救すくう会かい／ＣＩＬ高松たかまつ）香川かがわ県けん

藤田ふじた恵めぐみ功こう　 （HANDS高知こうち／土佐とさ市し重度じゅうど障害しょうがい者しゃの介護かいご保障ほしょうを考かんがえる会かい）高知こうち県けん

田上たうえ支ささえ朗ろう　 （NPO重度じゅうど障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい）熊本くまもと県けん

 

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいの自薦じせんの利用りようについてのＱ＆Ａきゅーあんどえー

 

求人きゅうじん広告こうこく費用ひようを助成じょせい・ヘルパー研修けんしゅうの費用ひようや交通こうつう費ひ・宿泊しゅくはく費ひを助成じょせい

 

Ｑ　自薦じせんヘルパーの確保かくほは、みなさん、どうしているのでしょうか？

　　知人ちじんなどに声こえをかけるのでしょうか？

Ａ　多おおくの障害しょうがい者しゃは、求人きゅうじん広告こうこくを使つかっています。多おおいのは駅えきやコンビニなどで無料むりょうで配布はいふされているタウンワークなどです。掲載けいさい料りょうは１週間しゅうかん掲載けいさいで1番ばん小ちいさい枠わくで２〜３万まん円えんほどです。

　重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、かならず８時じ間あいだ程度ていど以上いじょうの連続れんぞく勤務きんむにし、日給にっきゅう１万まん円えん以上いじょうで広告こうこく掲載けいさいします。無む資格しかく･未み経験けいけん者しゃを対象たいしょうに広告こうこくを出だします。（雇やとった直後ちょくごに２日間にちかんで研修けんしゅう受講じゅこう）

　全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、求人きゅうじん広告こうこく費用ひようも助成じょせいしています。（広告こうこく内容ないようのアドバイスを広域こういき協会きょうかいに受うけ、ＯＫが出でてから広告こうこく掲載けいさいした場合ばあいで、雇やとった介護かいご者しゃが一定いってい時間じかん介護かいごに入はいったあとに全額ぜんがく助成じょせい）長時間ちょうじかん連続れんぞくの勤務きんむ体系たいけいを組くめば、かならず介護かいご者しゃを雇用こようできるようにアドバイスいたします。

　また、求人きゅうじん広告こうこくは利用りよう者しゃ各自かくじの責任せきにんで出だすものですが、問とい合あわせ電話でんわはフリーダイヤル番号ばんごうを貸付かしつけします。電話でんわの受付うけつけも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいで代行だいこうします。

　つぎに、数すう人にん〜数すう十じゅう人にんを面接めんせつし、採用さいよう者しゃを決きめます。採用さいよう後ご、自分じぶんの考かんがえ方かたや生活せいかつのこと、介護かいご方法ほうほうなどをしっかり伝つたえ、教育きょういくします。

　その次つぎに、たとえば重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りよう者しゃは、雇やとった介護かいご者しゃに重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう（２０時じ間あいだ）を受講じゅこうさせる必要ひつようがあるので、東京とうきょう本部ほんぶや東海とうかい･関西かんさい・西日本にしにほんの関係かんけい団体だんたいなどで、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう（東京とうきょうで受講じゅこうの場合ばあいは２日間にちかんで受講じゅこう完了かんりょう）を受講じゅこうさせます。

　全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、研修けんしゅう受講じゅこう料りょう・交通こうつう費ひ・宿泊しゅくはく費ひも助成じょせいしています（自薦じせんヘルパーが一定いってい期間きかん介護かいごに入はいったあとに、全額ぜんがく助成じょせいします。）

　（障害しょうがいのヘルパー制度せいどで身体しんたい介護かいご利用りよう者しゃは、３級きゅう研修けんしゅうを受講じゅこうすることが必要ひつようで、２週間しゅうかんの通信つうしん研修けんしゅう（自宅じたく学習がくしゅう）レポート提出ていしゅつのあと２泊はく３日にちで東京とうきょうや西日本にしにほんに受講じゅこうに行いく必要ひつようがあります。３級きゅうは時給じきゅうが３割わりダウンですので、多おおくは働はたらきながら２級きゅう研修けんしゅうを地元じもとなどで受講じゅこうします。３級きゅうや２級きゅうの受講じゅこう料りょうは一定いってい期間きかん働はたらいたあとに全額ぜんがく助成じょせいします）

