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日常生活支援研修交渉報告

日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう交渉こうしょう報告ほうこく

メインストリーム協会きょうかい 佐藤さとう さとし

 メインストリーム協会きょうかいでは、5月ごがつ31にちからだいかい日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう開催かいさいした。支援しえんはじまって最初さいしょ介助かいじょしゃ研修けんしゅうかいだったので、開催かいさいいた経過けいかをレポートします。

1. 兵庫ひょうごけん電話でんわわせ 4がつ中旬ちゅうじゅん
 

 4がつ以降いこうあつめた介助かいじょしゃに、できるだけはや介助かいじょはいってもらいたい。そこで、5がつ下旬げじゅんにはだいかい日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう開催かいさいするように準備じゅんびはじめた。まずは兵庫ひょうごけん電話でんわわせ、下記かき項目こうもく確認かくにんした。

@ けん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう要綱ようこう有無うむ
A 申請しんせいしてから決定けっていまでなんにちかかるのか
B 講師こうし資格しかく要件ようけん
C 必要ひつよう書類しょるい
D 定員ていいんきゅう変更へんこう

 @は、つくっているところなのでまだない(6がつ20にち現在げんざい作成さくせいちゅう)。Aは書類しょるいさえととのっていれば、いち週間しゅうかん程度ていどでも大丈夫だいじょうぶ。B要綱ようこう出来できていないのでいまはない。今回こんかい申請しんせいしてもらって、わるくないかぎりは認定にんていする。C書式しょしきもまだ出来できていない。D定員ていいんとくにない。自由じゆうめていい。決定けっていてから変更へんこうがある場合ばあいは、直前ちょくぜんであればFAX、それ以外いがい郵送ゆうそう書類しょるいおくってしい。当日とうじつなどの変更へんこうで、どうしても事前じぜん連絡れんらくできない場合ばあい事後じごでもいい。ということであった。

2. 研修けんしゅう内容ないよう検討けんとう
 

 自立じりつ生活せいかつセンター(ILセンター)の介助かいじょしゃ研修けんしゅうかいなので、できるだけILの理念りねん沿った内容ないようにしたい。また、一人ひとりでもおおくのひと受講じゅこうしてもらえるように、受講じゅこうしやすい日程にってい・カリキュラムにしたい。そこで、研修けんしゅう骨子こっしかんがえてみた。

@ ILの理念りねんつたえる。
A 講義こうぎ内容ないようは、障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつささえる介助かいじょしゃ育成いくせい目的もくてき構成こうせいする。
B 講師こうしは、当事とうじしゃとメインストリーム協会きょうかい職員しょくいんでまとめる。やもえず外部がいぶひとたの場合ばあいは、ILの理念りねん理解りかいがあるひとにする。資格しかく肩書かたがきでは評価ひょうかしない。
C 実習じっしゅうは、障害しょうがいしゃ自宅じたくき、実際じっさい生活せいかつ介助かいじょ研修けんしゅうをする。
D 介助かいじょしゃ受講じゅこうしやすい日程にっていでカリキュラムをむ。20あいだのうち、講義こうぎ演習えんしゅうの13あいだ土日どにちの2日間にちかんおこなう。のこり7あいだ実習じっしゅうは、数日すうじつけて、受講じゅこうせい都合つごうえらべるようにする。
E だい2かい以降いこう研修けんしゅうかいは、講義こうぎ9あいだのうち8あいだ通信つうしん講座こうざにする。
F 医学いがくとう関連かんれんする領域りょういき基礎きそてき知識ちしきかんする講義こうぎ」の講師こうしは、2かい以降いこうは、看護かんごではなく、メインストリーム協会きょうかい職員しょくいんおこなう。

上記じょうき項目こうもく沿って、講師こうし講義こうぎ内容ないようむことにする。申請しんせい書類しょるい見本みほん介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいにもらい、書類作成しょるいさくせいかった。

