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がつ15にち開催かいさいだいかいさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎ傍聴ぼうちょうメモ

作成さくせい:JIL)

■インターネット動画どうが配信はいしん内閣ないかくホームページ)
 http://wwwc.cao.go.jp/lib_05/video/suishin2.html

当日とうじつ資料しりょう内閣ないかくホームページ)
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_3/index.html

傍聴ぼうちょうメモ

※このメモは傍聴ぼうちょうしゃ速記そっきメモです。正式せいしき議事ぎじろくではありません。会場かいじょう音声おんせい がききとれなかった部分ぶぶんや、発言はつげんしゃ趣旨しゅしことなる部分ぶぶんもあります。あつかいに はご留意りゅういください。

1.日時にちじ平成へいせい22ねんがつ15にちつき) 13:00〜17:00
2.場所ばしょ合同庁舎ごうどうちょうしゃ号館ごうかん 2かい 220会議かいぎしつ
3.議題ぎだい:(1) 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう総合そうごう福祉ふくしほう仮称かしょう)について
    (2)障害しょうがいしゃ雇用こようについて
    (3)その

敬称けいしょうりゃく
出席しゅっせき遠藤えんどう大久保おおくぼ大谷おおや大濱おおはま小川おがわ尾上おがみ勝又かつまた門川かどがわかわ普A北野きたのきよし はら佐藤さとう新谷しんたに関口せきぐち竹下たけした堂本どうもと中島なかじま長瀬ながせ中西なかにし久松ひさまつ藤井ふじい松井まついもり山崎やまざき
欠席けっせき:なし

福島ふくしま内閣ないかく特命とくめい担当たんとう大臣だいじん
前回ぜんかい前々回ぜんぜんかい精力せいりょくてき議論ぎろんをありがとう。
インターネットみたが、手話しゅわ画面がめんおおきくていた。全国ぜんこくからの関心かんしんをうれし くおもう。また会場かいじょうへの傍聴ぼうちょうもありがとう。
本日ほんじつのテーマ、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう総合そうごう福祉ふくしほうかり)、雇用こようひろい。
現状げんじょうおおきく前進ぜんしんさせたい。忌憚きたんのない意見いけんで、現実げんじつをのりこえ、条約じょうやく批准ひじゅんにあ たってはずかしくない社会しゃかいを。

藤井ふじい議場ぎじょう代理だいり
ゆっくりとわかりやすく。前回ぜんかい外国がいこくおおすぎるという意見いけんがあった。もっと 質問しつもん意見いけん時間じかんを。
まず、東室ひがしむろちょうから議事ぎじ概略がいりゃくを。

ひがし
今日きょうの、議論ぎろんする項目こうもく

だいいちコマ 総合そうごう福祉ふくしほうかり
地域ちいき生活せいかつ生活せいかつする権利けんり
障害しょうがい定義ていぎ適用てきよう範囲はんい
法定ほうていサービスメニュー
支給しきゅう決定けっていプロセス

だいコマ 総合そうごう福祉ふくしほうかり
地域ちいき移行いこう
利用りようしゃ負担ふたん
医療いりょう支援しえん
・その

だいさんコマ 雇用こよう
一般いっぱん就労しゅうろう雇用こよう促進そくしんほう
福祉ふくしてき就労しゅうろう自立じりつ支援しえんほう
・シームレスな支援しえん
雇用こよう創出そうしゅつ
・その

藤井ふじい
65ふん議論ぎろんで15ふん休憩きゅうけい
資料しりょう1-1から。

ひがし
意見いけん概要がいよう
1.地域ちいき生活せいかつ生活せいかつする権利けんり
権利けんり規定きてい明文化めいぶんかする必要ひつようせいについてどうかんがえるか
条約じょうやくの19じょう対応たいおうする部分ぶぶん。 19めいからの意見いけん。ほとんどが、地域ちいき社会しゃかい生活せいかつする権利けんり明記めいきすべき、との 。このてんについては異論いろんのないところと理解りかい
基本きほんほうとの整合せいごうせい総合そうごう福祉ふくしほうかり)にどこまでこまかくきこむかなどの指摘してきに ついては、部会ぶかいでの検討けんとう事項じこうとする。

藤井ふじい
総合そうごうてき福祉ふくし制度せいどがどうあるべきかを議論ぎろんする。
現行げんこう自立じりつ支援しえんほうわくをこえて。ベースは条約じょうやく裁判さいばん基本きほん合意ごうい文書ぶんしょ
権利けんり規定きていをきちんと明文化めいぶんかすべきだがどうおもうか、くわえたい意見いけんがあればど うぞ。
進行しんこうは、1項目こうもくごと順番じゅんばんに15ふんくらいでやっていく。

竹下たけした
地域ちいきでの生活せいかつ権利けんりとして明記めいきすることについて共通きょうつう認識にんしきだろうが、権利けんり実現じつげんの ための手続てつづ規定きてい救済きゅうさい規定きてい必要ひつよう手続てつづ保障ほしょう
地域ちいきでの生活せいかつで、生活せいかつ困難こんなんになった場合ばあい請求せいきゅうけんをどうするか、など。

中西なかにし
今回こんかいはつ参加さんか
せんもん国際こくさい分野ぶんや途上とじょうこく支援しえん自立じりつ生活せいかつセンターをつうじて現場げんばとかかわっている。
地域ちいきという場合ばあい自分じぶんまれそだったところだけでなく、きなところにめる 選択せんたくけん明記めいき必要ひつよう地域ちいき意味いみ議論ぎろんを。

松井まつい
おなじくはつ参加さんか法政大学ほうせいだいがくおも障害しょうがいしゃ就労しゅうろう分野ぶんや国際こくさい協力きょうりょくにもかかわってきた。

関口せきぐち
精神せいしん病院びょういんからの移行いこう知的ちてき施設しせつから。入院にゅういんしてるひとは、地域ちいきのイメージがわ かない。選択肢せんたくしがない。
体験たいけんてき地域ちいき生活せいかつをやってみるとかしないとおもう。そうでないと、入院にゅういんりつがへら ない。
それで入院にゅういんがいいというなら、地域ちいき社会しゃかい資源しげんがないということ。
地域ちいき生活せいかつにどんなことがあるからせる義務ぎむがある。

藤井ふじい
条約じょうやく19じょう自立じりつした生活せいかつ生活せいかつ自律じりつおよ地域ちいき社会しゃかいへのインクルージョン
aこう障害しょうがいのあるひとが、ものとの平等びょうどう基礎きそとして、居住きょじゅうおよびどこでだれなま かつするかを選択せんたくする機会きかいゆうすること、ならびに特定とくてい生活せいかつ様式ようしき生活せいかつするよう つとむづけられないこと。」
bこう障害しょうがいのあるひとが、地域ちいき社会しゃかいにおける生活せいかつおよびインクルージョンを支援しえんする ためにならびに地域ちいき社会しゃかいからの孤立こりつおよ隔離かくり防止ぼうしするために必要ひつよう在宅ざいたくサービ ス、居住きょじゅうサービスその地域ちいき社会しゃかい支援しえんサービス(パーソナル・アシスタンスを ふくむ。)にアクセスすること。」
これをみても、現状げんじょう乖離かいりしている。どこでだれむかのaこう孤立こりつ防止ぼうしのbこう
門川かどがわさん、いいですか?土本どもとさんいいですか?

土本どもと
知的ちてき場合ばあいは、想像そうぞう苦手にがて。20ねん、30ねん施設しせつらしてたら地域ちいき生活せいかつ想像そうぞうなん しい。
ただ地域ちいきにほうりなげてはダメ、体験たいけんしないとダメ。

久松ひさまつ
地域ちいき生活せいかつおくじょうでコミュニケーションが大切たいせつ言語げんご共同きょうどうたいとして、日本語にほんごどう じように、わたしたちは手話しゅわ生活せいかつするひともいる。
あらゆるコミュニケーションが選択せんたくでき、保障ほしょうされるべきとかんがえている。

藤井ふじい
権利けんりせい明記めいき、は一致いっちですすめる。
つぎは、自立じりつ概念がいねん

ひがし
2.自立じりつ概念がいねんについてどうかんがえるか
自立じりつをどうとらえるか。総則そうそくてき重要じゅうよう論点ろんてん
障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうでは、「能力のうりょくおよび適応てきおうおうじ」とあるが、それでいいのか。
19めいより意見いけんおおくは、自立じりつ支援しえん矛盾むじゅんしない、との意見いけん
自立じりつ多元的たげんてきにつかわれているとの指摘してきもあるが、障害しょうがいしゃ分野ぶんやとしては支援しえんぜん ひさげとした自己じこ決定けってい一致いっちしている。