　（介護かいご保険ほけんのみを利用りようする障害しょうがい者しゃのヘルパーは、２級きゅうを受講じゅこうする必要ひつようがありますので、無む資格しかく者しゃをいきなり雇用こようするのは困難こんなんです。２級きゅう限定げんていの求人きゅうじんを出だすしかありませんが、２級きゅうを持もっている労働ろうどう人口じんこうが無む資格しかく者しゃに比くらべてとても少すくないので、かなり給与きゅうよが高たかくないと、求人きゅうじんしても人ひとが集あつまりにくいです。最さい重度じゅうどの場合ばあいは介護かいご保険ほけんを受うけていても、上乗うわのせして障害しょうがいの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどを利用りようできますので、まずは障害しょうがいの制度せいど部分ぶぶんのみで自薦じせんヘルパーを雇用こようして、働はたらきながら２級きゅうをとり、介護かいご保険ほけんも自薦じせんにするという方法ほうほうがあります。この場合ばあいでも２級きゅう受講じゅこう料りょうを一定いってい時間じかん後ごに助成じょせいします）

 

Ｑ　全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいを使つかう障害しょうがい者しゃの自薦じせんヘルパーの怪我けがや物品ぶっぴん損傷そんしょうなどの保険ほけん･保障ほしょうは？

 

Ａ　民間みんかんの損害そんがい保険ほけんに入はいっているので、障害しょうがい者しゃの持もち物ものや福祉ふくし機器ききを壊こわしたり、外出がいしゅつ介護かいご先さきで無なくしたりしても、損害そんがい保険ほけんで全額ぜんがく保障ほしょうされます。

　また、ヘルパーの怪我けがは労災ろうさい保険ほけんで、治療ちりょう代だいや収入しゅうにゅう保障ほしょうが得えられます。病気びょうきで連続れんぞく4日にち以上いじょう休やすむと社会しゃかい保険ほけんから（常勤じょうきんの４分ぶんの３以上いじょうの人ひとに限かぎる）保障ほしょうされます。通院つういん・入院にゅういんなどは民間みんかんの損害そんがい保険ほけんからも給付きゅうふが出でる場合ばあいがあります。

 

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいの理念りねん

４７都道府県とどうふけんで介助かいじょ者しゃの自薦じせん登録とうろくが可能かのうに

障害しょうがい施策しさくの自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークを作つくろう

　２００３年度ねんどから全国ぜんこくの障害しょうがい者しゃ団体だんたいが共同きょうどうして４７都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき（離島りとうなどを除のぞく）で介助かいじょ者しゃの自薦じせん登録とうろくが可能かのうになりました。

　自薦じせん登録とうろくヘルパーは、最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃが自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがい者しゃ等とうが自分じぶんで求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんの口くちコミで、自分じぶんで介助かいじょ者しゃを確保かくほすれば、自由じゆうな体制たいせいで介助かいじょ体制たいせいを作つくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがい者しゃが増ふえます。（特とくにＣＩＬ等とうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。

　小規模しょうきぼな障害しょうがい者しゃ団体だんたいは構成こうせいする障害しょうがい者しゃの障害しょうがい種別しゅべつ以外いがいの介護かいごサービスノウハウを持もたないことが多おおいです。たとえば、脳性のうせいまひや頚けい損そんなどの団体だんたいは、ＡＬＳなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい、知的ちてき障害しょうがいのノウハウを持もたないことがほとんどです。

