ディメトロドンとは、『ZOIDS』シリーズに登場するディメトロドン型電子戦用ゾイドである。
機体解説
ゼネバス帝国が開発したディメトロドン型電子戦用ゾイド。
中央大陸を追われていたゼネバス帝国軍が暗黒大陸のガイロス帝国の支援を受けて開発したと思われるゾイドで、EMZ-14ゲーターのコンセプトをそのまま拡大させたような設計となっている。
背部に伸びる巨大な鰭型の部位は全方位をカバーできる超高感度レーダーアンテナとなっていて、その能力は共和国の大型電子戦ゾイドであるRBOZ-4ゴルドスを軽く上回っている。
ただ敵機の存在を探知するレーダー機としての機能だけでなく、内部に搭載された極めて膨大かつ高度な電子システムによって敵の電波を受信するとそれを自動的に分析し、その対象の電波に合った妨害電波を発生させて敵側の通信を完全に阻害するといったジャミング機としての役割も果たす。
しかし、その優れたレーダーシステムにより砲撃戦にも対応できるが、元より火力は貧弱で格闘能力にも乏しく、同クラスの純粋な戦闘用ゾイドが相手だとほとんど勝ち目が無いなど、ゴルドスと同じような弱点を抱えているのも事実である
初参戦となるZAC2041年のバレシア湾での戦いでその真価を見せ付け、それ以降は帝国軍の電子戦における要として活躍したものの、共和国軍が間もなく投入したRHI-4ゴルヘックスにより状況はまたしても互角となる。
ガイロス帝国時代ではあまり使われる事はなかったが(ガイロス軍仕様の機体も一応は存在する)、ネオゼネバス帝国の時代になると中央大陸各地に散った共和国軍残党の狩り出しのためシステムのアップデートが施されての再生産および再配備が進められ、後にはEZ-69セイスモサウルスの照準補正などにも利用された。
劇中での活躍
バトルストーリー
ZAC2041年ロールアウト。ゼネバス帝国軍の反撃作戦“D-DAY作戦”がその初陣で、バレシア湾より上陸したディメトロドンの電波妨害によって共和国防衛隊の通信網を機能不全に陥らせて友軍の防衛線突破に大きく寄与し、後のゼネバス帝国再建に貢献した。
その後は偵察隊として働いていたが、ゴルヘックスの登場によりその優位性は保ちきれなくなり、それ以降は特に活躍する機会は与えられなかった。
第二次大陸間戦争時代ではほとんどモスボールされていたようだが、ZAC2105年以降のネオゼネバス帝国の時代となると確実に共和国軍の残党を炙り出すためとして再配備される事になった。
そんな中、キャプリ・コンラッド曹長の機体が偵察任務中にライガーゼロと遭遇、護衛機も全て失い完全に追い詰められていたが、チャフと自機の強電磁波を利用した戦法でパイロットである己の命ごとライガーゼロを撃破するという活躍を見せている。
アニメ
アニメには未登場。
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