佐藤さとう
自立じりつではなく、自己じこ決定けっていという言葉ことばをつかってはどうか。分野ぶんや自立じりつという とは、支援しえんなしでとか、就労しゅうろう意味いみでつかわれる。
自立じりつイコール自己じこ決定けっていおもっていても、自治体じちたいでは身辺しんぺん自立じりつ運用うんよう混乱こんらんがある のでは。
身辺しんぺん自立じりつ意味いみするときは、身辺しんぺん自立じりつ自己じこ決定けっていのときは自己じこ決定けっていとつかっては どうか。定義ていぎなく総合そうごう福祉ふくしほうれるのは混乱こんらんするのでは。

藤井ふじい
自立じりつという言葉ことばへの一般いっぱんのイメージがある。自己じこ決定けっていでもいいのでは。

竹下たけした
自己じこ決定けっていというと、自己じこ責任せきにんがでてくる。すなわち、自己じこ決定けっていにもとづき責任せきにんを おう、責任せきにん転嫁てんかするなという論調ろんちょうになる。
くっつけてろんじられることがあるので、自己じこ決定けってい自己じこ責任せきにん関係かんけい議論ぎろん必要ひつよう

大谷おおや
竹下たけした委員いいんとおなじ。自立じりつ自律じりつ概念的がいねんてきにわける必要ひつようがあるか、かんがえる。自己じこせめ にん自己じこ決定けっていがセットになってる。
日弁連にちべんれん立場たちばから。2007ねん障害しょうがい理由りゆうとする差別さべつ禁止きんしする法律ほうりつ」で、自立じりつせい かつ自己じこ決定けってい権利けんりについて提案ていあんした。
必要ひつよう支援しえんけながら、地域ちいきにおいて自立じりつした生活せいかついとな権利けんり
とくに「せい否定ひていされることなく個人こじんとして尊重そんちょうされ、さわがいを理由りゆうとして、 せい生殖せいしょく婚姻こんいんおよび養育よういくならびにこれらにかんする教育きょういく情報じょうほう提供ていきょう保健ほけんサー ビスにかんして不利益ふりえき取扱とりあつかいをけない権利けんり」をいれるべき。
副次的ふくじてき差別さべつける女性じょせい立場たちばかられた。権利けんり行使こうしのための教育きょういくも。自己じこけつ じょう権利けんりのなかにいれるべき。

尾上おがみ
障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう自立じりつ自立じりつという言葉ことばをめぐって混乱こんらんがある。自立じりつという あい、ひとりひとりの自己じこ決定けっていをおしださないと。
あえていうなら、自立じりつ生活せいかつといっては。どう社会しゃかいひろめていくか、工夫くふう必要ひつよう
30ねんまえから国際こくさいてき障害しょうがいしゃ運動うんどうでは、支援しえんをうけながらの自己じこ決定けってい主流しゅりゅう定着ていちゃく努力どりょく必要ひつよう

長瀬ながせ
国際こくさいてき障害しょうがいしゃ分野ぶんやでは支援しえんつきでも自己じこ決定けっていだというスタンダードだが、定着ていちゃく しなかったというのが佐藤さとう委員いいん意見いけん
自立じりつ意味いみ明確めいかくにしていくのは賛成さんせい
竹下たけした委員いいん大谷おおや委員いいん意見いけんにもあったが、自己じこ決定けっていのほうが、自立じりつより、支援しえんけずにというイメージがつよいのでは。
支援しえんをうけても、という言葉ことばをいれてくほうがいいのでは。

関口せきぐち
前文ぜんぶんnこう自律じりつ自立じりつ大事だいじとなっている。
障害しょうがいしゃにとってジリツとは、オートノミーの自律じりつべつ資料しりょう意思いし決定けっていのとき に、支援しえんをうけてもかまわないじゃないか。
自己じこ決定けっていができないと人間にんげんでないとなると、ややこしいはなし
自律じりつ自立じりつふたつ。そのなかに、自分じぶん選択せんたくする自由じゆう、それが障害しょうがいしゃにとってのジ リツと定義ていぎしてほしい。
自己じこ決定けっていとするのはりない。

もり
ジリツと自己じこ決定けっていをわけるとちょっとちがうのでは。最初さいしょかる税金ぜいきんおさめるひと対象たいしょうだったが、だんだん重度じゅうどひとがでてきた。
そのとき、自立じりつとはなにか、の議論ぎろんがでてきた。自立じりつとは支援しえんふくめて自分じぶん物事ものごとえらんで決定けっていすることとし、さい重度じゅうど施策しさくかんがえてきた。
自立じりつ自己じこ決定けっていえるのは意味いみ不足ふそくするのでは。

門川かどがわ
自己じこ決定けっていイコール自立じりつは、賛成さんせいできない。自己じこ決定けっていのためには支援しえんがいる。支援しえん がないと自己じこ決定けっていできない。
施設しせつながはい社会しゃかいうごきがわからず、地域ちいきにでたとき、どのように選択せんたくしてい いかわからない、判断はんだん材料ざいりょうがないこともありえる。
精神せいしん長期ちょうき入院にゅういんや、知的ちてき施設しせつから地域ちいきへ、そのためには、自己じこ決定けってい支援しえんする なにかが必要ひつよう
安易あんい自己じこ決定けっていイコール自立じりつはいかがなものか。

土本どもと
自分じぶんおもいをつたえるのがむずかしい仲間なかまがいる。まわりがどんな生活せいかつをするか一緒いっしょかんがえるのが必要ひつよう
自己じこ決定けっていというと、料理りょうりしてゆびをきって学習がくしゅうする、といった責任せきにんがある。
自分じぶん一人ひとりらしをしてて、相談そうだんしないとわからないことがいっぱいある。むず かしい文章ぶんしょうがあって自立じりつといわれても。
必要ひつよう適切てきせつ支援しえんがある。

藤井ふじい
自立じりつしなさいっていわれたらどうかんじる?

土本どもと
解放かいほうされたいっておもう。いままで自由じゆううばわれてきた。
措置そち制度せいどからいままで。

佐藤さとう
自立じりつイコール自己じこ責任せきにん時代じだいながかった。
それでは重度じゅうどひときていけない、なので支援しえんけながらを自己じこ決定けっていとして きた。
さらに、その自己じこ決定けってい自己じこ責任せきにんがかぶさってくる。
学習がくしゅうしていく自己じこ責任せきにんを100パーセント否定ひていすべきではないと、混乱こんらんしてる。

藤井ふじい
概念がいねん整理せいりすべき。
今後こんご議論ぎろん自立じりつ自己じこ決定けってい関係かんけい自己じこ決定けってい自己じこ責任せきにん関係かんけい自立じりつ自律じりつと の関係かんけい各々おのおの概念がいねんをどう位置いちづけていくか。
概念がいねん進歩しんぽ成長せいちょうするもの。辞書じしょ定義ていぎもかわってきている。わたしたちの自立じりつかんしゃ かいつたえていく必要ひつようもある。

ひがし
障害しょうがい定義ていぎ適用てきよう範囲はんい
1.障害しょうがい範囲はんいについてどうかんがえるか。
条約じょうやくでは、あらゆる障害しょうがいふくむとしている。支援しえんほうでは制度せいど狭間はざまにとりのこさ れた問題もんだいがある。
19めいからの意見いけん谷間たにまをなくすてんでは、全員ぜんいん一致いっち
障害しょうがいをどうみるかについて、ほとんどが、社会しゃかいモデル、ICFをベースにという意見いけん
社会しゃかいとの関係かんけいだとわりうる概念がいねんだからあえて定義ていぎをしなくてもいいという意見いけん もある。

中西なかにし
ICFがひとつのよりどころとしてているが欠陥けっかんもある。
WHOのICIDH分類ぶんるいがあって欠陥けっかんのあるものと指摘してきされICFにうつった。国際こくさい障害しょうがいしゃ ねんうようつくったが、先進せんしんこく中心ちゅうしん議論ぎろんだったり採択さいたく自体じたい拙速せっそくだった。
ICFにもとづかない、インペアメントモデル、つまり障害しょうがい病気びょうきにもとづかないも のを追求ついきゅうすべき。

新谷しんたに
くりかえしになるが、理念りねんとしての社会しゃかいモデル。個別こべつサービスで社会しゃかいモデルをそ のままいれると混乱こんらんする。個別こべつ判断はんだんだれがするのか。
参考さんこうにWHOの規定きてい数値すうちをだしてるが、数値すうちだと明確めいかく個別こべつ分野ぶんやでは慎重しんちょう議論ぎろん必要ひつよう