　このような場合ばあいでも、まず過疎かそ地ちなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうを作つくっておけば、解決かいけつの道筋みちすじができます。地域ちいきに自分じぶんの障害しょうがい種別しゅべつの自立じりつ支援しえんや介護かいごノウハウを持もつ障害しょうがい者しゃ団体だんたいがない場合ばあい、自分じぶん（障害しょうがい者しゃ）の周辺しゅうへんの人ひとの協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいを作つくれば、各かく県けんに最低さいてい１団体だんたいある自薦じせん登録とうろく受うけ入いれ団体だんたいに介助かいじょ者しゃを登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつを作つくって行いく事ことが可能かのうです。一般いっぱんの介護かいごサービス事業じぎょう者しゃでは対応たいおうできない最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃや特殊とくしゅな介護かいごニーズのある障害しょうがい者しゃも、自分じぶんで介護かいご体制たいせいを作つくり、自立じりつ生活せいかつが可能かのうになります。

　このように様々さまざまな障害しょうがい種別しゅべつの人ひとが自分じぶんで介護かいご体制たいせいを組くみ立たてていくことができることで、その中なかから、グループができ、障害しょうがい者しゃ団体だんたいに発展はってんする数かずも増ふえていきます。

　また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようする人ひとが増ふえることで、ヘルパー時間じかん数すうのアップの交渉こうしょうも各地かくちで行おこなわれ、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいどが改善かいぜんしていきます。

　支援しえん費ひ制度せいどが導入どうにゅうされることにあわせ、４７都道府県とどうふけんでＣＩＬ等とう自立じりつ生活せいかつ系けいの障害しょうがい当事とうじ者しゃ団体だんたいが全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんで居宅きょたく介護かいご（ヘルパー）指定してい事業じぎょう者しゃになります。

　全国ぜんこくの障害しょうがい者しゃ団体だんたいで共同きょうどうすれば、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこくで重度じゅうど障害しょうがい者しゃの自立じりつが進すすみ、ヘルパー制度せいど時間じかん数すうアップの交渉こうしょうが進すすむと考かんがえられます。

４７都道府県とどうふけんの全ぜん県けんで、県けんに最低さいてい１箇所かしょ、ＣＩＬや障害しょうがい者しゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょう所しょが自薦じせん登録とうろくの受うけ入いれを行おこなえば、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがい者しゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。（支援しえん費ひ制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょう者しゃは、交通こうつう２〜３時じ間あいだ圏内けんないであれば県境けんきょうや市町村しちょうそん境さかいを越こえて利用りようできます）。（できれば各かく県けんに２〜３ヶ所かしょあれば、よりいい）。

全国ぜんこくで交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどが伸のびている全すべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから２４時じ間あいだ要よう介護かいごの１人ひとり暮くらしの障害しょうがい者しゃがヘルパー時間じかん数すうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。（他薦たせんヘルパーでは時間じかん数すうをのばすと、各自かくじの障害しょうがいや生活せいかつスタイルに合あわず、いろんな規制きせいで生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかん数すうをのばさない）

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶんで介助かいじょ者しゃを雇やとい、トラブルにも自分じぶんで対応たいおうして、自分じぶんで自分じぶんの生活せいかつに責任せきにんを取とっていくという事ことを経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがい者しゃの自立じりつの支援しえんもできるようになり、新あらたなＣＩＬ設立せつりつにつながります。（現在げんざいでは、雇やとい方かたやトラブル対応たいおう、雇用こようの責任せきにんなどは、「介助かいじょ者しゃとの関係かんけいのＩＬＰ」実施じっしＣＩＬで勉強べんきょう可能かのう）

例たとえば、札幌さっぽろのＣＩＬで自薦じせん登録とうろく受うけ入いれを行おこなって、旭川あさひかわの障害しょうがい者しゃが自分じぶんで介助かいじょ者しゃを確保かくほし自薦じせん登録とうろくを利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわの障害しょうがい者しゃの自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいどの時間じかん数すう交渉こうしょうや、数すう年ねん後ごのＣＩＬ設立せつりつにつながる可能かのう性せいがあります。これと同おなじことが全国ぜんこくで起おこります。（すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょう者しゃの自薦じせん登録とうろくの取組とりくみでは、他た市町村しちょうそんで自立じりつ開始かいしや交渉こうしょう開始かいしやＣＩＬ設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります）

