「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205」小野おの大輔だいすけが10年ねんの旅路たびじを振ふり返かえる　続編ぞくへん「REBEL3199」は「2199」相当そうとうのボリュームに

(C)西にし﨑義展てん/宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205 製作せいさく委員いいん会かい

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2月がつ4日にちに「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205 新あらたなる旅立たびだち 後ご章あきら -STASHA-」の期間きかん限定げんてい上映じょうえいがスタートし、翌よく5日にちに東京とうきょう・新宿しんじゅくピカデリーで上映じょうえい記念きねん舞台ぶたい挨拶あいさつが開催かいさいされた。ステージには、古代こだい進すすむ役やくの小野おの大輔だいすけ、アベルト・デスラー役やくの山寺やまでら宏一こういち、スターシャ役やくの井上いのうえ喜久子きくこ、シリーズ構成こうせい・脚本きゃくほんの福井ふくい晴敏はるとし氏し、製作せいさく総そう指揮しき・著作ちょさく総そう監修かんしゅうの西崎にしざき彰あきら司つかさ氏しが登場とうじょう。桐生きりゅう美よし影かげ役やくの中村なかむら繪里子えりこによる司会しかい進行しんこうのもと、作品さくひんの魅力みりょくを語かたった。

リブート版ばん「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト」シリーズの最新さいしん作さく「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205　新あらたなる旅立たびだち」は、1979年ねんに放送ほうそうされたテレビスペシャル「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 新あらたなる旅立たびだち」をモチーフに、白色はくしょく彗星すいせい帝国ていこくとの戦たたかいから3年ねん後ごの西暦せいれき2205年ねん、古代こだい進すすむを新しん艦長かんちょうに迎むかえた宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトが、謎なぞの敵てき・デザリアムに立たち向むかう姿すがたを描えがく。全ぜん2章しょう構成こうせいで、2021年ねん10月がつに「前章ぜんしょう -TAKE OFF-」が公開こうかいされた。

舞台ぶたい挨拶あいさつでは、作中さくちゅうの印象いんしょう的てきなシーンに話題わだいが及およぶと、小野おのが「デスラーが全すべてその身みひとつで背負せおうところ、また、すべての感情かんじょうが表現ひょうげんされる終盤しゅうばんのシーンはぐっと来きました。『2205』は、デスラーとスターシャの愛あいの物語ものがたりだと改あらためて実感じっかんしました」と語かたると、井上いのうえが「スターシャが真実しんじつを語かたるシーンは台本だいほんをいただいたときから涙なみだが止とまらなかったです。い方いかたひとつで意味いみが変かわってしまうシーンなので、キャラクターの感情かんじょう、台本だいほんの意味いみを悩なやみながら演えんじました」、山寺やまでらが「内側うちがわで燃もえたぎる感情かんじょうをどのように表現ひょうげんするかは悩なやみながら演えんじました」と、各かく担当たんとうキャラクターの視点してんからクライマックスの演技えんぎについて明あかした。

(C)西にし﨑義展てん/宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205 製作せいさく委員いいん会かい

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小野おのは感染かんせん症しょう対策たいさくのため、ひとりずつ行おこなわれた音声おんせい収録しゅうろくの舞台裏ぶたいうらについても言及げんきゅう。「2205」からの参加さんかとなる土門どもん竜介りゅうすけ役やくの畠中はたけなか佑たすくら、新人しんじんクルーを演えんじるキャスト陣じんの芝居しばいについて「古代こだいは先さきに収録しゅうろくすることが多おおく、他たのキャストたちがどんなお芝居しばいをしているのか、少すこし不安ふあんな部分ぶぶんもあった」と収録しゅうろく当時とうじの心境しんきょうを振ふり返かえりつつも、「新人しんじんクルーのみんなは本当ほんとうに立派りっぱでした。自分じぶんのお芝居しばいを思おもった以上いじょうに受うけ止とめてくれ、熱あつい演技えんぎで返かえしてくれていた」と完成かんせいした映像えいぞうにおける各人かくじんの健闘けんとうを讃たたえた。

さらに、次回じかい作さく「ヤマトよ永遠えいえんに REBEL3199」について、西崎にしざき氏しから「シリーズを重かさねるごとに独特どくとくの福井ふくい節ぶしが冴さえわたってきている。続つづくシリーズでもヤマトを担かついでいってほしい」と託たくされた福井ふくい氏しは、「いままでの『2199』や『2202』と同どう程度ていどのボリュームのシリーズになる」と同どう作さくの構想こうそうを明あかした。

(C)西にし﨑義展てん/宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205 製作せいさく委員いいん会かい

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最後さいごに、小野おのが「この10年間ねんかん、ヤマトに携たずさわり、その旅たびのなかで出会であってきたスタッフ・キャストのことを思おもい返かえしていました。途中とちゅうで寂さびしくもお別わかれしてしまったクルーたちの気持きもちを乗のせてここまで来きたと実感じっかんしています」と振ふり返かえり、「改あらためてヤマトクルーになれたことを誇ほこりに思おもっています。これからもヤマトという艦かんを未来みらいに進すすめていきましょう」とさらなる意気込いきごみを語かたって舞台ぶたい挨拶あいさつの幕まくを閉とじた。