大谷おおや
乳幼児にゅうようじについて。確定かくてい障害しょうがいもある。三種さんしゅにわかれていて乳幼児にゅうようじのサービスが 保障ほしょうされていない。
ニーズにおうじたサービスをしてほしい。乳幼児にゅうようじだけではないかもしれないが。

大濱おおはま
社会しゃかいモデルをベースに、ニーズにもとづいて適用てきよう範囲はんいかんがえると、ニーズのある ひとをもらさない。谷間たにまをなくすことにつながる。

尾上おがみ
障害しょうがい範囲はんい適用てきよう範囲はんいとのこと。前回ぜんかい基本きほんほう包括ほうかつてきなとらえかたをすることに は一致いっちをみた。
法律ほうりつのサービスを必要ひつようとするひとはだれか、ということをさだめていくことが必要ひつよう
条約じょうやくでは、機能きのう障害しょうがい社会しゃかい相互そうご作用さようによって、社会しゃかい完全かんぜんかつ効果こうかてき参加さんかす ることをさまたげるものふくむ。としている。
なので、手帳てちょう所持しょじにかかわらず、身体しんたいてき精神せいしんてき知的ちてき障害しょうがいにともない、ものとの平等びょうどう基礎きそとして社会しゃかいへの完全かんぜんかつ効果こうかてき参加さんかさまたげられているもので あって、サービスが必要ひつようであると支給しきゅう決定けっていにおいてみとめられるひととすべき。
制度せいど谷間たにま問題もんだい支援しえんほう付帯ふたい決議けつぎで、発達はったつ障害しょうがい難病なんびょう包括ほうかつてきにつかえるよう にとなっていたが、まだ。
緊急きんきゅう措置そちとして、手帳てちょう要件ようけんをはずして、必要ひつようひとには支援しえんみとめていくことが必 ようでは。

もり
医学いがくてきモデルから社会しゃかいモデルへ。現在げんざいけているサービスの体系たいけいをどう整理せいりして いくか、ちゃんとしてかないと。
これまでけていたサービスがけられなくなるひとがでないように。慎重しんちょう検討けんとうを。 現在げんざい定義ていぎはそぐわないとおもう。

佐藤さとう
社会しゃかいモデルという言葉ことば意味いみ共通きょうつうにつかえているか。
ICFは、まだ医学いがくモデルの性格せいかくをもっていると中西なかにし委員いいんはいっていた。
環境かんきょう個人こじん社会しゃかいモデルでICFというつかいかたをされていた。言葉ことば整理せいりを。
社会しゃかいモデルからニーズのあるひとをというが、対象たいしょう障害しょうがいのあるじんか、全体ぜんたい一般いっぱん共通きょうつう理解りかいはまだでは。
家事かじ援助えんじょなら母子ぼし家庭かてい就労しゅうろう移行いこう支援しえんならニートと一般いっぱんでもやくつひとを対象たいしょう としたほうがいい。
が、障害しょうがいしゃとするなら、対象たいしょうひろげないほうがいい。それなら、障害しょうがい基本きほん疾患しっかん をベースとしたほうがいい。

堂本どうもと
対象たいしょうひろげるはなしぎゃくに、障害しょうがいのあるひとが65さい以上いじょうになると介護かいご保険ほけんほう適用てきようにな り、障害しょうがいサービスがけられない。
いまの社会しゃかいモデルとかんがえたとき、65さい以上いじょうはこれでいいのかというはなし
後期こうき高齢こうれいしゃ改革かいかく委員いいんかい委員いいんもしていいる。谷間たにまというより、これまでのサービ スしつがかわる。
としをとってくるまいすやみみこえないひとでてくる。障害しょうがいしゃ高齢こうれいになったときどう するか。
社会しゃかい保障ほしょう制度せいどをもっと包括ほうかつてきかんがえないといけないと。相互そうご関係かんけいせいをきちっと やらねば。
地域ちいきで、どんなに明文化めいぶんかされても実施じっしされない。弊害へいがいになっているのは、縦割たてわり の行政ぎょうせい制度せいどだとおもう。ここをいかに包括ほうかつてきにやるのか。
周辺しゅうへん社会しゃかい保障ほしょう制度せいどとどう関連かんれんしていくか大事だいじ

関口せきぐち
ICFは医学いがくモデルの要素ようそもある。意見いけんとして確認かくにんもしくは推認すべきといた。
広汎こうはんせい発達はったつ障害しょうがい精神せいしん領域りょういき問題もんだいだが手帳てちょうでなかったりする。
このまえ自分じぶん手帳てちょう等級とうきゅうがった。だれかが確認かくにん推認しないと障害しょうがいしゃのカテゴ リーがなくなる。

藤井ふじい
全般ぜんぱん社会しゃかい保障ほしょうかんがえないといけない。
今回こんかい障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほうというテーマ。ICFのとらえかた医学いがくモデルから脱却だっきゃく するならどうなのか。総合そうごう福祉ふくし法制ほうせいにふさわしいニーズはなにか。乳幼児にゅうようじもしかり。
今後こんご議論ぎろんをすすめる前提ぜんていで。
時間じかん延長えんちょうしていいでしょうか。

ひがし
法定ほうていサービスメニュー
1.現行げんこう規定きていにない社会しゃかいモデルの視点してんったサービスメニューは必要ひつようか。
障害しょうがいをどう把握はあくするか、社会しゃかいモデルの観点かんてんむとたん障害しょうがいしゃ範囲はんいだけで なくサービスメニューに影響えいきょうあたえる。
17めいから意見いけん具体ぐたいてきに、こういうメニューが必要ひつようとのこと。
教育きょういく通学つうがく就業しゅうぎょう支援しえん通勤つうきん、ジョブコーチ、子育こそだて、司法しほう、コミュニケー ション、施設しせつから地域ちいきへ、権利けんり擁護ようご知的ちてき障害しょうがい見守みまもり、精神せいしん相談そうだん全身ぜんしんせい24 あいだ介護かいごなど。
そもそも法律ほうりつ明文化めいぶんかされていないサービスであっても提供ていきょうできるしくみづくり が必要ひつようという意見いけんも。

2.自立じりつ支援しえん給付きゅうふ地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう区分くわけは必要ひつようなのか。
自立じりつ支援しえん給付きゅうふ受給じゅきゅうけん義務ぎむてき経費けいひ地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう内容ないようてきには個別こべつ給付きゅうふだ が、支援しえん事業じぎょう反射はんしゃてき利益りえき裁量さいりょうてき経費けいひ地域ちいきあいだ格差かくさも。
16めいから意見いけん
4ぶんの3くらいは、区別くべつをもうける合理ごうりせいはない。地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのなかで個別こべつ になじむものは自立じりつ支援しえん給付きゅうふにいれるべき。
あとは、区別くべつ一定いってい合理ごうりせいはある。しかし、なじまないものあり、移動いどうやコ ミュニケーションは自立じりつ支援しえん給付きゅうふへ。
個別こべつ給付きゅうふてきなものには権利けんりせいをという意見いけん

3.法定ほうていメニューの障害しょうがいしゃ生活せいかつ構造こうぞう沿ったさい編成へんせいとシンプルについてどう かんがえるか
現行げんこうサービスは専門せんもん介在かいざいしないと利用りようしゃ必要ひつようなサービスをめない。わか りにくい仕組しくみ。かならずしも利用りようしゃのニーズにそくしたてとなっていな い。支援しえんほう以外いがいのサービスは考慮こうりょされず、縦割たてわ行政ぎょうせい分断ぶんだんされてる。
14めいから意見いけん
縦割たてわ分断ぶんだん複雑ふくざつなしくみや報酬ほうしゅう体系たいけいへの問題もんだいてん指摘してき
構造こうぞうやニーズに沿って、シンプルかつのない仕組しくみに。
生活せいかつ家事かじ身体しんたい分断ぶんだんされてないので目的もくてき体系たいけいしなおす。
障害しょうがい種類しゅるい程度ていどにかかわりなく必要ひつようとするサービスと障害しょうがい特性とくせいおうじての2 類型るいけいみなおすひとし

