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4がつ19にちつきだい8かいさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎ傍聴ぼうちょうメモとう

JIL


4がつ19にちは、意見いけんしょをもとにかく団体だんたいが10ぶん意見いけん陳述ちんじゅつおこない、
推進すいしん会議かいぎ構成こうせいいんからの質疑しつぎこたえるかたち進行しんこうされました。

傍聴ぼうちょうメモは、質疑しつぎ応答おうとう部分ぶぶんのみになります。
かく団体だんたい意見いけんしょは、下記かきサイトに掲載けいさいされています。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_8/index.html

なお、だい行動こうどうからは、佐藤さとうさとしさん(メインストリーム協会きょうかい)から
長時間ちょうじかん介助かいじょ保障ほしょう
精神せいしん知的ちてき障害しょうがいしゃへの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りよう拡大かくだい
さき場所ばしょ通勤つうきん病院びょういん通学つうがく職場しょくばなど)によって制度せいどわるのではなく、
 生活せいかつ全体ぜんたい介助かいじょ制度せいど使つかえるようにしてしい

などをうったえました。

■インターネット動画どうが配信はいしん当日とうじつ資料しりょう内閣ないかくホームページ)
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi

傍聴ぼうちょうメモ

※このメモは傍聴ぼうちょうしゃ速記そっきメモです。正式せいしき議事ぎじろくではありません。会場かいじょう音声おんせいがききとれなかった部分ぶぶんや、発言はつげんしゃ趣旨しゅしことなる部分ぶぶんもあります。あつかいにはご留意りゅういください。

1.日時にちじ平成へいせい22ねん4がつ19にちつき) 13:00〜17:00
2.場所ばしょ合同庁舎ごうどうちょうしゃ号館ごうかん 2かい 220会議かいぎしつ
3.ヒアリング団体だんたい
 (1)日本にっぽん自閉症じへいしょう協会きょうかい
 (2)尼崎あまがさき市内しない障害しょうがいしゃ関連かんれん団体だんたい連絡れんらくかい
 (3)障害しょうがいのあるどもの放課後ほうかご保障ほしょう全国ぜんこく連絡れんらくかい
 (4)障害しょうがいしゃ差別さべつ禁止きんしほう(JDA)を実現じつげんする全国ぜんこくネットワーク
 (5)全国ぜんこく知的ちてき障害しょうがいしゃ施設しせつ家族かぞく連合れんごうかい
 (6)全国ぜんこく遷延せんえんせい意識いしき障害しょうがいしゃ家族かぞくかい
 (7)全国ぜんこくきこもりKHJおやかい家族かぞくかい連合れんごうかい
 (8)難病なんびょうをもつひと地域ちいき自立じりつ生活せいかつ確立かくりつするかい
 (9)全国ぜんこく福祉ふくし保育ほいく労働ろうどう組合くみあい
(10)全国ぜんこく肢体したい障害しょうがいしゃ団体だんたい連絡れんらく協議きょうぎかい
(11)年金ねんきん制度せいど国籍こくせき条項じょうこう完全かんぜん撤廃てっぱいさせる全国ぜんこく連絡れんらくかい
    学生がくせい年金ねんきん障害しょうがいしゃ訴訟そしょう全国ぜんこく連絡れんらくかい
(12)「障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ確立かくりつ実現じつげんもとめる全国ぜんこくだい行動こうどう実行じっこう委員いいんかい


質疑しつぎ応答おうとう

■(1)日本にっぽん自閉症じへいしょう協会きょうかい須田すださん)

中西なかにし
結論けつろんとしては特別とくべつ支援しえんこうでの分離ぶんり教育きょういくのぞんでいるようですが
早期そうき段階だんかいからの分離ぶんり教育きょういくについてすすめていくことについてどのようにかんがえるか

