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株式投資ノススメ　負けない株のやり方
やさぐれ学生の株ラボ
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　　株式かぶしき投資とうしノススメ　-基礎きその基礎きそ編へん-

　１．そもそも株かぶとは？

株かぶを買かうということは、持分もちぶん比率ひりつに応おうじて会社かいしゃ を所有しょゆうすることである
(ウォーレン・バフェット)



　「株かぶ」とは、企業きぎょうが資金しきん調達ちょうたつをするために発行はっこうする有価ゆうか証券しょうけんのことです。

　企業きぎょうが事業じぎょうを経営けいえいし、業務ぎょうむを拡大かくだいしていくためには非常ひじょうに多おおくの資金しきんが必要ひつようですが、そのすべてを自己じこ資本しほんだけで調達ちょうたつすることのはまず無理むりであります。（なんせ立たち上あげたばかりの企業きぎょうだから、まだ儲もうかっていないですしね）

　そこで、その企業きぎょうは株式会社かぶしきがいしゃという形態けいたいをとり、株券かぶけんを発行はっこうして投資とうし家かから資金しきんを集あつめ、これを元手もとでにして大おおきな事業じぎょうを行おこなうわけです。

　もちろんただの紙切かみきれに対たいして大金たいきんを払はらうほど、投資とうし家かは酔狂すいきょう者しゃではありません。株かぶとは、


その会社かいしゃの所有しょゆう権けんをバラバラにしたもの


　であり、会社かいしゃの価値かちが高たかまれば、所有しょゆう権けんの価値かちも高たかまり、株券かぶけんの価格かかくが上昇じょうしょうするのです。
　投資とうし家かは、購入こうにゅうした株かぶの価値かちが上昇じょうしょうすることを期待きたいしているのです。

　日本にっぽん企業きぎょうにおいては、よく「会社かいしゃは社長しゃちょう（社員しゃいん）のものである」という風潮ふうちょうが感かんじられますが、それは大おおきな間違まちがいであり、本当ほんとうは


会社かいしゃは株主かぶぬしのもの


　なのです。当然とうぜんですね。社長しゃちょう（社員しゃいん）は会社かいしゃ設立せつりつ資金しきんに対たいして全まったく寄与きよしていないのですから（社長しゃちょうが大だい株主かぶぬしである場合ばあいを除のぞく）。実際じっさいには社長しゃちょう（社員しゃいん）の役割やくわりは、


会社かいしゃの価値かちを上昇じょうしょうさせ、株主かぶぬし様さまに奉公ほうこうする


　ということです。株主かぶぬし様さまは社長しゃちょう様さまよりも偉えらいのです。そう考かんがえると、株主かぶぬしになるのも悪わるくはないでしょ？

　基本きほん的てきに、世よの中なかはカネを出だしたものが強つよい、という傾向けいこうがあります。このことは投資とうしの世界せかいでも当然とうぜん、むしろ必然ひつぜん的てきに成なり立たちます。この場合ばあいは、同おなじ株主かぶぬしであろうとも、より多おおくの株かぶを所有しょゆうしているものの方ほうが偉えらい、すなわちその会社かいしゃにおける発言はつげん権けんが大おおきい、ということです。
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