4.自己じこ決定けってい支援しえん必要ひつようせいについてどうかんがえるか
支援しえんけた自己じこ決定けってい条約じょうやくの12じょう法的ほうてき能力のうりょくかんして判断はんだん能力のうりょくえるかどう かが争点そうてんとなった。
そこで支援しえんをうけた自己じこ決定けっていがでてきた。自己じこ決定けっていそのものを支援しえんすることで。
可能かのうかぎり、法的ほうてき能力のうりょく制限せいげんをもうけないと模索もさくされてきた。世界せかいのながれ。
18めいからの意見いけん
門川かどがわ委員いいん意見いけん参考さんこうに3段階だんかい整理せいり
まず、自己じこ決定けってい前提ぜんてい十分じゅうぶん選択肢せんたくし準備じゅんびされること。つぎに、選択肢せんたくしにわかり やすい説明せつめい必要ひつよう、ここまでは全員ぜんいん一致いっちとみた。だいさんに、判断はんだん能力のうりょく有無うむではな く経験けいけん不足ふそく心理しんりてき抑圧よくあつをうけてる場合ばあいにケアマネジメントかセルフマネジメ ントか成年せいねん後見こうけん制度せいどかエンパワメントか、と若干じゃっかん力点りきてんのおきかたに相違そういがある。
二者択一にしゃたくいつという議論ぎろんでなく、いいめんをとっていくのがベストではないか。それに けてつめた議論ぎろん必要ひつようとおもう。

藤井ふじい
法定ほうていサービス、支給しきゅう決定けっていのありかた。
支援しえんほう問題もんだいになったのは、自立じりつ支援しえん給付きゅうふ地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう。まずは法定ほうていサー ビスについて。

佐藤さとう
枠組わくぐみでされているのが、自立じりつ支援しえん給付きゅうふのなかで訓練くんれんとう給付きゅうふ介護かいご給付きゅうふのわけ かたの問題もんだいがある。ケアホーム、グループホームとわけるのはどうか。
福祉ふくし雇用こよう一般いっぱん労働ろうどう法制ほうせいへという議論ぎろんもある。総合そうごうてき見直みなおしが必要ひつよう

大濱おおはま
シームレスなアシスタント制度せいど必要ひつよう条約じょうやく19じょうでうたわれてるパーソナルアシ スタントを。
文科ぶんかしょう教育きょういく厚労省こうろうしょう就労しゅうろうなど、担当たんとう部局ぶきょくがわかれている。シームレスな制度せいどを。
医療いりょうてき問題もんだいについて。日本にっぽんでいう医療いりょうのグレーゾーンまでやるというのは、海外かいがい ではたりまえ状況じょうきょう医療いりょうてきにどこまでやっていいか、医師いし説明せつめいにもとづき、 介護かいごしゃがやっていいとこまでむべき。
重度じゅうど障害しょうがいしゃ入院にゅういんしたら病院びょういんから介護かいごしゃをつけてといわれる現実げんじつがある。制度せいどなかでつくりこんでほしい。

関口せきぐち
地域ちいき活動かつどう支援しえんセンター1がた人口じんこう15まんにひとつの予定よていが、いま30まんにひとつ。しょく いんはPSW(精神せいしん保健ほけん福祉ふくし)。
東京とうきょうにいるとかんじないが、自治体じちたいではひろ範囲はんいで1箇所かしょ武蔵野むさしのは18まん にん。アウトリーチは三鷹みたか武蔵野むさしのとなってるが、受入うけいれはOK。ダメなとこも ある。相互そうごれがない。
過疎かそ地域ちいきで、15まんに1箇所かしょでつくってきなさいってのは無理むり。4にん職員しょくいんでアウ トリーチしかできない。
裁量さいりょうてき経費けいひだから、自治体じちたい裁量さいりょうでやる。権利けんりとして位置いちづけるならくにがださな いと、地域ちいき状態じょうたい勘案かんあんする。

新谷しんたに
総合そうごう福祉ふくしほう視野しやれて。
アメリカで一般いっぱんてき電話でんわリレーサービスをもちだした。サービスの必要ひつようせいもある が、先月せんげつ情報じょうほう通信つうしんアクセス検討けんとうかいなかで、情報じょうほう通信つうしん機器ききマニュアルのなかにテレ ホンサービスをむことをほとんどの委員いいん反対はんたいした。障害しょうがいしゃ無関係むかんけいべつ検討けんとうかいはなしがすすんでいるのがになる。
国土こくど交通こうつうしょうでは、交通こうつう基本きほんほうあたらしくとくろうと検討けんとうかい交通こうつう体系たいけいにおける議論ぎろん している。
どうかみあっているのか。別個べっこうごきをしてたら議論ぎろんをやりなおさないといけない。

せき
内閣ないかくのもとでぜん閣僚かくりょうからなる本部ほんぶした推進すいしん会議かいぎ
今後こんごかく省庁しょうちょうからヒアリングの機会きかい予定よていはいっている。幅広はばひろかく省庁しょうちょう議論ぎろん項目こうもくてていく。
論点ろんてんにでてないものもあるが、今後こんごサポートしていきたい。

藤井ふじい
説明せつめいわかる?

新谷しんたに
位置いちづけの問題もんだい反映はんえいされる仕組しくみをつくっているのか。かく省庁しょうちょうべつにどんどん すすめている。
早急そうきゅう見直みなお課題かだいと、総合そうごうてきにみるといってた区分くわけがごちゃごちゃに。

藤井ふじい
この段階だんかいでは、総合そうごう福祉ふくしほうかんする意見いけん省庁しょうちょう審議しんぎへの権限けんげんかんする質問しつもん、 あとでこたえてもらう。
あとで、東室ひがしむろちょうから今後こんご緊急きんきゅうせい提案ていあんがある。さいごまでいていただいて。

竹下たけした
になるてんひとつ。みなの意見いけん異論いろんはないが、疑問ぎもんがある。
大濱おおはま委員いいんからシームレスな制度せいどとあった。異論いろんはないが、入院にゅういんのつきそいやつう がく支援しえん
入院にゅういんは、裁判さいばん継続けいぞくちゅう行政ぎょうせい否定ひていする。現在げんざい病院びょういん看護かんご基準きじゅんふくまれるからつ けないという。
通学つうがくは、合理ごうりてき配慮はいりょかく場面ばめんごとだれのどのによって実現じつげんされるか、福祉ふくしサービ スとどう整理せいりするか。
福祉ふくしサービス、縦割たてわりイコールあくではなく、調整ちょうせいあたまれてほしい。

藤井ふじい
児童じどう労働ろうどう医療いりょう縦割たてわりと連携れんけいなどテーマになってくる。
自立じりつ支援しえんほう呪縛じゅばくからとけて、それをこえた議論ぎろんをしないといけないのじゃないか。
新谷しんたに委員いいん意見いけんへは、あとで参事官さんじかんから。

福島ふくしま大臣だいじん
ここでいい議論ぎろんをしても、実際じっさい法案ほうあんがでたり法律ほうりつができていく。反映はんえいする必要ひつよう があるのでは。
ども子育こそだてビジョンをつくるときインクルーシブ教育きょういくれるとか、ひがしさんに 障害しょうがいのところをみてもらうとかやった。
総理そうり大臣だいじんをトップとした推進すいしん本部ほんぶ内閣ないかくでもをつけて、かく役所やくしょ作成さくせいちゅう法案ほうあん にも目配めくばりをしたい。交通こうつう基本きほんほうなど、できるだけ障害しょうがいしゃのひとたちと意見いけん交換こうかん をしてほしいとか、反映はんえいできるよう工夫くふうしたいとおもう。

藤井ふじい
個別こべつ論議ろんぎ先行せんこうするのではなく、ということ?

福島ふくしま
どういう関連かんれん法案ほうあんがあり、目配めくばりが必要ひつようかんがえ、どのように反映はんえいできるかチャ ンネルなどもふくめてかんがえてていきたい。
このなかでも議論ぎろん必要ひつようだが、さきにできるのもある。

休憩きゅうけい

藤井ふじい
すこ議事ぎじがおしている。80箇所かしょ中継ちゅうけい。あとでオンデマンド。できればかく委員いいん名前なまえって発言はつげんを。
福島ふくしま大臣だいじん発言はつげんをうけ、せき参事官さんじかんから。

せき
省庁しょうちょう検討けんとう会議かいぎ橋渡はしわたしをどうするか。
内閣ないかくで、障害しょうがいしゃにかかわる制度せいど検討けんとうかく省庁しょうちょうでされてるか、しらべる。
省庁しょうちょう会議かいぎでの検討けんとうじょうきょうつたえるしサマリーもわたす。コミュニケーションを はかっていきたい。
東室ひがしむろちょう議長ぎちょう代理だいり相談そうだんしながら反映はんえい仕方しかたはなしてく。

