小寺こでら信良のぶよし週刊しゅうかん Electric Zooma!

だい1133かい

Zooma!:ズームレンズ、ズームすること、ズームする人、ズズーンの造語

ステレオ音源おんげんまれわるおどろき、OPSODIS技術ぎじゅつからまれたスピーカー「OPSODIS 1」

クラファンに登場とうじょうした鹿島建設かしまけんせつ「OPSODIS 1」

おと不思議ふしぎがまた1つ

1970年代ねんだいなかばから勃興ぼっこうしたステレオコンポブーム以降いこうで、“音楽おんがくくならL/Rステレオ”というのが定着ていちゃくしたのだとおもう。FMラジオとカセットテープ、そしてステレオ仕様しようのラジカセの登場とうじょうによって、当時とうじ中学生ちゅうがくせいであった筆者ひっしゃにもステレオサウンドの世界せかい体験たいけんすることができた。

おもえばあのとき感激かんげきわすれられないまま、45年間ねんかんぐらいきてきたことになる。おとひろがりとてんでは、音源おんげんてん用意よういするサラウンドや空間くうかんオーディオといった技術ぎじゅつ進化しんかし、いまではだれでもたのしめるようになっているが、ここにきてステレオソースを再生さいせいがわでプロセッシングして、あたらしいかせかたをする機器きき登場とうじょうしてきている。

今年ことしはいってからだけでも、Creativeの「Sound Blaster GS3」、シーイヤーの「Cear pavé」を紹介しょうかいしてきたが、今回こんかい紹介しょうかいする「OPSODIS 1」は、建設けんせつ会社かいしゃ大手おおて鹿島建設かしまけんせつがオーディオメーカーとしてスピーカーを制作せいさく、クラウドファンディングで販売はんばいするという、ユニークな製品せいひんだ。通常つうじょう価格かかくは74,800えんで、執筆しっぴつ時点じてんではまだ7% OFFのプランがいくつかのこっている。

「OPSODIS 1」クラウドファンディングページ

音楽おんがくホールや劇場げきじょう音響おんきょう設計せっけいたか知見ちけんのある鹿島建設かしまけんせつのノウハウがつまったOPSODIS 1は一体いったいどんなおとがするのか。発売はつばいまえ試作しさくをおりすることができた。さっそくいてみよう。

シンプルかつ合理ごうりてきなボディ

そもそもOPSODISとはなんぞや、というはなしからはじめるべきなのだろうが、今回こんかいまえ実物じつぶつがあるので、まずそこからくわしくこう。

ボディ右側みぎがわにあるOPSODISのロゴ

今回こんかいGREEN FOUNDINGで発売はつばいまったOPSODIS 1は、PCようサウンドバースタイルのスピーカーである。ボディカラーはシルバーとブラックの2しょくがあり、今回こんかいはシルバーをおりしている。

よこはば382mm、たかさ82mm、奥行おくゆき130mmだが、手前てまえ上向うわむきに傾斜けいしゃした台形だいけいとなっている。通常つうじょうのサウンドバーは、LRのスピーカー間隔かんかくかせぐためによこながいのが特徴とくちょうだが、ほんよこはばがそれほどながくないため、設置せっち自由じゆうたかいのがポイントだ。重量じゅうりょうは2.5kg。

ボディは前面ぜんめんななめにたおれた台形だいけい

ボディは剛性ごうせいたかい5mmあつアルミ素材そざいざいで、不要ふよう振動しんどうおさえるという。OPSODISは繊細せんさい位相いそうあつか技術ぎじゅつなので、ブレやズレにつながる振動しんどう極力きょくりょく排除はいじょする必要ひつようがあるのだろう。