須田すだ
むかしから統合とうごう教育きょういく努力どりょくしてきた。
統合とうごう教育きょういく基本きほんかんがえている。
しかし、現在げんざい通常つうじょう学級がっきゅう児童じどうなかでやっていくことは非常ひじょうむずかしい。
IQがはかれないような重度じゅうど自閉症じへいしょうもいる。
現在げんざい体制たいせいではむずかしい。
養護ようご学校がっこうなか自閉症じへいしょう学級がっきゅうをつくっていただくのがたってはいのでは。
養護ようご学校がっこうなかでも知的ちてき発達はったつしていく自閉症じへいしょうもいる。
そういう場合ばあいに、養護ようご学校がっこうから特殊とくしゅ学級がっきゅうへ、さらに通常つうじょう学級がっきゅうへなど
自由じゆうができるような学校がっこうにしていくことがいま日本にっぽんでは一番いちばんいのでは。
基本きほんてきには統合とうごう教育きょういくのぞましいが、統合とうごう教育きょういくなかでたいへんなおもいをする自閉症じへいしょうしゃおおくいるのではとおもっている

関口せきぐち
発達はったつさわから2障害しょうがいとしてのそううつびょう発症はっしょうするケースがある。
精神せいしん障害しょうがいしゃのための地域ちいき生活せいかつ支援しえんセンターは、当初とうしょ15まんにんに1箇所かしょ
いま30まんにんに1箇所かしょとなっている。
かく自治体じちたい自閉症じへいしょうせんもんのセンターをつくることが可能かのうなのか?
精神せいしん障害しょうがい様々さまざま性格せいかく障害しょうがいなどもふくまれる。
しかし、精神せいしん場合ばあい、ひとつの法律ほうりつ対応たいおうしている。
自閉症じへいしょうについてだけ、積極せっきょくてきせんもん箇所かしょを1箇所かしょつくることの意義いぎきたい。


須田すだ
発達はったつ障害しょうがい支援しえんセンターができたが、
多様たよう障害しょうがいれた場合ばあい自閉症じへいしょう一番いちばんむずかしさをもっている。
コミニケーション、うつの問題もんだい
自閉症じへいしょうせんもんとしてやっている施設しせつ連携れんけいして
社会しゃかいとき面倒めんどうていく自閉症じへいしょう中心ちゅうしんとした総合そうごうセンターが必要ひつよう
自閉症じへいしょうだけ、というかたちのほうが混乱こんらんしないとおもう。


■(2)尼崎あまがさき市内しない障害しょうがいしゃ関連かんれん団体だんたい連絡れんらくかい広瀬ひろせ

尾上おのえ
自立じりつ支援しえんほう施行しこうが、どのように障害しょうがいしゃへの影響えいきょうあたえているのかをおはなしいただいた。



地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう」としての交付こうふきん4おくえんについて、
ほとんど移動いどう支援しえん事業じぎょうだけでくに補助ほじょきんえている。
地域ちいき特性とくせいをいかした柔軟じゅうなんなサービスとわれていたが、現実げんじつとの相違そうい
地方ちほう分権ぶんけん地方ちほうまかせてしまえ、という議論ぎろんがあるが、地域ちいき立場たちばからの意見いけんを。

広瀬ひろせ
選挙せんきょくのさえ、負担ふたんきんをはらっている
レクリエーションは半分はんぶんっている。
障害しょうがいしゃ施策しさくは、くに責任せきにんであると新法しんぽうなかではっきり位置いちづけてしい。
簡単かんたんなことではないとおもうが、くに責任せきにんした障害しょうがいしゃ施策しさくがあるということが基本きほんではないか。


■(3)障害しょうがいのあるどもの放課後ほうかご保障ほしょう全国ぜんこく連絡れんらくかい村岡むらおか

清原きよはら
障害しょうがいのある子供こども放課後ほうかご活動かつどうをしていくなかで、学校がっこう教育きょういくでなく
障害しょうがい自立じりつについてとく効果こうかのあるみを紹介しょうかいしてしい。

村岡むらおか
自閉症じへいしょうおんなで、3年生ねんせいのころからパニック症状しょうじょうがあり、
めようとするとぎゃく効果こうかだった。
自分じぶん気持きもちをコントロールするのがむずかしい。
おやつづくりがきだったので、毎週まいしゅうおやつづくりをやっていた。
自分じぶんきなことをすることで気持きもちのコントロールするちからがついてきた。
自分じぶんたのしみをにつけたり、子供こども同士どうしのかかわりをつうじた経験けいけんなかにつけていくこともある。


中西なかにし
放課後ほうかご活動かつどう制度せいど単価たんかひく理由りゆうはどこにあるとかんがえるか?

