任意にんいのコマンド出力しゅつりょくに色付いろづけする irir を普段ふだん使づかいにする新しん機能きのう

irir

irir は、任意にんいのコマンドの出力しゅつりょくに、あらかじめ用意よういされたルールベースで色いろを付つける CLI ツールです。ログ出力しゅつりょくや、テスト結果けっかをフィルタして色いろを付つけたりすると、目め grep がおもむろに捗はかどります。詳くわしくは README をご参照さんしょう願ねがいます。

この irir コマンドなんですが、これまでは以下いかの様ように任意にんいのコマンドからパイプして stdout に色いろを付つけるインターフェースでした。

$ cat example.log | irir log

しかし、このインターフェースには弱点じゃくてんがあって、毎回まいかいコマンドの最後さいごに | irir log という風ふうに打うつ必要ひつようがあったのです。

正直しょうじき、面倒めんどうくさいですよね。

自分じぶんでも使つかっていて面倒めんどうくさいなと思おもっていて、どうにかしたいなとしばらく前まえから考かんがえていました。

Wrap Command Feature

そうしてこの度たび、解決かいけつ策さくを実装じっそうしました。

これまでのパイプしてフィルタするインターフェースに加くわえて、以下いかの様ように irir コマンド経由けいゆで任意にんいのコマンドをキックして結果けっかに色付いろづけできるようになりました。

$ irir log -- cat example.log

こうすることで、なにが美味おいしいかというと、

alias logcat="irir log -- cat"

という風ふうにエイリアスを設定せっていしておくと、都度つど | irir log というのを打うつ必要ひつようがなくせるのです。やったね！

いま、この機能きのうは Wrap Command Feature と呼よんでいて Experimental ですが、@latest で go install すると手てに入はいります。ぜひお試ためしください。

いまのところ標準ひょうじゅん出力しゅつりょくのみを対象たいしょうにしています(標準ひょうじゅんエラーにも色付いろづけしたい場合ばあいは混まぜてもらうかなんか別べつのやり方かたにするかはまだ迷まよっているところです 標準ひょうじゅんエラーもフィルタされるようになりました)。

また、外部がいぶ入力にゅうりょくをコマンドとして与あたえないでください。セキュリティホールです。

というわけで、単純たんじゅんなユースケースに対応たいおうしただけですが、圧倒的あっとうてきに便利べんりになりました。

ではでは