【MIEFでインターンをしようと思った動機を教えてください。】
私は将来、外国人と日本人をサポートするような仕事に携わりたいと考えています。コロナウイルスにより、国際交流や海外ボランティアなどが難しくなっている中、地元である三重県内で、国際交流活動や多文化共生推進に関する業務を学ぶことができるMIEFは私にとって魅力的でした。
また、初めてのインターンシップであるため、これを通して国際関係の業種についての理解を深め、必要なスキルがどのようなものであるかを知り、これからの企業研究や自己分析に役立ていきたいと考えております。
【MIEFでの業務を体験しての感想を聞かせてください。】
短い期間ではありますが、翻訳、企画提案など様々な業務をさせていただきました。多文化共生とは具体的にはどのようなものであるのかというのを考えることができた5日間でした。例えば、外国人のために日本語の文章にふりがなを振るというだけではなく、やさしい日本語にすることで読みやすくそして理解しやすくなります。こういった「どのようにすれば日本人と外国人にとってより住みやすい街になるのか」を常に意識しながら仕事をすることが大切であると学びました。
また、セミナーやシンポジウムの業務を通じて、県内の課題とそれにたいする解決策や取り組みについて知る、良い機会になりました。
【担当した業務で難しかったものはありますか。】
やさしい日本語と翻訳の業務が難しかったです。やさしい日本語とは、外国人にも理解しやすい日本語のことです。日本人からすると簡単だと思ってしまう言葉でも外国人にとったら難しく思うかもしれない、そのようなことを考えながら取り組みました。また、やさしい日本語からスペイン語に翻訳する業務では、例えば、「お金はいりません。」という日本語を一度「無料」という言葉に変換してからスペイン語にするなど、少し日本語を変えてから翻訳することでより簡単なスペイン語の文を作ることができると学びました。
【最も興味を持ったのはどのような業務ですか。】
企画立案の業務に興味を持ちました。いままで企画を考えたり提案したりすることがなかったので時間はかかりましたが、コロナウイルスによって行動が制限されている現状で、どのような企画を立てることができるかを考えました。現状把握と原因、目的、具体的な施策など詳しく考えることでより良いものが作れることを学びました。まだまだ改善しなければならないところはありますが、自身が最初から作った企画をプレゼンした後は大変やりがいを感じました。これから先、企画提案をする機会はあると思われるので、今回職員の方々にアドバイスをしていただいたこと意識して取り組みたいです。
【インターンの経験を今後どのように活かす予定ですか。】
私はこのインターンシップで対応力や柔軟性を向上させたいと思っていました。MIEFの職員の方々がコロナウイルスで状況が変化しやすい中でどのように対応しているかを、身近で学べたことで、最終日の研修の司会の業務では少しのトラブルがあったときでも焦らずに対処することができました。また、多文化共生に関する業務に携われたことで以前より柔軟にものごとを考えられるようになりました。これらの力は、コロナ禍だけでなく、学生生活、就活、そして社会に出た後でも活かせると思うので大切にしていきたいです。 |