ドライバーはみぎよう左用さようそれぞれに50mmウーファー、25mmミッドレンジ、20mmツイーターがある3Wayで、入力にゅうりょく信号しんごう高性能こうせいのうチャンネルデバイダーをとおして分離ぶんりされ、かく帯域たいいき専用せんようのデジタルアンプで駆動くどうされる。周波数しゅうはすう特性とくせいはサイトじょうでは55kHzきろへるつ〜20kHzきろへるつとあるが、説明せつめいしょにはアンプ特性とくせいとして20Hzへるつ〜20kHzきろへるつという記載きさいもある。

中央ちゅうおうにうっすらとツイーター、ミッドレンジがえる

スピーカーは配列はいれつわっている。中央ちゅうおうから外側そとがわけて、ツイーター、ミッドレンジ、ウーファーのじゅんだ。普通ふつう低音ていおんほう指向しこうせいがないのでウーファーは中央ちゅうおうに、こういきくにしたがって左右さゆうはなして配置はいちしていくのがオーディオのセオリーだが、それとは完全かんぜんぎゃく配置はいちになっている。これもOPSODIS技術ぎじゅつには都合つごうのいい配列はいれつなのだろう。また左右さゆうりょうサイドにはパッシブラジエーターをはいしている。

こちらは試作しさく写真しゃしん。スピーカーユニットのならかた注目ちゅうもく

上面うわつらには操作そうさボタンとして、電源でんげん入力にゅうりょくソースえ、サウンドモードえ、ボリュームアップ/ダウンがある。入力にゅうりょくソースは、Bluetooth、USB-C、ひかりデジタル、アナログの4入力にゅうりょく対応たいおうする。背面はいめんには、ACアダプタの電源でんげん入力にゅうりょく、USB-C、アナログ、ひかりデジタルの入力にゅうりょくがある。背面はいめんのスリットはアンプの放熱ほうねつこうで、ここからおとはでていない。BluetoothコーデックはSBCとAACに対応たいおう

上面うわつら操作そうさボタン
背面はいめん端子たんし。スリット放熱ほうねつよう

リモコンはなく、サウンド設定せっていようのアプリもない。ただ入力にゅうりょくしたおとすだけで、これまでのステレオスピーカーとはべつ次元じげん立体りったい音像おんぞうてくる。

ACアダプタはまだかりなのか、口径こうけい変換へんかんプラグが付属ふぞくする

この秘密ひみつがOPSODISという技術ぎじゅつだ。

鹿島建設かしまけんせつ英国えいこくサウサンプトン大学だいがく音響おんきょう振動しんどう研究所けんきゅうじょとのきょうはたらけ開発かいはつしたもので、元々もともとはまだ出来上できあがっていないホールや劇場げきじょう音響おんきょう特性とくせいをシミュレーションするための設計せっけい支援しえん技術ぎじゅつであった。リアルタイムせいすぐれ、複数ふくすうじんたいしてもおな立体りったい音響おんきょう提供ていきょうすることができることから、オーディオブランドへライセンスし、マランツやシャープからも応用おうよう製品せいひんがでている。

さらにこの技術ぎじゅつひろ普及ふきゅうさせるため、開発元かいはつもとである鹿島建設かしまけんせつみずからが小型こがたスピーカーを開発かいはつ販売はんばいすることになった。

技術ぎじゅつてき見所みどころは、スピーカーから空間くうかんとおってみみまでとどおとは、みぎよう左用さようそれぞれスピーカーがわかれていたとしても、みぎようおとひだりみみへ、左用さようおとみぎみみへとこえてしまう。この左右さゆうおとざる現象げんしょうを、クロストークという。

みぎのように、個別こべつのスピーカーで左用さようみぎようおとしても、おとざってみみとどいてしまう

ヘッドフォンやイヤフォンなら左右さゆうおとざらないが、今度こんどはリスナーの目前もくぜん空間くうかんとおらずみみよこっているだけなので、おと前後ぜんごかんられず、あたまなかみぎからひだりおとがズラリとならんでしまうという欠点けってんがある。

