幼児ようじは、ロボットと友ともだちになれるのか ── LOVOTとの共同きょうどう生活せいかつ

LOVOTと玩具おもちゃを使つかって遊あそんでいる娘むすめの様子ようす

何なにを条件じょうけんに「友ともだち」と呼よべる？

　「友ともだち」の定義ていぎってなんだろう。回答かいとうは意外いがいに難むずかしい。

　第だい一いちに「身近みぢかにいて、一緒いっしょに遊あそんだりできる人ひと」といった感かんじだろうか。心理しんり的てきな距離きょりのバランスに触ふれると「互たがいに好意こうい的てきで、信頼しんらいでき、心しんの内うちを明あかすことができる」とか？

　でも、「現在げんざいは身近みぢかにはいないものの、昔むかしから仲なかがよく、長ながいあいだ会あっていなくても、互たがいに友ともだちという認識にんしきを持もっている」といったこともあるし、「心しんは互たがいにそれほど開ひらいていないが、趣味しゅみなど通つうずる部分ぶぶんを起点きてんに仲良なかよく付つき合あっている」というタイプの友ともだちもいるし。

　まあ、実際じっさいのところ回答かいとうは個人こじんに委ゆだねられるのだろう。

　今回こんかいは、LOVOTと幼児ようじの心理しんり的てき距離きょりの接近せっきんと、その意味いみについてレポートしてみる。