堂本どうもと
新谷しんたに委員いいん福島ふくしま大臣だいじんから反映はんえい仕組しくみのはなしがあった。
縦割たてわりとの調整ちょうせいをもとめると竹下たけしたさんもっていた。
本部ほんぶすくなくともぜん閣僚かくりょうでできてるのだからぜひ。
せき参事官さんじかんこたえに感謝かんしゃしてるが、おねがいがある。
調しらべて、かく省庁しょうちょう検討けんとうするのではなく、せっかく大臣だいじんがメンバーなので、障害しょうがいぶく 祉の視点してんれてかく制度せいど検討けんとうをしてほしい。
また、目配めくばりだけでなく指示しじをしてほしい。障害しょうがい場合ばあい女性じょせい被害ひがいがある。だい さん基本きほん計画けいかくをつくってるから、女性じょせいのほうに障害しょうがいのことをれてほしい。
日本にっぽん全部ぜんぶ政策せいさくはいるようにしてほしい。

藤井ふじい
いいのこしたことがあれば。

土本どもと
サービスの情報じょうほう仲間なかまにいきわたらず、つかえない。しらないままでわってし まうのはよくない。

久松ひさまつ
今回こんかい枠組わくぐみにこだわらずということで、あえていう。
委員いいんのなかには、個別こべつ給付きゅうふという意見いけんがある。誤解ごかいのないようにいうと、支援しえんほう個人こじんのサービスというかんがえ。
コミュニケーション支援しえんは、集団しゅうだん対象たいしょうかんがえている。これまで法的ほうてき位置いちづけに ない制度せいど構築こうちくしてきた。不備ふびおお制度せいどで、自立じりつ支援しえん給付きゅうふわくにいれると不備ふびおおくなり無理むりがある。個別こべつ給付きゅうふになじまないかんがえではないかと強調きょうちょうしたい。 べつ給付きゅうふのなかでテーマとしてだしたい。

藤井ふじい
条約じょうやくだい21じょう表現ひょうげんおよ意見いけん自由じゆうならびに情報じょうほうへのアクセス
aこう障害しょうがいのあるひとたいし、適時てきじにかつ追加ついか費用ひよう負担ふたんなしに、様々さまざま種類しゅるい障害しょうがい適応てきおうしたアクセシブルな様式ようしきおよ技術ぎじゅつ機器きき〕により、一般いっぱん公衆こうしゅうけのじょう ほう提供ていきょうすること。」
bこう障害しょうがいのあるひとが、その公的こうてき活動かつどうにおいて、手話しゅわ点字てんじ拡大かくだい代替だいたい補助ほじょ 代替だいたい〕コミュニケーションならびにみずか選択せんたくするほかのすべてのアクセシブルなコ ミュニケーションの手段しゅだん形態けいたいおよ様式ようしきもちいることをおよ容易よういにする こと。」
たんへの支援しえんではなくということ。


北野きたの
自立じりつ概念がいねんについて。
支給しきゅう決定けっていプロセスの登場とうじょう人物じんぶつ本人ほんにん相談そうだん支援しえんしゃ行政ぎょうせいのソーシャルワーカー。
これまで海外かいがい調査ちょうさ研究けんきゅうをしてきた。ドイツの介護かいご保険ほけんをのぞき、ぜいでやってる 場合ばあい障害しょうがい程度ていど区分くぶんめて、つかえるサービス使つかえないサービスがあったり、 国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん連動れんどうという制度せいどはない。独自どくじのガイドラインで、裁量さいりょう範囲はんいけつ じょうしている。
大事だいじなことは、ふたつ。
本人ほんにんのどんな生活せいかつしたいか社会しゃかい生活せいかつしたいかを明確めいかくにしたいか。一般いっぱんてき市民しみんどう じように、失敗しっぱいしてやりなおす権利けんりふくめて、自己じこ選択せんたく自己じこ決定けってい必要ひつようじょう むくい支援しえんしゃ仕組しくみが必要ひつよう
自立じりつ自己じこ決定けっていと、佐藤さとう委員いいんがいった。そうだが、ぎゃくにいうと、一部いちぶ身体しんたい障害しょうがい しゃのイメージがつよいといけないが、本人ほんにん必要ひつよう支援しえんつきの自己じこ決定けってい自立じりつとし てはどうか。
ガイドラインできるものと、できないものを明確めいかくしては。しにくいものは、 おな障害しょうがい概念がいねんで、おなじような環境かんきょうにいる場合ばあいあさごはんでも一人ひとりひとりでライ フスタイルによって必要ひつよう支援しえん時間じかんがかわる。冠婚葬祭かんこんそうさい外出がいしゅつ気候きこうなどもふくめ て、個人こじんによってちがう。ソーシャルワーカーが裁量さいりょうをもってやるのが世界せかいのな がれ。

大谷おおや
条約じょうやく7じょうどもの権利けんり明記めいきどもの権利けんり条約じょうやくで15ねんたったが、実定法じっていほう どもの意見いけん表明ひょうめいする権利けんり保障ほしょうされていない。
障害しょうがいのある児童じどう場合ばあい、ぜひ意見いけん表明ひょうめいする決定けっていする権利けんりを。

藤井ふじい
障害しょうがい意見いけん表明ひょうめいのイメージがあれば。

大谷おおや
自立じりつ支援しえんほうにも学校がっこうにかかわる、あらゆる法律ほうりつ規定きていすべき。
基本きほんほう障害しょうがいのある児童じどうれたらむのかという意見いけんもあるだろうが、個人こじんてき には個別こべつ支援しえんほうなどにれるイメージ。

門川かどがわ
学者がくしゃ意見いけんはあるだろうが、障害しょうがい当事とうじしゃからの意見いけんをいう。
現在げんざい支援しえんほう見直みなおして、総合そうごう福祉ふくしほう関係かんけい議論ぎろんをしている。しかし、支援しえんほう問題もんだいは、自立じりつとはなにかではなく、なにのための福祉ふくしサービスか。なんのために障害しょうがい しゃがいきているのか、基本きほんてき人権じんけんにもとづき、のひとたちとおなじようにき ていきたい。そのため、条約じょうやくをベースに国内こくないほうのみなおしをというはなし
呼吸こきゅうしたい、コミュニケーションしたい、情報じょうほうほしい、そのための支援しえん必要ひつよう で、これをどうしたらいいのか。こういったことをおかねだしてというのはおかし い。くに義務ぎむとすべき。これはみんなおなかんがえだとおもう。
総理そうり大臣だいじんがトップの本部ほんぶ予算よさんてき問題もんだいおおきいので省庁しょうちょう折衝せっしょうしながら、 さんとるよう交渉こうしょうすべき。なんとかしてほしい。

尾上おがみ
議事ぎじ確認かくにん支給しきゅう決定けっていプロセスの説明せつめい東室ひがしむろちょうよりおねがいします。

ひがし
支給しきゅう決定けっていプロセス
1.ニーズ把握はあく基本きほんてき視点してんをどこにくか たとえば本人ほんにん障害しょうがい状況じょうきょう本人ほんにん自己じこ決定けってい、おかれた環境かんきょうおよびそれらの相互そうごせき がかりと4つの視点してん
現行げんこう医学いがくモデルに力点りきてん認定にんてい調査ちょうさ区分くぶんをきめる。本人ほんにんのニーズ把握はあくとはおおき くことなる。
14にん意見いけん。4つの視点してんのどれか不要ふようという積極せっきょくてき意見いけんはない。それぞれの視点してんれるうち、本人ほんにん自己じこ決定けっていないし選択せんたく基本きほんにすえて本人ほんにんのニーズ把握はあくすべ きという意見いけんおおかった。

2.障害しょうがい程度ていど区分くぶん廃止はいしとそれにわる協議きょうぎ調整ちょうせいによる支給しきゅう決定けっていプロセスのた めの体制たいせい構築こうちくについてどうかんがえるか
本人ほんにん意思いし無関係むかんけい時間じかんすうめるのではなく、プロセスに反映はんえいさせる。協議きょうぎ 調整ちょうせいとなる。
15めい意見いけん現行げんこう重大じゅうだい問題もんだいてんがあり、廃止はいしすべきがおも。どうするかについて は、客観きゃっかんてき基準きじゅん必要ひつよう本人ほんにんもう調整ちょうせいする第三者だいさんしゃ機関きかんようするなど、議論ぎろん必要ひつよう

3.セルフマネジメント・本人ほんにん中心ちゅうしん計画けいかく相談そうだん支援しえん機関きかん、ピアカウンセリング・ ピアサポートの役割やくわりについてどうかんがえるか。
自己じこ決定けってい支援しえん協議きょうぎ調整ちょうせいのプロセスと密接みっせつ関連かんれん
18めい意見いけん。ケアマネジメントに力点りきてんをおく意見いけんもあったが、おもにセルフマネジ メント、エンパワメント。ピアサポートを根幹こんかんにすべきとの意見いけんも。