OPSODISは、リスナーの目前もくぜん空間くうかんとおりながらも、左右さゆうのクロストークを排除はいじょすることで、これまでのステレオスピーカー再生さいせい問題もんだい解決かいけつする技術ぎじゅつだ。実際じっさいにはこのクロストークキャンセルをふくめ、4つの要素ようそ技術ぎじゅつからっており、鹿島建設かしまけんせつのサイトにくわしい資料しりょうがある。

OPSODISの詳細しょうさい資料しりょう(PDF)

ポイントは、立体りったいてきこえるが、ソースは2chステレオソースでいい、というところである。つまりDolby Atmosや360RealityAudio(360RA)といった特殊とくしゅなソースを用意よういする必要ひつようもなく、れた音源おんげん十分じゅうぶん効果こうかられるので、だれでもどんな用途ようとでもやく技術ぎじゅつということである。

クロストークキャンセルの仕組しくみをにしたもの。反対はんたいがわのスピーカーから、たんにクロストークキャンセルようおと出力しゅつりょくすると、そのかえしが膨大ぼうだいになり、多大ただいなロスが発生はっせいするが……
OPSODISでは、振幅しんぷく半分はんぶんにしたおと加算かさんしつつ、位相いそうを90ずらして出力しゅつりょくしてことで、クロストークをキャンセルしているそうだ

すぐれた立体りったい音響おんきょう効果こうか

OPSODIS 1のサウンドモードだが、説明せつめいしょによればモード1がバイノーラル再生さいせいよう、モード2が1のフォーカスをすこあまくしてきやすくしたもの、モード3がステレオ再生さいせいとなっている。

とはいえなかにはそれほどバイノーラルで録音ろくおんされた音源おんげんがどこにでもあるというわけではないので、通常つうじょうのステレオ音源おんげんでどれぐらい立体りったいかんられるのかを検証けんしょうしてみたい。

昨今さっこん梅雨つゆけていないというのにかなりのなつつづいているところだが、個人こじんてきなつになるときたくなるアルバムとして、アラン・パーソンズ・プロジェクトの「Eye In The Sky」をいていく。MacBook ProでAmazon Musicから再生さいせい、USBで接続せつぞくしている。

モード1では、オープニングの「Sirius」のイントロでながれるギターのアルペジオが、左側ひだりがわへぶっんでこえるのが印象いんしょうてきだ。それも位相いそうをいじってるかんはなく、音質おんしつ自体じたいはまったく自然しぜんだが、スピーカーのはば完全かんぜんして左側ひだりがわ定位ていいしている。

いでオーケストラがはいってくるわけだが、じゅんなステレオ再生さいせいよりも若干じゃっかんアタックがよわいようにこえるものの、おとひろがりは本体ほんたいながさをはるかにえて、左右さゆう1.5mぐらいのはばこえてくる。

筆者ひっしゃはこれまで頭部とうぶ伝達でんたつ関数かんすう使つかったフロントサラウンドシステムを多数たすういてきたが、ほどんどはたん位相いそうがズレているだけにしかこえなかった。頭部とうぶ伝達でんたつ関数かんすう人間にんげん頭部とうぶ平均へいきんもとづいており、その平均へいきんからはなれているひと立体りったいこえないという弱点じゃくてんがあるからだ。

OPSODISも聴取ちょうしゅ空間くうかん伝達でんたつ特性とくせい演算えんざんとして頭部とうぶ伝達でんたつ関数かんすう使つかうはずだが、それだけにたよらず、音波おんぱ左右さゆうこえかたかんする膨大ぼうだいかず実験じっけんデータをベースに立体りったい音響おんきょう構成こうせいされている。こうした経験けいけん実験じっけんかずが、関数かんすうからはずれているひとのカバーりつひろさの秘密ひみつなのだろう。

モード2では、左右さゆうひろがり具合ぐあいはそれほどちがってはこえないが、中央ちゅうおう定位ていいする部分ぶぶん表現ひょうげんちがいがみられる。モード1が中心ちゅうしん定位ていい音像おんぞうにもなんとなくよこはばがあり、手前てまえてくるようにかんじられる一方いっぽうで、モード2はセンターのおとがきちんと中央ちゅうおうあつまるものの、若干じゃっかんおくんだかんじがあり、ソフトなトーンでとどいてくる。ほとんどのケースではモード1で問題もんだいないとおもわれるが、もし違和感いわかんかんじるならモード2がよさそうだ。