3. 書類しょるい申請しんせいはない 5月14にち
 

だい1かい研修けんしゅうかい

にち  講義こうぎ7あいだ 5月31にち)9〜5   
にち  講義こうぎ演習えんしゅう6あいだ 6がつにち)9〜5
にち  実習じっしゅう7あいだ契約けいやく1あいだはん 6がつ2〜15にちあいだで、数日すうじつけて実施じっしする。受講じゅこうせいはこのうちのいずれか都合つごうえらび、いちにち受講じゅこうすればい。12時半じはん〜22車椅子くるまいす実習じっしゅう時間じかん電車でんしゃって外出がいしゅつする)、介助かいじょ契約けいやくあいだはん障害しょうがいしゃたくでの実習じっしゅうあいだ。(後日ごじつ受講じゅこうせい調整ちょうせいした結果けっか、6がつ7・13・14にち の3日間にちかん開催かいさいした。)

だいかい以降いこう研修けんしゅうかいもこれとおなじような日程にっていにし、9月くがつまでの合計ごうけい回分かいぶん申請しんせいする。

申請しんせいさいして、上記じょうき2−B〜Fについてはなう。

2−B 現在げんざい規定きていとくにない。申請しんせいした内容ないようせてもらって検討けんとうする。
C 問題もんだいない。実態じったいそくした介助かいじょというてん理解りかいできる。
D 問題もんだいない。3にち日程にっていまったら、連絡れんらくしてしい。
E 厚労省こうろうしょうは、講義こうぎあいだのうち8あいだは、通信つうしん講座こうざにすることをみとめていることを説明せつめいし、兵庫ひょうごけんでもれてもらうようはなす。しかし、むずかしいというだった。いろんな事業じぎょうしょ申請しんせいしてくるが、けんとしては一定いっていのレベルを確保かくほしたい。通信つうしんだと、基準きじゅんとなるテキストがないし、採点さいてんするひと要件ようけんめなければならない。課内かないでもはなっているのだが、ちょっとむずかしい。通信つうしんかんがえているのであれば、どんなテキストを使つかうのかせてしい。
F こちらも、厚労省こうろうしょう看護かんご限定げんていしていないことをつたえる。けんとしては、医師いし適任てきにんだとかんがえているが、現実げんじつてきには確保かくほむずかしいので看護かんごとなるだろう。しかし、看護かんご以外いがいは、講義こうぎのテーマからしてみとめにくい
ということだった。B〜Dにかんしては、こちらのかんがえを理解りかいしてもらえた。EとFにかんしては、明確めいかく基準きじゅん出来できていないようで、あいまいな回答かいとうであった。この2てんについては、だいかい以降いこう講座こうざ課題かだいとして、継続けいぞくしてはなうことにする。
4. 決定けってい連絡れんらく一部いちぶ講師こうしのクレーム
 

がつ29にちに、電話でんわだいかい研修けんしゅう申請しんせい決定けってい連絡れんらくがあった。申請しんせいはほぼみとめられたが、一部いちぶ講師こうし(3にん)については、今回こんかいいが、今後こんご要綱ようこうができてからはみとめられなくなるとつたえらた。

@ 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ疾病しっぺい障害しょうがいとうかんする講義こうぎ」・・・キャリア13ねん当事とうじしゃ頚椎けいつい損傷そんしょう)コーディネーター
A 家事かじ援助えんじょ方法ほうほうかんする講義こうぎ」・・・キャリア1ねん健常けんじょうしゃコーディネーター(資格しかく
B 医学いがくとう関連かんれんする領域りょういき基礎きそてき知識ちしきかんする講義こうぎ」・・・3年間ねんかん在宅ざいたく看護かんごおこなっているじゅん看護かんご