4.不服ふふく場合ばあい異議いぎもう手続てつづきについてどうかんがえるか
現状げんじょう不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうがあるが、効果こうかをあげていないという大方おおかた意見いけん
14めい意見いけん現行げんこうとちがう異議いぎもうての仕組しくみが必要ひつよう具体ぐたいてき概要がいよう性質せいしつ権限けんげん当事とうじしゃ参画さんかくについては議論ぎろん必要ひつよう

藤井ふじい
よっ一括いっかつして、補強ほきょうしたい議論ぎろんがあれば。

関口せきぐち
自己じこ申告しんこく基本きほん決定けっていすべき。
精神せいしん任意にんい入院にゅういん場合ばあい医療いりょう適用てきようすべき。精神せいしん障害しょうがいくすりをのむと症状しょうじょうがおちつく。
予算よさんてきにはかなりかかる。医療いりょうとのかかわりふかい。きちんと議論ぎろんすべき。

大久保おおくぼ
ケアマネジメントを中心ちゅうしんに。自立じりつ支援しえんほうで、障害しょうがい特性とくせいによってニーズがことなる。
ある尺度しゃくどにおしこめなくていいのでは。セルフマネジメントとケアマネジメント どちらか、という議論ぎろんはさけてほしい。ケアマネも本人ほんにん中心ちゅうしん柔軟じゅうなんに。

藤井ふじい
今後こんご財務省ざいむしょう世間せけんにアピールする場合ばあい青天井あおてんじょうじゃないかという意見いけんがでるか もしれない。
説得せっとく材料ざいりょうは?

佐藤さとう
青天井あおてんじょうではないとおもう。現状げんじょう条約じょうやくしめしている、一般いっぱん市民しみん程度ていど生活せいかつ機械きかいてき にあてはめるかどうかはべつだが、そのための支援しえんをするほう
かんがかたひろ市民しみん理解りかいしてもらうことが必要ひつよう

尾上おがみ
セルフマネジメントとケアマネジメント。言葉ことば問題もんだいではなく、本人ほんにんのエンパワ メント、アドボカシーのための支援しえん必要ひつよう条約じょうやくかんがかた
ケアマネジメントというと、手垢てあかがついてる。結果けっかとしてのサービス利用りよう計画けいかくを つくるのも大事だいじだが、そこにいたるまでのピアサポートやアドボケートが必要ひつよう
エンパワメントがた支援しえんにきりかえるべき。

大久保おおくぼ
誤解ごかいのないようくわえる。ケアマネジメントは、これまでできてないとおもって いる。ソーシャルワークも。

松井まつい
教育きょういく現場げんばで、ケアマネジメントは既存きそんのメニューをわせるという側面そくめんつよいが、本人ほんにんのニーズ実現じつげん観点かんてんから、学生がくせいおしえている。
本人ほんにん同意どういをサインでもとめる、自己じこ決定けっていできない場合ばあい支援しえんしゃ納得なっとくしたうえで 制度せいどをつくるべき。

関口せきぐち
アドボケートという言葉ことば主張しゅちょうしゃなどの意味いみで、あくまで本人ほんにん意向いこうにそってけん 主張しゅちょうする。日本にっぽんにない類型るいけい。これをつくることが重要じゅうよう
青天井あおてんじょうろんについて。OECDのなかくらいまで予算よさん政府せいふがふやすとかんがえていいので は。ということと、精神せいしん医療いりょうっている。入院にゅういんにくらべると地域ちいきでは費用ひよう がかからない。メシき、屋根やねき、看護かんご医者いしゃつきでいちにちいちまん入院にゅういん1.4ちょうえん半分はんぶんをもってくるだけでもちがう。
予算よさん福祉ふくしへの分配ぶんぱいりつをOECDのしたから4番目ばんめなかくらいに。

竹下たけした
ケアマネジメントとアドボケート、観念かんねんてき分離ぶんり反対はんたい
青天井あおてんじょうろんへコンセンサスが必要ひつよう。ある障害しょうがいしゃが1せんまんつかうなんてけしからんと 議員ぎいんがいった経緯けいいがあり、ちがうと説得せっとくできないと。
日常にちじょう生活せいかつにおいて、毎日まいにちかけるひとと、1かいしかでないひとおな基準きじゅんをきめてささえ きゅうすることがナンセンス。
しかし障害しょうがいしゃのニーズをすべて絶対ぜったいとするのか。必要ひつようせい適正てきせい価値かち基準きじゅんがでて くる。
また、本人ほんにん希望きぼうをけずるときのシステムが必要ひつよう適正てきせい手続てつづきがいる。第三者だいさんしゃ制度せいど。 それで青天井あおてんじょうじゃない、無駄むだ支給しきゅうりょうはないというコンセンサスを。

藤井ふじい
支援しえんでニーズ爆発ばくはつという言葉ことばがあった。議論ぎろん必要ひつよう

ひがし
地域ちいき移行いこう
1.重度じゅうど障害しょうがいしゃの24あいだ介護かいご体制たいせい構築こうちくについてどうかんがえるか。
人権じんけんのバロメーター。
17めい意見いけん人権じんけん問題もんだいとしてとらえ、おおくが24あいだ介護かいご必要ひつようせいをいっている。
財源ざいげん問題もんだい指摘してきする委員いいんもいる。

2.地域ちいき移行いこうプログラムの法定ほうてい期限きげん設定せっていについてどうかんがえるか
条約じょうやく19じょう地域ちいきからの孤立こりつ隔離かくり防止ぼうしがある。日本にっぽんはノーマライゼーション で、人権じんけんとならなかった。批准ひじゅんにあたって日本にっぽん地域ちいき移行いこうをどうかんがえるか。
13めい意見いけん。9めい法定ほうてい必要ひつようせいを。あとは効果こうかてき法制ほうせい検討けんとうを、また、 一律いちりつはどうかとう意見いけん

3.地域ちいき移行いこう支援しえんさく法定ほうていについてどうかんがえるか
16めい意見いけん本人ほんにん意思いし確認かくにん試行しこう事業じぎょうふくめて。おおかた法定ほうてい必要ひつようとして いる。

藤井ふじい
地域ちいき移行いこうがおかしいという意見いけんはないが、この会議かいぎ精神せいしん入院にゅういん知的ちてき入所にゅうしょとい だいをどうにかしないと。

かわ
地域ちいき移行いこう精神せいしん立場たちばうったえたい。地域ちいき移行いこうがすすんでいないのは基盤きばんができて ないから。
とくに医療いりょうとのかかわりがないと地域ちいき生活せいかつできない。地域ちいき生活せいかつするためには福祉ふくし サービスだけでなく医療いりょう必要ひつよう連携れんけいしたシステムづくりが必要ひつよう
基盤きばん整備せいびについて、具体ぐたいてきにいうと、家族かぞくからの自立じりつした生活せいかつをふまえ、住居じゅうきょ所得しょとく保障ほしょう、24あいだ支援しえん体制たいせい構築こうちくを。
家族かぞく負担ふたんについて。精神せいしん保健ほけん福祉ふくしほう保護ほごしゃ制度せいどがあり、退院たいいん家族かぞく負担ふたんだい きい。また障害しょうがいしゃ自立じりつそこなうもの。保護ほごしゃ制度せいど撤廃てっぱいを。

土本どもと
入所にゅうしょ施設しせつをなくし、地域ちいきにおかねをまわす。おやにもおや生活せいかつがある。おや負担ふたんする のではなく、自分じぶんはどこでむかだれむかをふくめて自己じこ決定けっていしていかないと。
いまホームヘルプをつかって一人ひとりらししてる。おやとはなれて仲間なかまと。 兄弟きょうだいとは電話でんわとか連絡れんらくとってるが、自分じぶん生活せいかつ。むずかしいときは適切てきせつ支援しえんを うけてる。

関口せきぐち
精神せいしん病院びょういんはいってる4わりが60さい以上いじょう支援しえんほうはたらくことが最終さいしゅうてき目的もくてき実態じったい無視むししている。
また、認知にんちしょうひとが2わり。きりわけるのか、かさなっているとみるのか、現状げんじょうかんがえると老人ろうじん精神せいしん病院びょういんめるのはかなしいこと。

藤井ふじい
意見いけんあらそうことはないだろうが、どうしてもというのがあれば。

北野きたの
施設しせつ病院びょういんからの地域ちいき移行いこうがすすまない原因げんいん明確めいかくに。
ひとつ、待機たいきしゃがいっぱいいる。ふたつ、地域ちいき移行いこうすると職員しょくいん路頭ろとうまよう。
っているひとは、家族かぞく。ほんとは地域ちいきらしたいという家族かぞく本音ほんね地域ちいきのく らしをどうつくるか、が根本こんぽんてき
アメリカでは、施設しせつから、家族かぞくからの自立じりつのための待機たいきしゃリスト。
ベッドの縮小しゅくしょうと、職員しょくいん無償むしょうのトレーニングや仕組しくみを担保たんぽすべき。推進すいしん事業じぎょうほう などつくって。

