2023年3月3日(金)に東京・赤坂にて開催される、スタートアップをはじめ、先端技術・イノベーションに関わる企業や団体が集う展示カンファレンス「JAPAN INNOVATION DAY 2023(JID 2023)」より、セッションの情報をお届けする。
スタートアップ育成に求められる起業家魂。アントレプレナーシップ教育がなぜ必要か
日時:3月3日(金) 12:00~12:30
場所:赤坂インターシティコンファレンス/「JAPAN INNOVATION DAY 2023」内で開催
【セッション概要】
2022年に発表された国策「スタートアップ育成5か年計画」は、スタートアップへの投資額を現状から10倍となる10兆円、スタートアップ10万社、ユニコーン100社という目標が掲げられている。5年先、10年先を見据えた起業家育成に向けて、小中高生などの若年層からも起業を選択肢と知るアントレプレナーシップを持つ若者の育成について、国や高校生の視点で取り組みやその効果について紹介する。
【登壇者】
和仁 裕之 氏
文部科学省
科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課
専門職
2016年文部科学省入省。2021年4月より現職。
大学発新産業創出プログラム(START)、出資型新事業創出プログラム(SUCCESS)での大学発スタートアップ創出等支援、全国アントレプレナーシップ醸成促進事業等を通じた大学等におけるアントレプレナーシップ教育の推進を担当し、高校生等へのアントレプレナーシップ教育拡大方策(EDGE-PRIME Initiative)の施策立案・運営にも中心的に携わる。これまで、文部科学省では情報化推進、原子力損害賠償を担当したほか、内閣府にて放射線利用における国際協力に関する業務に従事。自らアントレプレナーシップを持って施策立案することをモットーに、不確実性の高い政策課題への解決に向けて日々奮闘中。
小田桐 美帆 氏
独立行政法人 中小企業基盤整備機構
創業・ベンチャー支援部 参事
1997年入職2021年7月より現職。
中小機構の創業・ベンチャー支援部は、全国に29か所あるインキュベーション施設運営やアクセラレーションプログラム(FASTAR)等の事業を実施しており、そのなかで創業前の方向けの事業を担当。高等学校への起業家教育事業、12万人を対象とした創業意識調査、事業アイディアの添削も受けられるAIチャットボット(起業ライダーマモル)、自治体創業支援担当者向け講習会、自治体と連携した創業機運醸成ワークショップ(TIP*S)を実施している。大学生と中学生の子供がおり、私生活でもアントレプレナーシップ養成について思案する日々。
倉田 速音 氏
株式会社HAYATO KURATA
代表取締役
慶應義塾大学総合政策学部在学。
2002年4月3日生まれ。愛媛県出身。 2018年、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校に入学。 自身の病気、尋常性白斑の問題を解決する洋服を作成、販売する為に「病気×ファッション」を立ち上げる。
2019年、「MAKERS UNIVERSITY U-18」に合格し所属。「アミアズ株式会社」に協賛いただき、8着の洋服を作成。 2020年、「株式会社HAYATO KURATA」を創立。
「株式会社HAYATO KURATA」でクラウドファンディングを実施し、約260万円の収益を得る。
2023年1月に「株式会社HAYATO KURATA」を「株式会社株式会社Ishizue」に売却。
現在、「株式会社Ishizue」の白衣アパレルのクリエイティブディレクターをしている。
<モデレーター>
ベルマーカス 麻里
株式会社角川アスキー総合研究所
ASCII STARTUP副編集長
2015年入社。自治体官公庁事業を中心に高校生向けアントレプレナーシップ教育のプロデュースに約7年関わる。
高等学校における起業家教育の実施や、教員向けのカリキュラム作成、講師等のほか、自治体主催プログラムでのファシリテーター、メンタリング、地域の起業家講師のコーディネート事業に多数関わる。平成30年度~令和2年度中小企業庁起業家教育事業 プロデューサー。令和3年度より東京都小中学校向け起業家教育事業、令和4年度より横浜市小中学生等を対象とする起業家教育プログラム、中小機構起業家教育事業、AICHI STARTUP SCHOOLプロデューサー。
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