上記じょうきの3にん適格てきかくということであった。理由りゆうは@は看護かんごのぞましい Aはサービス提供ていきょう責任せきにんしゃおなじく、2きゅう資格しかく+3ねん経験けいけん基準きじゅんとしたい。Bはせい看護かんごのぞましい。
 @は、看護かんごであれば障害しょうがいしゃかんする知識ちしき豊富ほうふというかんがえは間違まちがっている。ほとんどの看護かんごは、障害しょうがいしゃかんする知識ちしきとぼしく、在宅ざいたくでの生活せいかつ実態じったいらない。この当事とうじしゃコーディネーターは、自身じしん障害しょうがいがあり、また13年間ねんかんもさまざまな障害しょうがいしゃ生活せいかつ支援しえんをしており、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ疾病しっぺいかんしては知識ちしき豊富ほうふであるとつたえる。担当たんとうしゃは、それは理解りかいできるがけんとしては事業じぎょうしょがへんな講師こうしをだしてきたらこまるので、一定いってい基準きじゅんつくりたい。
 Bは、このじゅん看護かんごさんは、訪問ほうもん看護かんごで3年間ねんかん経験けいけんがあり、在宅ざいたく障害しょうがいしゃのケアについて精通せいつうしていることつたえる。
 このときは、電話でんわはげしく抗議こうぎした。担当たんとうしゃ一定いってい理解りかいしめしていたが、基準きじゅんはつくりたいということをかえすのみであった。

5. 2かいはない 6月5にち
 

 5がつ29にち電話でんわつたえられたことについて、要綱ようこう出来できまえに、早急そうきゅうはな必要ひつようがあるとおもい、再度さいどはないの設定せっていしてもらった。
 こので、あらためて一人ひとりいちにん講師こうしについて説明せつめいし、適任てきにんであるということをうったえた。そして、講師こうし資格しかく要件ようけんたとえば、2きゅうヘルパー+3ねん経験けいけんしゃせい看護かんご)をつくるのはかまわないが、そのに「けん適任てきにんみとめたもの」という項目こうもくつくってしいと要望ようぼうする。
  けんは、前回ぜんかい電話でんわのちすこかんがえたようで、@の当事とうじしゃコーディネーターBのじゅん看護かんご については、みとめることができないか検討けんとうしているという。しかし、明確めいかく回答かいとうではなかった。とりあえず、前回ぜんかい申請しんせいした4かいまでの研修けんしゅうかいは、講師こうしはそのままみとめるということだった。
  また、通信つうしん研修けんしゅうについては、今年度こんねんどみとめにくいということであった。

5. 今後こんご課題かだい
   研修けんしゅうかいは、ILの理念りねん沿った講師こうし講義こうぎ内容ないようみ、無事ぶじ開催かいさいすることが出来できた。受講じゅこうせい26めいあつめ、わきごういとした雰囲気ふんいきなか電車でんしゃ使つかっての実習じっしゅうや、障害しょうがいしゃ自宅じたくでの実習じっしゅうなど、現実げんじつそくした介助かいじょ実習じっしゅう取入とりいれ、受講じゅこうせいからも大変たいへん好評こうひょうであった。
  今回こんかい兵庫ひょうごけんかったてんは、けん要綱ようこうつくまえにもかかわらず、弾力だんりょくてき対応たいおうし、開催かいさいみとめたということである。近隣きんりん政令せいれい指定してい都市とし府県ふけんでは、いまだに申請しんせいけていないようである。介助かいじょしゃ慢性まんせいてき不足ふそくは、どこのセンターでもなやみのたねである。とくに4がつになって年度ねんどわると、学生がくせいなどめていくひとおおく、いちにちはやあたらしい介助かいじょしゃ育成いくせいしなければ障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつりたない。兵庫ひょうごけんがこのてん理解りかいしたことは評価ひょうかできることであった。
  同時どうじに、今後こんご課題かだいのこった。講師こうし要件ようけん通信つうしん講座こうざである。この問題もんだいは、現在げんざいまで明確めいかく回答かいとうはでていない。肩書かたがきだけで中味なかみともなわない講師こうしではなく、受講じゅこうしゃにとって本当ほんとう的確てきかく講師こうし開催かいさいできるように、今後こんご継続けいぞくして交渉こうしょうしていきたい。また、受講じゅこうせいけやすくなるように、通信つうしん講座こうざみとめられるようにはたらきかけてゆきたい。
  兵庫ひょうごけんみとめられたてんは、ぜひ都道府県とどうふけんでもれていただきたい。また、講師こうし要件ようけん通信つうしん講座こうざ看護かんご以外いがいでの講師こうしみとめるなど、都道府県とどうふけんれられたところがでたら、是非ぜひおしえていただき、今後こんごはないの参考さんこうとさせていただきたい。
ILの理念りねん理解りかいし、障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつささえる介助かいじょしゃ育成いくせいできる講座こうざとなるように、今後こんごはたらきかけをつづけてゆきたい 。