村岡むらおか
児童じどうデイサービスUがたについて。
もともと1998ねん対象たいしょうしゃ障害しょうがい乳幼児にゅうようじから学齢がくれい子供こどもにも利用りようひろげた
もともと乳幼児にゅうようじからの機能きのう訓練くんれんなど個別こべつ訓練くんれんしゅう数日すうじつつかうことを想定そうていしてスタートしたが
実際じっさいには、障害しょうがいのある子供こどもたちの放課後ほうかご活動かつどうにつかわれることになった。
厚労省こうろうしょうは、本来ほんらい乳幼児にゅうようじ中心ちゅうしん事業じぎょうもどすため
3わり以上いじょう学齢がくれい障害しょうがいれているときには報酬ほうしゅう単価たんかげた。
緊急きんきゅう改善かいぜん必要ひつようである。


■(4)障害しょうがいしゃ差別さべつ禁止きんしほう(JDA)を実現じつげんする全国ぜんこくネットワーク(萩原はぎはら

堂本どうもと
だれかにたのむのではなく、自分じぶんたち、市民しみん当事とうじしゃ家族かぞく
日本にっぽんがこれから権利けんり条約じょうやく批准ひじゅんできるくにをつくっていくことが大事だいじ
くにレベルでは、おおきな調整ちょうせいときている。
実際じっさい運動うんどうしてきた立場たちばから、今後こんご活動かつどうひろつよめていくのはどのようにしていけばよいとかんがえるか?

萩原はぎはら
個々ここちがいをえながらすすめていかないと。
最大公約数さいだいこうやくすう合理ごうりてき配慮はいりょ配慮はいりょ義務ぎむ裁判さいばん規範きはんせいといった
おおきな枠組わくぐみのなかで、いちまえすすめていく。
人間にんげんがわった政権せいけんを、いち市民しみんのレベルで連帯れんたい連携れんけいしていくこと。
こまかいところはおってつめていく戦略せんりゃくを。


■(5)全国ぜんこく知的ちてき障害しょうがいしゃ施設しせつ家族かぞく連合れんごうかい由岐ゆき

竹下たけした
施設しせつ必要ひつようであるというのはわかるが、どうすれば地域ちいきでの生活せいかつ実現じつげんするのか?
障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやく批准ひじゅんした場合ばあい幸福こうふくになるひと不幸ふこうになるひとるのはたしかにおかしい
不幸ふこうになるひととはどういうひとしているのか?

由岐ゆき
施設しせつ地域ちいきでどうやって安心あんしん安全あんぜん生活せいかつができるか
いま地域ちいきなかでは安心あんしん安全あんぜん保障ほしょうされる基盤きばん本当ほんとうにあるのか?
いまはない。
知的ちてき障害しょうがいしゃなかで、自己じこ主張しゅちょう意思いし言葉ことばでも表現ひょうげんができない知的ちてき障害しょうがいしゃ
地域ちいきらす場合ばあい支援しえんしゃおやが24あいだ支援しえん体制たいせい必要ひつよう
その財政ざいせいてき基盤きばんがあるのか?おおきな不安ふあん

不幸ふこうにならないように」とは
権利けんり条約じょうやく19じょう特定とくてい生活せいかつ様式ようしき義務付ぎむづけられないということだが
推進すいしん会議かいぎ議論ぎろんていると、入所にゅうしょ施設しせつ特定とくてい生活せいかつ様式ようしきとするような議論ぎろんがされているようにかんじる。
本人ほんにん家族かぞくのニーズを無視むしして、入所にゅうしょ施設しせつ解体かいたいする場合ばあい
いのちあぶない当事とうじしゃもいて、不幸ふこうひとてくるとかんがえている。


関口せきぐち
知的ちてき障害しょうがいしゃで、両親りょうしんがなくなってはじめて地域ちいき生活せいかつをスタートしたほう
権利けんり相反あいはんということをおっしゃたが、げん東京とうきょうでは24あいだ介助かいじょをつけて地域ちいき生活せいかつをしている
知的ちてき障害しょうがいしゃもいる。
なに本人ほんにん意思いし沿うことになるのか?をかんがえたときに
居場所いばしょ住処すみかとしての快適かいてき場所ばしょ必要ひつようなことはわかるが
権利けんり条約じょうやく精神せいしんからうと地域ちいき生活せいかつということになるとおもうが
そのてんどうおかんがえか?