自薦じせん登録とうろくの受付うけつけは各かく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこくで広報こうほうを行おこない、多おおくの障害しょうがい者しゃに情報じょうほうが伝つたわる様ようにします。

自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょう所しょに入はいる資金しきんは、まず経費けいひとして各かく団体だんたいに支払しはらい（各かく団体だんたいの自薦じせん登録とうろく利用りよう者しゃが増ふえた場合ばあいには、常勤じょうきんの介護かいご福祉ふくし士し等とうを専従せんじゅう事務じむ員いんとして雇やとえる費用ひようや事業じぎょう費ひなどを支払しはらいます)、残のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこくで空白くうはく地域ちいきでのＣＩＬ立だち上あげ支援しえん、２４時じ間あいだ介護かいご制度せいどの交渉こうしょうを行おこなうための２４時じ間あいだ要よう介護かいご障害しょうがい者しゃの自立じりつ支援しえん＆ＣＩＬ立だち上あげ、海外かいがいの途上とじょう国こくのＣＩＬ支援しえんなど、公益こうえき活動かつどうに全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこくの団体だんたいの中なかから理事りじや評議ひょうぎ員いんを選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていを行おこなっていきます。

　これにより、将来しょうらいは３３００市町村しちょうそんに全ぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる１０００のＣＩＬをつくり、２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうの全国ぜんこく実現じつげんを行おこない、国くにの制度せいどを全国ぜんこく一いち律りつで２４時じ間あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどに変かえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいの利用りよう者しゃの声こえ

★（関西かんさい）　２４時じ間あいだ介護かいごの必要ひつような人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃですが一般いっぱん事業じぎょう所しょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこくで募集ぼしゅうした介助かいじょ者しゃに全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいの紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅうを受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいを利用りようしています。求人きゅうじん紙しでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスも受うけました。介助かいじょ者しゃへの介助かいじょ方法ほうほうを教おしえるのは家族かぞくが支援しえんしています。

★（東日本ひがしにっぽんの過疎かその町まち）　１人ひとり暮くらしで２４時じ間あいだ介護かいごが必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょうの交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいご１日にち５時じ間あいだを全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいと契約けいやくして、残のこり１９時じ間あいだは全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいを受うけ、２４時じ間あいだの介助かいじょ者しゃをつけて町まちと交渉こうしょうしています。

★（東北とうほくのＡ市し）　市内しないに移動いどう介護かいごを実施じっしする事業じぎょう所しょが１か所しょもなく、自薦じせん登録とうろくで移動いどう介護かいごを使つかいたいのですが市しが「事業じぎょう所しょが見みつからないと移動いどう介護かいごの決定けっていは出だせない」と言いっていました。知人ちじんで介護かいごしてもいいという人ひとが見みつかり、東京とうきょうで移動いどう介護かいごの研修けんしゅうを受うけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくし、市しから全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいの提携ていけい事業じぎょう所しょに連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいごの決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★（西日本にしにほんのＢ村むら）　村むらに１ひとつしかヘルパー事業じぎょう所しょがなくサービスが悪わるいので、近所きんじょの知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうを受うけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくし自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★（北海道ほっかいどう）　視覚しかく障害しょうがいですが、今いままで市しで１箇所かしょの事業じぎょう所しょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーを行おこなっており、今いまも休日きゅうじつや夕方ゆうがた５時じ以降いこうは利用りようできません。夜よるの視覚しかく障害しょうがいのサークルに行いくとき困こまっていましたら、ほかの参加さんか者しゃが全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいを使つかっており、介助かいじょ者しゃを紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんも夜よるや休日きゅうじつに買かい物ものにもつかえる用ようになりました。