日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう(20あいだ移動いどう介護かいご研修けんしゅう(16〜20あいだ・3きゅう研修けんしゅう(50あいだなどについての解説かいせつ続報ぞくほう

 兵庫ひょうごけんでは西宮にしのみやのメインストリーム協会きょうかい交渉こうしょうし、緊急きんきゅうであるので要綱ようこう出来上できあがるまえから研修けんしゅう実施じっしOKということで、5がつ31にちから日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうおこないました。
 名古屋なごやでは交渉こうしょうにより、わっぱのかいやCILekumo、AJUなどが要綱ようこう出来上できあがるまえの5がつから日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう知的ちてき移動いどう介護かいご研修けんしゅうおこなっています。からさかのぼって指定していがおりるということで合意ごういができています。
 6がつからはこれら地域ちいき大阪おおさか一般いっぱん事業じぎょうしょ研修けんしゅうおこなうことができるように受付うけつけ開始かいしされました。東京とうきょうはあとすこしで受付うけつけ開始かいし見込みこまれています。
 一方いっぽうで、いまだに制度せいどがかわったこと理解りかいできず、特定とくてい団体だんたい天下あまくださき)にしか研修けんしゅうおこなわせない(民間みんかん事業じぎょうしょには研修けんしゅうおこなわせない)という時代じだい錯誤さくご西日本にしにほん政令せいれい指定してい都市としもあります。支援しえん制度せいどでは介護かいご保険ほけん同様どうようにヘルパー研修けんしゅう民間みんかん事業じぎょうしょおこなうのが原則げんそくで、都道府県とどうふけん政令市せいれいし中核ちゅうかくはその研修けんしゅうを1かいかい指定していしていくことになります。障害しょうがいしゃ団体だんたい研修けんしゅうおこなうことができ、都道府県とどうふけんとう研修けんしゅう指定していけられます。
  関東かんとうのある都道府県とどうふけんでは、通常つうじょうは、ヘルパー研修けんしゅう申請しんせいさいに、新規しんき申請しんせいは4ヶ月かげつまえ、2かいからは2ヶ月かげつまえ申請しんせい必要ひつようですが、障害しょうがいしゃ団体だんたい交渉こうしょうで、新設しんせつ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごは2003年度ねんどかぎっては研修けんしゅう実施じっしの1ヶ月かげつまえ指定してい申請しんせい可能かのうになりそうです。年間ねんかんいつでも研修けんしゅうおこなえるように、たとえば1ねん52しゅうぶんの52回分かいぶん申請しんせいも1おこなえ、さらに指定していけた研修けんしゅうについて、日時にちじ会場かいじょう変更へんこう研修けんしゅう10にちまえまでの変更へんこうとどけ提出ていしゅつ可能かのうです。つまり事実じじつじょう、10にちまえとどけをせば365にちいつでも研修けんしゅうおこなえることになります。これで、いままでどおり資格しかく介助かいじょしゃ求人きゅうじんをして、面接めんせつし、採用さいようとともに研修けんしゅうおこなえます。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう(20あいだ)では2にち研修けんしゅうわるので、新人しんじん資格しかく介助かいじょしゃ採用さいようして3にちには介護かいごれていくことが可能かのうです。また、3きゅうヘルパー研修けんしゅう(50あいだ)の場合ばあいは5にち研修けんしゅうわるので6にちから身体しんたい介護かいごがた介護かいごはいることができます。