由岐ゆき
地域ちいきなかきられるのなら、それはけっこう。
ぎゃくに、そのひとたいしてどういう支援しえん・ケアができているのか?
知的ちてき障害しょうがいといっても、自閉症じへいしょう発達はったつ障害しょうがい情緒じょうちょ障害しょうがいなど重複じゅうふくひともいる。
そのような子供こどもが、簡単かんたん施設しせつから地域ちいき支援しえんけながら生活せいかつできるという条件じょうけんおおくありますか?


■(6)全国ぜんこく遷延せんえんせい意識いしき障害しょうがいしゃ家族かぞくかい桑山くわやま

大濱おおはま
1、医療いりょうはなしそとから介護かいごしゃはいった場合ばあい医療いりょう行為こうい、グレーゾーンのけんについて
介護かいごしゃのできる範囲はんいについてのおかんがえをきたい

2、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごをどの程度ていど使つかっていくことができ、地域ちいききていくことができるのか。
また、どのような条件じょうけんがあれば地域ちいき生活せいかつができるのか。

桑山くわやま
医療いりょうめんでのグレーゾーンについて。
厚労省こうろうしょう研究けんきゅう事業じぎょうなかあきらかになったように、
けいかん栄養えいよう吸引きゅういんしるべ尿にょう介助かいじょについては問題もんだいなしとおもっている。
スキルの問題もんだいとなってくるが、呼吸こきゅう管理かんり糖尿とうにょうびょう注射ちゅうしゃ、など通常つうじょう家族かぞくができているような内容ないようであれば
十分じゅうぶん研修けんしゅうがあれば可能かのうであるとかんがえている。

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご重宝ちょうほうしている
単価たんかやすいのが難点なんてんだが、使つかいやすい制度せいどであることはかくか。
じゅうおとずれのヘルパーがけいかん栄養えいようができないので。
改善かいぜんする連絡れんらくけているが、それは今後こんご議論ぎろんを。

地域ちいききていけるための条件じょうけんについて。
訪問ほうもん看護かんごステーションが大事だいじなキーワードになっている。
本当ほんとう体調たいちょうわる場合ばあい入院にゅういん
通常つうじょう体調たいちょうをくずレベルの場合ばあい訪問ほうもん看護かんごステーションや開業医かいぎょういとの協力きょうりょくなかでやっていけるのではないか。


佐藤さとう
推進すいしん会議かいぎなかでも、重度じゅうど身体しんたい障害しょうがいしゃからは「24あいだ介護かいご」と言葉ことばくきくが
桑山くわやまさんからのはなしでは、とくに24あいだということが項目こうもくとして強調きょうちょうされていないが、
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご使つかいやすくないのか?それとも看護かんごてきなことが一緒いっしょにないと使つかえないのか。
東京とうきょうでは重度じゅうど身体しんたい障害しょうがいしゃのGHの制度せいどはなしすすんでいるが
小規模しょうきぼ生活せいかつということはかんがえられるのか?


桑山くわやま
24あいだ介助かいじょについて。
4にんのGHをかんがえた場合ばあい夜間やかん介助かいじょしゃ二人ふたり程度ていど最低限さいていげん介助かいじょおこなう。
にちちゅうは、家族かぞくやNPOとの連携れんけいも。
昼間ひるまは、かよっている場所ばしょもあったりすうrので、なんとかなるのではないか。


■(7)全国ぜんこくきこもりKHJおやかい家族かぞくかい連合れんごうかい)(奥山おくやま

藤井ふじい
ひきこもりと障害しょうがい関係かんけいについて。
ひきこもりイコールすべ障害しょうがいしゃ施策しさく範疇はんちゅうなのか?
およそのパーセンテージなど。おかせください。


