新型しんがたコロナウイルス関連かんれん用語ようご単語たんご

シンガタコロナウイルスカンレンヨウゴ

3.9千せん文字もじの記事きじ

ここでは新型しんがたコロナウイルス（2019年ねん～）に関連かんれんする用語ようごを取とり扱あつかう。

用語ようごの説明せつめいは概要がいようのみの記述きじゅつに留とめるので、詳細しょうさいはそれぞれの単語たんご記事きじ内うちにて確認かくにんされたし。

また「コロナ騒動そうどうにより新あたらしく発生はっせいした新語しんご・造語ぞうご・流行りゅうこう語ご」に加くわえて「一般いっぱん用語ようごだが今回こんかいの騒動そうどうで頻出ひんしゅつするようになった用語ようご」「普段ふだんはなじみのない用語ようごだが注ちゅう目めされるようになった用語ようご」なども取とり扱あつかう。

表記ひょうきゆれや類似るいじの意味いみで複数ふくすうの表現ひょうげんがあるものについては同どう一いち行ぎょうの場合ばあいまとめて表示ひょうじした。

新型しんがたコロナウイルスそのもの

新型しんがたコロナウイルス（SARS-CoV-2）
新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう／新型しんがた肺炎はいえん（COVID-19）: 2019年ねん以降いこう全ぜん世界せかいで猛威もういを振ふるっているウイルス、及およびそのウイルスによって引ひき起おこされる感染かんせん症しょうの名称めいしょう。過去かこに流行りゅうこうを見みせた「SARS」「MERS」と同おなじコロナウイルスの一種いっしゅである。; ウイルスの名称めいしょうが「SARS-CoV-2」で、それによる疾患しっかんを「COVID-19」と呼よぶ。単たんに「コロナ」「新型しんがたコロナ」「新型しんがた肺炎はいえん」と表記ひょうき・呼称こしょうされる場合ばあい、2020年ねん 4月がつ現在げんざいは上記じょうき2つの事ことを指ゆびす事ことが多おおい。

記号きごう・英字えいじ・数字すうじ

#うちで過すごそう: 「#StayAt Home」「#Sta yHome」の日本語にほんご版はんハッシュタグ。2020年ねん 3月27日にちに提唱ていしょうされ、賛同さんどうしたユーザーらが使用しようした。
3つの「密ひそか」（3密みつ、三さん密みつ）: 「密閉みっぺい・密集みっしゅう・密接みっせつ」を指ゆびし、これらを避さけることがCOVID-19の感染かんせん拡大かくだい防止ぼうしにつながるとされる。
4日にちルール: 発熱はつねつ4日にちルールとも。日本にっぽんにおけるCOVID-19感染かんせんの疑うたがいのある患者かんじゃへの検けん査・相談そうだん指ゆび針はり。37.5度ど以上いじょうの発熱はつねつが四よん日にち以上いじょう続つづく場合ばあいに検けん査及および相談そうだんの対たい象ぞうとするもの。
8割わりおじさん: 厚生こうせい労働省ろうどうしょうでコロナ対策たいさくに当あたった西浦にしうら博ひろし教授きょうじゅのあだ名な。新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを抑制よくせいする方策ほうさくとして、人ひととの接触せっしょくを8割わり減へらすよう提言ていげんしたことから。
BCG: BCG ワクチンの接種せっしゅがCOVID-19の感染かんせんを予防よぼうするという説せつがあるが、今いまのところエビデンスは無むい。^[1]
covidiot（コロナバカ）: covidとid iotを組くみ合あわせた造語ぞうごで、COVID-19が流行りゅうこうしているのに愚おろかなことをする人ひとに対たいする蔑称べっしょう。
ECMO（エクモ）: 「体外たいがい式しき膜まく型かた人工じんこう肺はい」のこと。重症じゅうしょう患者かんじゃに使用しようされる。扱あつかえる専門医せんもんいが足たりなくなる恐おそれが出でてきている。
GoTo キャンペーン: 日本にっぽん政府せいふが実施じっしした消費しょうひ喚起かんきのための経済けいざい政策せいさく。「GoTo トラベル」、「GoToEat」、「GoTo イベント」、「GoTo商店しょうてん街まち」の四よっつからなる。
MERS（中東ちゅうとう呼吸こきゅう器き症候群しょうこうぐん）: MERS コロナウイルスを原因げんいんとする感染かんせん症しょう。2012年ねんから現在げんざいにかけて流行りゅうこうしている。
MTGスペースゴジラカード名めい変更へんこう事件じけん: トレーディングカードゲーム「マジック：ザ・ギャザリング」の最新さいしんセット「イコリア：巨きょ獣じゅうの棲処」に「死しのコロナビーム」という文言もんごんがあったことにより差さし替かえとなった案件あんけん。
PCR検けん査: COVID-19の感染かんせん者しゃであるかどうかの判定はんていをする検けん査方法ほうほう。検けん査数かずの限界げんかいや検けん査拒否きょひが問題もんだいになっている。
SARS（重症じゅうしょう急性きゅうせい呼吸こきゅう器き症候群しょうこうぐん）: SARS コロナウイルスを原因げんいんとする感染かんせん症しょう。2002年ねんから2003年ねんにかけ広域こういきにて蔓延まんえんした。
Stay home（ステイ・ホーム）、Stay at home（ステイ・アット・ホーム）: 外出がいしゅつ自粛じしゅくを呼よびかけるためのスローガン。ツイッターではハッシュタグ「#StayAt Home」がトレンドに。
Stay the Fuck at Home: 「Stay at home」をさらに強つよくしたい方いかた。

