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 三角関数の割り算

三角さんかく関数かんすうざん

1.三角さんかく関数かんすうざん仕方しかた

とう委員いいんかいでは、都合つごうじょう計算尺けいさんじゃくつぎのように分類ぶんるいしました。

このうち、Dしゃく対応たいおうすべりじゃくうらがた例外れいがいですので、のちべます。

その種類しゅるい計算尺けいさんじゃくざんをするとき、それは普通ふつうざん同様どうよう方法ほうほう計算けいさんします。ただ、普通ふつうざんちがてんは、sin(なに々)というときやtan(なに々)というときは、SしゃくやTしゃくなどを利用りようするということです。もうひとつ、計算けいさん順序じゅんじょかんがえて、ときには逆数ぎゃくすうもちいて計算けいさんしなくてはなりません。

抽象ちゅうしょうてきぎるので、すこし具体ぐたいてき説明せつめいしましょう。2÷3という計算けいさんをしたいときと、2÷sin(30)という計算けいさんをしたいときではほとんど同様どうよう操作そうさをするということです。

しゃく利用りようするときは、Dしゃくの2にカーソルせんわせて、Cしゃくの3をカーソルせんわせましたよね。sin(30)でりたいときは、Cしゃくの3をカーソルせんわせるわりに、Sしゃくの30をわせるのです。ちがいはそれだけです。

tanの計算けいさんはsinの計算けいさんとまったくおな方法ほうほうです。sinのしゃくもちいるわりに、tanのしゃく使つかえばいいのです。そこで、sinの計算けいさん方法ほうほうのみを説明せつめいします。

では、具体ぐたいてき計算尺けいさんじゃく種類しゅるいごとに計算けいさん方法ほうほうてみましょう。

2.Dしゃく対応たいおうすべりじゃくひょうがた、Aしゃく対応たいおうすべりじゃくひょうがた

しゃく対応たいおうすべりじゃくひょうがたは、CしゃくとDしゃくざんをするときのように計算けいさんします。

ただし、Aしゃく対応たいおうすべりじゃくひょうがたでは、AしゃくとBしゃくざんをするときのように計算けいさんします。Aしゃく対応たいおうすべりじゃくひょうがたでは、「Dしゃく」を「Aしゃく」とえてください。

では、2÷sin(10)をしてみましょう。

まず、Dしゃくの2にカーソルせんわせます。つぎにカーソルせんにSしゃくの10をわせます。Cしゃく基線きせん対応たいおうするDしゃく目盛めもりをみます。

なんとなくんでしまうと1.152になりそうですが、こたえは11.52です。

sin(10)÷2のタイプは、まず2÷sin(10)を計算けいさんして、逆数ぎゃくすうもとめます。

3.DIじゃく対応たいおうすべりじゃくひょうがた

このタイプは、CIじゃくとDしゃくざんをするときのように計算けいさんします。

では、2÷sin(10)をしてみましょう。

まず、Dしゃくの2にSIじゃく基線きせん(つまりCしゃく基線きせんおなじ)をわせます。つぎに、カーソルせんをSIの10にわせます。そして、カーソルせんしたのDしゃくのメモリをります。

すると、こたえの11.52がもとまります。

sin(10)÷2のタイプは、まず2÷sin(10)を計算けいさんして、逆数ぎゃくすうもとめます。

4.Dしゃく対応たいおう固定こていじゃくがた

このタイプは、まず、sinのをDしゃくうつしてから、計算けいさんします。

では、sin(10)÷2を計算けいさんしてみましょう。

まず、Sしゃくの10にカーソルせんわせます。すると、Dしゃく目盛めもりはsin(10)となります。あとは、このを2でることをかんがえます。そこで、Cしゃくの2をカーソルせんわせます。そして、Cしゃく基線きせん対応たいおうするDしゃく目盛めもりをります。

すると、こたえの0.0868をることが出来できます。

2÷sin(10)のタイプは、まずsin(10)÷2を計算けいさんして、逆数ぎゃくすうもとめます。