門川かどがわ
めくらろうしゃ問題もんだいを。めくらろうしゃがみえない、みみがきこえない。日本にっぽんには2まんほ どと推計すいけいおおくがどこかの施設しせつ生活せいかつ自宅じたくもいるが。
施設しせつでの生活せいかつはコミュニケーションのめん仲間なかまたちとうまく情報じょうほう交換こうかんができず、 地域ちいきおや兄弟きょうだいらしたい、友達ともだち交流こうりゅうしたいとおもっている。家族かぞくとのコ ミュニケーションができず、家族かぞくいやがっていたりする。
社会しゃかい制度せいど基盤きばん整備せいびし、めくらろうしゃ介助かいじょ通訳つうやく派遣はけん制度せいどをよくして、つかえるよう にしてほしい。
8わり、9わり以上いじょう仕事しごとがなく収入しゅうにゅうがない。年金ねんきんのみ。雇用こようとも関係かんけいするが、めくらろう しゃ自立じりつすることが必要ひつよう
情報じょうほう保障ほしょうわすれないでんでほしい。条約じょうやくでは権利けんりとしてまれている。

藤井ふじい
専門せんもん部会ぶかい議論ぎろん
社会しゃかい資源しげんがとぼしい。支援しえんほうのとき、支援しえん計画けいかくをつくると財政ざいせい問題もんだいがでてきた。
施設しせつ経営けいえい論理ろんり基盤きばん整備せいび家族かぞく負担ふたん条件じょうけん整備せいびなど、安全あんぜん安心あんしん地域ちいきでえ られないかられない現実げんじつをふまえて議論ぎろんを。

ひがし
利用りようしゃ負担ふたん
1.応益おうえき負担ふたん廃止はいしについてどうかんがえるか
15めい意見いけん明示めいじてきに、応益おうえき負担ふたん廃止はいしすべきという意見いけんおも趣旨しゅしとしてはほ かの委員いいんおなじ。

2.負担ふたん有無うむについてどのような原則げんそくかんがかたをとるのか
17めい意見いけん原則げんそく無償むしょうろんからおうのう負担ふたんまで。

3.しん基準きじゅん設定せっていについてどうかんがえるか
11めい意見いけん。もうすこ議論ぎろんをつめていく必要ひつようがある分野ぶんや

松井まつい
就労しゅうろう支援しえん就労しゅうろう継続けいぞく事業じぎょう労働ろうどう法制ほうせいで。

関口せきぐち
退院たいいん支援しえんについては法律ほうりつをばしっとつくらないとすすまない。 

藤井ふじい
費用ひよう負担ふたんについては議論ぎろん必要ひつようということでまとめる。

休憩きゅうけい

藤井ふじい
5にはわる。医療いりょうとそのをあわせてろんじる。
あとで、専門せんもん部会ぶかいたいする室長しつちょうからの提案ていあんがある。
雇用こようかんする議論ぎろん次回じかいにまわす。差別さべつ禁止きんしほう虐待ぎゃくたい防止ぼうしとあわせる。

新谷しんたに
所得しょとく保障ほしょうべつ論点ろんてんとしてだすのか。

ひがし
独自どくじ項目こうもくとしてあげている。
いろんなめん関連かんれんするが、まとめてそこで。

医療いりょう問題もんだいについて。
おおきな枠組わくぐみの問題もんだいとして、医療いりょう福祉ふくし教育きょういく福祉ふくし労働ろうどう福祉ふくし
本来ほんらいちがう枠組わくぐみを支援しえんほうひろげている。このてん議論ぎろんすべきだったか。
大濱おおはま委員いいん意見いけんにもあったが、医療いりょうとの現実げんじつてき要素ようそもあるが、障害しょうがいしゃだけとりだ すと一般いっぱん医療いりょうとの格差かくさ事態じたいにも。
本来ほんらいあるべき法体ほうたいけい議論ぎろん前提ぜんていとしてあるのでは、問題もんだい提起ていきしたい。
きょう議論ぎろんする時間じかんはないが、どこかで時間じかんをとる。

医療いりょう支援しえん
1.医療いりょう支援しえんのありかたについてどうかんがえるか
12めいからの意見いけん
現状げんじょう問題もんだいてん障害しょうがいひと需要じゅよう頻度ひんどたかいにもかかわらずしつそのものがわるい、 一般いっぱん医療いりょう障害しょうがい理由りゆう適切てきせつ医療いりょうがされない、精神せいしん病院びょういんでの人権じんけん侵害しんがい過度かど入院にゅういん出費しゅっぴもとめられる。
制度せいどろん提案ていあんくにによる障害しょうがいしゃ制度せいど拡充かくじゅう医療いりょう制度せいど全般ぜんぱん議論ぎろんすべき。都道府県とどうふけん重度じゅうど障害しょうがいしゃ医療いりょうや すべき。全国ぜんこく一律いちりつと に限定げんていされない 支援しえん制度せいどのありかたふくめて見直みなおしすべき。
前提ぜんていとして、障害しょうがいしゃ医療いりょう一般いっぱんかんがえるのか、ほう制度せいど議論ぎろん不足ふそくしている。

2.負担ふたん問題もんだいについてどうかんがえるか
13めいから意見いけん原則げんそく無償むしょうろんからおうのう負担ふたんろんまで。議論ぎろん必要ひつよう

・その
1.現行げんこう障害しょうがい程度ていど区分くぶんもとづく国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん問題もんだいについてどうかんがえるか
12めいから意見いけん
国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん事実じじつじょう限度げんどがくになっている。程度ていど区分くぶん連動れんどうしてるから程度ていど ぶんをなくすなら負担ふたん基準きじゅんもなくすべき。見直みなおすべきという意見いけんおも

2.障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつのための財政ざいせい負担ふたん強化きょうかについてどうかんがえるか
15めいから意見いけん国際こくさい規格きかくから福祉ふくし財源ざいげんすくなすぎる。OECDのなかくらいまでふやせ。
現状げんじょうをみたとき地域ちいき生活せいかつ重点じゅうてんをおいた財政ざいせい配分はいぶんを。
病院びょういんから地域ちいきへ、は予算よさんおなじ。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご市町村しちょうそん負担ふたんがかかりすぎない くに補助ほじょ

3.地域ちいきあいだ格差かくさをどのようになくしていくのか
13めいから意見いけん
指示しじけんをもたせる、くにから地方自治体ちほうじちたい一定いってい指示しじをあたえる権限けんげんを。
出身しゅっしん負担ふたん関係かんけいをあらためる、ニーズ把握はあくしやすい居住きょじゅうもしくは折半せっぱんで。
おなけんでも都市とし山間さんかんではがある、けん予算よさん平準へいじゅんする。
地方ちほうのサービス基盤きばん整備せいび専門せんもん養成ようせいを。
審査しんさ機関きかん設置せっち
くにからの財政ざいせい支援しえん
広域こういきてき支援しえんのしくみの構築こうちく
実態じったいがどういうものか、調査ちょうさ必要ひつよう。そのうえ方策ほうさくを。

藤井ふじい
医療いりょうとその意見いけん日額にちがくばらいなど、あわせて議論ぎろんしていく。
まず医療いりょうから。

清原きよはら
医療いりょう支援しえんついて3てん
1てん医療いりょうてきケア。重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいしゃ法的ほうてき位置いちづけをもつことが重要じゅうよう施設しせつで の医療いりょう体制たいせい充実じゅうじつはもちろん、学校がっこう通所つうしょ医療いりょうてきケアをおこなうとき、人的じんてき物的ぶってき財政ざいせいてき支援しえんを。
2てん自立じりつ支援しえん医療いりょう更新こうしんが2ねんから1ねんに1かい事務じむ手続てつづきの負担ふたんぞう。とくにせい しん重度じゅうど継続けいぞくてき精神せいしん疾患しっかん医療いりょうてき支援しえんける必要ひつようがあるひとにとって複雑ふくざつおおきな負担ふたん
3てん地域ちいき移行いこう医療いりょう機関きかん障害しょうがいしゃとは密接みっせつ充実じゅうじつした医療いりょうサービスをしてい たら地域ちいき移行いこうもすすむ。主治医しゅじい訪問ほうもん看護かんご理学りがく医学いがく療法りょうほうとのコーディネートささえ 援が重要じゅうよう佐藤さとう委員いいんからも病院びょういんから地域ちいきへは予算よさんもうつすこととある。