★（東北とうほくのＣ市し）　２４時じ間あいだ呼吸こきゅう器き利用りようのＡＬＳで介護かいご保険ほけんを使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょ者しゃを自費じひで雇やとっていましたが、介護かいご保険ほけんの事業じぎょう所しょは吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけんは家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせんの介助かいじょ者しゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくして介護かいご保険ほけんを使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも１割わり負担ふたんだけになりました。さらに、２００３年ねんの４月がつからは支援しえん費ひ制度せいどが始はじまり、介護かいご保険ほけんを目めいっぱい使つかっているということで障害しょうがいヘルパーも毎日まいにち５時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいに登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくを出だして自薦じせん介助かいじょ者しゃは今いま３人にんになり、あわせて毎日まいにち１０時じ間あいだの吸引きゅういんのできる介護かいごが自薦じせんの介助かいじょ者しゃで埋うまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこくの費用ひようは全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいが負担ふたんしてくれました。介助かいじょ者しゃの時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょ者しゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきでは高たかめの時給じきゅうに設定せっていしてくれ、介助かいじょ者しゃは安定あんていしてきました。


 

 

 

こちら４巻かんは現役げんえきで使つかえる資料集しりょうしゅうです

Ｈｏｗｔｏ介護かいご保障ほしょう　別冊べっさつ資料しりょう　

４巻かん　生活せいかつ保護ほごと住宅じゅうたく改造かいぞう・福祉ふくし機器ききの制度せいど

１７０ページ　１冊さつ１０００円えん（＋送料そうりょう）　　　

　生活せいかつ保護ほご、生活せいかつ福祉ふくし資金しきん、日常にちじょう生活せいかつ用具ようぐなどを紹介しょうかい。このうち、生活せいかつ保護ほご内ないの制度せいどでは、介護かいご料りょう大臣だいじん承認しょうにん・全国ぜんこくの家賃やちん補助ほじょ・敷金しききん等とう・住宅じゅうたく改造かいぞう・高額こうがく福祉ふくし機器きき・移送いそう費ひ・家財道具かざいどうぐの補助ほじょ・家いえの修理しゅうり費ひ、の制度せいどを詳くわしく紹介しょうかい。各かく制度せいどの厚労省こうろうしょう通知つうちも掲載けいさい。

　生活せいかつ福祉ふくし資金しきんを使つかった住宅じゅうたく改造かいぞうや高額こうがく福祉ふくし機器ききの購入こうにゅうには、この本ほんの該当がいとうの章しょうを丸まるごとコピーして保護ほご課かに持もっていってください。

 

 

現状げんじょうの制度せいどとほぼ同おなじ支援しえん費ひ制度せいどの資料しりょうです。いまでも使つかえる情報じょうほうが多おおくあります。「事業じぎょう所しょ自由じゆう選択せんたく」の仕組しくみの制度せいどができるまでの経緯けいいもわかります。

Ｈｏｗｔｏ介護かいご保障ほしょう　別冊べっさつ資料しりょう

７巻かん　ヘルパー制度せいどの資料集しりょうしゅう　支援しえん費ひ制度せいど版ばん

＆２００２年度ねんど〜２００４年度ねんどの月刊げっかん全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご制度せいど情報じょうほうの記事きじ抜粋ばっすい

会員かいいんおよび定期ていき購読こうどく会員かいいん　１８００円えん　　　一般いっぱん２５００円えん　　　全ぜん３５６ページ

第だい1章あきら　全国ぜんこく各地かくちの交渉こうしょう状じょう況きょう・第だい２章しょう　支援しえん費ひ制度せいどについて・第だい３章しょう　支援しえん費ひヘルパーの国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんの問題もんだいについて・第だい４章しょう　ヘルパー研修けんしゅう関係かんけい・第だい５章しょう　介護かいご保険ほけん制度せいど/障害しょうがい施策しさくと介護かいご保険ほけんの統合とうごう問題もんだい・第だい６章しょう　生活せいかつ保護ほご・第だい７章しょう　その他た