川崎かわさき
ひきこもり問題もんだいは、おおきな課題かだいかんがえている。
精神せいしん疾患しっかんひとおおいが、受診じゅしんひとおおい。
どのようにすれば受診じゅしんにつながるのか?
きこもりのひとたちに、どのようにしてべていけるのか
精神せいしん疾患しっかんでないひともいるとおもうが、一般いっぱん市民しみんがどのように手助てだすけできるか。


関口せきぐち
家族かぞくほうから「支援しえんセンターにいけるひとい、うちのは、じこもっている。
なにとかしてしい」とわれる。
アウトリーチ、訪問ほうもん活動かつどうをしているが、とにかくおかね人員じんいんがない。
社会しゃかいてき適用てきようをおこしているので、これは障害しょうがいであるとかんがえる。
推進すいしん会議かいぎ議論ぎろんしていくことだとはおもうが
一番いちばんのぞましいサービスのイメージがあればきたい。

奥山おくやま
疾患しっかん割合わりあいについて。
6がつるガイドラインについて。
いつつの精神せいしん保健ほけん福祉ふくしセンターできこもりのひと診断しんだんをしたところ
95%がなんらかの疾患しっかんをもっていた。
きこもりゆえに受診じゅしんであることについて。
わたしどものかい専門せんもん間接かんせつ診断しんだんをしてもらうと25%が統合とうごう失調しっちょうしょうとのデータ。
境目さかいめがだんだんなくなってきている。

対応たいおうさくについて
まず、内部ないぶ啓発けいはつをしていかないといけない。
しかし、家族かぞくだけではどうにもならない。
アウトリーチできるほうは、一部いちぶ
社会しゃかいみなさんの理解りかいながら、官民かんみんわせてきょうはたらけでやっていく地味じみ努力どりょく
しかし、それをやるにはボランティアだけでは無理むり
支援しえんるには、障害しょうがいしゃ制度せいどなかはいっていかないといけない。


■(8)難病なんびょうをもつひと地域ちいき自立じりつ生活せいかつ確立かくりつするかい西田にしだ

清原きよはら
難病なんびょうひと障害しょうがいのあるひと
幅広はばひろとらえつつ、適切てきせつ定義ていぎ必要ひつようかんがえるがどのようにかんがえるか?

ホームヘルプ、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんのありかたについて。
三鷹みたかでも難病なんびょう居宅きょたく支援しえん事業じぎょう実施じっししているが、
指定していされた疾患しっかんのみが対象たいしょうで、すべての難病なんびょうしゃではない。
対象たいしょうしゃ拡大かくだいしていくなかで、たとえば在宅ざいたく生活せいかつ困窮こんきゅうのようなある一定いってい尺度しゃくど
個別こべつ協議きょうぎによって支援しえん検討けんとうするような制度せいどを、今後こんご検討けんとうしていくことも有効ゆうこうではないか。

竹下たけした
障害しょうがい障害しょうがいしゃ定義ていぎとあわせて、手帳てちょう制度せいどについてどのようにかんがえるのか?

新谷しんたに
6ヶ月かげつ以上いじょう健康けんこうじょう問題もんだいかかえるひとと、障害しょうがいしゃとをおなじグループにれて
総合そうごうてきなサービスの対象たいしょうに、という議論ぎろんがあるが。
手帳てちょうわる診断しんだんしょ活用かつようという提案ていあんだったが
JRの減額げんがくなど手帳てちょうによってけられるサービスも
すべ診断しんだんしょえるのは無理むりがあるのでは。
障害しょうがいしゃ手帳てちょう要件ようけん緩和かんわをするのではなく、診断しんだんしょえていく有効ゆうこうせいは?
手帳てちょう取得しゅとく要件ようけんひろげるほうが現実げんじつてきにはスムーズに移行いこうできるのではないか


西田にしだ
定義ていぎをどうわけるのかについて。
難病なんびょう障害しょうがいけるというよりも、そのひとなにこまっているのかによってサービスを使つかえるようにしていくかが大切たいせつ
難病なんびょうしゃへのサービスは、全国ぜんこくでも30%しか実施じっしされていない。
あえて自立じりつ支援しえんほうのサービスと難病なんびょうのサービスをける必要ひつようはない。
現在げんざいあるサービスの対象たいしょう早急そうきゅうひろげてもらいたい。