今後こんご受講じゅこうしゃにんおこな新人しんじん介助かいじょしゃ研修けんしゅう研修けんしゅう指定していをとる

 今後こんごは、いままで自薦じせんヘルパーを使つかっていた障害しょうがいしゃのグループでは、新人しんじん介助かいじょしゃ雇用こようするたびに、1かい研修けんしゅう受講じゅこうしゃ1〜2にんおこな日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうなどをおこなうことになります。これは、いままで障害しょうがいしゃ各自かくじ教育きょういくおこなっていたことを、制度せいどじょう研修けんしゅうとして申請しんせいするだけで、中身なかみ理念りねんはいままでとほとんどおな内容ないようおこなえます。ただし、障害しょうがいしゃだけが講師こうしをするのではなく、自分じぶん団体だんたい雇用こようした介護かいご福祉ふくしとう共同きょうどう教育きょういくおこなうことになります。(介護かいご福祉ふくし講師こうし要件ようけんになっている都道府県とどうふけん場合ばあい会場かいじょうにいる講師こうしのうち1にん要件ようけん講師こうしでないといけないため)。その場合ばあいでも、研修けんしゅう内容ないよう教育きょういく方針ほうしん障害しょうがいしゃ団体だんたいめた方針ほうしんどお講師こうしめいじておこなえます。なお、部外ぶがいしゃ受講じゅこうしゃ一般いっぱん公募こうぼおこなわないで実施じっしできます。テキストは団体だんたい独自どくじのものも使つかえる都道府県とどうふけんおおいです。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、20あいだ終了しゅうりょうするため、研修けんしゅうの1にちに9あいだだけ理念りねんなどの講義こうぎ事務所じむしょ自宅じたくおこない(場所ばしょ受講じゅこう定員ていいん2人ふたり程度ていどにすれば、せま障害しょうがいしゃ団体だんたい事務所じむしょ自宅じたくなどでも可能かのう)、2にちに、障害しょうがいしゃ自宅じたくで11あいだ実習じっしゅうければ、終了しゅうりょうしょう発行はっこうができます。3にちからその(資格しかくやとった)介助かいじょしゃ支援しえん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん介護かいごれます。

通信つうしん研修けんしゅう可能かのう

 なお、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん通信つうしん研修けんしゅうのスタイルでおこなうことも可能かのうです。通信つうしん場合ばあいはテキストの審査しんさきびしくなるのが普通ふつうです。独自どくじのテキストでみとめられない場合ばあい交渉こうしょうつづけつつ、とりあえず市販しはんの3きゅうヘルパーテキストとガイドヘルプテキストを使つか方法ほうほうがあります。その場合ばあいでもサブテキストと課題かだい問題もんだい)を自分じぶん団体だんたい理念りねんつくり(団体だんたいのものをコピーしても)、東京とうきょうなど、遠方えんぽう障害しょうがいしゃ団体だんたい介護かいご福祉ふくしなどに添削てんさく講師こうし依頼いらい添削てんさく方針ほうしん研修けんしゅう実施じっし団体だんたい方針ほうしんにしてもらえば理念りねん問題もんだいない)すれば、自前じまえゆう資格しかく講師こうしはほとんど不要ふようになります。通信つうしん研修けんしゅう場合ばあいは、自宅じたくで1週間しゅうかん程度ていどで8あいだぶん講義こうぎ部分ぶぶんをレポート提出ていしゅつおこない、障害しょうがいしゃ団体だんたい事務所じむしょなどでの講義こうぎが1あいだ障害しょうがいしゃ自宅じたくでの実習じっしゅうが11時間じかん合計ごうけい20あいだ)などの受講じゅこう方法ほうほうになります。

