ファイルーズあい「マッドマックス　フュリオサ」で怒いかり発散はっさん　「見みるサンドバッグ」と大だい興奮こうふん

主人公しゅじんこうフュリオサ役やくの吹ふき替かえ声優せいゆうを務つとめるファイルーズあい

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「マッドマックス」シリーズ最新さいしん作さく「マッドマックス　フュリオサ」のジャパンプレミアが5月22日にち、東京とうきょう・グランドシネマサンシャイン池袋いけぶくろで行おこなわれ、主人公しゅじんこうフュリオサ（アニヤ・テイラー＝ジョイ）役やくの吹ふき替かえ声優せいゆうを務つとめるファイルーズあいが出席しゅっせき。「映画えいが界かいの革命かくめい的てきな作品さくひん。見みているだけで、怒いかりを発散はっさんしているんだという爽快そうかい感かんがある。見みるサンドバッグです」と興奮こうふんしきりだった。

第だい88回かいアカデミー賞しょうで最多さいた6部門ぶもんに輝かがやいた「マッドマックス　怒いかりのデス・ロード」（2015）に登場とうじょうした女おんな戦士せんしフュリオサの“怒いかりの原点げんてん”を描えがくシリーズ最新さいしん作さく。世界せかいの崩壊ほうかいから45年ねん後ごを舞台ぶたいに、故郷こきょうや家族かぞく、すべてを奪うばわれたフュリオサは、バイカー軍団ぐんだんを率ひきいるディメンタス将軍しょうぐん（クリス・ヘムズワース）と鉄壁てっぺきの要塞ようさいを牛耳ぎゅうじるイモータン・ジョーが土地とちの覇権はけんを争あらそう、狂気きょうきに満みちた過酷かこくな世界せかいと対峙たいじする。

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この日ひ、同どう劇場げきじょうの3スクリーンで開催かいさいされたジャパンプレミアには、約やく3000件けんの応募おうぼがあったといい、舞台ぶたい挨拶あいさつが行おこなわれたULTRA 4DXのスクリーンにも、熱狂ねっきょう的てきな「マッドマックス」ファンが集結しゅうけつ。ファイルーズは「ここから客席きゃくせきを見みると、コスプレをしている方ほうも多おおいですね。皆みなさんの熱量ねつりょうを浴あびることができて光栄こうえいです」と、自身じしんも“V8を讃たたえよ！”ポーズで歓声かんせいに応こたえていた。

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自身じしんもULTRA 4DXのスクリーンで本ほん作さくを鑑賞かんしょうしたといい、「この激はげしさは『フュリオサ』じゃなければ体験たいけんできない。後うしろの人ひとが、私わたしの席せきを蹴けっているのかなってくらいの衝撃しょうげきですし、没入ぼつにゅう感かんもすごいです。『衝撃しょうげきに備そなえろ』というセリフがあったら、本当ほんとうに備そなえてください」と熱ねつっぽくアピールしていた。

主人公しゅじんこうフュリオサ役やくの吹ふき替かえ声優せいゆうを務つとめるファイルーズあい

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収録しゅうろくで苦労くろうした点てんを問とわれると、「今回こんかいのフュリオサは、すごくセリフが少すくないですし、目めでいろんな感情かんじょうを表現ひょうげんしているので、彼女かのじょの目めの演技えんぎを邪魔じゃましないように意識いしきした」と説明せつめいし、「声こえの表現ひょうげん者しゃとして、フュリオサの“しゃべらない”という魅力みりょくを、どう表現ひょうげんするか。いままでにない方向ほうこう性せいで、ファイルーズの新あたらしい引ひき出だしを見みつけた」と確たしかな手応てごたえ。さらに「少女しょうじょ感かんを残のこしつつ、地声じごえでがなりまくったので、喉のどがカラカラ。水みずが貴重きちょうな世界せかい観かんを表現ひょうげんするのにも良よかった」と本ほん作さくならではの収録しゅうろくを振ふり返かえった。

フュリオサの魅力みりょくについては「前作ぜんさくの『怒いかりのデス・ロード』では、タフで自立じりつした強つよさの権化ごんげのようだった彼女かのじょも、今回こんかいは未み成熟せいじゅくで危あやうさがある」と分析ぶんせき。「こうやって人間にんげんって成長せいちょうするんだなと思おもうと、自分じぶんも努力どりょくしようと勇気ゆうきをもらえました」と話はなしていた。

「マッドマックス　フュリオサ」は5月31日にちより全国ぜんこく公開こうかい。