軍事ぐんじ用途ようとから端はしを発はっしたドローン（UAV）が一般いっぱんに普及ふきゅうして以来いらい、建設けんせつ業界ぎょうかいでも測量そくりょうやインフラ点検てんけんなどで活用かつようが広ひろがりつつある。国くにがまとめたロードマップでは、最終さいしゅう段階だんかいのレベル4で有人ゆうじん地帯ちたいでの目視もくし外がい飛行ひこうが設定せっていされているが、空そらの高速こうそく道路どうろの構築こうちくや法ほう整備せいび、ラストワンマイルの問題もんだいなど、まだまだ障壁しょうへきは高たかい。実現じつげんすれば都市とし部ぶのインフラ点検てんけんも可能かのうになる他ほか、新あらたな市場いちばが形成けいせいされる可能かのう性せいも秘ひめている。本ほん特集とくしゅうでは、建設けんせつ業界ぎょうかいにおけるドローン最前線さいぜんせんを多角たかく的てきに探さぐる。

建設けんせつ業界ぎょうかいでは、3Kのネガティブイメージを払拭ふっしょくし、新しん3K（「休暇きゅうか」「給与きゅうよ」「希望きぼう」）へと導みちびく、「建設けんせつ×IT」による変革へんかくが不可欠ふかけつとなっています。本ほん特集とくしゅうでは、法令ほうれい動向どうこうや建設けんせつICTの導入どうにゅう事例じれいを採とり上あげ、新しん3Kへと至いたる道みちを照てらします。