モード3は、一般いっぱんてきなLRステレオスピーカーとしていたらどうなるかをシミュレーションしたモード。まさに等身とうしんだいというか、スピーカーのよこはばどおりのひろがりかた確認かくにんすることができる。

おと立体りったいてきになるにしても、音質おんしつてきにどうなのか、というところはになるだろう。なにせEQもなにもなく、入力にゅうりょくされたおとがそのままるスピーカーなので、おと素性すじょう重要じゅうようだ。

そのてんではOPSODIS 1はいまどきのスピーカーとしてのトレンドはきっちりさえており、ボディサイズやドライバーの口径こうけい似合にあわぬていいき量感りょうかんというてんではもうぶんないサウンドだ。おとのクセというてんでは、ちゅういき表現ひょうげんによってかなりわってくるわけだが、エンクロージャの剛性ごうせいたかく、はこりによる耳障みみざわりなクセというのがほとんどない。

こういき表現ひょうげんは、方向ほうこうせいかんじやすいので立体りったいかん密接みっせつ関係かんけいがあるわけだが、シンバルのけにも無理むりがなく、表現ひょうげんりょくたかい。モード1よりもモード2のほうが、こういき表現ひょうげんりのさがかんじられるが、このあたりはこのみでえらべばいいだろう。

鹿島建設かしまけんせつとしてもコンシューマオーディオははじめてがけることになるわけだが、いまのトレンドをさえつつもクセのないクリアさがあり、このあたりにもやりなおしのきかないだい規模きぼ音響おんきょう設備せつび長年ながねんがけてきた知見ちけんまっている。

いろんなソースでらしてみる

ステレオ音源おんげん多大ただい効果こうかがあるのはかったが、昨今さっこん音楽おんがく配信はいしんではステレオだけでなく、空間くうかんオーディオ音源おんげん平行へいこうして配信はいしんされている。Amazon Musicでは、両方りょうほうのフォーマットで配信はいしんされている楽曲がっきょくは、どちらでくかえができるようになっている。

そこでOPSODIS 1のBluetooth入力にゅうりょく使つかって、空間くうかんオーディオソースを再生さいせいしてみた。まずさきほどの「Eye In The Sky」は一部いちぶ楽曲がっきょくが360RAで配信はいしんされているので、えていてみた。

結果けっかおと定位ていいがほとんど中央ちゅうおうあつまってしまい、なんとなくひろがっているかんはあるものの、音圧おんあつがかなりがってしまうことがわかった。

さらにDolby Atmosの音源おんげんとして、ColdPlayの「Music Of the Spheres」を再生さいせいしてみたが、こちらも音圧おんあつがガクッとがり、ほぼ立体りったい音響おんきょう効果こうかられなかった。

つまりOPSODIS 1で再生さいせいするさいには、空間くうかんオーディオフォーマットで再生さいせいする必要ひつようがないばかりか、通常つうじょうのステレオ再生さいせい以下いか音響おんきょうになってしまうので、Bluetooth接続せつぞく再生さいせいするさいには、注意ちゅうい必要ひつようということになる。その一方いっぽうで、空間くうかんオーディオフォーマットが提供ていきょうされているきょくのステレオミックス音源おんげんは、OPSODIS 1でくと通常つうじょうのステレオ音源おんげんよりもさらに良好りょうこう立体りったいかんられるという。このてんにも留意りゅういすると、OPSODIS 1がさらにたのしめるだろう。

つづいてYouTubeで配信はいしんされている音楽おんがくソースを、アナログ入力にゅうりょくつないでみた。スマートプロジェクタは内蔵ないぞうスピーカーがちいさいために音楽おんがくコンテンツが十分じゅうぶんたのしめない傾向けいこうがあるが、だい画面がめん匹敵ひってきするサウンドスケールがられる、OPSODIS 1は、プロジェクタよう外部がいぶスピーカーとしてはかなり可能かのうせいがある。