 3きゅう研修けんしゅうについては介護かいご保険ほけん部署ぶしょでも3きゅう研修けんしゅう申請しんせい受付うけつけをしているので、かく障害しょうがいしゃ団体だんたいとも2000年度ねんどから3きゅう研修けんしゅうについては、介護かいご保険ほけんの3きゅう研修けんしゅう申請しんせいおこなって実施じっししています。しかし、障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう部署ぶしょ受付うけつけするほう交渉こうしょうして障害しょうがいしゃ講師こうしなどをみとめさせやすいので、かく都道府県とどうふけん政令市せいれいし中核ちゅうかくふくむ)にたいはや民間みんかん団体だんたいの3きゅう研修けんしゅう受付うけつけするように交渉こうしょうしてください。
 なお、講師こうし基準きじゅんかく都道府県とどうふけん自由じゆうめることができますので、かく団体だんたい用意よういできる講師こうし範囲はんいみとめるように交渉こうしょうしてください。たとえば、医療いりょう関係かんけい知識ちしき講義こうぎ部分ぶぶんでも厚生こうせい労働省ろうどうしょう看護かんご医師いし限定げんていすべきだとはかんがえていません。関東かんとうのある都道府県とどうふけんでは日常にちじょう生活せいかつ支援しえんでは医療いりょう講義こうぎ看護かんご不要ふようで、3ねん経験けいけん介護かいご福祉ふくしでOKになる予定よていです。

参考さんこう厚生こうせい労働省ろうどうしょうれい障害しょうがいヘルパー研修けんしゅうのカリキュラムをさい掲載けいさいします

別表べっぴょうだいさんだいごう関係かんけい)  (へんちゅう:3きゅうヘルパー研修けんしゅう

  科目かもく 時間じかんすう 備考びこう
講義こうぎ 福祉ふくしサービスを提供ていきょうするさい基本きほんてきかんがかたかんする講義こうぎ  
障害しょうがいしゃ福祉ふくしおよ老人ろうじん保健ほけん福祉ふくしかか制度せいどおよびサービスならびに社会しゃかい保障ほしょう制度せいどかんする講義こうぎ  
居宅きょたく介護かいごかんする講義こうぎ 居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ職業しょくぎょう倫理りんりかんする講義こうぎおこなうこと。
障害しょうがいしゃおよ老人ろうじん疾病しっぺい障害しょうがいとうかんする講義こうぎ  
基礎きそてき介護かいご技術ぎじゅつかんする講義こうぎ  
家事かじ援助えんじょ方法ほうほうかんする講義こうぎ  
医学いがくとう関連かんれんする領域りょういき基礎きそてき知識ちしきかんする講義こうぎ  
演習えんしゅう 福祉ふくしサービスを提供ていきょうするさい基本きほんてき態度たいどかんする演習えんしゅう  
基礎きそてき介護かいご技術ぎじゅつかんする演習えんしゅう 10  
事例じれい検討けんとうとうかんする演習えんしゅう  
合計ごうけい 50  

別表べっぴょうだいだいよんごう関係かんけい)  (へんちゅう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃガイドヘルパー研修けんしゅう

  科目かもく 時間じかんすう 備考びこう
講義こうぎ 障害しょうがいしゃ福祉ふくしかか制度せいどおよびサービスにかんする講義こうぎ 移動いどう介護かいごかか制度せいどおよびサービスにかんする講義こうぎおこなうこと。
身体しんたい障害しょうがいしゃ居宅きょたく介護かいごとうかんする講義こうぎ 居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ職業しょくぎょう倫理りんりかんする講義こうぎおこなこと
全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ疾病しっぺい障害しょうがいとうかんする講義こうぎ  
基礎きそてき移動いどう介護かいごかか技術ぎじゅつかんする講義こうぎ  
障害しょうがいしゃ心理しんりかんする講義こうぎ  
演習えんしゅう くるまいすでの移動いどう介護かいごかか技術ぎじゅつかんする演習えんしゅう  
合計ごうけい 16  

別表べっぴょうだいななだいろくごう関係かんけい)  (へんちゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう

