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厚労省が主管課長会議資料をWEBに掲載しました

 

厚労省こうろうしょう主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ資料しりょうをWEBに掲載けいさいしました

注目ちゅうもくてん紹介しょうかい 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご入院にゅういんちゅう利用りようについて、よりくわしい文章ぶんしょうています



https://www.mhlw.go.jp/content/000912684.pdf
69pから


訪問ほうもんけいサービスについて

(1)入院にゅういんちゅう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようについて 関連かんれん資料しりょう1】

 平成へいせい 30 としがつから、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようする障害しょうがい支援しえん区分くぶん6のものについ
ては、入院にゅういんまた入所にゅうしょちゅう病院びょういん診療しんりょうしょ介護かいご老人ろうじん保健ほけん施設しせつ介護かいご医療いりょういんおよ
助産じょさんしょ以下いか病院びょういんとう」という。)においても重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようできるこ
ととされたところであるが、病院びょういんとうがわにおいてそのことが十分じゅうぶん理解りかい
れておらず、入院にゅういんちゅうにヘルパーが必要ひつよう場合ばあいには入院にゅういんができなかったり、いれ
いんにヘルパーの利用りようみとめてもらえないといった事例じれいがあるとのこえや、
入院にゅういん必要ひつよう場合ばあい受入うけいさきまらず、受入うけいさき調整ちょうせい時間じかんようして
しまうことは、体力たいりょく低下ていか病状びょうじょう悪化あっかまねくといった意見いけんせられて
いる。
 病院びょういんとうでの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようについては、「特別とくべつなコミュニケーション
支援しえん必要ひつよう障害しょうがいしゃ入院にゅういんにおける支援しえんについて」(平成へいせい 28 としがつ 28 日付ひづけ
はつ 0628 だいごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう保険ほけんきょく医療いりょう課長かちょう通知つうち以下いか平成へいせい 28 としどおり
)という。)により、「看護かんごたり、コミュニケーションに特別とくべつ技術ぎじゅつ
必要ひつよう障害しょうがいゆうする患者かんじゃ入院にゅういんにおいて、入院にゅういんまえから支援しえんおこなっているひとし
当該とうがい患者かんじゃへのコミュニケーション支援しえん熟知じゅくちしている支援しえんしゃが、当該とうがい患者かんじゃ
負担ふたんにより、その入院にゅういんちゅううことはつかえない」とされていると
ころである。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようする障害しょうがいしゃ入院にゅういんさいして、自治体じちたい担当たんとう
もの直接ちょくせつ病院びょういん制度せいど説明せつめいおこなって理解りかいたり、受入うけいれ可能かのう病院びょういん
さがすなどの対応たいおう事例じれいうかがっているところである。かく都道府県とどうふけんとうにおかれて
は、重度じゅうど障害しょうがいしゃとう入院にゅういんたってヘルパーのいがみとめられない
ことによって、必要ひつよう医療いりょうけられないことのないよう、医療いりょう関係かんけい部局ぶきょく
連携れんけいうえあらためて病院びょういんとう職員しょくいん医師いし看護かんごとう)へ制度せいど周知しゅうち徹底てっていをおねがい
いしたい。
 また、一部いちぶ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事業じぎょうしょにおいて、入院にゅういん派遣はけんについて理解りかい
れておらず、事実じじつじょう利用りようできないというこえせられており、管内かんない事業じぎょうしょ
たいする周知しゅうちはかられたい。
 新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう感染かんせんについて、きびしい状況じょうきょうつづなかれい
としがつ 1 日付ひづけで事務じむ連絡れんらく特別とくべつなコミュニケーション支援しえん必要ひつよう障害しょうがい
しゃたいする医療いりょう機関きかんにおける対応たいおうについて」を障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし主管しゅかん部局ぶきょくまもる
なま主管しゅかん部局ぶきょくおよ医療いりょう関係かんけい団体だんたいとう発出はっしゅつした。
ほん事務じむ連絡れんらくは、障害しょうがいしゃ新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんし、入院にゅういん必要ひつようとな
場合ばあいの、障害しょうがいしゃいちにん一人ひとり障害しょうがい特性とくせい必要ひつよう配慮はいりょまえた受入うけいれ医療いりょう
機関きかん検討けんとう調整ちょうせい入院にゅういんまえから支援しえんおこなっているとうコミュニケーションささえ
援に熟知じゅくちしている支援しえんしゃによる 支援しえん重要じゅうようせいについてあらためて周知しゅうち
しているものであり、つづき、支援しえんしゃいについて、関係かんけい部局ぶきょくとう