今回こんかいはTOTOが今年ことしのツアーのうちのすうきょく配信はいしんしていたので、いてみた。アナログ入力にゅうりょくで、かつ音源おんげんのビットレートがそれほどたかくない状態じょうたいであっても、デジタル音源おんげんおよびデジタル入力にゅうりょくわらぬおとひろがりがかんじられた。ただ元々もともと音源おんげんおとあまさはあるので、そのあたりはいてかんがえる必要ひつようはあるにしても、効果こうかとしては十分じゅうぶんだ。

一方いっぽうで、スピーカーは画面がめん方向ほうこうからリスナーにけてまっすぐ設置せっちしないと、効果こうか減少げんしょうする。つまりよこ位置いちにスピーカーをいたりすると、まあ一般いっぱんてきなスピーカーよりはひろがってこえるものの、正確せいかくひろがりではこえなくなる。このあたりは、スピーカーは真正面ましょうめんくという条件じょうけんくべきだろう。

総論そうろん

OPSODISという技術ぎじゅつは、開発かいはつされてもう20ねんにもなる技術ぎじゅつだが、コンシューマけにはこれまで一部いちぶかぎられたハイエンド製品せいひん使つかわれてきたのみで、ひとるといったものであった。筆者ひっしゃ名前なまえいたことがあったが、実際じっさい効果こうかいたのは今回こんかいはじめてである。

今回こんかいのOPSODIS 1は、この技術ぎじゅつをもっとひろ認知にんちしてもらうためにつくられたといているが、たしかに効果こうか絶大ぜつだいで、コンシューマでもひろ普及ふきゅうしないと勿体もったいない技術ぎじゅつである。OPSODIS 1は小型こがたながらおおくのソースに対応たいおうし、きちんと効果こうか確認かくにんできるので、技術ぎじゅつのデモとしても優秀ゆうしゅうつくりとなっている。

たかさがそれほどないので、PCようサウンドバーとしてモニターまえいても問題もんだいない。OPSODIS 1でくと、スピーカーでもなくヘッドフォンでもないような、不思議ふしぎおとひろがりにつつまれる体験たいけんができる。それが、これまでれたステレオ音源おんげんじゅうふんというところも、非常ひじょう突出とっしゅつした技術ぎじゅつである。

こんオーディオの世界せかいは、空間くうかんオーディオによっておおきくサウンドスペースがひろがり、みみふさがないイヤフォンの登場とうじょうで、さらにじつ空間くうかんおときたいおとぜることによっておおきな音像おんぞうるという、ある意味いみ音響おんきょう体験たいけん革命かくめい次々つぎつぎこっている最中さいちゅうだ。

OPSODIS 1は、こうしたサウンドフィールドへの興味きょうみ関心かんしんたかまっているところに、まさに絶妙ぜつみょうのタイミングで登場とうじょうした。現在げんざいつた家電かでん+」(東京とうきょう世田谷せたがや)か、 SHIBUYA TSUTAYA 4かい東京とうきょう渋谷しぶや)の「GREENFUNDING タッチ&トライ」 で体験たいけんできるそうなので、ぜひ「なんでこんなことが?」というおどろきを体験たいけんしてみてしい。

小寺こでら 信良のぶよし

テレビ番組ばんぐみ、CM、プロモーションビデオのテクニカルディレクターとして10すうねんのキャリアをち、「むずかしいはなし簡単かんたんに、簡単かんたんはなしむずかしく」をモットーに、ビデオ・オーディオとコンテンツのフィールドで幅広はばひろ執筆しっぴつおこなう。メールマガジン「小寺こでら西田にしだのマンデーランチビュッフェ」( http://yakan-hiko.com/kodera.html )も好評こうひょう配信はいしんちゅう