仮想かそう通貨つうかの税金ぜいきんを学まなべるカリキュラムが提供ていきょう開始かいし

　techtecは5月がつ20日はつかから、仮想かそう通貨つうか・ブロックチェーンのオンライン学習がくしゅうサービス「​PoL（ポル）」で、仮想かそう通貨つうかの税金ぜいきんに関かんする新しんカリキュラムを提供ていきょう開始かいしする。元もと税務大学校ぜいむだいがっこう教育きょういく官かんの安やす河内かわうち誠まこと氏しと共同きょうどうで開発かいはつしたもの。

　仮想かそう通貨つうかにかかる税金ぜいきんは、所得しょとく税ぜいや法人ほうじん税ぜいが一般いっぱん的てきだが、そのほかさまざまな税金ぜいきんが関係かんけいしているという。また、仮想かそう通貨つうかは保有ほゆうするだけでも税金ぜいきんがかかる場合ばあいがあるとのこと。同どうカリキュラムはすべての税金ぜいきんを体系たいけい的てきに学習がくしゅう可能かのう。最後さいごにはインターネットやブロックチェーンにより国境こっきょうが消滅しょうめつした社会しゃかいでの、税金ぜいきんのあり方かたも考察こうさつできるとしている。

　これまで税金ぜいきんについて解決かいけつするためには​国税庁こくぜいちょうのタックスアンサーを見みたり、弁護士べんごしや税理士ぜいりしに相談そうだんしたりなどの対応たいおうがあった。弁護士べんごしや税理士ぜいりしも仮想かそう通貨つうかの業務ぎょうむは初心者しょしんしゃが多おおく、苦労くろうする人ひとも大勢おおぜいいたという。

　内閣ないかく府ふの発表はっぴょうによると、2017年ねん分ぶんの仮想かそう通貨つうか取引とりひきを含ふくむ雑収入ざっしゅうにゅうが1億おく円えん以上いじょうだった申告しんこくは331件けんに留とどまっているとのこと。