この資料しりょうの見方みかた　この資料しりょうは２００２年度ねんど〜２００４年度ねんどの月刊げっかん全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご制度せいど情報じょうほうの記事きじの抜粋ばっすいにより構成こうせいされています。制度せいどは毎年まいとし変かわるため、古ふるい制度せいどの解説かいせつのページもあります。各かく記事きじの先頭せんとうに記事きじの書かかれた年月としつきを記載きさいしていますので、ご確認かくにんください。

 

 

情報じょうほうが古ふるいので、障害しょうがい者しゃ雇用こよう助成じょせい金きんの基本きほん的てきな仕組しくみなどの参考さんこう程度ていどにお使つかいください

Ｈｏｗｔｏ介護かいご保障ほしょう　別冊べっさつ資料しりょう　　　　　　　　　　　　　　　（一部いちぶ古ふるい情報じょうほうあり）

５巻かん　障害しょうがい当事とうじ者しゃ団体だんたいの財源ざいげんの制度せいど

１３４ページ　１冊さつ１０００円えん（＋送料そうりょう）　　　好評こうひょう発売はつばい中ちゅう　

＜この５巻かんのみ、障害しょうがい者しゃ主体しゅたいの団体だんたい・障害しょうがい者しゃ本人ほんにんのみに限定げんてい発売はつばいとします＞

　全国ぜんこくで使つかえる労働省ろうどうしょうの障害しょうがい者しゃ雇用こよう促進そくしん制度せいど助成じょせい金きんの詳細しょうさい・ホームヘルプ事業じぎょうの委託いたくを受うける・市町村しちょうそん障害しょうがい者しゃ生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの委託いたくを受うける・障害しょうがい低てい料りょう第だい３種しゅ郵便ゆうびんの方法ほうほう・資料しりょう（ＮＰＯ法ほう・介護かいご保険ほけんの指定してい・重度じゅうど障害しょうがい者しゃを自立じりつさせるマニュアル）など。

 

１〜３巻かんは情報じょうほうが古ふるくなったためそのままでは使つかえないページもありますが、交渉こうしょうには過去かこの経緯けいいを知しることが重要じゅうようなため、引ひき続つづき販売はんばいは続つづけます。ヘルパー制度せいどの上限じょうげん撤廃てっぱい指示しじ文書ぶんしょなど、重要じゅうような文書ぶんしょなども掲載けいさいされています。なお、最新さいしん制度せいどに対応たいおうした情報じょうほうを知しるには、以下いかの資料しりょうのほか、月刊げっかん誌しの２００５年度ねんど以降いこうのバックナンバー（販売はんばい中ちゅう）も同時どうじにお読よみください

 

（下記かきの資料集しりょうしゅう１〜６巻かんは介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい・介護かいご制度せいど相談そうだんセンターの会員かいいん・定期ていき購読こうどく者しゃは３割引わりびきサービス）

Ｈｏｗｔｏ介護かいご保障ほしょう　別冊べっさつ資料しりょう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　品しな切せつな中なか

１巻かん 自薦じせん登録とうろく方式ほうしきのホームヘルプサービス事業じぎょう

３２５ページ　１冊さつ１８６０円えん（＋送料そうりょう）　　　２０００年ねん１０月がつ発行はっこう改定かいてい第だい５版はん

第だい１章しょう　全国ぜんこく各地かくちの自薦じせん登録とうろくヘルパー   

第だい２章しょう あなたの市町村しちょうそんで自薦じせん登録とうろくの方式ほうしきを始はじめる方法ほうほう

第だい３章しょう 海外かいがいの介護かいご制度せいど パーソナルヘルパー方式ほうしき

第だい４章しょう  ヘルパー制度せいど その他たいろいろ

資料しりょう  自治体じちたい資料しりょう　厚労省こうろうしょうの指示しじ文書ぶんしょ・要綱ようこう

６年ねん〜13年度ねんど厚労省こうろうしょう主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ資料しりょう（上限じょうげん撤廃てっぱいについて書かかれた指示しじ文書ぶんしょなど）・ホームヘルプ事業じぎょう運営うんえいの手引てびき・厚労省こうろうしょうホームヘルプ要綱ようこう・ヘルパー研修けんしゅう要綱ようこう・ホームヘルプ事業じぎょう実務じつむ問答もんどう集しゅう（ヘルパーが障害しょうがい者しゃ（母はは）の乳児にゅうじ（健常けんじょう児じ）の育児いくじ支援しえんする例れいなど事例じれいが掲載けいさい）