障害しょうがいしゃ手帳てちょう制度せいどについて。
福祉ふくしサービスを利用りようするとき手帳てちょう要件ようけんがあり、
くち排除はいじょされるのは、差別さべつてき法律ほうりつだとかんがえる。
くわしいことについては、議論ぎろん参加さんかさせてもらうことでじっくりした議論ぎろんを。


藤井ふじい
要望ようぼうとしてうけたまわる。


■(9)全国ぜんこく福祉ふくし保育ほいく労働ろうどう組合くみあい清水しみず

久松ひさまつ
職員しょくいんではなくて、職員しょくいんのことについてきたい
障害しょうがいしゃ福祉ふくし施策しさくのほとんどは、職員しょくいんささえによってっているとかんがえている
手話しゅわ通訳つうやくしゃ介護かいごしゃは、雇用こよう関係かんけい明確めいかくになっていない、労働ろうどうとみなされていないことが多々たたある。
病気びょうきやうつびょうなどになることもおおい。
しかし労災ろうさい申請しんせいできない、しづらい現状げんじょうがある。
抜本ばっぽんてき解決かいけつさくについて意見いけんきたい。

清水しみず
ボランティアでされているということことを想定そうていされているのか
実際じっさいには、報酬ほうしゅうはもらっているが、雇用こよう関係かんけい明確めいかくではないケース。
ボランティアによる市民しみん参加さんか否定ひていしない。地域ちいき社会しゃかいにあることはいこと。
しかし、聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ日常にちじょう生活せいかつ就労しゅうろううえで、
必要ひつようとする手話しゅわサービスなどを提供ていきょうするほう公的こうてき保障ほしょうされる労働ろうどうしゃであるべき。
制度せいど確立かくりつするなかで、労働ろうどうしゃとしてみとめていくことが大事だいじ

竹下たけした
事業じぎょうしゃ利用りようしゃとの契約けいやく関係かんけいにしない、自治体じちたい利用りようしゃ契約けいやく関係かんけいにする
児童じどうサービスについては、利用りよう契約けいやくではなく、措置そち制度せいどにするべきだとの主張しゅちょうだが。
措置そち制度せいどただしいという主張しゅちょうであり。自治体じちたい利用りようしゃ契約けいやくとは
どのようなイメージか。

清水しみず
福祉ふくしサービスが提供ていきょうされるじょうで、公的こうてき責任せきにんせい非常ひじょう大事だいじ
契約けいやく制度せいどは、当事とうじしゃ主体しゅたい選択せんたくけんひろがる側面そくめんがあるが、
公的こうてき責任せきにんせい担保たんぽする意味いみで、保育ほいくしょのように
事業じぎょうしょ自治体じちたい契約けいやくして、福祉ふくしサービスを提供ていきょうする、
利用りようしゃ自治体じちたい契約けいやくしてサービスを利用りようする。
この制度せいど基本きほんとした制度せいど設計せっけい必要ひつようだとかんがえている

障害しょうがい施設しせつでは、契約けいやく措置そちをめぐって現場げんば混乱こんらんがある。
ガイドラインがあるが、契約けいやく措置そち利用りようりょう問題もんだい子供こども処遇しょぐうちがいもある。
旧来きゅうらい措置そち制度せいどもどせばいいという主張しゅちょうっているわけではないが、
障害しょうがい施設しせつについては、措置そち制度せいど継続けいぞくしながらあらたな制度せいど設計せっけい議論ぎろんをしていく必要ひつようせいがある


■ (10)全国ぜんこく肢体したい障害しょうがいしゃ団体だんたい連絡れんらく協議きょうぎかいさんきょう

大谷おおや
教育きょういく障害しょうがいまさしくうことを保障ほしょうする教育きょういく具体ぐたいてきなイメージは?

さんきょう
わたし障害しょうがい学校がっこう小中しょうちゅうだかそだてられた。普通ふつう学校がっこうは2ねんはん
障害しょうがいしゃがおかれている現状げんじょうまなんだ。
自分じぶん障害しょうがいしゃだけれど、なにができてなにをやらないといけないのかを学校がっこう教育きょういくなか
教育きょういくするべきではないかとおもっている

中西なかにし
所得しょとく保障ほしょうについて。月額げつがくどのくらいの金額きんがく適切てきせつであるとかんがえているのか?