あ行くだり

新あたらしい生活せいかつ様式ようしき: 日本にっぽんの厚生こうせい労働省ろうどうしょうが発表はっぴょうした行動こうどう指ゆび針はり。
アビガン: 本来ほんらいはインフルエンザのための薬くすりだが、COVID-19に対たいする治療ちりょう効果こうかが期待きたいされている。
アフターコロナ: COVID-19流行りゅうこう後ごのことだが、大おおきく分わけて「流行りゅうこうが始はじまって以降いこう（流行りゅうこう中ちゅう）」のことか、「終息しゅうそく後ご」のことを指ゆびす。
アベノマスク: マスク不足ふそくに伴ともない政府せいふが全ぜん世帯せたいに2枚まいづつ配布はいふするマスクと、その政策せいさくの俗称ぞくしょう。経済けいざい政策せいさくアベノミクスのもじり。
アマビエ: 疫病えきびょうが発生はっせいしたときに絵えにかいたり見みると良よいとされている妖怪ようかい。
家いえでプレイステーションをしてろ！: イタリア・バーリ市しの市長しちょうが外そとで遊あそんでいる人ひとに対たいして放はなったセリフ。
医療いりょう崩壊ほうかい: 患者かんじゃの数かずが病院びょういんのキャパシティを上回うわまわったり、院内いんない感染かんせんが発生はっせいするなどで、医療いりょう機関きかんが機き能のう不全ふぜんに陥おちいること。
インフォデミック: 根拠こんきょのない情報じょうほうの拡散かくさんとそれによる混乱こんらん。今回こんかいでいえば「トイレットペーパー騒動そうどう」がこれに当あたるか。
オーバーシュート: 「感染かんせん爆発ばくはつ」を指ゆびすが、この意味いみで使つかわれるのは日本にっぽんのみ。類語るいごに「アウトブレイク」「パンデミック」。
岡山おかやまに来きたことを後悔こうかいさせる男おとこ: 伊い原木はらき隆太りゅうた岡山おかやま県けん知事ちじが来らい県けん者しゃに検温けんおんを要請ようせいするという表明ひょうめいの中なかで、「取材しゅざいが来きて顔かおをさらされることはごめんだ、と思おもっていただければ。岡山おかやまに来きたことを後悔こうかいするようになればいい」と発言はつげんしたことによるもの。
俺おれコロナ（コロナおじさん）: 「俺おれはコロナ（COVID-19）の陽性ようせい患者かんじゃだ」などと吹聴ふいちょうして恫喝かつする迷惑めいわく事件じけん、及およびその人ひと。ほとんどの場合ばあいCOVID-19陰性いんせいでかつ男性だんせいである。

