11K撮影さつえい対応たいおうの360度どカメラ「Insta360 Titan」。M4/3センサー8基きで8K60pも

Insta360は、最大さいだい11K解像度かいぞうどの3D撮影さつえいに対応たいおうした、プロ向むけの360度どカメラ「Insta360 Titan」を発表はっぴょう。出荷しゅっか開始かいしは4月がつを予定よていしており、1月がつ8日にちから直販ちょくはんサイトで予よ約やく受付うけつけを開始かいしした。価格かかくは188万まん円えん(税込ぜいこみ)。米国べいこくラスベガスで開催かいさい中ちゅうの「CES 2019」に出展しゅってんする。

Insta360 Titan

8基きのレンズとセンサーで構成こうせいしたVR映画えいが用ようカメラで、最大さいだいで11Kの360度ど写真しゃしん/動画どうがが撮影さつえい可能かのう。画質がしつを重視じゅうしし、「既存きそんの一体いったい型がたVRカメラで一番いちばん大おおきなセンサー」というマイクロフォーサーズ(M4/3)センサーを8つ搭載とうさいし、ダイナミックレンジや暗くら所ところ表現ひょうげん、色いろ深度しんど性能せいのうなどを高たかめた。

正面しょうめん

360度ど動画どうがは、11K 2D(10,560×5,280/30fps)と10K 3D(9,600×9,600/30fps)のほか、8K(60fps)や5.3K (120fps)での撮影さつえいが可能かのう。8bitカラーに加くわえて、10bitカラー撮影さつえいも可能かのうで、幅広はばひろいダイナミックレンジで光ひかりを自然しぜんに捉とらえられるとする。

ライブ配信はいしんモードも備そなえ、ビルトインサーバーやカスタムサーバー、HDMI出力しゅつりょくに対応たいおう。4K 3D/2D(30fps)でライブ配信はいしんを行おこないながら録画ろくがもできる。

右側みぎがわ面めん

左側ひだりがわ面めん

レンズあたりのビットレートは最大さいだい180Mbps。動画どうがフォーマットはMP4で、カメラ処理しょりの場合ばあいはMPEG-4 AVC/H.264だが、後処理あとしょりスティッチングの場合ばあいはH.264/H.265/ProRes 422 HQから選えらべる。ストレージは9枚まいのSDカードを利用りようする。

独自どくじのFlowState手しゅブレ補正ほせい技術ぎじゅつを採用さいよう。移動いどうしながら撮影さつえいしてもジンバルを使つかわずに、ジンバルで撮影さつえいしたような手てブレ補正ほせい効果こうかが得えられるというもので、内蔵ないぞう9軸じくセンサーでカメラの動うごきを検知けんちする。そのほか、スマートフォンやタブレットから映像えいぞうをモニタリングし、遠隔えんかく操作そうさで撮影さつえいできるFarsightシステムも備そなえる。

VRコンテンツの中なかで、人ひとの視野しや角かくで見みえる部分ぶぶんのみを再生さいせいして、動画どうが再生さいせいに必要ひつような処理しょり能力のうりょくを下さげる再生さいせい技術ぎじゅつ「Crystal View」に対応たいおう。11K画質がしつのコンテンツでも、一定いってい以上いじょうのスペックを持もつ端はし末まつであれば、画質がしつを落おとさずVRコンテンツを再生さいせいできるとする。

なお、Insta360 Titanを直販ちょくはんサイトで予約よやくする際さいは予約よやく金きん(18,800円えん)がかかり、購入こうにゅう価格かかくの一部いちぶとして充当じゅうとうされる。3月1日にち14時じまでに予約よやくを取とり消けした場合ばあい、予約よやく金きんは全額ぜんがく返金へんきんされる。