連携れんけいし、医療いりょう機関きかんたいして院内いんない感染かんせん対策たいさく十分じゅうぶん配慮はいりょしつつ、積極せっきょくてき検討けんとう
るよううながしていただきたい。
病院びょういんとう入院にゅういんまた入所にゅうしょちゅうには、健康けんこう保険ほけんほう規定きていによる療養りょうよう給付きゅうふとう
おこなわれることをまえ、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごにより提供ていきょうする支援しえんについては、利用りよう
もの病院びょういんとう職員しょくいん意思いし疎通そつうはかじょう必要ひつよう支援しえんとう 基本きほんとしているが、
病院びょういんとう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご希望きぼうしたもの会話かいわすることが可能かのう状態じょうたいであるこ
とだけをもって、病院びょういんとうでの重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようみとめないとした事例じれい
あるとのこえせられている。利用りようしゃ障害しょうがい特性とくせいにより、会話かいわ可能かのうであっ
ても入院にゅういんという環境かんきょう変化へんかなか意思いし疎通そつう困難こんなんになる場合ばあい通常つうじょう発声はっせい
可能かのうであっても症状しょうじょう進行しんこうとうにより発声はっせい困難こんなんとなる場合ばあいとうかんがえられ
ることから、利用りようしゃ状況じょうきょうおうじ、入院にゅういんちゅうにどのような支援しえんかんがえられるの
かということを十分じゅうぶんまえることが重要じゅうようである。また、意思いし疎通そつう支援しえんにつ
いては、その一環いっかんとして、たとえば、適切てきせつ体位たいい交換こうかん方法ほうほう病院びょういんとう職員しょくいん
つたえるため、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃ病院びょういんとう職員しょくいん一緒いっしょ直接ちょくせつささえ 援をおこな
ことも想定そうていされているので、利用りようしゃごとにことなる特殊とくしゅ介護かいご方法ほうほうについて、
医療いりょう従事じゅうじしゃなどに的確てきかく伝達でんたつし、適切てきせつ対応たいおうにつなげることが重要じゅうようである。
病院びょういんとう入院にゅういんまた入所にゅうしょちゅうに、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごにより具体ぐたいてきにどのような支援しえん
おこなうかについては、普段ふだんから利用りようしゃ状態じょうたい熟知じゅくちした介護かいごしゃによる利用りよう
もの障害しょうがい特性とくせいおうじた適切てきせつ支援しえんについて、病院びょういんとう職員しょくいん じゅうふんそう
だん調整ちょうせいし、共有きょうゆうしたうえおこなうよう、管内かんない重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事業じぎょうしょ周知しゅうち徹底てってい
をおねがいしたい。なお、入院にゅういんちゅうにおいても、これらの支援しえん対応たいおうするための
見守みまもりの時間じかん当然とうぜん報酬ほうしゅう対象たいしょうとなるものである。
 平成へいせい 28 とし通知つうちでは、保険ほけん医療いりょう機関きかん支援しえんしゃは、当該とうがい入院にゅういんかか治療ちりょうや療
やしなえ生活せいかつ方針ほうしん沿った支援しえんができるよう、当該とうがい入院にゅういんかか治療ちりょう療養りょうよう生活せいかつ
方針ほうしんとう情報じょうほう共有きょうゆうするなどしてたがいに十分じゅうぶん連携れんけいすることとされてい
るところであり、入院にゅういん入院にゅういん期間きかんちゅうのコミュニケーション支援しえんとう内容ないよう
についても、病院びょういんとう職員しょくいんにしっかりと伝達でんたつしておくことが大切たいせつである。ま
た、これらの連携れんけいにあたっては、本人ほんにん支援しえんしゃともに、自治体じちたい重度じゅうど訪問ほうもんかい
まもる事業じぎょうしゃとうとの協力きょうりょく必要ひつようである。
 なお、れい年度ねんど障害しょうがいしゃ総合そうごう福祉ふくし推進すいしん事業じぎょうにおいて、入院にゅういんちゅうのコミュニ
ケーション支援しえんとう必要ひつよう判断はんだんされる状態じょうたいぞう想定そうていされる支援しえん内容ないようとうにつ
いて調査ちょうさ研究けんきゅうおこなっている。
 また、入院にゅういんちゅう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようについては、入院にゅういんさき病院びょういんとう職員しょくいんが、
障害しょうがい状態じょうたいとうによって、当該とうがい利用りようしゃとのコミュニケーションの技術ぎじゅつ習得しゅうとく
時間じかんようする場合ばあいもあり、利用りようしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事業じぎょうしゃとうから支援しえんじょうきょう
のききとりをおこなうなど、十分じゅうぶん確認かくにんうえ適切てきせつ判断はんだんしていただきたい。
ただし、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃによる支援しえんが、病院びょういんとうにおいておこなわれるべき
支援しえん代替だいたいすることがないよう、支援しえん内容ないよう病院びょういんとうとの連携れんけいじょうきょうとうについ
ては、十分じゅうぶん把握はあくしたうえ判断はんだんする必要ひつようがあることに留意りゅういされたい。



 
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