か行こう

逆ぎゃくオイルショック: 石油せきゆの先物さきもの価格かかくの大だい規模きぼな下落げらくのこと。コロナウイルスの世界せかい的てきな蔓延まんえんによる不ふ況きょうによって決定的けっていてきになった。なお2020年ねん以前いぜんからシェール革命かくめいにより石油せきゆ価格かかくの下落げらくが続つづいていた。
緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん: 国家こっか・地方自治体ちほうじちたい・組織そしきなどが有事ゆうじに際さいし注意ちゅうい喚起かんきのために布告ふこくする。特別とくべつな権限けんげんを行使こうしする場合ばあいもある。
クラスター: 「感染かんせん者しゃ集団しゅうだん」の意味いみ。クラスターの発生はっせいを早はや期きに把握はあくし対策たいさくすることが感染かんせん拡大かくだい防止ぼうしに重要じゅうようとされる。
敬意けいい・感謝かんしゃ・絆きずな: 安部あべ普ふ三さん首相しゅしょうが2020年ねん 5月4日にちに行いった記者きしゃ会見かいけんをTBSが要約ようやくしたもの。短みじかく纏まといめすぎた結果けっか精神せいしん論ろん的てきなものだと勘違かんちがいされた
コロナ禍か（か）、コロナショック: 新型しんがたコロナが招まねく危機きき的てき影かげ響ひびきや災厄さいやく的てき状況じょうきょう。コロナ渦うず（うず）は誤あやま表記ひょうき。
コロナ解雇かいこ: 新型しんがたコロナの影かげ響ひびきによる経営けいえい不振ふしんで解雇かいこを余儀よぎなくされること。
コロナ疎開そかい: 感染かんせん者しゃの多おおい都市とし部ぶから地方ちほうへ移動いどうする事こと。地方ちほうへの感染かんせん拡大かくだいや医療いりょう崩壊ほうかいを招まねくため控ひかえるべきとされる。
コロナ疲つかれ、コロナ鬱うつ: 外出がいしゅつ自粛じしゅくによるストレス、連日れんじつ続つづくニュース報道ほうどう、先さきの見みえない不安ふあんなどからくる心身しんしんの不調ふちょう。
コロナ離婚りこん、コロナ破局はきょく、コロナ DV: 外出がいしゅつ自粛じしゅく・在宅ざいたく勤務きんむなどで、家族かぞくが家いえの中なかで四六時中しろくじちゅう顔がおを合あわせる事ことになることから急増きゅうぞうしている。
コロハラ（コロナ・ハラスメント）: 咳せきをするだけで謝罪しゃざいさせられたり、近所きんじょに感染かんせん者しゃがいるだけで差別さべつされたり等ひとしの不当ふとうな扱あつかいを受うけること。

さ行ぎょう

自粛じしゅく警察けいさつ: 感染かんせん拡大かくだいによる自粛じしゅくに応おうじない者ものへの弾圧だんあつ行為こういのこと。
自粛じしゅく疲つかれ: 上記じょうきコロナ疲つかれ、コロナ鬱うつを参照さんしょう。
新型しんがたインフルエンザ等とうまん延えん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そち: 準じゅん緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん的てきな。
スーパー・スプレッダー: 大だい規模きぼ感染かんせんの感染かんせん源みなもととなった人物じんぶつを指ゆびす。そうなった原因げんいんにはさまざまな要因よういんがあるとされる。
巣すごもり: 鳥とりになぞらえ、外出がいしゅつを控ひかえ自宅じたくで過すごすことを指ゆびす。
ソーシャルディスタンス（社会しゃかい的てき距離きょり）: 感染かんせんを防ふせぐために人ひとと人ひととの間あいだに一定いっていの距離きょりをとる事こと。手ての届とどく範囲はんい=2m以上いじょうが目め安やすとされる。