【柔道じゅうどう】速はやすぎる…”秒びょう殺ころせ寝技ねわざ女子じょし”角田つのだ夏実なつみ、全ぜん4試合しあいの合計ごうけいわずか約やく4分ふんで優勝ゆうしょう！”もはや達人たつじん”の声こえ

2023/12/04（月つき）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2023/12/08 07:22）

　12月3日にち、柔道じゅうどうの国際こくさい大会たいかい『柔道じゅうどうグランドスラム東京とうきょう2023』（東京とうきょう体育館たいいくかん）女子じょし48kg級きゅうでは世界せかい選手権せんしゅけん3連覇れんぱでパリ五輪ごりんに内定ないていしている角田つのだ夏実なつみ（つのだ・なつみ/31＝SBC湘南しょうなん美容びようクリニック）が決勝けっしょうでフリア・フィゲロア（スペイン）をわずか25秒びょう、腕うで十字じゅうじで破やぶり金きんメダルに輝かがやいた。
 　彼女かのじょの初戦しょせん2回戦かいせんから決勝けっしょうまでのフィニッシュ時間じかんを全ぜん試合しあい（4試合しあい）合計ごうけいしてもたった4分ふん29秒びょう。1試合しあい平均へいきん69秒びょうと驚異きょういの数字すうじで間違まちがいなく大会たいかい最短さいたん時間じかんでの優勝ゆうしょうだ。

【フォト＆動画どうが】もはや達人たつじん級きゅう！角田つのだの”秒びょう殺ころせ”腕うで十じゅう字じの瞬間しゅんかん、表彰ひょうしょう式しきでの笑顔えがおも

　今回こんかいの角田つのだの決きまり手しゅは全すべて腕うで十字じゅうじだ。初戦しょせんの2回戦かいせんこそ2分ふん19秒びょうかかったが、3回戦かいせんではモンゴル選手せんしゅに54秒びょう、準決勝じゅんけっしょうではスウェーデン選手せんしゅに51秒びょう、そして決勝けっしょうでは21年ねん世界せかい3位いのフィゲロアに25秒びょうだった。19年ねん、角田つのだは52kg級きゅうから48kg級きゅうに階級かいきゅうを落おとして出場しゅつじょうしたグランドスラム大阪おおさかで肩かたの負傷ふしょうもありフィゲロアに敗やぶれ3位いとなったが、今回こんかいは息いきを乱みださず余裕よゆうの勝利しょうり。巴ともえ投なげに入はいり、あえて投なげ切きらずそこから腕うで十じゅう字じを決きめた。

　試合しあい後ごの会見かいけんで「パリ五輪ごりんでは相当そうとう研究けんきゅうはされてくると思おもう。その部分ぶぶんでその技わざが封印ふういんされた時ときにどう戦たたかうかということを考かんがえて試合しあいに挑いどみました。しかし最初さいしょの試合しあいの1〜2分ふんでもう痺しびれを切きらしてしまい（笑）」といろんなバリエーションの柔道じゅうどうをしたかったが、初戦しょせんの2回戦かいせん、2分ふんすぎて痺しびれを切きらし、早はやく極きめに行いってしまったと語かたった。そして「勝かつことも自分じぶんの自信じしんになるかなと」と以降いこう、秒びょう殺ころせで決きめに行いった。

　サンボや柔術じゅうじゅつの要素ようそも取とり入いれ練習れんしゅうをしているという角田つのだ、21年としから今年ことしまでの３度どの世界せかい選手権せんしゅけんもオール一本いっぽん勝がちで優勝ゆうしょうと爆ばく進しん中ちゅう！今回こんかいの試合しあいにSNSでは「まさに秒びょう殺ころせだ」「金きんメダルが確定かくていに近ちかい」「もはや達人たつじんの域いき」など驚おどろきの声こえが多おおく上あがった。パリ五輪ごりんでもこの勢いきおいで金きんメダルが期待きたいされる。

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