さんきょう
所得しょとく保障ほしょうは、生活せいかつ保護ほご下回したまわるということは、生活せいかつできない。
最低限さいていげんすくなくとも12まんがないと一人暮ひとりぐらしの生活せいかつはできない。
現在げんざい年金ねんきん制度せいどでも、障害しょうがいしゃだけをけてかんがえているところが多数たすうある。
障害しょうがいしゃ1きゅう2きゅう年金ねんきんをもらうひとは、結婚けっこんしない、子供こどもをうまないことを前提ぜんていとした設計せっけいとなっている
20さいまえ障害しょうがいしゃになったひとは、基礎きそ年金ねんきん受給じゅきゅう所得しょとく制限せいげんがある。
20さい以降いこう障害しょうがいしゃになったひとは、はたらいて給与きゅうよても障害しょうがい基礎きそ年金ねんきん制限せいげんされない。
不条理ふじょうりがある。
推進すいしん会議かいぎなか不条理ふじょうりあら分科ぶんかかいがあるといとおもう。


■(11) 年金ねんきん制度せいど国籍こくせき条項じょうこう完全かんぜん撤廃てっぱいさせる全国ぜんこく連絡れんらくかい
    学生がくせい年金ねんきん障害しょうがいしゃ訴訟そしょう全国ぜんこく連絡れんらくかい菊池きくち

尾上おのえ
子供こどもとき施設しせつにいたが、わたし年金ねんきんがもらえてとなり在日ざいにちはもらえなかった。
たたかいがあって、特別とくべつ障害しょうがいしゃ給付きゅうふきん制度せいどができたんだな、とあらためて認識にんしきをした。
ところが、なぜ在日ざいにちだけ対象たいしょうにならなかったのか。不条理ふじょうり
いまだになぜ対象たいしょうがいになったのかくわしくおしえてしい。
在日ざいにちほうが、特別とくべつ障害しょうがいしゃ給付きゅうふきん対象たいしょうしゃからはずれている現状げんじょうについて。


救済きゅうさい制度せいどができたときに在日ざいにちがはずされた理由りゆうは、よくわからない。
学生がくせい年金ねんきん障害しょうがいしゃは、任意にんい加入かにゅう制度せいど制度せいど対象たいしょうしゃとなっていたから救済きゅうさい対象たいしょうとすることに問題もんだいはないと。
しかし、在日ざいにち制度せいど対称たいしょうでなかったため、それを救済きゅうさいすると日本人にっぽんじんとの公平こうへいせいたもつことができないと
いていてつじつまがわない。
中国ちゅうごく残留ざんりゅう邦人ほうじんとうは、戦後せんご経済けいざい成長せいちょう恩恵おんけいけられなかったので
救済きゅうさいすることに問題もんだいはないと。
しかし、在日ざいにち税金ぜいきんはらっていて、日本にっぽん貢献こうけんしている。
つじつまがあわない。

もり
年金ねんきん問題もんだい意味いみするところ。
保険ほけん原理げんりかべとは?かべをうちやぶるには?


菊池きくち
特別とくべつ障害しょうがい給付きゅうふきんほう附則ふそく2こうをちゃんと実施じっししてもらいたい。
在日ざいにち、そのふくめて対象たいしょう検討けんとうするということになっている。
保険ほけん原理げんりかべについて。
社会しゃかい保険ほけんなので、障害しょうがいがあればだれにでもすとうものではない。
保険ほけんりょうはらっているなど、一定いってい要件ようけんたさないといけない。
障害しょうがいしゃにあった所得しょとく保障ほしょう制度せいどあらたに検討けんとうしていく必要ひつようせいがある


佐藤さとう
現在げんざいあらたに年金ねんきん障害しょうがいしゃがどのくらいの規模きぼ発生はっせいしているのか?

