JR秋葉原駅など山手線5駅で5月11日から、人工知能接客システム「AIさくらさん」が導入されている。
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JR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー(品川区)が実施する「AI多機能自販機」実証実験の一環。「AIさくらさん」は、ティファナドットコム(目黒区)が自社開発した人工知能(AI)接客システム。社内ヘルプデスクなどの社内向けや、多言語でのインバウンド接客、商品情報に関する問い合わせなどに対応する。非対面・非接触での接客ができるのも特徴という。
同実験では、昨年の「インバウンド向け多機能自販機」実証実験結果を元にコロナ感染対策を意識したコンテンツや新機能を自動販売機に搭載したという。顔認証カメラを活用した属性別お薦め商品レコメンド機能、遊び機能(じゃんけん・おみくじ)、アキュアオリジナルコンテンツ、ランキング機能、駅構内案内などを盛り込む。
実施駅はJR山手線・秋葉原、品川、上野、新宿、東京(各駅に2台設置)。秋葉原駅の設置場所は、1階中央コンコース 3-4H エスカレーター付近(改札内)と中央改札出口付近(改札外)。稼働期間は10月末までを予定する。