  科目かもく 時間じかんすう 備考びこう
講義こうぎ 身体しんたい障害しょうがいしゃ居宅きょたく介護かいごとうかんする講義こうぎ 居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ職業しょくぎょう倫理りんりかんする講義こうぎおこなこと
  全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ疾病しっぺい障害しょうがいとうかんする講義こうぎ  
  基礎きそてき介護かいご技術ぎじゅつかんする講義こうぎ  
  家事かじ援助えんじょ方法ほうほうかんする講義こうぎ  
  医学いがくとう関連かんれんする領域りょういき基礎きそてき知識ちしきかんする講義こうぎ  
演習えんしゅう 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいご技術ぎじゅつかんする演習えんしゅう 11 くるまいすでの移動いどう介護かいごかか技術ぎじゅつかんする演習えんしゅうおこなこと
合計ごうけい 20  


研修けんしゅう申請しんせいしょ見本みほんをWORDファイルで提供ていきょうします

  • 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう申請しんせいしょ一式いっしき実技じつぎ11あいだのうち半分はんぶん程度ていど実習じっしゅうおこな内容ないようれいです。すべて実習じっしゅうにしたい場合ばあいえて使つかってください)
  • 移動いどう介護かいご研修けんしゅう申請しんせいしょ一式いっしき
  • きゅう研修けんしゅう通信つうしん)の申請しんせいしょ一式いっしき

 パソコンメールでもうみください web@kaigoseido.net まで

 都道府県とどうふけんたいして研修けんしゅう問題もんだい交渉こうしょうおこな団体だんたいか、障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたいかぎります。団体だんたいプロフィールをつけてください。住所じゅうしょ電話でんわ団体だんたいプロフィール、交渉こうしょう予定よていをつけておおくください。 交渉こうしょうおこなっていただける団体だんたいには無料むりょう提供ていきょうします。その有料ゆうりょうです(今月こんげつごう封筒ふうとう注文ちゅうもんひょう参照さんしょう)。


支援しえん必要ひつよう資格しかく一覧いちらんひょう確定かくていばん

類型るいけい障害しょうがいしゃべつ 必要ひつよう資格しかく(どれかひとつでOK)
共通きょうつう 身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ 介護かいご福祉ふくし・1〜3きゅうヘルパー
日常にちじょう生活せいかつ支援しえん 介護かいご福祉ふくし・1〜3きゅうヘルパー
日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう20h修了しゅうりょうしゃ
移動いどう介護かいご 障害しょうがいしゃ 視覚しかく障害しょうがいしゃ移動いどう介護かいご 視覚しかくガイドヘルパー研修けんしゅう20h修了しゅうりょうしゃ
全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ移動いどう介護かいご 全身ぜんしんせいガイドヘルパー研修けんしゅう16h修了しゅうりょうしゃ
日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう20h修了しゅうりょうしゃ
知的ちてき障害しょうがいしゃ移動いどう介護かいご 介護かいご福祉ふくし・1〜3きゅうヘルパー
知的ちてきガイドヘルパー研修けんしゅう19h修了しゅうりょうしゃ
障害しょうがい 視覚しかく障害しょうがい移動いどう介護かいご 視覚しかくガイドヘルパー研修けんしゅう20h修了しゅうりょうしゃ
全身ぜんしんせい障害しょうがい移動いどう介護かいご 全身ぜんしんせいガイドヘルパー研修けんしゅう16h修了しゅうりょうしゃ
日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃ
知的ちてき障害しょうがい移動いどう介護かいご 介護かいご福祉ふくし・1〜3きゅうヘルパー
知的ちてきガイドヘルパー研修けんしゅう20h修了しゅうりょうしゃ


看護かんごはほとんどのけんでそのまま1きゅうヘルパーあつかい   
介護かいご保険ほけんの1〜3きゅうヘルパーは障害しょうがいの1〜3きゅうヘルパーあつか
*14年度ねんどまでの資格しかくヘルパーで都道府県とどうふけん知事ちじ証明しょうめいれば証明しょうめい種類しゅるい介護かいごはいることが可能かのう

 

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