＊品切しなぎれ中ちゅうにつき、ＣＤ−Ｒ版ばん（２ページ参照さんしょう）をご購入こうにゅうください。

 

Ｈｏｗｔｏ介護かいご保障ほしょう　別冊べっさつ資料しりょう　

２巻かん　全国ぜんこく各地かくちの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょう

２５０ページ　１冊さつ１４３０円えん（＋送料そうりょう）　　２００１年ねん８月がつ発行はっこう改定かいてい第だい５版はん　

　全国ぜんこくの介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょう一覧いちらん表ひょう（最新さいしん版ばん）・全国ぜんこく各地かくちの全ぜん介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうの最新さいしん情報じょうほうと要綱ようこうや交渉こうしょう経過けいかなど資料しりょうが満載まんさい。以下いかの全ぜん自治体じちたいの資料しりょうがあります。

１静岡しずおか市し・２東京とうきょう都と・３大阪おおさか市し・４神奈川かながわ県けん・５熊本くまもと市し・６兵庫ひょうご県けん　西宮にしのみや市し・７宝塚たからづか市し・８姫路ひめじ市し・９尼崎あまがさき市し・１０神戸こうべ市し・１１岡山おかやま市し・１２宮城みやぎ県けんと仙台せんだい市し・１３滋賀しが県けん・１４新潟にいがた市し・１５広島ひろしま市し・１６札幌さっぽろ市し・１７埼玉さいたま県けん・１８来年度らいねんど開始かいしの４市し・１９フィンランドの介護かいご制度せいど資料しりょう・２０東京とうきょう都との新しん制度せいど特集とくしゅう・２１千葉ちば県けん市川いちかわ市し・２２兵庫ひょうご県けん高砂たかさご市し・２３静岡しずおか県けん清水しみず市し・２４大津おおつ市し＋９９〜２０００年度ねんど実施じっしの市し

　ほかに、介護かいご者しゃの雇やとい方かた・介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうを使つかって介護かいご派遣はけんサービスを行おこなう・介護かいご者しゃとのトラブル解決かいけつ法ほう・厚労省こうろうしょうの情報じょうほう　などなど情報じょうほう満載まんさい　　全ぜん２５０ページ

 

Ｈｏｗｔｏ介護かいご保障ほしょう　別冊べっさつ資料しりょう　

３巻かん　全国ぜんこく各地かくちのガイドヘルパー事業じぎょう

１２９ページ　１冊さつ７５０円えん（＋送料そうりょう）　　２０００年ねん１０月がつ発行はっこう改定かいてい第だい４版はん　

　全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃのガイドヘルパー制度せいどは現在げんざいの地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの移動いどう支援しえんの元もとになった制度せいどです。当時とうじの特とくに利用りよう可能かのう時間じかん数すうの多おおい（月つき１２０時間じかん以上いじょう）数すう市しについての要綱ようこうや解説かいせつを掲載けいさい。また、厚労省こうろうしょうのガイドヘルパー実務じつむ問答もんどう集しゅう（出先でさきでの食事しょくじや買かい物ものや映画えいが鑑賞かんしょうの介護かいごの事例じれいなど）や指示しじ文書ぶんしょも掲載けいさい。

現在げんざい、１巻かんが品切しなぎれ中ちゅうです。１巻かんが必要ひつような方ほうはＣＤ−Ｒ版ばん（全巻ぜんかん収録しゅうろく）をご注文ちゅうもんください。

　申込もうしこみＴＥＬてる／ＦＡＸふぁっくす　０１２０−８７０−２２２

 

 

月刊げっかん 全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう 定期ていき購読こうどくのご案内あんない