菊池きくち
精神せいしん領域りょういきくと、納付のうふ要件ようけん診断しんだんめい認定にんてい問題もんだいもあり、
精神せいしんうと必要ひつようひとの2〜3わりもらえていないという試算しさんがJDの報告ほうこくでもあった。
年金ねんきん受給じゅきゅうしゃすうなど、厚労省こうろうしょうかずしてしい、とってきた。
これから総合そうごうてき実態じったい調査ちょうさおこなわれるといた。
厚労省こうろうしょうないのデータもちゃんとだしてもらい、客観きゃっかんてき障害しょうがいしゃのおかれている状況じょうきょうることで
なにをしないといけないのかがえてくるはず。


■(12)「障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ確立かくりつ実現じつげんもとめる全国ぜんこくだい行動こうどう実行じっこう委員いいんかい佐藤さとう

北野きたの
1.長時間ちょうじかん介助かいじょ保障ほしょうについて。精神せいしん知的ちてき障害しょうがいしゃ使つかえるような制度せいどとは。
  おもかた利用りよう対象たいしょうしゃわくをひろげる?あらたな制度せいど設計せっけいか?

2.自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいについて。
  現行げんこう有効ゆうこう機能きのうしていないということだが、あらたな仕組しくみのイメージは?

3.当事とうじしゃ参画さんかくしている障害しょうがいしゃ基本きほん計画けいかく策定さくてい委員いいんかいとの関係かんけいせい整合せいごうせいについて

大濱おおはま
1.じゅうかた利用りようについて。
  実際じっさい地域ちいき提供ていきょうする事業じぎょうしょがない。それを解決かいけつする方法ほうほうは?
2.シームレスな介助かいじょサービスについて。
  具体ぐたいてき解決かいけつさくがあれば。

佐藤さとう
おもかたは、居宅きょたくでも外出がいしゅつでもOK。仕組しくみ。
知的ちてき精神せいしんひと場所ばしょ限定げんていされずに使つかえる制度せいどいとおも

協議きょうぎかい有効ゆうこうしていない状況じょうきょうについて。
実際じっさいには、当事とうじしゃはいっていなくて、十分じゅうぶんもとめるものを機会きかいがなく、政策せいさく反映はんえいされない。
西宮にしのみやはうまくいっているが、座長ざちょう当事とうじしゃで、当事とうじしゃ何人なんにんはいっている。
協議きょうぎかいができるまえから、いままでのかさねで、関係かんけい団体だんたい地域ちいき移行いこうすすめてきたからうまくいっている。

おもかた事業じぎょうしょがないことについて。
おもかた支給しきゅう決定けっていをうけても提供ていきょうする事業じぎょうしょがほとんどない。
西宮にしのみやでは100ぐらい事業じぎょうしょ登録とうろくしているが、おもかたは、10以下いかしか提供ていきょうしていない
理由りゆうは、単価たんかひくいこと。
業種ぎょうしゅとヘルパーの賃金ちんぎん格差かくさおおきい
まず単価たんかげることが必要ひつよう
たんなるおもかただけではく、地域ちいき移行いこう施設しせつからどうやって障害しょうがいしゃしていくのか。
地域ちいき移行いこうしていけるように、施設しせつからてきた当事とうじしゃが、
電車でんしゃかたかね管理かんりのしかた、当事とうじしゃがノウハウをつたえている。
当事とうじしゃのサポート活動かつどう有意義ゆういぎ

シームレスな介助かいじょサービスについて。
いまは、さき介助かいじょ制度せいどがバラバラになっているが、生活せいかつはひとつ。
しょによって制度せいどわるのは非常ひじょう使つかいづらい。
あたらしい居宅きょたくサービスをつくる場合ばあい、どこにいっても場所ばしょ関係かんけいなく使つかえる制度せいどいとかんがえている。

■その

次回じかい以降いこう予定よてい

4がつ26にち省庁しょうちょうヒアリング・団体だんたいヒアリング

文科ぶんかしょうから教育きょういく団体だんたいヒアリングも同時どうじおこなう。
法務省ほうむしょう司法しほうへのアクセス
総務そうむしょう政治せいじ参加さんか

5がつ10日とおか省庁しょうちょうヒアリング

総務そうむしょう情報じょうほう一般いっぱん情報じょうほうアクセス

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