中西なかにし
医療いりょうからコーディネートについて。医者いしゃ障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ理解りかいを。
以前いぜん気管きかん切開せっかい強要きょうようされたが、夜間やかんはなマスクで対応たいおうできている。
専門せんもんしょくへの啓発けいはつ教育きょういくを。

久松ひさまつ
大谷おおや委員いいん意見いけんについて。医療いりょう支援しえん対象たいしょうしゃ障害しょうがいしゃおもって意見いけんをかいた。 どもの実態じったいについて議論ぎろんがない、情報じょうほうもない。
聴覚ちょうかく障害しょうがいでは1さい6ヶ月かげつ以上いじょう人口じんこう内耳ないじ手術しゅじゅつがあるが、本人ほんにん決定けっていではないが、 100のうち4手術しゅじゅつ失敗しっぱいれいがある。後遺症こういしょうはなしはきいてない。手術しゅじゅつ調査ちょうさはして いない。ひょうにでてこないことが問題もんだい障害しょうがいをもつどもの自己じこ決定けっていについて、あ るべき姿すがたがなんなのかについて提案ていあんしたい。

堂本どうもと
医療いりょうほうのなかで、精神せいしん特例とくれいがある。通常つうじょうは16にん患者かんじゃ1人ひとり医師いし精神せいしんで は40にん1人ひとり先進せんしんこくなかでもっともおくれている。大量たいりょう長期ちょうきてき入院にゅういん。これは 人権じんけん侵害しんがい
アメリカやイタリアのように国策こくさくとして病院びょういん解体かいたいすべき。そのために、まず医療いりょう ほう改正かいせいから。
7まんにんから15まんにん退院たいいん可能かのうとなっているがすすんでいない。それは地域ちいき整備せいびがす すんでいないから。
千葉ちばでは市川いちかわ当事とうじしゃ医師いし行政ぎょうせい機関きかんがアメリカのマディソンモデル方式ほうしき受入うけいれした。
イタリアでは入院にゅういんが1まんにんをきった。日本にっぽん人口じんこう半分はんぶん日本にっぽんもやるべき。

藤井ふじい
国策こくさくとして、本部ほんぶちょう鳩山はとやまさん、うえにあげていく。

大濱おおはま
日本にっぽんでモデルがないというが、先駆せんくてきにやっている。雲仙うんぜんコロニーのれいなど、 てき障害しょうがいしゃ長崎ながさき全体ぜんたいんでいる。
国策こくさくとしてやるべき。

藤井ふじい
総合そうごう福祉ふくしほうについては、今日きょうはおわり。これからの議論ぎろんのはじまりということで。
東室ひがしむろちょうからの提起ていき法体ほうたいけい問題もんだい医療いりょう労働ろうどう児童じどう法体ほうたいけい全体ぜんたいのありように ついてはおおきな議論ぎろん必要ひつよう
予算よさん問題もんだい。OECD諸国しょこく次回じかい以降いこうにもちこむ。

ひがし
意見いけんありがとう。総合そうごう福祉ふくしほうにおいて、ふかめるべき論点ろんてんがいっぱいある。自立じりつささえ 援法訴訟そしょうもあり関係かんけいしゃ関心かんしんたかい。
緊急きんきゅう課題かだいについて。効果こうかてき議論ぎろんをするため、先行せんこうてき部会ぶかいをもうける。たとえば 総合そうごう福祉ふくしほう部会ぶかいという名称めいしょう
推進すいしん会議かいぎではなつごろまで意見いけんをまとめて中間ちゅうかん報告ほうこく本部ほんぶにあげ、閣議かくぎ決定けっていしても らい基本きほん方針ほうしんとする予定よてい。ほかの部会ぶかいはそのあと。
総合そうごう福祉ふくしほう部会ぶかい例外れいがいてきはやめにげたい。

藤井ふじい
部会ぶかいなつごろのまとめをけてといっていたが、総合そうごう福祉ふくしほう部会ぶかい例外れいがいてきにもう ける。
メンバーの選出せんしゅつなど問題もんだいがあるが、すすめかたに異議いぎがあれば。ないですね?
議長ぎちょう室長しつちょう政務せいむかん意見いけんもふまえて発足ほっそくする。おそらく3がつ推進すいしん会議かいぎ並行へいこう して。メンバーの兼任けんにんもあるだろう。
3月1にち推進すいしん会議かいぎは、差別さべつ禁止きんしほう虐待ぎゃくたい防止ぼうしほう司法しほう政治せいじ参加さんか雇用こようをプラスす る。拙速せっそくはいけないのでバランスよく。

ひがし
次回じかい提出ていしゅつ方法ほうほう基本きほんてき今回こんかいおなじ。くわしくは別途べっとメールで。円滑えんかつ運営うんえいきょう りょくを。
今回こんかいフォーマットに沿っていてもらったので、よこくしてき論点ろんてんひょうができた。こうい うかたちでいいか。

中西なかにし
提出ていしゅつまでの期日きじつみじかいということ?
ルビなし資料しりょう提出ていしゅつと、ルビをつける時間じかんをもうけることは?

ひがし
ルビが必要ひつようひともいる。点字てんじ作業さぎょう同時どうじ並行へいこうにやってる。情報じょうほう保障ほしょうをきちっとし ていきたい。
突然とつぜんでてきた課題かだいではなく、これまでかさねてきた議論ぎろんなので、委員いいんみなさん にはがんばってほしい。
なるべくフォーマットに沿った議論ぎろんをおねがいしたい。重複じゅうふくしてもいいので、参照さんしょう 箇所かしょをかいてください。
委員いいんほう個別こべつてき状況じょうきょう考慮こうりょする。

門川かどがわ
資料しりょう提出ていしゅつについて。
会議かいぎちゅう点字てんじ資料しりょうめない。通訳つうやくをよむだけでもちからをつかう。事前じぜんまなく てはならないが、資料しりょうのボリュームがすごい。ミカンばこひとぶん
点字てんじ作業さぎょうのために期限きげんみじかくなっているのであれば、準備じゅんびされるとありがたい が、テキストデータにしてもらってメールでおくってもらってもいい。
ワードではなくメモちょうなどのテキストデータで。ワード、一太郎いちたろうだとこまる。

ひがし
門川かどがわさんにとってベストな方法ほうほう個別こべつに。

竹下たけした
前日ぜんじつまでにほしい。点字てんじがないと、当日とうじつよめない。個別こべつ対応たいおうでいいのでは。

ひがし
点字てんじは、参加さんかしゃプラス全国ぜんこく点字てんじ図書館としょかんなどにおくって、全国ぜんこく利用りようしてもらえれ ばとかんがえている。
おおくのひとのことをかんがえると、点字てんじのための時間じかんを。

久松ひさまつ
総合そうごう福祉ふくしほう作業さぎょうチームでれてほしいこと。
今回こんかい論点ろんてんにないが、介護かいごしゃ通訳つうやくしゃ養成ようせい視野しやにいれて。
韓国かんこく差別さべつ禁止きんしほう養成ようせいがまにあわなかった。めくらろうしゃ通訳つうやくしゃ非常ひじょう不足ふそくし ていて手話しゅわ通訳つうやくしゃ健康けんこう問題もんだいがある。労災ろうさい福祉ふくし行政ぎょうせい不備ふび

佐藤さとう
意見いけんをだすための時間じかんについて。3月19にち以降いこうのテーマをおしえてほしい。

長瀬ながせ
情報じょうほう保障ほしょうとして大事だいじなのは理解りかいした。
提案ていあん開催かいさいの1週間しゅうかんまえ午後ごご3とか定例ていれいルールをめてほしい。
総合そうごう福祉ふくしほう専門せんもん部会ぶかい合意ごうい文書ぶんしょ訴訟そしょうだん推薦すいせんしたひとれてほしいとあっ た。メンバー選考せんこうにあたって、訴訟そしょうだんからの選任せんにんを。

ひがし
運営うんえい迷惑めいわくかけてる。
論点ろんてんひょうぬけている部分ぶぶんもあり、スケジュールがすぐだせない。
訴訟そしょうだんからメンバー選任せんにん考慮こうりょする。
しめきり、開催かいさいの1週間しゅうかんまえ午後ごご3やすみのときは翌日よくじつ午後ごご3
19にちのテーマは1にち状況じょうきょう次第しだい教育きょういく障害しょうがい問題もんだい予定よてい

藤井ふじい
政務せいむさんやく相談そうだん
専門せんもん部会ぶかいではなく、正式せいしきには部会ぶかい

福島ふくしま大臣だいじん
きょうはありがとう。毎回まいかい体力たいりょくてきにも大変たいへんだが、ここからコペルニクスてき日本にっぽん障害しょうがいしゃ施策しさくわるため、がんばりましょう。

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