定期ていき購読こうどく会員かいいん 　　　 月つき１００円えん

メール定期ていき購読こうどく会員かいいん　月つき３０円えん

  全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい／障害しょうがい者しゃ自立じりつ生活せいかつ・介護かいご制度せいど相談そうだんセンターでは、

「月刊げっかん 全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう」を毎月まいつき発行はっこうしています。

　　電話でんわかＦＡＸふぁっくす・Ｅメールで発送はっそう係がかりに申もうし込こみください。

　定期ていき購読こうどくは毎月まいつき紙しの冊子さっしを郵送ゆうそうで、メール定期ていき購読こうどくはＷＯＲＤファイルをパソコンメールでお送おくりします。

相談そうだん会員かいいん　　月つき１５０円えん（定期ていき購読こうどく＋フリーダイヤル相談そうだん）

相談そうだん会員かいいんＢ　月つき８０円えん（メール定期ていき購読こうどく＋フリーダイヤル相談そうだん）

　定期ていき購読こうどくのサービスに加くわえ、フリーダイヤルで制度せいど相談そうだんや情報じょうほう交換こうかん、交渉こうしょうのための資料しりょう請求せいきゅうなどができるサービスは月つき１５０円えん（相談そうだん会員かいいんサービス）で提供ていきょうしています。（月刊げっかん誌しをメールで受うけ取とる場合ばあいは月つき８０円えん）フリーダイヤルで制度せいど相談そうだん等とうを受うけたい方ほうはぜひ相談そうだん会員かいいんになってください。（ただし団体だんたいでの申込もうしこみは、団体だんたい会員かいいん＝年とし3600円えん（月つき３００円えん）になります。団体だんたいのどなたからもフリーダイヤルにお電話でんわいただけます）。　　申もうし込こみは、発送はっそう係がかりまで。

発送はっそう係がかりの電話でんわ／ＦＡＸふぁっくすは　０１２０−８７０−２２２（通話つうわ料りょう無料むりょう）

　なるべくＦＡＸふぁっくすでお願ねがいします（電話でんわは月つき〜金きんの９時じ〜１７時じ）。

ＦＡＸふぁっくすには、「(1)定期ていき購読こうどくか相談そうだん会員かいいんか、(2)郵便ゆうびん番号ばんごう、(3)住所じゅうしょ、(4)名前なまえ、(5)障害しょうがい名めい障害しょうがい等級とうきゅう、(6)電話でんわ、(7)ＦＡＸふぁっくす、(8)メールアドレス、（9）資料集しりょうしゅうを注文ちゅうもんするか」を記入きにゅうしてください。(資料集しりょうしゅうを購入こうにゅうすることをお勧すすめします。月刊げっかん誌しの専門せんもん用語ようご等とうが理解りかいできます)。

　介護かいご制度せいどの交渉こうしょうを行おこなっている方ほう（単身たんしん等とうの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃに限かぎる）には、バックナンバー１０ヶ月かげつ分ぶんも無料むりょうで送おくります（制度せいど係がかりから打うち合あわせ電話でんわします）。「(9)バックナンバー１０ヶ月かげつ分ぶん無料むりょう注文ちゅうもん」と記入きにゅうください。

入金にゅうきん方法ほうほう　新規しんき入会にゅうかい／購読こうどくされる方ほうには、最新さいしん号ごうと郵便ゆうびん振込ふりこみ用紙ようしをお送おくりしますので、内容ないようを見みてから、年度ねんど末まつ（３月がつ）までの月数げっすう×１００円えん（相談そうだん会員かいいんは×１５０円えん）を振ふり込こみください。内容ないように不満ふまんの場合ばあい、料金りょうきんは不要ふようです。着払ちゃくばらいでご返送へんそう下ください。

退会たいかいする場合ばあいは：　　毎年まいとし４月がつ以降いこうも自動じどう更新こうしんされますので、会員かいいんや定期ていき購読こうどくをやめる場合ばあいは必かならず発送はっそう係がかりにＦＡＸふぁっくす・メール・電話でんわで発送はっそう係がかりへ連絡れんらくしてください。

 

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